JP6358693B2 - 太陽光パネル取付金具 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光パネル取付金具に関する。更に詳しくは、太陽光パネルを屋根上に設置するに際し、簡易な構造で、作業性を向上させることのできる、太陽光パネル取付金具に関する。
従来、図12に示すようなハゼ式折屋根80に、太陽光パネルSを取付けるには、例えば、上底81に固定金具95を固定し、この固定金具95に一対の長尺のベース材96を固定する。そして、このベース材96に架台97を固定して、その架台97に太陽光パネルSを固定する。太陽光パネルを用いて実際に電力供給に役立てようとすると、相当数の太陽光パネルを屋根に取り付ける必要があり、それに伴い、数多くの固定部材が必要となる。更に、それらの固定には、ボルトなどの固着具が大量に使用されることになる。
ここで、作業性を向上させることのできる、太陽光パネル取付金具が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の太陽光パネル取付金具は、一方のソーラーパネルに取り付けられる支持金具と、他方のソーラーパネルに設けられる挿入部材とを備える。そして、支持金具は、架台上に取り付けられるベース部と弾力的に折り曲げられてベース部上方に位置する対面部とを備え、ベース部と対面部との間に、一方のソーラーパネルの端部と、他方のソーラーパネルの端部が固定される挿入部材が差込まれることによって、挿入空間部が形成され、この挿入空間部に、一方の端部と、挿入部材はベース部と対面部に挟まれて一緒に弾力的に保持される。
そのため、太陽光パネルと取付金具を固定するための固着具が少なく、作業性に優れている。
特開2013−159971号公報
しかし、上記取付金具は、架台上に取り付けるものであり、架台と取付金具を固定するには依然として、ボルトなどの固着具が必要である。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で、作業性を向上させることのできる、太陽光パネル取付金具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明は以下の通りである。
1.建物の屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
前記屋根が、ハゼ式折板屋根の場合において、前記基台部材は、該ハゼ式折板屋根の上底に載置する角筒状体からなり、該基台部材の内部に弾性体を更に備え、
前記上底に形成されたハゼ部を前記弾性体により囲繞し、前記基台部材で該弾性体を押圧挟持することにより、前記基台部材を該ハゼ部に固定し、
前記基台部材の前記ハゼ部に対して平行に立設した一対の側板内部に、内側下方に向かって傾斜した一対の斜板を更に備え、前記押圧挟持を補助することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
2.建物の屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
前記屋根が、ハゼ式折板屋根の場合において、前記基台部材は、外包部材と、該外包部材が包接する内包部材と、からなり、
前記外包部材は、外包上板と、
該外包上板の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第1スリットを有する長側板と、該長側板下端から内側に連結した底板と、該長側板と対向して該底板の端から立設した第1ハゼ部固定板と、からなる第1ハゼ固定部と、
該外包上板の他端から下方に延設し、下端部に内方に向かって突出した一対の第2スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、
前記内包部材は、内包上板と、
該内包上板の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第2スリットを有する長側板と、該長側板下端から内側に連結した底板と、該長側板と対向して該底板の端から立設した第2ハゼ部固定板と、からなる第2ハゼ固定部と、
該内包上板の他端から下方に延設し、下端部に外方に向かって突出した一対の第1スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、
前記外包部材が、前記内包部材を包接して、前記一対の第1スリット用嵌合片を、前記一対の第1スリットに嵌着し、前記一対の第2スリット用嵌合片を、前記一対の第2スリットに嵌着して、第1ハゼ固定部と、第2ハゼ固定部によりハゼ部を押圧挟持して固定することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
3.前記第1ハゼ部固定板及び前記第2ハゼ部固定板の上端部が、波形状又は鋸歯状に形成され、ハゼ部の頭部に該上端部が下方から咬止する2.に記載の太陽光パネル取付金具。
4.建物の屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
前記取付部材は、基板部の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部を形成し、前記基板部の下部に第1スリット状凹部と直交又は平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部を形成し、
前記第1スリット状凹部に、太陽光パネルの端部を挿着し、
前記第2スリット状凹部を、前記基台部材の上部に形成された板状の鍔部にスライド固定することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
5.前記屋根が、ハゼ式折板屋根の場合において、前記基台部材は、該ハゼ式折板屋根の上底に載置する角筒状体からなり、該基台部材の内部に弾性体を更に備え、
前記上底に形成されたハゼ部を前記弾性体により囲繞し、前記基台部材で該弾性体を押圧挟持することにより、前記基台部材を該ハゼ部に固定する4.に記載の太陽光パネル取付金具。
6.前記基台部材の前記ハゼ部に対して平行に立設した一対の側板内部に、内側下方に向かって傾斜した一対の斜板を更に備え、前記押圧挟持を補助する5.に記載の太陽光パネル取付金具。
7.前記屋根が、重ね式折板屋根の場合において、前記基台部材は、該基台部材の底板を該重ね式折板屋根の上底に載置する立設体からなり、前記底板を、前記重ね式折板屋根の上底から突出した固定部材を介して、該上底に固定する4.に記載の太陽光パネル取付金具。
8.前記屋根が、重ね式折板屋根の場合において、前記基台部材は、上方に開口し、上部に鍔部を備える樋状の長尺体からなり、該重ね式折板屋根の上底に前記基台部材の底板を固定する4.に記載の太陽光パネル取付金具。
9.前記屋根が、ハゼ式折板屋根の場合において、前記基台部材は、外包部材と、該外包部材が包接する内包部材と、からなり、
前記外包部材は、外包上板と、
該外包上板の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第1スリットを有する長側板と、該長側板下端から内側に連結した底板と、該長側板と対向して該底板の端から立設した第1ハゼ部固定板と、からなる第1ハゼ固定部と、
該外包上板の他端から下方に延設し、下端部に内方に向かって突出した一対の第2スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、
前記内包部材は、内包上板と、
該内包上板の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第2スリットを有する長側板と、該長側板下端から内側に連結した底板と、該長側板と対向して該底板の端から立設した第2ハゼ部固定板と、からなる第2ハゼ固定部と、
該内包上板の他端から下方に延設し、下端部に外方に向かって突出した一対の第1スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、
前記外包部材が、前記内包部材を包接して、前記一対の第1スリット用嵌合片を、前記一対の第1スリットに嵌着し、前記一対の第2スリット用嵌合片を、前記一対の第2スリットに嵌着して、第1ハゼ固定部と、第2ハゼ固定部によりハゼ部を押圧挟持して固定する4.に記載の太陽光パネル取付金具。
10.前記第1ハゼ部固定板及び前記第2ハゼ部固定板の上端部が、波形状又は鋸歯状に形成され、ハゼ部の頭部に該上端部が下方から咬止する9.に記載の太陽光パネル取付金具。
11.前記鍔部又は前記第2スリット状凹部のいずれか一方に係合凹部、他方に係合凸部を備え、前記係合凹部と前記係合凸部とが係合し、ロックされる4.乃至10.のうちのいずれか1項に記載の太陽光パネル取付金具。
請求項1の発明は、ハゼ式折板屋根に載置固定する基台部材と、基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備えるため、太陽光パネルを屋根に固定する上で、簡易な構造で、作業性を向上させることができる。
基台部材が、ハゼ式折板屋根の上底に載置固定する角筒状体からなり、基台部材の内部に弾性体を更に備え、上底に形成されたハゼ部を弾性体により囲繞し、基台部材で弾性体を押圧挟持することにより、基台部材をハゼ部に固定するため、基台部材を折板屋根に固定するに際しても、ボルト、ナットなどの固着具を使用することなく、基台部材を屋根に取付けることができる。
更に、基台部材のハゼ部に対して平行に立設した一対の側板内部に、内側下方に向かって傾斜した一対の斜板を更に備えるため、弾性体の押圧挟持を補助し、更に確実に基台部材をハゼ部に固定することができる。
請求項の発明は、ハゼ式折板屋根の場合において、基台部材は、外包部材と、内包部材との組み合わせから構成され、外包部材は、外包上板と、一対の第1スリットを有する長側板と、底板と、第1ハゼ部固定板と、からなる第1ハゼ固定部と、一対の第2スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、内包部材は、内包上板と、一対の第2スリットを有する長側板と、底板と、第2ハゼ部固定板と、からなる第2ハゼ固定部と、一対の第1スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、外包部材が、内包部材を包接して、一対の第1スリット用嵌合片を、一対の第1スリットに嵌着し、一対の第2スリット用嵌合片を、一対の第2スリットに嵌着することによって形成されるため、ボルト、ナットなどの固着具を使用することなく、基台部材を屋根に取付けることができる。
請求項の発明は、請求項において、ハゼ部固定板及び第2ハゼ部固定板の上端部が、波形状又は鋸歯状であるため、ハゼ部の頭部に、この上端部が下方から咬止するため、更に確実に基台部材を屋根に取付けることができる。
請求項の発明は、取付部材が、基板部の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部を形成し、基板部の下部に第1スリット状凹部と直交又は平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部を形成し、第1スリット状凹部に、太陽光パネルの端部を挿着し、第2スリット状凹部を、基台部材の上部に形成された板状の鍔部にスライド固定するため、ボルト、ナットなどの固着具を使用することなく、太陽光パネルを基台部材に取付けることができる。
請求項の発明は、請求項において、ハゼ式折板屋根の場合、基台部材が、ハゼ式折板屋根の上底に載置固定する角筒状体からなり、基台部材の内部に弾性体を更に備え、上底に形成されたハゼ部を弾性体により囲繞し、基台部材で弾性体を押圧挟持することにより、基台部材をハゼ部に固定するため、基台部材を折板屋根に固定するに際しても、ボルト、ナットなどの固着具を使用することなく、基台部材を屋根に取付けることができる。
請求項の発明は、請求項において、基台部材のハゼ部に対して平行に立設した一対の側板内部に、内側下方に向かって傾斜した一対の斜板を更に備えるため、弾性体の押圧挟持を補助し、更に確実に基台部材をハゼ部に固定することができる。
請求項の発明は、請求項において、前記屋根が、重ね式折板屋根の場合において、基台部材が、基台部材の底板を重ね式折板屋根の上底に載置する立設体からなり、底板を、重ね式折板屋根の上底から突出した固定部材を介して、上底に固定するため、固定部材を利用して基台部材が固定でき、作業性に優れた取付ができる。
請求項の発明は、請求項において、重ね式折板屋根の場合、基台部材は、上方に開口し、上部に鍔部を備える樋状の長尺体からなり、重ね式折板屋根の上底に基台部材の底板を固定するものであるため、太陽光パネルの大きさに拘わらず、基台部材の任意の位置に取付部材を固定することができる。
請求項の発明は、請求項において、ハゼ式折板屋根の場合において、基台部材は、外包部材と、内包部材との組み合わせから構成され、外包部材は、外包上板と、一対の第1スリットを有する長側板と、底板と、第1ハゼ部固定板と、からなる第1ハゼ固定部と、一対の第2スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、内包部材は、内包上板と、一対の第2スリットを有する長側板と、底板と、第2ハゼ部固定板と、からなる第2ハゼ固定部と、一対の第1スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、外包部材が、内包部材を包接して、一対の第1スリット用嵌合片を、一対の第1スリットに嵌着し、一対の第2スリット用嵌合片を、一対の第2スリットに嵌着することによって形成されるため、ボルト、ナットなどの固着具を使用することなく、基台部材を屋根に取付けることができる。
請求項10の発明は、請求項において、ハゼ部固定板及び第2ハゼ部固定板の上端部が、波形状又は鋸歯状であるため、ハゼ部の頭部に、この上端部が下方から咬止するため、更に確実に基台部材を屋根に取付けることができる。
請求項11の発明は、請求項乃至10のいずれか1項において、鍔部又は第2スリット状凹部のいずれか一方に係合凹部、他方に係合凸部を備え、係合凹部と係合凸部とが係合し、ロックされる構造であるため、更に確実に取付部材を基台部材に固定することができる。
実施形態1の太陽光パネル取付金具に係り、はぜ式折板屋根に太陽光パネルを取り付けた状態を示す斜視図である。 実施形態1の太陽光パネル取付金具に係り、はぜ式折板屋根のハゼ部に弾性体を装着した状態を示す斜視図である。 実施形態1の太陽光パネル取付金具に係り、(a)ハゼ部に弾性体を取付ける前の状態、(b)ハゼ部に弾性体を装着した状態、(c)更に、立設体で弾性体を押圧挟持した状態を示す模式断面図である。 実施形態1の太陽光パネル取付金具に係り、立設体で弾性体を押圧挟持した後、取付部材を取付ける前の状態を示す斜視図である。 実施形態1の太陽光パネル取付金具に係り、太陽光パネルを取り付ける状態を示す斜視図である。 実施形態1の太陽光パネル取付金具に係り、ハゼ式折板屋根に太陽光パネルを取り付けた状態を示す斜視図である。 実施形態2の太陽光パネル取付金具に係り、立設体で弾性体を押圧挟持した後、他例の取付部材を取付ける前の状態を示す斜視図である。 実施形態3の太陽光パネル取付金具に係り、重ね式折板屋根に載置固定する基台部材を示す斜視図である。 実施形態4の太陽光パネル取付金具に係り、重ね式折板用屋根に載置固定する長尺状の基台部材を示す斜視図である。 実施形態5の太陽光パネル取付金具に係り、はぜ式折板屋根に載置固定する基台部材を示す斜視図である。 実施形態5の太陽光パネル取付金具を構成する外包部材と内包部材を示す斜視図である。 ハゼ式折板屋根への従来の太陽光パネルの取付例を示す斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。
[実施形態1]
太陽光パネル取付金具1は、図1に示すように、屋根に載置固定する基台部材40と、基台部材40にスライド固定され、太陽光パネルSを挿着固定する取付部材10と、を備えている。
取付部材10は、図4に示すように、基板部15の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部11を形成し、基板部15の下部に第1スリット状凹部11と直交する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部12を形成している。
そして、太陽光パネルSの取付に際しては、第1スリット状凹部11に、太陽光パネルの端部Saを挿着し、第2スリット状凹部12を、基台部材40の上部に形成された板状の鍔部41にスライド固定する。
取付部材10を製作する方法は特に限定はないが、例えば、1枚の矩形の基板部15形成用の板の4隅を切断した後、対向する一対の端縁部を上部に折り曲げて上対面板11aを形成し、他方の対向する一対の端縁部を下部に折り曲げて下対面板11aを形成することができる。こうすることで、上対面板11aと基板部15との隙間が第1スリット状凹部11となり、基板部15と下対面板12aとの隙間が第2スリット状凹部12となる。
また、第2スリット状凹部12は、その端縁部の一端側を塞ぐ係止片(不図示)を備えることもできる。この係止片を備えた側を、屋根の上部側となるように基台部材40の鍔部41にスライド固定することによって、取付部材10が脱落するのを確実に防止することができる。
更に、第2スリット状凹部12を長手方向に次第に広がる形状とし、これと対応する基台部材40の鍔部41の形状を次第に肉厚が増すテーパ形状とすることもできる。この第2スリット状凹部12の窄まる側を、屋根の上側となるようにして、テーパ形状の鍔部41にスライド固定することによっても、取付部材10が脱落するのを確実に防止することができる。
基台部材40は、ハゼ式折板屋根の上底81に載置固定することができ、取付部材がスライド固定することができれば、特に限定はないが、図2に示すように、角筒状体からなることが好ましい。基台部材40は、ハゼ部85が挿通する挿通孔44を有する前後板45と、これらと直交する側板43を備えている。そして、上部には、板状の鍔部41が形成されている。また、基台部材40には、載置鍔部49を設けて基台部材40の安定化を図っている。
また、基台部材40は、上方に開口しているが、鍔部41と面一の平板で覆閉されていてもよい。更に、鍔部41と一体に形成された平板によって覆閉されていてもよい。
更に、図4に示すように、板状の鍔部41には、係合凹部(切欠き)41aが設けられ、スライド固定される取付部材10の第2スリット部を形成する上対面板12aの上部に係合凸部が設けられていることが好ましい。こうすることで、
係合凹部41aと係合凸部12bが係合してロックされ、より確実に取付部材10を基台部材40に固定することができる。
なお、鍔部41に係合凸部を設け、取付部材10の上対面板12aの上部に係合凹部を設ける構成としてもよい。
そして、図2に示すように、基台部材40の内部に弾性体48を更に備え、上底81に形成されたハゼ部85を弾性体48により囲繞し、基台部材40で弾性体48を押圧挟持することにより、基台部材40をハゼ部85に固定する。
弾性体は、ハゼ部85を囲繞して基台部材により押圧挟持されるものであれば特に限定はないが、図2に示す弾性体48のような板バネであることが好ましい。
こうであれば、図3(a)に示すように、弾性体48を拡張して、ハゼ部85の頭部85aに対して上方から差し込み、図3(b)に示すように、ハゼ部全体を弾性体48で囲繞する。そして、図3(c)に示すように、筒状体の基台部材で押圧して、弾性体48の立設片48bでハゼ部85の首部85bを挟持することができる。そして、頭部85aの付け根85cを立設片48bで付勢して押止することで、確実にハゼ部85に弾性体48を固定することができる。
更に、図3(c)に示すように、基台部材40のハゼ部85に対して平行に立設した一対の側板43内部に、内側下方に向かって傾斜した一対の斜板47を更に備えている場合には、押圧挟持を更に確実なものとすることができると共に、弾性体48が脱離するのを防ぐことができる。
この斜板47は、側板43の内部に、別体に設けてもよいが、図2に示すように、側板43の底部及び側部の一部を切断して内部に折り曲げ加工することによって形成することもできる。
更に、この基台部材40は、1枚の平板を折り曲げ形成して製作することもできる。すなわち、図2に示すように、1枚の平板を折り曲げ形成して筒状体を形成(側部1箇所を溶接等で固着)し、上部に板状の鍔部41、下部に載置鍔部49を直角に折り曲げて形成することができる。
(太陽光パネルの取付方法)
ハゼ部85に固定された基台部40に対して、太陽光パネルS1を取付けるには、図5に示すように、取付部材10の第1スリット状凹部11Aに太陽光パネルS1の端部Saを挿着する。そして、取付部材10を矢印方向に引き寄せ、第2スリット状凹部12を基台部材40の鍔部41にスライド固定する。その際、鍔部41の係合凹部41aに取付部材10の第2スリット部12の係合凸部12bが係合して、ロックされることになる。
次いで、その下方に次の太陽光パネルS2の端部(上端部)を第1スリット状凹部11Bに挿着し、更に、同様に端部(下端部)を次の取付部材10の第1スリット状凹部11Aに挿着して、取付部材10を矢印方向に引っ張り、第2スリット状凹部12を次の基台部材40の鍔部41にスライド固定する。
そうすることで、図6に示すように、屋根に太陽光パネルS1、S2を取付けることができる。
[実施形態2]
太陽光パネル取付金具2は、図7に示すように、屋根80に載置固定する基台部材40と、基台部材40にスライド固定され、太陽光パネルSを挿着固定する取付部材20と、からなる。
取付部材20は、上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部21を形成し、下部に第1スリット状凹部と平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部22を形成している。そして、第1スリット状凹部21に、太陽光パネルの端部Saを挿着し、第2スリット状凹部22を、基台部材40の上部に形成された板状の鍔部41にスライド固定する。そのため、ボルト、ナットなどの固着具を使用することなく、太陽光パネルSを基台部材40に取付けることができる。
取付部材20は、取付部材10と異なり、上部の第1スリット状凹部と下部の第2スリット状凹部が平行する方向に形成されている。こうすることで、図7に示すように、太陽光パネルSの端部Saを屋根の左右方向へ挿着することができる。
その他の構成及び作用効果、太陽光パネルSの取付方法については、実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
[実施形態3]
太陽光パネル取付金具3は、図8に示すように、屋根80に載置固定する基台部材50と、基台部材50にスライド固定され、太陽光パネルSを挿着固定する取付部材10と、からなる。
太陽光パネル取付金具3は、重ね式折板屋根への取付に適している。すなわち、基台部材50は、基台部材50の底板59を重ね式折板屋根の上底に載置する立設体からなる。そして、底板59を重ね式折板屋根の上底から突出した固定部材(ボルト)88を介して、上底に固着具(ナット)83で固定することができる。
なお、固定部材への固定は、固着具に限定されず溶接等によって固定してもよい。
基台部材50の底板59は、重ね式折板屋根の傾斜面に沿った一対の傾斜板57を備えている。こうすることで、更に安定して基台部材50を重ね式折板屋根に取り付けることができる。更に、傾斜板57の孔部57aに挿通する固着具を取付けて、折板屋根との固定を確実なものとすることもできる。
また、側板53の両側部には一対の袖板55を備えており、補強材としての役割を果たすと共に、底板59に溜った雨水が排出されやすい構造となっている。
そして、鍔部51には、下方に突出する係合凸部51aが設けられ、取付部材10の下対面板12aの上部に設けた係合凹部(不図示)と係合して確実に固定することができる。
更に、この基台部材50は、1枚の板を折り曲げ形成して製作することもできる。すなわち、図8に示すように、底板59を基板とする1枚の平板を上部内側に直角に折り曲げて一対の側板53を立設し、更に側板53の上部を外側に直角に折り曲げて鍔部51を形成する。そして、側板53の両側部を内側45度程度折り曲げると、底板59の上部が出来上がる。そして、底板59の両側を下方に折り曲げて傾斜板57とすることができる。
その他の構成及び作用効果、太陽光パネルSの取付方法については、実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
[実施形態4]
太陽光パネル取付金具4は、図9に示すように、屋根に載置固定する基台部材60と、基台部材60にスライド固定され、太陽光パネルSを挿着固定する取付部材10と、からなる。
太陽光パネル取付金具4は、重ね式折板屋根への取付に適している。すなわち、基台部材60は、上方に開口し、上部に鍔部61、62を備える樋状の長尺体からなり、重ね式折板屋根の上底に基台部材の底板65を固定する。すなわち、底板65を重ね式折板屋根の上底から突出した固定部材(ボルト)88を介して、上底に固着具(ナット)83で固定することができる。なお、固定部材への固定は、固着具に限定されず溶接等によって固定してもよい。
取付部材10を基台部材60に固定するには、切欠部65から水平に鍔部61に一方の第2スリット状凹部12を鍔部61に挿着し、次いで、基台部材60の長尺方向にスライドしながら、他方の第2スリット状凹部12を鍔部62に挿着する。そして、更に長尺方向にスライドしていき、係合凹部61a、62aに取付部材10の第2スリット状凹部12の係合凸部12bが係合して、ロックされる。
この太陽光パネル取付金具4は、基台部材60が長尺状であるため、基台部材60に対する取付部材10の取付位置を自在に決めることができる。
なお、取付部材20を用いて、太陽光パネルの取り付け方向を、直角方向に変更することもできる。取付部材20の基台部材60への固定も、取付部材10の基台部材40への固定と同様であるため、その説明を省略する。
その他の構成及び作用効果、太陽光パネルSの取付方法については、実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
[実施形態5]
太陽光パネル取付金具5は、図10に示すように、屋根に載置固定する基台部材70と、基台部材70にスライド固定され、太陽光パネルSを挿着固定する取付部材10と、からなる。
基台部材70は、図11に示すように、外包部材70Aと、外包部材70Aが包接する内包部材70Bと、からなる。
外包部材70Aは、外包上板71と、外包上板71の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第1スリット73aを有する長側板73と、長側板73下端から内側に連結した底板71bと、長側板73と対向して底板71bの端から立設したハゼ部固定板75と、からなる第1ハゼ固定部と、
外包上板71の他端から下方に延設し、下端部に内方に向かって突出した一対の第2スリット用嵌合片74aを有する短側板74と、からなる。
内包部材70Bは、内包上板76と、内包上板76の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第2スリット78aを有する長側板78と、長側板78下端から内側に連結した底板76bと、長側板78と対向して底板76bの端から立設した第2ハゼ部固定板79と、からなる第2ハゼ固定部と、
内包上板76の他端から下方に延設し、下端部に外方に向かって突出した一対の第1スリット用嵌合片77aを有する短側板77と、からなる。
以上の構成をした外包部材70Aと、内包部材70Bとから基台部材70を組み立てるには、外包部材70Aが、内包部材70Bを包接するようにし、一対の第1スリット用嵌合片77aを、一対の第1スリット73aに嵌着し、一対の第2スリット用嵌合片74aを、一対の第2スリット78aに嵌着して、図10に示すように、第1ハゼ部固定板75と、第2ハゼ部固定板79によりハゼ部85を押圧挟持して固定する。より具体的には、ハゼ部85のうちの首部85bを第1ハゼ固定部75と、第2ハゼ固定部79の側面で挟持すると共に、ハゼ部85の頭部85aを、下方から鋸歯状の上端部75a、79aで咬止する。
基台部材70に取付部材10を取付けるには、取付部材10を矢印方向に引き寄せ、第2スリット部12を基台部材70の鍔部71bにスライド固定する。その際、鍔部71bの係合凹部71aに取付部材10の第2スリット部12の係合凸部12bが係合して、ロックされる。
その他の構成及び作用効果、太陽光パネルSの取付方法については、実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
1、2、3、4;太陽光パネル取付金具、10、20;取付部材、11;第1スリット状凹部、12;第2スリット状凹部、12b、51a;係合凸部、15;基板部、40、50、60、70;基台部材、41、51、61、71b;鍔部、41a、61a、71a;係合凹部、43;側板、47;斜板、48;弾性体、59、65、71b、76b、;底板、70A;外包部材、70B;内包部材、71;外包上板、73、78;長側板、73a;第1スリット、74、77;短側板、74a;第2スリット用嵌合片、75;第1ハゼ部固定板、75a、79a;上端部、76;内包上板、77a;第1スリット用嵌合片、78a;第2スリット、79;第2ハゼ部固定板、81;上底、85;ハゼ部、88;固定部材、85a;頭部、S、S1、S2;太陽光パネル、Sa;太陽光パネルの端部

Claims (11)

  1. 建物の屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
    該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
    前記屋根が、ハゼ式折板屋根の場合において、前記基台部材は、該ハゼ式折板屋根の上底に載置する角筒状体からなり、該基台部材の内部に弾性体を更に備え、
    前記上底に形成されたハゼ部を前記弾性体により囲繞し、前記基台部材で該弾性体を押圧挟持することにより、前記基台部材を該ハゼ部に固定し、
    前記基台部材の前記ハゼ部に対して平行に立設した一対の側板内部に、内側下方に向かって傾斜した一対の斜板を更に備え、前記押圧挟持を補助することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
  2. 建物の屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
    該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
    前記屋根が、ハゼ式折板屋根の場合において、前記基台部材は、外包部材と、該外包部材が包接する内包部材と、からなり、
    前記外包部材は、外包上板と、
    該外包上板の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第1スリットを有する長側板と、該長側板下端から内側に連結した底板と、該長側板と対向して該底板の端から立設した第1ハゼ部固定板と、からなる第1ハゼ固定部と、
    該外包上板の他端から下方に延設し、下端部に内方に向かって突出した一対の第2スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、
    前記内包部材は、内包上板と、
    該内包上板の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第2スリットを有する長側板と、該長側板下端から内側に連結した底板と、該長側板と対向して該底板の端から立設した第2ハゼ部固定板と、からなる第2ハゼ固定部と、
    該内包上板の他端から下方に延設し、下端部に外方に向かって突出した一対の第1スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、
    前記外包部材が、前記内包部材を包接して、前記一対の第1スリット用嵌合片を、前記一対の第1スリットに嵌着し、前記一対の第2スリット用嵌合片を、前記一対の第2スリットに嵌着して、第1ハゼ固定部と、第2ハゼ固定部によりハゼ部を押圧挟持して固定することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
  3. 前記第1ハゼ部固定板及び前記第2ハゼ部固定板の上端部が、波形状又は鋸歯状に形成され、ハゼ部の頭部に該上端部が下方から咬止する請求項に記載の太陽光パネル取付金具。
  4. 建物の屋根に太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネル取付金具であって、
    該太陽光パネル取付金具は、前記屋根に載置固定する基台部材と、該基台部材にスライド固定され、太陽光パネルを挿着固定する取付部材と、を備え、
    前記取付部材は、基板部の上部に内側に向かって凹状に対向する一対の第1スリット状凹部を形成し、前記基板部の下部に第1スリット状凹部と直交又は平行する方向に内側に向かって凹状に対向する一対の第2スリット状凹部を形成し、
    前記第1スリット状凹部に、太陽光パネルの端部を挿着し、
    前記第2スリット状凹部を、前記基台部材の上部に形成された板状の鍔部にスライド固定することを特徴とする太陽光パネル取付金具。
  5. 前記屋根が、ハゼ式折板屋根の場合において、前記基台部材は、該ハゼ式折板屋根の上底に載置する角筒状体からなり、該基台部材の内部に弾性体を更に備え、
    前記上底に形成されたハゼ部を前記弾性体により囲繞し、前記基台部材で該弾性体を押圧挟持することにより、前記基台部材を該ハゼ部に固定する請求項に記載の太陽光パネル取付金具。
  6. 前記基台部材の前記ハゼ部に対して平行に立設した一対の側板内部に、内側下方に向かって傾斜した一対の斜板を更に備え、前記押圧挟持を補助する請求項に記載の太陽光パネル取付金具。
  7. 前記屋根が、重ね式折板屋根の場合において、前記基台部材は、該基台部材の底板を該重ね式折板屋根の上底に載置する立設体からなり、前記底板を、前記重ね式折板屋根の上底から突出した固定部材を介して、該上底に固定する請求項に記載の太陽光パネル取付金具。
  8. 前記屋根が、重ね式折板屋根の場合において、前記基台部材は、上方に開口し、上部に鍔部を備える樋状の長尺体からなり、該重ね式折板屋根の上底に前記基台部材の底板を固定する請求項に記載の太陽光パネル取付金具。
  9. 前記屋根が、ハゼ式折板屋根の場合において、前記基台部材は、外包部材と、該外包部材が包接する内包部材と、からなり、
    前記外包部材は、外包上板と、
    該外包上板の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第1スリットを有する長側板と、該長側板下端から内側に連結した底板と、該長側板と対向して該底板の端から立設した第1ハゼ部固定板と、からなる第1ハゼ固定部と、
    該外包上板の他端から下方に延設し、下端部に内方に向かって突出した一対の第2スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、
    前記内包部材は、内包上板と、
    該内包上板の一端から下方に延設し、外方から水平に切り欠いた一対の第2スリットを有する長側板と、該長側板下端から内側に連結した底板と、該長側板と対向して該底板の端から立設した第2ハゼ部固定板と、からなる第2ハゼ固定部と、
    該内包上板の他端から下方に延設し、下端部に外方に向かって突出した一対の第1スリット用嵌合片を有する短側板と、からなり、
    前記外包部材が、前記内包部材を包接して、前記一対の第1スリット用嵌合片を、前記一対の第1スリットに嵌着し、前記一対の第2スリット用嵌合片を、前記一対の第2スリットに嵌着して、第1ハゼ固定部と、第2ハゼ固定部によりハゼ部を押圧挟持して固定する請求項に記載の太陽光パネル取付金具。
  10. 前記第1ハゼ部固定板及び前記第2ハゼ部固定板の上端部が、波形状又は鋸歯状に形成され、ハゼ部の頭部に該上端部が下方から咬止する請求項9に記載の太陽光パネル取付金具。
  11. 前記鍔部又は前記第2スリット状凹部のいずれか一方に係合凹部、他方に係合凸部を備え、前記係合凹部と前記係合凸部とが係合し、ロックされる請求項乃至10のうちのいずれか1項に記載の太陽光パネル取付金具。
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