JP2562146B2 - カメラのための制御装置 - Google Patents
カメラのための制御装置Info
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- JP2562146B2 JP2562146B2 JP62172627A JP17262787A JP2562146B2 JP 2562146 B2 JP2562146 B2 JP 2562146B2 JP 62172627 A JP62172627 A JP 62172627A JP 17262787 A JP17262787 A JP 17262787A JP 2562146 B2 JP2562146 B2 JP 2562146B2
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- flash device
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、閃光装置等の負荷回路を備えたカメラに関
し、さらに詳しくは、上記負荷回路とカメラの制御回路
とで電源を共用するようにしたカメラのための制御装置
に関するものである。
し、さらに詳しくは、上記負荷回路とカメラの制御回路
とで電源を共用するようにしたカメラのための制御装置
に関するものである。
(発明の背景) 一般に、カメラにおいては種々の電子制御系を有する
場合が多いが、この電子制御系を構成する制御回路と共
に、写真用閃光装置(以下単に閃光装置という)に電源
を共用するように構成としたカメラの場合にあっては、
閃光装置の発光エネルギーをメインコンデンサに充電す
る際に電池電源の電圧が急激かつ大幅に降下する問題が
ある。
場合が多いが、この電子制御系を構成する制御回路と共
に、写真用閃光装置(以下単に閃光装置という)に電源
を共用するように構成としたカメラの場合にあっては、
閃光装置の発光エネルギーをメインコンデンサに充電す
る際に電池電源の電圧が急激かつ大幅に降下する問題が
ある。
このような電池電源の電圧降下は、上記電子制御系の
制御回路に対して動作異常を招く難となる場合があるか
ら、ダイオード等の整流素子を介し静電容量の大きいコ
ンデンサを該制御回路のバックアップとして用い、上記
閃光装置の充電の進行に従って電源電圧が回復するまで
の期間中、電源供給の保証を行なうようにした方式、あ
るいは閃光装置の充電期間中には、制御回路への電源供
給を停止させる方式などが考えられている。
制御回路に対して動作異常を招く難となる場合があるか
ら、ダイオード等の整流素子を介し静電容量の大きいコ
ンデンサを該制御回路のバックアップとして用い、上記
閃光装置の充電の進行に従って電源電圧が回復するまで
の期間中、電源供給の保証を行なうようにした方式、あ
るいは閃光装置の充電期間中には、制御回路への電源供
給を停止させる方式などが考えられている。
しかしながら、マイクロコンピュータ(以下マイコン
と略称する)などの記憶素子を回路要素として含んで構
成されている制御回路にあっては、電源供給を停止した
場合に所謂「記憶忘れ」が発生することから、上記のよ
うな電源供給の停止方式は避けて、十分な電源バックア
ップを行なうようにする必要がある。
と略称する)などの記憶素子を回路要素として含んで構
成されている制御回路にあっては、電源供給を停止した
場合に所謂「記憶忘れ」が発生することから、上記のよ
うな電源供給の停止方式は避けて、十分な電源バックア
ップを行なうようにする必要がある。
また、閃光装置への充電を行なうために通常設けられ
るDC−DCコンバータの発振トランスに、閃光装置への充
電動作中に、制御回路に電源を供給する別巻線を設けた
回路を用いる方式のものもあるが、この方式では、該充
電の進行に伴なって電池電源の電圧が回復すると、上記
別巻線において発生する電圧も高くなるために、低電圧
回路等を用いてレギュレートしなければならない等の問
題があり、コスト高,必要スペースの増大を招くなどの
欠点がある。
るDC−DCコンバータの発振トランスに、閃光装置への充
電動作中に、制御回路に電源を供給する別巻線を設けた
回路を用いる方式のものもあるが、この方式では、該充
電の進行に伴なって電池電源の電圧が回復すると、上記
別巻線において発生する電圧も高くなるために、低電圧
回路等を用いてレギュレートしなければならない等の問
題があり、コスト高,必要スペースの増大を招くなどの
欠点がある。
さらに、上記コンデンサのバックアップ方式では、閃
光装置の充電時において同時にマイコンも動作中であれ
ば、消費電流はかなり多くなるために容量の大きいコン
デンサが必要になるという問題がある。
光装置の充電時において同時にマイコンも動作中であれ
ば、消費電流はかなり多くなるために容量の大きいコン
デンサが必要になるという問題がある。
(課題を解決するための手段) 上述した問題を解決するため、本発明では、カメラの
負荷回路へ電力を供給する電源手段にて電力が供給さ
れ、前記負荷回路を制御するコンピュータ手段を有する
カメラのための制御装置において、前記電源手段の電圧
が所定レベルより低下した際に、前記コンピュータ手段
にて処理されているデータをメモリ手段に格納した後に
前記コンピュータ手段を通常作動状態からホールドモー
ドへ移行させるホールド処理を行わせ、前記コンピュー
タ手段を低消費にて保持すさせるようにしている。
負荷回路へ電力を供給する電源手段にて電力が供給さ
れ、前記負荷回路を制御するコンピュータ手段を有する
カメラのための制御装置において、前記電源手段の電圧
が所定レベルより低下した際に、前記コンピュータ手段
にて処理されているデータをメモリ手段に格納した後に
前記コンピュータ手段を通常作動状態からホールドモー
ドへ移行させるホールド処理を行わせ、前記コンピュー
タ手段を低消費にて保持すさせるようにしている。
すなわち、負荷回路への充電により電源電圧が所定レ
ベルよりも低下した場合には、カメラの制御に必要なデ
ータを記憶保持するホールドモードに移行させてデータ
の消滅を防止し、さらに、コンピュータ手段を低電力消
費状態に保持させて、負荷回路とコンピュータ手段の作
動維持に必要な電力を小さく抑えることにより、大容量
のバックアップ用コンデンサを不要としている。
ベルよりも低下した場合には、カメラの制御に必要なデ
ータを記憶保持するホールドモードに移行させてデータ
の消滅を防止し、さらに、コンピュータ手段を低電力消
費状態に保持させて、負荷回路とコンピュータ手段の作
動維持に必要な電力を小さく抑えることにより、大容量
のバックアップ用コンデンサを不要としている。
なお、本発明の制御装置としては、一般的にはマイコ
ンが用いられるが、特にこれに限られるものではない。
また、本発明のメモリ手段としては、ランダム・アクセ
スメモリやフリップ・フロップ回路等を用いるのが望ま
しい。
ンが用いられるが、特にこれに限られるものではない。
また、本発明のメモリ手段としては、ランダム・アクセ
スメモリやフリップ・フロップ回路等を用いるのが望ま
しい。
(発明の実施例) 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例であるカメラの電子制御系
を含む回路ブロック図を示している。この図において、
1は電源である電池、2は電源スイッチである。
を含む回路ブロック図を示している。この図において、
1は電源である電池、2は電源スイッチである。
ブロックIは閃光装置用の回路ブロックを示し、ブロ
ックIIは記憶素子を回路要素として含んでいるカメラ駆
動用のメイン制御回路を示し、ブロックIIIは電圧検出
回路及びその他のサブ制御回路を示している。
ックIIは記憶素子を回路要素として含んでいるカメラ駆
動用のメイン制御回路を示し、ブロックIIIは電圧検出
回路及びその他のサブ制御回路を示している。
上記ブロックIIは、ダイオード3を介して上記電源電
池1に接続されているバックアップ用コンデンサ4(後
述する制御回動の低消費モード動作保証用コンデンサ)
に接続されており、またブロックIIIは、トランジスタ
6とフィルタ回路を構成するチョークコイル7とを介し
て電源に接続されているフィルタコンデンサ8に接続さ
れている。
池1に接続されているバックアップ用コンデンサ4(後
述する制御回動の低消費モード動作保証用コンデンサ)
に接続されており、またブロックIIIは、トランジスタ
6とフィルタ回路を構成するチョークコイル7とを介し
て電源に接続されているフィルタコンデンサ8に接続さ
れている。
以下第1図に示される回路ブロックの全体及び各部の
詳細構成につき、回路の動作に即して説明する。
詳細構成につき、回路の動作に即して説明する。
まずカメラの主スイッチである電源スイッチ2を閉成
することにより、ブロックI及びブロックIIに電源が供
給される。
することにより、ブロックI及びブロックIIに電源が供
給される。
ここでブロックIの閃光装置は、ブロックIIの信号端
子Aからの制御信号を受けて、発振起動,発振停止及び
発光の各動作を該ブロックIIにより制御されるようにな
っており、該信号端子Aからの制御信号は、後述するカ
メラレリーズ時の閃光必要時に出力されるようになって
いる。
子Aからの制御信号を受けて、発振起動,発振停止及び
発光の各動作を該ブロックIIにより制御されるようにな
っており、該信号端子Aからの制御信号は、後述するカ
メラレリーズ時の閃光必要時に出力されるようになって
いる。
このブロックIである閃光装置の具体的構成は第3図
に示されるが、本例の閃光装置は既知のものと同様の構
成のものであるため、ここではその構成を簡単に説明す
るものとする。
に示されるが、本例の閃光装置は既知のものと同様の構
成のものであるため、ここではその構成を簡単に説明す
るものとする。
第3図における端子a〜dは、ブロックIIに内蔵のマ
イコン(図示せず)との間で接続されているブロックI
の信号端子である。ここで端子aが「Low」レベルの状
態において端子bが「Low」レベルとされることによ
り、トランジスタ14のベースエミッタ及び抵抗24を介し
てDC−DCコンバータ18に起動信号が与えられ、発振を開
始する。
イコン(図示せず)との間で接続されているブロックI
の信号端子である。ここで端子aが「Low」レベルの状
態において端子bが「Low」レベルとされることによ
り、トランジスタ14のベースエミッタ及び抵抗24を介し
てDC−DCコンバータ18に起動信号が与えられ、発振を開
始する。
該発振によりメインコンデンサ22の電圧が漸次充電上
昇される。そしてこの充電による電圧上昇が一定値を上
回ると、これによって高圧のツェナーダイオード21にツ
ェナー電流が流れ、端子cを介して・III内の電流検出
回路により上記ブロックIIのマイコンに充電完了信号が
与えられ、この充電完了信号を受けたマイコンは、端子
aを「Hi」、端子bを開放状態とする。
昇される。そしてこの充電による電圧上昇が一定値を上
回ると、これによって高圧のツェナーダイオード21にツ
ェナー電流が流れ、端子cを介して・III内の電流検出
回路により上記ブロックIIのマイコンに充電完了信号が
与えられ、この充電完了信号を受けたマイコンは、端子
aを「Hi」、端子bを開放状態とする。
このため発振トランジスタ14のベース−エミッタ間は
トランジスタ11により短絡され、上記発振動作は停止さ
れる。また、端子bが開放状態とされるため、端子aの
信号が停止した時点でも上記起動信号が流れることはな
く閃光装置の発振停止状態は維持される。
トランジスタ11により短絡され、上記発振動作は停止さ
れる。また、端子bが開放状態とされるため、端子aの
信号が停止した時点でも上記起動信号が流れることはな
く閃光装置の発振停止状態は維持される。
端子dは、閃光装置の動作を開始させるトリガー回路
であるブロックIVに接続されていて、制御回路であるブ
ロックIIの内蔵マイコンからの発光信号を受けて放電管
23を発光させる。
であるブロックIVに接続されていて、制御回路であるブ
ロックIIの内蔵マイコンからの発光信号を受けて放電管
23を発光させる。
ブロックIIは、上述したように回路要素として記憶素
子を含む制御回路としてのマイコンを内蔵した回路であ
って、不図示のカメラレリーズボタンが押されることに
より、トランジスタ6を導通状態とさせ、ブロックIII
に電源を供給するようになっている。
子を含む制御回路としてのマイコンを内蔵した回路であ
って、不図示のカメラレリーズボタンが押されることに
より、トランジスタ6を導通状態とさせ、ブロックIII
に電源を供給するようになっている。
ここでブロックIIIは、上記トンランジスタ6の導通
により電源の供給を受けて、不図示の露出情報検出回
路,測距情報検出回路等により所定の情報を検出し、該
検出した情報信号をブロックIIのマイコンに与えるもの
である。したがってこのブロックIIIから該所定の情報
が与えられたブロックIIは、これらの情報に基づいてカ
メラの撮影動作に必要な各動作機構制御のための演算,
処理を行ない、カメラを所定の手順に従い撮影動作させ
る。
により電源の供給を受けて、不図示の露出情報検出回
路,測距情報検出回路等により所定の情報を検出し、該
検出した情報信号をブロックIIのマイコンに与えるもの
である。したがってこのブロックIIIから該所定の情報
が与えられたブロックIIは、これらの情報に基づいてカ
メラの撮影動作に必要な各動作機構制御のための演算,
処理を行ない、カメラを所定の手順に従い撮影動作させ
る。
この際、露出(測光)情報に基づく演算等により、閃
光装置の使用が必要でない場合は上記ブロックIの端子
bへの信号出力は出されないが、閃光装置の使用が必要
と判断された場合には、上記の如く制御端子Aを介して
ブロックIの端子bを「Low」とする信号(すなわち閃
光装置の発振開始信号)が出力される。
光装置の使用が必要でない場合は上記ブロックIの端子
bへの信号出力は出されないが、閃光装置の使用が必要
と判断された場合には、上記の如く制御端子Aを介して
ブロックIの端子bを「Low」とする信号(すなわち閃
光装置の発振開始信号)が出力される。
この発振開始信号により閃光装置の発振が開始される
と、閃光装置内のメインコンデンサ22への充電のために
電源電池1の電圧は急激に降下し、ブロックIIであるメ
イン制御回路は、その電力供給を電源電池1に存在した
ままでは作動が行なえなくなり、バックアップ用コンデ
ンサ4に存在して作動を行なうことになる。ここで該バ
ックアップ用コンデンサ4に依存して行なわれるメイン
制御回路の作動は、本例では記憶素子の情報保存を保証
するホールド状態としての動作とされている。
と、閃光装置内のメインコンデンサ22への充電のために
電源電池1の電圧は急激に降下し、ブロックIIであるメ
イン制御回路は、その電力供給を電源電池1に存在した
ままでは作動が行なえなくなり、バックアップ用コンデ
ンサ4に存在して作動を行なうことになる。ここで該バ
ックアップ用コンデンサ4に依存して行なわれるメイン
制御回路の作動は、本例では記憶素子の情報保存を保証
するホールド状態としての動作とされている。
なお本例における通常状態から該ホールド状態への動
作切換えは、後述するように電流電池1の電圧低下を検
出する電圧検出回路の出力信号によって与えられ、マイ
コンは上記出力信号を受け、必要データをメモリに確保
したのち、ホールド状態となる。
作切換えは、後述するように電流電池1の電圧低下を検
出する電圧検出回路の出力信号によって与えられ、マイ
コンは上記出力信号を受け、必要データをメモリに確保
したのち、ホールド状態となる。
ストップモード及びホールドモード等への移行は一般
的に外部信号により起動され、プログラムにより必要デ
ータを確保したのち、上記状態に入り、このモードの解
除は、直接マイコン端子へ外部より信号を与えることに
より行なわれる。
的に外部信号により起動され、プログラムにより必要デ
ータを確保したのち、上記状態に入り、このモードの解
除は、直接マイコン端子へ外部より信号を与えることに
より行なわれる。
ブロックIIIは、カメラの測光,測距を行なう各機構
のための制御回路(図示せず)、及び電圧検出回路が含
まれており、本例における該ブロックIIIへの電源供給
が、第1図に示されるトランジスタ6を介してブロック
IIにより制御されて与えられることは既に述べた。
のための制御回路(図示せず)、及び電圧検出回路が含
まれており、本例における該ブロックIIIへの電源供給
が、第1図に示されるトランジスタ6を介してブロック
IIにより制御されて与えられることは既に述べた。
第4図は本例の上記ブロックIII中に設けられている
電圧検出回路の構成を示したものであり、この図におい
て、28はコンデンサ8の電圧レベルが一定値を越えてい
るか否かを検出・判定するためのコンパレータを示し、
その入力の一端は基準電圧27に接続されていると共に、
他端はコンデンサ8の電圧が抵抗25,26により分圧され
たレベルを検出するようになっている。また第4図中の
端子c′は、第3図において示したブロックIの端子c
に接続されていて、コンパレータ30により、ブロックI
である閃光装置の充電完了信号を検出するために用いら
れる。
電圧検出回路の構成を示したものであり、この図におい
て、28はコンデンサ8の電圧レベルが一定値を越えてい
るか否かを検出・判定するためのコンパレータを示し、
その入力の一端は基準電圧27に接続されていると共に、
他端はコンデンサ8の電圧が抵抗25,26により分圧され
たレベルを検出するようになっている。また第4図中の
端子c′は、第3図において示したブロックIの端子c
に接続されていて、コンパレータ30により、ブロックI
である閃光装置の充電完了信号を検出するために用いら
れる。
なお上記抵抗25,26及び上記基準電圧27の関係は、ブ
ロックのII内蔵マイコンの通常動作のために必要な最低
動作電圧値(以下VDDという)以上となるように設定さ
れている。したがって、閃光装置のメインコンデンサ22
への充電のために降下した電池電源の電圧が、充電の進
行に伴なって漸次回復し、上記設定電圧値以上となれ
ば、コンパレータ28はこれを検出してブロックIIのマイ
コンに対してホールドモード解除信号を出力し、端子e
を介して該解除信号をブロックIIのメイン制御回路に与
えることができる。
ロックのII内蔵マイコンの通常動作のために必要な最低
動作電圧値(以下VDDという)以上となるように設定さ
れている。したがって、閃光装置のメインコンデンサ22
への充電のために降下した電池電源の電圧が、充電の進
行に伴なって漸次回復し、上記設定電圧値以上となれ
ば、コンパレータ28はこれを検出してブロックIIのマイ
コンに対してホールドモード解除信号を出力し、端子e
を介して該解除信号をブロックIIのメイン制御回路に与
えることができる。
これ以後上記マイコンは、上記信号を受けることによ
りホールドモードが解除されるため、通常動作状態とな
り、閃光装置の充電完了信号を受け入れるためのスタン
バイ状態となる。
りホールドモードが解除されるため、通常動作状態とな
り、閃光装置の充電完了信号を受け入れるためのスタン
バイ状態となる。
閃光装置の充電完了信号が抵抗29に発生すると、コン
パレータ30がこれを検出して反転し、端子fを介してブ
ロックIIのマイコンに充電完了状態の信号を与える。
パレータ30がこれを検出して反転し、端子fを介してブ
ロックIIのマイコンに充電完了状態の信号を与える。
該充電完了信号が与えられた上記マイコンは、第3図
に示した端子aに「Hi」レベル信号を与え、かつ端子b
を開放して上述の如く閃光装置の発振を停止させる。発
振停止後端子aは開放され、この状態では端子bも開放
されているため発振は行なわれない。
に示した端子aに「Hi」レベル信号を与え、かつ端子b
を開放して上述の如く閃光装置の発振を停止させる。発
振停止後端子aは開放され、この状態では端子bも開放
されているため発振は行なわれない。
次に、以上のように構成された第1図回路の作動に伴
なう各電源、すなわち電源電池1,ブロックIIの電源であ
るVDD電圧,ブロックIIIの電源であるVCCの電圧波形を
第2図に基づき説明する。
なう各電源、すなわち電源電池1,ブロックIIの電源であ
るVDD電圧,ブロックIIIの電源であるVCCの電圧波形を
第2図に基づき説明する。
カメラの撮影に際し、閃光装置の使用が必要とされる
場合には、まず、時点t0において閃光装置のDC−DCコン
バータ18が作動する。このため電源電池1の電圧は急激
に降下する。この際、電源電池1の電圧は、上記の如く
閃光装置のDC−DCコンバータ18が作動しているために、
発振トランジスタのオン−オフに同期してリプルが発生
している(第2図(a)参照)。
場合には、まず、時点t0において閃光装置のDC−DCコン
バータ18が作動する。このため電源電池1の電圧は急激
に降下する。この際、電源電池1の電圧は、上記の如く
閃光装置のDC−DCコンバータ18が作動しているために、
発振トランジスタのオン−オフに同期してリプルが発生
している(第2図(a)参照)。
閃光装置のメインコンデンサ22の充電に伴なう電源電
池1の電圧降下により、ブロックII及びブロックIIIの
電源電圧も低下し、それ以後、ブロックIIの電源電圧V
DDは、バックアップ用コンデンサ4によって、マイコン
の充電開始信号の発生以後の処理及びホールド状態への
移行処理の実行時間中バックアップされる。
池1の電圧降下により、ブロックII及びブロックIIIの
電源電圧も低下し、それ以後、ブロックIIの電源電圧V
DDは、バックアップ用コンデンサ4によって、マイコン
の充電開始信号の発生以後の処理及びホールド状態への
移行処理の実行時間中バックアップされる。
時点t1にて電池電圧の低下が検出されると、時点t2に
至る迄の期間、マイコンのホールド状態への移行処理が
行なわれ、時点t2にてホールド状態となる。
至る迄の期間、マイコンのホールド状態への移行処理が
行なわれ、時点t2にてホールド状態となる。
時点t2においてホールド状態になると、上記バックア
ップ能力は増加する。さらに電源電池1の電圧は、メイ
ンコンデンサ22の充電進行に伴なってリプル分を含みな
がら漸次上昇するが、このリプル分はダイオード3によ
り平滑され、コンデンサ4の電圧VDDが上昇する。
ップ能力は増加する。さらに電源電池1の電圧は、メイ
ンコンデンサ22の充電進行に伴なってリプル分を含みな
がら漸次上昇するが、このリプル分はダイオード3によ
り平滑され、コンデンサ4の電圧VDDが上昇する。
ブロックIIIの電源電圧VCCは、チョークコイル及びコ
ンデンサ8により構成されたフィルタ回路によりリプル
分が除去され、大略リプル部を含まない電位にて暫時上
昇する(第2図(c)参照)。そして該VCCの電圧が所
定の検出レベルに達すると、上述の如くブロックIIのマ
イコンへのホールド解除信号が出力され、これによって
該マイコンはホールド状態を脱して閃光装置の充電完了
信号を受け入れ可能なスタンバイ状態となる。
ンデンサ8により構成されたフィルタ回路によりリプル
分が除去され、大略リプル部を含まない電位にて暫時上
昇する(第2図(c)参照)。そして該VCCの電圧が所
定の検出レベルに達すると、上述の如くブロックIIのマ
イコンへのホールド解除信号が出力され、これによって
該マイコンはホールド状態を脱して閃光装置の充電完了
信号を受け入れ可能なスタンバイ状態となる。
閃光装置の充電の進行により、充電が完了して上述し
た充電完了信号がブロックIIのマイコンに入力される
と、該マイコンは閃光装置の発振を停止させ、閃光装置
の充電の期間の最低動作電圧を確保することが可能とな
る。
た充電完了信号がブロックIIのマイコンに入力される
と、該マイコンは閃光装置の発振を停止させ、閃光装置
の充電の期間の最低動作電圧を確保することが可能とな
る。
以上のような構成の電源装置によれば、閃光装置の充
電完了とは独立して制御回路のモード切換(通常モード
ホールドモード)を与えることができ、電源電池の消
耗状態による不具合を招かない利点がある。
電完了とは独立して制御回路のモード切換(通常モード
ホールドモード)を与えることができ、電源電池の消
耗状態による不具合を招かない利点がある。
なお、本発明は以上の実施例に限定されるものではな
い。例えばフィルター回路としてチョークコイル7を有
する第4図に示したブロックIIIの電圧検出回路に換え
て、第5図に示すようにコンパレータ28の検出端子にコ
ンデンサ31を接続した構成のものを用いることも勿論可
能である。
い。例えばフィルター回路としてチョークコイル7を有
する第4図に示したブロックIIIの電圧検出回路に換え
て、第5図に示すようにコンパレータ28の検出端子にコ
ンデンサ31を接続した構成のものを用いることも勿論可
能である。
また低消費モードに移行した場合、電圧検出回路の作
動は電源電池の急激な降下が起った後所定時間の遅れを
もつように構成することが実用上好ましい。電源電池が
降下してゆく途中での検出誤動作を防止することができ
るからである。
動は電源電池の急激な降下が起った後所定時間の遅れを
もつように構成することが実用上好ましい。電源電池が
降下してゆく途中での検出誤動作を防止することができ
るからである。
更にまた、メイン制御回路をホールド状態に移行させ
る方式を、閃光装置の発振開始信号の発生により行なわ
せる場合の他、上記ホールド状態解除時点検出用の電圧
検出回路と同様に、電圧検出回路を用いて検出した信号
をホールド状態移行に利用させるようにすることも可能
である。
る方式を、閃光装置の発振開始信号の発生により行なわ
せる場合の他、上記ホールド状態解除時点検出用の電圧
検出回路と同様に、電圧検出回路を用いて検出した信号
をホールド状態移行に利用させるようにすることも可能
である。
第6図及び第7図に他の実施例をフロチャートで示
す。
す。
第一図に示した電源スイッチ2を閉成することによ
り、カメラ制御回路等各ブロックに電源が投入される。
カメラ制御部内のマイコンは、データを初期化し、レリ
ーズボタンの半押し状態を待つスタンバイモードとな
る。シャッターボタンの第1ストロークで制御回路は電
池の状態を確認しカメラのシーケンスを作動可能か否か
を判断し、可能と判断することにより、BSNGラッチをリ
セットする。不可の場合BSNGラッチはデータ1が格納さ
れる。第6図に示すフローチャートはその後記号#1よ
りスタートする。電池能力がシーケンスを作動するに足
りない場合、前記のとおりBSNGラッチは“1"であり、BS
NGのルーチンに入り一定時間停止後、初期状態に戻る。
BSNGラッチが0の場合、まず測距回路により距離を測定
する。次にフィルムのDXコード又は手動設定されたフィ
ルムの感度データを読み取る。次に測光回路により被写
体の輝度を測定する。これらのデータは撮影のための演
算形式に従いデータ変換され、測距情報及びフィルム感
度か加味された測光データがメモリーに格納される。次
にストロボのモード例えばマニュアルオンスイッチなど
で強制的にストロボが使用されるモードが判別された場
合に分岐する。また強制的なストロボ使用モードでない
場合は前記の測光データを確認し被写体輝度が低い場合
同様に分岐する。強制ストロボモード又は低輝度の場
合、FAラッチには“1"が格納され、フラッシュ・オート
モードであることを記憶する。次にタイマー1をスター
トさせる。タイマー1はすでにストロボが充電されてい
る場合、マイコンをホールドモードにしないためのゲー
ド時間を作っている。ストロボが充電を開始すると電池
電圧は、急激に低下するがすでに充電されている場合
や、残留電圧が高い場合には、電池電圧は、極端な低下
をしないため、マイコンはホールド状態に入る必要がな
い。ストロボ発振開始時点から数msec経過した時点で電
池電圧は最低電位となるため十数msec〜数百msec程度の
タイマーを構成し、このタイマーの作動期間に電圧検出
回路の信号は発生しない場合では、ホールドモードに移
行しないようにしている。タイマー1の作動を開始し、
CGENDラッチに“0"を入力する。これは、“1"の場合充
電完了状態、“0"の場合充電中であることを示すラッチ
である。チャージエンドラッチ(CGENDL)がリセットさ
れると、ストロボの発振状態を設定する。これは、第3
図に示す端子a及びbを設定するルーチンでa端子を開
放又はロウレベルとし、b端子をグランドに図示しない
スイッチング素子により、短絡させることにより設定さ
れ、この動作でストロボは発振を開始する。次に電圧検
出回路により、電池電圧が所定電圧以下に低下するとホ
ールド端子(HOLD)に“1"がセットされプログラムは分
岐する。ホールド端子に“1"がセットされるとホールド
モードのルーチンに入り、必要データをメモリに格納し
たのち、ホールド状態に入る。この状態でプログラムは
一時進行が停止する。ストロボの充電が行なわれ、マイ
コンの複数可能な所定の電圧にまで、電池電圧が復帰す
ると、電圧検出回路によりホールド解除信号が与えら
れ、マイコンは復帰し、停止していたプログラムは進行
する。ホールド端子にストロボの発振以後所定時間の
間、ホールド信号のない場には、タイマー1がカウント
アップするかタイマーの作動中に充電完了信号が与えら
れるかで分岐し、前者の場合#5へ、後者の場合、スト
ロボ充電制御端子a及びbが充電停止状態に設定され
る。この場合a端子にはハイレベルの信号が与えられ、
b端子は開放される。またタイマー1を停止し、充電完
了表示を行なったのち、充電完了を記憶するためエンド
ラッチ(CGENDL)に“1"を入力し、#5へ進行する。第
7図にその後の進行を示すフローチャートを示してい
る。このプログラムは特にストロボ充電が進行し前記の
ようにマイコンが復帰したのち、ストロボの充電時間が
長くかかる場合電池の消耗を表示させる手段を示してい
る。#5より、プログラムを進行させるとタイマー1の
作動中に充電が完了した場合と、タイマー1がカウント
アップしたのち、ホールド状態に移行しなかった状態及
びホールドから復帰した場合とで分岐する。前者チャー
ジエンドラッチ(CGENDL)が“1"となっており、#3へ
プロブラムは進行するが後者の場合は、所定時間経過し
てもストロボの充電完了がない場合と、さらに所定時間
内に充電完了する場合とで、分岐が異なる。所定時間を
ここでは10秒と設定しているが、この時間は任意に設定
出来る。マイコンが復帰し、10秒以内に充電完了となっ
た場合マイコンはストロボの充電完了のための端子処理
を前記と同様に行なった後に充電完了表示を行ない、チ
ャージエンドラッチを“1"として、充電完了状態を記憶
する。また10秒経過してもチャージアップ信号は発生し
ない場合には、電池の消耗を示す表示を行なったのち、
前記と同様充電完了処理を行ない#3に進行する。#3
は第6図に示すフローに戻り測距データ等に基づく鏡筒
駆動データを演算し、また調整データを読み込み、シャ
ッターの第2ストロークを待つルーチン#4へと進行す
る。尚#6は、充電途中でシャッターボタンの第1スト
ロークが解除された場合のルーチンで図示しないストロ
ボ充電ルーチンを介して、シャッターボタンの第1スト
ロークを受け入れるスタンバイモードに戻るルーチンで
ある。以上のようにマイコンの通常動作状態への復帰時
点の検出を閃光装置の充電完了時点の検出とがいずれも
電池電源の電圧レベルに依存していて、かつこれらの両
者時点の時間間隔は、使用している電池の消耗状態に略
比例的に依存していることから、前記タイマーの時間を
予め設定することにより、電池電源の消耗状態を検出及
び警告することも可能となる。
り、カメラ制御回路等各ブロックに電源が投入される。
カメラ制御部内のマイコンは、データを初期化し、レリ
ーズボタンの半押し状態を待つスタンバイモードとな
る。シャッターボタンの第1ストロークで制御回路は電
池の状態を確認しカメラのシーケンスを作動可能か否か
を判断し、可能と判断することにより、BSNGラッチをリ
セットする。不可の場合BSNGラッチはデータ1が格納さ
れる。第6図に示すフローチャートはその後記号#1よ
りスタートする。電池能力がシーケンスを作動するに足
りない場合、前記のとおりBSNGラッチは“1"であり、BS
NGのルーチンに入り一定時間停止後、初期状態に戻る。
BSNGラッチが0の場合、まず測距回路により距離を測定
する。次にフィルムのDXコード又は手動設定されたフィ
ルムの感度データを読み取る。次に測光回路により被写
体の輝度を測定する。これらのデータは撮影のための演
算形式に従いデータ変換され、測距情報及びフィルム感
度か加味された測光データがメモリーに格納される。次
にストロボのモード例えばマニュアルオンスイッチなど
で強制的にストロボが使用されるモードが判別された場
合に分岐する。また強制的なストロボ使用モードでない
場合は前記の測光データを確認し被写体輝度が低い場合
同様に分岐する。強制ストロボモード又は低輝度の場
合、FAラッチには“1"が格納され、フラッシュ・オート
モードであることを記憶する。次にタイマー1をスター
トさせる。タイマー1はすでにストロボが充電されてい
る場合、マイコンをホールドモードにしないためのゲー
ド時間を作っている。ストロボが充電を開始すると電池
電圧は、急激に低下するがすでに充電されている場合
や、残留電圧が高い場合には、電池電圧は、極端な低下
をしないため、マイコンはホールド状態に入る必要がな
い。ストロボ発振開始時点から数msec経過した時点で電
池電圧は最低電位となるため十数msec〜数百msec程度の
タイマーを構成し、このタイマーの作動期間に電圧検出
回路の信号は発生しない場合では、ホールドモードに移
行しないようにしている。タイマー1の作動を開始し、
CGENDラッチに“0"を入力する。これは、“1"の場合充
電完了状態、“0"の場合充電中であることを示すラッチ
である。チャージエンドラッチ(CGENDL)がリセットさ
れると、ストロボの発振状態を設定する。これは、第3
図に示す端子a及びbを設定するルーチンでa端子を開
放又はロウレベルとし、b端子をグランドに図示しない
スイッチング素子により、短絡させることにより設定さ
れ、この動作でストロボは発振を開始する。次に電圧検
出回路により、電池電圧が所定電圧以下に低下するとホ
ールド端子(HOLD)に“1"がセットされプログラムは分
岐する。ホールド端子に“1"がセットされるとホールド
モードのルーチンに入り、必要データをメモリに格納し
たのち、ホールド状態に入る。この状態でプログラムは
一時進行が停止する。ストロボの充電が行なわれ、マイ
コンの複数可能な所定の電圧にまで、電池電圧が復帰す
ると、電圧検出回路によりホールド解除信号が与えら
れ、マイコンは復帰し、停止していたプログラムは進行
する。ホールド端子にストロボの発振以後所定時間の
間、ホールド信号のない場には、タイマー1がカウント
アップするかタイマーの作動中に充電完了信号が与えら
れるかで分岐し、前者の場合#5へ、後者の場合、スト
ロボ充電制御端子a及びbが充電停止状態に設定され
る。この場合a端子にはハイレベルの信号が与えられ、
b端子は開放される。またタイマー1を停止し、充電完
了表示を行なったのち、充電完了を記憶するためエンド
ラッチ(CGENDL)に“1"を入力し、#5へ進行する。第
7図にその後の進行を示すフローチャートを示してい
る。このプログラムは特にストロボ充電が進行し前記の
ようにマイコンが復帰したのち、ストロボの充電時間が
長くかかる場合電池の消耗を表示させる手段を示してい
る。#5より、プログラムを進行させるとタイマー1の
作動中に充電が完了した場合と、タイマー1がカウント
アップしたのち、ホールド状態に移行しなかった状態及
びホールドから復帰した場合とで分岐する。前者チャー
ジエンドラッチ(CGENDL)が“1"となっており、#3へ
プロブラムは進行するが後者の場合は、所定時間経過し
てもストロボの充電完了がない場合と、さらに所定時間
内に充電完了する場合とで、分岐が異なる。所定時間を
ここでは10秒と設定しているが、この時間は任意に設定
出来る。マイコンが復帰し、10秒以内に充電完了となっ
た場合マイコンはストロボの充電完了のための端子処理
を前記と同様に行なった後に充電完了表示を行ない、チ
ャージエンドラッチを“1"として、充電完了状態を記憶
する。また10秒経過してもチャージアップ信号は発生し
ない場合には、電池の消耗を示す表示を行なったのち、
前記と同様充電完了処理を行ない#3に進行する。#3
は第6図に示すフローに戻り測距データ等に基づく鏡筒
駆動データを演算し、また調整データを読み込み、シャ
ッターの第2ストロークを待つルーチン#4へと進行す
る。尚#6は、充電途中でシャッターボタンの第1スト
ロークが解除された場合のルーチンで図示しないストロ
ボ充電ルーチンを介して、シャッターボタンの第1スト
ロークを受け入れるスタンバイモードに戻るルーチンで
ある。以上のようにマイコンの通常動作状態への復帰時
点の検出を閃光装置の充電完了時点の検出とがいずれも
電池電源の電圧レベルに依存していて、かつこれらの両
者時点の時間間隔は、使用している電池の消耗状態に略
比例的に依存していることから、前記タイマーの時間を
予め設定することにより、電池電源の消耗状態を検出及
び警告することも可能となる。
(発明の効果) 以上のように、本発明では、負荷回路への電力供給に
よって電源電圧が所定レベルより低下したときには、コ
ンピュータ手段にて処理されているデータを記憶すると
ともに、コンピュータ手段をこの記憶を保持できる程度
の低電力消費状態となるホールドモードに移行させるよ
うにしている。
よって電源電圧が所定レベルより低下したときには、コ
ンピュータ手段にて処理されているデータを記憶すると
ともに、コンピュータ手段をこの記憶を保持できる程度
の低電力消費状態となるホールドモードに移行させるよ
うにしている。
このため、本発明を用いれば、上記のように電源電圧
が低下した状態となってもカメラの制御に必要なデータ
を消滅させたり負荷回路の正常作動を損なったりするこ
となく、大容量のバックアップ用コンデンサを不要とす
ることができる。
が低下した状態となってもカメラの制御に必要なデータ
を消滅させたり負荷回路の正常作動を損なったりするこ
となく、大容量のバックアップ用コンデンサを不要とす
ることができる。
図面第1図は本発明よりなる写真用閃光装置を備えたカ
メラの一実施例における電源供給系を説明するための
図、第2図(a),(b),(c)は本実施例における
各部の電圧波形を示した図、第3図は本実施例における
閃光装置の回路構成を示した図、第4図は本実施例にお
ける電圧検出回路の構成を示した図、第5図は本実施例
における電圧検出回路の他の構成例を示した図である。
第6図及び第7図は他の実施例のフローチャートを示し
た図である。 1:電池、2:電源スイッチ 3:ダイオード(整流用素子) 4:バックアップコンデンサ 5:抵抗、6:トランジスタ 7:チョークコイル、8:コンデンサ 9,10,13,16,17,20,24,25,26,29:抵抗 11,14,15:トランジタ 12,27,31:コンデンサ 18:発振回路、19:ダイオード 21:ツェナーダイオード 22:メインコンデンサ 23:放電管、28,30:コンパレータ
メラの一実施例における電源供給系を説明するための
図、第2図(a),(b),(c)は本実施例における
各部の電圧波形を示した図、第3図は本実施例における
閃光装置の回路構成を示した図、第4図は本実施例にお
ける電圧検出回路の構成を示した図、第5図は本実施例
における電圧検出回路の他の構成例を示した図である。
第6図及び第7図は他の実施例のフローチャートを示し
た図である。 1:電池、2:電源スイッチ 3:ダイオード(整流用素子) 4:バックアップコンデンサ 5:抵抗、6:トランジスタ 7:チョークコイル、8:コンデンサ 9,10,13,16,17,20,24,25,26,29:抵抗 11,14,15:トランジタ 12,27,31:コンデンサ 18:発振回路、19:ダイオード 21:ツェナーダイオード 22:メインコンデンサ 23:放電管、28,30:コンパレータ
Claims (1)
- 【請求項1】カメラの負荷回路へ電力を供給する電源手
段にて電力が供給され、前記負荷回路を制御するコンピ
ュータ手段を有するカメラのための制御装置において、 前記電源手段の電圧が所定レベルより低下した際に、前
記コンピュータ手段にて処理されているデータをメモリ
手段に格納した後に前記コンピュータ手段を通常作動状
態からホールドモードへ移行させるホールド処理を行わ
せ、前記コンピュータ手段を低消費にて保持させたこと
を特徴とするカメラのための制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62172627A JP2562146B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | カメラのための制御装置 |
US07/556,862 US5053804A (en) | 1987-07-10 | 1990-07-24 | Camera having computer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62172627A JP2562146B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | カメラのための制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6417032A JPS6417032A (en) | 1989-01-20 |
JP2562146B2 true JP2562146B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=15945384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62172627A Expired - Lifetime JP2562146B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | カメラのための制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562146B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000025207A (ko) * | 1998-10-09 | 2000-05-06 | 구자홍 | 직류전원장치의 전원 안정화 회로 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948739A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | マイクロコンピユ−タを使用したカメラ |
JPS59149334A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 自動カメラ |
JPS6061731A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-09 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カメラのデ−タ記憶装置 |
JPS6396642A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-27 | Minolta Camera Co Ltd | E↑2prom内蔵カメラ |
JPS63231429A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-27 | Seikosha Co Ltd | カメラ用電源回路 |
-
1987
- 1987-07-10 JP JP62172627A patent/JP2562146B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948739A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | マイクロコンピユ−タを使用したカメラ |
JPS59149334A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 自動カメラ |
JPS6061731A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-09 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カメラのデ−タ記憶装置 |
JPS6396642A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-27 | Minolta Camera Co Ltd | E↑2prom内蔵カメラ |
JPS63231429A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-27 | Seikosha Co Ltd | カメラ用電源回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6417032A (en) | 1989-01-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 11 |