JPH0411368Y2 - - Google Patents

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JPH0411368Y2
JPH0411368Y2 JP5872088U JP5872088U JPH0411368Y2 JP H0411368 Y2 JPH0411368 Y2 JP H0411368Y2 JP 5872088 U JP5872088 U JP 5872088U JP 5872088 U JP5872088 U JP 5872088U JP H0411368 Y2 JPH0411368 Y2 JP H0411368Y2
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support
support pole
antenna housing
antenna
element mounting
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、室内アンテナに関するものである。
「従来の技術」 テレビ電波受信用の室内アンテナにおいては、
受信場所により到来電波方向はまちまちであり、
また、テレビ信号電波も水平偏波あるいは垂直偏
波があつて、到来する電波をよりよく受信するた
めに室内アンテナは水平面あるいは垂直面で回転
しその状態を保持する回転機構が必要である。
従来の室内アンテナとして第10〜14図に示
すものがある。第10図に示すように、アンテナ
筐体101上に支持ポール102を起立させ、支
持ポール102の上端に素子取付板103を固着
し、支持ポール102をアンテナ筐体101に対
して回転自在に設けてある。すなわち、支持ポー
ル102は第11図に示すように下端に係合爪1
04を形成し切込み105を刻設しておき、第1
2図に示すアンテナ筐体101の孔106に差し
込み下端部で外方に拡がる支持片107をアンテ
ナ筐体101上面に当接させて第13図に示すよ
うに組立てて回転自在に用いる。第14図は組立
て分解斜視図で、給電線108は素子取付板10
3下面に接続されて支持ポール102内を通りア
ンテナ筐体101内に導かれる。
「考案が解決しようとする課題」 電波はあらゆる方向から到来するので、各到来
電波を最良に受信するため室内アンテナの素子取
付板103は垂直および水平状態を保持し、任意
の方位に回転できてその状態を保持するものでな
ければならない。上記のような室内アンテナで
は、到来する電波方向に素子取付板103を支持
ポール102と共にアンテナ筐体101に固定し
たまま回転させていたが、到来電波を最良に受信
するため回転を繰り返すため、給電線はねじれを
起こし電気的特性を悪くするだけでなく、しまい
にはねじれにより供給線が切れることがあつた。
「課題を解決するための手段」 そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、テレビ
信号電波受信用室内アンテナにおいて、到来する
あらゆる方向からの電波を受信でき、水平偏波あ
るいは垂直偏波をよりよく受信するため回転を容
易にし、しかも所要の位置でその状態を確実に保
持させるべく、支持ポールの上端に素子取付板を
その垂直状回転支持板に水平状に支持ピンを挿入
し垂直面上で回転自在に設け、素子取付板を水平
状にした際、回転支持板の回転円弧面に支持ピン
の側部および直下に切込みを刻設し、突起を突設
したスプリング片を前記切込みに突起が嵌合する
位置に配置し、支持ポール下端のフランジと回転
保持板とでアンテナ筐体を挾持してアンテナ筐体
に対して支持ポールを回動自在とし、支持ポール
のフランジ下面から突設した支持筒をアンテナ筐
体上面に穿設した円弧孔に嵌合させ、回転保持板
の中央部に突設した円弧状突壁をアンテナ筐体の
中心孔に嵌合させると共にアンテナ筐体上面から
片持状に切り起こした弾性を有する押付片を支持
ポールのフランジに当接させたものである。
「作用」 支持ポールの上端に素子取付板を設け、支持ポ
ール下端のフランジと回転保持板とでアンテナ筐
体を挾持し、水平偏波、垂直偏波に応じて素子取
付板を支持ポールに対し水平あるいは垂直方向に
回転支持するようにでき、電波到来方向に応じて
アンテナ筐体に対して支持ポールを回動自在に
し、その方位状態を保持するようにできる。
「実施例」 本考案を第1〜9図の具体的一実施例に基づい
て詳細に説明する。
第1図に示すように、本室内アンテナは、支持
ポール1の上端に素子取付板2を水平および垂直
状態に保持可能とし、この支持ポール1をアンテ
ナ筐体3上に載置して回転保持板4で挾持し、支
持ポール1をアンテナ筐体3に対し回転自在且つ
任意の方位位置で保持できるようにしたものであ
る。
まず、水平偏波および垂直偏波方向に保持する
機構について説明する。
第2図において、支持ポール1の上端に素子取
付板2を回転自在に取付ける。アンテナエレメン
ト11を取付けた素子取付板2の下面に回転支持
板12,12,12を適宜間隔をへだてて垂直状
に突設しておき、支持ポール1の上端に支持板1
3,13を前記回転支持板12,12,12の間
に入るように隔てて垂直状に起立させ、前記素子
取付板2の回転支持板12,12,12をその間
に入れて筒体に割り溝を有する支持ピン10を水
平状にして回転支持板12,12,12に穿設し
た支持孔14,14,14および支持板13,1
3に穿設した支持孔15,15に嵌入し、素子取
付板2を支持ポール1に対して垂直面内で回転自
在に設ける。なお、回転支持板12,12,12
は支持ピン10を中心に回動するサ際、支持ポー
ル1に干渉しaないように支持ピン10を中心と
した回転円弧面12に形成する。
回転支持板12,12,12の中央の回転支持
板12の回転円弧面12aで第2図および第3図
に示すように素子取付板2を水平状態にした際支
持孔14の側部および直下の箇所に切欠き16お
よび17を刻設しておく。すなわち、切欠き16
と17は支持ピン10を中心として中心角を90°
にする位置関係にある。この素子取付板2を支持
ピン10の回りに回動させた際、前記切欠き16
および17に嵌る突起18を膨出させた片持状で
弾性を有するスプリング片19を支持ポール1内
に屈曲させて設ける。回転支持板2を支持ピンの
回りに回動させると回転支持板12の回転円弧面
12aがスプリング片19の上面に接合し突起と
切欠き16,17と嵌合するようにして設定す
る。
素子取付板2を水平偏波受信状態の水平状態に
する際は、支持ピン10を中心に素子取付板2を
回動させ第4図に示すようにスプリング片19の
突起18が回転支持板12の切欠き17と嵌合し
て水平状態を保持する。回転円弧面12aの終端
には水平状態を維持する段部12bを形成し、支
持ポール1の上端面1aに当接させる。
垂直偏波受信状態の垂直状態にするときは、第
5図に示すように素子取付板2を回動させ突起1
8は回転支持板12の回転円弧面12aに沿つて
摺動し切欠き16に嵌合して垂直状態を保持す
る。
次に、支持ポール1の方位角の回動および保持
機構について説明する。
第1図に示すように、本室内アンテナは、支持
ポール1の上端に素子取付板2を水平あるいは垂
直状態に保持し、この支持ポール1をアンテナ筐
体3上に載置して回転保持板4で挾持し、支持ポ
ール1をアンテナ筐体3に対し回転自在且つ任意
の方位位置で保持できるようにしたものである。
アンテナ筐体3の上面には、支持ポール1の下
端に突設したフランジ21を受入れる円筒筒体2
2を起立させ、その円筒筒体22の底壁23に回
転支持板4を当接させてネジ24により支持ポー
ル1の下面に螺締し、アンテナ筐体3の上面を支
持ポール1と回転保持板4とで挟持させ支持ポー
ル1を回転自在に設ける。
支持ポール1の下面には、第6図および第7図
に示すように支持筒25,25を挿通孔26の縁
部で中心に対し対称に突設する。アンテナ筐体3
には、第1図および第7図に示すように円筒筒体
22の底壁23の円筒筒体22寄り外側の4箇所
に弾性を有する押付片27,27,27,27を
片持状に切り起こす。底壁23には前記支持ポー
ル1が回動した際、支持筒25,25と嵌合する
円弧孔28,28を穿設し、回転保持板4の中心
に対称にその半径の円弧で突設した円弧状凸壁2
9,29に嵌合する中心孔30を円弧孔28,2
8の間の中心部に穿設する。中心孔30の半径は
円弧孔28,28の半径より小さく設定する。
アンテナ筐体3の円筒筒体22内の底壁23上
に、支持ポール1の支持筒25,25をその円弧
孔28,28に嵌合させて載置する。この際、押
付片27,27,27,27の上面はフランジ2
1の下面に弾性的に当接している。回転保持板4
を底壁23の裏面に当接し円弧状凸壁29,29
を中心孔30に嵌合させて、通孔31,31より
ネジ24を挿通させて支持筒25,25に螺締す
る。このようにして支持ポール1と回転保持板4
とでアンテナ筐体3に回転自在で挾持し任意の方
位位置でその状態を保持する。支持ポール1を回
転させると、アンテナ筐体3の円弧孔28,28
に支持筒25,25が案内されて回転し、支持ポ
ール1に固着した回転保持板4の円弧状凸壁2
9,29はアンテナ筐体3の中心孔30に沿つて
回転する。支持ポール1は回転中も押付片27,
27,27,27の先端上面がフランジ21下面
に弾性的に当接して押圧しているので、回転を中
止した方位位置でその状態を保持する。
また、第1図に示すように、給電線41,41
は一端を素子取付板2の下面に取付け、支持ポー
ル1の挿通孔26を通し、アンテナ筐体3の中心
孔30を通し、第9図に示すように回転保持板4
の中心挿通孔42に突設した突片43,43先端
の支持溝44,44に支持させアンテナ筐体3内
に導く。したがつて、支持ポール1を回転させて
も給電線41,41は離れて支持されているた
め、給電線41,41がねじれを起こして電気特
性を悪くしたり、給電線41,41がねじ切れる
こともない。
「考案の効果」 本考案は、上述のように構成しているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
素子取付板を水平状にした際、回転支持板の回
転円弧面に支持ピンの側部および直下に切込みを
刻設し、突起を突設したスプリング片を前記切込
みに突起が嵌合する位置に配置したので、素子取
付板を支持ポールに対し、水平あるいは垂直方向
に支持させ得る。
支持ポール下端のフランジ部と回転保持板とで
アンテナ筐体を挟持してアンテナ筐体に対して支
持ポールを回動自在とし、支持ポールのフランジ
下面から突設した支持筒をアンテナ筐体上面に穿
設した円弧孔に嵌合させ、回転保持板の中央部に
突設した円弧状突壁をアンテナ筐体の中心孔に嵌
合させると共にアンテナ筐体上面から片持状に切
り起こした弾性を有する押付片を支持ポールのフ
ランジに当接させたので、素子取付板を取付けた
支持ポールをアンテナ筐体に対し回動自在とし、
かつその方位角に保持できる。
素子取付板を水平状にした際、回転支持板の回
転円弧面に支持ピンの側部および直下に切込みを
刻設し、突起を突設したスプリング片を前記切込
みに突起が嵌合する位置に配置し、支持ポール下
端のフランジと回転保持板とでアンテナ筐体を挾
持してアンテナ筐体に対して支持ポールを回動自
在とし、支持ポールのフランジ下面から突設した
支持筒をアンテナ筐体上面に突設した円弧孔に嵌
合させ、回転保持板の中央部に突設した円弧状突
壁をアンテナ筐体の中心孔に嵌合させると共にア
ンテナ筐体上面から片持状に切り起こした弾性を
有する押付片を支持ポールのフランジに当接させ
たので、各到来電波を最良に受信でき、その上、
給電線が離れて支持されているため給電線がねじ
れを起こして電気特性を悪くしたり、給電線がね
じ切れることもない。
【図面の簡単な説明】
第1〜9図は本考案の具体的な一実施例であつ
て、第1図はその全体を示す分解斜視図、第2図
は水平偏波および垂直偏波方向に保持する機構に
ついての分解斜視図、第3図は第2図の要部の縦
断面図、第4図は素子取付板を水平偏波受信状態
にした縦断面図、第5図は垂直偏波の受信状態に
した縦断面図、第6図は支持ポールの斜視図、第
7図は支持ポールの回転機構の要部であつて、支
持ポール、アンテナ筐体および回転保持板の縦断
面図、第8図は支持ポールをアンテナ筐体に回動
自在に取付けた状態を示す縦断面図、第9図は回
転保持板の要部の斜視図、第10〜14図は従来
の室内アンテナを示し、第10図はその全体の概
要を示す斜視図、第11図は支持ポールの正面
図、第12図はアンテナ筐体の正面図、第13図
は支持ポールをアンテナ筐体に取付けた状態を示
す縦断面図、第14図は支持ポールとアンテナ筐
体との斜視図である。 1……支持ポール、2……素子取付板、10…
…支持ピン、12……回転支持板、12a……回
転円弧面、16,17……切込み、18……突
起、19……スプリング片、21……フランジ、
25……支持筒、28,28……円弧孔、29,
29……円弧状突壁、30……中心孔、27,2
7,27,27……押付片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持ポールの上端に素子取付板をその垂直状回
    転支持板に水平状に支持ピンを挿入し垂直面上で
    回転自在に設け、素子取付板を水平状にした際、
    回転支持板の回転円弧面に支持ピンの側部および
    直下に切込みを刻設し、突起を突設したスプリン
    グ片を前記切込みに突起が嵌合する位置に配置
    し、支持ポール下端のフランジと回転保持板とで
    アンテナ筐体を挟持してアンテナ筐体に対して支
    持ポールを回動自在とし、支持ポールのフランジ
    下面から突設した支持筒をアンテナ筐体上面に穿
    設した円弧孔に嵌合させ、回転保持板の中央部に
    突設した円弧状突壁をアンテナ筐体の中心孔に嵌
    合させると共にアンテナ筐体上面から片持状に切
    り起こした弾性を有する押付片を支持ポールのフ
    ランジに当接させてなる室内アンテナ。
JP5872088U 1988-04-30 1988-04-30 Expired JPH0411368Y2 (ja)

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JP5872088U JPH0411368Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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JP5872088U JPH0411368Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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JPH01162907U JPH01162907U (ja) 1989-11-14
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007141965A1 (ja) * 2006-06-08 2007-12-13 Advanex Inc. 地上デジタル放送受信用アンテナ
JP2010041421A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Nippon Antenna Co Ltd 携帯電子機器用のアンテナ
KR20110002724U (ko) * 2009-09-11 2011-03-17 김시열 작동 신뢰성이 향상된 이동통신 단말기용 안테나

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JPH01162907U (ja) 1989-11-14

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