JP2564713B2 - 熱接着性複合繊維およびその繊維集合体 - Google Patents
熱接着性複合繊維およびその繊維集合体Info
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Description
を用いても熱溶融接着加工時の熱収縮が極めて小さく、
良好な地合の不織布もしくは紙などに容易に加工できる
熱接着性複合繊維およびその繊維集合体に関する。
不織布は一般的に広く使われている。例えば、パルプ、
レーヨンなどのセルロース系繊維状物およびポリエステ
ル繊維、アクリル繊維などの非ポリオレフィン系合成繊
維を熱溶融接着させて繊維集合体に加工するため、比較
的低融点のポリオレフィン系共重合体もしくはポリエス
テル系共重合体を鞘成分とする熱接着性複合繊維が用い
られている。これらの熱接着性複合繊維は熱溶融接着加
工時に著しく熱収縮を起こすため、単位面積当たりの重
量の小さいいわゆる低目付の不織布には用いにくく、目
付の大きいクッション材や敷き布団などの固綿(かたわ
た)などに用いられている。
る不織布は、市場にはほとんどなく、一般にはたとえば
120℃以上の高い融点を有し、芯成分の熱セットが可
能なため熱収縮性が小さいポリエチレンもしくはポリプ
ロピレンを鞘成分とする熱接着性複合繊維からなるか、
またはこれらの繊維が混用されている不織布が用いられ
ている(特公昭50−4767号および特公昭55−1
7807号公報)。
ポリオレフィン系の熱接着性繊維は接着性が良好でない
という課題があった。すなわち、非ポリオレフィン系の
ポリエステル繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維および
ビニロン繊維等の汎用合成繊維およびパルプ、木綿、麻
およびレーヨン繊維等のセルロース繊維状物および羊毛
などの天然繊維には接着性が悪く、疎水性のため親水性
を必要とする用途には十分適用できないという問題があ
った。これを改善するため、鞘成分にアクリル酸エステ
ルあるいはアクリル酸などのエチレンカルボン酸系モノ
マーまたは酢酸ビニルなどのビニルモノマーとエチレン
の共重合体を用い、芯成分にポリプロピレンもしくはポ
リエチレンテレフタレートを用いた熱接着性複合繊維が
提案されている。しかしこの方法も、鞘成分はいずれも
融点が110℃〜80℃と低く、芯成分に十分な熱セッ
トをかけることができないため、熱収縮率が大きく、特
に熱溶融接着加工時熱風貫通型熱加工機など繊維の自由
度が大きい加工機を用いる場合は地合不良が著しく、混
用率を上げる事ができないという問題があった。混用率
が上げられないと得られる繊維集合体の物理的強度が低
い問題につながる。
リエステルを熱接着成分とし、芯成分をポリエチレンテ
レフタレートとする複合繊維も試みられているが(特公
昭63−47806号公報)、熱溶融接着時の熱収縮が
大きく、目付の小さい不織布には外観上実用的でなく、
たとえこの種の繊維で不織布を作成しても従来のポリオ
レフィン系熱接着繊維からなる不織布より柔軟性に欠け
るため風合がよくないという問題があった。
ため、繊維の熱収縮性を抑制するための芯成分の熱セッ
トが困難であるような低融点のポリマーを鞘成分に用い
ても熱溶融加工時熱収縮が十分小さく、熱接着繊維とし
て低い割合の混用率から100%使用までの混用率の範
囲で用いても、それによって得られる不織布、紙などの
繊維集合体は外観が良好である熱接着性複合繊維および
その繊維集合体を提供することを目的とする。
め、本発明の熱接着性複合繊維は、融点が150℃を越
える高結晶性ポリプロピレンからなる第1成分を芯成分
とし、融点が前記第1成分より低い温度の樹脂からなる
第2成分を鞘成分とする少なくとも2成分系の複合繊維
であって、前記第1成分の重量平均分子量/数平均分子
量の比(Q値)が7<Q<11、沸騰nーヘプタン不溶
分(HI、単位;重量%)が97<HI<100、アイ
ソタクチックペンタッド分率(IPF、単位;モル%)
が94<IPF<100である高結晶性ポリプロピレン
であり、前記第2成分が融点が70〜145℃、熱変質
温度が200℃を越えるポリオレフィン系ランダムもし
くはブロック共重合体、ポリエステル共重合体またはポ
リエチレンであることを特徴とする。
〜10、190℃でのメルトフローレート(MFR、g
/10分、JISK7210に準ず、荷加重2.169
Kg)が1<MFR<100の高結晶性ポリプロピレン
であり、第2成分がアクリル酸エステルおよび/または
メタクリル酸エステルが5〜30重量%アクリル酸、メ
タクリル酸およびマレイン酸等のエチレンカルボン酸が
0〜10重量%、これらエチレンカルボン酸系モノマー
5〜30重量%とエチレンモノマー95〜70重量%か
らなる共重合体、またはエチレン−酢酸ビニル共重合体
で融点(Tm℃)が70<Tm≦120のエチレン共重
合体または融点(Tm℃)が120<Tm<145のエ
チレン−プロピレン共重合体であることが好ましい。
た繊維集合体は、前記本発明の鞘芯型熱接着性複合繊維
が少なくとも10重量%、ほかの繊維に混合され、少な
くとも鞘成分によって熱溶融接着されて一体化している
という構成を備えたものである。
平均分子量の比(Q値)が7<Q<11であるというこ
とは、分子量分布が広くかつ高結晶性で低分子量成分の
少ない高分子であることを意味する。すなわちQ値が7
〜11、沸騰n−ヘプタン不溶分が98前後、アイソタ
クチックペンタッド分率が95〜98であるポリプロピ
レンを芯成分とし、溶融するとゴム質的挙動をし、熱収
縮を生じやすい種々の共重合高分子を鞘成分型複合繊維
であって、該繊維を熱セット処理しなくても、熱溶融接
着時芯成分であるポリプロピレンの熱変形抵抗性が大き
いため熱収縮が生じにくくなる。
そのQ値を、抗熱収縮性を大きくするため7を超す事が
好ましく、また延伸性の劣悪化防止のため11未満が好
ましく8〜9がより好ましい。また高結晶、高配向性と
するため沸騰n−ヘプタン不溶分(HI%)は97%を
超えることが好ましく、実用上容易に入手可能な98%
前後が最も好ましく、アイソタクチックペンタッド分率
(n−ヘプタン不溶分について「マクロモレキュラー
ズ」(Macromolecules, 6,925(1973) および8,687(197
5) に準じ測定した)は94%を超え、実用上、技術
上、容易に入手可能な95%〜98%が最も好ましい。
さらに好ましくは、鞘成分に用いる共重合高分子は、一
般に熱変質しやすく、比較的低温で紡糸することが好ま
しいため、MFRは大きい方が望ましいが分子量が低下
すると抗熱収縮性も低下する事、およびあまり低MFR
であると紡糸性が低下するため、1<MFR<100の
範囲の溶融粘度のものが好ましい。
熱接着性を発揮するため融点を145℃未満とし、繊維
製造上の点で70℃を超えることが好ましく、また繊維
製造上の点で少なくとも200℃では熱分解、熱架橋、
熱酸化劣化および熱化学反応などの熱変質を生じない樹
脂であればよい。特に軟質で熱収縮しやすいポリオレフ
ィン系ランダムもしくはブロック共重合体および熱収縮
しやすいポリエステル共重合体が好ましい。またローラ
ーカードの高速化に対応できる低温乾燥によって機械捲
縮形状変化を防止する手法を適用する場合には、低密度
もしくは中、高密度ポリエチレンが好ましい。前記ポリ
オレフィン系共重合体とは融点(Tm℃)が70<Tm
≦120のアクリル酸エステルおよび/またはメタリル
酸エステルが5〜30重合%、アクリル酸、メタクリル
酸およびマレイン酸等のエチレンカルボン酸が0〜10
重量%これらエチレンカルボン酸系モノマー5〜30重
量%とエチレンモノマー95〜70重量%からなる共重
合体、融点(Tm℃)が70<Tm≦120℃のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、または融点(Tm℃)が12
0<Tm<1℃45のエチレン−プロピレン共重合体な
どがあげられるが、他のエチレンまたはプロピレンなど
のα−オレフィンの共重合体であってもよい。また前記
ポリエステル共重合体は流動開始温度(Tm℃)が70
<Tm<145のいわゆる非晶質ポリエステルもしくは
脂肪族ポリエステルなどがあげられる。本発明の繊維は
200℃〜310℃の範囲の紡糸温度で紡糸されるが2
30℃〜270℃が特に好ましく、鞘成分の融点を下ま
わる温度で延伸してより配向させ機械捲縮を付与したス
テープルが特に好ましいがマルチフィラメント、および
延伸されないスパンボンドあるいはメルトブローなどの
繊維形体であってもよく、繊度は特に限定はないが0.
1〜1000デニール、ステープ(短繊維)にあっては
0.5〜20デニールが好ましく、繊維断面における鞘
成分の占める面積率は20〜70%が好ましく、繊維表
面を鞘成分のみで占めている鞘芯型複合繊維の形態が最
も好ましいが、三次元スパイラル形状を必要とする場合
にあっては芯成分が鞘成分と分離しない範囲で繊維表面
に露出していてもよい。
た地合の良い不織布、紙に加工できるが、用いる鞘成分
によっては特異的な熱接着特性を持つためアクリル繊
維、レーヨン、パルプなどの熱接着繊維として用いられ
るが、接着強力の点で少なくとも10重量%混用するこ
とが好ましい。
フェルト、固綿、カートリッジフィルターなどの熱成形
体、紡績糸、およびマルチフィラメントとその織編物な
ど熱接着されたものおよび/または熱接着されていない
繊維集合物をいう。
性のポリプロピレンを芯成分とする鞘芯型複合繊維であ
り、一般に溶融時熱収縮性を示す共重合体を鞘成分とし
て用いても熱溶融接着加工時芯成分の抗熱収縮性のため
繊維の熱収縮が極めて小さく地合の良い紙および不織布
になすことができる。
つ高結晶性のポリプロピレンを用いているため、常温で
は剛直性に優れ、機械的折りたたみ方式で捲縮を繊維に
付与すると、熱セットが不十分でも捲縮形状の固定に優
れているため、従来の芯成分をポリプロピレン、鞘成分
をポリエチレンとするカード通過性を大幅に向上でき
る。また、熱接着複合繊維に適用すると、捲縮数が小さ
くても鋭角に折れ曲った捲縮形状によりカード通過性を
大幅に向上できカーディングマシンの高速化に対応でき
る。
説明する。まず本発明で定義する各ファクターについ
て、その測定例を説明する。 (1) 重量平均分子量は、例えば光散乱法、粘度法、超遠
心法を用いて次の数式1によって求める。
法、氷点降下法、沸点上昇法、浸透圧法を用いて次の数
式2によって求める。
は、多分散度の尺度として用いられ、この値が1(単分
散)より大きくなるほど分子量分布曲線が幅広く(ブロ
ード)になることを意味する。 (3) 沸騰n−ヘプタン不溶分(HI)は、5gのポリプ
ロピレン試料を500mlの沸騰キシレン中に全溶解さ
せ、これらを5リットルのメタノール中に投入して析出
させたものを回収して乾燥した後、沸騰n−ヘプタンで
6時間ソックスレー抽出した抽出残部をいう。不溶分を
重量%で示す。 (4) アイソタクチックペンタッド分率は、n−ヘプタン
不溶分について「マクロモレキュラーズ」(Macromolec
ules, 6,925(1973) および8,687(1975) に準じ測定し
た。 (5) メルトフローレート(MFR)は、温度190℃で
ノズル通過量(単位:g/10分、JISK7210に
準ず、荷加重2.169Kg)で測定した。
ンを用い、芯成分と鞘成分の繊維断面での面積比(複合
比)が1:1の鞘芯型(S/c)複合繊維を溶融複合紡
糸し、熱水中で延伸して延伸糸となし、次いでこれを二
つに分けその一つに繊維処理剤を付与した後にスタッフ
ァボックスで機械捲縮を付与し、ネットコンベアー式熱
風貫通型乾燥機で乾燥し、切断して繊維長51mmのス
テープル繊維とした。また他の一つを60℃の温水中で
延伸し、親水性処理剤を付与した後に直ちに切断して繊
維長5mmの短カット繊維とした。
た。不織布は上記繊維100重量%からなるものとし、
ローラーカードでウエッブとした後140℃、熱風貫通
型熱加工機でウエッブをネットに挟んで処理し、複合繊
維の鞘成分を溶融させ繊維間を接着し目付40g/m2
の不織布となした。
レートを芯とし、ポリエステル共重合体を鞘とした繊維
も同様にして作成し、ステープル繊維とし不織布化し
た。同種の繊維として固綿接着用の日本エステル(株)
製「メルテイ」4080および(株)クラレ製「ソフィ
ット」720がある。
し、この短カット繊維30重量%と2デニール長さ5mm
のレーヨンとを混合して抄造し、120℃でプレス乾燥
して坪量20g/m2 の紙となした。上記実施例、比較
例の各繊維、不織布の諸性能を表1に示し、不織布およ
び紙の諸性能を表1に示す。140℃熱収縮率はJI
S、L10137、16、2に基づき加重を1mg/デニ
ールとして測定算定した。不織布地合は実用上優れてい
るものを◎、実用できるものを○、実用上問題のあるも
のを×とした。不織布紙の強力は、幅50cmの材料を試
験長100mm引張速度300mm/分で破断強伸度を
測定した。140℃のフリー収縮率は60g/m2 目付
のウエッブを15cm口に切り140℃熱風乾燥機に10
分間入れ面積収縮率を算出した。
す。
低目付の熱接着性不織布であっても、収縮が少なく皺が
入りにくく、不織布地合にも優れていた。また熱セット
性も良好であった。その他強力、伸度、風合にも優れて
いた。なおここで不織布地合について説明する。地合と
は通常地合むらをいい、地合むらとは、0.5cm2程
度の微少面積で目付を見たときの目付(単位面積当たり
の繊維重量)むらを生じている現象をいう。熱収縮性の
大きな繊維のみで不織布をつくり熱接着すると、最初に
熱接着した点の部分に繊維が縮もうとし、薄目付不織布
ではくもの巣状に繊維が変形し、繊維の多い部分と少な
い部分とが目で見て判別できる。実際には不織布に光を
透過させその濃淡で判断する。
ーヨン繊維70重量%を混綿し、実施例1と同様にして
目付40g/m2 の不織布を製造した。得られた不織布
は、強力が4000g、伸度は65%であり、風合は良
好で地合もなく優れていた。
接着性複合繊維を用いると、本発明の繊維のみでなる不
織布は、その加工時熱収縮がほとんどなく良好な地合の
不織布となり、従来鞘成分の熱収縮性のため、不織布向
原綿となりえなかった各種共重合体を含む繊維を不織布
向原綿として用いることができる様になった。その結
果、極めて大きいスベリマサツ抵抗を持つエチレン−メ
チルアクリレート系共重合体を鞘成分とするスベリ防止
繊維および不織布などの加工品熱収縮性が極めて大きい
がポリプロピレンと化学特性が近く、融点のみ低いエチ
レンを若干共重合させたポリプロピレン共重合体を鞘成
分として用い熱収縮性を抑制した、芯、鞘成分のハクリ
がない従来のポリエチレンを鞘成分とする繊維からなる
不織布より高強力なポリプロピレン熱接着繊維およびそ
の加工品、および、従来の複合繊維より機械捲縮固定が
しっかりなされていてカーディングマシンの高速化に対
応できるポリエチレンを鞘成分とする熱接着性複合繊維
を容易に製造することができる。
維の熱収縮性を抑制するための芯成分の熱セットが困難
であるような低融点のポリマーを鞘成分に用いても熱溶
融加工時熱収縮が十分小さく、熱接着繊維として低い割
合の混用率から100%使用までの混用率の範囲で用い
ても、それによって得られる不織布、紙などの繊維集合
体は外観が良好である熱接着性複合繊維およびその繊維
集合体を提供することができた。
Claims (3)
- 【請求項1】 融点が160℃を越える高結晶性ポリプ
ロピレンからなる第1成分を芯成分とし、融点が前記第
1成分より低い温度の樹脂からなる第2成分を鞘成分と
する少なくとも2成分系の複合繊維であって、前記第1
成分の重量平均分子量/数平均分子量の比(Q値)が7
<Q<11、沸騰n−ヘプタン不溶分(HI、単位;重
量%)が97<HI<100、アイソタクチックペンタ
ッド分率(IPF、単位;モル%)が94<IPF<1
00である高結晶性ポリプロピレンであり、前記第2成
分が融点が70〜145℃、熱変質温度が200℃を越
えるポリオレフィン系ランダムもしくはブロック共重合
体、ポリエステル共重合体またはポリエチレンであるこ
とを特徴とする熱接着性複合繊維。 - 【請求項2】 第1成分のQ値が7〜10、190℃で
のメルトフローレート(MFR、g/10分、JISK
7210に準ず、荷加重2.169Kg)が1<MFR
<100の高結晶性ポリプロピレンであり、第2成分が
アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステ
ルが5〜30重量%アクリル酸、メタクリル酸およびマ
レイン酸等のエチレンカルボン酸が0〜10重量%、こ
れらエチレンカルボン酸系モノマー5〜30重量%とエ
チレンモノマー95〜70重量%からなる共重合体、ま
たはエチレン−酢酸ビニル共重合体で融点(Tm℃)が
70<Tm≦120のエチレン共重合体、または融点
(Tm℃)が120<Tm<145のエチレン−プロピ
レン共重合体である請求項1に記載の熱接着性複合繊
維。 - 【請求項3】 請求項1の鞘芯型熱接着性複合繊維が少
なくとも10重量%、ほかの繊維に混合され、少なくと
も鞘成分によって熱溶融接着されて一体化している繊維
集合体。
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