JPH0711013U - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH0711013U
JPH0711013U JP4177193U JP4177193U JPH0711013U JP H0711013 U JPH0711013 U JP H0711013U JP 4177193 U JP4177193 U JP 4177193U JP 4177193 U JP4177193 U JP 4177193U JP H0711013 U JPH0711013 U JP H0711013U
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antenna
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JP4177193U
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茂美 井上
通 上村
員文 井上
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デイエツクスアンテナ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡潔且つコンパクトな構成によってアンテナ
仰角を簡単且つ速やかに設定する。 【構成】 中間に一次放射器付周波数変換器3を設け、
両端に半球状の誘電体レンズ1を固着した半円弧状の腕
具2を、基台10側の案内溝8で基台10のガイド20
に摺動可能に嵌め、案内溝8に連通する長孔9に挿通し
ガイド20に螺合した調整つまみ17で基台10に着脱
自在に取付ける。アンテナ仰角の調整は、調整つまみ1
7を緩め、ガイド20を案内として腕具2を上下方向に
回動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、静止衛星からの電波を受信するアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
衛星放送からの電波を受信するこの種のアンテナ装置は、例えば図5に示すア ンテナ支持架台(実開平2−1906号公報)のように、平面アンテナ51の背 面に前脚52を固着し、この前脚52の中間に連結体53の一端を、また、これ より若干上方に支持脚54の一端をそれぞれ回動可能に取付け、そして支持脚5 4の長孔55に挿通した調整つまみ56で連結体53の後端を螺着している。こ のため、調整つまみ56をスライドしてアンテナ仰角を調整する際、平面アンテ ナ51、前脚52、連結体53、支持脚54等装置全体を少し持ち上げ気味に支 持する必要があった。
【0003】 これに対し図6に示すアンテナ取付装置は、アンテナマスト61の頂部に嵌挿 した支持体62の上方へ突き出る二股部63に2本のねじ64で平面アンテナ6 5を回動可能に取付け、平面アンテナ65の背面下部はこれに一端を取付けた仰 角調整板66の長孔(図示せず)に挿通する固定用ボルト67で支持体62の頂 部に取付けている。
【0004】 このものでは、平面アンテナ65はアンテナマスト61で支持されているから 、図5に示すものに比べ仰角調整は容易であるが、固定用ボルト67と2本のね じ64,64を仰角調整の際は緩めておき、調整後は締付けるという煩雑な操作 となる。また、方位角調整機構は、支持体62の両側にそれぞれ形成されたスリ ット69と、スリット69を挟む座部70,70と、締付ボルト71と、ナット 72からなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 前記両従来装置は、アンテナ支持機構、仰角調整機構が複雑で多くの部品で構 成され、しかも仰角調整が煩雑で手数がかかる不都合があった。さらに、図6に 示すものは、方位角調整機構が複雑で多くの部品で構成され、しかも方位角は支 持体62で仰角は平面アンテナ65でそれぞれ調整するため、方位角と仰角を同 時に調整することが困難である。
【0006】 本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、簡潔且つコンパクトな構成によっ てアンテナ仰角、またはアンテナ仰角と方位角とを簡単且つ速やかに設定できる ようにしたアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】
本考案のアンテナ装置においては、半円弧状の腕具の両端に平坦面を腕具に対 向させた半球状の誘電体レンズを固着すると共に、腕具の中間に誘電体レンズで 屈折し集束された電波を受信する一次放射器付周波数変換器を設け、腕具の少く とも基台取付側の外周面部の長手方向に円弧状の案内溝とその長手方向の溝底に 長孔を形成し、前記案内溝で基台の頂部に突設したガイドに摺動自在に嵌挿した 腕具を、前記長孔に挿通しガイドに螺合する1本の調整つまみで基台に着脱自在 に取付けているので、アンテナ仰角の調整は1本の調整つまみを緩め腕具を上下 方向に回動すればよい。
【0008】 この仰角調整は、腕具の外側面に仰角目盛を付し、ガイドにアンテナ仰角を示 す指標を設けた状態で、または、腕具の外側壁に案内溝に貫通する円弧孔を穿設 して円弧孔に沿って仰角目盛を付し、円弧孔にあらわれるガイド箇所には指標ピ ンを突設した状態で、行ってもよい。
【0009】 前記ガイドは基台と別体となし、調整つまみは腕具とガイドとに挿通して基台 に螺合するようにすれば、腕具を調整つまみを軸に回動すると方位角を調整でき 、併せて腕具を上下方向に回動すると仰角も調整できる。
【0010】
【実 施 例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図4において、1は半球状 の誘電体レンズである。2は半円弧状の腕具で、中央部に誘電体レンズ1で屈折 し集束された電波を受信する一次放射器付周波数変換器3を設け、両端には平坦 面4を一次放射器付周波数変換器3に対向させた誘電体レンズ1をその外周に突 設した取付座5,5に挿通したボルト6,6により固着している。
【0011】 腕具2は、外周面部7,7に断面コ状の円弧状の案内溝8,8を形成すると共 に、基台10取付け側の案内溝8の長手方向の溝底19に長孔9を形成し、さら に少くとも一方の外側壁11には案内溝8に連通する円弧孔12を穿設し、その 一側に沿ってアンテナ仰角目盛13を刻設している。
【0012】 基台10は、裁頭円錐体14の上下に座15,16を突設し、座15の中央に は調整つまみ17を螺合するねじ孔18を形成している。基台10に載せるガイ ド20は、座21の上面に腕具2の外周面部7に沿う曲面22を形成すると共に 、中央に腕具2の案内溝8に摺動可能に嵌める突起部23を突設し、この突起部 23には調整つまみ17のねじ軸24を挿通する通孔25を穿設し、また、円弧 孔12に臨む箇所に指標ピン26を取付けるねじ孔27を設けている。
【0013】 基台10に載せたガイド20とこのガイド20に案内溝8で嵌めた腕具2とを 調整つまみ17で基台10に仮付けした状態では、調整つまみ17を軸に腕具2 を左右方向に動かせば方位角を調整でき、ガイド20を案内として腕具2を上下 方向に回動すれば仰角を調整できる。従って、腕具2を上下方向に回動し乍ら左 右方向に動かせば、仰角と方位角とを同時に調整できる。
【0014】 尚、誘電体レンズ1の仰角は、本実施例では円弧孔12に沿って設けられたア ンテナ仰角目盛13と円弧孔12に位置する指標ピン26で見るが、ガイド20 の座21の腕具2の外側面と接する箇所に指標を設け、この指標と接する腕具側 面にアンテナ仰角目盛を設ければ、円弧孔12がなくてもよい。また、ガイド2 0は、本実施例では基台10と別体としたが、基台10に一体形成してもよい。 この場合の仰角調整は腕具2を上下方向に回動して行うが、方位角調整は基台1 0の向きを変えて行うこととなる。さらに、本実施例では、腕具2に誘電体レン ズ1を取付けたが、誘電体レンズに代えてパラボラ反射鏡を用い反射鏡形アンテ ナとして一次放射器付周波数変換器3をその焦点に保持し、腕具2で同様に仰角 調整ができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、中間に一次放射器付周波数変換器を設け 、両端に半球状の誘電体レンズを固着した半円弧状の腕具を基台のガイドに上下 回動自在に、且つ1本の調整つまみで基台に着脱可能に取付けているので、簡潔 且つコンパクトな構成によって、アンテナ仰角を簡単に且つ速やかに設定するこ とができる。従って、コンパクトで取扱い容易なアンテナ装置を安価に提供する ことができる。また、基台のガイドを基台と別体となし、調整つまみを腕具とガ イドとに挿通して基台に螺合するようにすれば、最少の部品点数で方位角と仰角 の調整が同時に行い得て、アンテナの仰角・方位角調整時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側面図である。
【図2】本考案の一実施例の斜視図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】腕具を基台に取付ける箇所の形状と部品の一部
切欠き斜視図である。
【図5】従来品の側面図である。
【図6】他の従来品の斜視図である。
【符合の説明】
1 誘電体レンズ 2 腕具 3 一次放射器付周波数変換器 4 平坦面 7 外周面部 8 案内溝 9 長孔 10 基台 12 円弧孔 13 仰角目盛 17 調整つまみ 19 溝底 20 ガイド 26 指標ピン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半円弧状の腕具(2) の両端に平坦面(4)
    を腕具(2) に対向させた半球状の誘電体レンズ(1) を固
    着すると共に、腕具(2) の中間に誘電体レンズ(1) で屈
    折し集束された電波を受信する一次放射器付周波数変換
    器(3) を設け、腕具(2) の少くとも基台取付側の外周面
    部(7) の長手方向に円弧状の案内溝(8) とその長手方向
    の溝底(19)に長孔(9) を形成し、前記案内溝(8) で基台
    (10)の頂部に突設したガイド(20)に摺動自在に嵌挿した
    腕具(2) を、前記長孔(9) に挿通しガイド(20)に螺合す
    る調整つまみ(17)で基台(10)に着脱自在に取付けたこと
    を特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 ガイド(20)を基台(10)と別体となし、調
    整つまみ(17)を腕具(2) とガイド(20)に挿通し基台(10)
    に螺合した請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 腕具(2) の外側面に仰角目盛を付し、ガ
    イド(20)に指標を付した請求項1または2記載のアンテ
    ナ装置。
  4. 【請求項4】 腕具(2) の外側壁(11)に案内溝(8) に貫
    通する円弧孔(12)を穿設し、外側面の円弧孔(12)に沿っ
    て仰角目盛(13)を付し、円弧孔(12)にあらわれるガイド
    箇所に指標ピン(26)を突設した請求項1または2記載の
    アンテナ装置。
JP4177193U 1993-06-30 1993-06-30 アンテナ装置 Expired - Lifetime JP2581718Y2 (ja)

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JP2006005951A (ja) * 2005-07-11 2006-01-05 Toshiba Corp レンズアンテナ装置
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