JP3794612B2 - アンテナ取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナ取付装置に関し、特に、小型アンテナ取付装置についてのものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型アンテナの構造を示す例として衛星放送用平面アンテナを、図16および図17に示す。
【0003】
この衛星放送用平面アンテナでは、アンテナ本体101をマスト102に取付けるアンテナ取付具103は、アンテナ本体101背面に配置され、アンテナ本体101正面からは全く見えない位置に取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の衛星放送用平面アンテナのアンテナ本体101の大きさは、少なくとも25cm角以上の大きなものであり、衛星からの電波の方向に前記アンテナを向けるため、水平より上向きの仰角調整しか要求されないものであったため、入出力接栓104が下向きの配置で何ら不都合を生じることはなかった。
【0005】
しかし、現在においては、2.4GHz帯や5GHz帯を利用した各種通信が行われるきざしがあり、それに使用される各種アンテナの中でも、主に一般家庭での使用が予想される小型平面アンテナの大きさは非常に小さくなる。家庭への各種通信の普及を考えると、アンテナ装置を小型化することは、価格、設置の容易さの点からも当然の要求であり、アンテナ本体の寸法が10cm角程度、あるいはそれ以下の寸法のアンテナ本体となることが予想される。ここで、図16および図17に示したようなアンテナ取付具を図18〜図23に示す上記小型化されたアンテナ本体背面にそのまま用いると下記のような不都合が生じる。
【0006】
入出力接栓204は、図18・図19・図20・図21に示すように、アンテナ本体201の背面あるいは図22・23に示すように、アンテナ本体201の下面に設けられている。このアンテナ本体201は、上記図16・図17に示すように、アンテナ方向を衛星の方向に向けるものではなく、電柱等に取付けられた基地局に方向を調整するものである。
【0007】
アンテナ本体201の寸法が10cm角以下までに小型化されてしまうと、前述の図18・図19・図20・図21・図22・図23で示したアンテナ取付具203、入出力接栓204の配置のままでは方向調整において対応できない。
【0008】
すなわち、図18・図19・図20・図21の場合は、アンテナ本体201の背面に入出力接栓204が設けられ、この入出力接栓204に同軸ケーブル205が接続されている。通信用アンテナでは、アンテナ本体201の取付方向が、通信を行う相手、例えば基地局のアンテナの方向に向けて行うため、場合によっては、図21に示す下向きに仰角を与えられて取付けられることがある。この時、同軸ケーブル205が強く曲げられ破断のおそれがあり、同軸ケーブル205の取扱い上、非常に好ましくない。
【0009】
図22・図23の場合は、アンテナ本体201をアンテナ取付具203の背面に取付け、入出力接栓204をアンテナ本体201の下面に設け、入出力接栓204には同軸ケーブル205が接続されている。この場合も、アンテナ本体201に下向きの仰角を与えようとすると、同軸ケーブル205がマスト202に当たってしまい、アンテナ取付具203の小型化には限界がある。
【0010】
このように上記に示すように、アンテナ本体に対して入出力接栓を背面又は下面に設けたものでは、下向きの方向に調整すると、同軸ケーブルの破断等の問題が生じると共に、仰角の調整範囲も制限され、アンテナ装置の設置場所によっては基地局のアンテナ方向に向けることが出来ないことが生じる。
【0011】
アンテナ本体は例えば一方の直線偏波(垂直偏波)のみ送受信する素子構成であるため、送受信される電波の偏波面が垂直偏波である場合、アンテナ装置のアンテナ取付具が垂直方向一方のみのマストに対してしか取付けることが出来ない。すなわち、水平方向のマストしかない設置場所で前記アンテナ装置を取付けると、偏波面が異なり送受信できない。他方の偏波(水平偏波)の送受信に対応するアンテナ装置の構造とはなっていない。
【0012】
そのため、予め基地局から送信される偏波面とアンテナ装置の設置場所をそれぞれ確認した上で、アンテナ装置を購入する必要がある。また、アンテナ装置の設置場所において、水平方向又は垂直方向のマスト双方に対応するアンテナ取付具を準備する必要もあった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、小型化された通信用アンテナ装置において、同軸ケーブルの破断を防止し、方向調整の範囲を大きくでき、さらに基地局からの異なる偏波面にも対応し、様々な設置場所にも取付け可能とし、より低価格のアンテナ装置提供ができるようにすべく、直線偏波の一方の偏波を送受信するアンテナ素子を有するアンテナ本体を、アンテナ取付具と押え具を介して支持部材に取付け、前記アンテナ本体を基地局に向けて方向を調整し、方向を一致させるアンテナ取付装置において、支持部材をパラボラ反射鏡の裏面から延出した支持アーム、ベランダの手摺、格子、横桟等の傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材とし、アンテナ本体の投影箇所に上記支持部材を位置させず、正面視四角形で立方体のアンテナ本体の四側面に一体に取付座を形成し、アンテナ取付具から延出部を張り出し、上記延出部と上記取付座のうちひとつにアンテナ本体の偏波と基地局からの偏波と一致させ送受信可能な状態となるように連結板を介在させ、上記延出部と上記連結板とを固定ボルトで螺締したアンテナ取付装置とした。
【0014】
また、本発明は、アンテナ本体を種々な位置に配置できるように、アンテナ本体の投影箇所に支持部材が位置せず、基地局からの偏波に対する送受信可能な状態にアンテナ本体を位置させるようにすべく、直線偏波の一方の偏波を送受信するアンテナ素子を有するアンテナ本体を、アンテナ取付具と押え具を介して支持部材に取付け、前記アンテナ本体を基地局に向けて方向を調整し、方向を一致させるアンテナ取付装置において、支持部材をパラボラ反射鏡の裏面から延出した支持アーム、ベランダの手摺、格子、横桟等の傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材とし、アンテナ本体の投影箇所に上記支持部材を位置させず、放射状に複数の穴を穿設した円形状取付座とこの円形状取付座の外周に連設された断面L字状の連結板とからなる連結部と、上記連結板をアンテナ取付具から張り出した延出部に固定ボルトで螺締させ、アンテナ本体の背面に放射状に45°の角度で8つの穴を穿設し、傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材のいずれかに取付け、アンテナ本体の偏波と基地局からの偏波とを一致させ送受信可能な状態となるように上記アンテナ本体の背面の穴と対応する位置に上記円形状取付座の穴を一致させて配置しネジで固定するようにしたアンテナ取付装置とした。
【0015】
【発明の実施の態様】
本発明を添付する図面の具体的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。
【0016】
本発明の第1の実施例を図1〜図6に示す。
【0017】
図1〜図6では、正面視四角形で立方体のアンテナ本体1はマスト2にアンテナ取付具3を介して、アンテナ本体1の投影箇所にマスト2が位置しないように、アンテナ取付具3から張り出した延出部4にアンテナ本体1を連結している。
【0018】
アンテナ取付具3とマスト押え具5とでマスト2を挟んでマスト押え具5とアンテナ取付具3とに挿通したマスト固定ボルト6で螺締する。
【0019】
アンテナ本体1の四側面に一体に取付座7を形成し、そのうち一つの取付座7の二箇所に連結板8をボルト9、ナット10で螺締する。ここで、取付座7と連結板8で連結部を構成している。
【0020】
連結板8の端部にアンテナ取付具3の延出部4を仰角固定ボルト11で螺締する。
【0021】
入出力接栓12はアンテナ本体1の背面に設けられ、この入出力接栓12に同軸ケーブル(図示せず)が接続される。
【0022】
このアンテナ本体1の方位角はマスト2に対してアンテナ固定ボルト6を緩めて、所望(基地局側)の方位角に合わせてから固定する。
【0023】
アンテナ本体1の仰角は、固定ボルト11を緩めアンテナ本体1を起伏させて基地局側のアンテナに正対するように仰角調整した後、仰角固定ボルト11を螺締して固定する。
【0024】
アンテナ本体1は、起伏時衝合せず、アンテナ取付装置の小型化が可能なるように、その投影箇所にマスト2が位置しないようにマスト2から偏位して配置してある。アンテナ本体1の背面中央に入出力接栓12が突出状に設けてあり、この入出力接栓12に同軸ケーブル(図示せず)を接続する。
【0025】
このアンテナ取付装置では、マスト2の回りにアンテナ本体1を回転して方位角の調整を行っても、仰角固定ボルト11を中心としてアンテナ本体1を起伏させてアンテナ本体1の仰角調整を行っても、アンテナ本体1はマスト2から偏位して配置してあるため、アンテナ本体1の背面の入出力接栓12や入出力接栓12に接続される同軸ケーブルが、マスト2と干渉するようなことは全くない。従来の図18・図19・図20・図21や図22・図23に示すように、入出力接栓204が一定の大きさを有するため、アンテナ本体101が小型であってもアンテナ取付具103は一定以上の大きさにせざるを得ず、アンテナ取付装置全体として小型化に限界があったが、このアンテナ取付装置では可及的に小型化ができる。
【0026】
正面視四角状のアンテナ本体1の四側面に一体に取付座7を形成し、その取付座7には挿通孔13が穿設してあって、各取付座7は連結板8に連結螺締でき、水抜き孔14を下方に位置させて連結板8に固定する。これはアンテナ取付具3がアンテナ本体1に4方向に取付可能であり、図6に示すようにマストの位置がアンテナ本体に対して上側又は下側の場合、水平方向にアンテナ本体に対して左側又は右側の場合に、垂直方向に設定することが出来るので常に水抜き孔14・14は下方に位置させることができる。また、アンテナ本体1内に設けられた送受信するアンテナ素子が直線偏波の一方の偏波(例えば水平偏波)に対してもアンテナ本体を回転させることがないので、マスト取付位置が変わっても同一の偏波を送受信可能となっている。
【0027】
本発明の第2の実施例を図7・図8・図9に示す。図7は背面図、図8は平面図で、アンテナ取付具3の延出部4とアンテナ本体1裏面とに当接する断面L字状の連結部21の連結板を、仰角固定ボルト11で、連結部21の円形状取付座をネジ22でアンテナ本体1裏面にそれぞれ螺締する。上記の実施例では取付座7をアンテナ本体に一体に設けたが、この円形状取付座はアンテナ本体1aと別部材で連結板とは一体で構成されているため、円形状取付座に対してアンテナ本体1aを種々な位置に配置して取付けることができる。図9はアンテナ本体1aの背面からそれぞれ見た図である。この連結部21の円形状取付座はアンテナ本体1aの背面に円形状で中央に入出力接栓12aを突出するため円状に切り抜かれているものである。この円形状の取付座には放射状に45°の角度で8つの穴が穿設してある。これら8つの穴のうち、対角状の2つの穴にねじ22・22を用いてアンテナ本体1aに円形状取付座を螺締する。
【0028】
図9に示すように、45°の間隔でアンテナ取付具3を取付け可能としており、マストが水平又は垂直方向のみならず他の角度でも対応できるものである。
【0029】
なお、アンテナ取付具3と連結板との構造及び作用は前記第1の実施例と同じであるので説明を省略する。
【0030】
本発明の小型アンテナ取付装置に対して、BS、CS用パラボラアンテナ等は大きく重く、受風面積も大きいため、強風にもしっかり耐え得るように取付けるためには、専用のベランダ取付装置が必要である。
【0031】
図13はBS、CS用パラボラアンテナをベランダに取付けた例である。パラボラ反射鏡41の裏面から延出した支持アーム42の先端には一次放射器付コンバータ43が配置され、パラボラ反射鏡41裏面のマウント取付具44とマスト押え具45とでマスト46の上端を把持させ、マスト46の下端を支持具47により手摺48に固定している。このようにBS、CS用パラボラアンテナのベランダ取付具は、大掛かりで頑丈な装置になってもユーザーは安全上の観点から当然必要な物と判断する。
【0032】
しかし、本発明の小型の通信用アンテナを、BS、CS用パラボラアンテナのベランダ取付具よりも大きく重く、不釣り合いと感じられるほどの頑丈な物に取付けるのはユーザーに受入れられない。
【0033】
それで、図13は第1の実施例および第2の実施例の小型の通信用アンテナのアンテナ取付装置が円筒のベランダ格子に取付けるだけでなく、ベランダの手摺、支柱等に取付けた状態を斜視図に示している。
【0034】
また、図1〜図6に示すアンテナ取付装置を用いて、図14および図15に示すように、ベランダに取付けることができる。格子51や横桟52を、それぞれアンテナ取付具3とマスト押え具5とで挟んでアンテナ固定ボルト6で螺締する。アンテナ取付具3にはアンテナ本体1が連結してある。
【0035】
図14の(A)および図14(B)は格子51に、アンテナ本体がアンテナ取付具3の左側に位置し、又は、右側に位置させたものであり、ベランダ内にアンテナ本体1は入り込んでいる状態とベランダ外側に突出している状態である。
【0036】
図15(C)および図15(D)は横棧52にアンテナ取付装置を取付けた状態で(C)は上方の横棧に取付けられアンテナ本体に対し下側に取付具が位置し、(D)は下方の横棧に取付けられアンテナ本体に対し、上側に取付具が位置している状態である。
【0037】
本発明の第3の実施例であるベランダ用小型アンテナ取付装置を図10・図11・図12により説明する。
【0038】
ベランダの手摺、支柱等の角断面柱31に小型アンテナを取付けたアンテナ取付装置のアンテナ取付具3とをマスト押え具5とで角断面柱31を挟んで、マスト押え具5とアンテナ取付具3とを挿通したマスト固定ボルト6で螺締する。角断面柱31に取付けるために、マスト押え具では方向調整が不可能であり、このアンテナ取付装置にはアンテナ本体1の仰角調整と方位角の調整も必要となる。
【0039】
アンテナ取付具3から水平状に突出した延出部32に方位角調整部および仰角調整部である断面L字状の方位板33を設け、この方位板33および連結板8を介してアンテナ取付具3をアンテナ本体1に連結する。
【0040】
連結板8の一端はアンテナ本体1に一体に設けた取付座7にボルト9およびナット10で螺締し、連結板8の他端は方位板33の起立片34に仰角固定ボルト11を螺締し、方位板33の水平片35に方位角固定ボルト36を螺締する。なお、連結部は連結板8と取付座7で構成される。
【0041】
アンテナ本体1の方位角の調整は、角断面柱31に取付けられており回動できないので、方位角固定ボルト36を緩めてアンテナ本体1を所望の方位角(基地局のアンテナ)に向け固定する。
【0042】
次に、アンテナ本体1の仰角の調整は、仰角固定ボルト11を緩めてアンテナ本体1を所望の仰角(基地局のアンテナ)に向け固定する。
【0043】
このアンテナ本体1の投影箇所に角断面柱31が位置しないように、アンテナ取付具3から張り出した延出部32にアンテナ本体1が配置され、アンテナ本体1の背面に入出力接栓12が設けられ、この入出力接栓12に同軸ケーブルが接続されているので、アンテナ本体1を方位角調整あるいは仰角調整を行っても入出力接栓12や同軸ケーブルが角断面柱31に干渉することはない。したがって、ベランダ用小型平面アンテナ取付装置の可及的な小型化が可能となる。この実施例では、アンテナ本体に取付座を一体に設けたものとしたが、第2の実施形態の取付座を用いてもよい。
【0044】
なお、各実施形態において、マスト位置がアンテナ本体に対して上下の方向である場合は、仰角調整が方位角調整に、方位角調整が仰角調整として方向調整を行うものである。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、直線偏波の一方の偏波を送受信するアンテナ素子を有するアンテナ本体を、アンテナ取付具と押え具を介して支持部材に取付け、前記アンテナ本体を基地局に向けて方向を調整し、方向を一致させるアンテナ取付装置において、支持部材をパラボラ反射鏡の裏面から延出した支持アーム、ベランダの手摺、格子、横桟等の傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材とし、アンテナ本体の投影箇所に上記支持部材を位置させず、正面視四角形で立方体のアンテナ本体の四側面に一体に取付座を形成し、アンテナ取付具から延出部を張り出し、上記延出部と上記取付座のうちひとつにアンテナ本体の偏波と基地局からの偏波と一致させ送受信可能な状態となるように連結板を介在させ、上記延出部と上記連結板とを固定ボルトで螺締したアンテナ取付装置であるので、小型化された通信用アンテナ装置において、同軸ケーブルの破断を防止し、方向調整の範囲を大きくでき、さらに基地局からの異なる偏波面にも対応し、様々な設置場所にも取付可能とし、より低価格のアンテナ装置の提供ができ、アンテナ取付装置の構造によって発生するアンテナ取付箇所についての制約を減らしてアンテナ取付場所の自由度を高め、ベランダ取付具等への出費をできるだけ発生しないようにし、ユーザーができるだけ少ない経済的負担で通信用アンテナを設置できるようにした。
【0046】
また、本発明は、直線偏波の一方の偏波を送受信するアンテナ素子を有するアンテナ本体を、アンテナ取付具と押え具を介して支持部材に取付け、前記アンテナ本体を基地局に向けて方向を調整し、方向を一致させるアンテナ取付装置において、支持部材をパラボラ反射鏡の裏面から延出した支持アーム、ベランダの手摺、格子、横桟等の傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材とし、アンテナ本体の投影箇所に上記支持部材を位置させず、放射状に複数の穴を穿設した円形状取付座とこの円形状取付座の外周に連設された断面L字状の連結板とからなる連結部と、上記連結板をアンテナ取付具から張り出した延出部に固定ボルトで螺締させ、アンテナ本体の背面に放射状に45°の角度で8つの穴を穿設し、傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材のいずれかに取付け、アンテナ本体の偏波と基地局からの偏波とを一致させ送受信可能な状態となるように上記アンテナ本体の背面の穴と対応する位置に上記円形状取付座の穴を一致させて配置しネジで固定するようにしたアンテナ取付装置であるので、アンテナ本体の上下左右方向を変えずにアンテナ本体を色々なマストの角度に対応すべく種々な位置に配置できる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアンテナ取付装置における第1の実施例の正面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1の底面図である。
【図4】 図1の左側面図である。
【図5】 図1の右側面図である。
【図6】 本発明のアンテナ本体の各取付座にアンテナ取付具を取付けた状態の正面図である。
【図7】 本発明のアンテナ取付装置における第2の実施例の背面図である。
【図8】 図7の平面図である。
【図9】 本発明のアンテナ本体の各取付座にアンテナ取付具を取付けた状態の背面図である。
【図10】 本発明のアンテナ取付装置における第3の実施例で、ベランダの角断面柱にアンテナ本体を取付けた状態の正面図である。
【図11】 図10の平面図である。
【図12】 図10の底面図である。
【図13】 BS、CS用パラボラアンテナをベランダに取付けた斜視図である。
【図14】 本発明のアンテナ取付装置によりアンテナ本体をベランダに取付けた平面図である。
【図15】 本発明のアンテナ取付装置によりアンテナ本体をベランダに取付けた側面図である。
【図16】 従来の衛星放送用平面アンテナの前方斜視図である。
【図17】 図16の後方斜視図である。
【図18】 従来のアンテナ取付装置の正面図である。
【図19】 図18の右側面図である。
【図20】 図18の平面図である。
【図21】 図20のアンテナ本体を下向きにした状態の右側面図である。
【図22】 従来のアンテナ取付装置の右側面図である。
【図23】 図22のアンテナ本体を下向きにした状態の右側面図である。
【符号の説明】
2…マスト(支持部材)
3…アンテナ取付具
1…アンテナ本体
4…延出部
21…連結板
31…角断面柱
32…延出部
33…方位板
8…連結板
36…方位角固定ボルト
11…仰角固定ボルト

Claims (2)

  1. 直線偏波の一方の偏波を送受信するアンテナ素子を有するアンテナ本体を、アンテナ取付具と押え具を介して支持部材に取付け、前記アンテナ本体を基地局に向けて方向を調整し、方向を一致させるアンテナ取付装置において、支持部材をパラボラ反射鏡の裏面から延出した支持アーム、ベランダの手摺、格子、横桟等の傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材とし、アンテナ本体の投影箇所に上記支持部材を位置させず、正面視四角形で立方体のアンテナ本体の四側面に一体に取付座を形成し、アンテナ取付具から延出部を張り出し、上記延出部と上記取付座のうちひとつにアンテナ本体の偏波と基地局からの偏波と一致させ送受信可能な状態となるように連結板を介在させ、上記延出部と上記連結板とを固定ボルトで螺締したことを特徴とするアンテナ取付装置。
  2. 直線偏波の一方の偏波を送受信するアンテナ素子を有するアンテナ本体を、アンテナ取付具と押え具を介して支持部材に取付け、前記アンテナ本体を基地局に向けて方向を調整し、方向を一致させるアンテナ取付装置において、支持部材をパラボラ反射鏡の裏面から延出した支持アーム、ベランダの手摺、格子、横桟等の傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材とし、アンテナ本体の投影箇所に上記支持部材を位置させず、放射状に複数の穴を穿設した円形状取付座とこの円形状取付座の外周に連設された断面L字状の連結板とからなる連結部と、上記連結板をアンテナ取付具から張り出した延出部に固定ボルトで螺締させ、アンテナ本体の背面に放射状に45°の角度で8つの穴を穿設し、傾斜部材、垂直部材あるいは水平部材のいずれかに取付け、アンテナ本体の偏波と基地局からの偏波とを一致させ送受信可能な状態となるように上記アンテナ本体の背面の穴と対応する位置に上記円形状取付座の穴を一致させて配置しネジで固定するようにしたアンテナ取付装置。
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