JPS5919195Y2 - 測量用ポ−ルの三脚台 - Google Patents

測量用ポ−ルの三脚台

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JPS5919195Y2
JPS5919195Y2 JP15599079U JP15599079U JPS5919195Y2 JP S5919195 Y2 JPS5919195 Y2 JP S5919195Y2 JP 15599079 U JP15599079 U JP 15599079U JP 15599079 U JP15599079 U JP 15599079U JP S5919195 Y2 JPS5919195 Y2 JP S5919195Y2
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JP
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tripod
pole
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tripod stand
spherical surface
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JP15599079U
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有行 加藤
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各種の測距機器と共に使用する測量用ポー
ルの三脚台を改良して、該ポールを測点上に垂直にしか
も迅速に樹立することができるようにするものである。
前述した測量用ポールを取り扱う場合、従来は、それを
支持するところの三脚台の各脚の長さや角度を手で調整
しながら行なうのが一般的である。
これと同様な操作は、測量用ポールに限らず、各種の測
距機器例えば、トランシットの三脚台についてもなされ
るが、通常それらの測距機器には、水平を出すための微
調整手段が備わっているために、三脚台の調整Oみて実
用上の精度(水平度)を与えることを要しない。
しかしながら、そのような測距機器の三脚台も微調整に
掛けられるだけの精度を以って測距機器を支えることが
できなければならないのは勿論であって、望むべくはそ
の調整操作をできるだけ速やかにしかも簡単に行なうこ
とができるような構成とすべきである。
実公昭49−444号公報に記載の「測量機における自
在頭」は、上述したような背景の下で提案されたもので
あり、それ自体は現に有効なものと認められるが、それ
を測量用ポールに適用することを考えたときには、いく
つかの問題点に遭遇する。
すなわち、上記自在頭の構成においては、所望の調整操
作をするに当って、締板と上板の2つの操作部材を操作
しなければならないこと(−1)、特に後者の操作部材
の操作の際に、その内側面で押圧、固定すべき移動板の
位置調整が摩擦抵抗のために容易に行なえないこと(−
2)、更には該移動板上に測量機の主体部分を取り付け
るための自在センターをねし止めしであるか、又は一体
とじてあることにより、該主体部分の取付けには便利で
あるけれども、上記の測量用ポールを支持し得ないこと
(−3)等の問題点を解消しなければならない。
そして、これらの事項を考察した場合、上記3の点につ
いては、その対策が比較的簡単で、例えば該自在センタ
ーを取り除くことにより該移動板中に測量用ポールの挿
通孔を設けるようにすればよいけれども、そうしたとし
ても、依然として上記1及び2の点を免かれることがで
きないばかりか、該締板とこれによって押圧するように
している自在球との関連構成において有効締付は長さを
大きくとり得す(仮りに、そうしようとすると、余程大
きな球面体を必要とする)、固定力ないしは締付力を増
強し難い。
このため、前述したような自在類は、測量用ポールの設
置には不適当と言わざるを得ないが、トランシット等の
専用の三脚台としては十分に効果を発揮するものと期待
される。
この考案は、前述した処に鑑み、図面に示すように、主
として光波距離計等の、3Aooo若しくはそれ以上の
高精度を有する測距機器と共に使用する反射ミラーAを
測点上に同軸性を与えて垂直に設置すべく、このミラー
の支柱となる測量用ポールBを新規な構造の三脚台本体
2が備わっている三脚台Cによって正確かつ強固に支持
することができるようにしたものである。
より具体的には、上記の三脚台Cは、一部又は全部の外
側作用面が球面である凸状球面部1aとこの球面部の底
端よりその球面の半径線l、つまりはその球面の中心点
Pを通る直線に沿って突出する筒部1bとを好ましくは
、一体成形によって設けて戊るポール支持部材1を、上
記の凸状球面部1aに適合する(密接する)凹状球面部
2aとこの球面部に連続する所望の大きさの、例えば筒
部1bの外径の約1.5〜2倍の開口部2bとを同様に
、一体に加工して戊る三脚台本体2上に、凸状球面部1
aが相対する凹状球面部2aに面接し、かつ開口部2b
から筒部が突き出た状態となるように組み付けるととも
に、そうした筒部1bに対し、この筒部の下端部分に設
けた外周ねじ3a及び後述の固定用ナツトに設けである
内周ねじ3bから戒る1組のねじ3を介して固定用ナツ
ト4を螺着し、さらにこのネナットと上記の三脚台本体
2との間に、好ましくは球面で形成する筒部1bの突出
方向に向かって先細りとなった斜面5aを有する座金部
材5を介装した構成を備えていて、これにより、当初か
ら、測量用ポールBをポール支持部材1中に通しておく
ようにするが、或は水準器等を用いることによって、筒
部1bの中心軸線が測点を通るように、三脚台本体2の
内部において、上記のポール支持部材1の傾き位置を適
当に設定してから、その位置を固定用ナツト4によって
固定すれば、ポール支持部材1の中心部を通るポール挿
通孔1Cを介して測量用ポールBを垂直に挿通し、樹立
することができるようになったものである。
尚、図中、10は三脚台本体2の一側に設けである三脚
取付用フランジ、11は測量用ポールに取着した竪型水
準器、12は三脚台Cの脚を示す。
従がって、このような三脚台によれば、固定用ナツト4
を締め付けるようにすることによって、凸状球面部1a
を相対する凹状球面部2aに圧接させること、言い換え
ればそれらの球面部の接触個所とナツト4の内側個所と
の間の間隔を狭めるような操作をなし、そのナツトの締
付力に応じて、座金部材5を三脚台本体2の下側面2C
に向がって押し付けた状態を得ることができ、その結果
ポール支持部材1を三脚台本体2に対して、任意の傾き
角度を以って強固に固定することが可能となり、ポール
支持部材の挿通孔1C中に通した測量用ポールBの下端
のエツジを測点上に設定して、これを垂直に樹立するこ
とができるようになる。
この場合、測量用ポールBの途中に取着した市販の水準
器11を用い、これによって上記のポールのエツジを測
定上においたまま三脚台Cを移動させながら、ポール支
持部材1の三脚台本体2に対する関係位置を調整するの
がよいが、そうしないで、公知の垂球を筒部1bの中心
軸線に沿って垂下するようにしたり、測量用ポールの挿
通孔1Cとなっている筒部1bの内孔の上方がら、目視
により下方の測定を確認するようにする等の任意の調整
操作をなすこともできよう。
又、この考案の三脚台を実施するに当っては、ポール支
持部材1上に横置きタイプ(平面型)の水準器を設置し
たり、その他の作業の手掛りとするための座板、この実
施例では環状板7をポール支持部材1の上縁部に嵌込み
或は溶接等によって付設することができる他、前述した
ような固定用ナツト4によるポール支持部材1の固定操
作の際に、座金部材5の三脚台本体2の下側面に対する
当たり具合を改善すること、並びにナツト4と相対する
凸状球面部1a及び凹状球面部2aの接触個所との間の
間隔をスペーサ(図示していない)を介装することによ
って拡大して、ナツト4による有効な締付は長さを大き
くとるようにすることや、ポール支持部材1と三脚台本
体2との相対的な組付は関係を上下逆に設定する、言い
換えると、筒部1bが三脚台本体2から上向きに突出す
るようにすることも可能である。
以上のごとく、この考案の三脚台は、上記のポール支持
部材、三脚台本体、固定用ナツト及び座金部材の少なく
ても4個の構成部分がら戒るきわめて簡単な構造のもの
であって、安価に製作することができるとともに、耐久
性を有し、しがち使用時には、上記の固定用ナツトの締
付は操作をするだけで、上記のポール支持部材を迅速が
っ強固に固定することができるものであるので、測量用
ポールの設置時間の大巾な短縮を可能にするのみならず
、そのような支持部材中に挿通した測量用ポールを安定
した状態で、垂直に支持することができるようになり、
従前の例では、2m程度(通常、2本継ぎ)の高さにし
か設置できながった反射ミラーを8〜10mの高さに継
ぎ足した長寸の測量用ポールを以って高位置に設置して
も、実用上の精度を与えることができるようになる等、
多大な利益を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による三脚台の全体的な正面図、第2
図にその要部の拡大断面図である。 1・・・・・・ポール支持部材、1a・・・・・・凸状
球面部、1b・・・・・・筒部、1C・・・・・・ポー
ル挿通孔、2・・・・・・三脚台本体、2a・・・・・
・凹状球面部、2b・・・・・・開口部、3・・・・・
・ねじ、4・・・・・・固定用ナツト、5・・・・・・
座金部材、5a・・・・・・斜面、■・・・・・・半径
線。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 凸状球面部1aとこの球面部の底端よりその
    球面の半径線lに沿って突出する筒部1bとを設けて成
    る漏斗形のポール支持部材1を、前記凸状球面部1aに
    適合する凹状球面部2aとこの球面部に連続する所望の
    大きさの開口部2bとを設けて戊る三脚台本体2上に、
    前記凸状球面部1aが相対する前記凹状球面部2aに面
    接し、かつ前記開口部2bから前記筒部1bが突き出た
    状態となるように組み付けるとともに、そうした筒部1
    bに対し、ねじ3を介して固定用ナツト4を螺着し、さ
    らにこのナツトと前記三脚台本体2との間に、前記筒部
    1bの突出方向に向かって先細りとなった斜面5aを有
    する座金部材5を介装したことにより、前記三脚台本体
    2の内部において、前記ポール支持部材1の傾き位置を
    適当に設定してから、その位置を前記固定用ナツト4に
    よって固定すれば、前記ポール支持部材1の中心部を通
    るポール挿通孔1eを介して測量用ポールを垂直に挿通
    し、樹立することができることを特徴とする測量用ポー
    ルの三脚台。
  2. (2)前記三脚台本体2と前記座金部材5との間にスペ
    ーサ6を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の三脚台。
  3. (3)前記ポール支持部材1の上縁部に座板7を付設し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は
    第2項に記載の三脚台。
JP15599079U 1979-11-08 1979-11-08 測量用ポ−ルの三脚台 Expired JPS5919195Y2 (ja)

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JPS5672994U JPS5672994U (ja) 1981-06-15
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