JPH042489Y2 - - Google Patents

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JPH042489Y2
JPH042489Y2 JP6233685U JP6233685U JPH042489Y2 JP H042489 Y2 JPH042489 Y2 JP H042489Y2 JP 6233685 U JP6233685 U JP 6233685U JP 6233685 U JP6233685 U JP 6233685U JP H042489 Y2 JPH042489 Y2 JP H042489Y2
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antenna
parabolic reflector
offset parabolic
mounting surface
offset
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JP6233685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はオフセツトパラボラアンテナに関し、
特に、オフセツトパラボラ反射鏡の取付構造の改
良に関するものである。
(従来の技術) オフセツトパラボラアンテナは周知のようにオ
フセツトパラボラ反射鏡と一次放射器とを有して
おり、このオフセツトパラボラ反射鏡と一次放射
器とは一体的に組み立てられてアンテナ取付架台
に固定されている。一般的にオフセツトパラボラ
反射鏡は、取付架台に対して立設状(オフセツト
パラボラ反射鏡の開口面が水平面に対して90°に
近い角度で起立している状態)に固定されてお
り、この状態において一次放射機はオフセツトパ
ラボラ反射鏡の斜め下方に配置される。このよう
にオフセツトパラボラ反射鏡を立設状に配置する
ことにより、オフセツトパラボラ反射鏡の反射面
に雪が積もつたり雨が滞まつたりすることによる
弊害を効果的に防止できるのである。
しかし、上記のようにオフセツトパラボラ反射
鏡を立設状に配置した場合には、ハリケーン等の
風による影響を受けるので、ハリケーン多発地域
等にあつては、オフセツトパラボラ反射鏡を水平
に近い傾き状態に取り付け、風による被害を防止
している。なお、この場合には一次放射器はオフ
セツトパラボラ反射鏡の斜め上方位置に配置され
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のようにオフセツトパラボラ反射鏡の配置
態様を地域によつて変える場合には、共通のアン
テナ支持架台が使用できれば便利である。しかし
ながら、従来においては、製作加工の容易性等か
らアンテナ支持架台のアンテナ取付面はオフセツ
トパラボラ反射鏡の開口面と平行に成るように形
成されているため、オフセツトパラボラ反射鏡を
立設状に配置する場合と水平状に配置する場合と
ではアンテナ支持架台のアンテナ取付面の傾斜角
が全く異なつてしまいその共用は不可能である。
このためハリケーン多発地域とそれ以外の地域と
の仕向先ごとに別個のアンテナ支持架台を製作し
なければならないという不便があつた。
本考案は上記従来の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、オフセツトパラボラ
反射鏡を立設状あるいは水平状のいずれの配置態
様としても、共通のアンテナ支持架台を使用する
ことができるオフセツトパラボラアンテナを提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために次のように
構成されている。すなわち、本考案は、オフセツ
トパラボラ反射鏡と、該オフセツトパラボラ反射
鏡を支持する支持部材と、前記パラボラ反射鏡又
は支持部材に固定されパラボラ反射鏡に電波を放
射する一次放射器と、オフセツトパラボラ反射鏡
を前記支持部材を介してアンテナ取付面上に固定
するアンテナ支持架台とを有し、前記アンテナ支
持架台のアンテナ取付面はアンテナ主ビーム方向
と直交する平面上に形成されているオフセツトパ
ラボラアンテナである。
(作用) 上記構成からなる本考案において、パラボラ反
射鏡はアンテナ支持架台のアンテナ取付面上に固
定されるが、この場合、風の影響がほとんどない
地域では一次放射器がオフセツトパラボラ反射鏡
よりも下側位置になる向きに固定し、風の被害が
大きいハリケーン多発地域ではオフセツトパラボ
ラ反射鏡を天地逆(アンテナ取付面上でオフセツ
トパラボラ反射鏡を180°回転した状態)に取り付
けられる。すなわち、本考案では、アンテナ取付
面は主ビームの向きと直交する面に形成されてい
るので、前記一次放射器を下側にしたときにはオ
フセツトパラボラ反射鏡は立設状の配置態様とな
り、この立設態様のオフセツトパラボラ反射鏡の
天地を逆にすることによりオフセツトパラボラ反
射鏡は水平状の配置態様となる。したがつて、共
通のアンテナ支持架台を使用してオフセツトパラ
ボラ反射鏡を立設状、水平状のいずれの態様にも
取り付けることが可能となり、しかも前述のよう
に、アンテナ取付面は主ビームの方向と直交する
ように形成されているので、前記いずれの配置態
様においても主ビームの俯仰角調整範囲を同一に
することができるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図には本考案の第1の実施例が示され、オ
フセツトパラボラ反射鏡1の裏面側にはフレーム
状の支持部材2がリベツト等の所望の締結部材に
よつて固定されている。この支持部材2には保持
アーム3の基部がボルト等により固定されてお
り、その保持アーム3の先端部はオフセツトパラ
ボラ反射鏡1の斜め下方に伸張されている。保持
アーム3の先端部には一次放射器4が電波の放射
面を前記オフセツトパラボラ反射鏡1の反射面に
向けて固定されている。そして、前記オフセツト
パラボラ反射鏡1および一次放射器4は支持部材
2を介してアンテナ支持架台5のアンテナ取付面
6にボルト等で固定されている。この場合、支持
部材2側に設けたボルト挿通穴およびアンテナ支
持架台5側に設けたねじ穴はアンテナ取付面6上
で上下左右対称位置に設けられ、オフセツトパラ
ボラ反射鏡1は天地逆に取り付けられるようにな
つている。
なお、前記ボルト挿通穴は丸穴状に形成しても
よいが、長穴に形成してオフセツトパラボラ反射
鏡1を連続的に回転取付け可能に構成してもよ
く、このようにすれば、直線偏波を使用する場合
の偏波面合わせを効果的に行うこともできる。上
記第1図においては、前記アンテナ取付面6はア
ンテナ主ビーム7の向きに対して直交するように
形成されており、このアンテナ取付面6に一次放
射器4を下側にしてオフセツトパラボラ反射鏡を
取り付けることにより、オフセツトパラボラ反射
鏡1は立設状の配置態様となつている。
ところで、オフセツトパラボラアンテナをハリ
ケーン多発地域に設置する場合には、第1図に示
すオフセツトパラボラ反射鏡1を天地逆に配置す
ればよく、この天地逆にした状態が第2図に示さ
れている。このように天地逆にすることにより、
オフセツトパラボラ反射鏡1をほぼ水平状にする
ことが可能となり、ハリケーン等による風の被害
を防止することができる。なお、このオフセツト
パラボラ反射鏡1の水平配置状態においても立設
状配置状態の場合と同様に、アンテナ主ビーム7
の向きはアンテナ取付面6と直交するので、オフ
セツトパラボラ反射鏡1を立設状又は水平状のい
ずれの態様においてもアンテナ主ビーム7の俯仰
角調整範囲を同一にすることが可能である。
第3図には本考案の第2図の実施例が示されて
いる。この第2の実施例が前記第1の実施例と異
なる点はアンテナ支持架台5からねじ穴を有する
円筒状の取付枠8を突設し、一方、支持部材2側
には前記取付枠8と嵌め合う嵌合壁9を設け、取
付枠8に嵌合壁9を嵌合した状態で取付枠8と嵌
合壁9とをボルト等により固定可能に構成したこ
とである。この場合、取付枠8側のねじ穴および
嵌合壁9側のボルト挿通穴はともに、例えば、円
筒の中心に対して点対称位置に設けられており、
前記第1実施例の場合と同様に、オフセツトパラ
ボラ反射鏡1を天地逆に取付けることができるよ
うに構成されている。なお、本第2の実施例の場
合、アンテナ取付面6は前記各ねじ穴の中心を通
る平面上に形成されている。このアンテナ取付面
6はオフセツトパラボラ反射鏡1を天地正逆いず
れに配置してもアンテナ取付面6に対してアンテ
ナ主ビーム7の向きは直交方向となり、したがつ
て、第1実施例と同様に、オフセツトパラボラ反
射鏡1を立設状あるいは水平状のいずれの配置態
様にしてもアンテナ主ビーム7の俯仰角調整範囲
を同一にすることが可能である。
第4図には本考案の第3の実施例が示されてい
る。本第3の実施例はオフセツトパラボラ反射鏡
の俯仰角調整機構を備えたアンテナ装置に本考案
を適用した例である。なお、本第3の実施例の説
明において、前記第1および第2の各実施例で示
した装置と同一部材には同一符号を付してその説
明を省略することにする。本第3の実施例を示す
第4図において、支持部材2の前端部からは一対
の脚10aが、後端部からは同様に一対の脚10
bがそれぞれ突設されており、この各脚10aお
よび同10bの先端部には取付穴が穿設されてい
る。一方、アンテナ支持架台5側にも前記脚10
aおよび同10bと対応させてそれぞれ一対の保
持フレーム11aおよび同11bが突設されてお
り、この各保持フレーム11aおよび同11bの
先端部にはピン穴が設けられている。そして、前
記脚10aと保持フレーム11aとは前記取付穴
およびピン穴に挿通された第1のピン軸12によ
つて回動自在に結合されている。前記一対の脚1
0b間には取付穴を利用して第2のピン軸14が
回動自在に架設されており、この第2のピン軸1
4の中央部には進退自在の駆動ロツド13の端部
が固定されている。一方、一対の保持フレーム1
1b間にはピン穴を利用して第3のピン軸15が
回動自在に架設されており、この第3のピン軸1
5の中央部には挿通孔が設けられ、この挿通孔に
前記駆動ロツド13が摺動自在に挿通されてい
る。したがつて、駆動ロツド13が周知の機構に
より進退摺動されることにより、オフセツトパラ
ボラ反射鏡1は第1のピン軸12を支点として回
動し、オフセツトパラボラ反射鏡1の俯仰角を所
望の角度に調整することが可能となる。本第3の
実施例の場合には、第4図の取付状態において各
脚10aおよび同10bの取付穴の中心を通る平
面又は各保持フレーム11aおよび同11bのピ
ン穴の中心を通る平面、すなわち、第1のピン軸
12と第2のピン軸14との中心を通る平面がア
ンテナ取付面6を形成することとなり、前記第1
および第2の各実施例と同様にアンテナ取付面6
とアンテナ主ビーム7の向きとは常に直交するよ
うになつている。なお、本第3の実施例の場合も
各一対の脚10aおよび同10bと、各一対の保
持フレーム11aおよび同11bとが対応して配
置されているので、オフセツトパラボラ反射鏡1
を天地逆に取り付けることができるようになつて
いる。
したがつて本第3の実施例の場合も前記第1お
よび第2の各実施例の場合と同様に、アンテナ主
ビーム7の向きはオフセツトパラボラ反射鏡1の
配置態様にかかわらずアンテナ取付面6と常に直
交するので、オフセツトパラボラ反射鏡1を立設
状に配置した場合と水平状に配置した場合とでア
ンテナ主ビーム7の俯仰角調整範囲を同一にする
ことができる。
(変形例) 上記各実施例では、一次放射器4を保持アーム
3を介して支持部材2に取り付けたが、必ずしも
これによらず、例えば、保持アーム3を介してオ
フセツトパラボラ反射鏡1に直接取り付けるよう
に構成してもよい。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成されているの
で、共通のアンテナ支持台を使用してオフセツト
パラボラ反射鏡を立設状および水平状のいずれに
も配置できるというアンテナ設置上の便利性を有
する。また、オフセツトパラボラ反射鏡をこのい
ずれの配置態様とした場合であつてもアンテナ主
ビームの向きが常にアンテナ取付面に直交する結
果、前記オフセツトパラボラ反射鏡のいずれの設
置態様であつても、アンテナ主ビームの俯仰角調
整範囲を同一にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す構成図、
第2図は第1図に示す装置において、オフセツト
パラボラ反射鏡を天地逆に取り付けた状態を示す
使用状態図、第3図は本考案の第2の実施例を示
す構成図、第4図は本考案の第3の実施例を示す
構成図である。 1……オフセツトパラボラ反射鏡、2……支持
部材、3……保持アーム、4……一次放射器、5
……アンテナ支持架台、6……アンテナ取付面、
7……アンテナ主ビーム、8……取付枠、9……
嵌合壁、10a,10b……脚、11a,11b
……保持フレーム、12……第1のピン軸、13
……駆動ロツド、14……第2のピン軸、15…
…第3のピン軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オフセツトパラボラ反射鏡と、該オフセツトパ
    ラボラ反射鏡を支持する支持部材と、前記パラボ
    ラ反射鏡又は支持部材に固定されパラボラ反射鏡
    に電波を放射する一次放射器と、オフセツトパラ
    ボラ反射鏡を前記支持部材を介してアンテナ取付
    面上に固定するアンテナ支持架台とを有し、前記
    アンテナ支持架台のアンテナ取付面はアンテナ主
    ビーム方向と直交する平面上に形成されているこ
    とを特徴とするオフセツトパラボラアンテナ。
JP6233685U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH042489Y2 (ja)

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JP6233685U JPH042489Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JP6233685U JPH042489Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JPS61179809U JPS61179809U (ja) 1986-11-10
JPH042489Y2 true JPH042489Y2 (ja) 1992-01-28

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JP2778440B2 (ja) * 1993-12-28 1998-07-23 日本電気株式会社 可搬型アンテナ

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JPS61179809U (ja) 1986-11-10

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