JPH11168314A - 車載アンテナの取付け構造 - Google Patents

車載アンテナの取付け構造

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JPH11168314A
JPH11168314A JP35005197A JP35005197A JPH11168314A JP H11168314 A JPH11168314 A JP H11168314A JP 35005197 A JP35005197 A JP 35005197A JP 35005197 A JP35005197 A JP 35005197A JP H11168314 A JPH11168314 A JP H11168314A
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support frame
antenna
vehicle
base
roof
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JP35005197A
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Masanori Morita
正規 森田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車両のルーフパネル等に特別な加工を施すこ
となくルーフ上にパラボラアンテナを設置でき、また、
反射鏡をルーフ上に設置したまま走行でき、風圧抵抗を
低減できる車載アンテナの取付け構造を提供する。 【解決手段】 自動車30のルーフパネル32上に設置
されるルーフキャリア210、220に、アンテナベー
ス300をネジ止め固定し、このアンテナベース300
に回動自在に支持フレーム400を取り付ける。支持フ
レーム400には、パラボラアンテナの反射鏡110を
設けるとともに、サポートフレーム600を介して送受
信装置120が支持されている。支持フレーム400
は、角度調整機構500によって角度調整自在に支持さ
れている。アンテナの使用時には、支持フレーム400
を所定の角度に起して電波の送受信を行う。また、アン
テナの非使用時には、支持フレーム400を倒して、車
両の走行が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両にパラボラア
ンテナを設置する車載アンテナの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車にアンテナを取り付け
る構造として、例えば実開昭61−176804号公報
や実開昭62−1407号公報に開示されるようにサイ
ドウインドウガラス等に孔開け等の加工を施し、ロッド
アンテナ等を取り付けるようにしたものが知られてい
る。一方、パラボラアンテナを自動車の例えばルーフ上
に搭載しようとした場合、ルーフパネルの一部に孔開け
等を行い、パラボラアンテナの支持部材や角度調整機構
を設置する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな取付け方法では、ルーフパネルに孔開け加工や取り
付け用の補強加工等を施す必要があり、特に既成の車両
については大がかりて高価な加工となってしまうという
問題がある。また、可搬型のパラボラアンテナを自動車
のルーフパネル上に設置して用いるようにすれば、ルー
フパネル側に特別な加工を行うことなく利用することが
可能である。
【0004】しかし、この場合にはルーフパネル上に載
置するだけの状態であるので、自動車の走行による風圧
や振動には耐えられないため、自動車の走行時にはパラ
ボラアンテナを車内に収納して搬送しなければならな
い。このため特に大きな反射鏡を有するものである場
合、車内の収納スペースを必要とし、特に小型車等にお
いては、収納スペースを確保できない場合もある。
【0005】そこで本発明の目的は、車両のルーフパネ
ル等に特別な加工を施すことなくルーフ上にパラボラア
ンテナを強力、かつ、角度調整可能に設置することがで
き、また、車両の走行時には、反射強を畳んでルーフ上
に収納でき、走行時の風圧抵抗を低減できる車載アンテ
ナの取付け構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、車両のルーフパネル上に、前記車両の進行方
向に所定間隔をおいて設けられる第1ルーフキャリア及
び第2ルーフキャリアと、前記各ルーフキャリアの間に
架設され、前記ルーフパネルに沿って略水平に配置され
るアンテナベースと、前記アンテナベースに基端部が回
転可能に支持された支持フレームと、前記支持フレーム
に設けられたパラボラアンテナの反射鏡と、前記アンテ
ナベースと前記支持フレームの先端部との間に架設さ
れ、前記支持フレームを任意の角度に保持する角度調整
機構と、前記支持フレームに支持されて前記反射鏡の前
面に延在したサポートフレームと、前記サポートフレー
ムの先端部に設けられた通信装置とを有し、前記パラボ
ラアンテナの使用時には、前記角度調整機構によって前
記支持フレーム及び前記反射鏡を任意の角度に保持し、
前記パラボラアンテナの非使用時には、前記支持フレー
ム及び前記反射鏡を前記アンテナベースに略平行に畳む
ようにしたことを特徴とする。
【0007】本発明の車載アンテナの取付け構造では、
ルーフパネル上に設けられる第1、第2ルーフキャリア
に一定の加工を施してアンテナベースを固定し、このア
ンテナベース上に反射鏡を保持した支持フレームと、反
射鏡の角度調整機構と、通信装置を支持したサポートフ
レームとを組み立てて構成する。角度調整機構により、
支持フレームを所定の角度に立てることにより、反射鏡
を所定の方向に角度調整し、通信装置による電波の受信
または送信を行う。また、角度調整機構やサポートフレ
ームを支持フレームより取り外し、支持フレーム及び反
射鏡をアンテナベースの沿って折り畳むことで収納状態
とする。この状態で、車両の走行が可能であり、反射鏡
をほぼ天頂に向けて配置することにより、空気抵抗の小
さい状態で搬送できる。
【0008】以上のように本発明の車載アンテナの取付
け構造では、ルーフパネル上に設けられる第1、第2ル
ーフキャリアによってパラボラアンテナを支持するよう
にしたことから、ルーフパネル等の車体パネル側には特
に新たな加工を施す必要がなく、既成の車両に自在に設
置することが可能である。一般にルーフキャリアは、車
体に取り外し自在であるので、本発明に係る車載アンテ
ナを用いるときには、アンテナ設置用のルーフキャリア
を用意し、これを車両に設置して本発明の車載アンテナ
を組み付けることにより、必要に応じて車載アンテナを
容易に設置できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車載アンテナ
の取付け構造の実施の形態について詳細に説明する。図
1は、本発明による車載アンテナの取付け構造の具体例
を示す概略斜視図である。また、図2は、図1に示す車
載アンテナの取付け構造によるアンテナ収納状態を示す
概略斜視図であり、図3は、図2に示すアンテナ収納状
態の側面図である。また、図4(A)(B)は、図1に
示す車載アンテナの取付け構造によるアンテナ使用時の
状態を示す正面図及び側面図である。
【0010】本例における車載アンテナの取付け構造
は、パラボラアンテナを自動車(車両)30のルーフパ
ネル32上に設置するものであり、パラボラアンテナ
は、衛星局より伝送される電波を受ける反射鏡110
と、反射鏡110を介して電波の送受信を行う送受信装
置(通信装置)120とを有する。また、本例におい
て、自動車30のルーフパネル32上には、自動車30
の進行方向に所定間隔をおいて第1ルーフキャリア21
0及び第2ルーフキャリア220が設けられている。す
なわち、各ルーフキャリア210、220は、それぞれ
自動車の幅方向に沿って設置されており、両側端部がル
ーフパネル32の側部に取り外し可能に固定ネジ等によ
って支持されている。
【0011】図5は、ルーフキャリア210、220の
取付け構造の一例を示す断面図である。この例は、ルー
フパネル32の側部に設けられた雨戸井部34にルーフ
キャリア210、220を支持するためのブラケット4
0を取り付けるようにしたものである。ブラケット40
は、ルーフキャリア210、220の端部に接合され、
雨戸井部34の外側に配置されるカバー部材42と、こ
のカバー体42の内側に設けられる固定部材44と、カ
バー部材42と固定部材44とによって雨戸井部34の
縁部34Aを締め付け挟持するための固定ネジ46とを
有する。
【0012】固定部材44の基端部44Aは、カバー部
材42の係止部42Aに係合している。また、固定ネジ
46は、カバー部材42の中途部に設けた挿通孔を通し
て固定部材44の中途部に設けたナット48に螺合して
おり、固定ネジ46を回動操作することにより、カバー
部材42と固定部材44の各先端部が間隔が縮小し、雨
戸井部34の縁部34Aを締め付け挟持することによ
り、ブラケット40が雨戸井部34に固定される。
【0013】なお、以上のようなルーフキャリア21
0、220は、車種等に応じて各種のものが提供されて
おり、その支持構造も図5に示す例に限らず、例えばル
ーフパネル32のパネル面に取り付けるものや、ルーフ
パネル32に形成されたルーフレーンに取り付けるもの
などが提供されているが、いずれの構造においても、十
分な強度を有するものであれば、本発明の車載アンテナ
の取付け構造に適用し得るものである。
【0014】また、本例による車載アンテナの取付け構
造は、上述したルーフキャリア210、220に取付け
られるアンテナベース300と、このアンテナベース3
00に回動自在に支持され、反射鏡110を支持する支
持フレーム400と、支持フレーム400を角度調整自
在に支持する角度調整機構500と、支持フレーム40
0に取り付けられ、送受信装置120を支持するサポー
トフレーム600とを有する。
【0015】図6は、ルーフキャリア210、220と
アンテナベース300の構造を示す分解斜視図である。
アンテナベース300は、ルーフキャリア210、22
0の間に架設され、ルーフパネル32に沿って略水平に
配置されている。また、アンテナベース300は、長手
フレーム部材310、312、314を2等辺三角形状
に組み立てて構成されており、2等辺三角形の底辺部3
00Bが前方のルーフキャリア210に沿って配置さ
れ、支持フレーム400を支持する支持部としての2組
のクレビス(U字リンク)320A、320Bが設けら
れている。
【0016】また、アンテナベース300の2等辺三角
形の頂部300Aが後方のルーフキャリア220に配置
され、角度調整機構500の調整用ジャッキ500Aを
支持する支持部としての1組のクレビス330が設けら
れている。また、アンテナベース300は、2等辺三角
形の底辺部300Bの両端部が固定ネジによりルーフキ
ャリア210に締め付け固定され、2等辺三角形の頂部
300Aが固定ネジによりルーフキャリア220に締め
付け固定されている。また、ルーフキャリア210に
は、アンテナベース300の頂部300Aを固定するた
めの車幅方向の長孔222が形成されている。一方、ア
ンテナベース300の頂部300Aには丸孔318Aが
形成され、この丸孔318A及び長孔222を介して固
定ネジ340を挿入し、ルーフキャリア220の裏面で
ナット(図示せず)と螺合させるようになっている。
【0017】また、アンテナベース300の2等辺三角
形の底辺部300Bの片方の端部には、直方体状のブロ
ック部300Cが設けられ、このブロック部300Cに
前後方向の長孔316が形成されている。また、底辺部
300Bのもう片方の端部には、丸孔318Bが形成さ
れている。一方、ルーフキャリア210には、長孔31
6、丸孔318Bに対応してネジ孔212A、212B
が形成されている。そして、長孔316、丸孔318B
に固定ネジ340を挿入し、ネジ孔212A、212B
と螺合させるようになっている。以上のようにアンテナ
ベース300は、長孔222、316を介してルーフキ
ャリア210、220にネジ止め固定される。したがっ
て、各固定ネジ340を弛めることにより、アンテナベ
ース300を丸孔318Bを中心に、長孔212、31
6に沿って水平方向に変位させ、角度調整可能となって
いる。
【0018】また、支持フレーム400は、長手フレー
ム部材410、412、414をコ字状に接合し、両側
の長手フレーム部材410、412の中途部に補強用の
長手フレーム部材416を架設したものである。両側の
長手フレーム部材410、412の基端部には、ルーフ
キャリア210に沿って配置される一対の取付け軸41
8A、418Bを有し、各取付け軸418A、418B
が上述したアンテナベース300のクレビス320A、
320Bに接合されている。これにより、支持フレーム
400は、アンテナベース300の前端部に、車両の前
後方向に回動自在に支持される。
【0019】また、支持フレーム400の上端側の長手
フレーム部材414の中途部には、角度調整機構500
に係合する係合部としての1組のクレビス420が設け
られている。また、反射鏡110は、背面にネジ止め用
の取付け部材110A、110Bが設けられ、図7に示
すように、この取付け部材110A、110Bと支持フ
レーム400の長手フレーム部材410、412とを固
定ネジ112によって結合することにより、支持フレー
ム400に取り付けられている。
【0020】また、両側の長手フレーム部材410、4
12の基端部には、V字状に屈曲した取付け部材422
A、422Bが一体に連設されている。各取付け部材4
22A、422Bは、サポートフレーム600を所定の
角度でネジ止めにより、取り付けるためのものである。
サポートフレーム600は、一対の長手フレーム部材6
10、612により逆V字状に形成され、二股に分かれ
た長手フレーム部材610、612の基端部610A、
612Bが、支持フレーム400の取付け部材422
A、422Bにネジ止めにより接合されるようになって
いる。
【0021】また、長手フレーム部材610、612
は、先端側で合流し、送受信装置120が取り付けられ
ている。このような支持構造により、送受信装置120
は、反射鏡110の角度調整に応じて一体に変位し、反
射鏡110に適正な対向位置に保持される。また、サポ
ートフレーム600は、ネジを外して取付け部材422
A、422Bより取り外し可能であり、支持フレーム4
00及び反射鏡110を図2に示すように畳んだ場合
に、サポートフレーム600及び送受信装置120を取
り外すようになっている。
【0022】また、角度調整機構500は、伸縮操作機
構510の操作によって伸縮可能に構成された調整用ジ
ャッキ500Aを有する。伸縮操作機構510は、調整
用ジャッキ500Aを先端側ロッド部502Aと基端側
ロッド部502Bに分割し、これら先端側ロッド部50
2Aと基端側ロッド部502Bを調整用のネジ軸510
Aにより連結したものである。そして、ネジ軸510A
を操作杆510Bで回転操作することにより、ネジ軸5
10Aと先端側ロッド部502Aと基端側ロッド部50
2Bの螺合位置が変位し、調整用ジャッキ500Aが伸
縮するようになっている。この伸縮操作機構510は、
支持フレーム400及び反射鏡110の角度を微調整す
るのに用いるものである。
【0023】また、調整用ジャッキ500Aの基端部に
は、ルーフキャリア220に沿って配置される取付け軸
504を有し、この取付け軸504がアンテナベース3
00のクレビス330に回転自在に保持されている。な
お、取付け軸504は、調整用ジャッキ500Aより取
り外し可能に設けられており、調整用ジャッキ500A
は、取付け軸504を取り外すことで、クレビス330
より取り外し可能であり、支持フレーム400及び反射
鏡110を図2に示すように畳む場合に、調整用ジャッ
キ500Aを外した後に畳むようになっている。
【0024】また、調整用ジャッキ500Aの先端側ロ
ッド部502Aは、その軸方向に沿って一定間隔で係止
孔(係止部)506が複数設けられており、支持フレー
ム400の先端部に設けたクレビス420と接合ピン5
20で選択的に接合される。これにより、支持フレーム
400及び反射鏡110の角度を粗調整するものであ
る。
【0025】また、ルーフキャリア220は、支持フレ
ーム400及び反射鏡110をアンテナベース300に
畳んだ場合に、支持フレーム400を受け止める一対の
固定台700A、700Bを有している。そして、反射
鏡110は、アンテナベース300に畳んだ状態でほぼ
天頂に向いた状態で配置されるようになっている。
【0026】以上のような構成の車載アンテナの取付け
構造では、図1、図4に示すように、角度調整機構50
0により支持フレーム400及び反射鏡110を所定の
角度で立てることにより、電波の送受信を行う。また、
図2、図3に示すように、角度調整機構500、サポー
トフレーム600及び送受信装置120を支持フレーム
400より取り外し、支持フレーム400及び反射鏡1
10を倒すことで収納状態とする。これにより、反射鏡
110をルーフパネル32に沿った重心を低くした状態
で配置し、自動車を走行した場合でも、大きな風圧を受
けることなく走行できる。したがって、大きな反射鏡1
10を車内に収容することなく、ルーフ状に収納したま
ま運搬できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車載アンテ
ナの取付け構造では、ルーフパネル上に設けられる第
1、第2ルーフキャリアに一定の加工を施してアンテナ
ベースを固定し、このアンテナベース上に反射鏡を保持
した支持フレームと、反射鏡の角度調整機構と、通信装
置を支持したサポートフレームとを組み立てて構成する
ようにした。
【0028】このため、ルーフパネル等の車体パネル側
には特に新たな加工を施す必要がなく、既成の車両にパ
ラボラアンテナを自在に設置することが可能であり、低
コストで実現できる効果がある。また、支持フレーム及
び反射鏡を倒すことにより、ルーフ上に反射鏡を設置し
たまま車両を走行でき、反射鏡を車内に収納することな
く運搬できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載アンテナの取付け構造の具体
例を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す車載アンテナの取付け構造によるア
ンテナ収納状態を示す概略斜視図である。
【図3】図2に示すアンテナ収納状態の側面図である。
【図4】図1に示す車載アンテナの取付け構造によるア
ンテナ使用時の状態を示す正面図及び側面図である。
【図5】図1に示す車載アンテナを取り付けるルーフキ
ャリアの一例を示す断面図である。
【図6】図1に示す車載アンテナの取付け構造によるル
ーフキャリアとアンテナベースの構造を示す分解斜視図
である。
【図7】図1に示す車載アンテナの取付け構造による支
持フレームと反射鏡の取付け状態を示す背面図である。
【符号の説明】
30……自動車、32……ルーフパネル、110……反
射鏡、120……送受信装置、210、220……ルー
フキャリア、300……アンテナベース、400……支
持フレーム、500……角度調整機構、600……サポ
ートフレーム。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフパネル上に、前記車両の進
    行方向に所定間隔をおいて設けられる第1ルーフキャリ
    ア及び第2ルーフキャリアと、 前記各ルーフキャリアの間に架設され、前記ルーフパネ
    ルに沿って略水平に配置されるアンテナベースと、 前記アンテナベースに基端部が回転可能に支持された支
    持フレームと、 前記支持フレームに設けられたパラボラアンテナの反射
    鏡と、 前記アンテナベースと前記支持フレームの先端部との間
    に架設され、前記支持フレームを任意の角度に保持する
    角度調整機構と、 前記支持フレームの基端部に支持され、前記反射鏡の前
    面に延在したサポートフレームと、 前記サポートフレームの先端部に設けられた通信装置と
    を有し、 前記パラボラアンテナの使用時には、前記角度調整機構
    によって前記支持フレーム及び前記反射鏡を任意の角度
    に保持し、前記パラボラアンテナの非使用時には、前記
    支持フレーム及び前記反射鏡を前記アンテナベースに略
    平行に畳むようにした、 ことを特徴とする車載アンテナの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記支持フレームの基端部は、前記第1
    ルーフキャリアに沿って配置される一対の取付け軸を有
    し、各取付け軸が前記アンテナベースの第1ルーフキャ
    リア側の端部に設けた一対の支持部に回動自在に保持さ
    れ、前記支持フレームの先端部は、前記角度調整機構に
    係合する係合部を有している請求項1記載の車載アンテ
    ナの取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記角度調整機構は、伸縮操作機構の操
    作によって伸縮可能に構成された調整用ジャッキを有
    し、前記調整用ジャッキの基端部は、前記第2ルーフキ
    ャリアに沿って配置される取付け軸を有し、前記取付け
    軸が前記アンテナベースの第2ルーフキャリア側の端部
    に設けた支持部に回転自在に保持され、前記調整用ジャ
    ッキの先端部は、前記支持フレームの先端部に設けた係
    合部と係合する係止部を有している請求項2記載の車載
    アンテナの取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記角度調整機構の係止部は、前記調整
    用ジャッキの先端側ロッド部に軸方向に沿って一定間隔
    で複数設けられ、前記支持フレームの先端部に設けた係
    合部が選択的に係合することにより、前記支持フレーム
    の角度を粗調整するようにした請求項3記載の車載アン
    テナの取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記支持フレームの係合部が前記支持フ
    レームに設けた孔であり、前記角度調整機構の係止部が
    前記調整用ジャッキの先端側ロッド部に設けた孔であ
    り、各孔を合わせて接合ピンを通すことにより両者を係
    合させるようにした請求項3記載の車載アンテナの取付
    け構造。
  6. 【請求項6】 前記角度調整機構は、前記アンテナベー
    スの支持部に取り外し可能に設けられ、前記支持フレー
    ム及び前記反射鏡を前記アンテナベースに畳む場合に
    は、前記角度調整機構を取り外した後に畳むようにした
    請求項3記載の車載アンテナの取付け構造。
  7. 【請求項7】 前記アンテナベースは、長手フレーム部
    材を2等辺三角形状に組み立てて構成され、前記2等辺
    三角形の底辺部が前記第1ルーフキャリアに沿って配置
    され、前記支持フレームを支持する支持部が設けられ、
    前記2等辺三角形の頂部が前記第2ルーフキャリアに配
    置され、前記角度調整機構を支持する支持部が設けられ
    ている請求項1記載の車載アンテナの取付け構造。
  8. 【請求項8】 前記アンテナベースは、前記第1、第2
    ルーフキャリアに長孔を介して固定ネジによりネジ止め
    固定され、前記固定ネジを弛めることにより、前記長孔
    に沿って角度調整可能に設けられている請求項1記載の
    車載アンテナの取付け構造。
  9. 【請求項9】 前記第2ルーフキャリアは、前記支持フ
    レーム及び前記反射鏡を前記アンテナベースに畳んだ場
    合に、前記支持フレームを受け止める固定台を有してい
    る請求項1記載の車載アンテナの取付け構造。
  10. 【請求項10】 前記支持フレームは、その基端部に前
    記サポートフレームを所定の角度で取り付けるための取
    付け部材を有し、前記サポートフレームを前記取付け部
    材に固定ネジによって取り外し可能に取り付けることに
    より、前記通信装置を反射鏡に対向する所定位置に配置
    するとともに、前記サポートフレームを前記取付け部材
    より取り外した状態で、前記支持フレーム及び前記反射
    鏡を前記アンテナベースに畳むようにした請求項1記載
    の車載アンテナの取付け構造。
  11. 【請求項11】 前記反射鏡は、前記アンテナベースに
    畳んだ状態でほぼ天頂に向いた状態で配置されるように
    した請求項1記載の車載アンテナの取付け構造。
  12. 【請求項12】 前記第1ルーフキャリアは車両の進行
    方向に対して前方に配置され、前記第2ルーフキャリア
    は車両の進行方向に対して後方に配置されている請求項
    1記載の車載アンテナの取付け構造。
JP35005197A 1997-12-03 1997-12-03 車載アンテナの取付け構造 Pending JPH11168314A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021011139A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両におけるrtk−gnss受信装置
CN112993537A (zh) * 2017-02-08 2021-06-18 洋马动力科技有限公司 作业车辆用天线单元以及作业车辆

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