JPH02199440A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH02199440A
JPH02199440A JP1998989A JP1998989A JPH02199440A JP H02199440 A JPH02199440 A JP H02199440A JP 1998989 A JP1998989 A JP 1998989A JP 1998989 A JP1998989 A JP 1998989A JP H02199440 A JPH02199440 A JP H02199440A
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JP
Japan
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film
back cover
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mode
switch
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Pending
Application number
JP1998989A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kusuda
楠田 博幸
Shizuo Ishii
石井 静雄
Takemi Miyazaki
岳美 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH02199440A publication Critical patent/JPH02199440A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、フィルムの自動空送り機能を有するフィル
ム自動巻上げカメラに関する。
[従来の技術] カメラには、フィルムを自動的に空送りする機能を有す
るものがあり、このものはフィルムが装填された後に、
レリーズボタンの押圧操作や裏蓋の閉じ操作によって、
自動的に所定量フィルムを空送りし、撮影準備を完了す
るようになっている。
ところで、このようなカメラにおいては撮影準備完了後
において、例えば撮影者が誤って裏蓋を開けてしまった
場合等にも、裏蓋が閉じられることで前記フィルムの装
填完了状態と同じ状態となり、再び空送りが行なわれる
。このため、有害な露光を受けた部分だけでなく、本来
ならば撮影できる駒までも送ってしまい、無駄にフィル
ムを消費する。
従って、特開昭62−153942号公報に開示される
ように、誤って裏蓋の開閉操作がなされても、空送りが
完了した後は、再び空送りを行なわないようにするもの
がある。
[発明が解決しようとする課題] このように、空送りが完了した後は、再び空送り機構の
作動を停止させると、誤って露光した部分に撮影してし
まうことがある。これを防止するためには撮影者が誤っ
て露光した部分を想定してレリーズ操作で1駒ずつ送る
ことになり、フィルムの未露光部分までも空送りするこ
とが防止されるが、操作が面倒であり、必要以上に空送
りしすぎることもある。
この発明はかかる点に鑑みなされたもので、撮影準備が
完了した後に、裏蓋を開けて閉じた場合には1駒部分よ
りは多いが、前記空送り量より少ない、フィルムの露光
した部分のみを空送りし、そのまま撮影が可能となる操
作性が向上するカメラを提供することを目的としている
なお、一般に空送り時のフィルム移送量は3〜4駒分て
あり、裏蓋誤開放によるパトローネ内の露光部分は1〜
2駒程度である。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、この発明のカメラは、フィ
ルム装填完了後のカメラ操作で、自動的に所定量のフィ
ルムを空送りするカメラにおいて、裏蓋の開閉を検出す
る開閉検出手段と、前記空送りが完了したことを検出し
空送り完了情報を記憶する空送り完了記憶手段と、フィ
ルムを巻上げるフィルム巻上げ手段とを備え、前記空送
り記憶手段に空送り完了情報が記憶されている間に開閉
検出手段から閉信号が入力されると、前記フィルム巻上
げ手段を駆動して1駒以上で前記所定量以下のフィルム
を給送し、かつ撮影枚数を示すフィルムカウンタをとの
給送に応じてカウントアツプさせる制御手段を有するこ
とを特徴としている。
[作用] この発明のカメラは、フィルム装填完了後のカメラ操作
で、自動的に所定位置までフィルムを空送りして撮影準
備が完了した後に、誤って裏蓋を開いて閉じると、巻上
げ手段を駆動して誤って露光した部分を給送し、かつ撮
影枚数を示すフィルムカウンタを、この給送に応じてカ
ウントアツプする。このため、フィルムの未露光部分を
余分に空送りすることが防止され、しかも裏蓋を閉じる
と直に撮影が可能になり、撮影者は特別な操作を必要と
しないから操作性が向上する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図はこの発明のカメラの概略構成ブロック図である
このカメラは、フィルムを装填して裏蓋が閉じられると
、開閉検出手段Aが裏蓋の閉じ信号を出力する。これに
より、制御手段Bは巻上げ手段Cを駆動し、フィルムを
自動的に所定量・のフィルムを空送りし、撮影準備が完
了する。撮影準備が完了すると、フィルムの撮影枚数を
表示するフィルムカウンタDは1にセットされ、空送り
完了情報が記憶され、フィルム巻戻しが完了するまで保
持される。
このようにフィルムを空送りし、撮影準備が完了した後
に、例えば撮影者が誤って裏蓋を開くことがあり、再度
裏蓋を閉じると開閉検出手段Aから閉じ信号が制御手段
Bへ入力される。制御手段BではフィルムカウンタDが
ゼロ以外の場合には、撮影状態にあると判断して、巻上
げ手段Cを駆動して裏蓋誤開放による露光部分に相当す
る所定の駒数を空送りし、かつフィルムカウンタDをこ
の給送に応じてカウントアツプする。このため、フィル
ムの未露光部分までも空送りすることが防止され、しか
も裏蓋を閉じると直に撮影可能になり、撮影者は特別な
操作を必要としないから操作性が向上する。
以下、この発明のカメラの実施例を、さらに具体的に説
明する。
第2図乃至第9図はこの発明が適用されるカメラを示し
、第2図はカメラの正面図、第3図は同背面図、第4図
は平面図、第5図は第2図のV−■断面図、第6図はフ
ァインダーの表示を示す図、第7図は裏蓋の表示を示す
図、第8図はフィルム巻上機構を示す図、第9図は裏蓋
の開閉機構を示す図である。
カメラは第5図に示すように本体10、前カバー20、
装飾パネル30及び裏蓋40から構成され、前カバー2
0の前側に装飾パネル30が係合され、この前カバー2
0が本体10を覆うように係合しネジ止めされる。裏蓋
40及び電池蓋41は本体取付体42の軸受部42aに
ヒンジ軸43を介して一体に組付けられており、本体取
付体42を本体10に係合し、さらにネジで固定してい
る。
本体10には画枠部13を挟んで未露光フィルム収納室
14と露光フィルム収納室15とが形成されており、こ
の未露光フィルム収納室14にはパトローネ1が収納さ
れ、露光されたフィルムFが露光フィルム収納室15に
設けられたリール16で巻取られる。
本体10の中央部にはフロント地板17が設けられ、こ
のフロント地板17に撮影レンズ5oを備えた鏡胴枠2
2が鏡胴51と一体で光軸方向へ駆動可能に設けられ、
沈胴するようになっている。
さらに、前カバーレ20の上面にリーズボタン2、クロ
ーズアップボタン3及びメインスイッチボタン4が備え
られている。
撮影レンズ 撮影レンズ50は4群4枚で構成され、鏡胴枠22に支
持体52.53を介して取付けられ、鏡胴枠22が鏡胴
51に取付けられている。この撮影レンズ50はレンズ
とレンズとの間にシャッター54が配置されたビトウイ
ンクイブが用いられている。
ヱに戯とグ:」1構 ファインダー機構は、アルバダ式ブライトフレーム透視
ファインダーが用いられている。このファインダー60
には第6図に示すような表示が設けられ、撮影範囲フレ
ーム61,62、APフレーム63があり、ざらに測距
完了(点灯)及び距離警告(点滅)表示64、クローズ
アップモード(点灯)表示65、グリッツマーク66等
が設けられている。
焦点調節機構 焦点調節機構は撮影に際し、被写体までの距離に応じて
撮影レンズ50とフィルム面との距離を変え、被写体の
像が正しくフィルム面に結ばれるように焦点の調節を行
なう。この焦点調節のための測距機構として投光AFレ
ンズ70、受光AFレンズ71がフロント地板17の上
部に設けられ、装飾パネル30のAF窓72.73で覆
われ、赤外線ノンスキャンアクティブ式自動測距が採用
されている。撮影レンズ50を保持する鏡胴51をモー
タ170の駆動で繰出し、レンズ群を直進駆動させてピ
ント調節を行なう。鏡胴51は前側部に撮影窓55を有
しており、この撮影窓55はレンズバリヤ140で覆わ
れて、内部の撮影レンズ50を保護するようになってい
る。
2ヱエエニ11 シャッター機構はフィルムに必要な露光量を時間的に与
える役割りと、露光時間以外は不必要な光を遮断する機
能を兼ねている。シャッターモータ80が駆動してシャ
ッター54を開閉するようになっており、このシャッタ
ー54はプログラムシャッターであり、さらに、セルフ
タイマーが用いられている。
セルフタイマーは、後述するモード切替ボタンSSIを
操作して、セルフタイマーモードにし、レリーズボタン
2を押圧すると作動し、レリーズボタン2の押圧夜釣1
0秒経過すると、シャッター54が開閉する。セルフタ
イマーが作動中には、セルフタイマー表示発光ダイオー
ド5LED214が約7秒点灯し、その後約3秒点滅す
る。
シャッター54の開閉動作が完了すると、セルフタイマ
ーモードは自動的に解除され、ストロボ自動発光モード
に復帰する。セルフタイマー作動中にセルフイマーモー
ドを解除したい場合は、メインスイッチボタン4を押圧
すればよい。
良側員坦11 フィルムに適正な露光を与えるために、画面におさまる
被写体側の光の明暗を測り、露光量を調節するものであ
る。入射してくる光の量に応じて電気信号を交換するた
め、CdS (硫化カドミウム)受光素子90が用いら
れている。この受光素子90はフロント地板17に取付
けられ、装飾パネル30のAE受光窓91で覆われてい
る。 露出制御の連動範囲はフィルム感度l5O100
で、被写体輝度のEV値5〜17の範囲であり、EV値
9以下はストロボ自動発光に自動的に切換えられる。
このカメラはDXコードが付いたパトローネ人すフィル
ムが使用され、フィルムをカメラに入れると、同時にフ
ィルム感度l5O50〜3200が自動的にセットされ
、非DXフィルムは全て感度l5O100に自動的にセ
ットされる。
ストロボ機構 ストロボ機構の閃光管100は、本体10の未露光フィ
ルム室14の上方に固定されており、装飾パネル30の
窓101で覆われている。ストロボ自動発光モードにお
いては、被写体輝度が所定値より低い時に自動的に発光
し、常に自動充電であり、充電回路のコンデンサ7は本
体10の露光フィルム収納室15に近接して配置されて
いる。
フィルム巻上げ 構 フィルム巻上げ機構はモータ110による自動巻上げ方
式が用いられ、巻上げユニット111を介して駆動され
る。
このフィルム巻上げ機構は第8図に示すように、露光フ
ィルム収納室15にモータ110が設けられ、このモー
タ110によって巻上げ軸16が回転して、未露光フィ
ルム収納室14に装填されたパトローネ1からフィ)Q
ムFを巻上げる。使用者がパトローネ1を未露光フィル
ム収納室14に装填し、裏蓋40を閉じると、制御部は
フィルムカウンタがゼロの場合は第9図に示す裏蓋スイ
ッチSWの閉じ信号によりモータ110を駆動し、自動
的に所定位置までフィルムFを空送りして撮影の準備を
する。そして、第7図に示す撮影情報表示部のフィルム
カウンタ122bの表示を1にする。
この撮影準備が完了後、レリーズボタン2の作動で1駒
の露光が完了すると、モータ110を駆動して1駒分自
動的にフィルムFを給送する。撮影準備が完了した後に
、誤って裏M40を開くと、第9図に示す裏蓋スイッチ
SWが作動して閉じ信号が入力され、フィルムカウンタ
がゼロでないことを確認してモータ110を駆動し、裏
蓋誤開放による露光部に相当する所定駒を給送し、かつ
撮影枚数を示すフィルムカウンタなこの給送の駒に応じ
てカウントアツプする。
フィルム巻戻し 構 フィルム巻戻し機構はフィルムが最終駒まで撮影される
と、フィルムを自動的に巻戻し、巻戻しが完了すると自
動的に停止する。巻戻しはフィルムカウンタを減算し、
かつフィルム給送マークを逆方向へ表示する。
装填されているフィルムがDXフィルムの場合はフィル
ム先端をパトローネに巻込み後に巻戻しが自動的に停止
し、非DXフィルムの場合はフィルム先端を残して巻戻
しが自動的に停止する。
このフィルム巻戻し機構は第8図に示すように、モータ
110の出力軸110aに設けられた駆動ギヤ112に
ギヤ113aが噛合され、このギヤ113aからギヤ1
13b〜113dへ伝達□される。この助力はギヤ11
3dから動力切換ギヤ114を介してギヤ115a〜1
15fへ伝達され、駆動ギヤ116の駆動軸117を回
動して、パトローネ1のスプール軸を回動し、露光した
フィルムFを巻戻す。
ギヤ113dの上には腕133fを設けであるが、腕1
13fの一端はギヤ113dの軸113eに軸支され、
腕113fの他端には軸114aを設けてギヤ113d
と噛合っている動力切替ギヤ114を回動自在に軸支し
ている。図示していないが、上地板からギヤ112から
ギヤ113dの部分を覆っており、この上地板には長孔
114bを設け、腕113fが軸113eを中心にして
回動すると、軸114aが長孔114b内を移動するよ
うにして、腕113fの回動範囲を制限している。腕1
13fが摩擦により、ギヤ113dと共に回動するが、
ギヤ113dが図の矢印方向に回転して、腕113fの
先端に軸支された動力切替ギア114がギヤ115aと
当接して互いに噛合ったり、ギヤ113dが図の矢印と
は逆の方向に回転して、腕113fの先端に設けた軸1
14aが長孔114bの一端に当接したりすると、腕1
13fはその位置で停止し、その後は腕113fとギヤ
113dは互いに滑って一緒に回転しない構造になって
いる。
モータ110の駆動ギヤ112が矢印方向へ回転し、フ
ィルムFを巻戻す場合、ギヤ113dが矢印方向へ回転
して、腕113fが動力切換ギヤ114を一点鎖線で示
す位置に移動し、ギヤ115aに噛係合させて動力を伝
達する。
フィルムFの巻上げの際にはモータ110の駆動ギヤ1
12は矢印と反対方向へ回転するため、ギヤ113dが
矢印と反対方向へ回転し、腕113fも矢印と反対方向
へ回動する。このため、動力切換ギヤ114は実線で示
す位置に移動し、ギヤ115aに動力を伝達しないよう
になっている。
■ 裏蓋40にはオートデートや撮影情報の制御表示部12
0が裏蓋地板44を介して設けられ、さらにフィルム確
認窓6が形成されている。また、裏蓋40のLCD部飾
板1s0にはデート表示部121、撮影情報表示部12
2が設けられている。さらに、モード切替ボタンSSI
とデートモード切替ボタンSS2、年月日、時分の修正
箇所を選択する修正箇所選択ボタンSS3、デート表示
の加算を行なう加算ボタンSS4が設けられている。
との裏蓋40は第9図に示すように、その係止爪部40
iをスライド板118の凹部118aに係合して閉じら
れる。このスライド板118は本体に形成された支持片
10a、10bを介して本体10にスライド可能に設け
られており、バネ119で支持片10a、10bに圧接
するように手勢されている。
裏蓋40が開いている場合にはスライド板118が一点
鎖線で示す位置にあり、スライド板118の爪部118
bが本体10に形成されたストッパ10cに係合して保
持されている。このため、スライド板118の作動部1
18Cが裏蓋スイッチSBの接片SWIを屈曲して接片
SW2に接触させ、裏蓋スイッチSBをONにして裏蓋
開き信号を出力する。
この裏蓋40を閉じると、その係止爪部40iがスライ
ド板118の傾斜部118dを押すと共に、その作動部
40jがスライド板118の爪部118bを押してスト
ッパ10cから外し、係止爪部40iが凹部118aに
係合して閉じられる。この裏蓋40の閉じ状態ではスラ
イド板118の作動部118cが裏蓋スイッチSBの接
片SW1を押さなくなるため、接片SWIが原形へ復帰
して接片SW2から離れ、裏蓋スイッチSBをOFFに
して裏蓋閉じ信号を出力する。裏蓋4゜の開放は裏蓋開
閉ノブ11を操作してスライド板118の突起118e
を矢印方向へ引き、裏蓋40の係止爪部40iが凹部1
18aから外すと共に、スライド板118の爪部118
bが裏M4゜の作動部40jを解除方向へ押して本体i
oから裏蓋40を外して行なう。
この発明のカメラはフィルムを装填して裏蓋40を閉じ
ると、裏蓋スイッチSBがOFFになる。レリーズボタ
ンを操作して第ルリーズスイッチS1をONにすると、
フィルムを所定量空送りして第1駒目を画枠部分に給送
するいわゆるオードロードが行なわれ、オートロードが
完了するとフィルムカウンタ122bは1になる。5U
BCPU202には後段で述べるようにフラグΦCが設
けてあり、フラグφCはオードロードが完了するとΦC
=1にセットされ、巻戻しが開始された後に裏蓋40を
開くと、Φc=oにセットされる。裏蓋に関しては、後
段に述べるように5UBCPU202のSBサブルーチ
ンにより、制御部は常に1秒間隔で裏蓋の状態を監視し
ているが、オートロードが完了すると、5UBCPU2
02ではこれとは別の割込処理SBBが始動し、裏蓋が
開いて裏蓋スイッチSBがONになるのを監視している
正常な撮影動作中に誤って裏蓋4oを開くと、裏蓋スイ
ッチSBがONになり、割込処理SBBは次に裏蓋が閉
じられ、裏蓋スイッチSBがOFFになるのを待つ。裏
蓋スイッチSBがOFFになると、フラグφCの値を確
認し、ΦC=1の場合は、裏蓋誤開放により露光された
フィルム部分を巻上げるための巻曲げ動作を行なう。こ
のた佐に巻上げるべきフィルムの量は、正常撮影と同様
な1駒巻上げでは不足であるが、オートロード時の4駒
巻上げでは多過ぎる。目的にかなった駒数を定め、MA
INCPU201にここにいう所定駒数フィルムを巻上
げフィルムカウンタ122bをカウントアツプするサブ
ルーチンW B S u bを設け、割込処理がこのサ
ブルーチンWBSubを呼び出す。サブルーチンWBS
ubは終了したらメインルートヘリターンし、カメラは
使用者からのボタン指示を待って待機する。
φC=Oの場合は、割込処理SBBはMAINCPU2
01に設けられたR E W S u bルーチンを呼
び出し、必要な処理を行なわせるが、REWSubルー
チンは終了したらメインルートヘリターンする。このよ
うにしであるから、正常な撮影中に使用者が誤フて裏蓋
40を開いた場合は、使用者はできるだけ早く裏蓋40
を閉じればよい。
カメラ内では裏蓋誤開放で露光されたフィルム部分が巻
上げられ、フィルムの未露光部分が画枠に給送されるか
ら、使用者が何もしないで、通常の撮影操作を続けるこ
とができる。
本体10の電池室18には3vリチウム電池8が1本収
納され、ユーザーが電池蓋41を開放することで交換換
可能になっている。さらに、オートデート用として機能
すると共に主電源のバックアップ電源として機能する3
vのコイン電池9が1個、裏蓋40の電池収納室45に
設けられている。
オートデート オートデートとして液晶表示のディジタル時計が制御表
示部120に内蔵されており、裏蓋40のLCD部飾板
1S0に設けられたデート表示部121に「年月日」、
「月日年」、「日月年」、「日時分」或いはrOFFモ
ード」が表示され、それぞれ前記したデートモード切替
ボタンSS2、年月日、時分の修正箇所を選択する修正
箇所選択ボタンSS3、デート表示の加算を行なう加算
ボタンSS4を操作して調整される。
撮影情報表示 裏蓋40の撮影情報表示部122には、第7図に示すよ
うにバッテリ残量表示122a、フィルムカウンタ12
2b及びフィルム給送表示122Cが設けられている。
また、ストロボ充電中122d及びセルフタイマモード
122e、さらに自動発光モード122f、強制発光モ
ード122g、不発光モード122hが切換え表示され
、いずれの表示も液晶表示である。
撮影モード 替 構 この実施例のカメラでは、レリーズボタン2を押圧する
と、写真撮影に関する一連の動作が開始され、露光され
たフィルムを1駒分巻上げて終了するが、レリーズボタ
ン2の押圧の初期ストロークでは第ルリーズスイッチS
1がONとなり、その後のストロークでは第2レリーズ
スイツチS2がONとなる。第ルリーズスイッチS1が
0O Nになると、被写体距離測定のための測距、被写体輝度
測定のための測光等の撮影準備動作が行なわれ、第2レ
リーズスイツチS2がONになるとシャッターの開閉、
フィルムの巻上げ等の撮影及び撮影後の処理動作が行な
われる。
制御回路 第10図はこの発明が適用されるカメラのl[回路ブロ
ック図である。
このカメラにはMAINCPU201と5UBCPU2
02が用いられており、シリアルインタフェースで交互
に情報の授受が行なわれる。MAINCPU201は大
電流を要する駆動系の制御やカメラの撮影動作の制御シ
ーケンスを実行し、5UBCPU202は裏蓋ユニット
203の撮影情報表示部122を駆動し、またスイッチ
情報をMAINCPU201に与えて、MAINCPU
201に種々の制御を行なわせるようにしている。
DC−DCコンバータ204には電源が接続されており
、このDC−DCコンバータ204はメインスイッチの
ONまたは第2レリーズスイツチS2のONで起動する
5UBCPU202からの電源コントロールによって起
動される。これによッテ、電圧VddがMAINCPU
201に:与えられ、MAINCPU201が起動する
。また、DC−DCコンバータ204から電圧Vccが
レリーズスイッチs1及びs2、メインスイッチ、クロ
ーズアップスイッチ並びにモード切替スイッチ以外の制
御用スイッチの電源、電圧Vddが各CPUの電源とし
て与えられ、またリチウム電池8の電圧vbは5UBC
PU202及びストロボユニットの電源であり、リチウ
ム電池8の電圧vb’は大電流を要する駆動系の電源で
ある。
また、ストロボユニット205内には204とは別のD
C−DCコンバータが設けである。
起動したMAINCPU201にはバッテリチエツク情
報BC1測光情報AV、モータドライバの温度補償のた
めの温度情報TH及びシャッタの開きの補正するための
シャッタトリガ遅延時間情報STDがアナログ情報20
6として人力される。このバッテリチエツク情報BCは
シリアルインタフェースで5UBCPU202にデータ
転送され、5UBCPU202ではこの情報をバッテリ
残量表示122aとして表示する。さらに、MAINC
PU201にはDXスイッチ、レンズポジションスイッ
チ及びAFトリガスイッチのスイッチ情報207が入力
される。
また、AFユニット208から測距情報をアナログ信号
として取り込み、との測距結果がその時点で選択されて
いる撮影モードに応じた撮影可能距離範囲内であると、
MAINCPU201によるF白表示コントロールでA
PLEDを点灯させ、その他に近接撮影モードの場合に
はCULEDを点灯、さらに自動発光モードで被写体輝
度が所定値以下のときLBLEDが点灯するようになっ
ており、これらがF自表示209を構成し、ファインダ
ー内に測距完了及び距離警告表示64、クローズアップ
モード表示65、プリツクマーク66としてそれぞれ表
示される。また、APLEDは測距した結果がその時点
で選択されている撮影モードに応じた撮影可能距離範囲
外の場合に点滅し、LBLEDは強制発光モードのとき
点灯し、不発光モードで被写体輝度が所定値以下のとき
点滅する。
MAINCPU201は、第2レリーズスイツチS2が
ONになると、測距情報によってレンズモータドライバ
210を制御するレンズモータコントロールを行ない、
モータ170を駆動して撮影レンズ50を繰り出し、所
定の位置に停止させる。このとき接片175が本体側接
点175e或いは175Gと接触して出るAFI−リガ
スイッチのトリガ情報と、フォトカブラ173によるモ
ータ回転数情報から、撮影レンズ5oの位置制御を行な
っている。撮影レンズ50は測距情報に従って繰り出さ
れるため、AFトリガスイッチからのトリガ情報で撮影
レンズ50の繰出し量カウント基点Y3或いはY5(選
択された撮影モードにより異なる)を検出するようにな
っており、このカウント基点Y3或いはY5からモータ
170を所定回転したときに停止する制御が行なわれる
。そじて、測光情報AVに従って、シャッタモータドラ
イバ211を制御するシャッターモータコントロールを
行ない、モータ80を駆動してシャッター54を作動さ
せてフィルムに露光を与える。このとき、フォトカブラ
99でシャッタ54の開閉を検出している。
この露光が終了すると、再びレンズモータドライバ21
0が制御され、撮影レンズ50を初期位置Y2或いはY
4(選択された撮影モードにより異なる)へ復帰させ、
フィルムモータドライバ212を制御するフィルムモー
タコントロールを行ない、モータ110を駆動してフィ
ルムを巻上げる。このとき、パーフォレーションスイッ
チ213からのスイッチ情報を読み込みながら、フィル
ムが1駒巻上げられたか否かの確認が行なわれる。
5UBCPU202からはストロボユニット205に充
電信号が送られ、ストロボユニット2゜5からは充電完
了信号が5UBCPU202に送られ、このように両者
の間でEFコントロールが行なわれる。ストロボユニッ
ト205の発光コントロールはMAINCPU201か
ら行なわれて閃光管100が発光する。セルフタイマー
表示5LED214は5UBCPU202の外部表示コ
ントロールによって、制御される。
5UBCPU202は裏蓋40に配設されたコイン電池
、DC−DCコンバータ204からの電圧Vdd及びリ
チウム電池8からの電圧vbにより、バックアップ回路
215及びリセット回路216を介して駆動される。
また、5UBCPU202にはレリーズスイッチ、メイ
ンスイッチ、クローズアップスイッチ、裏蓋スイッチ等
のスイッチ情報217が人力され、裏蓋ユニット203
にはデートモジュール218があり、このデートモジュ
ール218にはデートモードスイッチ、セレクトスイッ
チ、セットスイッチからのスイッチ情報219が人力さ
れ、デート写し込み及びデート表示のための液晶表示駆
動信号を出力するLCDドライブを行なう。また、5U
BCPU202は裏蓋ユニット203に配設されたカウ
ンタ、その他の液晶表示を駆動する信号を出力し、カウ
ンタLCDドライブを行なう。また、裏蓋ユニット20
3にはモード切換スイッチ220が設けられ、手動操作
でモードの切替が可能になっている。
」御回路の 動シーケンス 第11図はこの発明の回路ブロックの作動シーケンスを
示しており、MAINCPU201のシーケンスと5U
BCPU202のシーケンスに別れている。
5UBCPU202はリセット信号ACLにより、IR
Subルーチンでイニシャルリセットされ、スタートか
ら作動してMODE=1判定からマイコンへの情報人力
を監視している。そして、S1+1判定で第ルリーズス
イッチS1がONになると、フラグΦAL=1判定でフ
ィルムオートロードのエラーを判断し、第ルリーズスイ
ッチS1がONでオートロードエラーであると、ALS
ubルーチン(2)でオートロードエラーを表示して終
了するようになっている。また、フラグΦREW−EN
D=1判定で、フィルムの巻戻しが終了していると、R
EWSubルーチン(3)へ移行しフィルム巻戻し終了
を表示し、第ルリーズスイッチS1がONであっても、
裏蓋を開かないと作動しなくなる。さらに、フラグφ5
TT=1判定で、シャッター異常の場合には分岐して信
号を受けつけないようになっている。
これらのフラグが立っていない場合には、PH←1でパ
ワーホルトをかけて電源を立ち上らせ、MAINCPU
201を起動する。MAINCPU201が始動すると
、lloSET%RAMCLRでI10ポートのセット
やRAMのクリアがされて、BC3ubルーチンでバッ
テリチエツクが行なわれ、さらにDXSubルーチンで
DXスイッチ情報の読み込みが行なわれる。
このそれぞれの情報を読み込んで、SOでシリアルイン
タフェースを使用して、バッテリチエツク情報、DXス
イッチ情報及びテスト情報が4ビツトの情報として、5
UBCPU202にシリアル転送され、BC表示Sub
ルーチンでバッテリ残量の表示を行なう。ここで、電池
8の残量が所定値以下の場合には、エラーEとして作動
を停止する。
そして、電池8の残量が所定値を超えていると、5UB
CPU202のSOで、MAINCPU201のLD2
Subルーチンに移行するためにLD2Sub指示の情
報が送られ、MAINCPU201のSIで分岐1判定
が行なわれる。LD2Subルーチンに移行すると、レ
ンズポジションを見て、フラグφSEP判定で沈胴の停
止位置等が判断される。
LD2Subルーチンで、レンズポジションが通常撮影
の初期位置の場合には、MAINCPU201で・はS
lの分岐1判定に移行する。一方、S U、B CP 
U 202ではレンズポジションが通常撮影の初期位置
で、フラグΦREW=1判定で巻戻しが終了している状
態であると、SoでREWSub指示情報をMAINC
PU201に転送して終了する。
5b=o判定で裏蓋スイッチ情報により、裏蓋が開いて
いると、フラグΦALB=1判定で、WSubルーチン
に移行してMAINCPU201のSI分分岐2定定、
W S u b指示情報を転送する。フラグΦC±O判
定でカウンタがゼロの場合には、フラグΦDX=1判定
で装填されているフィルムがDXフィルムであるか否か
の判断を行ない、非DXフィルムの場合にはSOでMA
INCPU201のSIの分岐2判定にALSub指示
情報を転送して、5UBCPU202ではオートロード
待ちの状態になり、MAINCPU201でALSub
ルーチンによりオートロードの作動が行なわれる。
フィルムのカウントアツプがされている場合、及びカウ
ンタがゼロでDXフィルムの場合には、LD2Subリ
ーチンにより移送された情報の判断を行ない、Φ5EP
=11の場合には鏡胴51が通常撮影或いは近接撮影の
初期位置にあるので撮影可能であり、φ5EP=OOの
場合には鏡胴51が沈胴の停止位置にあるので、そのま
ま終了し、Φ5EP=01の場合には鏡胴51が繰出さ
れたが不定の位置で停止したため、後退して沈胴の停止
位置にあるので、自動発光モードに戻して終了する。
鏡胴51が通常撮影或いは近接撮影の初期位置にある場
合は、51=1判定で第2レリーズスイツチS2がOF
Fになっている場合は、CHGSubルーチンでストロ
ボメインコンデンサを充電し、ONの場合にはフラグφ
TEST=1判定で、テストモードになっている場合に
はテスト処理が行なわれ、テストモードでない場合には
SOでシリアルインターフェースで転送を行なう。ここ
で、MainRoutのメインルーチン指示、フラグΦ
MODEのモード情報、フラグΦCのカウンタ情報が4
ビツトの情報で、MAINCPU201のSIの分岐2
判定に転送される。
5UBCPU202ではAFSubルーチンで待ワてお
り、MAINCPU201ではSIで分岐2判定を行な
って、AESubルーチンへ移行すると測光の情報を読
み込み、ざらにAFSubルーチンで測距の情報を読み
込み、この測距の情報を5UBCPU202のAFSu
bルーチンへ転送する。この測距の情報はR[AF]或
いはR[CAF]であり、R[AF]は通常撮影モード
の測距のRAM情報、R[CAF]は近接撮影モード測
距のRAM情報で、いずれも4ビツトを2回繰り返して
転送される。
そして、5UBCPU202は52=1判定で、第2レ
リーズスイツチS2がONされるのを待っており、また
MAINCPU201はFLEDSubルーチンで、測
距のAPLEDを点灯させ、また近接撮影モードの場合
にはCULEDを点灯、自動発光モードで被写体輝度が
所定値より低いとき或いは強制発光モードのときLBL
EDが点灯し、ざらにAFLEDは測距した結果が撮影
可能距離範囲より通過たり、遠退る場合には点滅し、L
BLEDは不発光モードで被写体輝度が所定値より低い
場合に点滅して待っている。
5UBCPU202の52=1判定で、第2レリーズス
イツチS2がONになると、Sin←1でSinのシリ
アル転送ボートが通常のロー状態をハイ状態にして、S
inwlの情報をMAINCPU201に送り、5UB
CPU202は16m5時間を待ってSin”Oにして
、MAINCPU201のFLEDSubルーチンから
確実にSIに移行するようにしており、ついでフラグΦ
MODE判定でセルフタイマーモードか否なを判断して
いる。
セルフタイマーモードでない場合には、SOでR[ST
D]情報を8ビツトで、MAINCPU201に転送す
る。このSTD情報はシャッタトリガのリレータイムフ
ィルムの8ビツト情報で、フィルムを巻上げた後で、W
Subルーチンで情報の授受を行なフており、情報をM
AINCPU201のWSubルーチで読み込んで、5
UBCPU202へ転送し、5UBCPU202ではこ
の情報を記憶しており、この情報をMAINCPU20
1へ出している。セルフタイマーモードの場合は、5E
LFSubリーチンに移行した上でR[STD]の転送
を行なう。
このSTD情報がMAINCPU201に送られると3
1を抜け、5UBCPU202では5DSubルーチン
で待っており、MAINCPU201ではrsoゾーン
4以上か否で、l5O400以上で、DATET←1に
するようになっており、写し込みの点灯時間の期変えを
行なう。そして、DATEX←1にして、デートの写し
込みの発光するための信号で、この信号を5ms出力す
る。この信号が出力されると、約数10ms発光してデ
ートの写し込みが行なわれる。
これが終了すると、DATEX←0、DATET←0に
して初期化し、AFLDSubルーチンで撮影レンズ5
0の繰り出しを行ない、5DSubルーチンでシャッタ
ー54が開閉される。このシャッター54の開く途中や
閉じるときにシャッター54の作動信号がこない場合に
は、フラグφSTTがでる。シャッターの開き過程或い
は閉じ過程で故障が起こった場合にはフラグφ5TT=
1になり、この情報が5UBCPU202に送られてト
ラブルの判断が行なわれる。
異常がない場合にはフラグΦ5TT=0で送られ、MA
INCPU201で、LDRSubルーチンで撮影レン
ズ50を戻して、WSubルーチンに移行してフィルム
の巻上げが行なわれる。
5UBCPU202ではフラグφMODEでセルフタイ
ムモードか否かの判断を行ない、セルフタイムモードで
ない場合はWSubルーチンのフィルムの巻上げに移行
する。セルフタイマーモードの場合はモード表示を自動
発光モードにし、フラグφMODEを自動発光モードに
した上で、WSubリーチンのフィルムの巻上げに移行
する。
前記のような作動シーケンスが行なわれるが、5UBC
PU202において、スタートから作動して、第ルリー
ズスイッチS1が押される前に、MODE=1判定では
モードスイッチのON、OFFを判定し、MODEに1
即ちモードスイッチがONならば、フラグΦ5TT=1
判定でシャッタートラブルの判断をしており、異常の場
合には以降信号を受けつけない。正常の場合にはモード
表示を切換え、さらにフラグΦMODEでモード情報の
切換も行ない、フラグΦMODEでセルフタイマモード
の判断を行ない、セルフタイマモードでない場合にはM
oDE=o判定でモードスイッチが離されるのを待って
、再びMODE=1判定に戻る。
セルフタイマモードの場合にはT←ISでタイマーに1
秒がセットされ、MODE=1判定でモードスイッチが
1秒以上ONになっていると、Tove r判定で給送
表示退避をし、セルフ表示を○FFL、、巻戻し表示を
点滅させる。そして、この点滅状態で、52=1判定で
第2レリーズスイツチS2がONになると、PH←1、
ΦAL←0として、MAINCPU201を起動させて
、給送表示を復帰させ、自動発光モードにして、給送表
示を0FFL/、BC表示Subルーチンでバッテリチ
ック表示を行ない、SoでREWSub指示情報をMA
INCPU201ヘシリアル転送し、REWSubルー
チンでフィルムの途中手動巻戻しを行なう。
また、第2レリーズスイツチS2がONにならない場合
には、MODE=1判定でモードスイッチがOFFであ
ると巻戻し表示がOFFされ、さらに給送表示復帰が行
なわれ、自動発光モード表示を行ない、フラグφMOD
Eを自動発光モードにして終了する。MODE=1判定
でモードスイッチがONであれば、第2レリーズスイツ
チS2のONを待っている。
そして、5UBCPU202の51=1判定で、第ルリ
ーズスイッチS1がOFFの場合に、メインスイッチを
ONにして5cn=1になると、沈胴切換が行なわれる
。ここでは、沈胴切換フラグΦScuは0であり、PH
←1にしてMAINCPU201を起動する。また、ク
ローズアップスイッチをONにして5cu=1になると
、クローズアップ沈胴切換が行なわれ、沈胴切換フラグ
をΦScu←1にする。
MAINCPU201からフラグφBC,ΦDX、φT
EST情報を受け、BC表示Subルーチンでバッテリ
チック表示を行ない、SOのシリアルアウトでLDIS
ub指示、フラグΦScu情報がMA I NCPU2
01へ転送される。これらの情報がMAINCPU20
1のSIの分岐1判定へ送られ、LDISubルーチン
で鏡胴駆動を行ない、フラグΦSEP情報が5UBCP
U202へ転送されてLDISubルーチンで、このフ
ラグΦSEP情報からレンズポジションをみる。フラグ
Φ5EP=11の場合は、鏡胴51は通常撮影或は近接
撮影の初期位置にあり、CHGSubルーチンでストロ
ボのコンデンサの充電が行なわれる。フラグφ5EP=
OOでは鏡胴51は沈胴停止位置にあり、フラグφ5E
P=01では鏡胴51は繰出されたが不定の位置で停止
したため、後退して沈胴の停止位置にあり、通常撮影モ
ードが選択され、自動発光モードを表示し、フラグφM
ODEを自動発光モードにして終了する。
5UBCPU202の5BSubルーチンでは1秒間隔
で裏蓋の状態を見ており、裏蓋スイッチ情報で裏蓋が開
かれることを監視している。
次に、テストモードについて説明する。このテストモー
ドはカメラとしてのチエツクを行なうもので、裏蓋のカ
ウンタ表示を使用してテストを行なう。フラグφTES
T=1を判定するとテストモードにおいて5LED←1
にすることにより、テストモードの確認をさせ、自動発
光モード、強制発光モード、不発光モード及びセルフタ
イマモードの4種類のテストを行なう。自動発光モード
でTESTI情報が転送され、第ルリーズスイッチS1
がONであると、測光したときのゾーン情報の表示を行
ない、第2レリーズスイツチS2がONになるとシャッ
ターが切れ、自動露出機構のテストができ、測光情報と
露出量情報の両テストが行なわれる。
強制発光モードでTEST2情報が転送され、DX情報
からフラシュマチックを読んでいる。DX情報のそれぞ
れのゾーンに対して表示を行ない、その表示情報に添っ
て絞り値のフラッシュマチックのコントロールができる
ようになっている。このテストでカウンタ、給送表示を
クリヤして5LED←0にしてCHGSubルーチンで
充電を行なう。また、不発光モードでTEST3情報が
転送され、第2レリーズスイツチS2でAFのゾーン情
報を表示し、第2レリーズスイツチS2ではレンズの駆
動を行ない、AF情報のところまで繰り出し、これによ
り撮影レンズの移動ストロークを知ることができる。
セルフタイマモードでTEST4情報が転送され、第ル
リーズスイッチS1でシャッターが開いたか否かのテス
トが行なわれる。
これらのモードテストはモードスイッチで解除される。
さらに、5UBCPU202でフラグΦ5TT=1では
、記号Cのシーケンスに入り、転送セグメント退避させ
て、全セグメントを所定時間点滅させ、点灯へ復帰して
51=0判定で、第ルリーズスイッチS1が作動するの
を待って終了する。
また、前記作動シーケンスで、記号りからのシーケンス
はPH←0でパワーホールドを切って、200m5待っ
てs 1 =O,MODE=O。
Scn=0.5cu=Oで終了する。また、記号Eから
のシーケンスはバッテリ異常等から入り、バッテリを保
護するためフラグφBC←00にして、バッテリを切っ
て、前記と同様にしてパワーホールドを切って終了する
[発明の効果] 前記のように、この発明のカメラはフィルムの空送り後
に開閉検出手段から閉信号が人力されると、巻上げ手段
を駆動して露光部分を給送し、かつ撮影枚数を示するフ
ィルムカウンタなこの給送に応じてカウントアツプさせ
るから、露光した部分に撮影することなく、またフィル
ムの未露光部分を余分に空送りすることが防止され、し
かも裏蓋を閉じると直に撮影可能になり、撮影者が露光
した部分を想定して1駒ずつフィルム巻上げを行なった
りするような特別な操作も必要としないから操作性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のカメラの概略構成ブロック図、第2
図乃至第9図はこの発明が適用されるカメラを示し、第
2図はカメラの正面図、第3図は同背面図、第4図は平
面図、第5図は第2図のV−V断面図、第6図はファイ
ンダーの表示を示す図、第7図は裏蓋の表示を示す図、
第8図はフィルム巻上機構を示す図、第9図は裏蓋の開
閉機構を示す図、第10図はこの発明が適用されるカメ
ラの概略回路ブロック図、第11図はこの発明の回路ブ
ロックの作動シーケンスを示す図である。 図中符号Aは開閉検出手段、Bは制御手段、Cは巻上げ
手段、Dはフィルムカウンタである。 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フィルム装填完了後のカメラ操作で、自動的に所定量の
    フィルムを空送りするカメラにおいて、裏蓋の開閉を検
    出する開閉検出手段と、前記空送りが完了したことを検
    出し空送り完了情報を記憶する空送り完了記憶手段と、
    フィルムを巻上げるフィルム巻上げ手段とを備え、前記
    空送り記憶手段に空送り完了情報が記憶されている間に
    開閉検出手段から閉信号が入力されると、前記フィルム
    巻上げ手段を駆動して1駒以上で前記所定量以下のフィ
    ルムを給送し、かつ撮影枚数を示すフィルムカウンタを
    この給送に応じてカウントアップさせる制御手段を有す
    ることを特徴とするカメラ。
JP1998989A 1989-01-30 1989-01-30 カメラ Pending JPH02199440A (ja)

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