JPH11103542A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JPH11103542A
JPH11103542A JP21267998A JP21267998A JPH11103542A JP H11103542 A JPH11103542 A JP H11103542A JP 21267998 A JP21267998 A JP 21267998A JP 21267998 A JP21267998 A JP 21267998A JP H11103542 A JPH11103542 A JP H11103542A
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yoke
inner peripheral
magnetic pole
magnetic
electric machine
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁極側面3aからの磁気洩れを低減できる回
転電機を提供すること。 【解決手段】 ヨーク2の内周面にはフェライト等の永
久磁石から成る複数の磁極3が周方向に等間隔に配置さ
れている。ヨーク2には、周方向に隣合う磁極3間の壁
部に、内周側から外周側へ向かって膨らむ膨出部5が軸
方向に沿って設けられている。この膨出部5は、その断
面形状が半円形状に形成され、且つヨーク2の円筒壁部
2aとアール5aによって結ばれている。ここで、磁極
側面3aと膨出部5の内周面との成す角度θ2 は、磁極
側面3aとヨーク2の円筒壁部2aの内周面との成す角
度θ1 に対し、θ2 >θ1 となる様に構成されている。
また、ヨーク2の開口端部は、エンドカバーによって閉
塞され、そのエンドカバーが複数本の通しボルト4によ
って締め付け固定されている。この通しボルト4は、ヨ
ーク2に形成された膨出部5の内側を通って配設されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヨークの内周面に
永久磁石から成る複数の磁極を配置した固定子を有する
回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁極として永久磁石を用いた
固定子では、巻線式より鋼板製ヨークの板厚を薄くでき
るため、小型軽量化に好適である。しかし、ヨークの板
厚が薄くなると、高振動下において使用されるスタータ
に用いた場合、ヨークの剛性が低いために、エンジン等
の外部からの振動と共振することがある。この場合、締
結部材である通しボルトに緩みが生じ、その結果、各部
品同士間の異常摩耗等が発生することが考えられる。こ
の解決策として、特開平8−163798号公報では、
周方向に隣合う磁極(永久磁石)間において、ヨークの
円筒壁部に外周側から内周側へ向けて窪んだ凹部を設
け、この凹部に通しボルトを配設した回転電機が記載さ
れている(図4参照)。この場合、凹部がリブの作用を
果たし、通しボルトの締め付け力を凹部の端面によって
受けることができるため、ヨークの板厚を薄くしても十
分な剛性を確保できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の様に
ヨークの円筒壁部に凹部を設けると、その凹部が周方向
に隣合う磁極間に入り込んでくるため、ヨークの円筒壁
部に凹部を設けていない場合より、磁極側面とヨーク
(凹部)との距離が小さくなる。その結果、磁極側面と
ヨーク(凹部)との間の磁気洩れが増加して、回転電機
の性能が低下するという問題があった。本発明は、上記
事情に基づいて成されたもので、その目的は、ヨークの
内周面に永久磁石から成る磁極を備えた回転電機におい
て、磁極側面からヨークへの磁気洩れを低減でき、且つ
剛性に優れた回転電機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(請求項1及び2の手段)ヨークには、周方向に隣合う
磁極間に、ヨーク内周面と磁極側面との交点付近を起点
として内周側から外周側へ向かって膨らむ膨出部が軸方
向に沿って設けられている。この場合、磁極側面とヨー
ク内周面との交点において磁極側面とヨーク内周面の接
線とが成す角度より、磁極側面と膨出部の起点から外周
側へ伸びる膨出部内周面との成す角度の方が大きくな
る。これにより、従来の様に磁極間のヨークに内周側へ
窪む凹部を設けた場合より、磁極側面とヨーク(膨出
部)との距離を大きくできるため、磁極側面からヨーク
への磁気洩れを低減でき、その結果、回転電機の性能向
上を達成できる。
【0005】(請求項3の手段)周方向に隣合う磁極間
に補助磁極を配置したことにより、補助磁極の減磁性能
を向上できる。つまり、ヨークの筒状壁部に設けた膨出
部の内周側に補助磁極が配置されるため、ヨークに膨出
部がない場合よりヨークの内周面(膨出部の内周面)と
補助磁極との距離を大きくすることができる。これによ
り、補助磁極を含む磁気回路の磁気抵抗が大きくなるた
め、結果的に補助磁極の減磁性能を向上できることにな
る。
【0006】(請求項4の手段)通しボルトが膨出部の
内周側を通って配設されている。この場合、従来の様に
ヨークに凹部を設けて、その凹部に通しボルトを配設し
た場合より、通しボルトの締め付け力を受けるヨーク端
面(座面)の面積を大きく確保できるため、座面の座乗
性(座りの良さ)を向上できる。また、座面の座乗性向
上により、ヨークの開口端部を閉塞する閉塞部材の剛性
を高める必要がなくなるため、従来の鋼板やアルミダイ
カスト等の金属に代えて、例えば樹脂製とすることも可
能となる。その結果、更なる軽量化、低コスト化を図る
ことができる。
【0007】(請求項5の手段)電磁スイッチの駆動力
を受けて回転規制部材を作動させるレバーは、アーマチ
ャの径方向外側を通って直線状に延びる棒状部を有し、
この棒状部が膨出部の内周側に配設されている。この場
合、ヨークの膨出部をレバーの棒状部を収納する収納ス
ペースとして利用できるため、新たにレバーの棒状部を
収納するための収納スペースを設ける必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の回転電機を図面に
基づいて説明する。図1は固定子1の径方向断面図であ
る。本実施例の回転電機は、例えば自動車用スタータに
用いられる直流モータであり、図1に示す様に、ヨーク
2の内周面に複数の磁極3を有する固定子1(界磁)を
備える。ヨーク2は、磁性体である軟鋼板製で略円筒状
に形成され、少なくとも軸方向一端側の開口端部が図示
しないエンドカバー(本発明の閉塞部材)によって閉塞
されて、複数本(図1では2本)の通しボルト4により
締め付け固定されている。磁極3は、フェライト等の永
久磁石から成り、略直方体形状に設けられてヨーク2の
周方向に等間隔に配置され、径方向にS極とN極が現れ
る様に着磁されている。但し、周方向に隣合う磁極3同
士は、図1に示す様に、互いの磁極3が異なる様に(つ
まり、各磁極3が周方向に交互にS極、N極となる様
に)着磁されている。
【0009】また、ヨーク2には、周方向に隣合う磁極
3間に、ヨーク2内周面と磁極側面3aとの交点付近を
起点として内周側から外周側へ向かって膨らむ膨出部5
が軸方向に沿って設けられている。この膨出部5は、図
1に示す様に、その断面形状が半円形状に形成され、且
つヨーク2の円筒壁部2aとアール5aによって結ばれ
ている。ここで、磁極側面3aと膨出部5の内周面との
成す角度θ2 は、磁極側面3aとヨーク2の円筒壁部2
aの内周面との成す角度θ1 に対し、以下の関係(数
1)が成り立つ様に構成されている。
【数1】θ2 >θ1 なお、通しボルト4は、図1に示す様に、それぞれ膨出
部5の内周に近接して配設されている。
【0010】本実施例の様に、固定子1の磁極3として
永久磁石を用いた場合、特に多用されるフェライト磁石
と空気との透磁率が略等しいため、磁極側面3aからの
磁気洩れが性能に影響する。この磁気洩れは、下記の数
式(数2)で求められる洩れパーミアンス係数Peで表
される。
【数2】 Pe=(180/π・θ)×(Lm/Am)×Wm なお、Lm:磁石(磁極3)の径方向厚さ、Am:磁石
(磁極3)の断面積、Wm:磁石(磁極3)の軸方向
幅、θ:磁石側面(磁極側面3a)とヨーク2内周面と
の成す角度(図2参照)。また、磁極3の有効磁束量Φ
mは、下記の数式(数3)により求められる。
【数3】Φm=(Bd−2Pe・Hd)×Am 上記の関係により、洩れパーミアンス係数Peで表され
る磁気洩れを小さくするためには、θをできる限り大き
くとることが有効であり、その結果、有効磁束量Φmが
増加して回転電機の出力が向上することが分かる。
【0011】(本実施例の効果)本実施例によれば、ヨ
ーク2の磁極3間に内周側から外周側へ向かって膨らむ
膨出部5を設けたことにより、磁極側面3aと膨出部5
の内周面との成す角度θ2 を磁極側面3aとヨーク2の
円筒壁部2aの内周面との成す角度θ1 より大きく取れ
るため、上述の関係(数2及び数3)からも分かる様
に、磁極側面3aからの磁気洩れを小さくできる。その
結果、有効磁束量Φmが増加して回転電機の出力を向上
できる。また、通しボルト4を膨出部5の内側に通し、
且つ膨出部5の内周面に近接して配設したことにより、
膨出部5がない場合(周方向に隣合う磁極3間に通しボ
ルト4を配設している)と比較して、通しボルト4と磁
極側面3a間の距離を大きく取ることができる。その結
果、隣接する磁極3間の磁気洩れを低減できる効果があ
る。これは、耐振性を高めるために通しボルト4を多く
(3本以上)使用した時(但し、最大極数分)に、特に
効果が大である。
【0012】更に、本実施例では、通しボルト4の締め
付け力を受けるヨーク2端面(座面)の座乗性を向上さ
せることができる。つまり、図3に示す様に、通しボル
ト4の中心Oからヨーク2の内周面に接する2本の接線
Xを引いた場合、膨出部5を含む2本の接線Xの成す角
度αは180度より大きくなる。一方、従来技術で説明
した様に、ヨーク2の磁極3間に凹部6を形成した場合
は、図4に示す様に、通しボルト4の中心Oからヨーク
2の外周面に接する2本の接線Yを引くと、凹部6を含
む2本の接線Yの成す角度βは180度より小さくな
る。なお、図3及び図4において一点鎖線で示す円4a
は、通しボルト4の頭部直径を表す想像線である。ま
た、図中のφDは、径方向の対向位置に配設された通し
ボルト4間の直径である。
【0013】以上により、本実施例の方が従来の場合よ
り通しボルト4の締め付け力を受ける座面の面積を大き
く取ることができるため、座面の座乗性が向上し、通し
ボルト4を強く締め付けた場合でも座面が傾くことがな
く、より強い締め付け力を確保することができる。これ
により、ヨーク2の開口端部を塞ぐエンドカバーの剛性
を高める必要がないため、エンドカバーを従来の鋼板や
アルミダイカスト等の金属に代えて、例えば樹脂製とす
ることも可能となり、更なる軽量化、低コスト化を図る
ことができる。上述の様に、本発明によれば、従来より
性能を向上できるとともに、軽量且つ低コストの回転電
機を提供できる。これは、軽量で高出力が要求され、且
つ高振動下で使用されるスタータモータとして好適であ
る。
【0014】(第2実施例)図5は固定子1の径方向断
面図である。本実施例は、ヨーク2の磁極3間に設けた
膨出部5の形状を変更して更なる出力向上を図った一例
を示すものである。膨出部5は、図5に示す様に、ヨー
ク2の円筒壁部2aに対して略直線状に結ばれている。
この場合、磁極側面3aと膨出部5の略直線部5bとの
成す角度θ3 は、第1実施例に示したθ2 より大きく
(θ3 >θ2 )することができるため、磁極側面3aか
らの磁気洩れを更に小さくでき、より大きな効果(磁気
洩れ低減による出力向上)を得ることができる。
【0015】(第3実施例)図6は回転電機の径方向断
面図である。本実施例では、周方向に隣合う磁極3(以
下、主磁極3と呼ぶ)間に補助磁極7を配設した一例を
示す。補助磁極7は、主磁極3と同様にフェライト等の
永久磁石から成り、周方向にS極とN極が現れる様に着
磁されている。但し、隣接する主磁極3の内面側と極性
が同一となる様に着磁されている。この補助磁極7は、
図7に示す様に、主磁極3間の電機子起磁力の最大点に
位置するため、補助磁極7の減磁性能は、補助磁極7を
含む磁気回路(図6に破線で示す)の磁気抵抗が大きく
影響する。つまり、磁気回路の磁気抵抗が大きくなる
程、補助磁極7の減磁性能が向上する。なお、図6及び
図7において、電機子(アーマチャ)を符号8で示す。
【0016】ここで、磁気抵抗Rは、下記の数式(数
4)により求められる。
【数4】R=L/μ・A L:補助磁極7とヨーク2内周面との距離 A:補助磁極7の断面積 μ:空気の透磁率 この数式より、補助磁極7とヨーク2内周面との距離L
が大きくなる程、磁気抵抗Rも大きくなることが分か
る。本実施例では、周方向に隣合う主磁極3間に補助磁
極7を配置しているため、図6に示す様に、補助磁極7
とヨーク2内周面との距離Lは、補助磁極7と膨出部5
の内周面との距離L2 となり、膨出部5がない時の距離
L1 より大きくなる。この結果、膨出部5がない時より
磁気抵抗が大きくなり、補助磁極7の減磁性能が向上す
るため、主磁極3間の漏洩磁束が更に低減されて出力向
上を図ることができる。
【0017】(第4実施例)次に、本発明の固定子を具
備するスタータの実施例を図8〜図12に基づいて説明
する。図8はスタータ10の全体断面図である。なお、
第1〜第3実施例に記載した同一名称の部品(ヨーク
2、磁極3、通しボルト4、膨出部5、アーマチャ8)
については、そのまま同一符号を付けて説明する。スタ
ータ10は、通電を受けて回転力を発生するスタータモ
ータ11、このスタータモータ11の回転軸と同軸に配
された出力軸12、スタータモータ11の回転力を出力
軸12へ伝達する回転力伝達手段(後述する)、出力軸
12の外周に嵌め合されたピニオン13、このピニオン
13をエンジンのリングギヤ(図示しない)に噛み合わ
せる際に、ピニオン13が出力軸12上を移動する推力
を得るためにピニオン13の回転を規制する回転規制部
材14、ピニオン13がリングギヤと噛み合った後にピ
ニオン13の後退を規制する後退規制部材15、スター
タモータ11の後方に配置されたマグネットスイッチ1
6等より構成されている。
【0018】(スタータモータ11の説明)スタータモ
ータ11は、ヨーク2、磁極3、アーマチャ8、ブラシ
17等より構成されている。ヨーク2は、円筒状に設け
られ、その後端側(図8の右端側)に配置される軸受保
持板18とともにハウジング19とエンドカバー20と
の間に挟持されている。アーマチャ8は、回転軸を成す
シャフト21、このシャフト21の外周に設けられたコ
ア22、このコア22に巻装されたコイル23等より構
成され、コイル23の後端面をコンミテータとして形成
している。このアーマチャ8は、出力軸12の後方でシ
ャフト21が出力軸12と同軸に配され、シャフト21
の一端側が隔壁部24に配設された軸受25を介して回
転自在に支持され、シャフト21の他端側が軸受保持板
18に保持された軸受26を介して回転自在に支持され
ている。隔壁部24は、アーマチャ8と遊星歯車減速装
置(後述する)とを区画するもので、ヨーク2の前端側
にヨーク2と一体に設けられている。ブラシ17は、軸
受保持板18に係合したホルダ27に保持され、エンド
カバー20に組み込まれたスプリング(図示しない)に
よりコンミテータ(コイル23の後端面)に押圧されて
いる。
【0019】(出力軸12の説明)出力軸12は、その
先端が軸受28を介してハウジング19の先端部に回転
自在に支持され、後端部が軸受29を介してセンタケー
ス30に回転自在に支持されている。センタケース30
は、ハウジング19の後端側内周に固定されて、回転力
伝達手段の外周を覆っている。
【0020】(回転力伝達手段の説明)回転力伝達手段
は、遊星歯車減速装置と一方向クラッチとから構成され
る。遊星歯車減速装置は、スタータモータ11の回転速
度を減速して、スタータモータ11の出力トルクを増大
する減速装置であり、シャフト21の先端外周に形成さ
れたサンギヤ31、このサンギヤ31の外周に噛み合う
3個の遊星ギヤ32、各遊星ギヤ32と噛み合うインタ
ーナルギヤ33、及び出力軸12の後端に装着されたプ
ラネットキャリア34より構成される。3個の遊星ギヤ
32は、それぞれプラネットキャリア34に固定された
ピン35に軸受36を介して回転自在に支持されてい
る。一方向クラッチは、周知の機能を有するもので、プ
ラネットキャリア34が兼ねるクラッチアウタ、出力軸
12に設けられたクラッチインナ37、及びローラ38
等により構成されている。
【0021】(ピニオン13の説明)ピニオン13は、
ハウジング19の内部で出力軸12の先端寄り外周にヘ
リカルスプライン嵌合されて、ピニオン13の先端側に
配されたスプリング39により常時出力軸12の後方
(図8の右方向)へ付勢されている。スプリング39
は、ピニオン13の前方で出力軸12の外周に嵌め合わ
されたシャッタ40を介してピニオン13を付勢してい
る。シャッタ40は、ピニオン13の移動に連動してハ
ウジング19のリングギヤ側に開口する開口部(図示し
ない)を開閉するものである。ピニオン13の後端側に
は、ピニオン13より外径寸法が大径で、その外周に多
数の凹部41aが形成されたフランジ41が一体に設け
られている。なお、凹部41aは、ピニオン13の外歯
枚数より多く形成されている。また、フランジ41の後
端側には、スラストベアリング42を介してピニオン1
3の回転方向に回転自在なスラストリング43が組付け
られている。
【0022】(後退規制部材15の説明)後退規制部材
15は、図9(回転規制部材14と後退規制部材15と
を図8のA方向から見た矢視図)に示すように、プレー
ト44に設けられた2つのプレート突起部44a、44
bにそれぞれ配設された穴(図示しない)に係合する接
続部15aと、回転規制部材14の第1の突起部14a
に当接する当接部15bとから構成されている。後退規
制部材15の外周の一部は、スラストリング43に設け
られた2つの爪部(図示しない)によって係合され、ピ
ニオン13とともに、前記穴を支点として後退規制部材
15が揺動する。プレート44は、ハウジング19とセ
ンタケース30との間に挟持され、外周に設けられた突
起44c(図9参照)がハウジング19に設けられた溝
(図示しない)に係合して回転方向の位置決めがされて
いる。
【0023】(回転規制部材14の説明)回転規制部材
14は、棒状の金属材を巻回して形成され、それぞれの
先端部には、後退規制部材15の当接部15bに当接す
る第1の突起部14aと、レバー45(後述する)に設
けられた作動部45aに当接する第2の突起部14bと
が設けられるとともに、この第1、第2の突起部14
a、14bが径方向の対向位置で同一方向へ直角に曲げ
起こされて突出している。この回転規制部材14は、セ
ンタケース30とプレート44との間の空間部に収納さ
れ、第1、第2の突起部14a、14bがプレート44
から前方に取り出されており、空間部を図9のB−C方
向に移動可能に配置されている。また、回転規制部材1
4は、プレート44に取り付けられたリターンスプリン
グ46によって常時図9のB方向へ付勢されており、レ
バー45を介してマグネットスイッチ16の吸引力が第
2の突起部14bに伝達されると、回転規制部材14全
体がリターンスプリング46の付勢力に抗して図9のC
方向へ移動し、マグネットスイッチ16がオフされて吸
引力が消滅すると、リターンスプリング46の付勢力に
より図9のB方向へ移動して初期位置へ復帰する。
【0024】(マグネットスイッチ16の説明)マグネ
ットスイッチ16は、図8に示すように、軸受保持板1
8の後端側に保持されて、エンドカバー20の内側に配
され、スタータモータ11のシャフト21に対して動作
方向が交差するように固定されている。このマグネット
スイッチ16は、スイッチカバー47、コイル48、固
定鉄心49、プランジャ50、スプリング51、及びロ
ッド52等により構成されている。スイッチカバー47
は、磁性体製(例えば鉄製)でカップ状にプレス成形さ
れ、カバー底面(図8の下面)の中央部に、プランジャ
50を摺動自在に挿通する挿通穴が空けられている。コ
イル48は、車両の始動スイッチ(イグニッションスイ
ッチ/図示しない)を介して車載バッテリ(図示しな
い)に接続され、始動スイッチがオンされて通電される
ことにより磁力を発生する。
【0025】固定鉄心49は、コイル48の上端側に配
されて、スイッチカバー47の開口部にかしめ固定され
ている。プランジャ50は、磁性体製(例えば鉄製)で
略円柱形状を呈し、コイル48の中空内部に固定鉄心4
9と対向して配置され、コイル48への通電時に磁化さ
れた固定鉄心49側(図8の上方)へ吸引される。な
お、プランジャ50の底部には、レバー45の移動部4
5bが係合されている。スプリング51は、コイル48
の内周でプランジャ50と固定鉄心49との間に介在さ
れ、固定鉄心49に対してプランジャ50を図8の下方
へ付勢している。即ち、コイル48への通電が停止され
た時に、それまでスプリング51の付勢力に抗して固定
鉄心49側へ吸引されていたプランジャ50を初期位置
へ復帰させる。ロッド52は、プランジャ50の上部側
に固定されて、コイル48の中空内部を通り、固定鉄心
49の中央部に空けられた貫通穴を摺動自在に貫通して
上方へ突出されている。
【0026】マグネットスイッチ16の接点構造は、エ
ンドカバー20に取り付けられた端子ボルト53、この
端子ボルト53の頭部53aに固定され、起動抵抗体5
4が接続された固定接点55、正極側ブラシのリード線
(図示しない)に接続される主可動接点56、この主可
動接点56に銅板を介して接続される副可動接点57よ
り構成される。端子ボルト53は、エンドカバー20の
底壁を貫通して先端側がエンドカバー20の外部に露出
した状態で取付けられ、ワッシャ58の締め付けにより
エンドカバー20に固定されている。この端子ボルト5
3は、給電線(図示しない)により車載バッテリの正極
に接続されている。固定接点55は、エンドカバー20
の内部で端子ボルト53の頭部53aに溶接等により固
定されている。主可動接点56は、固定接点55に対向
して配置され、マグネットスイッチ16のロッド52に
摺動自在に嵌め合わされている。
【0027】起動抵抗体54は、例えばニッケル線をコ
イル状に巻回して設けられ、一端が固定接点55に接続
され、他端が副可動接点57に対向して配置される。副
可動接点57は、起動抵抗体54に対向して配置され、
マグネットスイッチ16がオンされてプランジャ50が
吸引されると、ロッド52の移動に伴って端子ボルト5
3に電気的に接続される起動抵抗体54に当接し、マグ
ネットスイッチ16がオフされると、固定鉄心49の外
側端面に当接して電気的に導通状態となっている。な
お、主可動接点56と固定接点55との間隔より副可動
接点57と起動抵抗体54との間隔の方が小さく設定さ
れており、マグネットスイッチ16がオンされてプラン
ジャ50が固定鉄心49側へ吸引された時は、主可動接
点56が固定接点55に当接する前に副可動接点57が
端子ボルト53に電気的に接続される起動抵抗体54に
当接して、バッテリ電圧が起動抵抗体54を介してスタ
ータモータ11のアーマチャ8に印加される。
【0028】(レバー45の説明)レバー45は、適度
な弾性を有する材料、例えば鉄から形成されている。こ
のレバー45は、プランジャ50に係合し、プランジャ
50に連動して移動する移動部45b(図10参照)
と、回転規制部材14の第2の突起部14bに当接して
回転規制部材14を作動させる作動部45a(図9参
照)と、移動部45bと作動部45aとを連結する直線
棒状の棒状部45cとから構成される。この棒状部45
cは、図11(固定子1の断面図)に示すように、ヨー
ク2の膨出部5内に配置され、アーマチャ8のシャフト
21と略平行に延びている。移動部45bと作動部45
aは、棒状部45cの軸を中心に径方向外側に向かって
棒状部45cの両端からそれぞれ延びており、棒状部4
5cの軸を中心として移動部45bと作動部45aとの
成す角度は、所定の角度(例えば60度程度)である。
棒状部45cは、2つの樹脂から成る軸受59、60に
よって軸支されている。一方の軸受59はハウジング1
9とセンタケース30との間で挟持され、他方の軸受6
0はエンドカバー20と軸受保持板18との間で挟持さ
れている。
【0029】エンドカバー20には、図12に示すよう
に、通しボルト4(本実施例では2本)が挿入され、且
つ頭部4aが当接する貫通穴20aが形成されている。
そして、通しボルト4の先端の雄ネジ部4bをエンドカ
バー20の貫通穴20aに貫通させて、ハウジング19
の雌ネジ部19aに螺合させ、エンドカバー20とハウ
ジング19とを強固に固定している。なお、2本の通し
ボルト4は、図11に示すように、径方向に対向するヨ
ーク2の膨出部5内に収納されている。また、通しボル
ト4及びレバー45の棒状部45cが収納されていない
ヨーク2の膨出部5は、ヨーク2内の空気通路を形成し
ている。
【0030】次に、本実施例の作動を説明する。乗員に
より始動スイッチがオンされて、マグネットスイッチ1
6のコイル48が通電されると、プランジャ50がスプ
リング51の付勢力に抗して、磁化された固定鉄心49
側へ吸引される。このプランジャ50の移動に伴ってレ
バー45の移動部45bが棒状部45cの軸を中心に回
動し、さらに棒状部45cの軸を中心にして作動部45
aが回動することにより、作動部45aが回転規制部材
14の第2の突起部14bに当接しながら、その回転規
制部材14が図9のC方向へ所定量移動して、第1の突
起部14aがフランジ41の外周に設けられた凹部41
aに係合することにより、ピニオン13の回転が規制さ
れる。
【0031】一方、プランジャ50の上昇に伴って副可
動接点57が端子ボルト53に電気的に接続されている
起動抵抗体54に当接し、起動抵抗体54を介して正極
側ブラシに通電されることによりスタータモータ11が
起動されてアーマチャ8が低電圧で印加された状態で回
転する。アーマチャ8の回転は、遊星歯車減速装置で減
速されて出力軸12に伝達され、出力軸12が回転す
る。この出力軸12の回転によってピニオン13も回転
しようとするが、ピニオン13は第1の突起部14aに
より回転規制されていることから、出力軸12の回転力
は、ピニオン13に対して軸方向に押し出す推力として
作用する。この結果、ピニオン13は、出力軸12上を
ヘリカルスプラインに沿って前進してリングギヤと噛み
合うことができる。後退規制部材15は、プレート44
に設けられた2つのプレート突起部44a、44bの穴
を支点として、ピニオン13の前進に伴ってスラストリ
ング43に引っ張られ、ピニオン13とともに揺動す
る。また、回転規制部材14は、ピニオン13が完全に
リングギヤに噛み合うと、第1の突起部14aの先端が
フランジ41の凹部41aから外れて、後退規制部材1
5の後端側に落ち込むことにより、ピニオン13の回転
規制を解除する。
【0032】その後、主可動接点56が固定接点55に
当接すると、起動抵抗体54が短絡されてスタータモー
タ11に定格電圧が印加され、アーマチャ8が高速で回
転する。これにより、アーマチャ8の回転が遊星歯車減
速装置を介して出力軸12に伝達され、回転規制が解除
されたピニオン13が出力軸12と共に回転してリング
ギヤを回転することによりエンジンを始動することがで
きる。ピニオン13が前進してリングギヤと噛み合った
状態では、ピニオン13の先端側に配されたスプリング
39の付勢力が大きくなる。また、エンジン始動後、ピ
ニオン13がリングギヤによって回転されると、エンジ
ンの回転力がヘリカルスプラインの作用によってピニオ
ン13を後退させる方向へ作用する。これらの力によ
り、ピニオン13は出力軸12上を後退しようとする
が、回転規制部材14の第1の突起部14aが後退規制
部材15の当接部15bに当接することによってピニオ
ン13の後退が規制され、ピニオン13がアーマチャ8
側に後退することを阻止できる。
【0033】その後、始動スイッチがオフされて、マグ
ネットスイッチ16のコイル48への通電が停止される
と、コイル48の磁力が消滅することで、それまで固定
鉄心49側へ吸引されていたプランジャ50がスプリン
グ51の付勢力によって初期位置へ戻される(図8で下
方へ移動する)。このプランジャ50が初期位置へ戻る
ことにより、レバー45を介して回転規制部材14の第
2の突起部14bに当接し下方へ押圧した力が消滅する
ことから、回転規制部材14はリターンスプリング46
のバネ力によって初期位置へ復帰する。この時、後退規
制部材15は、回転規制部材14の第1の突起部14a
が係合凹部から外れて係合状態が解除されるとともに、
レバー45の作動部45aが回転規制部材14の第2の
突起部14bから離脱し、当接が解除される。この結
果、リングギヤから後退力を受けるピニオン13が静止
位置に戻される。以上のように、本実施例では、レバー
45の棒状部45cが膨出部5の内周側に配設されてい
る。この場合、ヨーク2の膨出部5をレバー45の棒状
部45cを収納する収納スペースとして利用できるた
め、新たにレバー45の棒状部45cを収納するための
収納スペースを設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定子の径方向断面図である(第1実施例)。
【図2】永久磁石の斜視図である。
【図3】ヨークの膨出部近傍の断面図である。
【図4】ヨークの凹部近傍の断面図である(従来例)。
【図5】固定子の径方向断面図である(第2実施例)。
【図6】回転電機の径方向断面図である(第3実施
例)。
【図7】電機子起磁力と補助磁極との位置関係を示す回
転子と固定子の一部展開図である(第3実施例)。
【図8】スタータの全体断面図である(第4実施例)。
【図9】回転規制部材と後退規制部材とを図8のA方向
から見た平面図である(第4実施例)。
【図10】エンドカバーの内部構造を示す断面図である
(第4実施例)。
【図11】固定子の開口部を軸方向から見た正面図であ
る(第4実施例)。
【図12】通しボルトの締結状態を示すスタータの全体
図である(第4実施例)。
【符号の説明】
1 固定子 2 ヨーク 3 磁極(永久磁石) 4 通しボルト 5 膨出部 7 補助磁極 8 アーマチャ 12 出力軸 13 ピニオン 14 回転規制部材 16 マグネットスイッチ(電磁スイッチ) 45 レバー 45c 棒状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02K 5/04 H02K 5/04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状ヨークの内周面周方向に永久磁石から
    成る複数の磁極を略等間隔に配置した固定子を有する回
    転電機において、 前記ヨークには、周方向に隣合う前記磁極間に、前記ヨ
    ーク内周面と磁極側面との交点付近を起点として内周側
    から外周側へ向かって膨らむ膨出部が軸方向に沿って設
    けられていることを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】前記磁極側面と前記ヨーク内周面との交点
    において前記磁極側面と前記ヨーク内周面の接線とが成
    す角度より、前記磁極側面と前記膨出部の前記起点から
    外周側へ伸びる前記膨出部内周面との成す角度の方が大
    きいことを特徴とする請求項1に記載した回転電機。
  3. 【請求項3】周方向に隣合う前記磁極間に補助磁極を配
    置したことを特徴とする請求項1または2に記載した回
    転電機。
  4. 【請求項4】少なくとも前記ヨークの軸方向一端側の開
    口端部を閉塞する閉塞部材と、 この閉塞部材を前記ヨークに固定するための通しボルト
    とを備え、 この通しボルトが前記膨出部の内周側を通って配設され
    ていることを特徴とする請求項1〜3に記載した何れか
    の回転電機。
  5. 【請求項5】回転力を発生するアーマチャと、 このアーマチャの回転力が伝達されて回転する出力軸
    と、 この出力軸上にヘリカルスプライン結合され、前記出力
    軸上を移動してエンジンのリングギヤに噛み合うことが
    できるピニオンと、 前記出力軸上を前記ピニオンを移動させるために前記ピ
    ニオンの回転を規制する回転規制部材と、 この回転規制部材を作動させるための駆動力を発生する
    電磁スイッチと、 この電磁スイッチの駆動力を受けて前記回転規制部材を
    作動させるレバーとを備え、 前記レバーは、前記アーマチャの径方向外側を通って直
    線状に延びる棒状部を有し、この棒状部が前記膨出部の
    内周側に配設されていることを特徴とする請求項1〜4
    に記載した何れかの回転電機。
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