JP2580127Y2 - 地下街等の天井裏における無線基地局の取付け装置 - Google Patents
地下街等の天井裏における無線基地局の取付け装置Info
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- JP2580127Y2 JP2580127Y2 JP4354493U JP4354493U JP2580127Y2 JP 2580127 Y2 JP2580127 Y2 JP 2580127Y2 JP 4354493 U JP4354493 U JP 4354493U JP 4354493 U JP4354493 U JP 4354493U JP 2580127 Y2 JP2580127 Y2 JP 2580127Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、無線基地局を地下街等
の天井裏に取付ける装置に関する。
の天井裏に取付ける装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】昨今では公衆用の移動通信システムとし
て自動車電話や携帯電話が普及してきている。
て自動車電話や携帯電話が普及してきている。
【０００３】このような移動通信システムの無線基地局
は通常電話局等に設置されており、その装置の設置と維
持に莫大な費用がかかるという実態がある。
は通常電話局等に設置されており、その装置の設置と維
持に莫大な費用がかかるという実態がある。
【０００４】一方、従来の携帯電話器よりも安価な公衆
通信を提供できるシステムとして、簡易型携帯電話シス
テムの検討が進められている。このシステムでは、送信
電力が前記の従来無線通信システムに比較して小さいた
め、一無線基地局あたりの無線ゾーンが狭くなり、その
結果として、サービス提供エリア内での無線基地局数が
必然的に多くなる。そのため、地下街の天井裏への無線
基地局の設置が不可欠となり、無線基地局装置の容易性
と共に盗難防止対策も要求される。
通信を提供できるシステムとして、簡易型携帯電話シス
テムの検討が進められている。このシステムでは、送信
電力が前記の従来無線通信システムに比較して小さいた
め、一無線基地局あたりの無線ゾーンが狭くなり、その
結果として、サービス提供エリア内での無線基地局数が
必然的に多くなる。そのため、地下街の天井裏への無線
基地局の設置が不可欠となり、無線基地局装置の容易性
と共に盗難防止対策も要求される。
【０００５】本考案は、上述の簡易型携帯電話のような
無線通信システムにおける無線基地局の設置に使用され
る取付け装置を提供するものである。
無線通信システムにおける無線基地局の設置に使用され
る取付け装置を提供するものである。
【０００６】
【目的を達成するための手段】地下街天井裏に張設した
野縁受材に基板を架設し、支持部片の下端に水平方向に
して取付部片を連設して構成した支持枠の取付部片を前
記基板に載置取付けて基板上に一対の前記支持枠を立設
し、支持枠の支持部片に無線基地局をわたして支持さ
せ、該無線基地局のアンテナを天井面より突出させるよ
うにした構成とする。
野縁受材に基板を架設し、支持部片の下端に水平方向に
して取付部片を連設して構成した支持枠の取付部片を前
記基板に載置取付けて基板上に一対の前記支持枠を立設
し、支持枠の支持部片に無線基地局をわたして支持さ
せ、該無線基地局のアンテナを天井面より突出させるよ
うにした構成とする。
【０００７】
【実施例】図面は、本考案に係る地下街等の天井裏にお
ける無線基地局の取付け装置の一実施例を示し、図１は
無線基地局Ｂを天井裏の野縁受材に取付けた状態を示す
縦断面図、図２は基板と、支持枠および無線基地局の位
置関係を示す正面図、図３はその分解斜視図、図４は無
線基地局を裏面から見た外観図である。
ける無線基地局の取付け装置の一実施例を示し、図１は
無線基地局Ｂを天井裏の野縁受材に取付けた状態を示す
縦断面図、図２は基板と、支持枠および無線基地局の位
置関係を示す正面図、図３はその分解斜視図、図４は無
線基地局を裏面から見た外観図である。
【０００８】図示１は、地下街の天井裏に張設した野縁
受材８０，８０に架設する基板で、基板１は、長手方向
の両側に基板長手方向に沿って長い長孔２，２を備え、
該長孔２，２間にはアンテナ挿通用の貫通孔５，５…を
配設し、貫通孔５の周辺には接続螺子６貫通用の透孔７
を設けたものである。
受材８０，８０に架設する基板で、基板１は、長手方向
の両側に基板長手方向に沿って長い長孔２，２を備え、
該長孔２，２間にはアンテナ挿通用の貫通孔５，５…を
配設し、貫通孔５の周辺には接続螺子６貫通用の透孔７
を設けたものである。
【０００９】この基板１は、両側部を前記野縁受材８
０，８０にわたして野縁受材８０，８０上に載置し、立
上がり部片８を野縁受材８０に係止するように配した挾
持片９の水平部片１０を通じて固定螺子１１を前記長孔
２に貫通させ、長孔２より突出する固定螺子１１の先端
に蝶ナット１２を螺合締付けることによって野縁受材８
０，８０に架設してある。
０，８０にわたして野縁受材８０，８０上に載置し、立
上がり部片８を野縁受材８０に係止するように配した挾
持片９の水平部片１０を通じて固定螺子１１を前記長孔
２に貫通させ、長孔２より突出する固定螺子１１の先端
に蝶ナット１２を螺合締付けることによって野縁受材８
０，８０に架設してある。
【００１０】１３は、支持部片１４の下端に水平方向に
して取付部片１５を連設して構成した支持枠で、該支持
枠１３の取付部片１５に前記貫通孔５と一致する貫通孔
１６を設け、該貫通孔１６の周辺にナット材１７を溶接
して螺子孔１８を設け、支持部片１４には一端を大径に
した横長の第一長孔１９を該第一長孔１９の上方に第二
長孔２０を設けてある。
して取付部片１５を連設して構成した支持枠で、該支持
枠１３の取付部片１５に前記貫通孔５と一致する貫通孔
１６を設け、該貫通孔１６の周辺にナット材１７を溶接
して螺子孔１８を設け、支持部片１４には一端を大径に
した横長の第一長孔１９を該第一長孔１９の上方に第二
長孔２０を設けてある。
【００１１】支持枠１３は、取付部片１５に設けた貫通
孔１６を基板１に設けた適宜の貫通孔５に一致させるよ
うにして基板１上に載置し、接続螺子６を透孔７を通じ
て螺子孔１８に螺合締付けて基板１上に立設してある。
孔１６を基板１に設けた適宜の貫通孔５に一致させるよ
うにして基板１上に載置し、接続螺子６を透孔７を通じ
て螺子孔１８に螺合締付けて基板１上に立設してある。
【００１２】この支持枠１３の支持部片１４に設けた前
記第一長孔１９に、無線基地局Ｂに先端を螺合して組付
けた掛止螺子２１の頭部を貫通させて無線基地局Ｂを掛
止させると共に、両側の挾持部片２２，２２にナット材
１７を溶接して設けた螺子孔２３，２３を、第二長孔２
０，２０に一致させるようにして挾持片２４を支持枠１
３，１３間にわたし、無線基地局Ｂおよび第二長孔２０
を通じて止着螺子２５を螺子孔２３に螺合締付けること
によって無線基地局Ｂを一対の支持枠１３，１３に支持
させてある。
記第一長孔１９に、無線基地局Ｂに先端を螺合して組付
けた掛止螺子２１の頭部を貫通させて無線基地局Ｂを掛
止させると共に、両側の挾持部片２２，２２にナット材
１７を溶接して設けた螺子孔２３，２３を、第二長孔２
０，２０に一致させるようにして挾持片２４を支持枠１
３，１３間にわたし、無線基地局Ｂおよび第二長孔２０
を通じて止着螺子２５を螺子孔２３に螺合締付けること
によって無線基地局Ｂを一対の支持枠１３，１３に支持
させてある。
【００１３】なお、アンテナａは、無線基地局Ｂを支持
枠１３に組付けた後、貫通孔５，１６を通じて無線基地
局Ｂに螺合組付け、地下街の天井面より突出させたもの
である。
枠１３に組付けた後、貫通孔５，１６を通じて無線基地
局Ｂに螺合組付け、地下街の天井面より突出させたもの
である。
【００１４】
【効果】本考案は上述の構成であるから、様々な野縁受
材の設置間隔並びに野縁受材そのものの形状に対応し
て、天井裏に簡単かつ確実に無線基地局を取付けること
が出来るので実用的である。
材の設置間隔並びに野縁受材そのものの形状に対応し
て、天井裏に簡単かつ確実に無線基地局を取付けること
が出来るので実用的である。
【図１】縦断面図。
【図２】各部材の位置関係を示す正面図。
【図３】各部材の分解斜視図。
１ 基板 １３ 支持枠 １４ 支持部片 １５ 取付部片 ８０ 野縁受材 Ｂ 無線基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本勝 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 衛藤善昭 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 中田卓 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−206305（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−103912（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04B 9/00 H01Q 1/12
Claims (1)
- 【請求項１】 地下街等の天井裏に張設した野縁受材に
基板を架設し、支持部片の下端に水平方向にして取付部
片を連設して構成した支持枠の取付部片を前記基板に載
置して取付けて基板上に一対の前記支持枠を立設し、該
支持枠の支持部片に無線基地局をわたして支持させ、該
無線基地局のアンテナを天井面より突出させた、地下街
天井裏における無線基地局の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4354493U JP2580127Y2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 地下街等の天井裏における無線基地局の取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4354493U JP2580127Y2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 地下街等の天井裏における無線基地局の取付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713925U JPH0713925U (ja) | 1995-03-10 |
| JP2580127Y2 true JP2580127Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12666694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4354493U Expired - Fee Related JP2580127Y2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 地下街等の天井裏における無線基地局の取付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580127Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4986547U (ja) * | 1972-11-20 | 1974-07-26 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP4354493U patent/JP2580127Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0713925U (ja) | 1995-03-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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