JPH0247611Y2 - - Google Patents

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JPH0247611Y2
JPH0247611Y2 JP5222584U JP5222584U JPH0247611Y2 JP H0247611 Y2 JPH0247611 Y2 JP H0247611Y2 JP 5222584 U JP5222584 U JP 5222584U JP 5222584 U JP5222584 U JP 5222584U JP H0247611 Y2 JPH0247611 Y2 JP H0247611Y2
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JP
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stay
support arm
converter
reflector
radiator
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JP5222584U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、衛星放送受信用のパラボラアンテナ
に係り、特にその放射器及びコンバータを支持す
る支持アーム及びステーの改良に関する。
衛星放送を受信する場合、その電波は12GHzと
微弱であるため、受信アンテナとしては高性能な
ものが要求される。このようなアンテナとして、
第1図に示すようなパラボラアンテナが提案され
ている。同図に於いて、11は反射鏡であり、こ
の反射鏡11の背面部には補強リブ12が設けら
れている。この補強リブ12には取付金具13が
取付けられており、この取付金具13により反射
鏡11が支柱14に固定されると共に、その仰角
及び方位角の粗調整及び微調整が行なわれるよう
になつている。反射鏡11の焦点位置には、コン
バータ15及び放射器16が配置されている。こ
れらコンバータ15及び放射器16は、一端部が
反射鏡11の下部に固定された支持アーム17の
他端部に固定支持されている。この支持アーム1
7は一本のステー18によりその他端部が支持さ
れている。このステー18はその中央部に於い
て、第2図に示すように固定サドル(図示せず)
を介在させてねじにより支持アーム17へ締付け
固定されている。ステー18はその中央部から略
V字状に折曲され、その両端部に於いて反射鏡1
1の裏面部のリブに対し、ナツトにより固定され
ている。
ところで、上記パラボラアンテナに於いて、支
持アーム17及びステー18は、それぞれ材料の
入手、加工の容易さから、外観は丸いパイプ状と
なるのが普通である。一方、反射鏡11の口径に
は種々あり、口径の大きな反射鏡11ほど焦点距
離も遠くなり、ステー18の長さは長くなる。こ
のような場合、第4図に示すように横風Aを受け
ると、丸い支持アーム17及びステー18により
カルマン渦が発生し、さらに当該支持アーム17
及びステー18の反射鏡11側は固定されている
ため、振動が発生する。反射鏡11の口径が大き
くなればなるほど、指向特性は鋭くなり、従つて
微小な振動でもアンテナの効率は低下することに
なる。また、振動が繰返し発生すると、ねじが緩
み、さらには振動による疲労から破損に至ること
も容易に考えられる。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、横風によるカルマン渦の発生を軽減し
て振動の発生を防止し、アンテナ効率の低下を防
止すると共に、破損等の事故の発生を防止するこ
とのできるパラボラアンテナを提供することにあ
る。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。第3図は本考案に係るパラボラアンテナの
一部を取出して示すものである。同図に於いて、
21はコンバータ、22は放射器であり、これら
コンバータ21及び放射器22は一体化され支持
アーム23の一端部に固定されている。この支持
アーム23の他端部は図示しないパラボラ反射鏡
の下部に固定されている。また、この支持アーム
23の一端部はステー24により支持されてい
る。このステー24はその中央部に於いて、第4
図に分解して示すように固定サドル25を介在さ
せてねじ26により支持アーム23へ締付け固定
されている。このステー24はその中央部から略
V字状に折曲され、その両端部に第4図に示すよ
うにねじ部27が設けられ、このねじ部27にナ
ツト28を締付けることにより、反射鏡の裏面リ
ブ29に固定されている。
上記支持アーム23は、その表面に山形部23
aが形成されると共に、下面側に開口部が形成さ
れ、その内部に同軸ケーブル30が配設されてい
る。また、上記ステー24は六角棒により構成さ
れている。
上記構成のパラボラアンテナにあつては、支持
アーム23、ステー24共に外形がパイプ状では
なく多面体であるため、横風を受けた場合、従来
に比べてカルマン渦の発生率が軽減される。従つ
て、コンバータ21及び放射器22に於ける振動
の発生が低減されるものである。
尚、上記実施例に於いては、ステー24の外形
を比較的入手の容易な六角棒としたが、これに限
定するものではなく、第5図a〜dに示すよう
に、四,三角形、流線形、筋付き等の形状でもよ
く、要は丸形以外の多面形状であればよい。
以上のように本考案によれば、横風によるカル
マン渦の発生を軽減できるので、振動の発生を防
止することができ、アンテナ効率の低下を防止す
ると共に破損等の事故の発生を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパラボラアンテナの構成を示す
側面図、第2図は同じく正面図、第3図は本考案
の一実施例に係るパラボラアンテナのコンバータ
近傍の構造を示す斜視図、第4図は同じくステー
の取付け部の構造を分解して示す斜視図、第5図
は本考案の他の実施例を示す側面図である。 21……コンバータ、22……放射器、23…
…支持アーム、24……ステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射鏡と、この反射鏡に対して所定の位置に配
    置されるコンバータ及び放射器と、一端部が前記
    反射鏡に固定され、他端部に於いて前記放射器及
    びコンバータを支持する支持アームと、中央部に
    於いて折曲形成され、同中央部に於いて前記支持
    アームの他端部にねじ止めされると共に、両端部
    に於いて前記反射鏡に取付けられるステーとを具
    備し、前記支持アーム及び前記ステーのそれぞれ
    の外周形状を多角形としたことを特徴とするパラ
    ボラアンテナ。
JP5222584U 1984-04-10 1984-04-10 パラボラアンテナ Granted JPS60167411U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5222584U JPS60167411U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 パラボラアンテナ

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JP5222584U JPS60167411U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 パラボラアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60167411U JPS60167411U (ja) 1985-11-07
JPH0247611Y2 true JPH0247611Y2 (ja) 1990-12-14

Family

ID=30571989

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JP5222584U Granted JPS60167411U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 パラボラアンテナ

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JPS60167411U (ja) 1985-11-07

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