JPH024490Y2 - - Google Patents

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JPH024490Y2
JPH024490Y2 JP1483784U JP1483784U JPH024490Y2 JP H024490 Y2 JPH024490 Y2 JP H024490Y2 JP 1483784 U JP1483784 U JP 1483784U JP 1483784 U JP1483784 U JP 1483784U JP H024490 Y2 JPH024490 Y2 JP H024490Y2
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tripod
mount
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head
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JP1483784U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可搬形三脚式アンテナ架台に関するも
のである。
衛星放送を日本各地で受信する場合、その受信
場所における放送電波の特性を事前にチエツクし
ておくと実際のアンテナ設備を設置する場合に非
常に好都合である。この目的のために衛星放送受
信用オフセツトパラボラアンテナ装置をどこでも
設置できるような可搬形三脚式アンテナ架台の開
発が求められる。そこで、本出願人はそれの開発
を行い、実願昭58−188425号(実開昭60−95704
号)「可搬形アンテナ設置装置」として出願して
いる。それは第1図および第2図に示すものであ
つて、これにより衛星放送オフセツトパラボラア
ンテナ装置を現地で設置する場合に、 設置場所の平面性・傾斜性により、支脚1を
調整して水平を水準器2を見ながら設定する
が、支脚1の調整部が下部にあり一人で自由に
調整することが困難であつた。
三脚取付台3上で水平方位角を調整する場合
に角度目盛がないので、可変範囲がわからなか
つた。
三脚取付台3に反射鏡4を取付けた時、反射
鏡4の自重により仰角調整時に固定ハンドル5
を緩めると前倒れが生じ、これによりアンテナ
架台が転倒し反射鏡4やコンバータ6を損傷す
ることもあつた。
本考案はこれらの問題点を解決するためになさ
れたもので、調整作業が容易で一人でも調整作業
ができるように、三脚取付台上に水平回動且つ固
定自在に設け、雲台基部の上部に水平軸のまわり
に一対の雲台側壁を回転自在に設け、雲台側壁に
水平軸外周面と直交状に孔を穿設し、孔にハンド
ルを設け、ハンドルの孔内への進退により雲台側
壁を水平軸に固定したりあるいは回転自在にして
起伏可変且つ固定自在に設け、雲台側壁の上部に
反射鏡を取付けた可搬形三脚式アンテナ架台であ
つて、三脚取付台上に水平用水準器を取付け、支
脚の取付台近傍に三脚の水平調整装置を設け、水
平方位角を示す目盛を雲台基部下端外周面に表示
し、雲台側壁にアンテナ電波到来仰角を測定でき
る振り下げ測定器を備え、雲台側壁に前倒防止装
置を内蔵させたものである。
以下、本考案を添付する図面に示す具体的な実
施例に基づいて詳細に説明する。
この可搬形三脚式アンテナ架台は第3図に示す
状態で設置され、オフセツトパラボラアンテナ装
置Aは取付具Bを介して三脚式アンテナ架台Cに
取付け、三脚式アンテナ架台Cは支脚の拡がりを
防止するため第4図に示す支脚拡がり防止装置D
上に設ける。そして、この三脚式アンテナ架台C
は第5図に示すような状態に折りたたむ。
三脚式アンテナ架台Cについて第5〜10図に
より説明する。三脚取付台7の外周に三本の支脚
8の基端を開閉自在に枢着する。三脚取付台7の
中央に垂直円柱9を起立させる。この垂直円柱9
に水準器取付板10を外嵌め状にして三脚取付台
7上に載置し固着する。さらに垂直円柱9に雲台
基部11を外嵌め状にして水準器取付板10上に
水平回動自在に設け、螺着したハンドル12を締
め付けることにより垂直円柱9に固定可能とす
る。雲台基部11の上部に水平軸13のまわりに
一対の雲台側壁14,15を起伏可変可能とし、
一対の雲台側壁14,15にそれぞれ螺着したハ
ンドル16,17を締め込むことにより固定可能
とする。一対の雲台側壁14,15上に基板18
を固着し、基板18は一対の雲台側壁14,15
と一体的に起伏し、雲台基部11と同様に水平回
動する。基板18の中央部には位置決めピン19
を上方に向けて突設し、取付具Bはこの位置決め
ピン19で位置決めして基板19上に載置し、基
板18に螺着してある4本の取付ボルト20で固
着する。この取付具Bの前部にオフセツトパラボ
ラアンテナ装置Aの反射鏡21の裏面の縦リブ2
2を螺締する。
水準器取付板10上に水平用水準器23を取付
け、水平用水準器23の近傍の水準器取付板10
上に水平方位角を示す指標24を表示する。
支脚8は管材の上支脚25と下支脚26とを有
し、下支脚26は上支脚25内を摺動自在となる
ように設定し支脚8を伸縮自在とし、上支脚25
内に収容可能とし、上支脚25の下端側に調整固
定装置27を設け、下支脚26の下端には石突2
8を設ける。このようにしてなる支脚8の三脚取
付台7近傍に三脚の水平調整装置29は三本の支
脚8の中、二本に設けるか、あるいは三本全てに
設ける。そして、この三脚の水平調整装置29の
詳細は第9図に示す。上支脚25の枢着側近傍で
上支脚25を切断してそこに一端側が右ネジ、他
端側が左ネジを刻設した調整ネジ30を内嵌めし
て上支脚25のそれぞれの分割部に螺合させ、上
支脚25の分割部の接合箇所に外嵌めした調整管
31と連結し、調整管31を回動させることによ
り上支脚25を伸長あるいは収縮させる。
一方、水平方位角を水準器取付板10と雲台基
部11との間で測定可能とするため、雲台基部1
0の下端外周面に水平方位角を示す目盛32を表
示する。
雲台側壁15にアンテナ電波到来仰角を測定で
きる振り下げ式測定器33を備える。この振り下
げ式測定器33は一対の雲台側壁14,15が水
平軸13のまわりに回動して起伏すると、その指
針と目盛との間で仰角を指示する。
三脚アンテナ架台Cにオフセツトパラボラアン
テナ装置Aを取付けると、反射鏡21の自重によ
り仰角調整時にハンドル16,17を緩めると前
倒れが生ずるが、これを防止するために雲台側壁
14に前倒防止装置34を内蔵させる。この前倒
防止装置34の詳細を第10図により述べる。雲
台側壁14は水平軸13のまわりに回動自在に設
けられており、前倒防止装置34は水平軸13上
面に直交状に穿設した孔35内にハンドル16を
進入させ、ハンドル16には2個の押圧片36,
37を外嵌めし、一方の押圧片36はハンドル1
6先端と螺合させ、他方の押圧片37はハンドル
16と一体的に進入できるように段部に係合さ
せ、両押圧片36,37ともスプリング38,3
9により中心方向に付勢して水平軸13を挾持さ
せている。このハンドル16を締め込むとハンド
ル16は孔35内に進入し、押圧片37も同時に
進入しハンドル16先端と螺合している押圧片3
6は後退して水平軸13を強く挾持することとな
る。一方、ハンドル16を緩めてもスプリング3
8,39により押圧片36,37を中心方向に付
勢し摩擦接触させているため雲台側壁14が水平
軸13の回りに急激に回動することはない。
次に、三脚式アンテナ架台Bの支脚8の拡がり
防止装置Dについて述べる。三脚式アンテナ架台
Bのみでは支脚の拡がり防止機構をもたないの
で、そのままでは支脚8が固定出来ない。第5図
に示すように支脚拡がり防止装置Dは三本の直線
部材40,41,42を放射状に配置し、その
各々の先端に前記支脚8の下端の石突28を支持
する機構を設ける。直線部材40,41,42の
外端に挿入孔43を穿設し、挿入孔43に石突2
8を嵌め、座金44を介して蝶ナツト45を螺締
して固定する。また、この直線部材40,41,
42の端部に取付孔46を有する金具47を設
け、風圧荷重で転倒しないようにこの取付孔46
にアンカーボルトを挿通して三脚アンテナ架台C
を固定したり、あるいはこの支脚拡がり防止装置
Dの直線部材40,41,42にブロツク等を載
せて固定する。
本考案は、上述のように、三脚取付台上に水平
回動且つ固定自在に設け、雲台基部の上部に水平
軸のまわりに一対の雲台側壁を回転自在に設け、
雲台側壁に水平軸外周面と直交状に孔を穿設し、
孔にハンドルを設け、ハンドルの孔内への進退に
より雲台側壁を水平軸に固定したりあるいは回転
自在にして起伏可変且つ固定自在に設け、雲台側
壁の上部に反射鏡を取付けた可搬形三脚式アンテ
ナ架台であつて、三脚取付台上に水平用水準器を
取付け、支脚の取付台近傍に三脚の水平調整装置
を設け、水平方位角を示す目盛を雲台基部下端外
周面に表示しているので、水平方位角の調整が至
極容易である。また、本考案では、雲台側壁にア
ンテナ電波到来仰角を測定できる振り下げ測定器
を備え、雲台側壁に前倒防止装置を内蔵させたの
で、三脚式アンテナ架台を安定的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図の本考案の改良前の可搬形
三脚式アンテナ架台の斜視図、第3図は本考案の
使用設置状態を示す側面図、第4図は支脚の拡が
り防止装置の平面図、第5図は三脚式アンテナ架
台を折りたたんだ状態を示す正面図、第6図は第
5図の平面図、第7図は本考案の三脚式アンテナ
架台の側面図、第8図は第7図の平面図、第9図
は水平調整装置の一部を断面した正面図、第10
図は前倒防止装置の断面図、第11図は支脚拡が
り防止装置の要部の側面図、第12図は第11図
の平面図である。 7……三脚取付台、8……支脚、9……垂直円
柱、11……雲台基部、13……水平軸、14,
15……雲台側壁、21……反射鏡、23……水
平用水準器、29……水平用調整装置、32……
水平方位角を示す目盛、33……振り下げ式測定
器、34……前倒防止装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三脚取付台の外周に支脚を枢着し、三脚取付台
    の中央に垂直円柱を起立させ、雲台基部を垂直円
    柱に外嵌め状にして三脚取付台上に水平回動且つ
    固定自在に設け、雲台基部の上部に水平軸のまわ
    りに一対の雲台側壁を回転自在に設け、雲台側壁
    に水平軸外周面と直交状に孔を穿設し、孔にハン
    ドルを設け、ハンドルの孔内への進退により雲台
    側壁を水平軸に固定したりあるいは回転自在にし
    て起伏可変且つ固定自在に設け、雲台側壁の上部
    に反射鏡を取付けた可搬形三脚式アンテナ架台で
    あつて、三脚取付台上に水平用水準器を取付け、
    支脚の取付台近傍に三脚の水平調整装置を設け、
    水平方位角を示す目盛を雲台基部下端外周面に表
    示し、雲台側壁にアンテナ電波到来仰角を測定で
    きる振り下げ測定器を備え、雲台側壁に前倒防止
    装置を内蔵させたことを特徴とする可搬形三脚式
    アンテナ架台。
JP1483784U 1984-02-03 1984-02-03 可搬形三脚式アンテナ架台 Granted JPS60127005U (ja)

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JP1483784U JPS60127005U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 可搬形三脚式アンテナ架台

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JP1483784U JPS60127005U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 可搬形三脚式アンテナ架台

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Publication Number Publication Date
JPS60127005U JPS60127005U (ja) 1985-08-27
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ID=30500127

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JP1483784U Granted JPS60127005U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 可搬形三脚式アンテナ架台

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3229850B2 (ja) * 1997-12-08 2001-11-19 日本アンテナ株式会社 可搬型アンテナ装置
JP4486024B2 (ja) * 2005-11-09 2010-06-23 日本アンテナ株式会社 アンテナ取付装置

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JPS60127005U (ja) 1985-08-27

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