JP3165850B2 - アンテナ取付構造 - Google Patents

アンテナ取付構造

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JP3165850B2
JP3165850B2 JP06787394A JP6787394A JP3165850B2 JP 3165850 B2 JP3165850 B2 JP 3165850B2 JP 06787394 A JP06787394 A JP 06787394A JP 6787394 A JP6787394 A JP 6787394A JP 3165850 B2 JP3165850 B2 JP 3165850B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナの取り付けが
容易に行えるアンテナ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】図3はパーソナルハンディーホーン(PH
P)の基地局用のアンテナ取付構造を示す概略斜視図で
ある。同図に示すようにこの種のアンテナ取付構造は、
主ポール81上に、4本の棒状のアンテナ支持部材83
を介在して棒状のアンテナ85を取り付けて構成されて
いる。このとき4本のアンテナ支持部材83は主ポール
に対して垂直に取り付けられ、アンテナ85はアンテナ
支持部材83に対して垂直に取り付けられ、これによっ
て各アンテナ85は主ポール81に対して平行になるよ
うに取り付けられている。
【0003】4本のアンテナ85にはそれぞれ図示しな
い送受信用のケーブルが取り付けられる。
【0004】そしてこれらアンテナ85によって、基地
局とPHP間の送受信を行う。アンテナ85を4本設け
たのは、4本のアンテナの内の感度の良いアンテナ85
を選択又は組み合せて送受信を行うためである。
【0005】ところでこの種のアンテナ85は、ゲイン
を得るために指向性が強く指向角度が狭い。このため各
アンテナ85はそれぞれ非常に正確に所定の角度(この
実施例では主ポール81に対して平行)に設置しなけれ
ばならない。具体的には角度誤差を約1〜2°以内に抑
えなければならない。
【0006】一方従来アンテナ支持部材83としては、
一般に丸棒や円形パイプ又はL字型,コの字型等のアン
グル材が使用されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら主ポール
81に対してアンテナ85を平行又は他の任意の角度で
誤差なく取り付けようとした場合、アンテナ支持部材8
3が丸棒ではアンテナ85が丸棒の軸方向に対して自由
に回転するため別途その角度を調整する作業が必要にな
ってしまい、またアンテナ支持部材83がアングル材等
の場合はその外観が悪く、その表面積が丸棒に比べて大
きいので風を受けたときの空気抵抗も大きくなってしま
う。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、アンテナ取付時の角度調整が不要
で、また外観を美しく空気抵抗を小さくできるアンテナ
取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、主ポール(20)上に第1の取付部材を介
して棒状のアンテナ支持部材(30)の一端を取り付け
ると共に、該アンテナ支持部材(30)の他端に第2の
取付部材を介して棒状のアンテナ(10)を取り付けた
アンテナ取付構造において、第1の取付部材は前記主ポ
ール(20)の上端側面を挟み込み固定される2つの取
付金具(40、40)と、主ポール(20)上端面にま
たがり2つの取付金具(40、40)に固定され、固定
された際、主ポール(20)の軸方向に対して垂直面と
なる支持部材取付面を有する取付金具(50)とから成
り、第2の取付部材はアンテナ(10)に取り付けら
れ、該アンテナ(10)の軸方向に対して垂直面の支持
部材取付面を有し、アンテナ支持部材(30)の少なく
とも両端部には互いに平行又は同一平面上に位置する平
坦面を設け、該アンテナ支持部材(30)をその両端の
平坦面を第1の取付部材の支持部材取付面と第2の取付
部材の支持部材取付面に面接触させ固定したことを特徴
とする。
【0010】
【作用】アンテナ支持部材(30)両端のポール側取付
面とアンテナ側取付面は、主ポール(20)とアンテナ
(10)に直接設けた平面又はこれらに取りけた金具
に設けた平面に面接触した状態で固定されるので、両者
間を固定するだけで調整作業を全く行うことなく正確に
自動的にアンテナ(10)を主ポール(20)に対して
所望の角度で取り付けることができる。また、第1の取
付部材を、ポール(20)上端側面を2つの取付金具
(40、40)で挟み込んで固定し、この2つの取付金
具(40、40)に取付金具(50)を固定することに
より、構造が簡単で且つ強固にアンテナ支持部材(3
0)の一端を主ポール(20)に対して垂直に固定でき
る。更に第1の取付部材の主ポール(20)への取り付
け、アンテナ支持部材(30)の第1の取付部材への取
付が容易となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明の1実施例にかかるアンテ
ナ取付構造の分解斜視図である。同図に示すようにこの
アンテナ取付構造は、主ポール20上に、取付金具4
0,40,50,60によって4本の棒状のアンテナ支
持部材30の一端を取り付け、各アンテナ支持部材30
の他端に取付金具70によって棒状のアンテナ10を取
り付けて構成されている。
【0012】ここでアンテナ支持部材30は主ポール2
0に対して垂直になるように、またアンテナ10は該ア
ンテナ支持部材30に対して垂直で主ポール20に対し
て平行になるように取り付けられている。以下各構成部
品について説明する。
【0013】主ポール20は円形のパイプで構成され、
その上端近傍には、取付金具40,40取付用の孔2
1,21が設けられている。
【0014】取付金具40,40は筒体を縦割りに2分
割した形状であって、その内面には2つの取付金具4
0,40を接合した際に八角形となるように平面41が
設けられている。またその下部には、両取付金具40を
接合するための孔43,43が設けられ、中央上部には
主ポール20に取り付けるための孔45が設けられ、上
端近傍のフランジ47には取付金具50を固定するため
の孔49,49が設けられている。
【0015】次に取付金具50は、板の中央を上方向に
突出するようにして前記フランジ47から上に突出する
取付金具40,40の上端部を収納する八角形の凹部が
下面に形成されている突部51を設けると共に外周の4
辺を上方向に折り曲げることによって4つの溝53を設
けている。これら溝53の底面は、いずれも平面状にな
っている。また各溝53の一端部にはアンテナ支持部材
30を挿入するための切欠き55が設けられている。ま
た突部51の4隅には前記取付金具40のフランジ47
を取り付けるためのタップ孔57が設けられており、ま
た図には表われていないが各溝53の底面の下記するア
ンテナ支持部材30の孔31に対向する位置にもタップ
孔が設けられている。
【0016】次に取付金具60は平板状であって、その
外周辺の下記するアンテナ支持部材30の孔31に対向
する位置には孔61が設けられている。
【0017】次にアンテナ支持部材30は、アルミニウ
ム材を正八角柱状の棒に成型して構成されている。そし
てその一端には前記取付金具50を固定するための2つ
の孔31が設けられ、またその他端には下記する取付金
具70を固定するための2つの孔33が設けられてい
る。
【0018】次にアンテナ10は棒状であり、その下端
には取付金具70が取り付けられている。取付金具70
は略平板状であって、前記アンテナ10に対してその面
が垂直になるように取り付けられている。またこの取付
金具70にはその両側辺を上側に折り曲げることによっ
て前記アンテナ支持部材30を挿入する溝71が設けら
れている。該溝71の底面は平面状であり、前記アンテ
ナ支持部材30を固定するための孔73が設けられてい
る。
【0019】さらに該取付金具70の裏面からは、前記
アンテナ10に電気的に接続されたケーブル15が引き
出されている。
【0020】次にこのアンテナ取付構造を組み立てるに
は、まず取付金具40,40によって主ポール20を挟
み込み、孔43,43に挿通するボルト・ナットa1に
よって両取付部材40,40間を締め付け、同時に孔4
5と孔21に挿入するボルト・ナットa2によって取付
金具40,40を主ポール20に固定する。
【0021】次に取付金具40,40の上に取付金具5
0を載置する。このときフランジ47から上に突出する
取付金具40,40の上端部を取付金具50の突部51
下面の凹部内に収納し、孔49とタップ孔57に挿入す
るボルトa3によって両者間を固定する。これによって
取付金具50の面は主ポール20に対して垂直に取り付
けられる。
【0022】次に取付金具50の4つの溝53内にそれ
ぞれアンテナ支持部材30の一端を収納し、さらにその
上に取付金具60を被せる。そして溝53の底面に設け
た図示しないタップ孔と孔31と孔61にボルト・ワッ
シャa4を挿入して、これら取付金具50と4本のアン
テナ支持部材30と取付金具60間を固定する。これに
よってアンテナ支持部材30は主ポール20に対して垂
直に取り付けられる。
【0023】このとき、溝53の底面は平面であり、ま
たアンテナ支持部材30の該溝53の底面への当接面
(ポール側取付面)も平面なので両者は密着し、アンテ
ナ支持部材30が回転することはない。
【0024】次にアンテナ支持部材30の先端を、アン
テナ10を取り付けた取付金具70の溝71内に挿入
し、孔73と孔33に挿入したボルト・ナット・ワッシ
ャa5で固定する。
【0025】このとき、溝71の底面は平面であり、ま
たアンテナ支持部材30の該溝71の底面への当接面
(アンテナ側取付面)も平面なので両者は密着する。
【0026】つまり上記実施例においてはアンテナ支持
部材30を正八角柱とすることによってそのポール側取
付面とアンテナ側取付面を平面にでき、従って該ポール
側取付面とアンテナ側取付面をそれぞれ主ポール20に
取り付けた取付金具50の溝53内の平面とアンテナ1
0に取り付けた取付金具70の溝71内の平面に面接触
して固定するだけで自動的にアンテナ10を主ポール2
0に対して平行に取り付けることができる。図2はこの
ようにして組み立てられたアンテナ取付構造を示す斜視
図である。
【0027】特に本実施例の場合のように複数本のアン
テナ10を取り付けた場合は、自動的に各アンテナ10
間を平行にできる。
【0028】ところで本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、例えば以下のような変形が可能である。 アンテナ支持部材は正八角柱に限定されるものではな
く、他の多角柱でもよく、またアンテナ支持部材のポー
ル側取付面とアンテナ側取付面のみを平面とした円柱で
構成しても良い。
【0029】またアンテナによっては主ポールに対し
て平行ではなく、所定角度傾くように取り付ける必要の
ある場合がある。このような場合は、アンテナ支持部材
のポール側取付面とアンテナ側取付面を平行ではなく所
定角度傾くようにすれば良い。
【0030】上記実施例においては、主ポール20と
アンテナ支持部材30間を取付金具40,50,60を
介して取り付け、アンテナ支持部材30とアンテナ10
間を取付金具70を介して取り付けたが、主ポール上に
直接アンテナ支持部材を取り付けても良く、またアンテ
ナ支持部材に直接アンテナを取り付けても良い。この場
合は、主ポールに前記アンテナ支持部材を取り付けるた
めの平面を設け、またアンテナにアンテナ支持部材を取
り付けるための平面を設けておく。
【0031】上記実施例においてはアンテナ10を4
本取り付けた例を示したが、該アンテナ10は他の複数
本でも良く、場合によっては1本でも良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるア
ンテナ取付構造によれば、以下のような優れた効果を有
する。主ポールにアンテナを取り付ける際の取付角度
調整が不要となる。また、構造が簡単で且つ強固にアン
テナ支持部材の一端を主ポールに対して垂直に固定でき
る。更に第1の取付部材の主ポールへの取り付け、アン
テナ支持部材の第1の取付部材への取付が容易となる。
【0033】アンテナ支持部材を円柱に近い形状にで
きるので、アングル材に比べてその外観を美しくでき、
また空気抵抗も小さくできる。
【0034】またアンテナ支持部材の強度を円柱の場
合と同等にできる。
【0035】アンテナ支持部材のポール側取付面とア
ンテナ側取付面の間の角度を任意に設定することで、主
ポールに対してアンテナを任意の角度に正確に取り付け
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかるアンテナ取付構造の
分解斜視図である。
【図2】組み立てられたアンテナ取付構造を示す斜視図
である。
【図3】パーソナルハンディーホーン(PHP)の基地
局用のアンテナ取付構造を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 アンテナ 20 主ポール 30 アンテナ支持部材 40,40,50,60,70 金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主ポール(20)上に第1の取付部材
    介して棒状のアンテナ支持部材(30)の一端を取り付
    けると共に、該アンテナ支持部材(30)の他端に第2
    の取付部材を介して棒状のアンテナ(10)を取り付け
    たアンテナ取付構造において、前記第1の取付部材は前記主ポール(20)の上端側面
    を挟み込み固定される2つの取付金具(40、40)
    と、前記主ポール(20)上端面にまたがり前記2つの
    取付金具(40、40)に固定され、固定された際、前
    記主ポール(20)の軸方向に対して垂直面となる支持
    部材取付面を有する取付金具(50)とから成り、 前記第2の取付部材は前記アンテナ(10)に取り付け
    られ、該アンテナ(10)の軸方向に対して垂直面の支
    持部材取付面を有し、 前記アンテナ支持部材(30)の少なくとも両端部には
    互いに平行又は同一平面上に位置する平坦面を設け、該
    アンテナ支持部材(30)をその両端の平坦面を前記第
    1の取付部材の支持部材取付面と前記第2の取付部材の
    支持部材取付 面に面接触させ固定したことを特徴とする
    アンテナ取付構造。
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