JP2565636Y2 - マスト取付け金具 - Google Patents

マスト取付け金具

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JP2565636Y2
JP2565636Y2 JP1993047348U JP4734893U JP2565636Y2 JP 2565636 Y2 JP2565636 Y2 JP 2565636Y2 JP 1993047348 U JP1993047348 U JP 1993047348U JP 4734893 U JP4734893 U JP 4734893U JP 2565636 Y2 JP2565636 Y2 JP 2565636Y2
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JP
Japan
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mast
bracket
antenna
receiving
holding
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JP1993047348U
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春樹 佐々木
豊 相沢
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Yagi Antenna Co Ltd
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Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テレビ受信用等、屋外
に設置されるアンテナを、支柱となるマストに取付ける
際に使用されるマスト取付け金具に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は垂直のマストに取付けられたUH
Fテレビ受信用アンテナを示す外観図である。図3にお
いて、11は支柱となるマスト、12はUHFテレビ受
信用アンテナ、13はアンテナ12の主軸となるアンテ
ナアーム、14はアンテナアーム13に対し配列された
導波素子、15は導波素子14により導波されたUHF
波が収束される放射素子、16はUHF波を放射素子1
5に収束させる反射器、17は放射素子15に収束され
たUHF波信号を導出する給電部、18はマスト11に
対しアンテナ12を取付け固定するマスト取付け金具、
19はマスト取付け金具18を介してマスト11に対し
て取付けられアンテナ12のアンテナアーム13を支持
する補助アームである。
【0003】図4は従来のマスト取付け金具18による
マスト11に対する補助アーム19の取付け構造を示す
図である。すなわち、マスト取付け金具18は、補助ア
ーム19に対し捩子孔21a,21bを介して螺着され
る捩子22a,22bにより固定される受け金具18a
と、この受け金具18aとの間でマスト11を挾み込み
固定する押え金具18bとからなるもので、受け金具1
8aの垂直側面と水平底面とには、それぞれ前記マスト
11の外周曲面に沿うようにして成形されたマスト挾持
用M形凹部23a,23bが備えられる。
【0004】図5は従来のマスト取付け金具18におけ
る受け金具18aのみを抜出して示す側面図である。す
なわち、受け金具18aは補助アーム19に沿って2本
の捩子22a,22bにより固定されており、上記マス
ト挾持用M形凹部23aの両端には、この受け金具18
aの側面方向乃至底面方向に渡り略90度の角度で回動
可能なボルト24a,24bが設けられる。
【0005】上記ボルト24a,24bの先端は、押え
金具18bの両端部を貫通して蝶捩子25a,25bに
螺合されるもので、この押え金具18bの上記受け金具
18a側に面した中央部には、マスト11の外周曲面に
沿うようにして成形されたマスト挾持用V形凹部26が
備えられる。
【0006】つまり、上記受け金具18aのマスト挾持
用M形凹部23aあるいは23bと、上記押え金具18
bのマスト挾持用V形凹部26との間にマスト11を通
し、該マスト11を蝶捩子25a,25bの締付けによ
り両金具18a,18bの相互間に挾持させることによ
り、アンテナ12がマスト11に対し取付け固定される
ようになる。
【0007】なお、マスト11が水平方向に配置されて
いた場合には、受け金具18aにおける底面側のマスト
挾持用M形凹部23bと前記押え金具18bとの間にマ
スト11が挾持されることになる。
【0008】ここで、上記従来のマスト取付け金具18
の受け金具18a側のマスト11との挾持接触面となる
マスト挾持用M形凹部23a,23bの表面は、何れも
平面状に形成されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記受
け金具18a側のマスト挾持用M形凹部23a,23b
の表面が、何れも平面状に形成されていると、マスト1
1との固定状態は、蝶捩子25a,25bの締付け力に
伴なう摩擦力のみにより保持されるため、例えばアンテ
ナ12に対し強風が吹付けたり、多量の積雪荷重が加わ
ったりすると、その凹部23aあるいは23bの面に対
応する方向に補助アーム19、つまりはアンテナ12が
マスト11の周囲を回転してしまうという問題が生じ
る。
【0010】この場合、アンテナ12の指向方向にずれ
が生じ受信感度の低下を招いてしまう。本考案は上記課
題に鑑みなされたもので、例えば強風や積雪が加わった
としても、マストの周囲をアンテナが回転してしまうこ
となく、アンテナの指向方向ずれや受信感度の低下を防
止することが可能になるマスト取付け金具を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案に係わ
るマスト取付け金具は、アンテナ本体を支持するアーム
に固定された受け金具とこの受け金具に対面して該受け
金具の方向に締付けられる押え金具との間にマストを挟
み込みアンテナ本体を設置するもので、上記受け金具に
おける上記マストとの接触面に対し、該マストの長さ方
向に沿って多数の筋状凹凸部を形成したものである。
【0012】
【作用】つまり、上記押え金具を上記受け金具の方向に
締付けるのに伴ない、上記筋状凹凸部が上記マストの表
面に食込むことになり、マストに対しアンテナ側の回転
は阻止される。
【0013】
【実施例】以下図面により本考案の一実施例について説
明する。図1は本考案の一実施例に係わるマスト取付け
金具30によるマスト11に対するアンテナ補助アーム
19の取付け構造を示す図である。
【0014】図1において、前記図4で示した従来のマ
スト取付け金具18と同様の部分については、同一の符
号を付してその説明を行なう。上記マスト取付け金具3
0は、アンテナ補助アーム19に対し捩子孔21a,2
1bを介して螺着される捩子22a,22bにより固定
される受け金具30aと、この受け金具30aとの間で
マスト11を挾み込み固定する押え金具30bとからな
るもので、受け金具30aの垂直側面と水平底面とに
は、それぞれ前記マスト11の外周曲面に沿うようにし
て成形されたマスト挾持用M形凹部31a,31bが備
えられる。
【0015】図2は上記マスト取付け金具30における
受け金具30aのみを抜出して示す側面図である。上記
受け金具30aはアンテナ補助アーム19に沿って2本
の捩子22a,22bにより固定され、上記マスト挾持
用M形凹部31aの両端には、この受け金具30aの側
面方向乃至底面方向に渡り略90度の角度で回動可能な
ボルト24a,24bが設けられる。
【0016】上記ボルト24a,24bの先端は、押え
金具30bの両端部を貫通して蝶捩子25a,25bに
螺合されるもので、この押え金具30bの上記受け金具
30a側に面した中央部には、マスト11の外周曲面に
沿うようにして成形されたマスト挾持用V形凹部26が
備えられる。
【0017】すなわち、上記受け金具30aのマスト挾
持用M形凹部31aあるいは31bと、上記押え金具3
0bのマスト挾持用V形凹部26との間にマスト11を
通し、該マスト11を蝶捩子25a,25bの締付けに
より両金具30a,30bの相互間に挾持させることに
より、アンテナ12がマスト11に対し取付け固定され
るようになる。
【0018】なお、マスト11が水平方向に配置されて
いた場合には、受け金具30aにおける底面側のマスト
挾持用M形凹部31bと前記押え金具30bとの間にマ
スト11が挾持される。
【0019】ここで、上記マスト取付け金具30の受け
金具30a側のマスト11との挾持接触面となるマスト
挾持用M形凹部31a,31bの表面には、何れもその
凹溝に平行に沿った多数の筋状凹凸部10a,10bが
形成される。
【0020】この場合、上記受け金具30aにおけるマ
スト挾持用M形凹部31aあるいは31bと、上記押え
金具30bにおけるマスト挾持用V形凹部26との間に
挾持されたマスト11の外周表面には、蝶捩子25a,
25bによる押え金具30bの締付けに伴って該マスト
挾持用M形凹部31aあるいは31bの表面に形成され
た多数の筋状凹凸部10aあるいは10bが食込むよう
になるので、マスト11に対しマスト取付け金具30は
強固に固定され、アンテナ本体に強風や積雪等が加わっ
ても、マスト11に対し該マスト取付け金具30が回転
してずれてしまうことはない。
【0021】したがって、上記構成のマスト取付け金具
によれば、アンテナ補助アーム19に固定された受け金
具30aのマスト挾持用M形凹部31aあるいは31b
と、これに対面して蝶捩子25a,25bにより締付け
られる押え金具30bとの間にマスト11を挟み込んで
固定し、該マスト11を支柱としてアンテナ本体の固定
設置を図るもので、上記受け金具30aにおいてマスト
11の外周面と接触するマスト挾持用M形凹部31a,
31bの表面に、該マスト11の長さ方向に沿うように
した多数の筋状凹凸部10a,10bを形成し、上記蝶
捩子25a,25bの締付けに応じて筋状凹凸部10a
あるいは10bがマスト11の表面に食込むようにした
ので、強風や積雪荷重が加わっても、マスト11に対し
アンテナ本体が回転ずれする恐れはなく、その指向方向
のずれにより受信感度の低下を招くのを未然に防止する
ことができる。
【0022】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、アンテナ
本体を支持するアームに固定された受け金具とこの受け
金具に対面して該受け金具の方向に締付けられる押え金
具との間にマストを挟み込みアンテナ本体を設置するも
ので、上記受け金具における上記マストとの接触面に対
し、該マストの長さ方向に沿って多数の筋状凹凸部を形
成し、この筋状凹凸部を上記マストの表面に食込ませる
構成としたので、上記アンテナ本体に例えば強風や積雪
が加わったとしても、マストの周囲をアンテナが回転し
てしまうことなく、アンテナの指向方向ずれや受信感度
の低下を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わるマスト取付け金具に
よるマストに対するアンテナ補助アームの取付け構造を
示す図。
【図2】上記マスト取付け金具における受け金具のみを
抜出して示す側面図。
【図3】垂直のマストに取付けられたUHFテレビ受信
用アンテナを示す外観図。
【図4】従来のマスト取付け金具によるマストに対する
補助アームの取付け構造を示す図。
【図5】従来のマスト取付け金具における受け金具のみ
を抜出して示す側面図。
【符号の説明】
10a,10b…筋状凹凸部、11…マスト、12…U
HFテレビ受信用アンテナ、13…アンテナアーム、1
4…導波素子、15…放射素子、16…反射器、17…
給電部、19…補助アーム、21a,21b…捩子孔、
22a,22b…捩子、24a,24b…ボルト、25
a,25b…蝶捩子、26…マスト挾持用V形凹部、3
0…マスト取付け金具、30a…受け金具、30b…押
え金具、31a,31b…マスト挾持用M形凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−92211(JP,U) 実開 平2−92212(JP,U) 実開 昭60−43008(JP,U) 実開 昭55−144404(JP,U) 実開 昭56−121308(JP,U) 実開 昭52−55144(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ本体を支持するアームに固定さ
    れ、該アームに沿った垂直側面と水平側面とにそれぞれ
    アームに直交するマストの外周側面に沿うようにして成
    形されたマスト挾持用凹部を備えた受け金具と この受け金具における垂直側のマスト挾持用凹部又は水
    平側のマスト挾持用凹部との間でマストを挾み込み、該
    受け金具の方向に締付けられる押え金具と 上記受け金具の垂直側マスト挾持用凹部及び水平側マス
    ト挾持用凹部のそれぞれの凹部における上記マストとの
    接触面に対し、該マストの長さ方向に沿って多数形成さ
    れた筋状凹凸部とを具備し、 上記 筋状凹凸部を上記マストの表面に食込ませる構成と
    したことを特徴とするマスト取付け金具。
JP1993047348U 1993-08-31 1993-08-31 マスト取付け金具 Expired - Lifetime JP2565636Y2 (ja)

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JPH0716405U JPH0716405U (ja) 1995-03-17
JP2565636Y2 true JP2565636Y2 (ja) 1998-03-18

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4500568B2 (ja) * 2004-03-18 2010-07-14 マスプロ電工株式会社 アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置
JP6138578B2 (ja) * 2013-05-17 2017-05-31 イワブチ株式会社 棒状アンテナ取付金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043008U (ja) * 1983-08-30 1985-03-26 株式会社 ダイワインダストリ アンテナ回転駆動装置
JPH0292211U (ja) * 1988-12-29 1990-07-23
JPH0646091Y2 (ja) * 1988-12-29 1994-11-24 日本アンテナ株式会社 アンテナ用マスト取付機構

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