JPH09181509A - 偏波角調整アンテナ - Google Patents

偏波角調整アンテナ

Info

Publication number
JPH09181509A
JPH09181509A JP34128995A JP34128995A JPH09181509A JP H09181509 A JPH09181509 A JP H09181509A JP 34128995 A JP34128995 A JP 34128995A JP 34128995 A JP34128995 A JP 34128995A JP H09181509 A JPH09181509 A JP H09181509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primary radiator
arm
converter
fitting
polarization angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34128995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3597616B2 (ja
Inventor
Nobutaka Inoue
信敬 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP34128995A priority Critical patent/JP3597616B2/ja
Publication of JPH09181509A publication Critical patent/JPH09181509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3597616B2 publication Critical patent/JP3597616B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛星通信等からの水平及び垂直偏波を選択的
に受信する一次放射器の偏波角の位置調整を可能にし
た。 【構成】 アンテナ1のコンバータ12の上部側面に、
導波管14を介してホーン16を連結することによって
逆L字状に形成された給電部10におけるる一次放射器
18の任意部位に嵌合溝18aを全周に設ける。一方、
一次放射器18を支持するアーム20の先端に、嵌合溝
18aの左右に対向する部分を下側から挟み込むように
嵌合可能な左右一対の嵌合部22aを有する支持体22
を設け、一次放射器18を、支持体22に対して嵌合溝
18aに嵌合部22aを嵌合させた状態で回動自在に支
持し、最適な偏波となる回動角度にて一次放射器18を
アーム20に対してボルト28で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信等からの
水平及び垂直偏波を選択的に受信する一次放射器の偏波
角の位置調整を可能にした偏波角調整アンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の偏波角調整アンテナは、アームの
先端に、導波管の中心軸と同心の円弧状溝を形成し、こ
の溝を挿通したねじ部材を給電部のコンバータに係脱可
能に設けることにより、ねじ部材を緩めた状態で導波管
の中心軸に対し給電部を回転させ、主偏波レベルと交差
偏波レベルとの偏差が最大になる偏波角となるように調
整した後、そのねじ部により固着させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の偏波角
調整アンテナは、給電部を1つのねじ部材で固定した場
合そのねじ部材が緩んだ時には、そのねじ部材を中心
に、重い導波管側が下になるよう給電部が回転するか
ら、偏波角の調整作業中、仮止めを度々行わなければな
らず作業性が悪く、またアンテナの取り付け後そのねじ
部材が緩むことも考えられる。更に、給電部を強固に固
定したい場合には1つの円弧状溝を挿通させるねじ部材
又は円弧状溝自体を複数個設ける必要があり、装置全体
が高価となる問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、アームに対する一次放射器の偏波
角の調整が容易に行えることを目的とし、その偏波角調
整アンテナの第1の構成は、上下に長いコンバータの上
部側面に、導波管を介してホーンを連結することによっ
て逆L字状に形成された給電部における前記コンバータ
と導波管との連結部からホーンの先端部に至る一次放射
器の任意部位に嵌合溝を一部又は全周に設ける一方、前
記一次放射器を支持するアームの先端に、少なくとも前
記嵌合溝の左右に対向する部分を下側から挟み込むよう
に嵌合可能な左右一対の嵌合部を有する支持体を設け、
前記一次放射器を、支持体に対して前記嵌合溝に嵌合部
を嵌合させた状態で回動自在に支持し、所望の回動角度
にて一次放射器をアームに対して固定する偏波角調整ア
ンテナである。また、第2の構成は、前記アームに、支
持体で支持された給電部のコンバータにおける導波管連
結面に対向する固定部を設け、その固定部に前記導波管
と同心の円弧状スリットを貫設する一方、前記コンバー
タに、前記アームに形成された円弧状スリットに対応し
た部位にねじ穴を設け、そのねじ穴に前記円弧状スリッ
トに挿通したボルトを螺合させることによって、前記ボ
ルトの締着が緩い場合は前記円弧状スリットの範囲内で
前記一次放射器を回動可能で、前記ボルトを強く締着す
ることによって一次放射器をアームに対して固定する偏
波角調整アンテナである。更に、前記コンバータとアー
ムとの間に、コンバータをアームに対して略並行に位置
決めする位置決め部材を介在させることができる。ま
た、前記支持体は、嵌合溝に合致する円弧状の嵌合部を
有したプレート状であること、前記ホーンと導波管とが
一体に形成された一次放射器であること、前記位置決め
部材が、コンバータに固着されたこと、及び前記ねじ穴
が一つである偏波角調整アンテナとすることは特に望ま
しい態様である。
【0005】
【作用】第1の構成は、一次放射器に嵌合溝を設ける一
方、アームに嵌合部を設けているから、前記一次放射器
を、支持体に対して前記嵌合溝に嵌合部を嵌合させた状
態で回動自在に且つバランスよく支持することが可能と
なり、所望の偏波が得られる回動角度にて一次放射器を
アームに対して固定することができる。また、第2の構
成は、前記一次放射器を前記アームに対して固定する手
段として、コンバータに設けた固定部に円弧状スリット
を貫設する一方、前記コンバータに、前記円弧状スリッ
トに挿通したボルトを螺合させることによって、前記ボ
ルトの締着が緩い場合は前記円弧状スリットの範囲内で
前記一次放射器を回動可能とするとともに、所望の偏波
が得られた場合は前記ボルトを強く締着することによっ
て一次放射器をアームに対して固定するものである。更
に、前記コンバータとアームとの間に介在させた位置決
め部材により、コンバータをアームに対して略並行に位
置決めができ、一次放射器の回動による焦点位置がずれ
る事無く偏波角の調整ができる。また、前記支持体は、
嵌合溝に合致する円弧状の嵌合部を有したプレート状で
あるから、嵌合溝及び嵌合部の接触面積が広く一次放射
器は安定して回動及び固着ができる。また、前記ホーン
と導波管とが一体に形成されているから、電波を集める
ための一次放射器の設計が容易である。また、前記位置
決め部材がコンバータに固着されているから、固着する
ためのボルトをアンテナの方からコンバータに向いて螺
合させることができる。また、固着するためのねじ穴が
一つであるから、ボルトを固着する取り付け作業が簡単
で部品点数も減らすことができる。
【0006】
【実施例】本発明に係る偏波角調整アンテナを、オフセ
ットパラボラアンテナにおいて実施した一例を図面に基
き説明する。図1はオフセットパラボラアンテナの側面
図であって、オフセットパラボラアンテナ1の焦点位置
の近傍には、給電部10がアーム20に支持されて配置
されており、パラボラアンテナ1で集められた電波は給
電部10に導入される。
【0007】図2は給電部10付近の偏波角調整アンテ
ナの分解図であって、給電部10は、ケース11の内部
に収納された上下に長いコンバータ12と、そのケース
11の上部側面に、逆L字状に形成された一次放射器1
8とで構成されている。その一次放射器18のケース1
1側は、内部にプローブ15を設けた導波管14により
連結され、その導波管14の他側にはホーン16が分離
不可能なように一体的に形成されている。コンバータ1
2の下部面にはF型接栓座19aを介して同軸ケーブル
19が脱着可能に接続され、一次放射器18のうち導波
管14とホーン16との連結部には、嵌合溝18aが全
周にわたって設けられている。なお、同軸ケーブル19
は2線であるが、1本又は3本以上としコネクターを1
個又は3個以上設けることも可能である。一方、22は
前記一次放射器18を支持するためにアーム20の先端
に設けられた支持体であって、前記嵌合溝18aに合致
する嵌合部22aは、導波管14の中心軸を通る垂直線
に対し左右対称な円弧状の上面を有すプレート状に形成
され、前記嵌合溝18aを下側から挟み込むように設け
られている。これにより、前記一次放射器18を、支持
体22に対して前記嵌合溝18aに嵌合部22aを嵌合
させた状態で前記嵌合溝18aに嵌合部22aが摺動し
て回動自在に支持することができる。また24は、前記
アーム20に、支持体22で支持された一次放射器18
に連結するコンバータ12における、導波管14との連
結する側面12aに対向するように、ボルト止めして設
けた固定部である。その固定部24には前記導波管14
の中心軸と同心となる円弧状スリット26が貫設されて
いる。なお、固定部24は、ボルトに代えリベットによ
りアーム20に固定することもできる。一方、コンバー
タ12の前記側面12aには、コンバータ12をアーム
20に対して略並行に位置決めする位置決め部材12b
が固着され、その位置決め部材12bには、前記円弧状
スリット26に挿通したボルト28を螺合させるねじ穴
12cを穿設し、そのねじ穴12cに、前記円弧状スリ
ット26に挿通したボルト28を螺合させている。
【0008】このように構成されたオフセットパラボラ
アンテナの取り付け方を説明する。まず、オフセットパ
ラボラアンテナ1側の嵌合溝18aに給電部10の嵌合
部22aに嵌挿することにより仮止めしアンテナ自体の
設置をするが、図3に示すように緯度又は取り付け場所
の傾斜の違いによりパラボラアンテナ1の取り付け角度
が水平に対し変わり支持体22の角度が変わっていて
も、その嵌合部22aと給電部10の嵌合溝18aとは
嵌合しているから、ボルト28で仮止めすることもなく
バランスよく支持されており給電部10から手を離して
作業をすることもできる。次に、オフセットパラボラア
ンテナで受信しようとする通信衛星に応じた方位角及び
仰角を、コンバータの出力が最大レベルになるように図
示しない支持金具で調整してアンテナ本体及びアームの
方位角及び仰角を固定する。このとき、導波管の回転位
置は基準となる水平状態に設定されている。アンテナの
方位角及び仰角を調整を終えた後、円弧状スリット26
に挿通されているボルト28の締着を緩め、導波管14
の中心軸を回転の中心として、ボルト28が円弧状スリ
ット26の範囲内で案内しつつ一次放射器18を回動さ
せる。その方位角及び仰角においてコンバータの出力値
が最大値となる時点でボルト28を強く締着することに
よって一次放射器18を、図4に示すようにアーム20
に対して偏波の所望の回動角度にて固定することができ
る。なお、これらの部材の素材は、ケース11、位置決
め部材12b、一次放射器18及び固定部24等の場合
はアルミダイカスト製で、筒形状のアーム20はアルミ
の引き伸ばしにより成形されているが、他の金属製品又
は硬質プラスチック製品であってもよいし、アーム20
を、断面をコ字状の長尺部材とした場合には、アルミダ
イカスト又は抜き型により成形することができる。
【0009】図5は、実施例2に係る分解図である。実
施例1は一次放射器18に嵌合溝18aを、またアーム
20に嵌合部22aをそれぞれ設けているが、一次放射
器18をアーム20に対し回動自在に支持するために実
施例1とは凹凸関係を反対に、一次放射器18に嵌合部
16aを、またアーム20に嵌合溝22bをそれぞれ設
けることができる。一般に、一次放射器の、円錐状のホ
ーンとプローブとの間に位置する筒形状の給電導波管
は、カットオフ周波数を利用するため実施例1の導波管
14のように、長いものが望ましいが、そのような目的
を必要としない場合は、実施例2のようにプローブを有
した短い導波管がケース11の内部に位置し、ホーン1
6が直接ケース11に設けられているような一次放射器
18であってもよい。実施例1の嵌合溝18a及び図5
の嵌合部16aを形成する位置は、コンバータ12と導
波管14との連結部12dから、図5に示すようにホー
ン16の先端部16aに至る導波管14及びホーン16
からなる一次放射器18の任意部位でよく、その嵌合溝
18aの長さも、円筒状の一次放射器18の外周の一
部、少なくとも下面であれば下側から一次放射器18を
支持することができる。また、実施例1の嵌合部22a
は、一次放射器18の径方向から切断した説明図である
図6の(a)に示すように左右側部から連続した上面を
有しているが、図5に示す左右に分離した嵌合溝22b
であってもよい。つまり、凹凸関係の嵌合溝及び嵌合部
の一方が連続している場合は他方が分割されていてもよ
い。例えば、実施例1の嵌合する嵌合溝18aが連続し
ている場合には(b)に示すように少なくとも前記嵌合
溝18aの左右に対向する部分18b,18bを下側か
ら挟み込むように嵌合可能な左右一対の突起状の嵌合部
22a,22aであれば1箇所のボルト28により3点
支持することができる。特に、(c)に示すように左右
一対の突起状の嵌合部22a,22aが下側に接近して
いる場合は、ねじ穴12cを少なくとも2箇所設け2つ
のボルトにより固定することにより、一次放射器18を
それぞれ三角形の各頂点に位置するように支持すること
が望ましい。また、一次放射器18のアーム20に対す
る固定手段としては、(d)に示すように、支持体22
の嵌合部22aと嵌合した一次放射器18を、その上部
から逆U字状の押え金具22cで押え、嵌合部22aと
押え金具22cとの両端をボルト22d,22dで固定
することもできる。実施例1では、コンバータ12とア
ーム20との間に、コンバータ12をアーム20に対し
て略並行に位置決めする位置決め部材12cを介在さ
せ、コンバータに固着させているが、図5に示すように
位置決め部材12cを別体としボルト28の挿通孔を設
けて、既存のコンバータでも利用できるようにする場合
や、一次放射器18を中心としたコンバータ12の回動
面が固定部24に対し円錐状に非平面となる際等に、位
置決め部材12cをアーム側の固定部に設ける場合があ
る。また、実施例1では、前記ホーン16と導波管14
とが一体に形成され機械的に分離不可能にしているが、
ホーン16と導波管14とを別体としその連結部を組み
立て可能な構造とすることにより、組み立て前のパラボ
ラアンテナの搬送が容易になる。
【0010】上記実施例では、アンテナにオフセットパ
ラボラアンテナを用いたが、回転放物面パラボラアンテ
ナを使用することもできる。また、給電部をアームによ
ってオフセットパラボラアンテナに取り付けたが、アー
ムはオフセットパラボラアンテナを支持している支柱に
取り付けるようにしてもよい。また、偏波角の粗調整を
容易にするために円弧状スリットに沿って偏波角の表示
を嵌合溝、嵌合部、位置決め部材又は固定部に設けるこ
ともできる。
【0011】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によれば、一次放
射器に嵌合溝を設ける一方、アームに嵌合部を設けてい
るから、前記一次放射器を、支持体に対して前記嵌合溝
に嵌合部を嵌合させた状態で回動自在に且つバランスよ
く支持することが可能となり、一次放射器をアームに仮
止めしただけで、バランスよく支持され誤って落下させ
ることがなく、固定のために従来のように手で一次放射
器を押えながら固定作業をする必要がなく、作業効率が
高く、所望の偏波が得られる回動角度にて一次放射器を
アームに対して固定することができる。また、請求項2
に係る本発明によれば、前記一次放射器を前記アームに
対して固定する手段として、コンバータに設けた固定部
に円弧状スリットを貫設する一方、前記コンバータに、
前記円弧状スリットに挿通したボルトを螺合させること
によって、前記ボルトの締着が緩い場合は前記円弧状ス
リットの範囲内で前記一次放射器を回動可能とするとと
もに、所望の偏波が得られた場合は前記ボルトを強く締
着することによって一次放射器をアームに対して固定す
るものである。更に、請求項3に係る本発明によれば、
前記コンバータとアームとの間に介在させた位置決め部
材により、コンバータをアームに対して略並行に位置決
めができ、一次放射器の回動による焦点位置がずれる事
無く偏波角の調整ができる。また、請求項4に係る本発
明によれば、前記支持体は、嵌合溝に合致する円弧状の
嵌合部を有したプレート状であるから、嵌合溝及び嵌合
部の接触面積が広く一次放射器は安定して回動及び固着
される。また、請求項5に係る本発明によれば、前記ホ
ーンと導波管とが一体に形成されているから、電波を集
めるための設計が容易である。また、請求項6に係る本
発明によれば、前記位置決め部材はコンバータに固着さ
れているから、固着するためのボルトをアンテナの方か
らコンバータに向いて螺合させることができ、逆向きに
ボルトを螺着させるためにコンバータ内部を挿通するね
じ孔を設ける必要がなく、固定作業が簡便に行える。ま
た、請求項7に係る本発明によれば、固着するためのね
じ穴が一つであっても支持体の左右両端との3点支持に
より強固に且つバランスよく固着できるから、ボルトを
固着するための取り付け作業が簡単になりまた部品点数
を減らすことで製品コストも安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を示す平面図である。
【図2】給電部付近を示す分解斜視図である。
【図3】仰角の異なるアンテナの取り付け状態を示す説
明図である。
【図4】一次放射器を回動させた説明図である。
【図5】他の実施例の分解説明図である。
【図6】他の実施例に係る支持体の説明図である。
【符号の説明】
1・・オフセットパラボラアンテナ、10・・給電部、
11・・ケース、12・・コンバータ、12a・・側
面、12b・・位置決め部材、12c・・ねじ穴、12
d・・連結部、14・・導波管、15・・プローブ、1
6・・ホーン、17a・・先端部、18・・一次放射
器、18a・・嵌合溝、18b・・嵌合部、19・・同
軸ケーブル、19a・・F型接栓座、20・・アーム、
22・・支持体、22a・・嵌合部、22b・・嵌合
溝、22c・・押え金具、22d・・ボルト、24・・
固定部、26・・円弧状スリット、28・・ボルト。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に長いコンバータの上部側面に、導
    波管を介してホーンを連結することによって逆L字状に
    形成された給電部における前記コンバータと導波管との
    連結部からホーンの先端部に至る一次放射器の任意部位
    に嵌合溝を一部又は全周に設ける一方、前記一次放射器
    を支持するアームの先端に、少なくとも前記嵌合溝の左
    右に対向する部分を下側から挟み込むように嵌合可能な
    左右一対の嵌合部を有する支持体を設け、前記一次放射
    器を、支持体に対して前記嵌合溝に嵌合部を嵌合させた
    状態で回動自在に支持し、所望の回動角度にて一次放射
    器をアームに対して固定することを特徴とする偏波角調
    整アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記アームに、支持体で支持された給電
    部のコンバータにおける導波管連結面に対向する固定部
    を設け、その固定部に一次放射器と同心の円弧状スリッ
    トを貫設する一方、前記コンバータの、前記アームに形
    成された円弧状スリットに対応した部位にねじ穴を設
    け、そのねじ穴に前記円弧状スリットに挿通したボルト
    を螺合させることによって、前記ボルトの締着が緩い場
    合は前記円弧状スリットの範囲内で前記一次放射器を回
    動可能で、前記ボルトを強く締着することによって一次
    放射器をアームに対して固定する請求項1に記載の偏波
    角調整アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記コンバータとアームとの間に、コン
    バータをアームに対して略並行に位置決めする位置決め
    部材を介在させる請求項1又は2に記載の偏波角調整ア
    ンテナ。
  4. 【請求項4】 前記支持体が、嵌合溝に合致する円弧状
    の嵌合部を有したプレート状である請求項1ないし3に
    記載の偏波角調整アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記ホーンと導波管とが一体に形成され
    た一次放射器である請求項1ないし4に記載の偏波角調
    整アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記位置決め部材が、コンバータに固着
    された請求項3ないし5に記載の偏波角調整アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記ねじ穴が一つである請求項3ないし
    5に記載の偏波角調整アンテナ。
JP34128995A 1995-12-27 1995-12-27 偏波角調整アンテナ Expired - Fee Related JP3597616B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34128995A JP3597616B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 偏波角調整アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34128995A JP3597616B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 偏波角調整アンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09181509A true JPH09181509A (ja) 1997-07-11
JP3597616B2 JP3597616B2 (ja) 2004-12-08

Family

ID=18344908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34128995A Expired - Fee Related JP3597616B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 偏波角調整アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3597616B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2405032A (en) * 2003-08-11 2005-02-16 Sharp Kk Positioning mechanism and antenna apparatus
CN108390342A (zh) * 2018-02-13 2018-08-10 浙江华云电力工程设计咨询有限公司 架空输电线路罗盘型多联金具串自平衡装置
JP2019157381A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 桂一 橋本 油圧重機用バケット装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2405032A (en) * 2003-08-11 2005-02-16 Sharp Kk Positioning mechanism and antenna apparatus
GB2405032B (en) * 2003-08-11 2006-11-01 Sharp Kk Positioning mechanism and antenna apparatus
CN108390342A (zh) * 2018-02-13 2018-08-10 浙江华云电力工程设计咨询有限公司 架空输电线路罗盘型多联金具串自平衡装置
JP2019157381A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 桂一 橋本 油圧重機用バケット装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3597616B2 (ja) 2004-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7439930B2 (en) Antenna mount with fine adjustment cam
JPH09181509A (ja) 偏波角調整アンテナ
US5696519A (en) Polarization angle adjustment apparatus for transmitter and receiver equipment
KR102293341B1 (ko) 안테나용 클램핑 장치
JPS6121850Y2 (ja)
JP3250080B2 (ja) アンテナ支持装置
JP3261173B2 (ja) 偏波角調整アンテナ
JP2002111360A (ja) オフセットパラボラアンテナの偏波角調整装置
JPH04133501A (ja) アンテナ装置
JP3634150B2 (ja) パラボラアンテナ
JP2531780Y2 (ja) 一次放射器の支持装置
US5708447A (en) Antenna having a parabolic reflector
JPH0728721Y2 (ja) 一次放射器の偏波選択装置
JPH07226621A (ja) オフセットパラボラアンテナ偏波面調整機構
KR200226397Y1 (ko) 위성방송수신안테나
JP3300860B2 (ja) アンテナ装置及び受信方法
JPH09284018A (ja) 偏波角調整アンテナ
JP3250081B2 (ja) アンテナ支持装置
JPH0711013U (ja) アンテナ装置
JP2006311410A (ja) 多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置
JP3174808B2 (ja) フィードホーン取付具
JPH11150408A (ja) 屋外通信機の取付け構造
JP2002204111A (ja) マルチビームパラボラアンテナ回転角調整用アダプタ
JP2588660B2 (ja) アンテナにおける屋外送受信機の取付構造
JPS6338567Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040909

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees