JP2580261Y2 - 無線基地局の電柱取付け装置 - Google Patents
無線基地局の電柱取付け装置Info
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- JP2580261Y2 JP2580261Y2 JP4334093U JP4334093U JP2580261Y2 JP 2580261 Y2 JP2580261 Y2 JP 2580261Y2 JP 4334093 U JP4334093 U JP 4334093U JP 4334093 U JP4334093 U JP 4334093U JP 2580261 Y2 JP2580261 Y2 JP 2580261Y2
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- JP
- Japan
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- support
- pole
- piece
- mounting
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、無線基地局を電柱に支
持させるための取付け装置に関するものである。
持させるための取付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今では公衆用の移動通信システムとし
て自動車電話や携帯電話が普及してきている。
て自動車電話や携帯電話が普及してきている。
【0003】このような移動通信システムの無線基地局
は通常電話局等に設置されており、その装置の設置と維
持に莫大な費用がかかるという実態がある。
は通常電話局等に設置されており、その装置の設置と維
持に莫大な費用がかかるという実態がある。
【0004】一方、従来の携帯電話器よりも安価な公衆
通信を提供できるシステムとして、簡易型携帯電話シス
テムの検討が進められている。このシステムでは、送信
電力が前記の従来無線通信システムに比較して小さいた
め、一無線基地局あたりの無線ゾーンが狭くなり、その
結果として、サービス提供エリア内での無線基地局数が
必然的に多くなる。そのため、電柱への無線基地局の設
置が不可欠となる。
通信を提供できるシステムとして、簡易型携帯電話シス
テムの検討が進められている。このシステムでは、送信
電力が前記の従来無線通信システムに比較して小さいた
め、一無線基地局あたりの無線ゾーンが狭くなり、その
結果として、サービス提供エリア内での無線基地局数が
必然的に多くなる。そのため、電柱への無線基地局の設
置が不可欠となる。
【0005】本考案は、上述の簡易型携帯電話のような
無線通信システムにおける無線基地局の設置に使用され
る取付け装置を提供するものである。
無線通信システムにおける無線基地局の設置に使用され
る取付け装置を提供するものである。
【0006】
【目的を達成するための手段】支持部片の下端に水平方
向にして取付部片を、上端に取付部片に相対向させて受
支部片をそれぞれ連設して支持枠を構成し、この支持枠
の取付部片を電柱に突設した腕杆にボルトおよびナット
で締付けて支持枠を電柱に取付けると共に、前記支持部
片には無線基地局を取付け支持させる一方、受支部片に
はアンテナを支持させるようにした構成とする。
向にして取付部片を、上端に取付部片に相対向させて受
支部片をそれぞれ連設して支持枠を構成し、この支持枠
の取付部片を電柱に突設した腕杆にボルトおよびナット
で締付けて支持枠を電柱に取付けると共に、前記支持部
片には無線基地局を取付け支持させる一方、受支部片に
はアンテナを支持させるようにした構成とする。
【0007】
【実施例】図面は本考案に係る無線基地局の取付け装置
の実施例を示し、図1は第1実施例の正面図、図2は同
じく縦断面図、図3は第2実施例の側面図、図4は支持
枠の斜視図である。
の実施例を示し、図1は第1実施例の正面図、図2は同
じく縦断面図、図3は第2実施例の側面図、図4は支持
枠の斜視図である。
【0008】実施例の取付け装置は、図4で示す支持枠
1を用いて無線基地局Bを電柱Dに取付けるものであっ
て、支持枠1は、支持部片2の下端に水平方向にして取
付部片3を、上端に取付部片3に相対向させて受支部片
4をそれぞれ連設した溝形枠で構成したものである。こ
の支持枠1の支持部片2の中央にはケーブル導出用の窓
口5を形成し、この窓口5を介して左右に、一端を大径
にした横長の長孔6,6を設け、該長孔6,6の下方に
はナット材7,7を溶接して該ナット材7,7で構成す
る螺子孔8,8を設けたものである。
1を用いて無線基地局Bを電柱Dに取付けるものであっ
て、支持枠1は、支持部片2の下端に水平方向にして取
付部片3を、上端に取付部片3に相対向させて受支部片
4をそれぞれ連設した溝形枠で構成したものである。こ
の支持枠1の支持部片2の中央にはケーブル導出用の窓
口5を形成し、この窓口5を介して左右に、一端を大径
にした横長の長孔6,6を設け、該長孔6,6の下方に
はナット材7,7を溶接して該ナット材7,7で構成す
る螺子孔8,8を設けたものである。
【0009】また、取付部片3の長手方向の中央には、
長手方向に直交する方向にして取付ボルト9貫通用の一
対の第一貫通孔10a,10aを設け、この第一貫通孔
10a,10aの左右には長手方向に沿わせてそれぞれ
第二、第三の一対の貫通孔10b,10b,10c,1
0cを設けてある。
長手方向に直交する方向にして取付ボルト9貫通用の一
対の第一貫通孔10a,10aを設け、この第一貫通孔
10a,10aの左右には長手方向に沿わせてそれぞれ
第二、第三の一対の貫通孔10b,10b,10c,1
0cを設けてある。
【0010】前記受支部片4は、支持部片2を構成する
部材枠と別材で構成し、これを前記部材枠に載置溶接し
たもので、左右両側にはアンテナ80を係合する係合孔
11,11と該係合孔11の周辺に、ナット材7を溶接
して締付螺子に螺合用の螺子孔30を設けてある。
部材枠と別材で構成し、これを前記部材枠に載置溶接し
たもので、左右両側にはアンテナ80を係合する係合孔
11,11と該係合孔11の周辺に、ナット材7を溶接
して締付螺子に螺合用の螺子孔30を設けてある。
【0011】図中、14は電柱Dにバンド体81によっ
て基部側を取付けて電柱Dに突設した腕杆で、この腕杆
14に設けた透孔15と支持枠1の取付部片3に設けた
複数の貫通孔中の一対の第二貫通孔10b,10bを一
致させ、これらに前記取ボルト9を貫通させ、透孔15
より突出する取付ボルト9先端に取付ナット16を螺合
して締付けて支持枠1の電柱に対する第1実施例の取付
状態を、また、第2実施例は、第一貫通孔10a,10
aを用いて腕杆14の下側に取付けた装置例を示すが、
第三貫通孔10c,10cを用いて取付ける場合もあ
る。
て基部側を取付けて電柱Dに突設した腕杆で、この腕杆
14に設けた透孔15と支持枠1の取付部片3に設けた
複数の貫通孔中の一対の第二貫通孔10b,10bを一
致させ、これらに前記取ボルト9を貫通させ、透孔15
より突出する取付ボルト9先端に取付ナット16を螺合
して締付けて支持枠1の電柱に対する第1実施例の取付
状態を、また、第2実施例は、第一貫通孔10a,10
aを用いて腕杆14の下側に取付けた装置例を示すが、
第三貫通孔10c,10cを用いて取付ける場合もあ
る。
【0012】そして、無線基地局Bに予め取付けた掛止
螺子17の頭部17′を大径部を通じて長孔6に貫通さ
せて無線基地局Bを移動することによって無線基地局B
は支持部片2に掛止され、無線基地局Bの背面材18を
通じて固定螺子19を前記螺子孔8に螺合締付けること
によって無線基地局Bは支持部片2に固定され、支持枠
1を介して電柱Dに取付けられる。そして、アンテナの
80は、図2で示すように、下端部が係合孔11に係合
され、アンテナの台盤80′を通じて締付螺子12を螺
子孔30に螺合締付けることによって受支部片4に支持
される。
螺子17の頭部17′を大径部を通じて長孔6に貫通さ
せて無線基地局Bを移動することによって無線基地局B
は支持部片2に掛止され、無線基地局Bの背面材18を
通じて固定螺子19を前記螺子孔8に螺合締付けること
によって無線基地局Bは支持部片2に固定され、支持枠
1を介して電柱Dに取付けられる。そして、アンテナの
80は、図2で示すように、下端部が係合孔11に係合
され、アンテナの台盤80′を通じて締付螺子12を螺
子孔30に螺合締付けることによって受支部片4に支持
される。
【0013】
【効果】本考案は上述の構成であるから、安価に提供出
来ると共に、無線基地局を作業者の昇降中の邪魔になる
ことのないよう、電柱周面より適宜離隔した位置に任意
の形態で確実に取付けることが出来るので実用的であ
る。
来ると共に、無線基地局を作業者の昇降中の邪魔になる
ことのないよう、電柱周面より適宜離隔した位置に任意
の形態で確実に取付けることが出来るので実用的であ
る。
【図1】第1実施例の正面図。
【図2】第1実施例の縦断面図。
【図3】第2実施例の側面図。
【図4】支持枠の斜視図。
1 支持枠 2 支持部片 3 取付部片 4 受支部片 9 取付ボルト 14 腕杆 16 取付ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本勝 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 衛藤善昭 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 中田卓 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−102811(JP,A) 実開 昭57−90329(JP,U) 実開 昭59−70378(JP,U) 実開 平3−127442(JP,U) 実開 平4−54425(JP,U) 実公 昭40−33936(JP,Y1) 実公 昭52−8035(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 7/00 - 7/22
Claims (1)
- 【請求項1】 支持部片の下端に水平方向にして取付部
片を、上端に取付部片に相対向させて受支部片をそれぞ
れ連設して支持枠を構成し、この支持枠の取付部片を電
柱に突設した腕杆にボルトおよびナットで締付けて支持
枠を電柱に取付けると共に、前記支持部片には無線基地
局を取付け支持させる一方、受支部片にはアンテナを支
持させた、無線基地局の電柱取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334093U JP2580261Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 無線基地局の電柱取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334093U JP2580261Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 無線基地局の電柱取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716533U JPH0716533U (ja) | 1995-03-17 |
JP2580261Y2 true JP2580261Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12661120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4334093U Expired - Fee Related JP2580261Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 無線基地局の電柱取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580261Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016208158A (ja) * | 2015-04-17 | 2016-12-08 | 住友商事株式会社 | 無線基地局構造 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP4334093U patent/JP2580261Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716533U (ja) | 1995-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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