JPH086119A - カメラの閃光撮影システム - Google Patents

カメラの閃光撮影システム

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JPH086119A
JPH086119A JP6133265A JP13326594A JPH086119A JP H086119 A JPH086119 A JP H086119A JP 6133265 A JP6133265 A JP 6133265A JP 13326594 A JP13326594 A JP 13326594A JP H086119 A JPH086119 A JP H086119A
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JP
Japan
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voltage
flash
data
main capacitor
camera
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JP6133265A
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English (en)
Inventor
Junya Masaki
正木淳也
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH086119A publication Critical patent/JPH086119A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/30Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp
    • H05B41/32Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation
    • H05B41/325Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation by measuring the incident light

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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の閃光撮影システムでは、主コンデンサ
毎に静電容量にばらつきがあるため、個々の閃光装置毎
にガイドナンバーが異なり、従って同一機種のカメラを
用いて同一撮影条件で閃光撮影してもカメラ毎に露出条
件の異なる写真が撮影されてしまうという欠点があっ
た。本発明は改善された閃光撮影システムを提供する。 【構成】 本発明の閃光撮影システムでは、個々の閃光
装置のガイドナンバーと主コンデンサの充電電圧との対
応関係データを記憶装置41に予め書き込んでおき、電
圧検出回路5で検出した主コンデンサ6の電圧のA/D
変換値を該データと比較し、主コンデンサ6の電圧が該
データに適合しない時には該データに適合する電圧まで
昇圧充電制御回路3により主コンデンサ6を充電するよ
うにしたので主コンデンサの静電容量が異なっていても
同じガイドナンバーの閃光装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの閃光撮影システ
ムに関し、更に詳細には、閃光撮影時のガイドナンバー
に対応して閃光装置の主コンデンサの充電電圧が自動的
に制御されるように構成された閃光撮影システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の閃光撮影システムでは、閃光装置
の発光管に接続された主コンデンサの充電電圧を一定レ
ベルにおいてのみ検出し、その検出値が該レベルに達し
ていない時には該主コンデンサの電圧が該レベルに達す
るように充電させるように構成されていた。
【0003】一方、前記閃光撮影システムを搭載してい
る最近のレンズシャッターカメラにおいては、閃光撮影
時に撮影光学系の絞り補正範囲内であれば個々のカメラ
の閃光装置のガイドナンバーに応じて絞り補正を自動的
に行なうように構成されているものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の公知のカメラ及
び閃光撮影システムには次のような欠点があった。
【0005】閃光装置の主コンデンサは製造上の許容
公差により個々のコンデンサ毎に静電容量にばらつきが
あり、そのため、個々の閃光装置毎にガイドナンバーが
静電容量比の平方根に比例してばらついている。従っ
て、個々の閃光装置はそれを搭載するカメラが同一機種
であっても各カメラ毎に閃光のガイドナンバーが主コン
デンサの静電容量比の平方根に比例する値だけ異なって
いる。しかしながら、前記公知のレンズシャッターカメ
ラにおいては、閃光撮影時に測光対象の輝度が撮影光学
系の絞り補正範囲外である場合には、撮影光学系のF値
と閃光装置のガイドナンバーとによって(絞り補正が行
なわれずに)露出決定が行なわれてしまうので、同じ撮
影条件で撮影しても個々のカメラ毎に照明状態がばらつ
いてしまう。
【0006】閃光装置の主コンデンサは周囲温度の変
化により静電容量が変化するので閃光装置のガイドナン
バーも変化し、これにより前記の原因に加えて個々の
カメラの閃光撮影性能を更にばらつかせる結果となって
いる。
【0007】本発明の目的は、前記欠点を有しない、改
善された閃光撮影システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の従来の閃光撮影シ
ステムにおける欠点を除去するためには、閃光撮影直前
の主コンデンサの充電状態を一定レベルのみでなく一定
範囲で細かく検出する一方、個々の閃光装置のガイドナ
ンバーと主コンデンサの充電電圧との対応関係データを
予め記憶しておき、閃光撮影直前の主コンデンサの充電
電圧が該データに適合しない場合には主コンデンサの充
電電圧を該データに適合する電圧まで充電することが望
ましい。
【0009】また、周囲温度により主コンデンサの静電
容量が変動してしまうことに対しては、カメラもしくは
閃光装置に温度検出手段を設け、該温度検出手段の出力
に応じて主コンデンサの充電電圧を変化させればよい。
【0010】本発明は上記の如き発想に基づいて構成さ
れたものであり、本発明による閃光撮影システムでは、
主コンデンサの電圧レベルと閃光装置のガイドナンバー
との対応関係データが予め書き込まれているEEPRO
M(データ書き込み及び消去可能なメモリー。以下E2
PROMと略す。)等から成る記憶手段と、主コンデン
サの電圧検出値を所定のレベル範囲内で従来よりも細か
く検出するためのA/D変換手段と、該A/D変換手段
の出力と該記憶手段の格納データとを比較する比較手段
と、該比較手段により閃光撮影直前の主コンデンサの電
圧検出値が該データに適合しないことが判定された時に
は主コンデンサの電圧を該データに適合するように充電
させる充電制御手段と、を有していることを特徴とす
る。すなわち、本発明の閃光撮影システムは、閃光撮影
直前の主コンデンサの充電電圧が閃光装置のガイドナン
バーに適合した電圧に自動的に充電されるように構成さ
れているので、該閃光撮影システムを搭載しているカメ
ラでは、機種が同じカメラの場合、撮影条件が同一であ
れば全く同じ露出条件で撮影することができることにな
る。
【0011】
【実施例】以下に図を参照しつつ本発明の実施例につい
て説明する。
【0012】〈実施例1〉図1を参照して本発明の第一
実施例の閃光撮影システムの概略構成を示す。
【0013】図1において、二点鎖線で囲まれるととも
に符号500で表示されている回路は閃光装置(カメラ
に外付けされる外部閃光装置もしくはカメラに内蔵され
る内蔵閃光装置)の発光制御を行なうための閃光回路で
あり、一点鎖線で囲まれるとともに符号400で表示さ
れているのはカメラから取り外し可能なリモコン(リモ
ートコントロール装置)装置である。
【0014】1はカメラボディ内に格納された電池、2
はカメラボディに設けられた公知の電源スイッチ、3は
後述のメインコンデンサに充電を行なうための昇圧充電
制御回路、4は整流用ダイオード、5はメインコンデン
サの充電電圧を検出するための電圧検出回路、6は発光
管14(キセノン放電管)に発光エネルギーを供給する
ためのメインコンデンサ、9は発光管14をトリガする
ためのトリガ用サイリスタ、15は発光管14の発光を
停止させるための発光停止用サイリスタ、である。
【0015】昇圧充電制御回路3は、6ボルト乃至12
ボルトの電池1の出力電圧を最大で約300ボルトまで
昇圧してメインコンデンサ6に充電するための回路であ
り、昇圧用変圧器36と、該変圧器36の一次側への電
流を制御する制御手段と、を有しており、該制御手段は
該変圧器36の一次側への電流制御用のPNP型パワー
トランジスタ31と、該トランジスタ31を制御するた
めの制御用NPN型トランジスタ32と、を有してい
る。
【0016】変圧器36は、一端をトランジスタ31の
コレクタに接続された一次巻線36aと、一次巻線36
aとは逆向きに巻かれて一次側に設けられるとともに二
次巻線36c及び後述のコンデンサ39の一方の極とト
ランジスタ32のエミッタとの間に接続された帰還巻線
36bと、を有しており、帰還巻線36bの他方の端子
は抵抗37とコンデンサ38の並列回路を介して接地線
に接続されている。また、二次巻線36cと並列に接続
されたコンデンサ39の一方の極は該二次巻線とともに
整流用ダイオード4のアノードに接続され、該コンデン
サ39の他方の極は帰還巻線36bの一端側に接続され
ている。すなわち二次巻線側の端子電圧が帰還巻線36
bにフィードバックされ、一次巻線36aの起磁力を変
化させるようになっている。
【0017】また、コンデンサ39の端子電圧はトラン
ジスタ32のエミッタにもフィードバックされ、該エミ
ッタの電圧を変化させるようになっている。トランジス
タ32のベースとエミッタとの間に接続された抵抗33
は変圧器36の出力電圧により増減するエミッタ電圧と
ベース電圧(すなわち後述のマイクロコンピュータから
入力される制御信号)との差に基づいた電圧降下をベー
スとエミッタ間に生じさせ、トランジスタ32のベース
駆動電圧が変化される。34はトランジスタ32のエミ
ッタ電圧を接地電位よりも低く保持するための逆流防止
ダイオード、35は後述のマイクロコンピュータ(以下
にはマイコンと略記する)からトランジスタ32のベー
スに印加される制御信号に帰還信号が混入することを防
止するためのダイオード、である。なお、38は直流阻
止用コンデンサ、37は直流バイアス用抵抗、である。
【0018】メインコンデンサ6の電圧を検出するため
の電圧検出回路5は公知の回路であり、整流用ダイオー
ド4のカソードと接地線との間に接続された直流阻止用
コンデンサ51と、該コンデンサ51及びメインコンデ
ンサ6に対して並列に接続された分圧回路(デバイダ
ー)から成っており、該分圧回路を構成する二つの直列
抵抗52と53との間の点の電圧が後述のマイコンに取
込まれるようになっている。54は出力信号に雑音が入
らないようにするためのフィルター用コンデンサであ
る。
【0019】19はメインコンデンサ6に充電された電
荷が電源側へ逆流しないようにするための逆流防止ダイ
オードである。7は発光管14のトリガ用コンデンサ8
の電位及びコンデンサ26の電位並びにサイリスタ9の
アノード電位を決定する抵抗、13は発光管14に高圧
トリガパルスを印加するための高圧パルストランス、8
は該パルストランス13にトリガパルスを生じさせるた
めのトリガパルス用コンデンサ、である。28は発光管
14のカソードと接地線との間に接続されたダイオード
で、該ダイオード28のアノードとサイリスタ9のアノ
ードとの間にはコンデンサ26と抵抗27とから成る倍
圧回路が接続されている。この倍圧回路はサイリスタ9
のオン時にダイオード28のアノードに大きな負パルス
トリガを与えることにより発光管14に大電流を流す役
割をする。
【0020】12及び18は後述のマイコンからサイリ
スタ9及び15の各々のゲートに印加されるゲートトリ
ガパルスの電圧を定める限流抵抗、コンデンサ11及び
16と抵抗10及び17は各サイリスタのゲートトリガ
信号に雑音が混入することを防止するための雑音混入防
止手段である。
【0021】以上が閃光回路500の概要である。な
お、該回路の構成要素は必ずしも閃光装置内に設けられ
ているものではなく、後述のカメラボディ側にも搭載さ
れている場合もある。次に、カメラボディ及びレンズ鏡
筒(一眼レフカメラの場合)に設けられている回路の概
要について説明する。
【0022】20はカメラボディに搭載されているマイ
コンであり、マイコン20は入出力制御部(I/Oコン
トロール)202、A/Dコンバータ203、マルチプ
レクサ204、及びこれらを制御するマイクロプロセッ
サ(CPU)201を有しており、定電圧回路24の出
力電圧Vcc(5ボルト)により駆動されている。
【0023】I/Oコントロール202には閃光回路5
00の各種の入出力端子が接続されるとともに後述の各
種の回路の入出力端子が接続され、それらの回路の制御
のための制御信号がマイコン20のI/Oコントロール
202から発生され、該回路の出力信号がI/Oコント
ロール202に取り込まれる。A/Dコンバータ203
はI/Oコントロール202に取込まれたアナログ信号
をデジタル信号に変換してCPU201に供給し、マル
チプレクサ204は各種信号の選択及び比較等を行な
う。
【0024】定電圧回路24は電池1からエネルギー供
給を受けて5ボルトの出力電圧を発生するDC−DCコ
ンバータ等から成る公知の装置で、マイコン20のみな
らず、他のすべての弱電回路に電力を供給している。
【0025】23はカメラボディに搭載された不図示の
測光装置を制御する測光回路、25はカメラの各種スイ
ッチ(たとえばレリーズボタンの操作に連動するスイッ
チSW1及びSW2や、その他あらゆるスイッチ)の状
態を検出するスイッチセンス回路、29はカメラボディ
に設けられている表示器を制御する表示回路、21はカ
メラのシャッター装置を制御するシャッター回路、22
はレンズ鏡筒内に設けられている絞り装置を制御するた
めの絞り回路、40はカメラにフィルム装填がされてい
るか否かを検知するフィルム検知回路、42はカメラに
設けられている測距装置を作動させて被撮影対象との距
離を測定するとともに該測距結果に基づいて撮影光学系
の合焦用レンズの移動制御を行なうAF回路、43は測
光装置による測光結果に基づいて撮影光学系の露出を決
定する露出制御(AE)を行なうAE回路、44はリモ
コン400内のリモコン送信回路46から送られてくる
リモコン信号を受信且つ検波してカメラ操作信号をCP
U20に入力させるリモコン受信回路、45はカメラボ
ディに取り付けられた閃光装置もしくはカメラに内蔵さ
れた閃光装置がズーム閃光である場合に該閃光装置のズ
ーミング装置を制御するためのフラッシュズーム回路、
である。
【0026】41はデータ書き込み及び消去可能な読み
出し専用メモリ(E2 PROM)から成る記憶装置で、
該記憶装置41はマイコン20と同じ基板上に設けら
れ、他のマルチプレクサ204やA/Dコンバータ20
3とともにCPU201にデータバスを介して接続され
ている。本発明のカメラでは、この記憶装置41内に個
々の閃光装置のガイドナンバーGNO.とメインコンデ
ンサ6の充電電圧との対応関係データがカメラの工場出
荷前に書き込まれている。
【0027】本実施例の閃光撮影システムでは、充電電
圧検出回路5からマイコン20のI/Oコントロール2
02に取込まれる電圧検出信号が更にA/Dコンバータ
203でデジタル値に変換され、予め記憶装置41に格
納してある前記データ(すなわち、個々の閃光装置のガ
イドナンバーGNO.とメインコンデンサの充電電圧と
の対応関係データ。一定のGNO.になるように1個の
電圧値をメモリーさせておく。この電圧値としては例え
ば実測データが用いられる。)と該電圧検出値との比較
がマルチプレクサ204により行なわれ、その結果、メ
インコンデンサの充電電圧が不足している度合いに応じ
て昇圧充電制御回路3のトランジスタ32に対する昇圧
制御信号が変化されることによってメインコンデンサ6
の充電制御が行なわれる。
【0028】次に、前記構成を有する本実施例の閃光撮
影システムの動作について簡単に説明する。
【0029】カメラ使用者が電源スイッチ2を投入する
と、電池1は定電圧回路24と閃光装置の昇圧充電制御
回路3とに接続され、その結果、定電圧回路24が動作
してマイコン20をはじめとして各種の回路に定電圧V
ccが供給される一方、電池1の正極が該回路3内のト
ランジスタ31のエミッタに接続されて電池1と該回路
3との接続が行なわれる。
【0030】カメラ使用者が撮影を行なうために不図示
のレリーズボタンを第1操作(半押し)すると、スイッ
チSW1がオンとなり、スイッチセンス回路25は該ス
イッチSW1がオンとなったことを表す信号をマイコン
20に入力する。マイコン20は該信号の入力に応じて
AE回路43及びAF回路42に信号を送り、被写体の
測光及び測距を行なわせ、測光結果及び測距結果を取込
んで合焦のためのレンズ駆動量や露出量決定(絞り開口
量及びシャッター開口量)を演算するとともに閃光発光
が必要か否かを決定する。そして、該演算結果に応じて
AF回路42を介して合焦用レンズを駆動させて合焦動
作を行なわせるとともに絞り回路22を介して絞りの開
口量を調整させる。また、閃光発光が必要であると判定
された時には、閃光回路500内の電圧検出回路5の分
圧回路(抵抗52及び53)の電圧検出値を取込んでメ
インコンデンサ6の充電状態を調べる。なお、本発明の
カメラでは、電圧検出回路5からマイコン20に取り込
まれる電圧検出信号はマイコン20内のA/Dコンバー
タ203に入力されてデジタル値に変換された後にマル
チプレクサ204に入力され、マルチプレクサ204に
おいてEEPROM41から呼び出される格納データ
(すなわち、該閃光装置のガイドナンバーとメインコン
デンサ6の充電電圧との対応関係を表すデータ)と該電
圧検出値との比較が行なわれる。その結果、メインコン
デンサ6の電圧が必要電圧に達していないことが判明し
た場合には、マイコン20はメインコンデンサ6を所要
電圧まで充電するために、I/Oコントロール202か
らダイオード35を介してトランジスタ32のベースに
駆動信号を入力させ、トランジスタ32を導通させる。
トランジスタ32がオンになると、該トランジスタのエ
ミッタとコレクタとが導通してコレクタ電圧が下がり、
その結果、PNPトランジスタ31のベース電位が下っ
てトランジスタ31がオンとなり、該トランジスタ31
のエミッタとコレクタとが導通して電池1から電流が変
圧器36の一次巻線36aに流入する。そのため、変圧
器36の二次巻線36cに交流電圧が誘起されるととも
に交流電流が発生し、該電流はコンデンサ39とダイオ
ード4とに流入する。ダイオード4は該交流電流を整流
して半波脈流とし、逆流阻止用ダイオード19を介して
メインコンデンサ6が図示の極性に充電されていく。
【0031】一方、コンデンサ39に流入した交流電流
は帰還巻線36bとコンデンサ38を流れて接地線に流
れ、帰還巻線36bにはコンデンサ39の端子電圧すな
わち該電流の大きさに比例する逆方向起磁力(一次巻線
36aの起磁力とは逆向きの起磁力)が発生するので、
二次巻線36cには一次巻線36aの起磁力と帰還巻線
36bの起磁力との差に比例する誘電電圧が発生するこ
とになる。
【0032】コンデンサ39の端子電圧すなわち帰還巻
線の端子電圧はトランジスタ32のエミッタにも印加さ
れるのでエミッタ電圧が変圧器36の二次側電圧に応じ
て変化され、そのためベースとエミッタとの間に接続さ
れた抵抗33による電圧降下によりベース駆動電圧が変
化し、トランジスタ32の駆動電圧が変圧器36の二次
側出力電圧に応じて制御される。
【0033】このようにしてメインコンデンサ6の充電
が行なわれている間、マイコン20は電圧検出回路5の
出力信号を取り込んで該コンデンサ6の端子電圧の変化
をデジタル値として監視し続け、該コンデンサ6の端子
電圧が所要の値に達した時に充電昇圧回路3のトランジ
スタ32のベースに対する駆動信号の印加を停止する。
【0034】そして、閃光発光が可能になったことを表
示器に表示させるために表示回路29に信号を出力し、
該表示器にそのことを表示させる。
【0035】メインコンデンサ6に対する充電が終了し
た後、不図示のレリーズボタンが全押し状態になるのを
待ち、該ボタンが第2操作状態となり(全押しされて)
該ボタンの全押しに連動するスイッチSW2がオンにな
ると、該スイッチのオンを検知したスイッチセンス回路
25からの入力信号に応じてマイコン20はI/Oコン
トロール202からサイリスタ9のゲートにトリガパル
スを印加してサイリスタ9をオンさせる。サイリスタ9
がオンすると、発光管トリガ用コンデンサ8に蓄積され
ていた電荷がサイリスタ9のアノードを通して放電さ
れ、その結果、高圧パルストランス13の二次側に高圧
パルスが誘起されて発光管14にトリガが印加される。
また、同時に倍圧回路のコンデンサ26の電荷もサイリ
スタ9を通して放電されるため発光管14のカソードに
は大きな負電圧が生じ、発光管14のアノードとカソー
ドとの間には大きな電位差が発生する。そして、パルス
トランス13から印加されたトリガにより発光管14に
放電が始まると、該電位差のために瞬時に大きな放電と
なり、この放電により生じた電流はダイオード28を通
って接地線に流れ、発光管14から生じた光束が被写体
に向けて投射される。そして、これと同時に、マイコン
20からの制御信号によりシャッター回路21を介して
不図示のシャッター装置が駆動されてフィルム面上に所
定秒時の露光が行なわれる。
【0036】なお、閃光装置がズーム閃光装置である場
合には、発光に先立ってマイコン20からの制御信号に
よりフラッシュズーム回路45が駆動されることにより
閃光装置のズーミングが行なわれる。
【0037】シャッター駆動の終了と同時にマイコン2
0のI/Oコントロール202からサイリスタ15のゲ
ートにゲートトリガパルスが印加され、サイリスタ15
がオンとなり、サイリスタ15のアノードからカソード
に流れる電流のため発光管14のアノード電位が低下す
るとともにダイオード28のカソード及びサイリスタ9
のカソードに逆バイアスがかかり、その結果、発光管1
4の放電が停止するとともにサイリスタ9がターンオフ
する。
【0038】次に、図2〜図4を参照して、撮影時にお
けるマイコン20内で行なわれる制御動作と本実施例の
カメラの機能とについて説明する。
【0039】図2において、スタートのSTEP100
0では電源スイッチ2が投入されることによりマイコン
20が動作可能態勢になり、各種回路にも給電が行なわ
れる。
【0040】ステップ1001で電源投入後、カメラの
動作を開始させるための各種スイッチSWの投入を待機
する状態に入る。1002で、各種スイッチSWの検出
を行ない、1001と1002の状態を維持している。
次に、ステップ1003ではカメラレリーズ動作を行な
うスイッチSW1の状態を検出する。
【0041】ここでスイッチSW1がOFFの場合は、
ステップ1001と1002を繰り返し行う。ステップ
1003で、SW1がONされると、スイッチセンス回
路25がマイコン20に信号を通信し、ステップ100
4へ進む。ステップ1004でAF回路42を動作させ
てAF(オートフォーカス)を行ない、該回路42が不
図示の測距装置に測距を行わせ、主被写体の距離情報を
マイコン20に入力する。
【0042】ステップ1005でAE回路43に主被写
体の輝度を測光させ、測光結果をマイコン20にDAT
Aとして取込む。ステップ1006ではステップ100
5で得られた測光データが、あらかじめ定められた、測
光値よりも明るいか暗いかを判断する。ここで、明るい
と判断された場合は、STEP1007へ進む。STE
P1007では、主レリーズスイッチであるSW2がO
Nされたかどうかを判断しONされない場合は、STE
P1015へ進みもう1度スイッチSW1のON/OF
Fを判断する。ここで、ONの場合は、ステップ100
7へもどり、スイッチSW2のOFF状態が保持されて
いる時にはSTEP1007と1015をくり返し実行
する。STEP1015でスイッチSW1がOFFの場
合はSTEP1001へもどり、STEP1001から
再度実行するようになる。
【0043】STEP1007でスイッチSW2がON
と判断されると、STEP1009へと進む。ここでは
カメラ側の主レンズを、STEP1004で求めた測距
データに基づいて、レンズの合焦制御を実行する。次
に、STEP1010へ進み、STEP1006で求め
られた測光データに基づいて絞り制御を行う。なお、絞
りとシャッターとが兼用になっているレンズシャッター
カメラの場合は、次のシャッター制御のステップ101
1とSTEP1010が同制御となるためSTEP10
10を通過する。また、絞りとシャッターが個々に別々
に設けられているフォーカルプレーンシャッターカメラ
の場合はSTEP1010を行った後にSTEP101
1に進んでシャッター制御を実行する。
【0044】撮影が完了した後、STEP1012でフ
ィルム送りを制御する。これで1コマの撮影が完了す
る。次に、STEP1013で今まで実行して来たフロ
ーの中で閃光モードに入ったかどうかを確認し、閃光モ
ードを通過してない場合は、そのまま次のコマの撮影の
動作準備にすぐ入るため、STEP1001に戻る。
【0045】STEP1006で、STEP1005で
得られた測光データが、あらかじめ定められた測光値よ
りも暗いと判断した場合にはSTEP1008の閃光モ
ードへと進み、図3の閃光モードのプログラムを実行す
る。
【0046】図3はサブルーチンである閃光モードのプ
ログラムのフローチャートであり、以下には同図を参照
して閃光撮影時のマイコン20の制御動作を説明する。
【0047】図1のSTEP1008及びSTEP10
14で閃光モードに入ると、図3のSTEP1020か
らスタートする。STEP1021ではあらかじめカメ
ラ(閃光)のGNO.(ガイドナンバー)と主コンデン
サ6の充電電圧との対応データが書き込まれているE2
PROM(図1の記憶装置41)から該DATAの読み
出しをする。
【0048】STEP1022では該記憶装置41から
読み出されたデータと主コンデンサ6の電圧検出値のA
/D変換値とをマルチプレクサで比較し、主コンデンサ
6の充電状態が記憶データと異なる時(低い時)には該
コンデンサ6の充電電圧を該データに基づいて設定す
る。
【0049】次に、STEP1023では、昇圧充電制
御回路3のトランジスタ32のベースにマイコン20か
ら信号を制御することにより、該回路3を動作させて主
コンデンサ6に充電をする。
【0050】STEP1024では電圧検出回路5から
取込んだ電圧検出値のA/D変換値を監視しつつSTE
P1022で設定されたレベルまで充電したかどうかを
判断し、該コンデンサが設定レベルまで充電されたらト
ランジスタ32をオフさせて充電動作を終了してSTE
P1025に進み、更に図2のSTEP1001もしく
はSTEP1007に進む。
【0051】なお、図2のSTEP1014も図3のS
TEP1020につながる。
【0052】次に、図4を参照して、記憶手段41に前
記データを書き込む時の動作を説明する。このデータ書
き込みはカメラの工場出荷時に行なわれる。
【0053】まず、STEP1030からSTART
し、1031へ進む。まずここではカメラの調整をする
ために、マイコン20をテストモードにして動作をさせ
る。STEP1033で各カメラ毎(閃光毎)の主コン
デンサ6の容量を測定する。STEP1034で、その
カメラの機種に応じた適正ガイドナンバー(GNO.)
になるようにデータの選択をする。
【0054】STEP1035で主コンデンサ6の充電
電圧のA/D変換値を定め設定する。STEP1036
で、STEP1035、STEP1036のデータの設
定により、E2 PROMにDATA書込みを行う。次に
実際に、STEP1037で、主コンデンサ6を充電さ
せ、E2 PROMに書かれた内容と合っているか確認す
る。STEP1038では実際に閃光を発光させてGN
O.を測定する。 この時の主コンデンサ電圧と主コン
デンサ容量と、GNO.の関係を表すグラフを図7に示
す。図7−(1),(2),(3)は、メーカーの製造
上のバラツキで発生する容量バラツキが発生した時の主
コンデンサ電圧と、GNO.の関係を示したグラフであ
る。横軸は主コンデンサ電圧を表し、縦軸は電圧に応じ
たGNO.の変化量を表す。この主コンデンサの初期電
圧設定値はV(1)でありこれをA/D変換し、E2
ROMに書き込み、実際にGNO.を測定する。
【0055】STEP1039ではカメラ各機種の必要
GNO.と主コンデンサの電圧とを比較してデータに差
が有るかないかを判断し、差が無ければSTEP104
0でテストモードをOFFする。STEP1039で差
があった場合は、E2 PROMに書き込むDATAを補
正し、もう1度STEP1035→1039を繰り返
す。差がある場合というのは、図7に示す(1),
(2),(3)の変化により、初期設定電圧値ではGN
O.が異なるため、カメラ個々でGNO.が不均一とな
るような不具合が生じてしまう。これを調整するため
に、主コンデンサ電圧に補正をかけて、初期V(1)→
V(2)、V(1)→V(3)といった具合に、V
(1),V(2),V(3)に見合ったA/D値を、E
2 PROMに再度書き込みGNO.を測定する。
【0056】STEP1042で終了となり、前記デー
タの書き込みを完了する。
【0057】〈実施例2〉次に図5及び図6を参照して
本発明の第2実施例の閃光撮影システムについて説明す
る。なお、本実施例の閃光撮影システムで第1実施例の
構成と異なるところは温度検出回路47が付加されてい
ることだけであるから、他の構成要素の説明は省略す
る。
【0058】まず温度検出回路47の説明をする。図9
が本発明の実施回路例である。図9の47aは、逆流防
止素子であるダイオード、47b,47cはアンプ、4
7dは定電圧電源であるレギュレーター、47e,47
fは基準電圧発生用分割抵抗、47gは定電流源であ
る。
【0059】まず、AMP47bの出力は、下記のよう
になる。ここでR5,R6は基準電圧発生用分割抵抗4
7e,47fのそれぞれの値で、VF はダイオード47
aの順電圧である。
【0060】 基準電圧=VREG出力電圧×(R5/R6) ・・・ AMP47b出力=基準電圧+ダイオード47aのVF ・・・ この出力をAMP47cで増幅させ、Voutを出力さ
せる。この時、図9のダイオード47aのVF が温度に
よって変化する特性を持っている。VF が変化すると、
AMP47bに出力される電圧が変化する。この電圧値
をA/D変換して、温度状態を検出する。
【0061】また、マイコン20の制御動作のメインル
ーチンは第1実施例と同じであるから、閃光撮影時の制
御動作であるサブルーチンのみについて以下に説明す
る。
【0062】図2のSTEP1008及び1014で閃
光モードに入るとマイコン20は図6のSTEP105
1から以下のプログラムを実行する。まず、STEP1
052に進み、温度検出回路47の出力を取込み、同時
に主コンデンサ6の電圧検出値を取込んでA/D変換す
る。次にSTEP1053へ進み、予め書き込んである
データ記憶装置41から読み出して前記温度検出値と電
圧検出値を該データと比較する。次にSTEP1054
ではSTEP1053における比較結果に基づいて主コ
ンデンサの充電電圧を該データの値となるように設定す
る。STEP1055では昇圧充電制御回路3のトラン
ジスタ32に駆動信号を印加して該回路3を動作させて
主コンデンサ6に充電を行なう。STEP1056では
電圧検出回路5から主コンデンサ6の電圧検出値を取込
んで主コンデンサ6の充電レベルの監視を行ない、該コ
ンデンサが設定レベルまで充電されたら該トランジスタ
32に対する駆動信号を停止して充電完了としてSTE
P1057へ進み、更に図1のSTEP1007に戻っ
て閃光発光(閃光撮影開始)に備える。
【0063】上記動作を行なうにあたり、E2 PROM
温度設定アドレスに書き込まれるデータは、図10に示
される。例えば主コンデンサの容量が(1)の時には図
10の+25℃の電圧アドレス値が05Hと調整され、
この時容量時の各温度におけるGNO.の変化を示す。
低温になるほど主コンデンサの容量が減り、GNO.が
低下する。これを防止するために、主コンデンサの電圧
を上昇させエネルギーを一定に保ちGNO.を一定にす
る。この時の電圧設定データが図10−(1)の横列に
設定され、温度検出手段のデータから、主コンデンサ充
電電圧データを設定し、CPUに通信する。ここで、例
えば温度検出手段からのデータが−10℃と判断される
と、データOBを設定し、OBに対応する主コンデンサ
充電電圧が設定される。これを表すグラフが図8であ
る。これは横軸が主コンデンサ電圧をA/D変換した値
で縦軸のGNO.が一定となるような所まで充電させ
る。
【0064】このようにコンデンサの容量に対応して、
温度に対するデータがE2 PROMに書き込まれてお
り、温度に応じたデータが設定される。
【0065】このような動作により、温度変化に左右さ
れることがなく閃光のGNO.を一定にすることができ
る。精度を上げるには、A/Dの分解能を細かくする。
【0066】
【発明の効果】実施例1に示したように本発明の閃光撮
影システムでは、個々の閃光装置及びカメラのガイドナ
ンバー(GNO.)と主コンデンサの充電電圧との関係
データを予め記憶させておく記憶手段を設ける一方、閃
光撮影直前の主コンデンサの充電状態をディジタル方式
で細かく検出し、該主コンデンサの充電状態の検出結果
に応じて前記データに基づき該主コンデンサを適切な充
電状態まで充電するようにしたので、従来のカメラのよ
うに同一機種のカメラであってもカメラ毎に閃光撮影時
の照明状態が異なってしまうという現象を生じることは
なくなり、本発明の閃光撮影システムによれば閃光撮影
性能がばらつかない高品質で信頼性の高いカメラを実現
できる。
【0067】また、実施例2に示した本発明の閃光撮影
システムでは温度検出結果に応じて主コンデンサの充電
電圧を変化させることができるので、カメラの使用温度
が異っていても常に同じ発光量が得られ、閃光撮影時の
照明状態がばらつくことがあっても常に同じ発光量が得
られ、閃光撮影時の照明状態がばらつくことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の閃光撮影システムを有す
るカメラの電気的構成を示す概略図。
【図2】図1に示したカメラに搭載されているマイクロ
コンピュータの制御プログラムのメインルーチンを示す
フローチャート。
【図3】図2に示したメインルーチンのサブルーチンで
ある閃光撮影時のフローチャート。
【図4】図1に示した構成において記憶手段に所定のデ
ータを記憶させるための制御動作を示すフローチャー
ト。
【図5】本発明の第二実施例の閃光撮影システムを有す
るカメラの電気的構成を示した概略図。
【図6】図5に示したカメラの閃光撮影時の制御動作の
フローチャート。
【図7】主コンデンサの電圧と主コンデンサ容量とGN
O.の関係を示した図。
【図8】温度変化に応じて変化する主コンデンサ容量と
主コンデンサ電圧とGNO.の関係を示した図。
【図9】本発明の第二実施例の温度検出回路の電気的構
成を示す概略図。
【図10】E2 PROM温度設定アドレスに書きこまれ
るデータ例。
【符号の説明】
1…電源 2…電源スイッ
チ 3…昇圧充電制御回路 5…電圧検出回
路 6…主コンデンサ 8…発光管トリ
ガ用コンデンサ 9…発光管トリガ用サイリスタ 13…発光管ト
リガ用パルストランス 14…発光管 15…発光停止
用サイリスタ 19…逆流防止用ダイオード 20…マイクロ
コンピュータ 41…記憶装置 47…温度検出
回路 400…リモートコントロール装置 500…閃光回

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閃光装置を装着可能もしくは内蔵する閃
    光撮影可能なカメラの閃光撮影システムにおいて、 該閃光装置の発光管に接続された主コンデンサの電圧を
    検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段の出力をA/
    D変換するA/D変換手段と、該閃光装置のガイドナン
    バーと該主コンデンサの充電電圧との対応関係データが
    予め記憶されているデータ書き込み及び消去可能な記憶
    手段と、該カメラの閃光撮影直前に該電圧検出手段の出
    力のA/D変換値と該対応関係データとの比較を行なう
    比較手段と、該比較手段により該電圧検出手段の出力が
    該データの値に不適合と判定された時には該データに基
    づいて該主コンデンサの充電を行なう充電電圧制御手段
    と、を有していることを特徴とするカメラの閃光撮影シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 閃光装置を装着可能もしくは内蔵する閃
    光撮影可能なカメラの閃光撮影システムにおいて、 該閃光装置の発光管に接続された主コンデンサの電圧を
    検出する電圧検出手段と、該カメラの使用温度を検出す
    る温度検出手段と、該電圧検出手段の出力と該温度検出
    手段の出力とをA/D変換するA/D変換手段と、該閃
    光装置のガイドナンバーと該カメラの使用温度と該主コ
    ンデンサの充電電圧との対応関係データが予め記憶され
    ているデータ書き込み及び消去可能な記憶手段と、該カ
    メラの閃光撮影直前の該電圧検出手段の出力及び該温度
    検出手段の出力のA/D変換値と該対応関係データとの
    比較を行なう比較手段と、該比較手段により該電圧検出
    手段の出力と該温度検出手段の出力が該データの値に適
    合しないと判定された時には該データの値に基づいて該
    主コンデンサの充電を行なう充電電圧制御手段と、を有
    していることを特徴とするカメラの閃光撮影システム。
  3. 【請求項3】 閃光エネルギーを蓄積する主コンデンサ
    への充電を行なわせる充電回路と、前記主コンデンサの
    充電電圧を検知する電圧検知手段と、該電圧検知手段に
    て検知される充電電圧が予め決められた所定レベルとな
    るように前記充電回路による充電動作を制御する制御回
    路とを備えた閃光撮影システムにおいて、周囲温度を検
    知する温度検出手段と、該温度検出手段にて検知された
    温度情報に応じて前記所定レベルを調定する調定回路を
    設けたことを特徴とする閃光撮影システム。
  4. 【請求項4】 前記調定回路は、温度に関する情報と電
    圧との関係を示すデータを予め記憶している記憶手段
    と、前記検知手段にて検知された温度情報に基づいて、
    前記記憶手段に記憶されているデータを選択し、該選択
    されたデータを前記所定レベルとして設定する設定回路
    を有する請求項3のシステム。
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