JPH0615439Y2 - 回転プラグ - Google Patents

回転プラグ

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JPH0615439Y2
JPH0615439Y2 JP12401588U JP12401588U JPH0615439Y2 JP H0615439 Y2 JPH0615439 Y2 JP H0615439Y2 JP 12401588 U JP12401588 U JP 12401588U JP 12401588 U JP12401588 U JP 12401588U JP H0615439 Y2 JPH0615439 Y2 JP H0615439Y2
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JP
Japan
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blade
terminal plate
rotating body
parallel
cord
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JP12401588U
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JPH0246379U (ja
Inventor
賢一 橋本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、栓刃が回動することによって、栓刃とコー
ド口との位置関係を変えうる回転プラグに関する。
(従来の技術) 従来、この種プラグとして、端子板に平板状栓刃の基端
を鋲により回動自在に連結され、コンセント面に対して
その角度が変えられ、栓刃とコード口の位置関係が変え
られるようにした差込プラグが使用されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の上記差込プラグは、コンセント面に対
してコード口の角度が変えられ、コンセント面と平行な
方向では二方向にのみ、コード口の位置を変えることが
できるが、コンセント面と平行な任意の方向にコード口
の位置を変えることができない。したがって、コード張
力などにより、コード口のコードの断線などの損傷が発
生する恐れがあった。
この考案は、上記のような実状に着目して案出されたも
ので、その目的とするところは、コード口をコンセント
面に対して平行な任意の方向に位置替えでき、家具裏な
どの狭い場所での使用に便利で、しかもコード口におい
てコードを屈曲せしめることなく、かつ損傷をなくすこ
とのできる回転プラグを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案では次の技術的手
段を講じた。
すなわち、この考案は、ボディと、カバーと、ボディに
回転自在に収納された回転体と、端子板及び端子板に連
結された栓刃とからなり、栓刃がボディに対して回転自
在なプラグである。そして、その特徴とするところは、
前記栓刃はL字状を呈し、かつ一方の刃部が長く形成さ
れると共に、端子板への連結部に刃部と平行な軸線をも
つ連結穴が設けられ、該連結部が端子板に連結ピンによ
り摺動回転自在に連結され、さらに、栓刃の刃部が前記
回転体にその軸線と平行に挿入固定され、かつ前記栓刃
の両連結部が互に平行で所定間隔が保持されている点に
ある。
また、前記栓刃の両連結部間に絶縁片が嵌装され、か
つ、回転体の中心軸線と連結ピンの中心軸線が一致して
いるのが好ましい。
(作用) この考案によれば、回転体と共に栓刃がボディに対して
回転するので、プラグをコンセントに差し込んだ際、ボ
ディはコンセント面と平行に回転し、コード口がコンセ
ント面と平行な方向に、任意に位置替えをすることがで
き、しかも、コンセント口のコードは屈曲されることは
ない。したがって、プラグは、コンセント面から一定量
突出した状態で保持される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1は合成樹脂等の絶縁物質からなるボデ
ィ、2は同絶縁物質からなるカバー、3はボディ1内に
回転自在に収納された同絶縁物質からなる回転体、4A,4
Bは一対の端子板、5A,5Bは端子板4A,4Bに連結された栓
刃、6は絶縁物質からなる絶縁片、7は端子ねじ、8は
組立ねじ、9は栓刃連結ピンである。
前記ボディ1は、正面からみて略小判形を呈し、回転体
嵌入凹部10、端子板嵌入凹部11、ボス部12を備え、端子
板嵌入凹部11の外端にコード口13が設けられており、回
転体嵌入凹部10の中央に回転体嵌合穴14が設けられると
共にその周辺に回転体支承突起15,16が設けられ、さら
に、端子板固定片17が突設されている。
前記カバー2は、ボディ1と同様に正面からみて略小判
形に成形され、ボディ1のボス穴18に対応して組立ねじ
挿通穴19が設けられている。
前記回転体3は、有底筒状で下端外周に前記嵌合穴14へ
の嵌合部3Aが形成され、内側には栓刃位置決め固定用の
刃部貫通穴20,21が回転体軸線と平行に設けられている
栓刃固定部22,23を対向位置に設けてある。そして、該
栓刃固定部22,23は内底からの高さが異なり、一方が高
くせられ、栓刃連結部間に十分な絶縁距離が得られるよ
うになっており、一方の栓刃固定部22の対向内側壁面22
Aが、栓刃回動ストッパーとせられている。
前記端子板4A,4Bは、その長手方向の1端部に栓刃連結
部24,25が直角方向に屈曲形成されて連結ピン穴(図示
省略)が設けられ、他端部に端子ねじ固着部26,27が前
記連結部24,25と同方向に屈曲形成されて端子ねじ7が
螺着されている。そして両端部の連結部24,25及び固着
部26,27の反対側に、ボディ1の前記固定片17に圧入固
定する切欠部28,29が設けられている。なお、一方の端
子板4Bの連結部25は、先端の連結ピン穴部が前記切欠部
29側に屈曲されて段差30が形成され、該段差30が栓刃連
結部24,25間の絶縁距離を確保するに十分であるように
なされている。また、端子板4A,4Bの栓刃連結ピン穴の
中心軸線は、ボディ1に端子板4A,4Bを圧入固定した
際、上下方向の同一直線上位置するように設計されてい
る。また、端子板4A,4Bの栓刃連結ピン穴の中心軸線
は、ボディ1に端子板4A,4Bを圧入固定した際、上下方
向の同一直線上位置するように設計されている。
前記栓刃5A,5Bは、L字状を呈し、かつ、一方の栓刃5A
の刃部31が他方の栓刃5Bの刃部32の長さよりも、前記端
子板4Bの段差30の寸法と同じ寸法だけ長くされ、該栓刃
5A,5Bの端子板連結部33,34には刃部31,32と平行な軸線
をもつ連結穴(図示省略)が設けられ、前記栓刃連結ピ
ン9によりスプリングワッシャ35を介してそれぞれ摺動
回転自在に連結されている。
そして、該栓刃5A,5Bは、その両刃部31,32が、前記回転
体3の刃部貫通穴20,21に挿入されたとき、前記両端子
板連結部33,34が互に平行でかつ所定間隔が保持される
と共に、両連結ピン9の中心軸線が同一軸線上でしかも
回転体3の中心軸線(回転中心軸線)上に一致するよう
にせられている。したがって、回転体3の回転と共に栓
刃5A,5Bが両端子板4A,4Bに対してそれぞれ円滑に回転
し、右及び左方向にそれぞれ90度すなわち180度回転し
て端子板4Bの栓刃連結部25が前記回転体3の内側壁面22
Aに当接することによって停止せられる。
前記絶縁片6は、略有底短身筒状で上部開口端から栓刃
嵌装用切欠部36が形成され、栓刃5Aの連結部33に外嵌さ
れ、他方の端子板4Bの連結部25上面に摺接するようにせ
られており、栓刃5Aによって回動せしめられる。
上記実施例によれば、第3図〜第5図に示すように、栓
刃5A,5Bを組込んだ回転体3が、ボディ1に対して左右
にそれぞれ90度すなわち全部で180度回転させることが
できる。したがって、プラグをコンセントに差し込んで
使用するときは、第3図に示すように、ボディ1すなわ
ちコード口13をコンセントに対して180度回転させるこ
とができ、さらに、栓刃5A,5Bが反対になるように差し
替えることによって、反対側において180度回転させる
ことが可能である。
なお、上記実施例における絶縁片6は省略することがで
きる。
(考案の効果) この考案にかかる回転プラグは、上述のように、栓刃が
回転体を介してボディに組込まれており、該栓刃はL字
状で一方の刃部が長くされると共に、端子板への連結部
に刃部と平行な軸線をもつ連結穴が設けられ、該連結部
が端子板に連結ピンにより摺動回転自在に連結され、回
転体に組込まれた栓刃の連結部が互に平行で所定間隔が
保持されていることを特徴とするものであるから、構造
が極めて簡単で部品点数が少なく、栓刃の回動が円滑確
実であり、コンセント面と平行な任意の方向にコード口
の位置を変えることができ、家具裏などの狭い場所での
使用に至極便利で、しかもコード口においてコードを屈
曲せしめることがなく、したがってコードに張力が作用
した場合等においても、コードに損傷を生起せしめる恐
れはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は全体分解
斜視図、第2図は背面斜視図、第3図はプラグ回動範囲
を示す正面図、第4図及び第5図は回転体に栓刃を組込
んだ状態を示す斜視図で、第5図は第4図の状態から回
転体が90度回転した状態を示し、第6図は端子板圧入状
態説明断面図である。 1……ボディ、2……カバー、3……回転体、4A,4B…
…端子板、5A,5B……栓刃、6……絶縁物質、9……栓
刃連結ピン、31,32……刃部、33,34……端子板連結部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディと、カバーと、ボディに回転自在に
    収納された回転体と、端子板及び端子板に連結された栓
    刃とからなるプラグであって、前記栓刃はL字状を呈し
    かつ一方の刃部が長く形成されると共に、端子板への連
    結部に刃部と平行な軸線をもつ連結穴が設けられ、該連
    結部が端子板に連結ピンにより摺動回転自在に連結さ
    れ、栓刃の刃部が前記回転体にその軸線と平行に挿入固
    定され、かつ前記栓刃の両連結部が互に平行で所定間隔
    が保持されていることを特徴とする回転プラグ。
  2. 【請求項2】前記栓刃の両連結部間に絶縁片が嵌装され
    ている請求項1記載の回転プラグ。
  3. 【請求項3】前記回転体の中心軸線上に、前記連結ピン
    の中心軸線が位置せしめられている請求項1記載の回転
    プラグ。
JP12401588U 1988-09-22 1988-09-22 回転プラグ Expired - Lifetime JPH0615439Y2 (ja)

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JP12401588U JPH0615439Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22 回転プラグ

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JP12401588U JPH0615439Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22 回転プラグ

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Publication Number Publication Date
JPH0246379U JPH0246379U (ja) 1990-03-29
JPH0615439Y2 true JPH0615439Y2 (ja) 1994-04-20

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12401588U Expired - Lifetime JPH0615439Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22 回転プラグ

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JPH0246379U (ja) 1990-03-29

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