JPS63292802A - パラボラアンテナの方位角調整構造 - Google Patents

パラボラアンテナの方位角調整構造

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JPS63292802A
JPS63292802A JP12720087A JP12720087A JPS63292802A JP S63292802 A JPS63292802 A JP S63292802A JP 12720087 A JP12720087 A JP 12720087A JP 12720087 A JP12720087 A JP 12720087A JP S63292802 A JPS63292802 A JP S63292802A
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JP12720087A
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Masaaki Mikuni
雅明 三国
Fumiaki Ogata
緒方 史明
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 小口径パラボラアンテナの方位角を粗調整する構造にお
いて、調整の際のアンテナの動揺を少なくするため、ア
ンテナの架台を固定台座と押さえ部材との間にわずかな
りリアランスでもって挟み込み、固定ボルトで架台を固
定するように構成したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はアンテナの方向調整構造、特に衛星通信用の小
口径パラボラアンテナの方位角を調整する構造に関する
衛星通信用の小口径パラボラアンテナにおいて、アンテ
ナを衛゛星の方向に向けるための方向調整としては、方
位角(垂直軸を中心とするアンテナの角度)と仰角(水
平軸を中心とするアンテナの角度)の二方向の調整を行
えるマウント構造を採用するのが一般的である0本発明
は、そのうちの方位角(A’z)を簡便かつ安価に調整
しうる構造を提供するものである。
〔従来の技術〕
従来の小口径パラボラアンテナ(口径が1〜2m程度の
もの)の方位角の調整構造として、第5図及び第6図に
示すような構造のものが知られている。第5図において
、lOは主反射鏡、11は副反射鏡、12は無線装置、
13はパックストラクチャ−114はボール、15はベ
ース、16は仰角調整装置、17は無線装置と一体をな
した一次放射器、18はボール14に結合される架台で
ある。主反射鏡10、副反射鏡ll、−次放射器17等
のアンテナ部品を一定の位置関係で支持しているパック
ストラクチャ−13は、水平面内の軸20を回転中心と
して角度調整可能に架台18に取付けられている。また
、この架台18はボール14の円形フランジ状の水平台
座14a  (第6図)上に所定の回転位置で固定され
、更にボール14を介してベース15に支持されている
ボール14の台座14aには円周方向に長孔となった幾
つかの取付孔14bが等間隔に設けられ、一方架台18
の底壁フランジ部にも取付孔14bに対応する複数のタ
ップ孔18aが設けである。
そして、固定ポル)21が取付孔14bを介してタップ
孔teaに締結しである。台座14aに対する架台18
の回転位置、即ちアンテナの方位角の調整を行うには、
固定ボルト21を緩め、架台18及びその上部を所望の
回転位置にして粗調整して固定ボルト21を仮固定する
。更に、図示しない微調整装置にて微調整を行った後、
固定ボルト21を固く締付けて固定する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
衛星通信用のアンテナの場合、例えば日本国内では赤道
上にある通信衛星に対してアンテナの仰角(BL角)を
30°〜60°の範囲で調整する必要があるが、このよ
うな広い範囲で仰角を調整しようとすれば、アンテナの
重心の移動が激しく、上記のように単純な円形フランジ
の回転すり合わせの構造では、固定ポル)21を必要以
上に緩めたとき、第6図(b)に示すように、架台18
上部のアンテナの動揺が大きく、また固定ボルト21に
無理な力がかかり、ねじ部分の摩耗が激しいという問題
がある。
そこで、アンテナの方位角調整の際にアンテナの動揺等
を小さく抑え、かつ固定ボルトに無理な負荷がかからな
いようにすることが要望される。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために、本発明によれば、
小口径パラボラアンテナの鏡面等を支持する架台を少な
くとも所定角度水平軸まわりに回転可能となるように固
定台座に取付け、かつ該架台を固定台座に固定しうる手
段を有する方位角調整構造において、架台の水、平な底
壁に円形孔を形成し、固定台座のフランジ部と該固定台
座に固定した押さえ部材との間で該円形孔周囲の架台底
壁の上下面を架台が回転出来る程度のクリアランスをも
って挟み込むように構成し、かつ固定台座から押さえ部
材までのびるボルトで架台を固定台座に固定するように
したパラボラアンテナの方位角調整構造が提供される。
〔作 用〕
本発明によれば、パラボラアンテナの方位角を粗調整し
ようとする場合は、ボルトを緩め、架台を所望の位置ま
で回転させて、ボルトを仮固定する。その際、たとえボ
ルトを必要以上緩めたとしても、架台は固定台座のフラ
ンジ部と押さえ部材との間でわずかなりリアランスをも
って挟み込まれるように支承されているので、架台上部
のアンテナの動揺等は小さく、従ってボルトに無理な負
荷がかかることはない。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説−
明する。   ゛ まず、第3図及び第4図において、本発明の方位角調整
構造を採用した衛星通信用小口径パラボラアンテナを示
している。このアンテナは直径1.2a+のオフセット
型アンテナであり、主反射鏡10の他に、副反射鏡11
及び−次放射器と一体をなした無線袋?&12を有する
。これらのアンテす部品は所定の位置関係を維持するよ
うに一体型の構造体であるパックストラクチャ−13に
より高精度(±0.51以下)に支持されている。パッ
クストラクチャ−13は、水平軸20を回転中心として
角度(即ち仰角−EL角)調整可能に架台18に取付け
られ、更にこの架台18はボール14の上部の水平台座
30に後述のように垂直軸を中心として回転可能(即ち
方位角調整可能)に支持され、ベース15に支承されて
いる。 パックストラクチャ−13の角度(仰角)は、
アンテナの前方下部に設けた角度調整装置16により調
節される。
パックストラクチャ−13は第3図に示すように主反射
鏡10を取付けるためのフレーム部分13aと、このフ
レーム部分13aの根元部に相当する補強部分13bと
、この補強部分13bから成る角度で延びた、副反射鏡
11を取付けるためのフレーム部分13Cとからなる。
これらのフレーム部分13a、13b、13cは例えば
断面矩形の鋼材よりなり、溶接等で一体的に構成されて
いる。
第1図(a)、(b)は本発明の方位角調整装置の第1
実施例を示している。架台18の水平な底壁41の中央
部には円形孔42が形成されている。一方、ボール14
の上部の固定台座30の周囲には水平なリング状のフラ
ンジ部31が、中央部にはこのフランジ部31から上方
へ突出した円形突部32が設けられ、この円形突部32
は架台底壁41の円形孔42に嵌合し、架台18を円形
孔42を中心として回転可能にしている。固定台座30
の上部にはスペーサ33を介して円板状の押さえ部材3
4がボルト35で固定されている。
これにより、円形孔42周囲の架台底壁41の上下面は
固定台座30のフランジ部31と押さえ部材34との間
で架台18が回転出来る程度のごくわずかなりリアラン
ス(t =0.2〜0.5 ms程度)をもって挟み込
まれるように構成されている。
固定台座30のフランジ部31には円周方向に等間隔の
複数の取付孔36が設けられ、また架台底壁41には対
応する径でかつ円周方向に延びた複数(3個)の長孔3
7が等間隔に設けられ、更に押さえ部材34の上面には
対応する径でかつ円周方向に等間隔の複数の位置に挿入
孔を介してナツト38が溶接により固定されている。そ
して、複数(この場合3個)の固定ボルト39がフラン
37を貫通し、押さえ部材34のナツト38に締め付け
られている。これにより、クリアランスtは無くなり、
架台18は固定台座30に固定される。
架台1日の回転位置の調整、即ちアンテナの方位角の調
整を行う場合、まず、固定ボルト39を緩める。この際
、固定ボルト39をを必要以上緩めたとしても、クリア
ランス゛tは所定以上、即ち0.2〜0.5 mm程度
以上にはならず、架台18上部のアンテナの動揺は0.
1°程度以下に抑えられる。
架台18を長孔37で規制される角度(この実施例の場
合±30°)の範囲で回転させて方位角の粗調整を行い
、固定ボルト39を仮固定する。ついで、方位角微調整
機構19(第4図)で微11整を行った後、架台18を
固定ボルト39でしっかりと固定する。
第2図は本発明の方位角調整装置の第2実施例を示して
いる。架台18の底壁41に円形孔42を形成し、固定
台座30のフランジ部31と押さえ部材34との間で円
形孔周囲の架台底壁41を上下面より架台18が回転出
来る程度のごく僅かなりリアランスtをもって挟み込む
ように構成されている点は、第1実施例と同様である。
第1実施例と異なるのは、固定台座30のフランジ部3
1にではな(て円形突部32に(スペーサ33より外側
の位置に)円周方向に延びた長孔45を円周方向等間隔
に複数設け、押さえ部材34にはこれらと対応する円周
方向の位置に複数のタップ孔46を等間隔に設け、長孔
45からタップ孔46に固定ボルト47を差し込んで締
めつけるようにした点である。
この第2実施例では、架台18は固定台座30のフラン
ジ部31と押さえ部材34との間の締付のみ、即ち押さ
え部材34の撓みのみにより固定されることとなる。ま
た、固定ボルト47を緩めた際において、固定ボルト4
7は押さえ部材34のタップ孔46に係合したままであ
り、脱落することはない。従って、固定ボルト47を取
付けたままの状態で方位角の調整が可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、パラボラアンテナの方
位角を粗調整しようとする場合に、仮に固定ボルト39
.47を必要以上緩めたとしても、架台18の底壁41
は固定台座30のフランジ部31と押さえ部材34との
間でごくわずかなりリアランスtをもって挟み込まれる
ように支承されているので、架台上部のアンテナの動揺
等は極めて小さく、従って固定ボルトに無理な負荷がか
かることはない、これにより、方位角の粗調整が短時間
に簡便に行えかつ安価なアンテナの方位角調整構造が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明の方位角調整構造の第1
実施例の断面図及び平面図、第2図は本発明の方位角調
整構造の第2実施例の平面図、第3図は本発明の方位角
調整構造を採用したパラボラアンテナの側面図、第4図
は同パラボラアンテナの背面図、第5図は従来の方位角
調整構造を有するパラボラアンテナの斜視図、第6図(
a)、(b)は従来の方位角調整構造を説明する概略図
である。 10・・・主反射鏡 11・・・副反射鏡 12・・・無線装置 13・・・支持構造体(パックストラクチャ−)14・
・・ポール 17・・・−次放射器 18・・・架台 20・・・回転中心軸 30・・・固定台座 31・・・フランジ部 32・・・円形突部 33・・・スペーサ 34・・・押さえ部材 39.47・・・固定ボルト 41・・・底壁 42・・・円形孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、小口径パラボラアンテナの鏡面(10)等を支持す
    る架台(18)を少なくとも所定角度水平軸まわりに回
    転可能となるように固定台座(30)に取付け、かつ該
    架台を固定台座に固定しうる手段を有する方位角調整構
    造において、架台(18)の水平な底壁(41)に円形
    孔(42)を形成し、固定台座のフランジ部(31)と
    該固定台座に固定した押さえ部材(34)との間で該円
    形孔周囲の架台底壁の上下面を架台が回転出来る程度の
    クリアランス(t)をもって挟み込むように構成し、か
    つ固定台座から押さえ部材までのびるボルト(39、4
    7)で架台を固定台座に固定するようにしたパラボラア
    ンテナの方位角調整構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774536A (ja) * 1993-09-06 1995-03-17 Fujitsu Ltd デュアルビームアンテナ及びその調整方法
JP2008502207A (ja) * 2004-06-02 2008-01-24 ザ・ボーイング・カンパニー 掃引円弧を最小化する、回転反射鏡アンテナを取り付ける方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60210793A (ja) * 1984-04-04 1985-10-23 大谷工業株式会社 精密機器の角度調節装置
JPS6240803A (ja) * 1985-08-17 1987-02-21 Fujitsu Ltd リフレクタアンテナの支持構造

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