JP3140326B2 - パラボラアンテナ装置 - Google Patents

パラボラアンテナ装置

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JP3140326B2
JP3140326B2 JP07105073A JP10507395A JP3140326B2 JP 3140326 B2 JP3140326 B2 JP 3140326B2 JP 07105073 A JP07105073 A JP 07105073A JP 10507395 A JP10507395 A JP 10507395A JP 3140326 B2 JP3140326 B2 JP 3140326B2
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謙一 藤田
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デイエツクスアンテナ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パラボラアンテナ装置
に関し、コンバータ支持アームの組立を容易にするもの
についてである。
【0002】
【従来の技術】従来のパラボラアンテナ装置は、梱包時
パラボラ反射鏡と一次放射器付コンバータで支持アーム
などは個々にバラバラの状態で箱の中に収納されてお
り、使用時ネジなどで各々組み立てられるものがあっ
た。このパラボラアンテナ装置のコンバータ支持アーム
のパラボラ反射鏡への取付けとしては、図13に示すもの
がある。コンバータ支持アーム101 は、パラボラ反射鏡
裏面にネジなどで取付けたマウント取付具102 とは別体
に形成してあって、ユーザーがボルト103 を2本使用し
てマウント取付具102 に固定しているため、組立時、取
付箇所を取扱説明書などで調べる必要があり手間がかか
り、さらに誤った取付けをする恐れがある。また、コン
バータ支持アーム101 とマウント取付具102 とは別体で
形成しているため、上記各部品やネジなどを紛失したり
することがある。
【0003】また、コンバータ支持アームの取付けとし
ては、図14および図15に示すものがある。ここで
は、コンバータ支持アームとマウント取付具とは一体化
されて取付具202が形成されており、反射鏡201と
取付具202との間にはヒンジ203・203を介在さ
せて折り畳み可能としている。反射鏡201の裏面に固
定用座204が略逆三角形各頂点の3箇所に突設してあ
り、取付具202はヒンジ203・203により反射鏡
201裏面に回転自在に取付けられていて取付具202
を回転させて取付具202の取付座を固定用座204に
当接させ取付具202の取付座に3本のボルト205を
螺締して取付具202を固定する。このようにコンバー
タ支持アームに取付けた一次放射器付コンバータは使用
状態である焦点位置になる取付具202にはコンバータ
支持アームが延出してあり、さらに、取付具202には
マスト押え206や仰角調整機構207が設けてある。
このように、反射鏡201やクランプなどのほとんどの
パーツについて専用部品を使用する必要があり、他の機
能への部品の流用がしにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ユーザーがコンバータ
支持アーム取付時に誤りなく簡単に組立作業を行えるパ
ラボラアンテナ装置の提供が待たれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、ユーザーがコンバータ支持アーム組付け
時に誤りなく簡単に作業を行えるパラボラアンテナ装置
の提供をすべく、反射鏡裏面に取付けられたマウント取
付具と、先端に一次放射器付コンバータを有するコンバ
ータ支持アームと、コンバータ支持アームの基端を内嵌
めし、マウント取付具に回動自在に取付けたアームホル
ダーと、コンバータ支持アームを回動させて一次放射器
を反射鏡の焦点に位置させた際、その状態を保持する位
置決め機構とを備えたパラボラアンテナ装置において、
アームホルダーにコンバータ支持アームを係合する係合
機構と、コンバータ支持アームをマウント取付具に固定
する固定機構とを備えさせたパラボラアンテナ装置とし
た。
【0006】また、コンバータ支持アームの孔あけ加工
の位置精度を良くし、固定を容易にするため、コンバー
タ支持アームおよびアームホルダーの断面を平面部を有
する小判形断面に形成したパラボラアンテナ装置であ
る。
【0007】
【作用】本発明は、コンバータ支持アームを内嵌め固定
したアームホルダーを反射鏡を取付けるマウント取付具
に回動自在に取付けたので、コンバータ支持アームを回
動させて一次放射器を反射鏡の焦点に位置させた際、位
置決め機構によりその状態を保持させる。
【0008】
【実施例】本発明を添付する図面に示す具体的一実施例
に基づいて以下詳細に説明する。本発明のパラボラアン
テナ装置は、反射鏡1の裏面に取付けるマウント取付具
2とマウント取付具2に回転自在でかつ固定されるアー
ムホルダー3と、アームホルダー3に内嵌め固定される
コンバータ支持アーム4とよりなる。
【0009】図1は一次放射器付コンバータ51を反射鏡
1の焦点位置に位置させた状態の概要を示す斜視図であ
り、図2は一次放射器付コンバータを取付けた支持アー
ムを折り畳んで反射鏡と平行状にした概要を示す斜視図
であり、図3は本発明のコンバータ支持アームを取付具
に取付ける前の分解斜視図、図4は折り畳み機構の底面
図である。
【0010】ここで、マウント取付具2は板金製であっ
て、基板11の上下に同一方向に上支持板12と、下支持板
13とをそれぞれ同一方向に直角状に折り曲げてパラボラ
反射鏡1に取付けた状態で水平状とし、上支持板12およ
び下支持板13の同一箇所に支持孔14をそれぞれ穿設し、
また、上支持板12および下支持板13の他の同一箇所に位
置決め孔15をそれぞれ穿設する。
【0011】また、基板11の両方には上支持板12および
下支持板13と同一方向に延びる側板16をそれぞれ延出さ
せ、側板16の上方に孔17、下方に孔17を中心とした円弧
状の弧状長孔18をそれぞれ穿設する。なお、前記孔17お
よび孤状長孔18は仰角調整用に設けられたもので図示し
ていないが、マストなどに固定される固定具に取付けら
れる。
【0012】また、基板11の側部上下4箇所には取付脚
片19をそれぞれ延出させて、その取付脚片19には取付孔
20をそれぞれ穿設する。また、基板11の中央部には上下
にそれぞれタップ孔21を穿設してある。このマウント取
付具2をより詳細に図5〜図8に示してある。図5は正
面図、図6は側面図、図7は平面図、図8は図5のVIII
−VIII断面図である。
【0013】次に、アームホルダー3は、樹脂製で、弾
力性を有し、図9から図12に示すようにアームホルダー
本体31を船底形に形成して小判形断面としてその上下端
にそれぞれ端板32を設け、各端板32には小判形孔39が穿
設され、アームホルダー本体31の平面部中央にU字状の
長孔33を刻設して舌片34を形成しこの舌片34先端にボス
35を内側に向けて突設させ、平面部の上下にそれぞれ孔
38を穿設している。端板32の一方側には外方に向けてア
ームホルダーをマウント取付具に取付けた際、支持アー
ムの回動の中心軸となる中心軸突起36を突設させ、他方
側には仮固定突起37を突設させてある。
【0014】コンバータ支持アーム4は上記アームホル
ダー3に内嵌めできるように小判形断面に形成し、前記
ボス35に対応する位置に嵌合孔41を穿設し、前記各々の
孔38に対応する箇所に通し孔42をそれぞれ穿設してあ
る。なおこのコンバータ支持アーム4の先端には、一次
放射器付コンバータ51が設けてある。このアームホルダ
ー3内にコンバータ支持アーム4を内嵌めさせ、コンバ
ータ支持アーム4の嵌合孔41にボス35を嵌合させ、ボル
ト52を孔38から挿入して通し孔42に通してポリワッシャ
53をボルト52に嵌めてコンバータ支持アーム4をアーム
ホルダー3に固定させる。
【0015】上記コンバータ支持アームを取付けたアー
ムホルダー3の上下端板32を前記マウント取付具2の上
支持板12および下支持板13内に位置させ、中心軸突起36
・36を支持孔14・14内に嵌める。これが図2に示すコン
バータ支持アームを折り畳んで反射鏡と平行状にした状
態である。使用に際しては、コンバータ支持アーム4を
回動させて一次放射器付コンバータを反射鏡1の焦点に
位置させた状態で、アームホルダー3の仮固定用突起37
を、端板32を内側に撓ませてマウント取付具2の位置決
め孔15に嵌めて位置決めを固定する。その後、ボルト52
をタップ孔21に螺着して固定する。
【0016】この状態でコンバータ支持アーム4は小判
形断面で形成されており、この小判形断面の平面部がマ
ウント取付具2の基板11に面当接される。したがって、
本発明のパラボラアンテナ装置が屋外で使用されるもの
で、風などにより一次放射器付コンバータの焦点位置が
ずれないように強度を持たせている。また、アームホル
ダー3とコンバータ支持アーム4とは平面部を有する小
判形断面に形成されているため、その回動の中心軸は必
ずアームホルダー3・コンバータ支持アーム4の中心か
ら離れた位置に設ける必要がある。
【0017】本発明ではパラボラアンテナ装置を梱包の
際は、図2に示すように反射鏡1に対してコンバータ支
持アーム4を平行状にしておき、しかも反射鏡1と一体
的に組付けられておりコンバータ支持アーム4の紛失な
どの恐れはない。使用に際してはコンバータ支持アーム
4を回動させて一次放射器付コンバータを反射鏡1の焦
点位置に位置させ、アームホルダー3の仮固定突起37
をマウント取付具2の位置決め孔15に嵌め入れてボル
ト52をタップ孔21に螺着するだけで組立が完了す
る。
【0018】不使用の際は、仮固定突起37を位置決め孔
15から外してコンバータ支持アーム4を反射鏡1と平行
状にすれば嵩張ることもない。なお、マウント取付具2
の下支持板13は、コンバータ支持アーム4が中心軸突起
を中心として回動した際、干渉しないように中央部を切
欠いている。本発明では、コンバータ支持アームの断面
形状を小判形としたが、マウント取付具の基板11に面接
触する形状で例えば矩形状や多角形状のものであっても
よい。上記のどの形状を使用するかによってアームホル
ダーの端板および本体の形状を変更する必要がある。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述のように、反射鏡裏面に
取付けられたマウント取付具と、先端に一次放射器付コ
ンバータを有するコンバータ支持アームと、コンバータ
支持アームの基端を内嵌めし、マウント取付具に回動自
在に取付けたアームホルダーと、コンバータ支持アーム
を回動させて一次放射器を反射鏡の焦点に位置させた
際、その状態を保持する位置決め機構とを備えたパラボ
ラアンテナ装置において、アームホルダーにコンバータ
支持アームを係合する係合機構と、コンバータ支持アー
ムをマウント取付具に固定する固定機構とを備えさせた
パラボラアンテナ装置であるので、このパラボラアンテ
ナ装置は梱包の際は反射鏡と平行状であるので、嵩張る
こともなく、一体的に組付けられているので紛失するこ
とはない。
【0020】さらに、使用時にはコンバータ支持アーム
を単に回動させてその仮固定突起を位置決め孔に嵌め入
れてボルトをタップ孔に螺着させるだけでよいので、取
付作業が至極簡単である。また、本発明では、コンバー
タ支持アームおよびアームホルダーの断面を平面部を有
する小判形断面に形成したので、取付部品を安定的に取
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一次放射器を反射鏡の焦点に位置させ
た状態を示す状態の概要を示す斜視図である。
【図2】本発明のコンバータ支持アームを折り畳んだ状
態を示す斜視図である。
【図3】本発明のパラボラアンテナ装置の分解斜視図で
ある。
【図4】本発明の要部の底面図である。
【図5】本発明のマウント取付具の正面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】図5の平面図である。
【図8】図5のVIII−VIII断面図である。
【図9】本発明のアームホルダーの正面図である。
【図10】図9の右側面図である。
【図11】図9の平面図である。
【図12】図9のXII −XII 端面図である。
【図13】従来のコンバータ支持アームとマウント取付具
とが別体で形成された例の分解斜視図である。
【図14】従来のコンバータ支持アームとマウント取付具
を一体にした例の斜視図である。
【図15】従来のコンバータ支持アームとマウント取付具
を一体にした例の取付状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
4…コンバータ支持アーム 3…アームホルダー 2…マウント取付具 1…反射鏡 51…一次放射器付コンバータ 37…仮固定突起 15…位置決め孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/12 H01Q 15/00 - 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射鏡裏面に取付けられたマウント取付
    具と、先端に一次放射器付コンバータを有するコンバー
    タ支持アームと、コンバータ支持アームの基端を内嵌め
    し、マウント取付具に回動自在に取付けたアームホルダ
    ーと、コンバータ支持アームを回動させて一次放射器を
    反射鏡の焦点に位置させた際、その状態を保持する位置
    決め機構とを備えたパラボラアンテナ装置において、ア
    ームホルダーにコンバータ支持アームを係合する係合機
    構と、コンバータ支持アームをマウント取付具に固定す
    る固定機構とを備えさせたパラボラアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 コンバータ支持アームおよびアームホル
    ダーの断面を平面部を有する小判形断面に形成した請求
    項1記載のパラボラアンテナ装置。
JP07105073A 1995-04-28 1995-04-28 パラボラアンテナ装置 Expired - Fee Related JP3140326B2 (ja)

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