JPH0715532B2 - カメラの合焦装置 - Google Patents

カメラの合焦装置

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JPH0715532B2
JPH0715532B2 JP4129075A JP12907592A JPH0715532B2 JP H0715532 B2 JPH0715532 B2 JP H0715532B2 JP 4129075 A JP4129075 A JP 4129075A JP 12907592 A JP12907592 A JP 12907592A JP H0715532 B2 JPH0715532 B2 JP H0715532B2
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data
signal
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output terminal
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JP4129075A
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光男 河添
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Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラの合焦装置、
更に詳しくはカメラ本体に対して着脱自在に交換レンズ
を装着するカメラの合焦調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、一眼レフレックスカメラ
などのように、カメラ本体に対して交換レンズを着脱自
在に装着するカメラにおいては、カメラ本体側で焦点検
出をし、この焦点検出の結果に基づいて交換レンズのフ
ォーカスレンズを駆動することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カメラ本体
側で検出した焦点情報に応じて交換レンズを駆動する場
合、同じ焦点ずれ量であっても交換レンズによって、そ
の駆動量が異なる。従って、個々に異なる交換レンズ毎
に精度の高い合焦駆動を行うのは困難であった。本発明
の目的は、上記従来の不具合を解消するために、カメラ
本体側で焦点ずれ量を検出し、この焦点ずれ量の情報を
交換レンズ側に伝達し、交換レンズ側で駆動量を求め
て、これによって精度の高い合焦点調節を行うようにし
たカメラの合焦装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラの合
焦装置は、カメラ本体内に、交換レンズを介して受光し
た被写体像に基づいて上記交換レンズの焦点ずれ量を検
出する焦点検出手段と、カメラシステムを制御するため
の主マイクロ・コンピュータと、上記焦点ずれ量を表す
データを送信する送信手段とを設け、上記交換レンズ内
に、フォーカスレンズを駆動する駆動手段と、上記送信
手段によって送信された上記データを受信する受信手段
と、この受信手段によって受信された上記データに基づ
いて、上記駆動手段の駆動量を演算するための副マイク
ロ・コンピュータと、この副マイクロ・コンピュータに
よって演算された駆動量に基づいて上記駆動手段の制御
を行う制御手段と、を具備する。
【0005】
【作用】交換レンズを介してカメラ本体側で焦点ずれ量
を検出し、この焦点ずれ量のデータを交換レンズ側に送
り、交換レンズ側では、このデータに基づいて、副マイ
クロ・コンピュータによってフォーカスレンズを駆動す
る駆動手段の駆動量を演算し、この演算された駆動量に
基づいて上記駆動手段の制御を行う。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図1は、本発明の第1実施例を示したものである。
この実施例は35ミリ幅のロールフィルムを使用する、
フォーカルプレーンシャッタを採用した一眼レフレック
スカメラに本発明を適用したものであって、カメラ本体
1の底部には、付属ユニットとして電動巻上げ機能と電
動巻戻し機能とを有する電動駆動ユニット20が装着さ
れ、この電動駆動ユニット20の底部には、更に付属ユ
ニットとして上記カメラ本体1および上記駆動ユニット
20への電源の供給を行う電源ユニット40が装着され
ている。
【0007】上記カメラ本体1には周知のフィルムの巻
上およびシャッタチャージを行う巻上機構2とフィルム
の巻戻しを行う巻戻機構3が配設され、上面にはレリー
ズ釦4が設けられている。また、カメラ本体1には、電
動駆動ユニット20,電源ユニット40で構成されるカ
メラを制御するための主マイクロ・コンピュータでなる
主CPU5が設けられている。この主CPU5の接地端
子Gはカメラ本体1の底部に配設された電気接点6に接
続され、正電源入力端子+は上記電気接点と同様に配設
された電気接点7に接続され、データ入出力端子DAT
Aは上記電気接点6,7と同様に配設された4個(図で
は1個)の接点でなる電気接点群8に接続されている。
この電気接点群8は4ビットのパラレル信号を授受する
ようにそれぞれのビットに対応する4個の電気接点で構
成されている。
【0008】そして、図示しないファインダー内に設け
られ、電圧の低下、露出不足等を表示させるための表示
器9には、主CPU5のデータ出力端Pが接続されてい
る。また、制御出力端Qは測光回路10の制御入力端に
接続され、制御出力端Rはシャッタ駆動回路11の制御
入力端に接続されている。この測光回路10およびシャ
ッタ駆動回路11は主CPU5の制御出力端Q,Rから
送出される制御信号によって所望の測光およびシャッタ
駆動を行うようになっている。測光回路10の制御出力
端は主CPU5の制御入力端Sに接続され、シャッタ駆
動回路11の制御出力端は主CPU5の制御入力端Tに
接続されている。そして、主CPU5の制御入力端Uに
はレリーズ釦4の押圧に連動する接点が接続されてい
る。
【0009】また、フィルムの撮影可能駒数等のデータ
の書込み,読出しができ、かつ電源開放時においても書
き込まれたデータが消去されない不揮発性のメモリ12
が主CPU5に接続されている。更に、主CPU5の制
御入力端Vには、フィルムの1駒巻上げを検出し、その
都度、1駒巻上信号を送出する1駒検出回路13が接続
されており、また、主CPU5の制御入力端Wには、フ
ィルム終端を検出するフィルム終端検出回路14が接続
されている。
【0010】一方、電動駆動ユニット20には、上記巻
上機構2に連結する巻上軸21を有する巻上モータ22
が配設されると共に、上記巻戻機構3に巻戻し時にのみ
連結される巻戻軸23を有する巻戻モータ24が配設さ
れている。また、この電動駆動ユニット20には、カメ
ラ本体1の主CPU5とのデータの送受を行うための副
マイクロ・コンピュータでなる副CPU25が設けられ
ている。この副CPU25の接地端Gは電動駆動ユニッ
ト20の上面に、上記電気接点6に接触するように形成
された電気接点26に接続されると共に、電動駆動ユニ
ット20の下面に形成された電気接点27に接続されて
いる。
【0011】上記副CPU25の正電源入力端子+は、
上記電気接点7に接触する電気接点28と電動駆動ユニ
ット20の下面に形成された電気接点29に接続されて
いる。更に、副CPU25のデータ入出力端DATAは
上記電気接点群8の夫々に接触する電気接点群30と電
動駆動ユニット20の下面に形成された電気接点群31
に接続されている。また、副CPU25の制御出力端X
は駆動回路32の入力端に接続され、同回路32の出力
端は巻上モータ22に接続されている。
【0012】そして、副CPU25の制御出力端Yは駆
動回路33の入力端に接続され、同回路33の出力端は
巻戻モータ24に接続されている。また、副CPU25
にはフィルムの巻上モードが一駒であるか連続であるか
のモードを記憶しておくための不揮発性メモリ34が接
続されている。
【0013】上記電源ユニット40には、電源電池4
1,42が収納され、更に同ユニット40の表面に操作
レバーが露出して配設された電源スイッチ43を有して
いる。また、カメラ本体1の主CPU5とのデータの送
受を行うための副マイクロ・コンピュータでなる副CP
U44が設けられている。この副CPU44の接地端G
は、電源ユニット40の上面に配設され、電動駆動ユニ
ット20の上記電気接点27に接触する電気接点45に
接続されると共に、電池42の負極に接続されている。
この副CPU44の正電源入力端+はスイッチ回路46
の入力端に接続されると共に、常開型の上記電源スイッ
チ43を介して電源電池41の正極に接続される。スイ
ッチ回路46の出力端は、電源ユニット40の上面に配
設され、上記電気接点29に接触する電気接点47に接
続されている。
【0014】そして、副CPU44のデータ入出力端子
DATAは電源ユニット40の上面に配設され、上記電
気接点群31に接触する電気接点48に接続されてい
る。また、この副CPU44には使用電池の公称電圧,
容量,1次電池と2次電池の区別等のデータの書込みと
読出しができ、電源開放時においても、その内容が保持
できる不揮発性のメモリ49が接続されている。更に、
副CPU44の制御入力端Zはスイッチ回路46の制御
端に接続されている。
【0015】以上のように構成されたカラにおいて、電
源スイッチ43が操作されると電源電池41の正極が図
2(a)に示す如く、副CPU44の正電源入力端+に
印加されると共に、スイッチ回路46の入力端にも印加
される。すると、副CPU44の制御入力端Zからスイ
ッチ回路46の制御端に制御信号が送出され、これに伴
って電池41の正極が電気接点47,29を介して副C
PU25の正電源入力端+に印加され、更に電気接点2
8と7を介して主CPU5の正電源入力端+に印加され
る。しかる後、主CPU5のデータ入出力端子DATA
から図2(b)〜(e)に示すような信号b〜eが送出
されると、この信号b〜eは電気接点群8,30を介し
て副CPU25のデータ入出力端子DATAに入力さ
れ、更に、電気接点群31,48を介して副CPU44
のデータ入出力端子DATAに入力される。
【0016】なお、データ入出力端子DATAに入力、
または出力されるデータは、信号b〜eの4ビットでな
る16進数で構成される信号でもって16通りの情報を
送受させることができる。以下、説明の都合上、この信
号b〜eで表される16進数を「 」書きで表す。
【0017】主CPU5のデータ入出力端子DATAか
ら「4」,「D」なるアドレス・コードとの比較を行い
両者が一致したときのみ、アドレス・コード信号の次に
入力されるデータを待ち受ける。この場合には電源ユニ
ット40の有するアドレス・コード信号が「4」,
「D」であるので、次に入力される制御コード信号
「C」,「4」を受け入れ、バッテリチェック動作を開
始する。副CPU44によるバッテリチェックが完了し
たら、その結果を副CPU44のデータ入出力端子DA
TAから主CPU5側に送出する。この場合にバッテリ
が動作電圧を有するときには「F」なる信号を送出し、
バッテリが動作電圧に達しない消耗時には「O」なる信
号を送出する。この信号は主CPU5で受け入れられ、
「F」である場合には主CPU5の制御出力端Pから表
示器9に撮影可能な旨の表示を行うに適正な信号が送出
され、「O」である場合には撮影不可能な旨の表示を行
うに適正な信号が送出される。
【0018】次いで、カメラ本体1のレリーズ釦4が押
圧操作されると、このレリーズ釦4に連動するトリガー
信号が主CPU5の制御入力端Uに入力される。主CP
U5は、このトリガー信号を検知し、制御出力端Rから
シャッタ駆動回路11にミラー上昇,先幕走行開始に適
正な制御信号が送出される。これに伴って制御出力端Q
から測光回路10に測光開始するに適正な信号が送出さ
れ、測光回路10からの測光データが主CPU5の制御
入力端Sに返送される。主CPU5は、この返送された
測光データを基に制御出力端Rからシャッタ駆動回路1
1に後幕走行タイミング等の制御信号を送出し、後幕走
行,ミラー下降等の一連の露光動作が完了する。このと
きシャッタ駆動回路11から主CPU5の制御入力端T
に露光完了信号が送出される。
【0019】そして、主CPU5は、この露光完了信号
を受け、次の動作、即ちフィルム巻上動作に移行する。
主CPU5から「3」,「E」なるアドレス・コード信
号が送出されると、「3」,「E」なるアドレスを有す
る電動駆動ユニット20の副CPU25のみが応答し、
アドレス・コード信号の次に入力される、制御コード信
号を待ち受ける。主CPU5から「5」,「9」なる制
御コード信号が送出されると、この制御コード信号が副
CPU25で受け入れられ、副CPU25の制御出力端
Xから駆動回路32に、巻上モータ22を回転させるに
適正な信号が送出される。これに伴って巻上モータ22
が回転し、露光済フィルムの1駒巻上が行われる。
【0020】このときカメラ本体1において巻上機構2
の一部を利用した1駒検出回路13から主CPU5の制
御入力端Vに1駒巻上信号が送出される。上述のように
して、レリーズ釦4の押圧から露光済フィルムの巻上ま
での一連の動作が繰り返し行われる。
【0021】1駒検出回路13からの1駒巻上信号は主
CPU5を介して不揮発性のメモリ12に積算値として
順次書き込まれる。不揮発性メモリ12の内容が図示し
ない撮影可能駒数設定手段で予め設定された値に達する
と主CPU5が巻戻し動作に移行する。これはデータ入
出力端DATAから「3」,「E」なるアドレス・コー
ド信号が送出され、この信号に対しては電動駆動ユニッ
ト20の副CPU25のみが応答し、アドレス・コード
信号の次に入力される制御コードを待ち受ける。主CP
U5から「5」,「8」なる制御コード信号が送出され
ると、副CPU25のみがこの信号を受け入れ、制御出
力端Yから駆動回路33に巻戻動作を行うに適正な制御
信号が送出され巻戻モータ24に連結された巻戻軸23
が巻戻機構に結合され、所定の設定駒数の露光が行われ
たフィルムの巻戻が行われる。
【0022】巻戻モータ24による巻戻しが完了すると
カメラ本体1に設けられたフィルム巻戻しの終端検出回
路14からの終端検出信号が主CPU5の制御入力端子
Wに入力される。すると主CPU5のデータ入出力端D
ATAから[3],[E]なるアドレス・コード信号が
副CPU25,44に送出される。このアドレス・コー
ド信号には副CPU25が応答し、このアドレス・コー
ド信号の次に入力される制御コードを待ち受ける。主C
PU5から[6],[A]なる制御コード信号が送出さ
れると、副CPU25の制御出力端Yから駆動回路33
の制御入力端に、巻戻動作を停止させるに適正な制御信
号が送出され、巻戻動作が停止する。このようにして、
バッテリチェック動作,露光動作,巻上動作,巻戻動作
が行われるのである。
【0023】また、上記カメラ本体1,付属ユニットと
しての電動駆動ユニット20,電源ユニット40の3者
を連結させる結合構造の1例を図3に示す。図3におい
て、カメラ本体1の一側面には位置決め用の突起51が
形成され、他側面には貫通孔52が穿設され、この貫通
孔52にはカメラ本体1に対して進退自在な可動ピン5
3が嵌合され、この可動ピン53の底部には、同可動ピ
ン53をカメラ本体1の外方側に付勢するためのばね5
4が設けられている。
【0024】このような突起51と可動ピン53が設け
られたカメラ本体1の底部には電動駆動ユニット20が
取り付けられるようになっいる。即ち、電動駆動ユニッ
ト20の上部の一側面には、上記突起51が挿入される
孔55を有する鍔部56が一体的に設けられ、上部の一
側面には上記可動ピン53が挿入される嵌合孔57と、
傾斜面58とを有する鍔部59が設けられている。
【0025】また、電動駆動ユニット20の下部と電源
ユニット40の上部との間にも、上記と同様の結合機構
が設けられている。従って、その対応部分には上記と同
一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。このよう
に各部が構成されているので、電動駆動ユニット20を
カメラ本体1の底部から取り外し、電源ユニット40を
カメラ本体1の底面に直接取り付けることもできる。
【0026】次に、図4,図5によって本発明の第2実
施例を詳細に説明する。図4において、カメラ本体10
0の底面には、電動駆動ユニット200が着脱自在に装
着され、この電動駆動ユニット200の底面には、電源
ユニット300が着脱自在に装着されており、そして上
記カメラ本体100の上部に設けられたアクセサリーシ
ュー130には、ストロボ・ユニット400が着脱自在
に装着され、更にカメラ本体100の前面に設けられた
レンズマウント部にはオートフォーカス形式の撮影レン
ズ・ユニット500が装着されて、所望の撮影を行える
ようにカメラが構成されている。
【0027】カメラ本体100には、付属ユニット、即
ち、電動駆動ユニット200,電源ユニット300,ス
トロボ・ユニット400,レンズ・ユニット500等を
複合的に制御するための、主マイクロ・コンピュータで
なる主CPU101が配設されている。また、各ユニッ
ト200,300,400,500の夫々には上記主C
PU101との間で情報信号の送受を行わせるための副
マイクロ・コンピュータでなる副CPU201,30
1,401,501が設けられている。
【0028】カメラ本体100の主CPU101の接地
端Gは接地されており、また、上記シュー130に形成
された電気接点102,底部に形成された電気接点10
3,前面のレンズマウント部に形成された電気接点10
4の3者も共通に接続されて接地されている。同主CP
U101の正電源入力端+は、上記シュー130に形成
された電気接点105,底部に形成された電気接点10
6,前面のレンズマウント部に形成された電気接点10
7の3者に共通に接続されている。
【0029】同主CPU101のコントロール信号出力
端CONTは、上記シュー130に形成された電気接点
108,底部に形成された電気接点109,前面のレン
ズマウント部に形成された電気接点110の3者に共通
に接続されている。同主CPU101のデータ入出力端
DATAは、送信時にはパラレル信号をシリアル信号に
変換し、受信時にはシリアル信号をパラレル信号に変換
する入出力制御回路111を通じて上記シュー103に
形成された電気接点112,底部に形成された電気接点
113,前面のレンズマウント部に形成された電気接点
114に共通に接続されている。
【0030】また、主CPU101の制御出力端Pには
自動露光回路(以下、AE回路という)115の制御入
力端が接続され、同主CPU101の制御入力端Qには
AE回路115の制御出力端が接続されている。一方、
主CPU101の制御出力端Rには合焦状態検出回路
(以下、AF回路という)116の制御入力端が接続さ
れ、同主CPU101の制御入力端SにはAF回路11
6の制御出力端が接続されている。また、更に主CPU
101には、所定のプログラムが格納されたROM11
7と、フィルム巻上げ駒数等の一時的なデータの書込
み、読出しができる不揮発性のメモリ118が接続され
ている。また、カメラ本体100にはフィルムの巻上げ
および巻戻しを行うフィルム駆動機構119が設けられ
ている。
【0031】更に、カメラ本体100には周知のよう
に、可動ミラー120が配設されているが、この可動ミ
ラー120の基端がわに、同ミラーに連結されたレバー
によって閉成されるミラースイッチ121が配設されて
いる。そして、上記電動駆動ユニット200には上記フ
ィルム駆動機構119に連結され、かつ、フィルム巻戻
しが選択的に行える駆動軸202を有する駆動モータ2
03が備えられている。
【0032】副CPU201の接地端Gは接地されてお
り、上記電気接点103に接触するようにして上部に形
成された電気接点204と底部に形成された電気接点2
05とは共通に接続されて接地されている。同副CPU
201の正電源入力端+は、上記電気接点106に接触
するように上部に形成された電気接点206,底部に形
成された電気接点207の2者に共通に接続されてい
る。同副CPU201のコントロール信号出力端CON
Tは、上記電気接点109に接触するようにして上部に
形成された電気接点208,底部に形成された電気接点
209の2者に共通に接続されている。
【0033】同副CPU201のデータ入出力端DAT
Aは、送信時にはパラレル信号をシリアル信号に変換
し、受信時にはシリアル信号をパラレル信号に変換する
入出力制御回路210を介して上部に形成されて上記接
点113に接触している電気接点211,底部に形成さ
れた電気接点212に接続されている。そして、副CP
U201の制御出力端Tは駆動モータ203を制御する
駆動回路213の入力端に接続されており、同回路21
3の出力端は駆動モータ203に接続されている。ま
た、副CPU201には、電動駆動ユニット200のア
ドレスコード等が格納されたROM214と、電動巻上
げモードが一駒巻上げモードであるか連続巻上げモード
であるか等の一時的なデータの書込みおよび読出しので
きる不揮発性のメモリ215が接続されている。
【0034】上記電源ユニット300の副CPU301
の接地端Gは接地されており、また上部に形成され、上
記電気接点205に接触している電気接点302も接地
されている。同副CPU301のコントロール信号出力
端CONTは上部に形成され、上記電気接点209に接
触するように形成された電気接点303に接続されてい
る。同副CPU301のデータ入出力端DATAは、送
信時にはパラレル信号をシリアル信号に変換し、受信時
にはシリアル信号をパラレル信号に変換する入出力制御
回路304を介して上記電気接点212に接触している
電気接点305に接続されている。
【0035】また、電源ユニット300内に収納された
電池306は、その負極を接地され、正極は電池307
の負極に接続されている。同電池307の正極は、スイ
ッチ回路308の入力端に接続されると共に、操作レバ
ー309aが外部に露出する電源スイッチ309を介し
て副CPU301の正電源入力端+に接続されている。
スイッチ回路308の出力端は上部に形成され上記電気
接点207に接触している電気接点310に接続されて
いる。また、副CPU301には、電源ユニット300
のアドレスコード等が格納されたROM311と、使用
電池が1次電池であるか2次電池であるか等の一時的な
データの書込みおよび読出しのできる不揮発性のメモリ
312が接続されている。
【0036】上記ストロボ・ユニット400の副CPU
401の接地端Gは接地されており、また底部に形成さ
れ上記電気接点102に接触するように形成された電気
接点402と上部に設けられた接点403とは共通に接
続されて接地されている。副CPU401の正電源入力
端+は、底部に形成され上記電気接点105に接触して
いる電気接点404と、上部に設けられた電気接点40
5とに共通に接続されている。同副CPU401のコン
トロール信号出力端CONTは、底部に形成され上記電
気接点108に接触している電気接点406と、上部に
設けられた電気接点407とに共通に接続されている。
また、同副CPU401のデータ入出力端DATAは、
送信時にはパラレル信号をシリアル信号に変換し、受信
時にはシリアル信号をパラレル信号に変換する入出力制
御回路408を介して上記電気接点112に接触してい
る電気接点409と、上部に形成された電気接点410
とに共通に接続されている。更に副CPU401の制御
出力端Vは、ストロボ制御回路411の制御入力端に接
続され、同ストロボ制御回路411の制御出力端は副C
PU401の制御入力端Wに接続されている。また更
に、副CPU401には、ストロボ・ユニット400の
アドレスコードが格納されたROM412と、チャージ
完了等の一時的なデータの書込み、読出しができる不揮
発性のメモリ413が接続されている。
【0037】図5に示す上記レンズ・ユニット500の
副CPU501の接地端Gは接地されており、上記電気
接点104に接触するようにして形成され、レンズマウ
ント部に形成された電気接点502と前面に形成された
増設用の電気接点503も共通に接続されて接地されて
いる。同副CPU501の正電源入力端+は、上記接点
107に接触するように形成され、レンズマウント部に
形成された電気接点504と、前面に形成された増設用
の電気接点505とに接続されている。同副CPU50
1のコントロール信号出力端CONTは、上記電気接点
110に接触するように形成され、レンズマウント部に
形成された電気接点506と、前面に形成された増設用
の電気接点507とに接続されている。同副CPU50
1のデータ入出力端DATAは、送信時にはパラレル信
号をシリアル信号に変換し、受信時にはシリアル信号を
パラレル信号に変換する入出力制御回路508を介し、
上記電気接点114に接触するようにレンズマウント部
に形成された電気接点509に接続されると共に、前面
に形成された増設用の電気接点510に接続されてい
る。
【0038】また、副CPU501の制御出力端Xは、
図示しないフォーカスリングに連結されたモータ512
を駆動制御するための駆動回路511に接続されてい
る。副CPU501の制御出力端Yは、絞り514の開
口を制御するための駆動回路513に接続されている。
更に副CPU501には、レンズ・ユニット500の固
有のデータ、例えば焦点距離,最小絞り値,射出瞳の位
置等のデータが格納されたROM516が接続され、更
に一時的なデータ、例えば絞り込みデータ,被写体距離
データ等のデータが書込みおよび読出し自在で、かつ不
揮発性のメモリ515が接続されている。
【0039】以上のように構成されたカメラにおいて、
電源スイッチ309を投入すると電池307の正極が副
CPU301の正電源入力端+に接続され、所定時間経
過後に副CPU301の制御出力端Uからスイッチ回路
308へ制御信号が送出され、図6(A)の信号aに示
す如く電圧が印加される。この電圧は接点310,20
7を介して電動駆動ユニット200のCPU201の正
電源入力端+に印加され、同様に電気接点206,10
6を介してカメラ本体100のCPU101の正電源入
力端+に印加され、更に、電気接点105,404を介
してストロボ・ユニット400の副CPU401の正電
源入力端+に供給され、また更に電気接点107,50
4を介してレンズ・ユニット500(図5参照)の副C
PU501の正電源入力端+に印加される。従って、す
べてのユニットの副CPUに正電源が供給されることに
なる。
【0040】しかる後、主CPU101のデータ入出力
端DATAから“0101”,“0110”なるパラレ
ル信号が送出されると、このパラレル信号が入出力制御
回路111によってシリアル信号に変換され、図6
(A)に示す信号bのように「4」「D」なるシリアル
信号に変換される。この信号は他のユニットの入出力制
御回路210,304,408,508の全てに入力さ
れ、シリアル・パラレル変換された後、副CPU20
1,301,401,501の夫々のデータ入出力端D
ATAに入力される。
【0041】各副CPU201〜501は、それぞれ自
身の有するROM214,311,412,516に格
納されたアドレスコードであるか否かの判断を行い、自
身のアドレスコードであると判断した場合には、次に入
力される制御コードを受入れ、その動作を起こすための
準備をし、自身のアドレスコードでなかった場合には、
その次に入力される制御コードを受入れない。
【0042】よって、副CPU301のみが次の信号で
ある制御コード「C」「4」を受入れ、バッテリチェッ
ク動作の準備をし、バッテリチェック開始指令信号を待
つ。そして、主CPU101のコントロール信号出力端
CONTから図6(A)の信号cに示す如く、スタート
信号が入力されると、CPU301において電池30
6,307の端子電圧が規定のものか否かを検出し、規
定のものでなかった場合には、カメラ本体100の図示
しない表示部に電源電圧不良の表示をさせるに適正な信
号を送出し警報を発する。一方、電源電圧が規定のもの
であった場合にはバッテリ正常信号を副CPU301の
データ入出力端から送出し、この信号がカメラ本体10
0の主CPU101に入力される。
【0043】主CPU101が「F」なるバッテリチェ
ックOK信号を受け取ると次の動作モード(ユニットチ
ェック動作)に移行する。このユニットチェック動作
は、主CPU101のデータ入出力端DATAから00
11,1110なるパラレル信号が送出され、このパラ
レル信号が入出力制御回路111によって図6(A)に
示す信号bのように「3」「E」なるシリアル信号に変
換される。「3」「E」なるアドレスコードは上述同様
にして全ての副CPU201,301,401,501
に入力されるが、上述したのと同様にアドレスコード
「3」「E」を有する副CPU201のみが応答し、こ
の副CPU201が次に入力される制御コードを待ち受
ける。制御コード「6」「A」即ち、ユニットの取付有
無の検出を行なわせる指令信号が副CPU201に入力
されると、副CPU201はカメラ本体の主CPU10
1がわにユニット有信号を送出する。この信号を受けた
主CPU101は、その結果をメモリ118に書込む。
【0044】以下同様に電源ユニット300,ストロボ
・ユニット400,レンズ・ユニット500において
も、ユニットの取付有無の検知動作が行われ、この結果
が主CPU101を介してメモリ118に書き込まれ
る。主CPU101はこのようにしてメモリ118に書
き込まれたデータに基づき、ROM117に格納された
プログラム内容の一部修正等を行っている。
【0045】しかる後、図示しないレリーズ釦が押圧操
作されると、この時のトリガ信号が主CPU101に入
力される。すると、主CPU101の制御出力端Rから
合焦検出回路116に制御信号が送出され、同主CPU
101の制御入力端Sにピントずれの有無およびそのず
れ量に応じた信号が入力される。この結果、ピントずれ
がある場合には主CPU101のデータ入出力端DAT
Aから“1101”,“0001”なるパラレル信号が
送出される。この信号は入出力制御回路111によって
図6(B)に示す信号bの如くパラレル・シリアル変換
され、「D」「1」なる信号になる。この「D」「1」
なるアドレスコードは上述同様に全ての副CPU20
1,301,401,501のデータ入出力端DATA
に入力され、自身の有するROM214,311,41
2,516に格納されたアドレスコードとの比較がなさ
れる。この結果、副CPU501のみが応答し、「D」
「1」なるアドレスコードの次に入力される制御コード
を待ち受ける。制御コード「3」「5」が副CPU50
1で受け取られると、主CPU101のデータ入出力端
DATAから入出力制御回路111を介して図6(B)
に示す信号bの如くのピントずれ量データが送出され
る。このピントずれ量データは副CPU501に取り込
まれ、待機状態になる。主CPU101のコントロール
信号出力端CONTから図6(B)に示す信号cが送出
されると、副CPU501の制御出力端Xから上記ピン
トずれ量データに応じた制御信号が駆動回路511に送
出される。駆動回路511は、入力された制御信号に応
じてモータ512を駆動させ、図示しないフォーカスリ
ングを回転させ、レンズを必要量だけ繰出し、または繰
り込んで停止する。なお、レンズの繰出し、繰込量はレ
ンズの焦点距離によって変わるがROM516に格納さ
れた焦点距離データに基づく演算を行えばよい。
【0046】以上のようなピント調整が行われた後、主
CPU101の制御出力端Pから測光回路115へ制御
信号が送られると、測光回路115からの露光値データ
が主CPU101の制御入力端Qに送出される。主CP
U101は、この露光値データからストロボを発光すべ
きであるか否かを判断し、被写体が明るくストロボ発光
が必要ないと判断された場合には、先決されたシャッタ
秒時から絞り値を演算する。
【0047】次に主CPU101のデータ入出力端DA
TAから入出力制御回路111を介して図6(B)に示
す信号bの如く、「D」「1」なるアドレスコード、
「3」「6」なる制御コード、“01001110”な
る絞り込みデータが順次送出される。このコードおよひ
データは副CPU501に取り込まれ、上記絞り込みデ
ータに基づく絞り込み動作の開始を待ち受ける。そし
て、主CPU101のコントロール信号出力端CONT
から図6(B)に示す信号cが送出されると、副CPU
501の制御出力端Yから駆動回路513に制御信号が
送出され、絞り514が所定開口まで絞り込まれる。
【0048】次に予め設定されたシーケンスプログラム
に基づいて可動ミラー120が上昇を開始し、図示しな
いフォーカルプレーンシャッタの先幕が走行を開始し、
測光回路115によって予め設定されたシャッタ秒時に
基づいて後幕が走行する。両幕の走行が完了すると可動
ミラー120が下降し、ここに一連の露光動作が完了す
る。
【0049】一方、被写体が暗くストロボ発光の必要が
あると判断された場合には、ストロボ発光の準備を行
う。即ち、絞り優先のシンクロ撮影モードを希望した場
合には、合焦検出回路116から主CPU101の制御
入力端Sに送出される被写体距離データと、ROM11
7に格納されたガイドナンバーデータとから絞り514
の絞り開口値を演算によって求め、この値に基づく制御
信号を、副CPU501の制御出力端Yから駆動回路5
13に送出し、絞り514を所定開口まで絞り込む。ま
た、ストロボ発光量制御のシンクロ撮影モードを希望し
た場合には、合焦検出回路116から主CPU101の
制御入力端Sに送出される被写体距離データと、手動に
より予め設定された絞り値とから必要発光量を演算によ
って求める。次に図6(E)に示す信号bの如く、主C
PU101のデータ入出力端DATAから入出力制御回
路111を介して「5」「6」なるアドレスコードと
「7」「B」なる制御コードと“10010011”な
る発光量データが、順次送出され副CPU401のデー
タ入出力端DATAに入力される。副CPU401は図
6(E)に示す信号cの如くコントロール信号によって
制御出力端Vからストロボ制御回路411にストロボ発
光持続時間等のデータが送出される。
【0050】次に予め設定されたシーケンスプログラム
により可動ミラー120が上昇し、その途中で閉成され
るスイッチ121の接点信号を受けた主CPU101
は、そのデータ入出力端DATAから入出力制御回路1
11を介して図6(E)に示す信号bの如く、「5」
「6」なるアドレスコードと「E」「D」なる制御コー
ドとを順次送出し、これを副CPU401のデータ入出
力端DATAに入力する。副CPU401は制御出力端
Vからストロボ制御回路411に送出されストロボ用の
図示しないシンクロ接点の閉成を待機する。
【0051】次にフォーカルプレーンシャッタの先幕が
走行を開始し、走行が完了すると図示しないシンクロ接
点が閉成され、このときの信号が主CPU101に入力
され、直ちに主CPU101のコントロール信号入出力
端CONTから発光開始指令信号が送出され、この信号
に基づき副CPU401の制御出力端Vからストロボ制
御回路411へトリガ指令信号が送出され、図示しない
発光部が発光する。
【0052】ストロボ・ユニット400によるストロボ
発光がなされた後、カメラ本体100に設けられた図示
しないシャッタ後幕が走行を開始し、可動ミラー120
が下降し一連のシンクロ撮影が完了し、次の動作モード
であるフィルム巻上げ動作に移行する。
【0053】主CPU101のデータ入出力端DATA
から図6(C)に示す信号bの如く、「3」「E」なる
アドレスコードと、「5」「9」なる制御コードが入出
力制御回路111を介して送出されると、このコードは
副CPU201のデータ入出力端DATAに入出力制御
回路210を介して取り込まれる。そして、主CPU1
01のコントロール信号入出力端CONTから図6
(C)に示す信号cが副CPU201に送出されると、
この副CPU201の制御出力端Tから駆動回路213
に制御信号が送出されモータ203が回転し、このモー
タ203に連結された駆動軸202を介して巻上巻戻機
構119によるフィルム巻上げが開始される。これに伴
ない主CPU101のデータ入出力端DATAから入出
力制御回路111を介して図6(C)の信号bに示す
「3」「E」なるアドレスコードと、「5」「A」なる
制御コードとが送出され、副CPU201がこれを受け
取る。これに伴って、巻上げ停止の待機状態にするに適
正な制御信号が副CPU201の制御出力端Tから駆動
回路213に送出される。
【0054】また、カメラ本体100に設けられた図示
しない一駒巻上げ完了検知機構によってフィルムの一駒
巻上げが検知されると、主CPU101のコントロール
信号入出力端CONTから図6(C)の信号cに示す巻
上げ停止指令信号が送出され、これに伴って巻上巻戻機
構119が停止される。この際の一駒巻上完了信号はメ
モリ118に積算値として貯えられる。
【0055】このようにフィルムの一駒巻上げが完了す
ると、主CPU101のデータ入出力端DATAから入
出力制御回路111を介して図6(C)の信号bに示す
「5」「6」なるアドレスコードと「7」「A」なる制
御コードとが順次送出される。この信号は副CPU40
1のデータ入出力端DATAに取り込まれ、これに伴っ
て副CPU401の制御出力端Vからストロボ制御回路
411に制御信号が送出され、主CPU101のコント
ロール信号入出力端CONTから送出されるチャージ開
始指令信号によってストロボの図示しないメインコンデ
ンサへのチャージが開始される。なお、このようなチャ
ージ動作と電動駆動ユニット200による巻上げ動作と
を同時に行わないのは両動作を一時に行うと大きな動作
電流が流れ、電源ユニット300に収納された電源電池
306,307の電圧降下が著しくなり、満足な動作を
行わせることができないからである。
【0056】以上のような一連の動作が繰返し行われる
と、主CPU101に接続されたメモリ118の駒数値
が逐次、積算され、この値が予め設定された数に達する
と、主CPU101のデータ入出力端DATAから図6
(D)の信号bに示す「3」「E」なるアドレスコード
と「5」「B」なる制御コードとが副CPU201のデ
ータ入出力端DATAに送出される。これに伴って副C
PU201の制御出力端Tから駆動回路213に、巻戻
し動作をするに適正な制御信号が送出され、主CPU1
01のコントロール信号入出力端CONTから副CPU
201のコントロール信号入出力端CONTに、図6
(D)の信号cに示す巻戻開始指令信号が印加され、こ
れによってフィルムの巻戻しが開始される。フィルム巻
戻しの開始に伴い主CPU101のデータ入出力端DA
TAから入出力制御回路111を介して図6(D)の信
号bに示す「3」「E」なるアドレスコードと「5」
「C」なる制御コードが副CPU201のデータ入出力
端DATAに入出力制御回路210を介して入力される
と、フィルム巻戻しの停止準備状態になる。
【0057】フィルム巻戻しの完了は、カメラ本体10
0に設けられた図示しない巻戻終端検出機構によって検
出され、これに伴って主CPU101のコントロール信
号入出力端CONTから図6(D)の信号cに示す巻戻
停止指令信号が主CPU101から副CPU201に送
出される。副CPU201の制御出力端Tから駆動回路
213に制御信号が送出されることによりモータ203
の回転が停止し、巻上巻戻機構119による巻戻動作が
終了する。
【0058】上述の第2実施例においては、カメラ本体
100に着脱自在に装着される付属ユニット、即ち、電
動駆動ユニット200,電源ユニット300,ストロボ
・ユニット400,レンズ・ユニット500のそれぞれ
に副CPU201,301,401,501を設け、カ
メラ本体100に主CPU101を設け、主CPUと副
CPUとの間のデータ送受を共通の線路、即ち、電源線
路,データ入出力線路,コントロール信号線路の3種の
線路で行わせている。また、カメラ本体100と電動駆
動ユニット200等の付属ユニットとの間の線路接続を
接点部材を介して行っている。
【0059】従って、付属ユニットの拡大や縮小が容易
にできる。即ち、レンズ・ユニット500とカメラ本体
100との間にコンバータレンズユニットを装着した
り、電動駆動ユニット200を取り外し、カメラ本体1
00の底面に電源ユニット300を直接装着する等の変
更が容易にでき、しかも、付属ユニットの装着の有無に
応じて異なった態様の制御がカメラ本体100がわに設
けた主CPU101によって行え、かつそのような拡大
や縮小をする際に接点部材を変更することなく行えるの
で、極めて汎用性の高いカメラを得ることができる。
【0060】なお、上述した第1および第2実施例にお
いては、カメラ本体1,100とは別の電源ユニット
2,300内に電源電池41,42、306,307を
収納し、この電源電池から付属ユニットの各部に動作電
源の供給を行う形式にしたが、本発明はこの例には限定
されず、電源電池41,42、306,307をカメラ
本体1,100内に収納したり他の付属ユニット内に収
納しても良い。
【0061】また、ストロボ・ユニット400への電源
供給を電源ユニット300から行わず、同ストロボ・ユ
ニット400内にストロボ用の電池を収納しても良い。
更に、上述の例はデータの送受を行う信号形式が4ビッ
トで構成されるパラレル信号もしくはシリアル信号であ
るが、これは他の形式であっても良いことは勿論であ
り、いずれの形式を採用するかの選択は設計上自由であ
る。
【0062】また更に、本発明に用いられる付属ユニッ
トは前述の実施例のもののみならず、例えばレンズ・ユ
ニットの前面に装着されるリング・ストロボ・ユニット
等のあらゆるユニットを含むものである。また、上記実
施例においては、各ユニットの総てに主または副CPU
が設けられているが、簡単なユニットにおいてはCPU
の代わりにアンドゲート回路やオアゲート回路などで構
成されるロジック回路で所望の信号処理を行うようにし
ても良い。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カメ
ラ本体側で焦点ずれ量を検出し、この焦点ずれ量の情報
を交換レンズ側に伝達し、交換レンズ側で駆動量を求め
て、これによってフォーカスレンズの駆動を行っている
ので、高精度の合焦点調節を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すカメラの合焦装置の
電気回路図。
【図2】上記第1実施例のカメラの合焦装置の動作説明
に供される信号波形図。
【図3】上記第1実施例におけるカメラのユニット結合
状態を示す要部断面図。
【図4】本発明の第2実施例を示すカメラの合焦装置の
カメラ側の電気回路図。
【図5】本発明の第2実施例を示すカメラの合焦装置の
交換レンズ側の電気回路図。
【図6】上記第2実施例のカメラの合焦装置の動作説明
に供される信号波形図。
【符号の説明】
1 ,100…………カメラ本体 20,200…………電動駆動ユニット(付属ユニッ
ト) 40,300…………電源ユニット(付属ユニット) 400…………………ストロボ・ユニット(付属ユニッ
ト) 500…………………レンズ・ユニット(付属ユニッ
ト) 5,101……………主CPU(主マイクロコンピュー
タ) 25,44,201,301,401,501………… 副CPU(副マイクロコンピュータ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体内に、交換レンズを介して受光
    した被写体像に基づいて上記交換レンズの焦点ずれ量を
    検出する焦点検出手段と、カメラシステムを制御するた
    めの主マイクロ・コンピュータと、上記焦点ずれ量を表
    すデータを送信する送信手段と、を設け、上記交換レン
    ズ内に、フォーカスレンズを駆動する駆動手段と、上記
    送信手段によって送信された上記データを受信する受信
    手段と、この受信手段によって受信された上記データに
    基づいて、上記駆動手段の駆動量を演算するための副マ
    イクロ・コンピュータと、この副マイクロ・コンピュー
    タによって演算された駆動量に基づいて上記駆動手段の
    制御を行う制御手段と、を具備したことを特徴とするカ
    メラの合焦装置。
  2. 【請求項2】上記交換レンズ内には、交換レンズ固有の
    データを記憶するROMを有し、上記副マイクロ・コン
    ピュータは、上記ずれ量データと上記ROMに記憶され
    た焦点距離に関連するデータとに基づいて上記駆動量を
    演算することを特徴とする請求項1に記載のカメラの合
    焦装置
  3. 【請求項3】上記交換レンズ内には、一時的なデータを
    記憶するための不揮発性メモリを有することを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラの合焦装置
  4. 【請求項4】上記不揮発性メモリには、被写体距離情報
    を一時記憶することを特徴とする請求項3に記載のカメ
    ラの合焦装置
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