JPS6347049Y2 - - Google Patents

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JPS6347049Y2
JPS6347049Y2 JP3073681U JP3073681U JPS6347049Y2 JP S6347049 Y2 JPS6347049 Y2 JP S6347049Y2 JP 3073681 U JP3073681 U JP 3073681U JP 3073681 U JP3073681 U JP 3073681U JP S6347049 Y2 JPS6347049 Y2 JP S6347049Y2
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JP
Japan
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boom
support rod
antenna
main body
fastener
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JP3073681U
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JPS57143704U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は支持杆の上方に横臥状にブームを止
着しブームに備えるアンテナエレメントによる効
率的な受信が図れるようにしたアンテナに関する
ものである。
この種のアンテナにあつては、支持杆とブーム
との結合を第5図に示す如き金具を用いて行なつ
ている。かかる構造において締具21fを締着し
た場合には、側方に設けた係合突起20fがブー
ム2fに食い付き、ブーム2fを破損する欠点が
あつた。又その突起20fの高さを小さくしたり
或いは無くした場合はブーム2fが回動し、アン
テナエレメント3fの傾度が変化して電気特性に
悪影響を及ぼす問題点があつた。
そこで本考案は、上述の欠点、問題点を除くよ
うにしたもので、結合具の両自由端部を支持杆に
対して締着するという単純操作でもつて、ブーム
の外周面を結合具におけるかなめの部分の内面に
圧接させる働きとブーム外周面に対して突起を適
切に係合させる働きとの二つの動作を付随的に行
なわせ得るようにした至便なアンテナを提供しよ
うとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。1は周知のアンテナを示し、これにおいて、
2はブーム、3,3,……は導波器、4は反射
器、5は輻射器を夫々示し、導波器3,3……、
反射器4、輻射器5等のアンテナエレメントのブ
ーム2への取付けは、ブーム2に設けた透孔へこ
れらのアンテナ素子を嵌入したり、ブーム2とア
ンテナ素子とをねじ棒を用いて止着して相互の連
結固定ができるようにした周知の止着具を用いる
等周知の方法で行なわれている。また上記ブーム
2は合成樹脂やアルミで形成され、その外周面に
は夫々ブーム2の軸線と平行な多数の凹条6が並
列状に形成されている。7は支持杆を示し、その
立上部7aの上端に結合具8を用いて上記ブーム
2を取付けてある。尚10は周知の同軸ケーブル
あるいはリボンフイーダー等の給電線、11は周
知のケーブルストツパーを示す。12はマスト
で、一般に金属パイプその他の硬質材料が用いら
れる。13はマスト12の上端と支持杆7の中間
部とを連結する周知の連結具を示す。
次に上記結合具8について詳しく説明する。1
5は本体で、板状の金属材料例えば防錆処理の施
された鉄板をプレス手段により図示される如き形
状に成形して製造してある。この本体15はバン
ド部16とそのバンド部の両自由端に延設した支
持杆添付部17,17とから成つており、バンド
部16の内懐部には前記ブーム2が挿通されてい
る。又支持杆添付部17は図示されるように支持
杆7における立上部7aの上端に添え付けられて
いる。18はブーム2の外周に対向する区間(外
周包囲区間)を示し、これはバンド部16でもつ
て前記ブーム2の外周を包囲するようにした部分
であり、バンド部16の範囲と一致する。又19
は連結区間で、上記区間18の両端即ち、バンド
部16の両端と前記添付部17とを連結する部分
である。20は係合突起を示し、バンド部16
(区間18)の最も両端において内方に突出する
ように形成されている。尚この形成は、バンド部
16を外周側から内周側に向けてプレス手段によ
り押圧することによつて行なわれる。次に21は
締具を示し、ボルト22とそのボルトに螺合させ
た蝶ナツト23とから成つている。上記ボルト2
2は周知の如く添付部17及び立上部7aに穿設
した夫々の透孔に貫通させてある。尚上記締具2
1としては図示されたようなボルト、ナツトから
成る構造の他、両支持杆添付部17の外周を包囲
するようにしたバンド状の構造のものを用いても
よい。
次に上記結合具8を用いてブーム2と支持杆7
とを連結する手順を説明する。先ず結合具8にお
ける本体15を、両支持杆添付部17,17相互
を広げた状態でブーム2の側方から被せ付け、バ
ンド部16の内懐部にブーム2を存置させる。次
に両添付部17,17の間に支持杆7における立
上部7aの自由端を挿入し、更にボルト22を貫
通させそのボルト22に蝶ナツト23を螺合させ
て第4図に示される如き状態にする。その後蝶ナ
ツト23を締めて両添付部17,17を立上部7
aに添着状に位置させる。この場合、係合突起2
0は第3図に示されるようにブーム2の外周面あ
るいはその外周面における凹条に係合する状態と
なる。尚その状態においては、係合突起20が外
周包囲区間18の内の自由端に最も近い部分に設
けられている為、上記添付部17を立上部7aに
添着しようとする力が係合突起20をブーム2の
外周に押し当てる方向に働き、更に又突起20が
ブーム2に押し当たる力によつてブーム2の外周
面2aが包囲区間18の内面に押し付けられる。
従つて上記のように締具21を締めた状態におい
ては、ブーム2がバンド部16の内懐部において
回動することが阻止され、又ブーム2はその広い
外周面2aが結合具8におけるバンド部16によ
つて締着状に保持される。
以上のようにこの考案にあつては、支持杆7に
対しては本体15と締具21から成る結合具8を
用いてブーム2を締着するものであるから、両者
の結合を信頼できる状態にし得る利点がある。
その上その締着状態においては、本体15のバ
ンド部16の内、最も添付部17,17に近い部
分に締付状態ではブーム外周面に圧接する突起2
0が設けられているので、上記ブーム2の外周面
にある多数の凹条6の一部に係合してブーム2の
回動(アンテナエレメントが傾動すること)を防
止でき、アンテナの電気特性を一定に維持するこ
とのできる効果もある。
しかも上記のような位置に係合突起20を設け
たことにより、第4図に示す如く両自由端を緩め
た場合は上記係合突起20をブーム外周面から実
質的に離反させる(圧接させないようにする)こ
とができ、これによつて、支持杆7に対するブー
ムの角度、即ち第5図に示すようアンテナ素子の
傾動角度を調節する場合、従来とは異なつて自由
に調節することのできる実用効果もある。
尚付言すれば、本願考案は前記の位置に突起2
0を設けたことにより、第4図の状態から第3図
の状態に向けて締具21を締め付ける過程におい
ては、上記の二つの係合突起20がブーム2を上
方へ押上げてバンド部16の内周面18aとブー
ム外周面2aとの圧接を促進し、同時に下方にお
いて圧接による係合をより効果的にする等、上記
締具21の締着力を誠に合理的に使つて支持杆7
に対するブーム2の角度の維持を図り得るように
したもので、有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はア
ンテナの斜視図、第2図は要部斜視図、第3図は
第2図における−線断面図(一部破断図)、
第4図は締着前の状態を示す第3図と同様の図、
第5図は従来例を示す第3図と同様の図。 2……ブーム、7……支持杆、8……結合具、
18……外周包囲区間、17……支持杆添付部、
20……係合突起、21……締具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のアンテナエレメントを具備するアンテナ
    のブーム2と、そのブーム2を横架させた状態
    で、そのブーム2を下方から支承しうるようにし
    た支持杆7と、上記支持杆7の上部と上記ブーム
    とを結合させ得るようにしてある結合具8とから
    成るアンテナにおいて、上記ブーム2の外周面に
    はブーム2の軸線と平行な多数の凹条6を並列状
    に形成する一方、上記結合具8は板状材料を曲げ
    形成してU字状にしてある本体15と、本体15
    におけるバンド部16の両側に連らなる支持杆添
    付部17,17を支持杆7の両側に対して締、緩
    自在に締着する為の締具21とから構成され、上
    記本体15におけるバンド部16の支持杆添付部
    17,17に最も近い部分には、夫々内側に向け
    て係合突起20,20を突設させ、その突出寸法
    は、上記支持杆添付部17,17を締付けた状態
    で係合突起20,20がブーム外周面に圧接する
    突出寸法に設定してあることを特徴とするアンテ
    ナ。
JP3073681U 1981-03-05 1981-03-05 Expired JPS6347049Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3073681U JPS6347049Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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JP3073681U JPS6347049Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57143704U JPS57143704U (ja) 1982-09-09
JPS6347049Y2 true JPS6347049Y2 (ja) 1988-12-06

Family

ID=29828217

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JP3073681U Expired JPS6347049Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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JP (1) JPS6347049Y2 (ja)

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JPS57143704U (ja) 1982-09-09

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