JP2567894Y2 - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP2567894Y2
JP2567894Y2 JP1991067466U JP6746691U JP2567894Y2 JP 2567894 Y2 JP2567894 Y2 JP 2567894Y2 JP 1991067466 U JP1991067466 U JP 1991067466U JP 6746691 U JP6746691 U JP 6746691U JP 2567894 Y2 JP2567894 Y2 JP 2567894Y2
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JP
Japan
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shaft
flange
gear
case
stepping motor
Prior art date
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JP1991067466U
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JPH0518281U (ja
Inventor
靖裕 伊藤
純一 清原
勇治 本間
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はステッピングモータに
関するものであり、特に、ステッピングモータのフラン
ジに、該ステッピングモータのロータ軸に軸着したギヤ
ーと歯合する他のギヤーの軸を固設したステッピングモ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種ステッピングモータを図8及
び図9に従って説明する。同図に於てステッピングモー
タ1は、コイルを巻装したボビンと、該ボビンを組付け
たステータと、該ステータの中心孔に遊嵌したロータ等
を内装したケース2と、該ケース2の前端開放部に取付
けたフランジ3とから成り、且つ、ロータ軸4はフラン
ジ3の中心部に突設され、之にギヤー5が軸着されてい
る。更に、該フランジ3にはモータ取付板6が当接さ
れ、該モータ取付板6に軸7をスポット溶接等の手段に
よって固設し、そして、該軸7に前記ロータ軸4に軸着
したギヤー5に歯合するためのギヤー8を軸着してい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例はケース内
に内嵌されているステータとフランジとの間には全くス
ペースがないため、該フランジにロータ軸に軸着したギ
ヤーと歯合するためのギヤーを軸着する軸等を固設する
ことはできなかった。従って、該軸を固設したモータ取
付板を別に設け、該モータ取付板を前記フランジの外側
面に取付けているので、ステッピングモータの取付けが
面倒であると共に部材が多くなり、コスト高の要因とな
っている。
【0004】そこで、部品点数を削減し、コストダウン
に寄与できるステッピングモータを得るために解決せら
るべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課
題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案せられたものであり、コイルを巻装
したボビンと、該ボビンを組付けたステータと、該ステ
ータの中心孔に遊嵌されたロータとを内嵌した筒状ケー
スと、該筒状ケースの前端開放部に取付けたフランジと
から成り、且つ、前記ロータのロータ軸先端部は、ケー
スの前方へ突出されて該突出部位にギヤーが軸着されて
おり、一方、該ギヤーに噛合する他のギヤーを軸着した
軸が該ロータ軸の前記突出部位と平行にケースの前方へ
突出するように配設されて成るステッピングモータに於
て、該ステッピングモータの前記ケース前端開放縁部内
側部を切欠して段設部を形成し、該ケースの前端開放縁
部に取付けられるフランジの周縁部に折曲部を形成し、
該折曲部を前記ケースの段設部に嵌合すると共に、前記
ロータ軸に軸着したギヤーと噛合する他のギヤーの軸の
端部を該フランジに設けた孔を貫通せしめて、該フラン
ジの折曲部によって形成されるステータとの間の一定の
スペース内に嵌挿し、該スペース内にて該軸の端部をカ
シメて該軸を該フランジに固設したことを特徴とするス
テッピングモータを提供するものである。
【0006】
【作用】ステッピングモータのケースに内嵌されたステ
ータと、之に対峙するフランジとの間に於て、該ケース
の前端開放縁部の段設部に嵌合された該フランジの周縁
部の折曲部によって一定のスペースが形成される。即
ち、該フランジの周縁部の前記折曲部の内側面はケース
の前記段設部に嵌合すると共にステータの周辺部前面も
押圧することになるので、該ステータとフランジの双方
の中間部に於て一定のスペースが形成されることにな
る。依って、このスペースを用いることにより該フラン
ジの内側面に、ロータ軸に軸着したギヤーと歯合する他
のギヤーの軸の端部を挿入してカシメる。斯くして、該
軸をフランジに固定できる。而して、このカシメ部はス
テータとは全く干渉しないので、ステッピングモータの
組付けも良好となる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例を添付図面に従っ
て説明する。尚、説明の都合上、従来例と対象部分は同
一符号を用いるものとする。図1はステッピングモータ
1の側面図、図2は同正面図である。同図に於て2はケ
ースである。該ケース2は前面が開放されており、この
開放部にフランジ3が取り付けられている。又、4はロ
ータ軸であり、該ロータ軸4は前記ケース2内に内嵌さ
れているロータ(図示せず)から前記フランジ3の中心
孔を介して前方へ突出されており、そして、該ロータ軸
4の該突出部位にギヤー5が軸着されている。而して、
前記ケース2内にボビン9を組み付けたステータ10,
10,10が内嵌されており、そして、該ステータ1
0,10,10の中心孔に前記ロータが回転自在に内嵌
されている。 又、7は後述するように前記フランジ3に
固設された軸であり、該軸7は該フランジ3の外方へ前
記ロータ軸4の突出部位と平行に配設されており、そし
て、該軸7に前記ロータ軸4に軸着されているギヤー5
と噛合する他のギヤー8が軸着されている。
【0008】又、ケース2は図3及び図4に示す如く、
前面を開放した筒状体にて形成され、その開放縁部は内
側部を切欠して段設部11を形成している。一方、図5
及び図6に示す如く、このケースの開放部に取付けられ
るフランジ3の周辺部の所々にケース側に折曲された折
曲部12,12…を設け、該折曲部12,12…を前記
ケースの段設部11に嵌合する。又、該折曲部12,1
2…の一部は該ケース2に内嵌されているステータ10
の前面10aの周辺部も押圧して、該ステータ10をケ
ース2内に密嵌する。
【0009】斯くの如く、ケース2の前記段設部11に
周辺折曲部12,12…を嵌合したフランジ3は該周辺
部12,12…側にケース2の端縁をカシメ13,13
…して固定する。斯くして、前記ステータ10の前面1
0aと、フランジ3との間に一定のスペースtが形成さ
れる。そこで、このスペースtを利用し、前記軸7の端
部をフランジ3に設けた穴に嵌挿し乍ら該端部を該スペ
ースt内に挿入して該端部を該スペースt内でフランジ
3にカシメ7aする。然るときは、該軸7はフランジ3
に固設されると共に、前記ステータ10の前面10aに
は全く干渉しないので、ステッピングモータ1の組み付
けに支障を及ぼすことはない。斯くして、該軸7にギヤ
ー8を軸着してロータ軸4に軸着したギヤー5と噛合さ
せるのである。
【0010】尚、図中符号14はリード線であり、15
は該リード線のホルダーを示す。該ホルダー15は前記
ケース2に設けられた切欠部2aに嵌合されて露呈する
ように構成されている。又、この考案は、この考案の精
神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そし
て、この考案が該改変せられたものに及ぶことは当然で
ある。
【0011】
【考案の効果】この考案の一実施例は叙述せる如き構成
に係るから、ケース前面に取付けられるフランジに穴を
穿設し、該穴に軸を挿入し、該フランジの裏側にて該軸
をフランジにカシメて固定するのであるが、このカシメ
部はケースに内嵌されているステータの前面と該フラン
ジとの間に形成される一定のスペースに遊挿されること
になるので、前記ステータには全く干渉せず、ステッピ
ングモータの組付けに支障を及ぼすようなことは全くな
い。斯くして、従来のように別製のモータ取付板を設け
て、該モータ取付板にピンを固設する必要もなくなり、
ステッピングモータの組付けも容易となり、小型化して
コストダウンにも寄与できる等、正に、諸種の実用的価
値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のステッピングモータの側面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】ケースの正面図
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】フランジの正面図
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】図2のC−C線断面図。
【図8】従来型のステッピングモータの取付状態を示す
正面図。
【図9】図8の側面図。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 ケース 3 フランジ 4 ロータ軸 5(8) ギヤー 7 軸 11 段設部 12 折曲部 13 カシメ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−288678(JP,A) 特開 平2−168831(JP,A) 特開 昭62−138053(JP,A) 実開 平1−180182(JP,U) 実開 昭58−57272(JP,U) 実開 昭63−120558(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻装したボビンと、該ボビンを
    組付けたステータと、該ステータの中心孔に遊嵌された
    ロータとを内嵌した筒状ケースと、該筒状ケースの前端
    開放部に取付けたフランジとから成り、且つ、前記ロー
    タのロータ軸先端部は、ケースの前方へ突出されて該突
    出部位にギヤーが軸着されており、一方、該ギヤーに噛
    合する他のギヤーを軸着した軸が該ロータ軸の前記突出
    部位と平行にケースの前方へ突出するように配設されて
    成るステッピングモータに於て、該ステッピングモータ
    の前記ケース前端開放縁部内側部を切欠して段設部を形
    成し、該ケースの前端開放縁部に取付けられるフランジ
    の周縁部に折曲部を形成し、該折曲部を前記ケースの段
    設部に嵌合すると共に、前記ロータ軸に軸着したギヤー
    と噛合する他のギヤーの軸の端部を該フランジに設けた
    孔を貫通せしめて、該フランジの折曲部によって形成さ
    れるステータとの間の一定のスペース内に嵌挿し、該ス
    ペース内にて該軸の端部をカシメて該軸を該フランジに
    固設したことを特徴とするステッピングモータ。
JP1991067466U 1991-08-26 1991-08-26 ステッピングモータ Expired - Lifetime JP2567894Y2 (ja)

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JPH0518281U JPH0518281U (ja) 1993-03-05
JP2567894Y2 true JP2567894Y2 (ja) 1998-04-08

Family

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Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5857272U (ja) * 1981-10-14 1983-04-18 東芝テック株式会社 減速機構付電動機
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DE3828464A1 (de) * 1988-08-22 1990-03-01 Vdo Schindling Kreuzspul-drehmagnetanordnung

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JPH0518281U (ja) 1993-03-05

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