JP2566582B2 - 面取建物ユニット - Google Patents

面取建物ユニット

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JP2566582B2
JP2566582B2 JP62196997A JP19699787A JP2566582B2 JP 2566582 B2 JP2566582 B2 JP 2566582B2 JP 62196997 A JP62196997 A JP 62196997A JP 19699787 A JP19699787 A JP 19699787A JP 2566582 B2 JP2566582 B2 JP 2566582B2
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JP
Japan
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building unit
unit
roof
rectangular parallelepiped
columns
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JP62196997A
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克則 大西
良一 鈴木
武俊 鶴海
知香 伊理
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は面取建物ユニットに関する。
[従来の技術] 複数の建物ユニットを集積して構成されるユニット建
物がある。ここで、ユニット建物の構成要素としての建
物ユニットは、例えば特公昭56−2572号公報に記載され
るように、床の相対する側縁部に同一高さの柱を立設
し、柱と柱の各上端部間に上梁を架け渡し、上記上梁に
て屋根を支持するようになっており、全体形状を略直方
体状としている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の建物ユニットは略直方体状
であることから、外観意匠上の変化に乏しい。また、例
えば建築法上の斜線制限等に対応するためには、上階の
建物ユニットを下階の建物ユニットより後退(セットバ
ック)させて配置する必要があり、この場合には、ユニ
ット建物において、敷地面積に対して延べ面積のなす割
合(容積率)が小さくなる。
なお、特公昭56−2572号公報に記載されるように、上
階建物ユニットを下階建物ユニットより後退させて配置
する状態下で、上階建物ユニットの稜部から下階建物ユ
ニットの稜部に向けて傾斜状屋根部を形成することによ
り、上記容積率の拡大を図ることも考えられる。ところ
が、この場合には、傾斜状屋根部の屋根下高さが、特に
下階建物ユニットの稜部寄りにおいて低くなり、傾斜状
屋根部の屋根下空間をその隅まで有効に用いることがで
きない。
本発明は、傾斜状屋根部を備え、かつ屋根下空間を隅
まで有効に利用できる面取建物ユニットを提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る面取建物ユニットは、4本の柱、該柱の
上端部間に架け渡される上梁及び該柱の下端部間に架け
渡される下梁とからなる直方体状ユニットと、該直方体
状ユニットの柱よりも短い2本の短柱、該短柱の上端部
間に架け渡される上梁、該短柱の下端部間に架け渡され
る下梁、上記短柱の上端部より斜め上方に突出する傾斜
状梁部、上記短柱の下端部より突出する下梁とからなる
台形状フレームとからなり、該台形状フレームの突出下
梁の先端部が前記直方体状ユニットの柱の下端部に固定
されるとともに、傾斜状梁部の先端が前記直方体状ユニ
ットの柱の上端部に固定され、上記傾斜状梁部にて傾斜
状屋根部を支持するようにしたものである。
[作用] 本発明においては、直方体状ユニットと台形状フレー
ムとから面取建物ユニットが構成されることにより、面
取建物ユニットが容易に製造され、この面取建物ユニッ
トによれば、傾斜状屋根部が形成でき、かつ傾斜状屋根
部の屋根下空間が短柱の高さ以上の屋根下高さを確保す
るから、屋根下空間を隅まで有効に使用できる。
なお、本発明にあっては、建物ユニットの中間部に中
間長柱が存在するから、建物ユニットの強度が向上す
る。
[実施例] 第1図は本発明が適用されてなるユニット建物の要部
を破断して示す側面図、第2図は第1図の要部を構成す
る面取建物ユニットを示す断面図、第3図は面取建物ユ
ニットのさらに他の変形例を示す斜視図、第4図(A)
は面取建物ユニットを示す正面図、第4図(B)は第4
図(A)の側面図、第4図(C)は第4図(A)の平面
図、第5図は面取建物ユニットを一部分解して示す斜視
図、第6図は面取建物ユニットの要部を示す正面図、第
7図(A)、(B)は建物ユニットの耐力比較のための
模式図である。
ユニット建物10は、第1図に示す如く、複数の建物ユ
ニットを上下方向、水平方向に集積して構成している。
ここで、ユニット建物10の道路11に面する上階部分は本
発明の面取建物ユニット30にて構成され、ユニット建物
10の上記以外の部分は直方体状建物ユニット13にて構成
されている。直方体状建物ユニット13は床の相対する側
縁部に同一高さの柱を立設し、柱と柱の各上端部間に上
梁を架け渡して構成されている。建物ユニット13が下端
に用いられる場合にはその上梁にて上階の建物ユニット
13を支持し、建物ユニット13が上階に用いられる場合に
はその上梁にて屋根を支持する。
面取建物ユニット30は、第3図、第4図に示す如く、
床31の相対する側縁部に鋼管製長柱32と鋼管製短柱33を
立設するとともに、床31の上記両側縁部に挟まれる中間
部に鋼管製中間長柱34を立設している。さらに、面取建
物ユニット30は、長柱32と長柱34と短柱33の各上端部間
に上梁35を架け渡し、長柱32と長柱34に架け渡される上
梁の35を形鋼製水平梁部35Aとし、長柱34と短柱33に架
け渡される上梁35を形鋼製傾斜状梁部35Bとしている。
面取建物ユニット30は、水平状梁部35Aにて水平状屋根
部36Aを支持し、傾斜状梁部35Bにて傾斜状屋根部36Bを
支持する。なお、傾斜状屋根部36Bは道路11の側に向け
て下り勾配をなす如くに配置される。
ここで、面取建物ユニット30は、第5図に示す如く、
直方体状ユニット37と台形状フレーム38とを接合するこ
とにて形成できる。この時、床31は、直方体状ユニット
37における長柱32と長柱34の間に位置する形鋼製下梁39
A、相隣る長柱32の間に位置する形鋼製下梁39B、相隣る
長柱34の間に位置する形鋼製下梁39C、ならびに台形状
フレーム38における短柱33に設けられる形鋼製下梁39
D、相隣る33の間に位置する形鋼製下梁39Eにて形成され
る床枠組に床根太40および床面材41を取着することにて
構成される。また、水平状屋根部36Aは、直方体状ユニ
ット37における長柱32と長柱34の間に位置する前述の水
平状梁部35A、相隣る長柱32の間に位置する形鋼製上梁4
2A、相隣る長柱34の間に位置する形鋼製上梁42Bにて形
成される屋根枠組に天井根太43、屋根面材44を取着する
ことにて構成される。また、傾斜状屋根部36Bは、上記
直方体状ユニット37における上述の上梁42B、台形状フ
レーム38における短柱33に設けられる前述の傾斜状梁部
35B、相隣る短柱33の間に位置する形鋼製上梁42Cにて形
成される屋根枠組に天井フレーム45を取着することにて
構成される。天井フレーム45に設けられる天窓46は第2
図に示す如く開閉できる。
なお、台形状フレーム38の傾斜状梁部35B、下梁39Dの
それぞれは、直方体状ユニット37における長柱34の上端
部側面、下端部側面のそれぞれに突き合わせて溶接され
る(第5図、第6図参照)。
上記面取建物ユニット30によれば、傾斜状屋根部36B
が形成できる。したがって、傾斜状屋根部36Bが外観意
匠上の変化を与え、またユニット建物10の容積率を低減
することなく建築法上の斜線制限等に容易に対応でき
る。
また、傾斜状屋根部36Bの屋根下空間が短柱33の高さ
以上の屋根下高さを確保するから、屋根下空間を隅まで
有効に使用できる。したがって、この屋根下空間に所望
の形状の階段を配設することもできる。
また、傾斜状屋根部36Bに開閉可能な天窓46を設ける
ことにより、採光および換気を行なうことができる。
また、ユニット建物10の面取建物ユニット30にて構成
される部分の耐力を直方体状ユニット13にて構成される
場合に比較すれば、第7図(A)、(B)の如く、短
柱33が短く、かつ中間長柱34が存在して建物ユニットの
強度が向上するから許容水平荷重が大となり、相隣る
短柱33と短柱33を含む外壁面に作用する風力に対する許
容風荷重は、傾斜状屋根部36Bに作用する風荷重が小さ
いだけ大となり、相隣る長柱32、34、短柱33を含む外
壁面に作用する風力に対する許容風邪荷重は、風を受け
る面積が小さいだけ大となり、〜とも有利となる。
[発明の効果] 以上のように、本発明において、直方体状ユニットと
台形状フレームとから面取建物ユニットが構成されるこ
とにより、面取建物ユニットが容易に製造され、この面
取建物ユニットによれば、傾斜状屋根部を備え、かつ屋
根下空間を隅まで有効に利用できる面取建物ユニットを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されてなるユニット建物の要部を
破断して示す側面図、第2図は第1図の要部を構成する
面取建物ユニットを示す断面図、第3図は面取建物ユニ
ットのさらに他の変形例を示す斜視図、第4図(A)は
面取建物ユニットを示す正面図、第4図(B)は第4図
(A)の側面図、第4図(C)は第4図(A)の平面
図、第5図は面取建物ユニットを一部分解して示す斜視
図、第6図は面取建物ユニットの要部を示す正面図、第
7図(A)、(B)は建物ユニットの耐力比較のための
模式図である。 30……面取建物ユニット、 31……床、 32……長柱、 33……短柱、 34……中間長柱、 35……上梁、 35B……傾斜状梁部、 36B……傾斜状屋根部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 秋吉 達夫 審判官 熊田 武司 審判官 新井 夕起子 (56)参考文献 特開 昭62−112839(JP,A) 特開 昭57−112535(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4本の柱、該柱の上端部間に架け渡される
    上梁及び該柱の下端部間に架け渡される下梁とからなる
    直方体状ユニットと、該直方体状ユニットの柱よりも短
    い2本の短柱、該短柱の上端部間に架け渡される上梁、
    該短柱の下端部間に架け渡される下梁、上記短柱の上端
    部より斜め上方に突出する傾斜状梁部、上記短柱の下端
    部より突出する下梁とからなる台形状フレームとからな
    り、該台形状フレームの突出下梁の先端部が前記直方体
    状ユニットの柱の下端部に固定されるとともに、傾斜状
    梁部の先端が前記直方体状ユニットの柱の上端部に固定
    され、上記傾斜状梁部にて傾斜状屋根部を支持する面取
    建物ユニット。
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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2812820B2 (ja) * 1991-06-28 1998-10-22 ミサワホーム株式会社 張出ユニット
JP2634726B2 (ja) * 1992-02-27 1997-07-30 ミサワホーム株式会社 ユニット建物
JP5792448B2 (ja) * 2010-09-27 2015-10-14 積水化学工業株式会社 付帯構造物及びユニット建物
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JPH0238996Y2 (ja) * 1985-03-08 1990-10-19
JPH0699966B2 (ja) * 1985-11-11 1994-12-12 ナショナル住宅産業株式会社 家屋構造体

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