JP4500568B2 - アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 - Google Patents
アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4500568B2 JP4500568B2 JP2004078941A JP2004078941A JP4500568B2 JP 4500568 B2 JP4500568 B2 JP 4500568B2 JP 2004078941 A JP2004078941 A JP 2004078941A JP 2004078941 A JP2004078941 A JP 2004078941A JP 4500568 B2 JP4500568 B2 JP 4500568B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- support rod
- mounting
- antenna mast
- mast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
Description
(例えば,特許文献1参照)
この代表例を詳しく説明する。この例によるとアンテナマスト1とアンテナアーム3との間に位置する座部材2と,上記アンテナマスト1の外面に添着される押え板部材4及び前記アンテナアーム3の外面に添着される当て板部材5と,これらの金具の両端部と前記アンテナアーム3に夫々挿通された各別の螺子棒6,6と,この螺子に螺合するナット7,7とからなり,当該ナット7,7を締着させることによって前記アンテナアーム3と前記アンテナマスト1とを夫々の金具でもって挟持し,前記アンテナアーム3と前記アンテナマストとは相互に交叉するように取付けられる構造となっていた。
(例えば,特許文献2の図1参照)
このようにアンテナをベランダ等に設置する場合,電界強度の強い地域においては,アンテナはコンパクトに設計された小型アンテナを用いる方が設置工事も容易であるし安価に設置できるといったメリットがある。
ところが,ベランダ等に設置する小型アンテナでは,従来のようにアンテナアーム(以下,アンテナ支持杆と呼ぶ。)をアンテナの反射器の後方側に突出させ,当該突出部とアンテナマストとが相互に交叉するように取付けられるように構成されていると,前記アンテナ支持杆の後端部が突出し,ベランダを利用するユーザーにとっては邪魔になったり危険になったりすることが考えられた。
更にベランダを利用押して取付けるようなアンテナはその取付けにおいて容易であるばかりでなく取付時や取付後の安全性が求められることになる。
また,アンテナ支持杆が長いと,工場出荷時の荷姿が大きくなるので,梱包材がたくさん必要となり,この結果,運送費が高くなるといった問題が生じると共に,延いては製品のコストが高くなるといった問題があった。
本発明は,こうした問題点を解決するためになされたものであり,その目的は,アンテナをベランダ等に容易に取り付けることができ,しかもその取付時や設置後でも安全性の高いアンテナマスト取付金具及びアンテナ装置を提供することにある。
前方側に形成され前記アンテナ支持杆を固定するための係止部とこの係止部の後方側に連設された前記アンテナマストへの取付部とを備えた取付アングルと,
当該取付アングルと前記アンテナマストとの間に位置して,前記アンテナマストを受け入れる凹部を切欠して形成した受金具と,
前記アンテナマストに添着して,当該アンテナマストを前記受金具との間で挟持する挟持片と,
前記取付アングルの取付部,前記受金具及び前記挟持片の両端部にそれぞれ挿通され,前記取付アングルの取付部,前記受金具及び前記挟持片を近接するよう締め付けるための螺子棒及び該螺旋棒に螺合するナットと,
を備え,
前記取付アングルの取付部は,アンテナ反射器を支持する反射器支持杆若しくは反射器エレメントを前記受金具との間に挟み,前記螺子棒及びナットによる締め付けにより,前記反射器支持杆若しくは前記反射器エレメントを前記受金具との間で挟持するように構成され,
前記取付アングルの係止部は,前記取付部から前方側に突設され前記アンテナ支持杆の後端側の側壁に係合可能な板部と,該板部に一体的に立設させた少なくとも1つの爪部とを備え,当該爪部に対向配置させた係止孔を備えた上記アンテナ支持杆を,前記爪部と係止孔とを嵌合させて前記板部に取り付け,螺子にて固着するように構成されていることを特徴とする。
前方側に形成され前記アンテナ支持杆を固定するための係止部とこの係止部の後方側に連設された前記アンテナマストへの取付部とを備えた取付アングルと,
当該取付アングルと前記アンテナマストとの間に位置して,両側に平板部を備え中央部に前記アンテナマストを受け入れる凹部を断面略M字状に屈曲形成した受金具と,
前記アンテナマストに添着して,当該アンテナマストを前記受金具との間で挟持する挟持片と,
前記受金具の凹部の両側板に設けた挿通孔に連結部を可倒自在に組込ませると共に,螺子が形成された折曲部を前記挟持片の両端に挿通させて,前記挟持片を前記受金具に近接するよう締め付けるためのU字ボルト,及び,該U字ボルトの前記折曲部の螺子に螺合するナットと,
を備え,
前記取付アングルの取付部は,アンテナ反射器を支持する反射器支持杆若しくは反射器エレメントを前記受金具の平板部との間に挟み,当該取付部と平板部とが近接するよう螺子にて締め付けることにより,当該取付アングルを前記受金具に固着すると共に,前記反射器支持杆若しくは前記反射器エレメントを前記受金具との間で挟持するように構成され,
前記取付アングルの係止部は,前記取付部から前方側に突設され前記アンテナ支持杆の後端側の側壁に係合可能な板部と,該板部に一体的に立設させた少なくとも1つの爪部とを備え,当該爪部に対向配置させた係止孔を備えた上記アンテナ支持杆を,前記爪部と係止孔とを嵌合させて前記板部に取り付け,螺子にて固着するように構成されていることを特徴とする。
前記取付アングルの係止部を構成する板部は,
前記アンテナ支持杆の側壁の全周に達しない範囲で一部若しくは連続的に前記アンテナ支持杆の側壁に当接すると共に,
前記係止部の長さ方向一側に開口部を形成するように屈曲形成され,
少なくとも前記開口部の開口寸法は,前記アンテナ支持杆が当該アンテナ支持杆の長さ方向以外にも着脱可能に固着できる寸法から成るように形成されたことを特徴とする。
そして,取付アングルの係止部は,アンテナマストへの取付部から前方側に突設され,アンテナ支持杆の後端側の側壁に係合可能な板部と,この板部に一体的に立設させた少なくとも1つの爪部とを備え,当該爪部に対向配置させた係止孔を備えた上記アンテナ支持杆を,爪部と係止孔とを嵌合させて板部に取り付け,螺子にて固着するように構成されている。
また,取付アングルの取付部は,アンテナマストを挟持片との間で挟持することによりアンテナマストに固定される受金具に装着されるが,その装着時には,アンテナ反射器を支持する反射器支持杆若しくは反射器エレメントを受金具との間に挟み,螺子による締付によって,反射器支持杆若しくは反射器エレメントを受金具との間で挟持するようにされている。
このため,請求項1及び請求項2に記載のアンテナマスト取付金具によれば,アンテナ支持杆を,取付アングルの取付部から後方に突出させることなく,アンテナマストに簡単に固定することができ,アンテナをベランダ等に取り付けたときの安全性を高めることができる。
また係止部に備えた爪部寸法は,当該爪部に対応したアンテナ支持杆に備えた係止孔が,前記アンテナ支持杆の強度を著しく劣化させること無く,実用に充分な強度を有したアンテナ支持杆を提供することができる寸法であり,この爪部と係止孔とによって,信頼性の高いアンテナマスト取付金具を提供できる。
図1本願の第1の実施例を示す。図2は本願の他の実施例を示す。図3は本発明の異なる実施例を示す。図4はアンテナ支持杆の取付手順を示す。図5(a)に取付状態の側面から見た要部断面図と,(b)にこのときの上面から見た図を示す。図6(a)は第1の実施例,(b)は他の実施例の側面から見た概略図である。図7に本発明の取付アングルの他の実施例を示す。図8は本願の実施例の要部の具体的な寸法を示す図面である。図9は係止部とアンテナ支持杆の形状の異なる例を示す。
取付アングル20は金属製材料等の剛性を有する材料で形成されており,前方側に形成した係止部11とこの係止部11の後方側において連設された取付部12とから形成されている。この係止部11は前記取付部12から前方向に連設されており,断面略半月状に形成された湾曲部13と湾曲部13の両端部に連設された平板部14とから成る。
この湾曲部13の内側面,即ち下側にはアンテナのアーム2の後端部が取付けられるように,アーム2外周面の曲率に合わせて湾曲形成してある。更に湾曲部の前方向端部には略中央に湾曲部13の内方向に切起した爪部13aが一体的に形成されている。アーム2には前記爪部13aと相対向する位置に係止孔2aが形成されており,係止部11の湾曲面13にアーム2を取付ける時に,前記爪部13aを前記係止孔2aに挿通さえながら取付けるように構成されている。
また,この係止部11には少なくとも1つの挿通孔11a(本願の実施例ではダルマ孔)が形成されており,加えて前記アーム2にもこの挿通孔11aと相対向する位置に図示されていないアーム2を貫通する貫通孔を備えさせて,前記係止部11と前記アーム2との挿通孔に螺子棒15を挿通させて,この螺子にナット16を螺合することによって係止部11とアーム2を固着するように構成されている。
前記平板部14は係止部の強度を高めるためのものである。
例えばアンテナ支持杆が22mmとすると,220〜660mmのアンテナ支持杆の場合,係止部11の長さは22〜110mm,係止部の開口寸法は22mmよりやや大きく形成され,爪部13aの幅は0.88〜11mm,前記係止部の肉厚を含めた高さは前記係止部の肉厚を含めて3.3〜22mmとなり,これに対応する係止孔の径は0.88〜11mmよりやや大きくなるように形成される。
実験的にはアンテナ支持杆の太さは22mm,長さは400mmであり,係止部の長さは45mm,爪部の幅は5mm,爪部の高さは6.5mmであり,係止孔の径は6mmである。
尚,本発明の実施例では係止部11に湾曲部13を設けた例を示しているが,この実施例に限定されるものではなく,図9(a),(b),(d),(e)に示す如く,係止部の形状を断面略コ字状に形成しても良い。この場合,アンテナ支持杆は略四角形の場合にも,円形の場合にも対応可能である。また図9(c),(f)に示す如く,係止部の形状を断面略く字状に形成してもよい。この場合においてもアンテナ支持杆は,四角形及び円形の場合に対応可能である。
こうして爪部13aと係止孔2aとの係合と,更に加えて挿通孔11aの大径孔と小径孔との連設部分には突起部11bを形成させることによって,ナット締め作業時や螺子棒が緩んだ時におけるアンテナ装置の落下防止に対する二重の安全対策がなされていると共に,アーム取付時の位置決め,螺子棒を確実に固定できるといった取付性のよい構成となっている。
図5に係止部にアンテナ支持杆を取付けた時の状態を示す。(a)は取付状態の側面から見た要部断面図であり,(b)はこのときの上面から見た図を示す。
尚,本願の実施例によれば爪部13aは係止部13の前方端部に一つ立設させているが,この実施例に限定されるものでなく,爪部を複数設けても良いし,その配置も係止部の任意の位置でも良いことは言うまでもない。また,爪部13aは係止部に対して直交させて一体的に形成されているが,特に直交させることに限定されるものでなく,例えば係止部13の端部からやや前方に傾かせて形成することによって,アンテナ支持杆の取付状態において,前記爪部の前方側面の一部が前記係止孔の孔端に当接するように構成するようにしても良いし,更に爪部13aの先端部を前方向に折り返したように形成して,アンテナ支持杆の取付状態において,この折り返し部分が係止孔の内側近傍の内壁と係合するようにしても良いなど,実施例に限定されるものではない。
更に取付部12には透孔12a,12a,12bが形成されており,これらの透孔は後述する受金具20,挟持片30とを取付けるためのものである。
この取付部12は,本願において反射器3の反射器支持杆3a,3aに溶接等の固着手段で持って取付けられている。また,反射器支持杆3aは反射器3のエレメント3bと共用させてもよくこの場合,反射器エレメント3bに取付部12を固着することになる。尚,上記実施例に示すように取付部12と,反射器支持杆若しくは反射器エレメントとを溶接等で固着する方法だけでなく,受金具20と取付部12とでもって前記反射器支持杆3a若しくは反射器のエレメント3bを挟持する方法でもよい。
受金具20には,前記取付アングル10の取付部12に設けた挿通孔12a,12a,12bと相対向した位置に挿通孔22a,22a,22bが形成されており,そのうちの挿通孔12b,22bに螺子棒26を挿通させてナット27を螺合させることによって前記受金具20と前記取付アングル10とは反射器3を挟み込みながら取付けられる。
尚,この実施例では螺子棒26とナット27で固着する方法を述べたが,取付部13若しくは受金具22のどちらか一方の挿通孔を螺子山を備えた螺子孔にすることで,ナットを削減して固着する方法でもよい。また,この固着には1本の螺子棒を用いているが複数の螺子棒で固着する方法でも良い。
図6(a)に本実施例の側面から見た要部の概略図を示す。
取付アングル40は金属製材料等の剛性を有した材料で形成されており,前方側に形成した係止部41とこの係止部41の後方側において一体的に連設された取付部44とから形成されている。この係止部41は前記取付部44から前方向に連設されており,断面略半月状に形成された湾曲部45と湾曲部の両端部に連設された平板部46とから成る。
この湾曲部45の内側面,即ち下側にはアンテナのアーム2の後端部が取付けられるように,アーム2外周面の曲率に合わせて湾曲形成してある。更に湾曲部の前方向端部には略中央に湾曲部45の内方向に切起した爪部45aが一体的に形成されている。アーム2には前記爪部45aと相対向する位置に係止孔2aが形成されており,係止部41の湾曲面45にアーム2を取付ける時に,前記爪部45aを前記係止孔2aに挿通さえながら取付けるように構成されている。
また,この係止部45には少なくとも1つの挿通孔45a(本願の実施例ではダルマ孔)が形成されており,加えて前記アーム2にもこの挿通孔45aと相対向する位置に図示されていないアーム2を貫通する貫通孔を備えさせて,前記係止部45と前記アーム2との挿通孔に螺子棒47を挿通させて,この螺子にナット48を螺合することによって係止部45とアーム2を固着するように構成されている。アームと係止部との取付け手順は上記実施例と同様の方法である。
前記平板部46は係止部41の強度を高めるためのものである。
尚,この実施例2においても各部の寸法は上記第1の実施例と同様な構成となっている。
当付平板部42には透孔42a,42aが形成されており,これらの透孔は後述する受金具50,挟持片30とを取付けるためのものである。
本願の実施例においては,この取付部40は,前記当付部43に少なくとも1つの挿通孔43aを形成すると共に,当該挿通孔43aと相対向する前記反射器支持杆3aに,図示されていない螺子孔を形成することによって,前記反射器支持杆3aと取付部44とを螺子棒49を螺合させることによって固着する方法を示したが,前記取付部44を予め反射器支持杆3aに溶接等の固着手段で持って取付けるようにしてもよいし,反射器支持杆3aには挿通孔を形成し,取付部44の挿通孔を螺子孔としてもよい。また両方を貫通孔として螺子棒とナットで固着する方法でもよいことは言うまでもない。
受金具50には,前記凹部51の両側板に設けた挿通孔にU字ボルト53の連結部53aが組込まれて可倒自在に係止されている。また受金具50の平板部52には,前記取付アングル40の取付部44の当付平板部42に設けた挿通孔42a,42aと相対向した位置に挿通孔52a,52aが形成されており,これらの挿通孔42a,52aに螺子棒54,54を挿通させてナット55,55を螺子に螺合させることによって前記受金具50と前記取付アングル40とは固着される。
図6(b)に本実施例の側面から見た要部の概略図を示す。
また,アンテナ支持杆が短く構成されているので,工場出荷時の荷姿が小さくなるので,言うまでもなく梱包材の材料が少なく,寸法形状を小さくすることになり,この結果,運送費が安くなり延いては製品のコストを低減することができるアンテナマスト取付金具及び当該アンテナマスト取付金具を備えたアンテナ装置を提供できるのである。
尚,本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく,例えば挟持片は中央部を屈曲形成せずに断面略コ字状に形成し,アンテナマストに当接させる湾曲部だけ切欠いた構成としても良いし,また図3に示すように本願の実施例に示す取付アングルと本願の他の実施例に示す受金具との組み合わせのように各構成要素を組み合わせて使っても良いし,反射器支持杆の替わりに反射器エレメントに取付アングルを固着しても良いなど,本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
30…挟持片,31…湾曲部,32…挿通孔
40…取付アングル,41…係止部,41a…挿通孔,42…当付平板部,42a…挿通孔,43…当付部,43a…挿通孔,44…取付部,45…湾曲部,46…平板部,47…螺子棒,48…ナット
50…受金具,51…凹部,52…平板部,52a…挿通孔,53…U字ボルト,53a…連結部,53b…折曲部,54…螺子棒,55…ナット
Claims (7)
- アンテナ支持杆をアンテナマストに取付けるためのアンテナマスト取付金具において,
前方側に形成され前記アンテナ支持杆を固定するための係止部とこの係止部の後方側に連設された前記アンテナマストへの取付部とを備えた取付アングルと,
当該取付アングルと前記アンテナマストとの間に位置して,前記アンテナマストを受け入れる凹部を切欠して形成した受金具と,
前記アンテナマストに添着して,当該アンテナマストを前記受金具との間で挟持する挟持片と,
前記取付アングルの取付部,前記受金具及び前記挟持片の両端部にそれぞれ挿通され,前記取付アングルの取付部,前記受金具及び前記挟持片を近接するよう締め付けるための螺子棒及び該螺旋棒に螺合するナットと,
を備え,
前記取付アングルの取付部は,アンテナ反射器を支持する反射器支持杆若しくは反射器エレメントを前記受金具との間に挟み,前記螺子棒及びナットによる締め付けにより,前記反射器支持杆若しくは前記反射器エレメントを前記受金具との間で挟持するように構成され,
前記取付アングルの係止部は,前記取付部から前方側に突設され前記アンテナ支持杆の後端側の側壁に係合可能な板部と,該板部に一体的に立設させた少なくとも1つの爪部とを備え,当該爪部に対向配置させた係止孔を備えた上記アンテナ支持杆を,前記爪部と係止孔とを嵌合させて前記板部に取り付け,螺子にて固着するように構成されていることを特徴とするアンテナマスト取付金具。 - アンテナ支持杆をマストに取付けるためのアンテナマスト取付金具において,
前方側に形成され前記アンテナ支持杆を固定するための係止部とこの係止部の後方側に連設された前記アンテナマストへの取付部とを備えた取付アングルと,
当該取付アングルと前記アンテナマストとの間に位置して,両側に平板部を備え中央部に前記アンテナマストを受け入れる凹部を断面略M字状に屈曲形成した受金具と,
前記アンテナマストに添着して,当該アンテナマストを前記受金具との間で挟持する挟持片と,
前記受金具の凹部の両側板に設けた挿通孔に連結部を可倒自在に組込ませると共に,螺子が形成された折曲部を前記挟持片の両端に挿通させて,前記挟持片を前記受金具に近接するよう締め付けるためのU字ボルト,及び,該U字ボルトの前記折曲部の螺子に螺合するナットと,
を備え,
前記取付アングルの取付部は,アンテナ反射器を支持する反射器支持杆若しくは反射器エレメントを前記受金具の平板部との間に挟み,当該取付部と平板部とが近接するよう螺子にて締め付けることにより,当該取付アングルを前記受金具に固着すると共に,前記反射器支持杆若しくは前記反射器エレメントを前記受金具との間で挟持するように構成され,
前記取付アングルの係止部は,前記取付部から前方側に突設され前記アンテナ支持杆の後端側の側壁に係合可能な板部と,該板部に一体的に立設させた少なくとも1つの爪部とを備え,当該爪部に対向配置させた係止孔を備えた上記アンテナ支持杆を,前記爪部と係止孔とを嵌合させて前記板部に取り付け,螺子にて固着するように構成されていることを特徴とするアンテナマスト取付金具。 - 前記アンテナマスト取付金具における前記取付アングルの係止部を,前記アンテナ支持杆に取付けたときに,前記アンテナ支持杆の軸線と前記アンテナマストの軸線とが交差するように配設したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナマスト取付金具。
- 前記アンテナ支持杆の軸線と前記アンテナマストの軸線とが直交交差するように配設したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のアンテナマスト取付金具。
- 前記取付アングルの係止部を構成する板部は,
前記アンテナ支持杆の側壁の全周に達しない範囲で一部若しくは連続的に前記アンテナ支持杆の側壁に当接すると共に,
前記係止部の長さ方向一側に開口部を形成するように屈曲形成され,
少なくとも前記開口部の開口寸法は,前記アンテナ支持杆が当該アンテナ支持杆の長さ方向以外にも着脱可能に固着できる寸法から成るように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のアンテナマスト取付金具。 - 前記アンテナ支持杆の外径をA寸法とすると,アンテナ支持杆の長さがA寸法の10〜30倍において,前記係止部は,長手方向の寸法がA寸法の1〜5倍,開口部の開口寸法がA寸法よりやや大きく形成され,前記爪部の幅はA寸法の0.04〜0.5倍,前記係止部の肉厚を含めた高さはA寸法の0.15〜1倍の大きさで前記係止部の前方側端部に立設させ,前記アンテナ支持杆の係止孔はA寸法の0.04〜0.5倍よりやや大きくなるように形成したことを特徴とする請求項5に記載のアンテナマスト取付金具。
- 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のアンテナマスト取付装置を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004078941A JP4500568B2 (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004078941A JP4500568B2 (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005269252A JP2005269252A (ja) | 2005-09-29 |
JP4500568B2 true JP4500568B2 (ja) | 2010-07-14 |
Family
ID=35093315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004078941A Expired - Fee Related JP4500568B2 (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4500568B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4740552B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2011-08-03 | マスプロ電工株式会社 | アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 |
JP5108695B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2012-12-26 | 株式会社バッファロー | 指向性アンテナ |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5255144U (ja) * | 1975-10-17 | 1977-04-21 | ||
JPS5345845U (ja) * | 1976-09-22 | 1978-04-19 | ||
JPS577210U (ja) * | 1980-06-14 | 1982-01-14 | ||
JPS57111106U (ja) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | ||
JPS59166505U (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-08 | 八木アンテナ株式会社 | アンテナ |
JPH0716405U (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-17 | 八木アンテナ株式会社 | マスト取付け金具 |
JPH07307606A (ja) * | 1994-05-12 | 1995-11-21 | Sony Corp | 衛星放送受信アンテナ取付け装置 |
JPH08279709A (ja) * | 1996-05-22 | 1996-10-22 | Yagi Antenna Co Ltd | アンテナ取付具 |
JP2000151233A (ja) * | 1998-11-12 | 2000-05-30 | Dx Antenna Co Ltd | アンテナ用ベランダ手摺取付具 |
JP2001144515A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Ikegami Tsushinki Co Ltd | アンテナ支持装置 |
-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004078941A patent/JP4500568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5255144U (ja) * | 1975-10-17 | 1977-04-21 | ||
JPS5345845U (ja) * | 1976-09-22 | 1978-04-19 | ||
JPS577210U (ja) * | 1980-06-14 | 1982-01-14 | ||
JPS57111106U (ja) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | ||
JPS59166505U (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-08 | 八木アンテナ株式会社 | アンテナ |
JPH0716405U (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-17 | 八木アンテナ株式会社 | マスト取付け金具 |
JPH07307606A (ja) * | 1994-05-12 | 1995-11-21 | Sony Corp | 衛星放送受信アンテナ取付け装置 |
JPH08279709A (ja) * | 1996-05-22 | 1996-10-22 | Yagi Antenna Co Ltd | アンテナ取付具 |
JP2000151233A (ja) * | 1998-11-12 | 2000-05-30 | Dx Antenna Co Ltd | アンテナ用ベランダ手摺取付具 |
JP2001144515A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Ikegami Tsushinki Co Ltd | アンテナ支持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005269252A (ja) | 2005-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110051272A1 (en) | Mounting portion structure of door mirror | |
JP5324274B2 (ja) | アンテナ取付装置 | |
TWI643398B (zh) | 碟型天線及其天線承座製作方法及其碟盤支架組 | |
JP4500568B2 (ja) | アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 | |
WO2019088217A1 (ja) | インサートナット | |
JP4740552B2 (ja) | アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 | |
JP6358693B2 (ja) | 太陽光パネル取付金具 | |
JP4716806B2 (ja) | 電子機器ケース | |
JP2005268956A (ja) | アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 | |
JP2005268955A (ja) | アンテナマスト取付金具及びアンテナ装置 | |
JP2009084982A (ja) | 屋根上取り付け金具 | |
JP5222180B2 (ja) | 取付部品、取付部品による縦横材の組付け構造体及びその組付け方法 | |
JP4628215B2 (ja) | アンテナの取付構造 | |
JP2007263508A (ja) | エアコン室外機の屋根置台 | |
JP2000151233A (ja) | アンテナ用ベランダ手摺取付具 | |
JP4258844B2 (ja) | ポール取付用アタッチメント | |
JP4004351B2 (ja) | パネル固定金具 | |
JP5047866B2 (ja) | 反射鏡アンテナ | |
JP3106320B2 (ja) | パラボラアンテナのコンバータ支持具 | |
JP7462944B2 (ja) | 構造物用枠材の連結構造 | |
JP4423649B2 (ja) | 線材連結金具 | |
JP4774384B2 (ja) | パイプ取付構造 | |
JP5020197B2 (ja) | 埋込型感知器ベース | |
JP3982202B2 (ja) | 線材連結金具 | |
JP4535930B2 (ja) | 格子用止め具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091027 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20091201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100323 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100419 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |