JPH02199436A - カメラの光学系駆動装置 - Google Patents

カメラの光学系駆動装置

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JPH02199436A
JPH02199436A JP1998589A JP1998589A JPH02199436A JP H02199436 A JPH02199436 A JP H02199436A JP 1998589 A JP1998589 A JP 1998589A JP 1998589 A JP1998589 A JP 1998589A JP H02199436 A JPH02199436 A JP H02199436A
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JP
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photographing
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lens
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Pending
Application number
JP1998589A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuhito Yoshima
吉間 睦仁
Hiroyuki Kusuda
楠田 博幸
Tetsushi Aoki
哲志 青木
Shizuo Ishii
石井 静雄
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、カメラの光学系駆動装置に関する。
[従来の技術] カメラは、約1m−ωを撮影範囲とする通常撮影が一般
的であったが、近年さらに近接した被写体を撮影したい
とする要望が増加し、近接撮影を可能とするカメラも出
現し始めている。近接撮影を行なうには通常撮影を行な
うための撮影光学系とは異なる光学系を必要とするので
、光学系を変換するために、例えば、通常撮影モードと
近接撮影モードを有するものがある。
このようなカメラにおいて、通常撮影モードから近接撮
影モードに切換えるには種々の手段があり、例えば無限
遠撮影位置から近接撮影位置まで、通常の合焦通り撮影
レンズを連続的に前方へ繰り出すものもある。また、例
えば近接撮影情報を入力することにより、測距信号とは
無関係に撮影レンズを所定の近接位置にのみ停止させ、
被写体深度を利用して近距離範囲内の固定焦点撮影を行
なうものもある。さらに、ズームレンズを装着したカメ
ラではズーミング手段を利用してレンズを近接撮影状態
にしているものもあるが、この場合には設計上その他の
制約から望遠(置E)側でのみ近接撮影が可能になって
いるのが通例である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、無限遠撮影位置から近接撮影位置まで、通常
の合焦作動通り撮影レンズを連続的に前方へ繰り出すも
のは、撮影レンズの繰出量が大きくなるので、レンズ繰
出に時間がかかり、また繰出量の精度維持管理が困難で
ある。さらに、測距に必要な範囲が広がるため、高解像
力で、高精度の測距光学系及び高精度の情報処理手段が
必要となる。
また、近接撮影情報を入力することにより、測距信号と
は無関係に影レンズを近接位置に停止させるものでは、
測距手段は近接撮影時には使用しないので通常のもので
よいが、近接撮影時は測距していないので、合焦してな
い状態で写真を撮影する可能性がある さらに、ズームレンズを装着したカメラで、ズーミング
手段を利用してレンズを近接撮影状態にするものでは、
ズーミングであるにもかかわらず置E側しか近接撮影が
できない。
この発明はかかる点に鑑みなされたもので、近接撮影時
の撮影レンズの合焦のための繰出しが短時間にでき、か
つ繰出量の精度維持管理が簡単であり、しかも近接撮影
の初期位置への予備繰出により測距光学系のバララック
ス補正のための移動ができるので、近接撮影時でも正確
な自動合焦撮影が可能なカメラの光学系駆動装置を提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、この発明のカメラの光学系
駆動装置は焦点合わせのため撮影レンズを光軸方向へ移
動させる駆動手段と、通常撮影モードと近接撮影モード
に切換えるための情報を出力する情報出力手段と、この
情報出力手段よりの情報に基づいて前記駆動手段を制御
する制御手段を備え、前記情報出力手段より近接撮影モ
ードに切換えるための情報が出力されたとき、前記制御
手段により駆動手段を駆動して撮影レンズを近接撮影の
ための初期位置へ移動させるようになしたことを特徴と
している。
また、情報出力手段の情報に基づく通常撮影モード及び
近接撮影モードの選択に連動して、測距光学系を移動さ
せ、さらにファインダーの測距枠補正をするようになし
、ファインダーと撮影レンズのバララックス補正をする
ことができる。
[作用〕 この発明のカメラの光学系駆動装置は、情報出力手段よ
り近接撮影モードに切換えるための情報が出力されたと
き、撮影レンズを近接撮影のための初期位置へ移動させ
るため、近接撮影時の撮影レンズの繰出量が小さくなる
。このため、短時間に繰出しができ、かつ合焦のための
繰出量の管理が簡単である。また、近接撮影の初期位置
への予備繰出により測距光学系を移動させ、近接撮影時
でも測距撮影が可能であり、またファインダーの測距枠
を補正し、さらにファインダーのバララックス補正をす
ることができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図乃至第6図はこの発明が適用されるカメラを示し
、第1図はカメラの正面図、第2図は同背面図、第3図
は平面図、第4図は第1図の■−■断面図、第5図はフ
ァインダの表示を示す図、第6図は裏蓋の表示を示す図
である。
Lム1ヱヱヱ辺1基 カメラは第4図に示すように本体10、前カバー20、
装飾パネル30及び裏蓋40から構成され、前カバー2
0の前側に装飾パネル30が係合され、この前カバー2
0が本体10を覆うように係合しネジ止めされる。裏蓋
40及び電池蓋41は本体取付体42の軸受部42aに
ヒンジ軸43を介して一体に組付けられており、本体取
付体42と本体10に係合し、さらにネジで固定してい
る。
本体10には画枠部13を挟んで未露光フィルム収納室
14と露光フィルム収納室15とが形成されており、こ
の未露光フィルム収納室14にはパトローネ1が収納さ
れ、露光されたフィルムFが露光フィルム収納室15に
設けられたリール16で巻取られる。
本体10の中央部にはフロント地板17が設けられ、こ
のフロント地板17に撮影レンズ50を備えた鏡胴枠2
2が鏡胴51と一体で光軸方向へ移動可能に設けられ、
沈胴するようになっている。
さらに、前カバーレ20の上面にリーズボタン2、クロ
ーズアップボタン3及びメインスイッチボタン4が備え
られている。
撮影レンズ 撮影レンズ50は4群4枚で構成され、鏡胴枠22に支
持体52.53を介して取付けられ枠鏡胴22が鏡胴5
1に取付けられている。この撮影レンズ50はレンズと
レンズとの間にシャッター54が配置されたビトウイン
クイブが用いられている。
ファインダー機構 ファインダー機構は、アルバダ式ブライトフレーム透視
ファインダーが用いられている。このファインダー60
には第5図に示すような表示が設けられ、撮影範囲フレ
ーム61,62、測距枠63があり、ざらに測距完了(
点灯)及び距離警告(点滅)表示64、クローズアップ
モード(点灯)表示65、グリッツマーク66等が設け
られている。
アルバダ式ブライトフレーム透視ファインダーにおいて
、ファインダー視野内にブライトフレームとして何等か
のフレームを現すには、ファインダー光学系内にフレー
ム像を投影するための標示板及びフレーム像を拡大反射
するための反射部が必要である。
前記撮影範囲フレーム61は、この発明のカメラを通常
撮影モードにした場合の撮影可能範囲をファインダー視
野内に示したものであり、前記撮影範囲フレーム62は
近接撮影モードの場合の撮影可能範囲をファインダー視
野内に示したものである。
前記標示板を撮影範囲フレーム62を省略して撮影範囲
フレーム61のみを投映するようにし、このようにした
標示板を後段で記述するバララックス補正機構に述べる
機構と類似した機構により移動させ、撮影モードの選択
に応じてファインダー内に示される。撮影フレームを移
動させ、それぞれのモードに応じた撮影範囲を示し得る
ようにしてもよい。、また、同様な手段により撮影レン
ズの移動に応じて、前記標示板を移動させ、被写体距離
に応じて、撮影範囲フレームを連続的に補正し得るよう
にしてもよい。或いはモード数に応じた複数の標示板を
設け、モード選択に連動して、そのモードに対応する標
示板がファインダー光学系内に移動して機構する構造に
してもよい。
測距枠を投映する標示板を別に設け、これを選択された
撮影モードに応じて移動させるとか、撮影レンズの移動
に応じて連続的に移動させるとか、複数の標示板を設け
てモード選択に応じて対応する標示板をファインダー光
学系内に移動させるとかして、撮影モードまたは被写体
距離による測距枠のバララックスを撮影範囲フレームの
補正と同様に補正することもできる。
また同一標示板により、撮影範囲フレームと測距枠を投
映するようにし、撮影範囲フレームと測距枠を平行移動
させ、それぞれのバララックスを近似的に補正すること
も可能である。
凰立田里鳳1 焦点調節機構は撮影に際し、被写体までの距離に応じて
撮影レンズ50とフィルム面との距離を変え、被写体の
像が正しくフィルム面に結ばれるように焦点の調節を行
なう。この焦点調節のための測距機構として投光APレ
ンズ70、受光AFレンズ71がフロント地板17の上
部に設けられ、装飾パネル30のAF窓72.73で覆
われ、赤外線ノンスキャンアクティブ式自動測距が採用
されている。撮影レンズ50を保持する鏡胴51をモー
タ170の駆動で繰出し、レンズ群を直進駆動させてピ
ント調節を行なう。鏡胴51は前側部に撮影窓55を有
しており、この撮影窓55はレンズバリヤ140で覆わ
れて、内部の撮影レンズ50を保護するようになってい
る。
シャッター機構 シャッター機構はフィルムに必要な露光量を時間的に与
える役割りと、露光時間以外は不必要な光を遮断する機
能を兼ねている。シャッターモータ80が駆動してシャ
ッター54を開閉するようになっており、このシャッタ
ー54はプログラムシャッターであり、さらに、セルフ
タイマーが用いられている。
セルフタイマーは、後述するモート切替ボタンS31を
操作して、セルフタイマーモードにし、レリーズボタン
2を押圧すると作動し、レリーズボタン2の押圧夜釣1
0秒経過すると、シャッター54が開閉する。セルフタ
イマーが作動中には、セルフタイマー表示発光ダイオー
ド5LED214が約7秒点灯し、その後約3秒点滅す
る。
シャッター54の開閉動作が完了すると、セルフタイマ
ーモードは自動的に解除され、ストロボ自動発光モード
に復帰する。セルフタイマー作動中にセルフイマーモー
ドを解除したい場合は、メインスイッチボタン4を押圧
すればよい。
匡肱葭坦皇旦 フィルムに適正な露光を与えるために、画面におさまる
被写体側の光の明暗を測り、露光量を調節するものであ
る。入射してくる光の量に応じて電気信号を交換するた
め、CdS (硫化カドミウム)受光素子90が用いら
れている。この受光素子90はフロント地板17に取付
けられ、装飾パネル30のAE受光窓91で覆われてい
る。 露出制御の連動範囲はフィルム感度l5O100
で、被写体輝度のEV値5〜17の範囲であり、EV値
9以下はストロボ自動発光に自動的に切換えられる。
このカメラはDXコードが付いたパトローネ入りフィル
ムが使用され、フィルムをカメラに入れると、同時にフ
ィルム感度l5O50〜320゜が自動的にセットされ
、非DXフィルムは全て感JilSO100に自動的に
セットされる。
ムΣ旦工豊璽 ストロボ機構の閃光管100は、本体1oの未露光フィ
ルム室14の上方に固定されており、装飾パネル30の
窓101で覆われている。ストロボ自動発光モードにお
いては、被写体輝度が所定値より低い時に自動的に発光
し、常に自動充電であり、充電回路のコンデンサ7は本
体1oの露光フィルム収納室15に近接して配置されて
いる。
フィルム巻上げ 構 フィルム巻上げ機構はモータ110による自動巻上げ方
式が用いられ、巻上げユニット111を介して駆動され
る。裏蓋4oを閉じた後に、しリーズボタン2の作動で
開始するオートロード方式である。
フィルム巻戻し 構 フィルム巻戻し機構は最終駒まで撮影されると自動的に
巻戻され、巻戻しが完了すると自動的に停止する。巻戻
しはフィルムカウンタを減算し、かつフィルム給送マー
クを逆方向へ表示する。
DXフィルムの場合はフィルム先端をバトロニネに巻込
み後に、巻戻しが自動的に停止し、非DXフィルムの場
合はフィルム先端を残して巻戻しが自動的に停止する。
■ 裏蓋40にはオートデートや撮影情報の制御表示部12
0が裏蓋地板44を介して設けられ、さらにフィルム確
認窓6が形成されている。また、裏蓋40のLCD部飾
板1s0にはデート表示部121、撮影情報表示部12
2が設けられている。さらに、モード切替ボタンSSI
とデートモード切替ボタンSS2、年月日、時分の修正
箇所を選択する修正箇所選択ボタンSS3、デート表示
の加算を行なう加算ボタンSS4が設けられている。
モード切替ボタンSSIを押圧するごとに、自動発光モ
ード、強制発光モート、不発光モード及びセルフタイマ
ーモードがこの順序に循環して切替る。ストロボ自動発
光モードにおいては、被写体輝度が所定の輝度以下の場
合に、ストロボが自動的に発光し、強制発光モードにお
いては、撮影するたびにストロボが必ず発光する。
また、不発光モードにおいて、モート切替ボタンSSI
を押圧し続けると、セルフタイマーモードを経てフィル
ム途中巻戻しモードに切替り、モード切替ボタンSSI
を押圧したままレリーズボタン2を押圧することにより
フィルムの途中巻戻しが開始される。巻戻しが完了する
と、自動的にストロボ自動発光モードに復帰する。
l勇 本体10の電池室18には3■リチウム電池8が1本収
納され、ユーザーが電池M41を開閉することで交換可
能になっている。さらに、オートデート用として機能す
ると共に主電源のバックアップ電源として機能する3v
のコイン電池9が1個、裏蓋40の電池収納室45に設
けられている。
オートデート オートデートとして液晶表示のディジタル時計が制御表
示部120に内蔵されており、裏蓋40のLCD部飾板
1s0に設けられたデート表示部121に「年月日」、
「日月年」、「日時分」或いはrOFFモード」が表示
され、それぞれ前記したデートモード切替ボタンSS2
、年月日、時分等の修正箇所を選択する修正箇所選択ボ
タンS83、デート表示の加算を行なう加算ボタンS5
4を操作して調整される。
1髭1皿未逆 裏蓋40の撮影情報表示部122には、第6図に示すよ
うにバッテリ残量表示122a、フィルムカウンタ12
2b及びフィルム給送表示122Cが設けられている。
また、ストロボ充電中122d及びセルフタイマモード
122e、さらに自動発光モード122f、強制発光モ
ード122g、不発光モード122hが切換え表示され
、いずれも表示も液晶表示である。
暖臣作国l碧 第7図乃至第10図は鏡胴の作動機構を示しており、第
7図は鏡胴部の断面図、第8図は第7図の■−■断面図
、第9図は第7図のIX−IX断面図、第10図は第8
図のX−X断面図である。
第8図に示すようにフロント地板17には支持枠21が
設けられ、この支持枠21に鏡胴51が光軸方向へ進退
可能に設けられており、鏡胴51が沈胴する。さらに、
鏡胴51には鏡胴枠22が固定され、両者は一体になっ
て作動する。
鏡胴枠22の下端に形成された支持部22aは、軸受1
57を介して案内軸158にスライド可能に支持される
と共に、第9図に示すように雌ネジ軸受159を介して
駆動軸160上を8動可能に支持されている。案内軸1
58の一端は押え板161に、他端はフロント地板17
に固定され、駆動軸160の一端はフロント地板17に
固定された押え板161に回動可能に支持され、他端は
フロント地板17に軸受162を介して回動可能に軸支
され、駆動軸160の回転によって鏡胴枠22が光軸方
向へ直進運動をする。鏡胴枠22の支持部22aにはフ
ロント地板17に挿通した位置規制部材163の先端部
163aが当接しており、この位置規制部材163はス
プリング164を介してフロント地板17に支持され、
駆動軸160と鏡胴枠22の雌ネジ軸受159との間の
バックラッシュを吸収し、鏡胴枠22が正確に作動する
ようにしている。雌ネジ軸受159は鏡胴枠22の支持
部22aに固定された押え板165で支持されており、
この押え板165で雌ネジ軸受159が鏡胴枠22から
抜けることがないようにされている。
駆動軸160には駆動ギヤ166が設けられ、この駆動
ギヤ166は第7図に示すように、中間ギヤ167.1
68,169を介してモータ170の出力ギヤ171に
噛合しており、モータ170の駆動によって、その動力
がこれらの中間ギヤ167.168,169を介して駆
動ギヤ166へ伝達され、これにより駆動軸160を回
転する。
モータ170には回転羽根172が設けられており、こ
の回転数をフォトカブラ173で検出して、鏡W451
を光軸方向へB動する制御情報としている。なお、フォ
トカブラとは、光源と受光素子とを対向して配列し、光
源と受光素子の間に不透明物体があるか否かを検出する
検出素子である。
また、鏡胴枠22の取付部22aには第8図に示すよう
に、作動部材174が設けられ、この作動部材174に
は接片175が設けられている。
この接片175は第8図及び第10図に示すように、鏡
胴51と連動して制御基板176上を摺動するようにな
っている。この制御基板176はフロント地板17の壁
17bに取付けられており、制御基板176には電源接
点175bと、カメラ本体側接点1750〜175gが
設けられ、鏡胴51が光軸方向へ繰出されると、接片1
75が沈胴の停止位置Y1、通常撮影の初期位置Y2、
通常撮影の繰出量カウント基点Y3、近接撮影の初期位
置Y4及び近接撮影の繰出量カウント基点Y5の情報を
制御部に与えるようになっており、これらで撮影レンズ
50の位置を検出するスイッチを構成している。このス
イッチはカメラ本体側接点1750〜175gとの関係
により、レンズポジションスイッチ或いはAFトリガス
イッチとして機能する。
この制御基板176は一端の突部176aをフロント地
板17の凹部17cに係合し、他端176bをフロント
地板17に固定した押え板161のストッパ177.1
78間に係合し、光軸方向へ移動可能に支持されている
。この制御基板176には位置調整窓176Cが形成さ
れており、この位置調整窓176Cを介してアジャスト
ボルト179がフロント地板17の壁17bに螺着され
ている。このアジャストボルト179の取付軸179a
が頭部179bの中心から偏位した位置にあり、アジャ
ストボルト179の回動で制御基板176が光軸方向へ
移動して位置の調整が行なわれる。
この鏡胴51の内部には第7図に示すように、シャッタ
ー駆動機構等が配置され、レリーズボタン2の操作でモ
ータ80が駆動し、その動力が出力ギヤ81から中間ギ
ヤ82.83,84.85を介してシャッターリング8
6の歯部86aに伝達され、シャッターリング86を回
転させ、3枚のシャッター羽根54cを開閉作動させる
ようになっている。このそれぞれのシャッター羽根54
Cは支持ピン87を介して鏡胴51に回動可能に支持さ
れ、このシャッター羽根54cの基部には係合孔54a
が形成されており、この係合孔54aにシャッターリン
グ86に固定した作動ピン88が係合され、このシャッ
ターリング86の回動によってシャッター羽根54cが
開閉する。
シャッターリング86は常にその突起86bが鏡胴51
側に固定されたストッパ89aに当接するように設定さ
れ、ストッパ89bは開作動時の位置規制となっている
シャッター羽根54eには接片54bが形成されており
、この接片54bをフォトカブラ99が検知してシャッ
ター制御の時間管理を行ないシャッター異常を検出する
パララックス補正 受光側AFレンズ71は第7図及び第8図に示すように
、支持ビン180を支点としてフロント地板17に対し
撮影レンズ50の繰出しに応じて矢印方向へ回動し、パ
ララックス補正が可能になっている。この支持ビン18
0の一方には受光側AFレンズ71の支持部71aとフ
ロント地板17との間にバネ181が装着され、他方に
は支持部71bとパララックス補正ピン182との間に
補正バネ183が装着されている。このパララックス補
正ピン182は鏡胴51と一体に鏡胴枠22を光軸方向
へ移動させることによフて、補正バネ183を介して受
光側AFレンズ71を押動する。受光側AFレンズ71
の上部にはパララックス調整ピン184でパララックス
調整レバ−185が取付けられ、このバララックス調整
レバー185に受光側AFレンズ71の突起71cが当
接して回動の位置規制が行なわれ、鏡胴51が通常撮影
の初期位置Y2と近接撮影の初期位置Y4の間を移動す
る間に、遠近切替のバララックス補正が行なわれる。
撮影モード 替 構 この実施例のカメラでは、レリーズボタン2を押圧する
と、写真撮影に関する一連の動作が開始され、露光され
たフィルムを1駒分巻上げて終了するが、レリーズボタ
ン2押圧の初期ストロークでは第ルリーズスイッチs1
がONとなり、その後のストロークでは第2レリーズス
イツチs2がONとなる。第ルリーズスイッチs1がO
Nになると、被写体距離測定のための測距、被写体輝度
測定のための測光等の撮影準備動作が行なわれ、第2レ
リーズスイツチs2がONになるとシャッターの開閉、
フィルムの巻上げ等の撮影及び撮影後の処理動作が行な
われる。
酸カメラの撮影可能至近距離は0.6〜1゜2m位の設
定されている例が多いが、この実施例のカメラでは、よ
り近い距離にある被写体の撮影いわゆる近接撮影を可能
にして、撮影可能距離範囲を拡大するため、通常撮影モ
ード及び近接撮影モードを設けている。通常撮影モード
では、所定の通常撮影至近距離から無限遠まで(この範
囲を通常撮影範囲という)にある被写体の撮影を可能に
し、近接撮影モードでは、所定の近接撮影至近距離から
所定の近接撮影至遠距離まで(この範囲を近接撮影範囲
という)にある被写体の撮影を可能にし、しかも通常撮
影至近距離と近接撮影至遠距離を一致させて通常撮影範
囲と近接撮影範囲を連続させている。しかし、例えば近
距離撮影モード、中距離撮影モード及び遠距離撮影モー
ドの3撮影モードを設けてもよいし、超近接撮影モード
、近接撮影モード及び通常撮影モードというように2つ
以上の撮影モードを設けてもよい。
クローズアップボタン3は撮影モード切替のためのボタ
ンであり、鏡胴51が通常撮影の初期位置Y2にある通
常撮影モードにおいて、このボタンを押圧するとクロー
ズアップスイッチがONとなり、鏡胴51は近接撮影の
初期位置Y4に達して停止し、カメラは近接撮影モード
に切替る。カメラが近接撮影モードになっているときに
、クローズアップボタン3を押圧すると、クローズアッ
プスイッチがONとなり、鏡胴51は後退して通常撮影
の初期位置Y2に達して停止し、カメラは通常撮影モー
ドに切替る。
鏡胴51が沈胴の停止位置Y1にあり、カメラが携帯姿
勢になっているとき、メインスイッチボタン4を押圧す
ると、メインスイッチがONになり、電源が励起して後
記するMAINCPU201が作動を開始し、電源の励
起状態を保持するパワーホールドが行なわれ、鏡胴51
は繰出されて通常撮影の初期位置Y2に達して停止いカ
メラは通常撮影モードとなり、パワーボールドが解除さ
れる。カメラが通常撮影モード或いは近接撮影モードに
あるとき、メインスイッチボタン4を押圧すると、メイ
ンスイッチがONになり、前記と同様にしてパワーホー
ルドされ、鏡胴51は後退し、沈胴の停止位置Y1に達
して停止し、カメラは携帯姿勢となり、パワーホールド
が解除される。なお、鏡胴51の繰出しに連動して撮影
窓55を覆っているレンズバリヤ140が開き、鏡胴5
1の後退に連動してレンズバリヤ140が閉じて撮影窓
55を覆い、撮影レンズ5oを保護する構造になってい
る。また、カメラが携帯姿勢になっているときは、フィ
ルムのオートロード及びフィルムの途中巻戻しを除く他
の操作はできないようになっている。
制御回路 第11図はこの発明が適用されるカメラの概略回路ブロ
ック図である。
コノカメラニはMAINCPU201と5UBCPU2
02が用いられており、シリアルインタフェースで交互
に情報の授受が行なわれる。MAINCPU201は大
電流を要する駆動系の制御やカメラの撮影動作の制御シ
ーケンスを実行し、5UBCPU202は裏蓋ユニット
203(7)撮影情報表示部122を駆動し、またスイ
ッチ情報をMA r NCPU201 に与えて、MA
INCPU201に種々の制御を行なわせるようにして
いる。
DC−DCコンバータ204には電源が接続されており
、このDC−DCコンバータ204はメインスイッチの
ONまたは第2レリーズスイツチS2のONで起動する
5UBCPU202からの電源コントロールによって起
動される。これによって、電圧VddがMA I NC
PU201 k:与えられ、MAINCPU201が起
動する。また、DC−DCコンバータ204から電圧V
ccがレリーズスイッチS1及びs2、メインスイッチ
、クローズアップスイッチ並びにモード切替スイッチ以
外の制御用スイッチの電源、電圧Vddが各CPUの電
源として与えられ、またリチウム電池8の電圧vbは5
UBCPU202及びストロボユニットの電源であり、
リチウム電池8の電圧vb’ は大電流を要する駆動系
の電源である。
また、ストロボユニット205内には204とは別のD
C−DCコンバータが設けである。
起動したMA I NCPU201にはバッテリチエツ
ク情報BC,測光情報AV、モータドライバの温度補償
のための温度情報TH及びシャッタの開きの補正するた
めのシャッタトリガ遅延時間情報STDがアナログ情報
206として入力される。このバッテリチエツク情報B
Cはシリアルインタフェースで5UBCPU202にデ
ータ転送され、5UBCPU202ではこの情報をバッ
テリ残量表示122aとして表示する。さらに、MA 
I NCPU201にはDxスイッチ、レンズポジショ
ンスイッチ及びAFトリガスイッチのスイッチ情報20
7が人力される。
また、AFユニット208から測距情報をアナログ信号
として取り込み、この測距結果がその時点で選択されて
いる撮影モードに応じた撮影可能距離範囲内であると、
MAINCPU201によるF白表示コントロールでA
PLEDを点灯させ、その他に近接撮影モードの場合に
はCULEDを点灯、さらに自動発光モートで被写体輝
度が所定値以下のときLBLEDが点灯するようになっ
ており、これらがF白表示209を構成し、ファインダ
ー内に測距完了及び距離警告表示64、クローズアップ
モード表示65、ブリツクマーク66としてそれぞれ表
示される。また、APLEDは測距した結果がその時点
で選択されている撮影モードに応じた撮影可能距離範囲
外の場合に点滅し、LBLEDは強制発光モードのとぎ
点灯し、不発光モードで被写体輝度が所定値以下のとき
点滅する。
MAINCPU201は、第2レリーズスイツチS2が
ONになると、測距情報によってレンズモータトライバ
210を制御するレンズモータコントロールを行ない、
モータ170を駆動して撮影レンズ50を繰り出し、所
定の位置に停止させる。このとき接片175が本体側接
点175e或いは175Gと接触して出るAFトリガス
イッチのトリガ情報と、フォトカブラ173にょるモー
タ回転数情報から、撮影レンズ5oの位置U#を行なっ
ている。撮影レンズ5oは測距情報に従って繰り出され
るため、AFトリガスイッチからのトリガ情報で撮影レ
ンズ50の縁出し量カウント基点Y3或いはY5(選択
された撮影モードにより異なる)を検出するようになっ
ており、このカウント基点Y3或いはY5からモータ1
70を所定回転したときに停止する制御が行なわれる。
そして、測光情報AVに従って、シャッタモータドライ
バ211を制御するシャッターモータコントロールを行
ない、モータ8oを駆動してシャッター54を作動させ
てフィルムに露光を与える。このとき、フォトカブラ9
9でシャッタ54の開閉を検出している。
この露光が終了すると、再びレンズモータドライバ21
0が制御され、撮影レンズ5oを初期位置Y2或いはY
4(選択された撮影モードにより異なる)へ復帰させ、
フィルムモータドライバ212を制御するフィルムモー
タコントロールを行ない、モータ110を駆動してフィ
ルムを巻上げる。このとぎ、パーフォレーションスイッ
チ213からのスイッチ情報を読み込みながら、フィル
ムが1駒巻上げられたか否かの確認が行なわれ5UBC
PU202からはストロボユニット205に充電信号が
送られ、ストロボユニット205からは充電完了信号が
5UBCPU202に送られ、このように両者の間でE
Fコントロールが行なわれる。ストロボユニット205
の発光コントロールはMAINCPU201から行なわ
れて閃光管100が発光する。セルフタイマー表示5L
ED214は5UBCPU202の外部表示コントロー
ルによって、制御される。
5UBCPU202は裏蓋4oに配設されたコイン電池
、DC−DCコンバータ204からの電圧Vdd及びリ
チウム電池8からの電圧vbにより、バックアップ回路
215及びリセット回路216を介して駆動される。
また、5UBCPU202にはレリーズスイッチ、メイ
ンスイッチ、クローズアップスイッチ、裏蓋スイッチ等
のスイッチ情報217が入力され、裏蓋ユニット203
にはデートモジュール218があり、このデートモジュ
ール218にはデートモードスイッチ、セレクトスイッ
チ、セットスイッチからのスイッチ情報219が人力さ
れ、デート写し込み及びデート表示のための液晶表示駆
動信号を出力するLCDドライブを行なう。また、5U
BCPU202は裏蓋ユニット203に配設されたカウ
ンタ、その他の液晶表示を駆動する信号を出力し、カウ
ンタLCDドライブを行なう。また、裏蓋ユニット20
3にはモード切換スイッチ220が設けられ、手動操作
でモードの切替が可能になっている。
制御回路イ シーケンス 第12図はこの発明の回路ブロックの作動シーケンスを
示しており、MAINCPU201のシーケンスと5U
BCPU202のシーケンスに別れている。
5UBCPU202はリセット信号ACLにより、IR
3ubルーチンでイニシャルリセットされ、スタートか
ら作動してMODE=1判定からマイコンへの情報入力
を監視している。そして、51=1判定で第ルリーズス
イッチS1がONになると、フラグΦAL=1判定でフ
ィルムオートロードのエラーを判断し、第ルリーズスイ
ッチS1がONでオートロードエラーであると、ALS
ubルーチン(2)でオートロードエラーを表示して終
了するようになフている。また、フラグΦREW−EN
D−1判定で、フィルムの巻戻しが終了していると、R
EWS u bルーチン(3)へ移行しフィルム巻戻し
終了を表示し、第ルリーズスイッチS1がONであって
も、裏蓋を開かないと作動しなくなる。さらに、フラグ
Φ5TT=1判定で、シャッター異常の場合には分岐し
て信号を受けつけないようになっている。
これらのフラグが立っていない場合には、PH←1でパ
ワーホルトをかけて電源を立ち上らせ、MAINCPU
201を起動する。MAINCPU201が始動すると
、lloSET% RAMCLRでI10ボートのセッ
トやRAMのクリアがされて、BC3ubルーチンでバ
ッテリチエツクが行なわれ、ざらにDXSubルーチン
でDXスイッチ情報の読み込みが行なわれる。
このそれぞれの情報を読み込んで、Soでシリアルイン
タフェースを使用して、バッテリチエツク情報、DXス
イッチ情報及びテスト情報が4ビツトの情報として、5
UBCPU202にシリアル転送され、BC表示Sub
ルーチンでバッテリ残量の表示を行なう。ここで、電池
8の残量が所定値以下の場合には、エラーEとして作動
を停止する。
そして、電池8の残量が所定値を超えていると、5UB
CPU202のSOで、MAINCPU201のLD2
Subルーチンに移行するためにLD2Sub指示の情
報が送られ、MAINCPU201のSIで分岐1判定
が行なわれる。LD2Subルーチンに移行すると、レ
ンズポジションを見て、フラグφSEP判定で沈胴の停
止位置等が判断される。
LD2Subルーチンで、レンズポジションが通常撮影
の初期位置の場合には、MAINCPU201ではsr
の分岐1判定に移行する。一方、5UBCPU202で
はレンズポジションが通常撮影の初期位置で、フラグΦ
REW=1判定で巻戻しが終了している状態であると、
SOでREWSub指示情報をMAINCPU201に
転送して終了する。
5b=o判定で裏蓋スイッチ情報により、裏蓋が開いて
いると、フラグφALB=1判定で、WSubルーチン
に移行してMAINCPU201のS1分岐2判定へ、
W S u b指示情報を転送する。フラグΦC=O判
定でカウンタがゼロの場合には、フラグΦDX=1判定
で装填されているフィルムがDXフィルムであるか否か
の判断を行ない、非DXフィルムの場合にはSoでMA
INCPU201のSIの分岐2判定にALSub指示
情報を転送して、5UBCPU202ではオートロード
待ちの状態になり、MAINCPU201でALSub
ルーチンによりオートロードの作動が行なわれる。
フィルムのカウントアツプがされている場合、及びカウ
ンタがゼロでDXフィルムの場合には、LD2Subリ
ーチンにより移送された情報の判断を行ない、Φ5EP
=11の場合には鏡胴51が通常撮影或いは近接撮影の
初期位置にあるので撮影可能であり、Φ5EP=OOの
場合には鏡胴51が沈胴の停止位置にあるので、そのま
ま終了し、Φ5EP=01の場合には鏡胴51が繰出さ
れたが不定の位置で停止したため、後退して沈胴の停止
位置にあるので、自動発光モードに戻して終了する。
鏡胴51が通常撮影或いは近接撮影の初期位置にある場
合は、51=1判定で第2レリーズスイツチS2がOF
Fになっている場合は、CHGSubルーチンでストロ
ボメインコンデンサを充電し、ONの場合にはフラグφ
TEST=1判定で、テストモードになっている場合に
はテスト処理が行なわれ、テストモードでない場合には
S。
でシリアルインターフェースで転送を行なう。ここで、
MainRoutのメインルーチン指示、フラグΦMO
DEのモード情報、フラグΦCのカウンタ情報が4ビツ
トの情報で、MAINCPU201のSlの分岐2判定
に転送される。
SUBCPU202ではAFSubルーチンで待ってお
り、MAINCPU201ではSIで分岐2判定を行な
って、AESubルーチンへ移行すると測光の情報を読
み込み、ざらにAFSubルーチンで測距の情報を読み
込み、この測距の情報を5UBCPU202のAFSu
bルーチンへ転送する。この測距の情報はR[AP]或
いはR[CAF]であり、R[AP]は通常撮影モード
の測距のRAM情報、R[CAF]は近接撮影モード測
距のRAM情報で、いずれも4ビツトを2回繰り退して
転送される。
そして、5UBCPU202は52=1判定で、第2レ
リーズスイツチS2がONされるのを待っており、また
MAINCPU201はFLEDSubルーチンで、測
距のAPLEDを点灯させ、また近接撮影モードの場合
にはCULEDを点灯、自動発光モードで被写体輝度が
所定値より低いとき或いは強制発光モード□のときLB
LEDが点灯し、ざらにAFLEDは測距した結果が撮
影可能距離範囲より遅過たり、遠退る場合には点滅し、
LBLEDは不発光モードで被写体輝度が所定値より低
い場合に点滅して待っている。
5UBCPU202の52=1判定で、第2レリーズス
イツチS2がONになると、Sin←1でSinのシリ
アル転送ボートが通常のロー状態をハイ状態にして、5
in=1の情報をMAINCPU201に送り、5UB
CPU202は16m5時間を待ってSin←0にして
、MA I NCPU201のFLEDSubルーチン
から確実にSIに移行するようにしており、ついでフラ
グφMODE判定でセルフタイマーモードか否なを判断
している。
セルフタイマーモードでない場合には、SoでR[ST
D]情報を8ビツトで、MA I NCPU201に転
送する。このSTD情報はシャッタトリガのリレータイ
ムフィルムの8ピツト情報で、フィルムを巻上げた後で
、WSubルーチンで情報の授受を行なっており、情報
をMAINCPU201のWSubルーチで読み込んで
、5UBCPU202へ転送し、5UBCPU202で
はこの情報を記憶しており、この情報をMAINCPU
201へ出している。セルフタイマーモードの場合は、
5ELFSubリーチンに移行した上でR[STD]の
転送を行なう。
このSTD情報がMAINCPU201に送られるとS
Iを抜け、5UBCPU202では5DSubルーチン
で待っており、MAINCPU201ではISOゾーン
4以上か否で、I 5O400以上で、DATET←1
にするようになっており、写し込みの点灯時間の期変え
を行なう。そして、DATEX←1にして、デートの写
し込みの発光するための信号で、この信号を5ms出力
する。この信号が出力されると、約数10ms発光して
デートの写し込みが行なわれる。
これが終了すると、DATEX 4−0% DATET
4−Oにして初期化し、AFLDSubルーチンで撮影
レンズ50の繰り出しを行ない、5DSubルーチンで
シャッター54が開閉される。このシャッター54の開
く途中や閉じるときにシャッター54の作動信号がこな
い場合には、フラグΦSTTがでる。シャッターの開き
通程或いは閉じ過程で故障が起こった場合にはフラグΦ
5TT=1になり、この情報が5UBCPU202に送
られてトラブルの判断が行なわれる。
異常がない場合にはフラグφ5TT=Oで送られ、MA
INCPU201で、LDRSubルーチンで撮影レン
ズ50を戻して、WSubルーチンに移行してフィルム
の巻上げが行なわれる。
5UBCPU202ではフラグΦMODEでセルフタイ
ムモードか否かの判断を行ない、セルフタイムモードで
ない場合はWSubルーチンのフィルムの巻上げに移行
する。セルフタイマーモードの場合はモード表示を自動
発光モードにし、フラグφMODEを自動発光モードに
した上で、WSubリーチンのフィルムの巻上げに移行
する。
前記のような作動シーケンスが行なわれるが、5UBC
PU202において、スタートから作動して、第ルリー
ズスイッチS1が押される前に、MODE=1判定では
モードスイッチのON、OFFを判定し、MODEに1
即ちモードスイッチがONならば、フラグΦ5TT=1
判定でシャッタートラブルの判断をしており、異常の場
合には以降信号を受けつけない。正常の場合にはモード
表示を切換え、さらにフラグΦMODEでモード情報の
切換も行ない、フラグΦMODEでセルフタイマモード
の判断を行ない、セルフタイマモードでない場合にはM
ODE=O判定でモードスイッチが離されるのを待って
、再びMODE=1判定に戻る。
セルフタイマモードの場合にはT←1sでタイマーに1
秒がセットされ、MODE≠1判定でモードスイッチが
1秒以上ONになっていると、Tover判定で給送表
示退避をし、セルフ表示を0FFL/、巻戻し表示を点
滅させる。そして、この点滅状態で、52=1判定で第
2レリーズスイツチS2がONになると、PH←1、Φ
AL←0として、MAINCPU201を起動させて、
給送表示を復帰させ、自動発光モードにして、給送表示
を0FFL/、BC表示Subルーチンでバッテリチッ
ク表示を行ない、SoでREWSub指示情報をMAI
NCPU201ヘシリアル転送し、REWSubルーチ
ンでフィルムの途中手動巻戻しを行なう。
また、第2レリーズスイツチS2がONにならない場合
には、MODE=1判定でモードスイッチがOFFであ
ると巻戻し表示がOFFされ、ざらに給送表示復帰が行
なわれ、自動発光モード表示を行ない、フラグΦMOD
Eを自動発光モードにして終了する。M ODE = 
1判定でモードスイッチがONであれば、第2レリーズ
スイツチS2のONを待っている。
そして、5UBCPU202の51=1判定で、第ルリ
ーズスイッチS1がOFFの場合に、メインスイッチを
ONにして5cn=1になると、沈胴切換が行なわれる
。ここでは、沈胴切換フラグΦScuは0であり、PH
←1にしてMAINCPU201を起動する。また、ク
ローズアップスイッチをONにしてScuwlになると
、クローズアップ沈胴切換が行なわれ、沈胴切換フラグ
をΦScu←1にする。
MA I NCPU201からフラグφBC,φDx1
φTEST情報を受け、BC表示Subルーチンでバッ
テリチック表示を行ない、SoのシリアルアウトでLD
ISub指示、フラグΦScu情報がMAINCPU2
01へ転送される。これらの情報がMAINCPU20
1のsrの分岐1判定へ送られ、LDISubルーチン
で鏡胴駆動を行ない、フラグΦSEP情報が5UBCP
U202へ転送されてLDISubルーチンで、このフ
ラグΦSEP情報からレンズポジションをみる。フラグ
Φ5EP=11の場合は、鏡胴51は通常撮影或は近接
撮影の初期位置にあり、CHGSubルーチンでストロ
ボのコンデンサの充電が行なわれる。フラグφ5EP=
OOでは鏡胴51は沈胴停止位置にあり、フラグΦ5E
P=01では鏡胴51は繰出されたが不定の位置で停止
したため、後退して沈胴の停止位置にあり、通常撮影モ
ードが選択され、自動発光モードを表示し、フラグφM
ODEを自動発光モードにして終了する。
5UBCPU202の5BSubルーチンでは1秒間隔
で裏蓋の状態を見ており、裏蓋スイッチ情報で裏蓋が開
かれることを監視している。
次に、テストモードについて説明する。このテストモー
ドはカメラとしてのチエツクを行なうもので、裏蓋のカ
ウンタ表示を使用してテストを行なう。フラグφTES
T=1を判定するとテストモードにおいて5LED←1
にすることにより、テストモードの確認をさせ、自動発
光モード、強制発光モード、不発光モード及びセルフタ
イマモードの4種類のテストを行なう。自動発光モード
でTESTI情報が転送され、第ルリーズスイッチS1
がONであると、測光したときのゾーン情報の表示を行
ない、第2レリーズスイツチs2がONになるとシャッ
ターが切れ、自動露出機構のテストができ、測光情報と
露出量情報の両テストが行なわれる。
強制発光モードでTEST2情報が転送され、DX情報
からフラシュマチックを読んでいる。DX情報のそれぞ
れのゾーンに対して表示を行ない、その表示情報に添っ
て絞り値のフラッシュマチックのコントロールができる
ようになっている。このテストでカウンタ、給送表示を
クリヤして5LED ←Of、:しテCHGS u b
71z−チンで充電を行なう。また、不発光モードでT
EST3情報が転送され、第ルリーズスイッチs1でA
Fのゾーン情報を表示し、第2レリーズスイツチS2で
はレンズの駆動を行ない、AF情報のところまで繰り出
し、これにより撮影レンズの移動ストロークを知ること
ができる。
セルフタイマモードでTEST4情報が転送され、第ル
リーズスイッチs1でシャッターが開いたか否かのテス
トが行なわれる。
これらのそ−ドテストはモードスイッチで解除される。
さらに、5UBCPU202で7?グ4)STT=1で
は、記号Cのシーケンスに入り、転送セグメント退避さ
せて、全セグメントを所定時間点滅させ、点灯へ復帰し
て5t=O判定で、第ルリーズスイッチS1が作動する
のを待って終了する。
また、前記作動シーケンスで、記号りからのシーケンス
はPH←0でパワーホールドを切って、200m5待っ
て51=0、MODE=O1Scn=0、Scuモ0で
終了する。また、記号Eからのシーケンスはバッテリ異
常等から入り、バッテリを保護するためフラグφBC←
00にして、バッテリを切って、前記と同様にしてパワ
ーホールドを切って終了する。
モード   びバララックス 正 のフローチに上 第13図はこの発明の光学系駆動装置の作動フローチャ
ートである。
鏡胴51が沈胴の停止位置にある場合に、メインスイッ
チボタン4を操作して、メインスイッチSWをONする
とスタートして、電源を立上がらせ保持するためパワー
ホールドし、バッテリチックを行ない、DXコードの読
み込み、データ転送が行なわれ、鏡胴51は毅出させて
通常撮影の初期位置に停止し、制御回路はクローズアッ
プスイッチSW或いは第ルリーズスイッチS1のONを
待っている(ステップ1〜3)。
クローズアップボタン2が操作されず、クローズアップ
スイッチSWがONにならない場合には、通常撮影モー
ドであり、第ルリーズスイッチS1の人力で(ステップ
2.3)、測光、測距が行なわれる(ステップ4.5)
そして、再度第ルリーズスイッチS1のONを確認し、
さらに第2レリーズスイツチS2がONになれば、レン
ズモータドライバ210の駆動でモータ170を正転さ
せ、鏡胴51を繰出しフォトカプラ173からのパルス
を測距結果に基づく所定パルス数をカウントしてモータ
170を停止させて、鏡胴51を合焦位置へ停止させ、
シャッタモータドライバ211の駆動でモータ8oを制
御し、シャッターを開閉して撮影する(ステップ6〜9
)。
そして、レンズモータドライバ210の駆動でモータ1
70を逆転させ、鏡胴51が通常撮影の初期位置に到達
したことを検出して、モータ170を停止させ、フィル
ムを巻上げて、ステップ2ヘジヤンプする(ステップ1
0〜13)。
また、ステップ2において、クローズアップスイッチS
WがONになり、近接撮影モードが選択されると、レン
ズモータドライバ210の駆動でモータ170を正転さ
せ、鏡胴51を近接撮影の初期位置まで移動させ(ステ
ップ14〜16)、ステップ17で第ルリーズスイッチ
S1のONを待っている。ルリーズスイッチS1がON
になると、測光、測距が行なわれる(ステップ18.1
9)。
以後、前記と同様にして所定パルス数をカウントし、モ
ータ170を停止させて、鏡胴51を合焦位置に繰出し
、シャッタモータドライバ211の駆動でモータ80を
制御し、シャッターを開閉して近接撮影をする(ステッ
プ21.7〜9)。
そして、レンズモータドライバ210の駆動でモータ1
70を逆転させ、鏡胴51が通常撮影の初期位置に到達
したことを検出して、モータ170を停止させ、フィル
ムを巻上げてステップ2ヘジヤングする(ステップ10
〜13)。
なお、第13図に示していないが、鏡胴51が沈胴の停
止位置以外にあるとき、メインスイッチSWがONにな
ると、鏡胴51は沈胴の停止位置へ後退し、ストロボモ
ードを予め定められた初期モードに設定し、これを撮影
情報表示部122に表示し、パワーホールドを解除して
終了する。
また、第13図のフローチャートのステップ2において
、クローズアップスイッチSWがONになった分岐にス
テップ2−1を設け、次の作動を行なわせてもよい。
なお、この場合はステップ11の「通常撮影初期位置検
出」は「初期位置検出」に変更し、ステップ6において
、鏡胴51が停止していた初期位置を検出するようにす
る必要がある。
ステップ2−1においては、鏡胴51の停止位置を判断
し、鏡胴51が通常撮影の初期位置にある場合はステッ
プ14にジャンプし、ステップ16でレンズモータが停
止後、ステップ2ヘジヤンプする。鏡胴51が近接撮影
の初期位置にある場合は、レンズモータドライバ210
の駆動でモータ170を逆転させ、鏡胴51が通常撮影
の初期位置に到達したことを検出してモータ170を停
止させ、ステップ2ヘジヤンプする。鏡胴51が沈胴の
停止位置にある場合は、パワーホールドを解除して終了
する。鏡胴51が前記以外の不定の位置にある場合は、
レンズモータドライバ210の駆動でモータ170を逆
転させ、鏡胴51が沈胴の停止位置に到達したことを検
出して、モータ170を停止させ、ストロボのモードを
所定の初期モードに設定し、これを撮影情報表示部12
2に表示し、パワーホールドを解除して終了する。
上記のように変更すればクローズアップスイッチSWは
撮影モード変更スイッチとして機能することになる。
この発明のカメラは、撮影モードを通常撮影モード或い
は近接撮影モードの選択をするごとに鏡胴51が移動す
るので、ファインダー機構及びバララックス補正機構に
おいて述べたように、この移動に連動して測距光学系の
移動、ファインダーの測距枠の移動及び/或いはファイ
ンダーの撮影範囲フレームの移動を行なうことができる
。従って撮影モードの選択に応じて測距光学系の補正、
ファインダー測距枠のパララックス補正及び/或いはフ
ァインダーのバララックス補正を行なうことができる。
また、撮影レンズの移動に応じて補正できるのであるか
ら、撮影モードに対応する切替補正でなく、連続補正を
行なうことも可能である。
なお、上記実施例では、通常撮影モードと近接撮影モー
ドの2モードを選択する場合を述べたが、モード数は3
以上あってもよく、例えば通常撮影モード、近接撮影モ
ード及び超近接撮影モード等としてもよい。
[発明の効果] この発明は前記のように、情報出力手段より近接撮影モ
ードに切換えるための情報が出力されたとき、撮影レン
ズを近接撮影のための初期位置へ移動させるようになし
たから、近接撮影時の合焦作動のための撮影レンズの繰
出量が小さくなる。
従って、短時間に撮影レンズの繰出しができ速写性が向
上し、かつ繰出量の精度維持管理が簡単である。
また、近接撮影の初期位置への予備繰出により測距光学
系を移動させ、測距光学系もバララックス補正を行なう
ので近接撮影時でも精度のよい自動前撮影ができる。
さらに、撮影レンズの近接撮影のための初期位置へ移動
に連動して、ファインダーの撮影範囲フレームを移動さ
せ、パララックスを補正して正確に撮影範囲を認識する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図はこの発明が適用されるカメラを示し
、第1図はカメラの正面図、第2図は同背面図、第3図
は平面図、第4図は第1図のIV −■断面図、第5図
はファインダの表示を示す図、第6図は裏蓋の表示を示
す図、第7図乃至第10図は鏡胴の作動機構を示してお
り、第7図は鏡胴部の断面図、第8図は第7図の■−■
断面図、第9図は第7図のDC−DC断面図、第10図
は第8図のX−X断面図、第11図はこの発明が適用さ
れるカメラの概略回路ブロック図、第12図はこの発明
の回路ブロックの作動シーケンス、第13図はこの発明
の光学系駆動装置の作動フローチャートである。 図中符号10は本体、22は鏡枠、50は撮影レンズ、
51は鏡胴、170はモータ、201はMAINCPU
、202は5UBCPU、210はレンズモータドライ
バ、173はフォトカブラである。 第 図 第 図 第 図 第 図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、焦点合わせのため撮影レンズを光軸方向へ移動させ
    る駆動手段と、通常撮影モードと近接撮影モードに切換
    えるための情報を出力する情報出力手段と、この情報出
    力手段よりの情報に基づいて前記駆動手段を制御する制
    御手段を備え、前記情報出力手段より近接撮影モードに
    切換えるための情報が出力されたとき、前記制御手段に
    より駆動手段を駆動して撮影レンズを近接撮影のための
    初期位置へ移動させるようになしたことを特徴とするカ
    メラの光学系駆動装置。 2、前記情報出力手段の情報に基づく通常撮影モード及
    び近接撮影モードの選択に連動して、測距光学系を移動
    するようになした請求項1記載のカメラの光学系駆動装
    置。 3、前記情報出力手段の情報に基づく通常撮影モード及
    び近接撮影モードの選択に連動して、ファインダーの測
    距枠を移動するようになした請求項1または2記載のカ
    メラの光学系駆動装置。 4、前記情報出力手段の情報に基づく通常撮影モード及
    び近接撮影モードの選択に連動して、ファインダーの撮
    影範囲フレームを移動するようになした請求項1または
    2記載のカメラの光学系駆動装置。
JP1998589A 1989-01-30 1989-01-30 カメラの光学系駆動装置 Pending JPH02199436A (ja)

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