JP2000151233A - アンテナ用ベランダ手摺取付具 - Google Patents

アンテナ用ベランダ手摺取付具

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JP2000151233A
JP2000151233A JP10321571A JP32157198A JP2000151233A JP 2000151233 A JP2000151233 A JP 2000151233A JP 10321571 A JP10321571 A JP 10321571A JP 32157198 A JP32157198 A JP 32157198A JP 2000151233 A JP2000151233 A JP 2000151233A
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JP
Japan
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mast
base
antenna
veranda
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP10321571A
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English (en)
Inventor
Akihiro Fujimoto
昭博 藤本
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DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトに折り畳んで輸送でき、簡単に組
立てができるアンテナ用ベランダ手摺取付具を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 アンテナを取付けるマストと、マストの
基端を支持するベースと、ベースとで格子を挟持する押
え板と、ベースと押え板とを螺締するボルトとよりなる
アンテナ用ベランダ手摺取付具において、ベースにマス
トを挟持し対向する挟持面を備え、マストをベースに回
動自在に枢着する軸ボルトを設け、ベースにマストを直
交状に保持するマスト保持手段を備えさせ、且つ、マス
トをベースに対して折り畳み可能にしてなるアンテナ用
ベランダ手摺取付具とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ用ベラン
ダ手摺取付具に関し、特に、コンパクトに折り畳んで輸
送でき、簡単に組み立てることができるものについてで
ある。
【0002】
【従来の技術】アンテナ用ベランダ手摺取付具では、梱
包状態においてマストをベースに対して直交状に配置し
たままであると嵩張り、輸送スペースをとっていた。一
方、マストに衛星放送受信用アンテナ等を取付けた場
合、上記アンテナの方向調整でマストを垂直方向に位置
させる必要があるが、マストをベースに対して折り畳む
と、精度よくマストをベースに対し直交状に組み立てる
ことができなくなり、衛星放送受信用アンテナを取付け
た場合、上記アンテナの方向調整に時間がかかるという
問題があった。
【0003】さらに、ベースに対しマストをネジのみで
取付け保持した場合、上記アンテナに風圧荷重がかかる
と、マスト自体ががたつき、受信状態に悪影響を及ぼす
ことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アンテナ用ベランダ手
摺取付具で、コンパクトに折り畳んで輸送でき、簡単に
マストをベースに対し直交状に精度よく組み立てがで
き、さらにマストのがたつきを防止することが求められ
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、コンパクトに折り畳んで輸送でき、簡単
にマストをベースに対し直交状に精度よく組み立てら
れ、さらにマストのがたつきを防止するアンテナ用ベラ
ンダ手摺取付具とすべく、アンテナを取付けるマスト
と、マストの基端を支持するベースと、ベースとで格子
を挟持する押え板と、ベースと押え板とを螺締するボル
トとよりなるアンテナ用ベランダ手摺取付具において、
ベースにマストを挟持し対向する挟持面を備え、マスト
をベースに回動自在に枢着する軸ボルトを設け、ベース
にマストを直交状に保持するマスト保持手段を備えさ
せ、且つ、マストをベースに対して折り畳み可能にして
なるアンテナ用ベランダ手摺取付具とした。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明を添付する図面に示す具体
的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。まず、本
発明の全体の概要を図1により説明する。L字状のマス
ト1の先端には、マウント2および押え具3を介してパ
ラボラ反射鏡4が取付けられ、マウント2に基端を固着
された支持アーム5を取付け、この支持アーム5の先端
には衛星放送受信用一次放射器付コンバータ6が設けら
れている。
【0007】マスト1の基端はベース7に支持させ、ベ
ース7と押え板8で手摺9の格子10を挟持させ、ボル
ト11で螺締する。図2に、さらに、本発明のベランダ
手摺取付具の概要を示す。ベース7は、板金製で、上側
挟持面21と下側挟持面22とを有するコ字状断面で、
マスト取付側である前方に開口を有し、挟持したマスト
1の回動を可能としている。なお、ベース7は上側挟持
面21と下側挟持面22を連結する基面30を有してい
る。
【0008】マスト1の基端は、ベース7の上側挟持面
21と下側挟持面22との間に嵌め、軸ボルト23を上
側挟持面21の挿通孔31、マスト1の長孔26・26
を挿通させ、下側挟持面22のネジ孔32に螺着させ
る。また、固定ボルト28も上側挟持面21の挿通孔3
4、マスト1の挿通する孔29・29を挿通させ、下側
挟持面22のネジ孔35に螺着させる。このベース7に
は、使用時にマスト1をベース7の基面30に対し直交
状に保持する保持手段を設ける。
【0009】押え板8は、板金製で、基面24から外方
に向けて上下にフランジ25を突設させると、強度が増
大する。図3にマスト1の基端部を示す。マスト1の基
端部には、軸ボルト23の挿通する長孔26を穿設し、
基端面27寄りに固定ボルト28の挿通する孔29を穿
設する。長孔26は、折り畳み時にマスト1の基端面2
7がベース7の基面30に干渉しないように設定すれ
ば、長孔とせず丸孔としてもよい。丸孔とする場合、ベ
ース7の基面30とマスト1の基端面27との間に隙間
を設けて、その隙間はマスト1が軸ボルト23を中心に
回動する際、基面30に当たらない程度に空けておくと
よい。
【0010】図4にマスト1の折り畳み時を示し、図5
にマスト1の組立時を示す。マスト1の組立状態から折
り畳む際には固定ボルト28をマスト1およびベース7
より抜き取り、マスト1をベース7と平行状になるよう
に折り畳む。この時、軸ボルト23はマスト1がスムー
ズに回動するようにある程度緩んだ状態にしておく。
【0011】組み立てる際は、軸ボルトをある程度緩
め、図4に示すように、軸ボルト23を中心にマスト1
を回動させ、マスト1をベース7に対し直交状にしてマ
スト1をベース7に押し込み、図5に示すような状態に
組み込む。この状態でマスト1の孔29・29とベース
7の挿入孔34およびネジ孔35が一致する。マスト1
のベース7に対する状態は後述の保持手段で保持する。
【0012】次に、マスト1のがたつきを防止するた
め、マスト1のベース7に対する保持手段について述べ
る。図7、図8は図6におけるA−A断面図、B−B断
面図を示す。図7では、ベース7の上側挟持面21と、
下側挟持面22との間にマスト1を挟持し、軸ボルト2
3を上側挟持面21の挿通孔31、マスト1の長孔26
・26を挿通させて下側挟持面22のネジ孔32に螺着
する。このマスト1のベース7に対する直交状の組立て
状態を保持するため、図示のようにマスト1の円形を保
持できるように突起33を内面に向けて膨出させてい
る。この突起33はマスト1に接するように設けられ左
右の方向へのずれを防止している。
【0013】図8では、ベース7の上側挟持面21と下
側挟持面22との間にマスト1を挟持し、軸ボルト23
を上側挟持面21の挿通孔31、マスト1の長孔26・
26を挿通させて下側挟持面22のネジ孔32に螺着す
ると共に、固定ボルト28を上側挟持面21の挿通孔3
4、マスト1の孔29・29を挿通させて下側挟持面2
2のネジ孔35に螺着する。このマスト1のベース7に
対する直交状の組立て状態を保持するため、図示のよう
にマスト1の軸線方向に位置決め孔36(あるいは位置
決めくぼみであってもよい)を穿設し、上側挟持面2
1、下側挟持面22に対向する箇所に内向きの突起37
を突設し、位置決め孔36と突起37とを嵌合させる。
【0014】なお、マスト1を折り畳む際は、ベース7
は板金製で弾性を有するので、マスト1が回動して突起
33を乗り越える時又は突起37が孔36より抜け出る
ときはベース7は十分に撓み得るものである。次に、他
の保持手段について述べる。図9では、ベース7の基面
30から内側に向けて円錐位置決め41を突出させてお
き、マスト1の基端面27に内嵌めし、軸ボルト23、
固定ボルト28で固定し、他は上記と同様である。
【0015】図10では、ベース7の基面30からマス
ト1の基端部を位置決めする位置決め突起42を膨出さ
せておき、突起42でマスト1を位置決めし、軸ボルト
23、固定ボルト28で固定する。なお、マストの先端
に取付けられるアンテナとしてパラボラ反射鏡について
述べたが、これに限られず平面アンテナも含まれる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述のように、アンテナを取
付けるマストと、マストの基端を支持するベースと、ベ
ースとで格子を挟持する押え板と、ベースと押え板とを
螺締するボルトとよりなるアンテナ用ベランダ手摺取付
具において、ベースにマストを挟持し対向する挟持面を
備え、マストをベースに回動自在に枢着する軸ボルトを
設け、ベースにマストを直交状に保持するマスト保持手
段を備えさせ、且つ、マストをベースに対して折り畳み
可能にしてなるアンテナ用ベランダ手摺取付具であるの
で、コンパクトに折り畳んで輸送でき、簡単にマストを
ベースに対し直交状に精度よく組立てができ、マストの
がたつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の概要を示す斜視図である。
【図2】本発明の要部の概要を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るマストの基端部の平面図である。
【図4】本発明のマストの格納時を示す平面図である。
【図5】本発明のマストの組立て時を示す平面図であ
る。
【図6】本発明のマストの組立て時を示す平面図であ
る。
【図7】図6のA−A断面図である。
【図8】図6のB−B断面図である。
【図9】本発明の他の保持手段を示す要部の縦断面図で
ある。
【図10】保持手段の他の例を示す一部を断面した平面
図とその正面図の2面図である。
【符号の説明】
1…マスト 2…マウント 3…押え具 4…パラボラ反射鏡 5…支持アーム 6…衛星放送受信用一次放射器付コンバータ 7…ベース 8…押え板 9…手摺り 10…格子 11…ボルト 21…上側挟持面 22…下側挟持面 23…軸ボルト 24…基面 25…フランジ 26…長孔 27…基端面 28…固定ボルト 29…孔 30…基面 31…挿通孔 32…ネジ孔 33…突起 34…挿通孔 35…ネジ孔 36…位置決め孔 37…突起 41…円錐位置決め 42…位置決め突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを取付けるマストと、マストの
    基端を支持するベースと、ベースとで格子を挟持する押
    え板と、ベースと押え板とを螺締するボルトとよりなる
    アンテナ用ベランダ手摺取付具において、ベースにマス
    トを挟持し対向する挟持面を備え、マストをベースに回
    動自在に枢着する軸ボルトを設け、ベースにマストを直
    交状に保持するマスト保持手段を備えさせ、且つ、マス
    トをベースに対して折り畳み可能にしてなるアンテナ用
    ベランダ手摺取付具。
JP10321571A 1998-11-12 1998-11-12 アンテナ用ベランダ手摺取付具 Pending JP2000151233A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011244289A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Maspro Denkoh Corp 取付金具

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406