JPH0810965Y2 - 平面アンテナ用マスト取付構造 - Google Patents

平面アンテナ用マスト取付構造

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JPH0810965Y2
JPH0810965Y2 JP1990118282U JP11828290U JPH0810965Y2 JP H0810965 Y2 JPH0810965 Y2 JP H0810965Y2 JP 1990118282 U JP1990118282 U JP 1990118282U JP 11828290 U JP11828290 U JP 11828290U JP H0810965 Y2 JPH0810965 Y2 JP H0810965Y2
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JP
Japan
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mast
antenna
mounting bracket
planar antenna
mast mounting
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JP1990118282U
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JPH0475412U (ja
Inventor
徹夫 荒木
員文 井上
Original Assignee
ディエックスアンテナ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、平面アンテナ用マスト取付構造に関するも
のである。
「従来の技術」 従来の平面アンテナ用マスト取付構造は、第5図、第
6図に示すように、ポール101の上端部や中間に平面ア
ンテナ102を取付けるようなものであった。
しかしながら、第5図に示すマスト取付金具103では
ポール101の上端部に平面アンテナ102を取付ける構造と
なっているので、ベランダの手摺やポール101の上端が
手の届かない高い位置では、マスト取付金具103を用い
ることができない。
また、ポール101の中間に取付けるため、第6図に示
すように、平面アンテナ102背面中央部にマスト取付金
具104を取付ける構造のものを用いることができるが、
受信地点での受信する放送衛星等の仰角が大きい場合、
平面アンテナ102の上端部がポール101に当接するため、
仰角角度調整範囲に制限が生じ、所望の仰角に平面アン
テナ102を設置することができず、放送衛星等からの電
波を受信することができなかった。また、仰角の調整角
度範囲を大きくするために、マスト取付金具104とマス
トポール101間に補助部材(アダプタ)を介在させて平
面アンテナ102とポール101間の距離を大きくすることも
考えられるが、コスト的にも高くなるので好ましくな
い。
「考案が解決しようとする課題」 従来の平面アンテナ用取付構造では、受信地点におけ
る仰角の角度調整範囲が大きい状態で平面アンテナをポ
ールの中間に取付けることができないので、平面アンテ
ナの設置が容易になるように、仰角の角度調整の範囲が
大きくて平面アンテナをポールの中間に取付けできるも
のの開発が待たれている。
「課題を解決するための手段」 そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、仰角の調整範
囲が大きくて平面アンテナをポールの中間に取付けるこ
とができるように、コ状のアンテナ固定金具と、ポール
に支持し前記アンテナ固定金具の側面に覆われるように
位置する四角筒状のマスト取付金具と、ポールに前記マ
スト取付金具を固定するためのマスト押え金具とよりな
るマスト取付具を、平面アンテナの背面側上端部に固定
し、マスト取付金具側面先端上部に回動支軸を突設しア
ンテナ固定金具の側面上部に挿通させてアンテナ固定金
具を回動自在に設け、平面アンテナの背面側下部に仰角
を調整し長孔を刻設したアームの基端を枢着し、アーム
の先端側を前記アンテナ固定金具の側面に当接させ、マ
スト取付金具の側面に回動支軸を突設しアンテナ固定金
具の側面の円弧孔および前記アームの長孔に挿通させて
なる平面アンテナ用マスト取付構造である。
「作用」 マスト取付金具を平面アンテナの背面側上端部に固定
し、マスト取付金具に平面アンテナの仰角調整機構の回
動支軸を備えさせ、平面アンテナの背面側下部に仰角を
調整するアームの基端を枢着し、上記アームの先端側を
マスト取付金具に摺動自在に取付けたので、平面アンテ
ナをポールの中間に取付けることができ、平面アンテナ
の背面のアームで仰角を調整する。
「実施例」 以下、本考案を、第1〜3図の第一実施例、第4図の
第二実施例に基づいて詳細に説明する。
〔第一実施例〕
第1図に示すように、マイクロストリップラインアン
テナ素子基板1aを内蔵した平面アンテナ1で、背面側2
上部の中央にアンテナポールへ取付けるマスト取付具3
を固定するため4個の突起部7を突設させる。各々の突
起部7の中心にはナットがインサートされ、ネジでマス
ト取付具3を固定する。上記マスト取付具3は平面アン
テナ1の背面2に固定するアンテナ固定金具4、ポール
に支持し前記アンテナ固定金具4と連結する筒状のマス
ト取付金具5、ポールに前記マスト取付金具5を固定す
るためのマスト押え金具6より構成する。
また、平面アンテナ1の背面側中央より下方に仰角を
可変した時に平面アンテナ1を支持する支持片13を2箇
所突設させ、前記マスト取付具3と連結し、仰角を可変
できる長孔20を穿設したアーム12・12の基端を支持片13
に枢着させる。
このように構成した平面アンテナマスト取付構造で
は、まずマスト取付金具5に穿設した4つの孔14と、コ
状のアンテナ固定金具4に穿設した4つの孔15と、平面
アンテナ背面の突起部7を一致させ、ネジ8でマスト取
付金具5とアンテナ固定金具4を平面アンテナ1に固定
する。
次にマスト取付金具5の凹状の面にマスト30を挿入
し、マスト押え金具6でマスト30に当接させ、4本のボ
ルト11でマスト30を固定して平面アンテナ1をマスト30
に固定する。筒状のマスト取付金具5とコ状のアンテナ
固定金具4とは、コ状のアンテナ固定金具4の両側面が
筒状のマスト取付金具5の両側面を覆うように位置さ
せ、ネジ9を外側よりコ状のアンテナ固定金具4の両側
面先端上部の孔19に挿通し、マスト取付金具5の上部に
穿設したネジ孔16に螺合させる。このネジ9は仰角を調
整するため支軸となる。
次に長孔20を設けた各アーム12は、ネジ10を長孔20か
らコ状のアンテナ固定金具4の両側の円弧孔18に挿通
し、マスト取付金具5の両側の孔17に挿入し螺着する。
このようにして組み立てられたマスト取付具3は、第2
図に示すように地面に対して平面アンテナ1を垂直な位
置に設置し、第3図の平面アンテナ1の仰角を90°近く
までに可変できる。
このように第2図の状態から第3図の状態まで可変さ
せるには、ネジ9を支持軸としてアーム12の長孔20に挿
入したネジ10をゆるめて円弧孔18内を移動させることに
より、仰角を調整設定することができる。なお符号30は
マストである。
〔第二実施例〕
第4図は平面アンテナ1の上端面を覆うアンテナ取付
金具44をビス45で固定し、アンテナ背面側に延出した前
記アンテナ取付具44の上面の両側下方に突片46・46を突
出させ、ビス41で突片46にマスト取付金具42を固定した
もので、このビス41が回動支軸となる。符号43はマスト
押え金具である。仰角調整機構としては第一実施例で示
したもので行う。
「考案の効果」 本考案は、従来の平面アンテナの上端がマスト等に当
接して仰角調整範囲が制限されていたのを、支軸をアン
テナ上端部に位置させることにより、仰角範囲を大きく
することが可能となり、どの地点でも衛星放送などの衛
星から電波受信することが可能となる。さらに、本考案
は簡単な構成でできるのでコスト的にも安価で実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図に本考案の第一実施例を示し、その第1図は
要部拡大分解斜視図、第2図は平面アンテナを地面に対
し垂直な位置に設置した状態の側面図、第3図は平面ア
ンテナの仰角が90°近い状態の側面図、第4図は第二実
施例の拡大斜視図、第5図は従来例の側面図、第6図は
従来例の側面図である。 3……マスト取付金具 1……平面アンテナ 2……背面 9……ネジ(回動支軸の例) 12……アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コ状のアンテナ固定金具と、ポールに支持
    し前記アンテナ固定金具の側面に覆われるように位置す
    る四角筒状のマスト取付金具と、ポールに前記マスト取
    付金具を固定するためのマスト押え金具とよりなるマス
    ト取付具を、平面アンテナの背面側上端部に固定し、マ
    スト取付金具側面先端上部に回動支軸を突設しアンテナ
    固定金具の側面上部に挿通させてアンテナ固定金具を回
    動自在に設け、平面アンテナの背面側下部に仰角を調整
    し長孔を刻設したアームの基端を枢着し、アームの先端
    側を前記アンテナ固定金具の側面に当接させ、マスト取
    付金具の側面に回動支軸を突設しアンテナ固定金具の側
    面の円弧孔および前記アームの長孔に挿通させてなる平
    面アンテナ用マスト取付構造。
JP1990118282U 1990-11-08 1990-11-08 平面アンテナ用マスト取付構造 Expired - Lifetime JPH0810965Y2 (ja)

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JPS60213101A (ja) * 1984-04-06 1985-10-25 Bridgestone Corp パラボラアンテナ取付構造

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