JP2577893B2 - パラボラアンテナ支持具 - Google Patents
パラボラアンテナ支持具Info
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- JP2577893B2 JP2577893B2 JP61226602A JP22660286A JP2577893B2 JP 2577893 B2 JP2577893 B2 JP 2577893B2 JP 61226602 A JP61226602 A JP 61226602A JP 22660286 A JP22660286 A JP 22660286A JP 2577893 B2 JP2577893 B2 JP 2577893B2
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- Japan
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- parabolic antenna
- rotating body
- attached
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は放送衛星からの電波受信用のパラボラアン
テナを支える為に用いられるアンテナ支持具に関するも
のである。
テナを支える為に用いられるアンテナ支持具に関するも
のである。
(従来の技術) 従来のパラボラアンテナ支持具にあっては、柱状のマ
スト等任意の固定物に連結するようにしてある基枠と、
その基枠に対して左右への首振りと、仰角の調節を自在
に装着した可動枠とから構成されている(例えば特開昭
61-12101号公報、特開昭60-210793号公報等参照)。
スト等任意の固定物に連結するようにしてある基枠と、
その基枠に対して左右への首振りと、仰角の調節を自在
に装着した可動枠とから構成されている(例えば特開昭
61-12101号公報、特開昭60-210793号公報等参照)。
(発明が解決しようとする問題点) しかし上記支持具にあっては、パラボラアンテナの可
動枠と、基体(基枠)との取付部の構造が特殊で専用的
である為、市場の過半数を占める汎用のパラボラアンテ
ナ、即ち、パラボラアンテナの背面にマスト装着のため
に添付板を備える型式のパラボラアンテナを装着するこ
とのできない問題点がある。
動枠と、基体(基枠)との取付部の構造が特殊で専用的
である為、市場の過半数を占める汎用のパラボラアンテ
ナ、即ち、パラボラアンテナの背面にマスト装着のため
に添付板を備える型式のパラボラアンテナを装着するこ
とのできない問題点がある。
この発明は上記従来の問題点を除き、上記のパラボラ
アンテナの背面にマスト装着のために添付板を備える型
式のパラボラアンテナを容易に装着できる取付部を有
し、 しかも容易に装着できるタイプのパラボラアンテナであ
っても、複数衛星から選択受信するに当り、パラボラア
ンテナの向きを変えたい場合は、単に「方位角の一方向
のみ」の向きを変更することにより、速早く選択受信の
目的が達成でき、選択時の空白受信を短くでき、その
上、選択操作の為の電動機構も、「方位角の一方向操
作」で極めて簡易化できる構成のパラボラアンテナ支持
具を提供しようとするものである。
アンテナの背面にマスト装着のために添付板を備える型
式のパラボラアンテナを容易に装着できる取付部を有
し、 しかも容易に装着できるタイプのパラボラアンテナであ
っても、複数衛星から選択受信するに当り、パラボラア
ンテナの向きを変えたい場合は、単に「方位角の一方向
のみ」の向きを変更することにより、速早く選択受信の
目的が達成でき、選択時の空白受信を短くでき、その
上、選択操作の為の電動機構も、「方位角の一方向操
作」で極めて簡易化できる構成のパラボラアンテナ支持
具を提供しようとするものである。
(問題点を解決する為の手段) 本願発明は、パラボラアンテナを支持する為の基体を
備え、その基体に対しては、パラボラアンテナを方位角
の変更回動を自在に装着するための取付部を備えている
パラボラアンテナ支持具において、 上記取付部の構成は、 基体に対し、パラボラアンテナの背面にマスト装着のた
めの添付板を備えているパラボラアンテナを取付けるに
当り、そのパラボラアンテナの添付板を当て止めし得る
に充分な長さと、比較的大きな外周面を有する当付面を
外周に備える回転体を、その回転体の回転中心軸が垂直
線に対して後傾斜する傾斜状態となるようにその内側
を、上記基体に連結されている軸部材で回転自在に装着
し、 しかもモータによって上記後傾斜した回転中心軸を中心
にして回動自在にしてあって、上記回転体をモータで回
動することによって上記回転体の外周の当付け面に取付
けられるパラボラアンテナを上記後傾斜した回転体の回
転中心軸を中心にして回動させて、複数の衛星からの信
号を、方位角の変更だけで選択受信できるようにしたも
のである。
備え、その基体に対しては、パラボラアンテナを方位角
の変更回動を自在に装着するための取付部を備えている
パラボラアンテナ支持具において、 上記取付部の構成は、 基体に対し、パラボラアンテナの背面にマスト装着のた
めの添付板を備えているパラボラアンテナを取付けるに
当り、そのパラボラアンテナの添付板を当て止めし得る
に充分な長さと、比較的大きな外周面を有する当付面を
外周に備える回転体を、その回転体の回転中心軸が垂直
線に対して後傾斜する傾斜状態となるようにその内側
を、上記基体に連結されている軸部材で回転自在に装着
し、 しかもモータによって上記後傾斜した回転中心軸を中心
にして回動自在にしてあって、上記回転体をモータで回
動することによって上記回転体の外周の当付け面に取付
けられるパラボラアンテナを上記後傾斜した回転体の回
転中心軸を中心にして回動させて、複数の衛星からの信
号を、方位角の変更だけで選択受信できるようにしたも
のである。
(作用) 回転体に対し、上記パラボラアンテナの背面にマスト
装着のために添付板を備える型式のパラボラアンテナを
装着する場合は、パラボラアンテナ側の添付板を回転体
の外周に当て付け、通常の付属の締具(U字ボルト等)
で固着する。そうすると、 複数の衛星信号を選択受信するとき、基体に対して後傾
斜状に連設してある回転体をモータで回動させるだけ
で、その回転体に取付けたパラボラアンテナの方位角が
変えられ、異なる衛星信号の受信を選択受信できる。
装着のために添付板を備える型式のパラボラアンテナを
装着する場合は、パラボラアンテナ側の添付板を回転体
の外周に当て付け、通常の付属の締具(U字ボルト等)
で固着する。そうすると、 複数の衛星信号を選択受信するとき、基体に対して後傾
斜状に連設してある回転体をモータで回動させるだけ
で、その回転体に取付けたパラボラアンテナの方位角が
変えられ、異なる衛星信号の受信を選択受信できる。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明する。第1
図及び第2図において、1は周知のマストで、鉛直状態
に設置されている。2はマスト1の上部に取付けたパラ
ボラアンテナ支持具、3は支持具2に取付けた周知のパ
ラボラアンテナを示す。上記パラボラアンテナ3におい
て、4は反射鏡、5は補強用のリブ、6は支持腕、6aは
ステー、7はコンバータ、8は一次放射器を夫々示す。
次に上記パラボラアンテナ支持具2につき更に詳細に説
明する。11は基枠、12はマスト連結具で、筒状に構成さ
れ、マスト1の上部に連結されている。13は支持体で、
その下部が枢着具14を用いて基枠11に対して傾動自在に
枢着してある。15は支持体13の上部と基枠11とを結ぶ傾
斜調節具を示す。16は支持体に対しパラボラアンテナを
連結する為の連結具を示す。
図及び第2図において、1は周知のマストで、鉛直状態
に設置されている。2はマスト1の上部に取付けたパラ
ボラアンテナ支持具、3は支持具2に取付けた周知のパ
ラボラアンテナを示す。上記パラボラアンテナ3におい
て、4は反射鏡、5は補強用のリブ、6は支持腕、6aは
ステー、7はコンバータ、8は一次放射器を夫々示す。
次に上記パラボラアンテナ支持具2につき更に詳細に説
明する。11は基枠、12はマスト連結具で、筒状に構成さ
れ、マスト1の上部に連結されている。13は支持体で、
その下部が枢着具14を用いて基枠11に対して傾動自在に
枢着してある。15は支持体13の上部と基枠11とを結ぶ傾
斜調節具を示す。16は支持体に対しパラボラアンテナを
連結する為の連結具を示す。
次に上記支持体13を詳細に示す第3図及び第4図にお
いて、17は基体で、上部基体18と下部基体19とから成
り、両者はカラー20aを介在させた状態で連結ボルト20
によって一体化させてある。又上部基体18は、回転体24
の内側にあって回転体24を支持できるように、即ち、固
定の軸部材の役割を果す中空のケース体21と、そのケー
ス体を塞ぐ蓋体22とから成り、両者は固定用ボルト23に
よって一体化させてある。24は基体17の外周側に配設し
た円筒状の回転体で、パラボラアンテナ3の背面にマス
ト装着のために備える添付板46を当て止めし得るに充分
な軸心方向の長さと、比較的大きな円弧状の外周面を有
する当付面を外周に備えている。またこの回転体24は円
筒状である為、U字状ボルト47、押え片48を外周に配し
て市販されている汎用アンテナ3を固着できる。上記基
体17に対しベアリング25,26を介して取付けてある。次
に27は上記ケース体21の内部に備えられた駆動機構を示
す。これにおいて、28はモータ、29はその回転軸、30は
地板、31は減速用の歯車機構を示す。32はベアリング、
33は出力軸を示す。次に上記出力軸33と回転体24とを結
ぶ伝動部材において、34は出力軸33に取付けた出力歯
車、35はカラー20aに対し回動自在に装着した伝達歯車
(遊星歯車)、36は回転体24の内周面に備えさせた内歯
歯車を夫々示す。
いて、17は基体で、上部基体18と下部基体19とから成
り、両者はカラー20aを介在させた状態で連結ボルト20
によって一体化させてある。又上部基体18は、回転体24
の内側にあって回転体24を支持できるように、即ち、固
定の軸部材の役割を果す中空のケース体21と、そのケー
ス体を塞ぐ蓋体22とから成り、両者は固定用ボルト23に
よって一体化させてある。24は基体17の外周側に配設し
た円筒状の回転体で、パラボラアンテナ3の背面にマス
ト装着のために備える添付板46を当て止めし得るに充分
な軸心方向の長さと、比較的大きな円弧状の外周面を有
する当付面を外周に備えている。またこの回転体24は円
筒状である為、U字状ボルト47、押え片48を外周に配し
て市販されている汎用アンテナ3を固着できる。上記基
体17に対しベアリング25,26を介して取付けてある。次
に27は上記ケース体21の内部に備えられた駆動機構を示
す。これにおいて、28はモータ、29はその回転軸、30は
地板、31は減速用の歯車機構を示す。32はベアリング、
33は出力軸を示す。次に上記出力軸33と回転体24とを結
ぶ伝動部材において、34は出力軸33に取付けた出力歯
車、35はカラー20aに対し回動自在に装着した伝達歯車
(遊星歯車)、36は回転体24の内周面に備えさせた内歯
歯車を夫々示す。
次に上記傾斜調節具15を示す第1図及び第2図におい
て、40は調整杆で、外周に雄ねじが形成されたねじ杆を
もって構成されており、その上部は第3図に示すように
枢着具(例えばボルトとナット)41によって支持体13の
上部基体18に連結してある。42は筒体で、同様の枢着具
43を用いて基枠11に枢着してある。この筒体42の内部に
は上記調整杆40が上下動自在に挿通されている。44,44
は調整杆40に螺合させた固定用のナットを示す。
て、40は調整杆で、外周に雄ねじが形成されたねじ杆を
もって構成されており、その上部は第3図に示すように
枢着具(例えばボルトとナット)41によって支持体13の
上部基体18に連結してある。42は筒体で、同様の枢着具
43を用いて基枠11に枢着してある。この筒体42の内部に
は上記調整杆40が上下動自在に挿通されている。44,44
は調整杆40に螺合させた固定用のナットを示す。
次に上記連結具16を詳細に示す第1図及び第2図にお
いて、46は添付枠、47はU字形ボルト、48は押え片、49
はU字形ボルト47に螺合させたナットで、これらはナッ
ト49を締付操作することにより添付枠46と押え片48との
間に前記支持体13における回転体24を挟み付けてそれへ
の固定ができるようになっている。50は傾動枠で、添付
枠46に対し枢着具51(例えばボルト及びナット)により
傾動自在に枢着してあり、又固定具52(同じくボルト52
a及びナット52b)をもって添付枠46に対する固定ができ
るようになっている。この傾動枠50には前記パラボラア
ンテナ3における反射鏡4のリブ5が止付具53でもって
止付けてある。
いて、46は添付枠、47はU字形ボルト、48は押え片、49
はU字形ボルト47に螺合させたナットで、これらはナッ
ト49を締付操作することにより添付枠46と押え片48との
間に前記支持体13における回転体24を挟み付けてそれへ
の固定ができるようになっている。50は傾動枠で、添付
枠46に対し枢着具51(例えばボルト及びナット)により
傾動自在に枢着してあり、又固定具52(同じくボルト52
a及びナット52b)をもって添付枠46に対する固定ができ
るようになっている。この傾動枠50には前記パラボラア
ンテナ3における反射鏡4のリブ5が止付具53でもって
止付けてある。
上記構成のものにあっては、モータ28に通電すること
により回転軸29が回転し、歯車機構31を介して出力軸33
が回動する。その回動は歯車34,35,36を介して回転体24
に伝えられ、回転体24が基体17に対して回動する。その
結果パラボラアンテナ3の向きを第2図の矢印で示され
るように広い角度範囲内において変向させることができ
る。
により回転軸29が回転し、歯車機構31を介して出力軸33
が回動する。その回動は歯車34,35,36を介して回転体24
に伝えられ、回転体24が基体17に対して回動する。その
結果パラボラアンテナ3の向きを第2図の矢印で示され
るように広い角度範囲内において変向させることができ
る。
次に、上記構成のパラボラアンテナ支持具2を用いて
パラボラアンテナ3を第1図及び第2図に示すように設
置した場合、回転体24の軸線24aが垂直線に対して後傾
斜状となるように傾けて、水平面55に対してなす角度α
がその土地の緯度と一致するように、傾斜調節具15によ
って支持体13の傾きを調節する。その調節は、傾斜調節
具15におけるナット44を緩め、調整杆40を筒体42に対し
上下移動させることにより支持体13の傾斜角(その傾斜
角は例えば回転体24の側面にレベラー等の傾斜測定具を
当てて測れば良い。)を調整する。尚調整後はナット44
を締付けて支持体13の傾斜角が狂わないようにすると良
い。またマスト1に対し基枠11を水平面内で回転させ
て、上記軸線24aがその土地の子午面内に位置するよう
にする。尚この状態においては、軸線24aはほぼ北極星5
6の方向を向く。次に反射鏡4の開口面57を真南に向け
た状態において、反射鏡4が固定されている傾動枠50を
添付枠46に対して枢着具51を軸に傾動させて、反射鏡4
の開口面57と水平面55のなす角βを予め判っている角度
の合わせ、固定具52でもって固定する。この場合、反射
鏡4の開口面57の傾きは補強リブ5に開口面57と平行な
部分を設け、そこに前述のレベラーを当てて測定すれば
良い。尚角度βは、前記角度αに、アンテナ自体のオフ
セット角と、αに対するオフセット角とを加えた角度で
ある。このαに対するオフセット角とは、第5図に示さ
れるように、地球G上におけるアンテナの設置場所Pに
おいて、放送衛星の軌道が設置場所を含む子午線面と交
わる交点Qの方向と、天の赤道方向Rとのなす角度θを
言う。
パラボラアンテナ3を第1図及び第2図に示すように設
置した場合、回転体24の軸線24aが垂直線に対して後傾
斜状となるように傾けて、水平面55に対してなす角度α
がその土地の緯度と一致するように、傾斜調節具15によ
って支持体13の傾きを調節する。その調節は、傾斜調節
具15におけるナット44を緩め、調整杆40を筒体42に対し
上下移動させることにより支持体13の傾斜角(その傾斜
角は例えば回転体24の側面にレベラー等の傾斜測定具を
当てて測れば良い。)を調整する。尚調整後はナット44
を締付けて支持体13の傾斜角が狂わないようにすると良
い。またマスト1に対し基枠11を水平面内で回転させ
て、上記軸線24aがその土地の子午面内に位置するよう
にする。尚この状態においては、軸線24aはほぼ北極星5
6の方向を向く。次に反射鏡4の開口面57を真南に向け
た状態において、反射鏡4が固定されている傾動枠50を
添付枠46に対して枢着具51を軸に傾動させて、反射鏡4
の開口面57と水平面55のなす角βを予め判っている角度
の合わせ、固定具52でもって固定する。この場合、反射
鏡4の開口面57の傾きは補強リブ5に開口面57と平行な
部分を設け、そこに前述のレベラーを当てて測定すれば
良い。尚角度βは、前記角度αに、アンテナ自体のオフ
セット角と、αに対するオフセット角とを加えた角度で
ある。このαに対するオフセット角とは、第5図に示さ
れるように、地球G上におけるアンテナの設置場所Pに
おいて、放送衛星の軌道が設置場所を含む子午線面と交
わる交点Qの方向と、天の赤道方向Rとのなす角度θを
言う。
上記のように設置した状態にあっては、支持体13にお
ける回転体24を右又は左に回転させることによって、パ
ラボラアンテナ3の向きを赤道上にある複数の放送衛星
(静止衛星)のうちの任意のものに対して合わせてそれ
からの放送を受信することができる。
ける回転体24を右又は左に回転させることによって、パ
ラボラアンテナ3の向きを赤道上にある複数の放送衛星
(静止衛星)のうちの任意のものに対して合わせてそれ
からの放送を受信することができる。
次に上記パラボラアンテナの包装状態の一例を示す第
6図について説明する。上記パラボラアンテナ3におけ
る支持腕6は段ボール箱等のケース61の底部に置かれ、
その上にステー6aが置かれる。また前記支持具2におけ
る基枠11や支持体13、或いは連結具16等も上記ケース61
の底部に置かれる。そしてそれらの上にパラボラアンテ
ナの反射鏡4が被せられる。尚周知の如く各部材相互の
間及びそれらとケースとの間には、各部材が移動せぬよ
うに詰物がなされる。
6図について説明する。上記パラボラアンテナ3におけ
る支持腕6は段ボール箱等のケース61の底部に置かれ、
その上にステー6aが置かれる。また前記支持具2におけ
る基枠11や支持体13、或いは連結具16等も上記ケース61
の底部に置かれる。そしてそれらの上にパラボラアンテ
ナの反射鏡4が被せられる。尚周知の如く各部材相互の
間及びそれらとケースとの間には、各部材が移動せぬよ
うに詰物がなされる。
このように包装する場合、上記支持体3における駆動機
構27は基体17におけるケース体21の内部に空間の利用効
率良く納められて支持具2が嵩張るのを防いでいるの
で、上記包装状態の荷姿は非常にコンパクトになる。
構27は基体17におけるケース体21の内部に空間の利用効
率良く納められて支持具2が嵩張るのを防いでいるの
で、上記包装状態の荷姿は非常にコンパクトになる。
(発明の効果) 以上のように本発明にあっては、パラボラアンテナの
背面にマスト装着のために添付板を備える型式のパラボ
ラアンテナを容易に装着できる取付部を有するものであ
るから、即ち、上記取付部の構成は、 基体に対し、パラボラアンテナの背面にマスト装着のた
めの添付板を備えているパラボラアンテナを取付けるに
当り、そのパラボラアンテナの添付板を当て止めし得る
に充分な長さと、比較的大きな外周面を有する当付面を
外周に備える回転体を、その回転体の回転中心軸が垂直
線に対して後傾斜する傾斜状態となるようにその内側
を、上記基体に連結されている軸部材で回転自在に装着
してあるから、市場の過半数を占める凡用のパラボラア
ンテナ、即ち、パラボラアンテナの背面にマスト装着の
ために添付板を備える型式のパラボラアンテナを装着す
ることのできる効果があり、その上、取付が容易でも、 基体に対し回転体を回転自在に取付け、その回転体をモ
ータによって回動させるようにしてあるから、パラボラ
アンテナとは遠く離れた場所からでも、上記パラボラア
ンテナの方位角を任意に変えられる特長がある。
背面にマスト装着のために添付板を備える型式のパラボ
ラアンテナを容易に装着できる取付部を有するものであ
るから、即ち、上記取付部の構成は、 基体に対し、パラボラアンテナの背面にマスト装着のた
めの添付板を備えているパラボラアンテナを取付けるに
当り、そのパラボラアンテナの添付板を当て止めし得る
に充分な長さと、比較的大きな外周面を有する当付面を
外周に備える回転体を、その回転体の回転中心軸が垂直
線に対して後傾斜する傾斜状態となるようにその内側
を、上記基体に連結されている軸部材で回転自在に装着
してあるから、市場の過半数を占める凡用のパラボラア
ンテナ、即ち、パラボラアンテナの背面にマスト装着の
ために添付板を備える型式のパラボラアンテナを装着す
ることのできる効果があり、その上、取付が容易でも、 基体に対し回転体を回転自在に取付け、その回転体をモ
ータによって回動させるようにしてあるから、パラボラ
アンテナとは遠く離れた場所からでも、上記パラボラア
ンテナの方位角を任意に変えられる特長がある。
しかも本発明にあっては、上記回転体をモータで回動
することによって上記回転体に取付けられるパラボラア
ンテナを上記後傾斜した回転中心軸を中心にして回動さ
せて、複数の衛星からの信号を、方位角の変更だけで選
択受信できるようにしてあるから、上記方位角の変更に
よって、パラボラアンテナの向きは複数の衛星から発信
される複数種類の信号を選択受信できる位置に向きが変
り、その変更後は夫々の位置において仰角の調節操作な
しで、仰角が夫々適切に衛星信号に対応する特長があ
る。
することによって上記回転体に取付けられるパラボラア
ンテナを上記後傾斜した回転中心軸を中心にして回動さ
せて、複数の衛星からの信号を、方位角の変更だけで選
択受信できるようにしてあるから、上記方位角の変更に
よって、パラボラアンテナの向きは複数の衛星から発信
される複数種類の信号を選択受信できる位置に向きが変
り、その変更後は夫々の位置において仰角の調節操作な
しで、仰角が夫々適切に衛星信号に対応する特長があ
る。
従って、その調整作業は、「仰角と方位角の二つを調
節する操作」に比較して「方位角のみの調節」は極めて
簡易となり、短時間で行い得る効果がある。
節する操作」に比較して「方位角のみの調節」は極めて
簡易となり、短時間で行い得る効果がある。
しかも当然のことながら「仰角と方位角の二つを調節
する操作機構」に比較して「方位角のみの調節機構」は
簡易化でき、低コストで提供できる効果もある。
する操作機構」に比較して「方位角のみの調節機構」は
簡易化でき、低コストで提供できる効果もある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はパラボラア
ンテナ設置状態の側面図、第2図はII矢視図、第3図は
支持体の縦断面図、第4図はIV-IV線断面図、第5図は
オフセット角の説明図、第6図はパラボラアンテナの包
装状態を示す図。 2……パラボラアンテナ支持具、3……パラボラアンテ
ナ、17……基体、24……回転体。
ンテナ設置状態の側面図、第2図はII矢視図、第3図は
支持体の縦断面図、第4図はIV-IV線断面図、第5図は
オフセット角の説明図、第6図はパラボラアンテナの包
装状態を示す図。 2……パラボラアンテナ支持具、3……パラボラアンテ
ナ、17……基体、24……回転体。
Claims (1)
- 【請求項1】パラボラアンテナを支持する為の基体を備
え、 その基体に対しては、パラボラアンテナを方位角の変更
回動を自在に装着するための取付部を備えているパラボ
ラアンテナ支持具において、 上記取付部の構成は、 基体に対し、パラボラアンテナの背面にマスト装着のた
めの添付板を備えているパラボラアンテナを取付けるに
当り、そのパラボラアンテナの添付板を当て止めし得る
に充分な長さと、比較的大きな外周面を有する当付面を
外周に備える回転体を、その回転体の回転中心軸が垂直
線に対して後傾斜する傾斜状態となるようにその内側
を、上記基体に連結されている軸部材で回転自在に装着
し、 しかもモータによって上記後傾斜した回転中心軸を中心
にして回動自在にしてあって、上記回転体をモータで回
動することによって上記回転体の外周の当付け面に取付
けられるパラボラアンテナを上記後傾斜した回転体の回
転中心軸を中心にして回動させて、複数の衛星からの信
号を、方位角の変更だけで選択受信できるようにしてあ
るパラボラアンテナ支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61226602A JP2577893B2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | パラボラアンテナ支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61226602A JP2577893B2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | パラボラアンテナ支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6380601A JPS6380601A (ja) | 1988-04-11 |
JP2577893B2 true JP2577893B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2577893B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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Citations (2)
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JPS60210793A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | 大谷工業株式会社 | 精密機器の角度調節装置 |
JPS6112101A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-20 | Eiraku Sangyo Kk | パラボラアンテナの取付金具 |
Family Cites Families (3)
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JPS5544405Y2 (ja) * | 1975-06-02 | 1980-10-18 | ||
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-
1986
- 1986-09-25 JP JP61226602A patent/JP2577893B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JPS60210793A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | 大谷工業株式会社 | 精密機器の角度調節装置 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6380601A (ja) | 1988-04-11 |
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