JP2581714Y2 - アンテナ取付装置 - Google Patents

アンテナ取付装置

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JP2581714Y2
JP2581714Y2 JP9351692U JP9351692U JP2581714Y2 JP 2581714 Y2 JP2581714 Y2 JP 2581714Y2 JP 9351692 U JP9351692 U JP 9351692U JP 9351692 U JP9351692 U JP 9351692U JP 2581714 Y2 JP2581714 Y2 JP 2581714Y2
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光司 石見
篤 北内
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デイエツクスアンテナ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は複数衛星からの電波を受
信することができるアンテナ取付装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在日本では放送衛星は東経110°、
通信衛星は東経150°〜162°に打ち上げられてお
り、また東経120°,124°にも衛星を打ち上げる
計画がある。
【0003】そこで、二つの衛星からの電波を受信でき
るものとして、図4に示すようなデュアルビ−ムアンテ
ナ51を用いたもの、図6に示すように1本のアンテナ
マスト52に衛星放送受信用アンテナ53と衛星通信受
信用アンテナ54とを取付けたもの、図5に示すように
衛星放送受信用アンテナ装置55に対して衛星通信受信
用アンテナ装置56を別設としたもの等が提案されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図4に示す
デュアルビ−ムアンテナ51の場合は、赤道上空の二つ
の静止衛星の位置が近くにないと満足のいく受信性能が
得られない。図5に示す2基のアンテナ装置は工事費や
製作費が嵩むので不経済であり、また、設置スペ−スが
大きくなる。図6に示すものはアンテナマストが長大と
なり、上側の衛星通信受信用アンテナ54の仰角、方位
角の調整やセッティング等が高くて足場の悪い作業環境
で行うこととなるので、工事が面倒で作業能率が低下す
る。
【0005】そこで、本考案は最小の設置スペ−スで複
数アンテナの角度調整や取付作業等を安全に且つ簡単に
施行できるようにしたアンテナ取付装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】第1のアンテ
ナマスト1に対して回動・着脱自在に取付ける第1のマ
スト取付具2には、一方にアンテナ仰角調整機構、第1
のアンテナ取付具5を介して第1のアンテナ7を取付
け、他方に第2のマスト取付具22で第2のアンテナマ
スト18を回動・着脱自在に取付ける。
【0007】また、第1のアンテナマスト1に対して回
動・着脱自在に取付ける第1のマスト取付具28を、第
1のマスト受け具30と、この第1のマスト受け具に着
脱自在に取付けられ且つ第2のアンテナマスト18を回
動・着脱自在に取付ける第2のマスト取付具31とで構
成し、第1のマスト受け具30にはアンテナ仰角調整機
構、第1のアンテナ取付具5を介して第1のアンテナ7
を取付けるようにしてもよい。
【0008】前記両構成のものでは、第1のアンテナマ
スト1に、第1のアンテナ7と第2のアンテナ41とを
取付けることができる。また、第2のアンテナマスト1
8に避雷針その他のアンテナ以外のものを取付けること
もできる。
【0009】前記第1のマスト取付具2が、アンテナ仰
角調整機構を介して第1のアンテナ取付具5を取付ける
第1のマスト受け具3、第1のマスト押え具4および両
者を連結する複数の締結子15からなり、前記第2のマ
スト取付具22が、第2のマスト押え具26と、この第
2のマスト押え具を第1のマスト押え具4に取付ける複
数の締結子21からなる構成では、第1のマスト押え具
4は、第1のマスト受け具3とで第1のアンテナマスト
1に回動・着脱自在に取付けでき、また、第2のマスト
押え具26とで第2のアンテナマスト18を回動・着脱
自在に取付けできる。
【0010】前記第1のマスト受け具30と第2のマス
ト取付具31とで構成する前記第1のマスト取付具28
において、第2のマスト取付具31が、第2のアンテナ
マスト18を回動・着脱自在に取付けるマスト押え具本
体34と、このマスト押え具本体を第1のマスト受け具
30に取付ける複数の締結子32とで構成するもので
は、第2のマスト取付具31自身で第2のアンテナマス
ト18を回動・着脱自在に取付けでき、また、第1のマ
スト取付具30とで第1のアンテナマスト1に回動・着
脱自在に取付けできる。
【0011】
【実 施 例】本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1および図2において、1は第1のアンテナマス
ト、2は第1のマスト取付具であって、アンテナマスト
案内溝(図示せず)とその上端に突設したストッパ(図
示せず)とを有する第1のマスト受け具3、アンテナマ
スト案内溝(図示せず)を有する第1のマスト押え具4
および第1のマスト押え具4を第1のマスト受け具3に
取付ける複数のボルト15からなる。5は第1のアンテ
ナ取付具であって、座部6で衛星通信受信用アンテナ7
の背面部にボルト8等によって固着し、座部6の左右両
側に折曲げ形成された両側壁9,9の内壁をマスト受け
具3の左右両側壁10,10の外壁に嵌め込み、支軸1
1でマスト受け具3に回動可能に取付けると共に、両側
壁9,9に形成した円弧孔12,12とマスト受け具3
の両側壁10,10に形成したボルト孔(図示せず)と
に挿通したボルト14とこれに螺合するナット(図示せ
ず)とでマスト受け具3に取付ける。即ち、第1のアン
テナ取付具5は公知のアンテナ仰角調整機構を介してマ
スト受け具3に取付ける。
【0012】第1のマスト取付具2の構成部品である第
1のマスト押え具4は、図2に示すように第1のマスト
受け具3を第1のマスト押え具4に締結するボルト15
の頭部があらわれる面部16に、第2のアンテナマスト
18を案内する溝19と、この溝19の下端部に突設し
て第2のアンテナマスト18を下方から支持するストッ
パ20と、第2のマスト押え具26を複数のボルト21
で取付けるためのねじ孔24を形成している。
【0013】尚、第1のマスト取付具2は、第1のマス
ト受け具3と第1のマスト押え具4とを一体となし、第
1のアンテナマスト1を案内する孔部(図示せず)に、
この孔部を第1のアンテナマスト1に押し当てて固定す
るための止めねじや第1のアンテナマスト1の上端に当
接するストッパ等を設けるようにしてもよい。
【0014】第2のマスト取付具22は、アンテナマス
ト案内溝23、ボルト21を挿通する複数の孔27およ
びアンテナマスト案内溝23に突き出る2本の止めねじ
25等を有する第2のマスト押え具26と、この第2の
マスト押え具を第1のマスト押え具4に取付ける複数の
ボルト21からなる。この第2のマスト押え具26と第
1のマスト押え具4とで挟持される第2のアンテナマス
ト18は、ストッパ20で支持され、さらに止めねじ2
5,25で第1のマスト押え具4に押付けられて固定さ
れる。
【0015】図3に示す実施例では、第1のアンテナ取
付具5と、この第1のアンテナ取付具を第1のマスト受
け具30に取付けるアンテナ仰角調整機構が、図1に示
すものと同じ構成である。しかし、第1のアンテナマス
ト1に回動・着脱自在に取付ける第1のマスト取付具2
8は、第1のマスト受け具30と第2のマスト取付具3
1からなり、第2のマスト取付具31はそれ自身で第2
のアンテナマスト18を回動・着脱自在に取付けできる
ようにしている。
【0016】即ち、第2のマスト取付具31は、図1に
示す第1のマスト押え具4と第2のマスト取付具22と
を一体化したようなもので、第2のアンテナマスト18
を案内する孔部(図示せず)、第2のアンテナマスト1
8の下端を支持するストッパ(図示せず)、アンテナマ
スト固定用の止めねじ33および第1のアンテナマスト
1を案内する溝(図示せず)を備えたマスト押え具本体
34と、このマスト押え具本体を第1のマスト受け具3
0に取付ける複数のボルト32からなるものである。ま
た、マスト受け具30には、第1のアンテナマスト1を
案内する溝(図示せず)、複数のボルト32で第2のマ
スト取付具31を取付けるためのねじ孔(図示せず)お
よび第1のアンテナマスト1の上端に当接するストッパ
(図示せず)を設けている。
【0017】第2のアンテナマスト18は、図1に示す
ように上端部に第3のマスト取付具36を左右回動自在
に取付けてボルト35でセットし、このマスト取付具3
6には支軸37、ボルト38、ボルト38が貫通する円
弧孔39等を用いた公知の仰角調整機構でアンテナ取付
具40を上下回動可能に取付け、このアンテナ取付具に
衛星放送受信用アンテナ41を取付けている。尚、衛星
通信受信用アンテナ7と衛星放送受信用アンテナ41と
は方位角で約80°相違する。
【0018】第1のアンテナマスト1に衛星放送受信用
アンテナ41を固定するには、予め衛星放送受信用アン
テナ41を取付けた第2のアンテナマスト18を、図1
に示すものでは第1のマスト押え具4と第2のマスト押
え具26とで軽く挟み、図3に示すものでは第2のマス
ト取付具31の孔部(図示せず)に挿入し、そして方位
角を調整して第のアンテナマスト18に固定する。
【0019】尚、本実施例では、第2のアンテナマスト
18には衛星放送受信用アンテナ41を取付けたが、ア
ンテナ以外のもの例えば避雷針、スピ−カ、屋外用ライ
トなどを取付けてもよい。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、第
1のアンテナマストに回動・着脱自在に取付ける第1の
マスト取付具には、一方にアンテナ仰角調整機構を介し
て第1のアンテナ取付具を取付け、他方に第2のアンテ
ナマストを回動・着脱自在に取付けるようにしているの
で、衛星からの電波を受信する二つのアンテナは最終的
には第1のアンテナマストで支持されることとなり、設
置スペ−スが小さくてすむ。また、両アンテナは第1の
マスト取付具の箇所での角度調整や取付作業となるた
め、1本のマストに二つのアンテナを取付ける従来方式
に比べ、アンテナの角度調整および取付作業が安全に且
つ簡単に施行でき、工事費を低減できる。
【0021】また、第2のアンテナマストには、アンテ
ナに代えて避雷針、スピ−カ、屋外用ライトなどアンテ
ナ以外のものも取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】同実施例における第2のアンテナマスト取付け
説明図である。
【図3】本考案の他の実施例の斜視図である。
【図4】第1の従来品の斜視図である。
【図5】第2の従来品の斜視図である。
【図6】第3の従来品の斜視図である。
【符合の説明】
1 第1のアンテナマスト 2 第1のマスト取付具 3 第1のマスト受け具 4 第1のマスト押え具 5 第1のアンテナ取付具 7 第1のアンテナ 15 締結子 18 第2のアンテナマスト 21 締結子 22 第2のマスト取付具 26 第2のマスト押え具 28 第1のマスト取付具 30 第1のマスト受け具 31 第2のマスト取付具 32 締結子 34 マスト押え具本体 41 第2のアンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−43606(JP,A) 特開 平4−40002(JP,A) 実開 平4−75412(JP,U) 実開 昭60−79814(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01Q 1/12 - 1/26

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアンテナマスト(1) に第1のマス
    ト取付具(2) を回動・着脱自在に取付け、この第1のマ
    スト取付具(2) には一方にアンテナ仰角調整機構、第1
    のアンテナ取付具(5) を介してアンテナ(7) を取付け、
    他方に第2のマスト取付具(22)で第2のアンテナマスト
    (18)を回動・着脱自在に取付けたことを特徴とするアン
    テナ取付装置。
  2. 【請求項2】 第1のアンテナマスト(1) に対して回動
    ・着脱自在に取付ける第1のマスト取付具(28)が、第1
    のマスト受け具(30)と、この第1のマスト受け具に着脱
    自在に取付けられ且つ第2のアンテナマスト(18)を回動
    ・着脱自在に取付ける第2のマスト取付具(31)とで構成
    され、第1のマスト受け具(30)にはアンテナ仰角調整機
    構、第1のアンテナ取付具(5) を介してアンテナ(7) を
    取付けたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 第1のマスト取付具(2) が、アンテナ仰
    角調整機構を介して第1のアンテナ取付具(5) を取付け
    る第1のマスト受け具(3) 、第1のマスト押え具(4) お
    よび第1のマスト押え具(4) を第1のマスト受け具(3)
    に取付ける複数の締結子(15)からなり、第2のマスト取
    付具(22)が、第2のマスト押え具(26)と、この第2のマ
    スト押え具を第1のマスト押え具(4) に取付ける複数の
    締結子(21)からなる請求項1記載のアンテナ取付装置。
  4. 【請求項4】 第2のマスト取付具(31)が、第2のアン
    テナマスト(18)を回動・着脱自在に取付けるマスト押え
    具本体(34)と、このマスト押え具本体を第1のマスト受
    け具(30)に取付ける複数の締結子(32)からなる請求項2
    記載のアンテナ取付装置。
  5. 【請求項5】 第2のアンテナマスト(18)に第2のアン
    テナ(41)を取付けた請求項1,2,3または4記載のア
    ンテナ取付装置。
  6. 【請求項6】 第2のアンテナマスト(18)に避雷針その
    他のアンテナ以外のものを取付けた請求項1,2,3ま
    たは4記載のアンテナ取付装置。
JP9351692U 1992-12-28 1992-12-28 アンテナ取付装置 Expired - Lifetime JP2581714Y2 (ja)

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JPH0654301U JPH0654301U (ja) 1994-07-22
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