JPH0526806Y2 - - Google Patents

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JPH0526806Y2
JPH0526806Y2 JP12589888U JP12589888U JPH0526806Y2 JP H0526806 Y2 JPH0526806 Y2 JP H0526806Y2 JP 12589888 U JP12589888 U JP 12589888U JP 12589888 U JP12589888 U JP 12589888U JP H0526806 Y2 JPH0526806 Y2 JP H0526806Y2
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JP
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antenna
film
antenna sheet
synthetic resin
latch
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はFM又はテレビ受信用のフイルムア
ンテナに関し、特にアンテナの方向を電波到来方
向に容易に調整できるようにしたものである。
「従来の技術」 従来、この種のフイルムアンテナは第6図に示
すように、合成樹脂フイルム1上に反射器2、放
射器3、及び導波器4がそれぞれ導電膜により構
成される。即ち、反射器2及び導波器4は互に平
行な線状の導電膜とされ、それらの間に平行に折
返しダイポール形の放射器3が導電膜で形成され
る。放射器3の折り返された両端部に給電線5の
導線が半田付その他の手段により接続され、その
給電線5は合成樹脂フイルム1上に例えばフイル
ムの熱融着などの手段により取り付けられて、合
成樹脂フイルム1の外部に所定の長さ延長されて
いる。
第6図は反射器、放射器及び導波器が各1個で
3素子の八木アンテナを構成した場合であるが、
一般の屋外アンテナと同様に各素子を適宜増やし
て、利得が大きく、指向性をよくしたアンテナも
用いられる。このように構成されたフイルムアン
テナ10はその素子が水平面に対して垂直となる
ように建物内の垂直な壁面に例えば鋲などにより
取り付けられる。従つて、従来電波の垂直偏波が
アンテナで受信され、フイルムアンテナ10の中
心軸lが電波到来方向に一致したときアンテナの
利得は最大となる。
「考案が解決しようとする課題」 従来のフイルムアンテナの中心軸の方向はそれ
を取付ける建物の壁面によつて決まり、一般には
電波到来方向と異なる方向であるため、場合によ
つては最大利得より可成り小さな状態で使用しな
ければならない問題がある。これをさけるために
天井に取付けることも考えられるが、アンテナの
方向を調整しにくい構造であり、アンテナの方向
調整に時間がかかる難点がある。
この考案の目的はアンテナの方向を所要電波の
到来方向に簡単に調整できるフイルムアンテナを
提供することにある。
「課題を解決するための手段」 この考案のフイルムアンテナによれば、 合成樹脂フイルム上に放射器、導波器及び反射
器がそれぞれ導電膜により形成されてアンテナシ
ートが構成され、 合成樹脂より成る複数のおおぎ骨(扇骨)がか
なめ(要)により止められ、そのかなめを中心と
して360度に亘つてほぼ等角間隔で放射状に展開
され、 そのおおぎ骨を覆うように上記アンテナシート
が取付けられ、 そのアンテナシート及びおおぎ骨を上記かなめ
を中心として回動自在に建物の天井面に取付ける
ための透孔が上記かなめ及びアンテナシートに設
けられる。
「実施例」 この考案の実施例を第1図に、第6図と対応す
る部分に同じ符号を付し重複説明は省略する。
合成樹脂フイルム1上に反射器2a,2b、放
射器3及び、導波器4a,4b,4cがそれぞれ
導電膜により形成され、必要に応じそれらの導電
膜及びフイルム1上に他の合成樹脂フイルムが積
層されてアンテナシート11が構成される。合成
樹脂より成る複数のおおぎ骨(扇骨)12がかな
め(要)により止められ、そのかなめ13を中心
として360度に亘つてほぼ等角間隔で放射状に展
開される。そのおおぎ骨12を覆うようにアンテ
ナシート11が取付けられる。アンテナシート1
1のおおぎ骨12の先端と対向する位置に、例え
ば合成樹脂フイルムの小片が例えば熱融着されて
袋が形成され、おおぎ骨の先端はその袋に挿入さ
れる。そのアンテナシート11及びおおぎ骨12
をかなめ13を中心として回動自在に建物の天井
面に取付けるための透孔13a及び11aがそれ
ぞれ上記かなめ13及びアンテナシート11のほ
ぼ中心に設けられる。
おおぎ骨には第2図に示すように概ね細長い合
成樹脂板の中央に円形の保持部12aが形成さ
れ、その中心に透孔12bが設けられる。おおぎ
骨12としてはアンテナシート11の縦寸法、横
寸法及び対角線の寸法にそれぞれほぼ等しい寸法
のものが用いられる。これらのおおぎ骨12が第
3図に示すように透孔12bを合わせて重ねら
れ、かなめ13により一体に結合される。なお、
かなめ13の中心には透孔13aが形成されてい
る。また、この透孔13aと対応するように、ア
ンテナシート11のほぼ中心に透孔11aが形成
されている。
フイルムアンテナ10は図示していないねじを
アンテナシートの透孔11a及びかなめの透孔1
3aに挿通させて建物の天井面に回動自在に取付
けられる。
フイルムアンテナ10がFM放送用であれば、
受信した音声が最も大きくかつ明瞭になるように
アンテナ10はそのねじの周りに回動され、その
中心軸lが電波到来方向に調整される。フイルム
アンテナ10がテレビ用であれば、再生画像が最
も鮮明で安定するような向きに調整される。方向
調整された後、上記ねじを強くしめてアンテナは
その方向に固定される。アンテナのそりやたわみ
を防ぐために必要に応じおおぎ骨の先端の補助孔
12c(第2図参照)を利用して、アンテナの周
縁の数箇所を鋲により天井面に取付けるのが望ま
しい。
おおぎ骨12としては第2図のものに限らず、
例えば第4図に示すように、保持部12aより片
方向にのみ延長されたものを用いることもでき
る。またフイルムアンテナの周辺にそつて補強用
の骨を併用してもよい。
いままで述べた実施例では外形が方形の場合を
示したが、この考案はその場合に限らず、任意の
外形でよい。またアンテナの各素子は直線状のも
のに限らず、例えば第5図に示すように、湾曲変
形していてもよい。これまでの実施例では6素子
のアンテナを示したが、素子数を適宜増減したも
のが同様に製作可能であることは言うまでもな
い。
「考案の効果」 この考案によればフイルムアンテナはそのかな
め及びアンテナシートの透孔にねじを挿通させて
天井面に回動自在に取付けられ、その方向を所要
電波の到来方向に極めて簡単に調整できる。
このアンテナは専門家でなく一般ユーザーが容
易に組立て及び据付調整できる利点があると共
に、一般の屋外アンテナに較べて生産性が良く、
より低価格で供給することが可能であり、その普
及が大いに期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す平面図、第2
図A,Bはそれぞれ第1図のおおぎ骨12の平面
図及び側面図、第3図は第1図のかなめ13及び
おおぎ骨12の断面図、第4図A,Bはそれぞれ
第1図のおおぎ骨12の他の実施例を示す平面図
及び側面図、第5図はこの考案の他の実施例を示
す平面図、第6図は従来のフイルムアンテナの平
面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂フイルム上に放射器、導波器及び反射
    器がそれぞれ導電膜により形成されてアンテナシ
    ートが構成され、 合成樹脂より成る複数のおおぎ骨(扇骨)がか
    なめ(要)により止められ、そのかなめを中心と
    して360度に亘つてほぼ等角間隔で放射状に展開
    され、 そのおおぎ骨を覆うように上記アンテナシート
    が取り付けられ、 そのアンテナシート及びおおぎ骨を上記かなめ
    を中心として回動自在に建物の天井面に取り付け
    るための透孔が上記かなめ及びアンテナシートに
    設けられているフイルムアンテナ。
JP12589888U 1988-09-26 1988-09-26 Expired - Lifetime JPH0526806Y2 (ja)

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JP12589888U JPH0526806Y2 (ja) 1988-09-26 1988-09-26

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JPH0246414U JPH0246414U (ja) 1990-03-29
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