JPH0656466B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH0656466B2
JPH0656466B2 JP58134072A JP13407283A JPH0656466B2 JP H0656466 B2 JPH0656466 B2 JP H0656466B2 JP 58134072 A JP58134072 A JP 58134072A JP 13407283 A JP13407283 A JP 13407283A JP H0656466 B2 JPH0656466 B2 JP H0656466B2
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JP
Japan
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signal
control
input
data
main cpu
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JP58134072A
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JPS6026324A (ja
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光男 河添
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0656466B2 publication Critical patent/JPH0656466B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B19/00Cameras

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカメラ、詳しくは電動駆動ユニット、ストロボ
ユニット、交換レンズユニット等の種々の付属ユニット
をカメラ本体に選択的に装着し、種々の撮影態様に対応
した制御がマイクロ・コンピュータによって行なえるよ
うにしたカメラに関する。
上記付属ユニットを用いて写真撮影を自動的に行う場
合、カメラ本体に選択的に装着された付属ユニットをカ
メラ本体側から制御するについて、従来次のような手段
が提案(特開昭55−124123号公報)されている。即ち、
選択した自動撮影モードにおける撮影動作、例えばバッ
テリチェックの指令信号,測光開始および露光開始指令
信号,フイルムの巻上げ指令信号等の種々の指令信号に
対応ずけて、動作電圧値を予め設定して、この電圧値を
それぞれわり合てておき、そしてカメラ本体から電圧レ
ベルの水小による種々の指令信号を選択的に送り出して
シーケンス制御を行なおうとするものである。しかし、
この電圧値の大小による制御手段は、電圧変動を防止す
る微妙な調整が必要で、温度差やバッテリの消耗などに
よる電圧変動を保証する必要がある。つまり温度差に応
じて制御電圧を補償するための温度補償回路や、バッテ
リ電圧がその使用時間に応じて低下するので、この低下
量に応じて制御電圧を補償するための電圧低下補償回路
を設ける必要がある。従って、この電圧値制御手段は回
路構成が複雑化するという欠点があり、また電圧印加時
の過渡現象、ノイズ、一時的なスパイク・ノイズによる
影響を受けて誤動作しやすいという欠点がある。
更にこの手段では1つの動作ステップを飛び越して他の
動作ステップに移行させることが困難であり、汎用性に
劣るという欠点もあった。
また、交換レンズユニットのレンズマウント部に、その
開放F値データ、焦点距離データ、最小絞り値データ等
の特定データを、数ビットのディジタル信号に変換し
て、レンズマウント部に設けられた電気接点部材を介し
てカメラ本体がわに伝達するようにして自動露光等の制
御を行なう方法(特開昭53−132340号公報参照)も提案
されている。
しかし、この方法においては、レンズユニットからカメ
ラ本体がわに特定データが伝達されるのみであり、カメ
ラ本体からレンズユニットがわには伝達されないので、
種々の撮影モードに対応しきれないという欠点がある。
本発明は、上述の事情に鑑がみてなされたもので、その
目的は、カメラ本体に主マイクロ・コンピュータを配設
すると共に、付属ユニットに固有アドレス・コードを有
する副マイクロ・コンピュータを配設し、カメラ本体に
付属ユニットを装着したとき、上記主マイクロ・コンピ
ュータと上記副マイクロ・コンピュータとが電気的に接
続されて撮影動作がコンピュータによって制御されるよ
うにしたカメラを提供することにある。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図に示す実施例は35ミリ巾のロールフイルムを使用
する、フォーカルプレンシャッタを採用した1眼レフレ
ックスカメラに本発明を適用したもので、カメラ本体1
の底部には、付属ユニットとして電動巻上げ機能と電動
巻戻し機能とを有する電動駆動ユニット20が装着され、
この電動駆動ユニット20の底部には、更に付属ユニット
として上記カメラ本体1及び電動駆動ユニット20への電
源の供給を行なう電源ユニット40が装着されている。
カメラ本体1には周知のフイルムの巻上およびシャッタ
チャージを行う巻上機構2とフイルムの巻戻しを行う巻
戻機構3が配設され、上面にはレリーズ釦4が設けられ
ている。
また、カメラ本体1には、電動駆動ユニット20,電源ユ
ニット40で構成されるカメラを制御するための主マイク
ロコンピュータでなる主CPU5が設けられている。こ
の主CPU5の接地端子Gはカメラ本体1の底部に配設
された電気接点6に接続され、正電源入力端子+は上記
電気接点と同様に配設された電気接点7に接続され、デ
ータ入出力端子DATAは上記電気接点6,7と同様に
配設された4個(図では1個)の接点でなる電気接点群
8に接続されている。この電気接点群8は4ビットのパ
ラレル信号を授受するように夫々のビットに対応する4
個の電気接点で構成されている。そして図示しないファ
インダー内に設けられ、電圧低下、露出不足等を表示さ
せるための表示器9には主CPU5のデータ出力端Pが
接続されている。また、制御出力端Qは測光回路10の制
御入力端に接続され、制御出力端Rはシャッタ駆動回路
11の制御入力端に接続されている。この測光回路10及び
シャッタ駆動回路11は主CPU5の制御出力端Q,Rか
ら送出される制御信号によって所望の測光及びシャッタ
駆動を行なうようになっている。測光回路10の制御出力
端は主CPU5の制御入力端Sに接続され、シャッタ駆
動回路11の制御出力端は主CPU5の制御入力端Tに接
続されている。そして主CPU5の制御入力端Uにはレ
リーズ釦4の押圧に連動する接点が接続されている。ま
たフイルムの撮影可能駒数等のデータが書込み、読出し
でき、かつ電源開放時においても書込まれたデータが消
去されない不揮発性のメモリ12が主CPU5に接続され
ている。更に、主CPU5の制御入力端Vには、フイル
ムの1駒巻上げを検出し、その都度、1駒巻上信号を送
出する1駒検出回路13が接続されている。また主CPU
5の制御入力端Wにはフイルム終端を検出するフイルム
終端検出回路14が接続されている。
一方、電動駆動ユニット20には、上記巻上機構2に連結
する巻上軸21を有する巻上モータ22が配設されると共
に、上記巻戻機構3に巻戻し時のみ連結される巻戻軸23
を有する巻戻モータ24が配設されている。また、この電
動駆動ユニット20には、カメラ本体1の主CPU5との
データの送受を行なうための副マイクロ・コンピュータ
でなる副CPU25が設けられている。この副CPU25の
接地端Gは電動駆動ユニット20の上面に、上記電気接点
6に接触するように形成された電気接点26に接続される
と共に、電動駆動ユニット20の下面に形成された電気接
点27に接続されている。
上記副CPU25の正電源入力端子+は、上記電気接点7
に接触する電気接点28と電動駆動ユニット20の下面に形
成された電気接点29に接続されている。更に、副CPU
25のデータ入出力端DATAは上記電気接点群8の夫々
に接触する電気接点群30と電動駆動ユニット20の下面に
形成された電気接点群31とに接続されている。また副C
PU25の制御出力端Xは駆動回路32の入力端に接続さ
れ、同回路32の出力端は巻上モータ22に接続されてい
る。そして副CPU25の制御出力端Yは駆動回路33の入
力端に接続され、同回路の出力端は巻戻モータ24に接続
されている。また、副CPU25にはフイルムの巻上モー
ドが一駒であるか連続であるかのモードを記憶しておく
ための不揮発性メモリ34が接続されている。
上記電動駆動ユニット40には電源電池41,42が収納さ
れ、更に同ユニット40の表面に操作レバーが露出して配
設された電源スイッチ43を有している。また、カメラ本
体1の主CPU5とのデータの送受を行なうための副マ
イクロ・コンピュータである副CPU44が設けられてい
る。この副CPU44の接地端Gは、電源ユニット40の上
面に配設され、電動駆動ユニット20の上記電気接点27に
接触する電気接点45に接続されると共に、電池42の負極
に接続されている。この副CPU44の正電源入力端+は
スイッチ回路46の入力端に接続されると共に、常開形の
上記電源スイッチ43を介して電源電池41の正極に接続さ
れる。スイッチ回路46の出力端は、電源ユニット40の上
面に配設され、上記電気接点29に接触する電気接点47に
接続されている。そして、副CPU44のデータ入出力端
DATAは電源ユニット40の上面に配設され、上記電気
接点群31に接触する電気接点群48に接続されている。ま
たこの副CPU44には使用電池の公称電圧,容量,1次
電池と2次電池の区別等のデータの書込みと読出しがで
き、電源開放時においてもその内容が保持できる不揮発
性のメモリ49が接続されている。更に副CPU44の制御
出力端Zはスイッチ回路46の制御端に接続されている。
以上のように構成されたカメラにおいて電源スイッチ43
が操作されると電源電池41の正極が第2図(a)に示す如
く副CPU44の正電源入力端+に印加されると共に、ス
イッチ回路46の入力端にも印加される。すると、副CP
U44の制御出力端Zからスイッチ回路46の制御端に制御
信号が送出され、これに伴なって電池41の正極が電気接
点47,29を介して副CPU25の正電源入力端+に印加さ
れ、さらに電気接点28と7を介して主CPU5の正電源
入力端+に印加される。しかる後、主CPU5のデータ
入出力端DATAから第2図(b)〜(e)に示すような信号
b〜eが送出されると、この信号b〜eは電気接点群
8,30を介して副CPU25のデータ入出力端DATAに
入力され、更に、電気接点群31,48を介して副CPU44
のデータ入出力端DATAに入力される。
なお、データ入出力端DATAに入力または出力される
データは信号b〜eの4ビットの信号でなる16進数で構
成される信号でもって16通りの情報を送受させることが
できる。以下、説明の都合上この信号b〜eで表わされ
る16進数を「 」書で表わす。
主CPU5のデータ入出力端DATAから「4」,
「D」なるアドレスコード信号が送出されると、この信
号は副CPU25及び副CPU44の夫々のデータ入出力端
DATAに入力される。副CPU25,副CPU44は自身
の有するアドレスコードと「4」「D」からなるアドレ
ス・コードとの比較を行ない両者が一致したときのみ、
アドレス・コード信号の次に入力されるデータを待ち受
ける。この場合には電源ユニット40の有するアドレス・
コード信号が「4」「D」であるので、次に入力される
制御コード信号「C」「4」を受け入れ、バッテリチエ
ック動作を開始する。副CPU44によるバッテリチエッ
クが完了したら、その結果を副CPU44のデータ入出力
端DATAから主CPU5側に送出する。この場合にバ
ッテリが動作電圧を有するときには「F」なる信号を送
出し、バッテリが動作電圧に達しない消耗時には「O」
なる信号を送出する。
この信号は主CPU5で受け入れられ、「F」である場
合には主CPU5の制御出力端Pから表示器9に撮影可
能な旨の表示を行なう適正な信号が送出され、「O」で
ある場合には撮影不可能な旨の表示を行なう適正な信号
が送出される。
次でカメラ本体1のレリーズ釦4が押圧操作されると、
このレリーズ釦4に連動するトリガー信号が主CPU5
の制御入力端Uに入力される。主CPU5はこのトリガ
ー信号を検知し、制御出力端Rからシャッタ駆動回路11
にミラー上昇、先幕走行開始に適正な制御信号が送出さ
れる。これに伴なって制御出力端Qから測光回路10に測
光開始するに適正な制御信号が送出され、測光回路10か
らの測光データが主CPU5の制御入力端Sに返送され
る。主CPU5はこの返送された測光データを基に制御
出力端Rからシャッタ駆動回路11に後幕走行タイミング
等の制御信号を送出し後幕走行,ミラー下降等の一連の
露光動作が完了する。このときシャッタ駆動回路11から
主CPU5の制御入力端Tに露光完了信号が送出され
る。
そして主CPU5は、この露光完了信号を受け、次の動
作、即ちフイルム巻上動作に移行する。主CPU5から
「3」「E」なるアドレス・コード信号が送出される
と、「3」「E」なるアドレスを有する電動駆動ユニッ
ト20の副CPU25のみが応答し、アドレス・コード信号
の次に入力される、制御コード信号を待ち受ける。主C
PU5から「5」「9」なる制御コード信号が送出され
ると、この制御コード信号が副CPU25で受け入れら
れ、副CPU25の制御出力端Xから駆動回路32に、巻上
モータ22を回転させるに適正な信号が送出される。これ
に伴なって巻上モータ22が回転し、露光済フイルムの1
駒巻上が行なわれる。
このときカメラ本体1において巻上機構2の一部を利用
した1駒検出回路13から主CPU5の制御入力端子Vに
1駒巻上信号が送出される。上述のようにして、レリー
ズ釦4の押圧から露光済フイルムの巻上げまでの一連の
動作が繰り返し行なわれる。
1駒検出回路13からの1駒巻上信号は主CPU5を介し
て不揮発性メモリ12に積算値として順次書込まれる。不
揮発性メモリ12の内容が図示しない撮影可能駒数設定手
段で予め設定された値に達すると主CPU5が巻戻し動
作に移行する。これはデータ入出力端DATAから
「3」「E」なるアドレス・コード信号が送出され、こ
の信号に対しては電動駆動ユニット20の副CPU25のみ
が応答し、このアドレス・コード信号の次に入力される
制御コードを待ち受ける。主CPU5から「5」「8」
なる制御コード信号が送出されると、副CPU25のみが
この信号を受け入れ、制御出力端Yから駆動回路33に巻
戻動作を行なうに適正な制御信号が送出され巻戻モータ
24に連結された巻戻軸23が巻戻機構に結合され、所定の
設定駒数の露光が行なわれたフイルムの巻戻が行なわれ
る。巻戻モータ24による巻戻しが完了するとカメラ本体
1に設けられたフイルム巻戻しの終端検出回路14からの
終端検出信号が主CPU5の制御入力端子Wに入力され
る。すると主CPU5のデータ入出力端DATAから
「3」「E」なるアドレス・コード信号が副CPU25,
44に送出される。このアドレス・コード信号には副CP
U25が応答し、このアドレス・コード信号の次に入力さ
れる制御コード信号を待ち受ける。主CPU5から
「6」「A」なる制御コード信号が送出されると、副C
PU25の制御出力端Yから駆動回路33の制御入力端に、
巻戻動作を停止させるに適正な制御信号が送出され、巻
戻動作が停止する。
このようにして、バッテリチエック動作、露光動作、巻
上動作、巻戻動作が行なわれるのである。
また上記カメラ本体1,付属ユニットとしての電動駆動
ユニット20,電源ユニット40の3者を連結させる結合構
造の1例を第3図に示す。
第3図において、カメラ本体1の一側面には位置決め用
の突起51が形成され、値側面には貫通孔52が穿設され、
この貫通孔52にはカメラ本体1に対して進退自在な可動
ピン53が嵌合され、この可動ピン53には、同可動ピン53
をカメラ本体1の外方側に付勢するためのばね54が設け
られている。
このような突起51と可動ピン53が設けられたカメラ本体
1の底部には電動駆動ユニット20が取付けられるように
なっている。すなわち、電動駆動ユニット20の上部の一
側面には、上記突起51が挿入される孔55を有する鍔部56
が一体的に設けられ、上部の他側面には上述可動ピン53
が挿入される嵌合孔57と、傾斜面58とを有する鍔部59が
設けられている。
また、電動駆動ユニット20の下部と電源ユニット40の上
部との間にも、上述同様の結合機構が設けられている。
従って、その対応部分には上述と同一の符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
このように各部が構成されているので、電動駆動ユニッ
ト20をカメラ本体1の底部から取外し、電源ユニット40
をカメラ本体1の底面に直接取付けることもできる。
次に本発明の第2実施例について詳細に説明する。
第4図においてカメラ本体100の底面には、電動駆動ユ
ニット200が着脱自在に装着され、この電動駆動ユニッ
ト200の底面には、電源ユニット300が着脱自在に装着さ
れており、そして上記カメラ本体100の上部に設けられ
たアクセサリーシュー130には、ストロボ・ユニット400
が着脱自在に装着され、更に、カメラ本体100の前面に
設けられたレンズマウント部にはオートフォーカス形式
の撮影レンズ・ユニット500が装着されて、所望の撮影
を行えるようにカメラが構成される。
カメラ本体100には、付属ユニット、即ち、電動駆動ユ
ニット200,電源ユニット300,ストロボ・ユニット40
0,レンズ・ユニット500等を複合的に制御するための、
主マイクロ・コンピュータでなる主CPU101が配設さ
れている。また、各ユニット200,300,400,500の夫々
には上記主CPU101との間で情報信号の送受を行なわ
せるための副マイクロ・コンピュータでなる副CPU20
1,301,401,501が設けられている。
カメラ本体100の主CPU101の接地端Gは、接地されて
おり、また上記シュー130に形成された電気接点102,底
部に形成された電気接点103,前面のレンズマウント部
に形成された電気接点104の3者も共通に接続されて接
地されている。同主CPU101の正電源入力端+は、上
記シュー130に形成された電気接点105,底部に形成され
た電気接点106,前面のレンズマウント部に形成された
電気接点107の3者に共通に接続されている。同主CP
U101のコントロール信号出力端CONTは、上記シュ
ー103に形成された電気接点108,底部に形成された電気
接点109,前面のレンズマウント部に形成された電気接
点110の3者に共通に接続されている。同主CPU101の
データ入出力端DATAは、送信時にはパラレル信号を
シリアル信号に変換し、受信時にはシリアル信号をパラ
レル信号に変換する入出力制御回路111を通じて上記シ
ュー103に形成された電気接点112,底部に形成された電
気接点113,前面のレンズマウント部に形成された電気
接点114に共通に接続されている。
また、主CPU101の制御出力端Pには自動露光回路
(以下AE回路という)115の制御入力端が接続され、
同主CPU101の制御入力端QにはAE115の制御出力端
が接続されている。一方、主CPU101の制御出力端R
には合焦状態検出回路(以下AF回路という)116の制
御入力端が接続され、同主CPU101の制御入力端Sに
はAF回路116の制御出力端が接続されている。また更
に主CPU101には、所定のプログラムが格納されたR
OM117と、フイルム巻上げ駒数等の一時的なデータの
書込み、読出しができる不揮発性のメモリ118が接続さ
れている。またカメラ本体1100にはフイルムの巻上げ
及び巻戻しを行なうフイルム駆動機構119が設けられて
いる。
更に、カメラ本体100には周知のように、可動ミラー120
が配設されているが、この可動ミラー120の基端がわ
に、同ミラーに連結されたレバーによって閉成されるミ
ラースイッチ121が配設されている。
そして、上記電動駆動ユニット200には上記フイルム駆
動機構119に連結され、かつフイルム巻戻しが選択的に
行なえる駆動軸202を有する駆動モータ203が備えられて
いる。
副CPU201の接地端Gは、接地されており、上記電気
接点103に接地するようにして上部に形成された電気接
点204と底部に形成された電気接点205とは共通に接続さ
れて接地されている。同副CPU201の正電源入力端+
は、上記電気接点106に接触するように上部に形成され
た電気接点206,底部に形成された電気接点207の2者に
共通に接続されている。同副CPU201のコントロール
信号出力端CONTは、上記電気接点109に接触するよ
うにして上部に形成された電気接点208,底部に形成さ
れた電気接点209の2者に共通に接続されている。同副
CPU201のデータ入出力端DATAは送信時にはパラ
レル信号をシリアル信号に変換し、受信時にはシリアル
信号をパラレル信号に変換する入出力制御回路210を介
して上部に形成されて上記接点113に接触している電気
接点211,底部に形成された電気接点212に接続されてい
る。そして、副CPU201の制御出力端Tは駆動モータ2
03を制御する駆動回路213の入力端に接続されており、
同回路213の出力端は駆動モータ203に接続されている。
また副CPU201には、電動駆動ユニット200のアドレス
コード等が格納されたROM214と、電動巻上げモード
が一駒巻上げモードであるか連続巻上げモードであるか
等の一時的なデータの書込み及び読出しのできる不揮発
性のメモリ215が接続されている。
上記電源ユニット300の副CPU301の接地端Gは接地さ
れており、また上部に形成され、上記電気接点205に接
触している電気接点302も接地されている。同副CPU3
01のコントロール信号出力端CONTは上部に形成さ
れ、上記電気接点209に接触するように形成された電気
接点303に接続されている。同副CPU301のデータ入出
力端DATAは送信時にはパラレル信号をシリアル信号
に変換し、受信時にはシリアル信号をパラレル信号に変
換する入出力制御回路304を介して上記電気接点212に接
触している電気接点305に接続されている。また電源ユ
ニット300内に収納された電池306は、その負極を接地さ
れ、正極は電池307の負極に接続されている。同電池307
の正極は、スイッチ回路308の入力端に接続されると共
に操作レバー309aが外部に露出する電源スイッチ309を
介して副CPU301の正電源入力端+に接続されてい
る。スイッチ回路308の出力端は上部に形成され上記電
気接点207に接地している電気接点310に接続されてい
る。また、副CPU301には電源ユニット300のアドレス
コード等が格納されたROM311と、使用電池が1次電
池であるか2次電池であるか等の一時的なデータの書込
み及び読出しのできる不揮発性のメモリ312が接続され
ている。
上記ストロボ・ユニット400の副CPU401の接地端Gは
接地されており、また底部に形成され上記電気接点102
に接触するように形成された電気接点402と上部に設け
られた接点403とは共通に接続されて接地されている。
副CPU401の正電源入力端+は、底部に形成された上
記電気接点105に接触している電気接点404と、上部に設
けられた電気接点405とに共通に接続されている。同副
CPU401のコントロール信号出力端CONTは、底部
に形成され上記電気接点108に接触している電気接点406
と、上部に設けられた電気接点407とに共通に接続され
ている。また同副CPU401のデータ入出力端DATA
は、送信時にはパラレル信号をシリアル信号に変換し、
受信時にはシリアル信号をパラレル信号に変換する入出
力制御回路408を介して上記電気接点112に接触している
電気接点409と、上部に形成された電気接点410とに共通
に接続されている。更に副CPU401の制御出力端V
は、ストロボ制御回路411の制御入力端に接続され、同
ストロボ制御回路411の制御出力端は副CPU401の制御
入力端Wに接続されている。
また更に、副CPU401には、ストロボ・ユニット400の
アドレスコードが格納されたROM412と、チャージ完
了等の一時的なデータの書込み、読出しができる不揮発
性のメモリ413が接続されている。
上記レンズユニット500の副CPU501の接地端Gは接地
されており、上記電気接点104に接触するようにして形
成され、レンズマウント部に形成された電気接点502と
前面に形成された増設用の電気接点503も共通に接続さ
れて接地されている。同副CPU501の正電源入力端+
は、上記接点107に接触するように形成され、レンズマ
ウント部に形成された電気接点504と、前面に形成され
た増設用の電気接点505とに接続されている。同副CP
U501のコントロール信号出力端CONTは上記電気接
点110に接触するように形成され、レンズマウント部に
形成された電気接点506と、前面に形成された増設用の
電気接点507とに接続されている。同副CPU501のデー
タ入出力端DATAは、送信時にはパラレル信号をシリ
アル信号に変換し、受信時にはシリアル信号をパラレル
信号に変換する入出力制御回路508を介し、上記電気接
点114に接触するようにレンズマウント部に形成された
電気接点509に接続されると共に、前面に形成された増
設用の電気接点510に接続されている。
また、副CPU501の制御出力端Xは、図示しないフォ
ーカスリングに連結されたモータ512を駆動制御するた
めの駆動回路511に接続されている。副CPU501の制御
出力端Yは絞り514の開口を制御するための駆動回路513
に接続されている。更に副CPU501には、レンズ・ユ
ニット500の固有データ、例えば焦点距離,最小絞り
値,射出ひとみの位置等のデータが格納されたROM51
6が葬続され、更に、一時的なデータ、例えば絞り込み
データ,被写体距離データ等のデータが書込み及び読出
し自在で、かつ不揮発性のメモリ515が接続されてい
る。
以上のように構成されたカメラにおいて、電源スイッチ
309を投入すると電池307の正極が副CPU301の正電源
入力端+に接続され、所定時間経過後に副CPU301の
制御出力端Uからスイッチ回路308へ制御信号が送出さ
れ、第5図(A)の信号aに示す如く電圧が印加される。
この電圧は接点310,207を介して電動駆動ユニット200
のCPU201の正電源入力端+に印加され、同様に電気
接点206,106を介してカメラ本体100のCPU101の正電
源入力端+に印加され、更に電気接点105,404を介して
ストロボ・ユニット400の副CPU401の正電源入力端+
に供給され、また更に電気接点107,504を介してレンズ
・ユニット500の副CPU501の正電源入力端+に印加さ
れる。従ってすべてのユニットの副CPUに正電源が供
給されることになる。
しかる後、主CPU101のデータ入出力端DATAから
“0101”,“0110”なるパラレル信号が送出されると、
このパラレル信号が入出力制御回路111によってシリア
ル信号に変換され第5図(A)に示す信号bのように
「4」「D」なるシリアル信号に変換される。この信号
は他のユニットの入出力制御回路210,304,408,508の
全てに入力され、シリアル・パラレル変換された後、副
CPU201,301,401,501の夫々のデータ入出力端DA
TAに入力される。
各副CPU201〜501は夫々、自身の有するROM214,3
11,412,516に格納されたアドレスコードであるか否か
の判断を行ない、自身のアドレスコードであると判断さ
れた場合には次に入力される制御コードを受け入れ、そ
の動作を起こすための準備をし、自身のアドレスコード
でなかった場合にはその次に入力される制御コードを受
け入れない。
よって、副CPU301のみが次の信号である制御コード
「C」「4」を受け入れバッテリチエック動作の準備を
し、バッテリチエック開始指令信号を待つ。そして主C
PU101のコントロール信号出力端CONTから第5図
(A)の信号cに示す如く、スタート信号が入力される
と、CPU301において電池306,307の端子電圧が規定
のものか否かを検知し、規定のものでなかった場合には
カメラ本体100の図示しない表示部に電源電圧不良の表
示をさせるに適正な信号を送出し警報を発する。一方、
電源電圧が規定のものであった場合にはバッテリ正常信
号を主CPU101のデータ入出力端から送出し、この信
号がカメラ本体100の主CPU101に入力される。
主CPU101が「F」なるバッテリチエックOK信号を
受け取ると次の動作モード(ユニットチェック動作)に
移行する。このユニットチェック動作は、主CPU101
のデータ入出力端DATAから0011,1110なるパラレル
信号が送出され、このパラレル信号が入出力制御回路11
1によって第5図(A)に示す信号bのように「3」「E」
なるシリアル信号に変換される。「3」「E」なるアド
レス・コードは上述同様にして全ての副CPU201,30
1,401,501に入力されるが、上述したのと同様にアド
レスコード「3」「E」を有する副CPU201のみが応
答し、この副CPU201が次に入力される制御コードを
待ち受ける。制御コード「6」「A」即ち、ユニットの
取付有無の検知を行なわせる指令信号が副CPU201に
入力されると、副CPU201はカメラ本体の主CPU101
がわにユニット有信号を送出する。この信号を受けた主
CPU101は、その結果をメモリ118に書込む。
以下同様に電源ユニット300,ストロボ・ユニット400,
レンズユニット500においても、ユニットの取付有無の
検知作動が行なわれ、この結果が主CPU101を介して
メモリ118に書込まれる。主CPU101はこのようにして
メモリ118に書込まれたデータに基づき、ROM117に格
納されたプログラム内容の一部修正等を行なっている。
しかるのち、図示しないレリーズ釦が押圧操作される
と、この時のトリガ信号が主CPU101に入力される。
すると主CPU101の制御出力端Rから合焦検出回路116
に制御信号が送出され、同主CPU101の制御入力端S
にピントずれの有無及びそのずれ量に応じた信号が入力
される。この結果ピントずれが有る場合には主CPU10
1のデータ入出力端DATAから“1101”,“0001”な
るパラレル信号が送出される。この信号は入出力制御回
路111によって第5図(B)に示す信号bの如くパラレル・
シリアル変換され、「D」「1」なる信号になる。この
「D」「1」なるアドレスコードは上述同様に全ての副
CPU201,301,401,501のデータ入出力端DATAに
入力され、自身の有するROM214,311,412,516に格
納されたアドレスコードとの比較がなされる。この結
果、副CPU501のみ応答し、「D」「1」なるアドレ
スコードの次に入力される制御コード信号を待ち受け
る。制御コード信号「3」「5」が副CPU501で受け
取られると、主CPU101のデータ入出力端DATAか
ら入出力制御回路111を介して第5図(B)に示す信号bの
如くのピントずれ量データが送出される。このピントず
れ量データは副CPU501に取り込まれ、待機状態にな
る。主CPU101のコントロール信号出力端CONTか
ら第5図(B)に示す信号cが送出されると、副CPU501
の制御出力端Xから上記ピントずれ量データに応じた制
御信号が制御回路511に送出される。制御回路511は、入
力された制御信号に応じてモータ512を駆動させ、図示
しないフォーカスリングを回転させ、レンズを必要量だ
け繰り出し、または繰り込んで停止する。なお、レンズ
の繰出し、繰込量はレンズの焦点距離によって変わるの
がROM516に格納された焦点距離データに基づく演算
を行なえば良い。
以上のようなピント調整が行なわれた後、主CPU101
の制御出力端Pから測光回路115へ制御信号が送出され
ると、測光回路115からの露光値データが主CPU101の
制御入力端Qに送出される。主CPU101はこの露光値
データからストロボを発光すべきであるか否かを判断
し、被写体が明るくストロボ発光が必要ないと判断され
た場合には、先決されたシャッタ秒時から絞り値を演算
する。
次に主CPU101のデータ入出力端DATAから入出力
制御回路111を介して第5図(B)に示す信号bの如く、
「D」「1」なるアドレスコード、「3」「6」なる制
御コード、“01001110”なる絞り込みデータが順次送出
される。このコード及びデータは副CPU501に取り込
まれ、上記絞り込みデータに基づく絞り込み動作の開始
を待ち受ける。そして、主CPU101のコントロール信
号出力端CONTから第5図(B)に示す信号cが送出さ
れると、副CPU501の制御出力端Yから駆動回路513に
制御信号が送出され、絞り514が所定開口まで絞り込ま
れる。
次に予め設定されたシーケンスプログラムに基づいて可
動ミラー120が上昇を開始し、図示しないフォーカルブ
レンシャッタの先幕が走行を開始し、測光回路115によ
って予め設定されたシャッタ秒時に基づいて後幕が走行
する。両幕の走行が完了すると可動ミラー120が下降
し、ここに一連の露光動作が完了する。
一方、被写体が暗くストロボ発光の必要があると判断さ
れた場合には、ストロボ発光の準備を行なう。即ち、絞
り優先のシンクロ撮影モードを希望した場合には、合焦
検出回路116から主CPU101の制御入力端Sに送出され
る被写体距離データと、ROM117に格納されたガイド
ナンバーデータとから絞り514の絞り開口値を演算によ
って求め、この値に基づく制御信号を、副CPU501の
制御出力端Yから駆動回路513に送出し、絞り514を所定
開口まで絞り込む。また、ストロボ発光量制御のシンク
ロ撮影モードを希望した場合には、合焦制御回路116か
ら主CPU101の制御入力端Sに送出される被写体距離
データと、手動により予め設定された絞り値とから必要
発光量を演算によって求める。次に第5図(E)に示す信
号bの如く、主CPU101のデータ入出力端CONTか
ら入出力制御回路111を介して「5」「6」なるアドレ
スコードと「7」「B」なる制御コードと10010011なる
発光量データが、順次送出され副CPU401のデータ入
出力端DATAに入力される。副CPU401は第5図(E)
に示す信号cの如くコントロール信号によって制御出力
端Vからストロボ制御回路411にストロボ発光持続時間
等のデータが送出される。
次に予め設定されたシーケンスプログラムにより可動ミ
ラー120が上昇し、その途中で閉成されるスイッチ121の
接点信号を受けた主CPU101は、そのデータ入出力端
DATAから入出力制御回路111を介して第5図(E)に示
す信号bの如く「5」「6」なるアドレス・コードと
「E」「D」なる制御コードとを順次送出し、これを副
CPU401のデータ入出力端DATAに入力する。副C
PU401は制御出力端Vからストロボ制御回路411に送出
され、ストロボ用の図示しないシンクロ接点の閉成を待
機する。
次にフォーカルブレンシャッタの先幕が走行開始し、走
行が完了すると図示しないシンクロ接点が閉成され、こ
のときの信号が主CPU101に入力され、直ちに主CP
U101のコントロール信号入出力端CONTから発光開
始指令信号が送出され、この信号に基づき副CPU401
の制御出力端Vからストロボ制御回路411へトリガ指令
信号が送出され、図示しない発光部が発光する。
ストロボユニット400によるストロボ発光がなされた
後、カメラ本体100に設けられた図示しないシャッタ後
幕が走行開始し、可動ミラー120が下降し一連のシンク
ロ撮影が完了し、次の動作モードであるフイルム巻上げ
動作に移行する。
主CPU101のデータ入出力端DATAから第5図(C)に
示す信号bの如く、「3」「E」なるアドレスコード
と、「5」「9」なる制御コードが入出力制御回路111
を介して送出されると、このコードは副CPU201のデ
ータ入出力端DATAに入出力制御回路210を介して取
り込まれる。そして、主CPU101のコントロール信号
出力端CONTから第5図(C)に示す信号cが副CPU2
01に送出されると、この副CPU201の制御出力端Tか
ら駆動回路213に制御信号が送出されモータ203が回転
し、このモータ203に連結された駆動軸202を介して巻上
機巻戻機構119によるフイルム巻上げが開始される。こ
れに伴ない主CPU101のデータ入出力端DATAから
入出力制御回路111を介して第5図(C)の信号bに示す
「3」「E」なるアドレスコードと「5」「A」なる制
御コードとが送出され、副CPU201がこれを受け取
る。これに伴なって、巻上げ停止の待機状態にするに適
正な制御信号が副CPU201の制御出力端Tから駆動回
路213に送出される。また、カメラ本体100に設けられた
図示しない一駒巻上げ完了検知機構によってフイルムの
一駒巻上げが検知されると主CPU101のコントロール
信号出力端CONTから第5図(C)の信号cに示す巻上
げ停止指令信号が送出され、これに伴なって巻上巻戻機
構119が停止される。この際の一駒巻上完了信号はメモ
リ118に積算値として貯えられる。
このようなフイルムの一駒巻上げが完了すると、主CP
U101のデータ入出力端DATAから入出力制御回路111
を介して第5図(C)の信号bに示す「5」「6」なるア
ドレスコードと「7」「A」なる制御コードとが順次送
出される。この信号は副CPU401のデータ入出力端D
ATAから取り込まれ、これに伴なって副CPU401の
制御出力端Vからストロボ制御回路411に制御信号が送
出され、主CPU101のコントロール信号出力端CON
Tから送出されるチャージ開始指令信号によってストロ
ボの図示しないメインコンデンサへのチャージが開始さ
れる。なお、このようなチャージ動作と電動駆動ユニッ
ト200による巻上げ動作とを同時に行なわないのは両動
作を一時に行なうと大きな動作電流が流れ、電源ユニッ
ト300に収納された電源電池306,307の電圧降下が著る
しくない、満足な動作を行なわせることができないから
である。
以上のような一連の動作が繰返し行なわれると、主CP
U101に接続されたメモリ118の駒数値が逐次、積算さ
れ、この値が予め設定された数に達すると、主CPU10
1のデータ入出力端DATAから第5図(D)の信号bに示
す「3」「E」なるアドレスコードと「5」「B」なる
制御コードとが副CPU201のデータ入出力端DATA
に送出される。これに伴なって副CPU201の制御出力
端Tから駆動回路213に、巻戻し動作をするに適正な制
御信号が送出され、主CPU101のコントロール信号出
力端CONTから副CPU201のコントロール信号出力
端CONTに、第5図(D)の信号cに示す巻戻開始指令
信号印加され、これよってフイルム巻戻しが開始する。
フイルム巻戻しの開始に伴ない主CPU101のデータ入
出力端DATAから入出力制御回路111を介して第5図
(D)の信号bに示す「3」「E」なるアドレスコードと
「5」「C」なる制御コードが副CPU201のデータ入
出力端DATAに入出力制御回路210を介して入力され
ると、フイルム巻戻しの停止準備状態になる。
フイルム巻戻しの完了は、カメラ本体100に設けられた
図示しない巻戻終端検出機構によって検出され、これに
伴なって主CPU101のコントロール信号出力端CON
Tから第5図(D)の信号cに示す巻戻停止指令信号が主
CPU101から副CPU201に送出される。副CPU201
の制御出力端Tから駆動回路213に制御信号が送出され
ることによりモータ203の回転が停止し、巻上巻戻機構1
19による巻戻動作が終了する。
上述の第2実施例においては、カメラ本体100に着脱自
在に装着される付属ユニット、即ち、電動駆動ユニット
200,電源ユニット300,ストロボ・ユニット400,レン
ズ・ユニット500の夫々に副CPU201,301,401,501
を設け、カメラ本体100に主CPU101を設け、主CPU
と副CPUとの間のデータ送受を共通の線路、即ち、電
源線路,データ入出力線路、コントロール信号線路の3
種の線路で行なわせている。また、カメラ本体100と電
動駆動ユニット200等の付属ユニットとの間の線路接続
を接点部材を介して行なっている。
従って、付属ユニットの拡大や縮少が容易にでき、即
ち、レンズユニット500とカメラ本体100との間にコンバ
ータレンズユニットを装着したり、電動駆動ユニット20
0を取外し、カメラ本体100の底面に電源ユニット300を
直接装着する等の変更が容易にでき、しかも、付属ユニ
ットの装着の有無に応じて異なった態様の制御がカメラ
本体100がわに設けた主CPU101によって行なえ、かつ
このような拡大や縮少をする際に接点部材を変更するこ
となく行なえるので、極めて汎用性の高いカメラを得る
ことができる。
なお、上述した第1及び第2実施例においては、カメラ
本体1,100とは別の電源ユニット2,300内に電源電池
41,42,306,307を収納し、この電源電池から付属ユニ
ットの各部に動作電源の供給を行なう形式にしたが、本
発明はこの例には限定されず電源電池41,42,306,307
をカメラ本体1,100内に収納したり他の付属ユニット
内に収納しても良い。
また、ストロボ・ユニット400への電源供給を電源ユニ
ット300から行なわず、両ストロボ・ユニット400内にス
トロボ用の電池を収納しても良い。
更に、上述の例はデータの送受を行なう信号形式が4ビ
ットで構成されるパラレル信号もしくはシリアル信号で
あるが、これは他の形式であっても良いことは勿論であ
り、いずれの形式を採用するかの選択は設計上自由であ
る。
また更に、本発明に用いられる付属ユニットは前述の実
施例のもののみならず、例えばレンズユニットの前面に
装着されるリングストロボユニット等のあらゆるユニッ
トを含むものである。
また、上述の例においては、各ユニットの総てに主また
は副CPUが設けられているが、簡単なユニットにおい
てはCPUの代りにアンドゲート回路やオアゲート回路
などで構成されるロジック回路で所望の信号処理を行な
うようにしても良い。
以上述べたように、本発明によれば、カメラ本体と複数
の付属ユニットとの間のデータ送受、並びに制御信号の
送受がカメラ本体に設けられた主マイクロ・コンピュー
タと付属ユニットに設けられた副マイクロ・コンピュー
タによって行われ、かつその伝送路が接点部材を介して
共通的に用いられているので、付属ユニットの拡張や縮
小に対する汎用性が極めて向上するとともに、複数の付
属ユニットの内のいずれを作動させるかを確実に制御す
ることができるという効果を生ずるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明を適用したカメラの第1実施例を示す
電気回路図、 第2図は、第1図に示すカメラの動作説明に供される信
号波形図、 第3図は、第1図に示すカメラのユニット結合状態を示
す要部断面図、 第4図は、本発明を適用したカメラの第2実施例を示す
電気回路図、 第5図は、第4図に示すカメラの動作説明に供される信
号波形図である。 1,100……カメラ本体 20,200……電動駆動ユニット(付属ユニット) 40,300……電源ユニット(付属ユニット) 400……ストロボユニット(付属ユニット) 500……レンズユニット(付属ユニット) 5,101……主CPU(主マイクロコンピュータ) 25,44,201,301,401,501……副CPU(副マイクロ
・コンピュータ) 6〜8,26〜31,45,47,48,102〜110,112〜114,20
4〜209,302,303,305,310,402〜407,409,410,50
2〜507,509〜510……電気接点(接点部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−54932(JP,A) 特開 昭57−112733(JP,A) 特開 昭57−170679(JP,A) 特開 昭59−188622(JP,A) 特開 昭58−105139(JP,A) 特開 昭55−124123(JP,A) 特開 昭56−33635(JP,A) 特開 昭57−14260(JP,A) 特開 昭59−165038(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体と、このカメラ本体に着脱自在
    に装着される、複数の付属ユニットとからなるカメラに
    おいて、 上記付属ユニットに配設され、固有のアドレス・コード
    を有する副マイクロ・コンピュータと、 上記カメラ本体に配設され、上記複数の付属ユニット固
    有のアドレス・コードに対応する信号と、この付属ユニ
    ット内の副マイクロ・コンピュータを動作させるための
    制御コード信号とを出力する主マイクロ・コンピュータ
    と、 上記カメラ本体に直接または間接に上記付属ユニットを
    装着する際に、上記主マイクロ・コンピュータと上記副
    マイクロ・コンピュータとを電気的に接続する接点部材
    と、 上記接点部材を介して上記主マイクロ・コンピュータと
    上記副マイクロ・コンピュータとの間で通信を行わせる
    シリアル通信ラインと、 上記副マイクロ・コンピュータ内に配設され、送信され
    たアドレス・コードが自身の固有のアドレス・コードと
    一致するか否かを確認する確認手段と、 を具備し、上記主マイクロ・コンピュータは、上記付属
    ユニットのいずれか一つに所定の動作を実行させるため
    に、該当する付属ユニットの固有アドレス・コード信号
    と制御コード信号とを上記シリアル通信ラインを介して
    順次送信し、 上記副マイクロ・コンピュータは、上記確認手段が一致
    を確認した際に、続いて受信した制御コード信号にした
    がって所定の動作を実行し、少なくとも一部の副マイク
    ロ・コンピュータはこの動作の終了後に、動作結果のデ
    ータを上記シリアル通信ラインを介して上記主マイクロ
    ・コンピュータに送信するようにしたことを特徴とする
    カメラ。
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