JP2752583B2 - フィールドコア - Google Patents

フィールドコア

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JP2752583B2
JP2752583B2 JP6119895A JP11989594A JP2752583B2 JP 2752583 B2 JP2752583 B2 JP 2752583B2 JP 6119895 A JP6119895 A JP 6119895A JP 11989594 A JP11989594 A JP 11989594A JP 2752583 B2 JP2752583 B2 JP 2752583B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/14Details

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁クラッチ、電磁ブレ
ーキ、電磁スプリングクラッチ等に使用されるフィール
ドコアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁クラッチ、電磁ブレーキ、電
磁スプリングクラッチ等に使用されるフィールドコアに
ついて図2を用いて説明する。フィールドコア50は、
磁性材料を用い、一方の開口端(図2における右端)に
は、開口端から軸線方向(中心方向)へ延出し、延出す
る先端が軸線を中心とした同一円周上となる内フランジ
部12が形成された円筒状の第1のコア14と、磁性材
料を用いて第1のコア14の内径より小径な外径を有す
る円筒状に形成され、第1のコア14内に配された際に
は一方の端部(図2における右端)が内フランジ部12
の先端により形成された透孔16の内縁と嵌合可能な第
2のコア18とから構成されている。また、20は内フ
ランジ部12に設けられ挿通孔であり、後述するリード
線を挿入するために設けられたものである。
【0003】また、22は電磁コイルであり、樹脂製の
コイルボビン24に電線が巻回されて形成されている。
電磁コイル22は、第1のコア14と第2のコア18と
の間に、第2のコア18に外嵌されて装着される。な
お、26は電磁コイル22に電流を外部から供給するた
めのリード線であり、一端は電磁コイル22の電線に接
続され、他端には端子28が圧着され、この端子28が
コネクタ30に装着される。上述した電流はコネクタ3
0を介して外部から供給されることになる。
【0004】次に、組み立て手順について説明する。ま
ず、電磁コイル22を製作する。なお、リード線26は
挿通孔20内に挿通させなければならないが、通常はコ
ネクタ30の外形が挿通孔20の内径よりも大きいた
め、リード線26の端子28にはコネクタ30は装着し
ないでおく。次に、第1のコア14内に第2のコア18
を、一方の端部を透孔16の内縁と嵌合させて取り付
け、フィールドコア50を製作する。その後に、第1の
コア14と第2のコア18との間に、第2のコア18に
外嵌させた状態で電磁コイル22を装着する。この際
に、リード線26は内フランジ部12に設けられた挿通
孔20内に挿通させる。電磁コイル22の装着が完了し
た後に、第2のコア18の他方の端部をカシメて、当該
端部の外径を大きくし、電磁コイル22をフィールドコ
ア50内に固定する。最後に、リード線26の端子28
をコネクタ30内に装着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のフィールドコアでは次の様な課題が有る。一般的
に電磁コイルの組み立て作業と、電磁コイルをフィール
ドコア内に装着する作業は、製作コストを考慮して異な
る場所で行う場合が多い。この場合に電磁コイルは、リ
ード線の先端に端子が圧着されてはいるが、コネクタが
装着されない状態で通箱等に入れられてフィールドコア
製作現場に運ばれてくる。
【0006】しかし、コネクタが装着されていないため
に、端子に直接外力が加わり変形する場合があり、コネ
クタからの抜けや接触不良といった事故が発生し易い。
また、リード線を挿通する挿通孔の内径は大きければ大
きいほど挿通し易く、作業性も向上するが、内フランジ
部の大きさとの関係上、内径は大きくはできない。この
ためリード線を挿通させる作業には時間がかかると共
に、挿通させる際にも端子を変形させてしまう場合もあ
るという課題がある。また、電磁コイルのフィールドコ
アからの抜けを防止するために、第2のコアの他方の端
部をカシメる作業が必要となるため、作業効率が低下す
るという課題もある。従って、本発明は上記課題を解決
すべくなされ、その目的とするところは、電磁コイルの
装着が容易に行えるフィールドコアを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、本発明に係るフ
ィールドコアは、磁性材料を用い、一方の開口端には、
該開口端から軸線に向かって延出し、延出する先端が前
記軸線を中心とした同一円周上となる内フランジ部が形
成された円筒状の第1のコアと、磁性材料を用いて前記
第1のコアの内径より小径な外径を有する円筒状に形成
され、第1のコア内に配された際には一方の端部が前記
内フランジ部の先端により形成された透孔の内縁と嵌合
可能な第2のコアとを具備し、前記第1のコアと前記第
2のコアとの間には、該第2のコアに外嵌されて電磁コ
イルが装着可能なフィールドコアにおいて、前記内フラ
ンジ部には、前記電磁コイルへ電流を供給するリード線
用の挿通孔が設けられると共に、該挿通孔と前記透孔と
は連通して形成されていることを特徴とする。また、前
記第2のコアの他方の端部外周面に、前記電磁コイルの
端面と係合する係合突片を形成すると、電磁コイルを第
2のコアの係合突片と第1のコアとの間で挟み込んで固
定することができる。
【0008】
【作用】本発明のフィールドコアでは、電磁コイルを第
1のコアと第2のコアとの間に装着する際には、透孔と
挿通孔が連通しているので、リード線を一旦透孔内に通
した後に挿通孔内に移すことでリード線を容易に挿通孔
に通すことができ
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。まず、図1、図3〜図5を用い
て本発明に係るフィールドコア10の構成について説明
する。なお、従来例と同様の構成要素については同じ符
号を付し、説明は省略する。また、このフィールドコア
は、電磁クラッチ、電磁ブレーキ、電磁スプリングクラ
ッチ等に使用されるものである。フィールドコア10
は、磁性材料を用い、一方の開口端(図1における右
端)には、開口端から軸線方向(中心方向)へ延出し、
延出する先端が軸線を中心とした同一円周上となる内フ
ランジ部12が形成された円筒状の第1のコア14と、
磁性材料を用いて第1のコア14の内径より小径な外径
を有する円筒状に形成され、第1のコア14内に配され
た際には一方の端部(図1における右端)が内フランジ
部12の先端により形成された透孔16の内縁と嵌合可
能な第2のコア18とから構成されている。また、20
は挿通孔であり、リード線26を挿入するために内フラ
ンジ部12に設けられたものである。上述した構成は従
来例と略同様であるが、本実施例のフィールドコア10
では、上記透孔16と挿通孔20とが連通して形成され
ている点が特徴となっている。
【0010】また、電磁コイル22は樹脂製のコイルボ
ビン24に電線が巻回されて形成され、第1のコア14
と第2のコア18との間に、第2のコア18に外嵌され
て装着される。またリード線26は、コイルボビン24
内に巻回された電線に半田付けされた後に、絶縁テープ
等で絶縁処理されて固定され、コイルボビン24の一方
のフランジ部分に設けられた切欠部32を通してコイル
ボビン24外方へ導出されている。また、リード線26
の先端に圧着された端子28はコネクタ30内に装着さ
れている。また図5に於ける34は熱収縮チューブであ
り、リード線26切欠部32や挿通孔20の内縁と当
接する部分を被覆して保護している。なお、コイルボビ
ン24に切欠部32を設け、熱収縮チューブ34を使用
する構造に代えて、コイルボビン24のフランジ部分に
透孔を設け、透孔の口縁には外方へ延出する筒状部(外
径は挿通孔・・の内径より小径に形成されている)を一
体的に形成し、透孔から筒状部内にリード線を挿通させ
て外方へ導出する構造としても良い。
【0011】さらに、本実施例のフィールドコア10の
従来例にない特徴点は、第2のコア18の他方の端部外
周面に、電磁コイル22の端面と係合する係合突片36
が形成されている点である。係合突片36の形状は図1
に示すようにフランジ状に連続して形成されていも良
いし、また1または2以上の突出片で形成されるように
しても良い。
【0012】次に、組み立て手順について説明する。ま
ず、電磁コイル22を製作する。なお、リード線26の
端子28はコネクタ30に装着しておく。これにより、
電磁コイル22の運搬時に端子28に直接外力が加わる
のを防止でき、端子28のコネクタ30からの抜脱や接
触不良といった不具合の発生を抑制することができる。
続いて、第1のコア14内に電磁コイル22を装着す
る。この際に、リード線26は、コネクタ30部分を内
フランジ部12の透孔16内にまず挿入した後に、リー
ド線26部分を透孔16と挿通孔20との連通する部分
Aを介して挿通孔20内に移動させる。これにより、コ
ネクタ30を装着した状態で、コネクタ30を直接通す
ことができない内径の挿通孔20内にリード線26を通
すことができる。電磁コイル22の装着が完了した後
に、第2のコア18を電磁コイル22のコイルボビン2
4の中心孔内に挿通させ、一方の端部を透孔16の内縁
と嵌合させる。これにより、第2のコア18の他方の端
部に設けられた係合突片36がコイルボビン24に当接
し、コイルボビン24が第1のコア14の内フランジ部
12の内面と係合突片36との間で挟持されてフィール
ドコア10内に固定される。第2のコア18に係合突片
36を設けたことで、従来のように第2のコア18の他
方の端部をカシメる作業が不要となり、作業効率を上げ
ることができる。
【0013】なお、本実施例では、第1のコア14の内
フランジ部12に設けられた透孔16と挿通孔20を連
通させ、かつ第2のコア18の他方の端部外周面に係合
突片36を形成させたが、いずれか一方のみの構成を採
用するようにしても、従来例と比べて作業効率のアップ
や、製造面でのコスト削減が達成できる。
【0014】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るフィールドコアを用いる
と、電磁コイルを第1のコアと第2のコアとの間に装着
する際には、透孔と挿通孔が連通しているので、リード
線のコネクタを一旦透孔内に通した後にリード線部分を
挿通孔内に移すことでリード線を容易に挿通孔に通すこ
とができる。このため、電磁コイルを製作する際にリー
ド線の端子にコネクタを装着することができ、搬送等の
際に端子に直接外力が加わり変形するのを防止でき、端
子のコネクタからの抜けや接触不良といった不具合を抑
制可能となる。また、リード線は内径の大きな透孔に挿
通させた後に挿通孔内に移動させるだけで良いため、従
来のようにリード線を直接内径の小さな挿通孔内に挿通
させる必要がなく、作業性が向上するという著効を奏す
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィールドコアの一実施例の構成
を示す分解斜視図である。
【図2】従来のフィールドコアの一例の構成を示す分解
斜視図である。
【図3】図1の第1のコアの内フランジ部の構造を示す
側面図である。
【図4】図1の第1のコアの正面断面図である。
【図5】図1のフィールドコアに電磁コイルを装着した
際の正面断面図である。
【符号の説明】
10 フィールドコア 12 内フランジ部 14 第1のコア 16 透孔 18 第2のコア 22 電磁コイル 26 リード線 20 挿通孔 36 係合突片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 27/10 - 27/16 F16D 65/21,65/27,65/34 H01F 17/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料を用い、一方の開口端には、該
    開口端から軸線に向かって延出し、延出する先端が前記
    軸線を中心とした同一円周上となる内フランジ部が形成
    された円筒状の第1のコアと、 磁性材料を用いて前記第1のコアの内径より小径な外径
    を有する円筒状に形成され、第1のコア内に配された際
    には一方の端部が前記内フランジ部の先端により形成さ
    れた透孔の内縁と嵌合可能な第2のコアとを具備し、 前記第1のコアと前記第2のコアとの間には、該第2の
    コアに外嵌されて電磁コイルが装着可能なフィールドコ
    アにおいて、 前記内フランジ部には、前記電磁コイルへ電流を供給す
    るリード線用の挿通孔が設けられると共に、該挿通孔と
    前記透孔とは連通して形成されていることを特徴とする
    フィールドコア。
  2. 【請求項2】 前記第2のコアの他方の端部外周面に
    は、前記電磁コイルの端面と係合する係合突片が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のフィールドコ
    ア。
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