JPH0445432A - カメラの焦点調節装置 - Google Patents

カメラの焦点調節装置

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JPH0445432A
JPH0445432A JP2153712A JP15371290A JPH0445432A JP H0445432 A JPH0445432 A JP H0445432A JP 2153712 A JP2153712 A JP 2153712A JP 15371290 A JP15371290 A JP 15371290A JP H0445432 A JPH0445432 A JP H0445432A
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JP
Japan
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lens
reference point
photographing lens
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initial position
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JP2153712A
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English (en)
Inventor
Mutsuhito Yoshima
吉間 睦仁
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH0445432A publication Critical patent/JPH0445432A/ja
Priority to US07/949,222 priority patent/US5255035A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカメラの焦点調節装置に関する。
[従来の技術] 従来のカメラは、約1m−■を撮影範囲とする距離の撮
影が一般的であったが、近年ざらに近距閣の被写体を撮
影したいとする要求が増加し、近接撮影を可能とするカ
メラが開発されている。近接撮影を可能なカメラでは、
合焦レンズを■位置を初期位置として設定すると、被写
体が近距離の場合は合焦レンズを前記■位置より近距離
の合焦位置に移動させるのに撮影光学系の合焦レンズ系
の光軸上にストロークを広く必要とするために、時間を
要し、撮影開始時間が遅れてしまい撮影者が手触れを起
こしてしまったり、撮影タイミングを逸すことがあった
これを防止するために、例えば通常距離撮影モード(約
1m−■を撮影範囲とするモード)と近接撮影モート(
1m以内を撮影距離範囲とするモード)とに分けると共
に、各モートに対する合焦レンズの初期位置を設定し、
撮影者がモード選択操作スイッチの切換え操作を行なう
ことによりどちらかのモートを選択するとカメラは選択
されたモートに対応した初期位置に合焦レンズを自動的
に設定していた。
〔発明が解決しようとするyJj!Pi〕このように、
従来では通常距1m撮影モードと近接撮影モートに切換
えるためのモート選択操作手段として専用の切換スイッ
チを備えることにより、近距1m撮影を行なう時に撮影
者が切換スイッチを操作する必要があり、操作が面倒で
切換操作のためにシャッタチャンスを逸する等の問題が
多かった。又、通常距Ill撮影モードと近接撮影モー
トの切換設定距離の境界近傍の距離で撮影を行なう時は
撮影者がどちらのモードを選択するべきかを予め判断し
モートを切換えておく必要があり、初心者にはこの判断
はむずかしく、ピンボケ等の不良写真の増加の一因とな
っていた。
この発明はかかる点に鑑みてなされたもので、撮影者の
判断により特別な操作を行なうことなく、通常距離撮影
と近距1III撮影を簡単に行なうことができ、しかも
合焦レンズの繰出しが短時間にでき、かつ撮影レンズの
繰出量の精度位置管理が容易であるカメラの焦点調節装
置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段〕 前記課題を解決するために、この発明のカメラの焦点調
節装置は、被写体距離を検出しこの被写体距離情報を出
力する測距手段と、撮影レンズを光軸方向に往復移動す
る撮影レンズ駆動手段と、前記撮影レンズの移動可能範
囲を第1移動領域と第2移動領域に区分し、前記第1移
動領域と前記第2移動領域の2つの移動領域の境界に設
定した基準点と、この基準点を前記撮影レンズの移動に
連動して検出しこの基準点情報を出力する基iJ!点検
出手段と、前記被写体距離情報の入力に基づき前記撮影
レンズの合焦位置を前記第1移動領域又は前記第2移動
領域のいずれか一方を選択する選択手段と、前記撮影レ
ンズ駆動手段の合焦駆動開始前に前記撮影レンズの初期
位置を前記基準点の近傍の第2穆動領域に設定する初期
位置設定手段と、前記基準点情報の入力に応答して前記
基準点からの前記撮影レンズの移動量を検出し移動量情
報を出力する移動量検出手段と、前記選択手段が第1移
!II Ii域を選択した場合は前記撮影レンズ駆動手
段を駆動し前記撮影レンズを初期位置から基準、伜の方
向へ移動させ、前記移動■情報の入力と前記被写体距離
情報の入力に基づき前記撮影レンズを合焦位置へ停止し
、前記選択手段か第2移動顧域を選択した場合は前記撮
影レンズ駆動手段を駆動し前記撮影レンズを初期位置か
ら基′!J点の方向へ移動させ、前記基準点検出手段よ
りの前記基準点情報の入力に応答して、逆方向の駆動を
行なわせると共に前記移動量情報の入力と前記被写体距
離情報の入力に基づき前記撮影レンズを合焦位置へ停止
させる焦点調節手段とを備えたことを特徴とする。
[作用] この発明のカメラのザ点調節装置は、選択手段が第1移
動領域を選択した場合は、撮影レンズ駆動手段を駆動し
撮影レンズを初期位置から基準点の方向へ移動させ、移
動量情報の入力と被写体距離情報の入力に基づき撮影レ
ンズを合焦位置へ停止する。また、前記選択手段が第2
移動領域を選択した場合は、撮影レンズ駆動手段を駆動
し撮影レンズを初期位置から基準点の方向へ移動させ、
基準点検出手段よりの基準点情報の入力に応答して、逆
方向の駆動を行なわせると共に移動量情報の入力と被写
体距離情報の入力に基づき撮影レンズを合焦位置へ停止
させる。
このように、通常距離撮影と近接撮影の撮影レンズの移
動範囲内に初期位置を設定し、この初期位置へ撮影レン
ズを停止させておき、この初期位置から測距情報に基づ
き撮影レンズを移動させるため、ユーザが特別な操作を
行なうことなく通常距離撮影と近接撮影を行なうことが
できる。このため、前記移動範囲のいずれかの最端位置
に初期位置を設定するよりは、この装置では撮影時の撮
影レンズの焦点合わせのための移動量が小さくなり、短
時間に移動ができ、かり合焦のための繰出量の精度向上
が簡単である。
[実施例] 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図乃至第7図はこの発明が通用されるカメラを示し
、第1図はカメラの正面図、第2図は同右側面図、第3
図は同左側面図、第4図は同平面図、第5図は同底面図
、第6図は同背面図、第7図は’igt図の■−■断面
図である。
カメラボディ カメラは第7図に示すように本体10、前カバー20、
防塵パネル30、裏M40及び電池蓋41から構成され
、前カバー20の前側に防塵パネル30が係合され、こ
の前カバー20が本体10を覆うように係合しネジ止め
される。裏蓋40及び電池蓋41は本体取付体42にヒ
ンジ軸43を介して開閉自在に一体に組付けられており
、本体取付体42は本体10に係合し、さらにネジ止め
により固定される。
本体10には画枠部13を挟んでパトローネ収納室14
とフィルム巻取室15とが形成されており、このパトロ
ーネ収納室14にはパトローネ1が収納され、露光され
たフィルムFがフィルム巻取室15に設けられたり−ル
16で巻取られる。
本体10の中央部にはフロント地板17が設けられ、こ
のフロント地板1フに撮影レンズ5oを備えた鏡胴枠2
2が鏡胴51と一体で光軸方向へ移動可能に設けられ、
沈胴するようになっている。撮影レンズ50のレンズ間
にはシャッター54が配置され、さらに′撮影レンズ5
0は鏡胴51に設けられたフィルター52で常に覆われ
ている。このフィルター52は撮影レンズ50を保護し
ている。
本体lOのフィルム巻取室15の近傍にはストロボの充
電コンデンサフ及び電池室18にはリチウム電池(型式
CR123A、3v)8が収納されている。
裏140の内側にはオートデートや撮影情報の制御表示
部120が裏板地板44を介して取付けられている。ま
た、裏蓋40の外側にはLCD部飾板1s0が取付けら
れている。
カメラの上側にはレリーズボタン2及びメインスイッチ
ボタン4が備えられ、メインスイッチボタン4は押すと
鏡胴5】が突出して撮影可能状態になり、再度押すと鏡
胴51が引っ込み前カバー20の上面と同平面に収納さ
れ、撮影可能状態を解除する。
カメラの右側には裏蓋開閉ボタン5が設けられ、下方ヘ
スライトすることで裏蓋40を開くことができる。
カメラの左側には電池蓋41に電池蓋開閉部41aが設
けられ、また前カバー20にストラップ取付部20aが
設けられている。
カメラの底部には前カバー20に三脚取付穴20bが形
成されている。
カメラの前側には撮影レンズ50の鏡胴51にAE受光
窓91が設けられ、さらに防塵パネル30の位置で撮影
レンズ50の上方にはファインダー92が設けられ、こ
のファインダー92の両側に焦点調節のための測距装置
として投光AFレンズ70、受光AFレンズ71が設け
られている。また、防塵パネル30に設けられた窓72
でストロボ発光部73が覆われ、この窓72の下方には
セルフマーク74及びセルフ表示窓75が設けられてい
る。
カメラの裏側には裏N40にフィルム有無確認窓76及
びファインダー92のアイピース93が形成されている
。また、裏N40のLCD部飾板1B0にはデート情報
表示部121、撮影情報表示部122が設けられている
。さらに、ストロボモード切替ボタンSSI、セルフタ
イマースイッチSS2、フィルム巻戻しスイッチSS3
と、デートモート切替ボタンSS4、年月日、日時分の
修正箇所を選択する修正箇所選択ボタンSS5、デート
表示の変更を行なう変更ボタンS36が設けられている
兄ヱj」ソ切艮1 第8図乃至第11図は光学系駆動機構を示しており、第
8図は鏡胴部の断面図、第9図は第8図のIX−IX断
面図、第10図は第8図のX−X断面図、第11図は第
8図の刈−X断面図である。
第8図に示すようにフロント地板17には支持枠21が
設けられ、この支持枠21に鏡胴51が光軸方向へ進退
可能に設けられており、これで鏡胴51が収納位置を撮
影位置の間に移動を行なう。さらに、鏡胴51には鏡胴
枠22が固定され、両者は一体になって作動する。鏡胴
枠22の下端に形成された支持部22bは、軸受157
を介して案内軸158にスライド可能に支持されると共
に、第9図に示すように雌ネジ軸受!59を介して駆動
軸160上を移動可能に支持されている。案内軸158
の一端は押え板161に、他端はフロント地板17に固
定され、駆動軸160の一端はフロント地板17に固定
された押え板161に回動可能に支持され、他端はフロ
ント地板17に軸受162を介して回動可能に軸支され
、駆動軸160の回転によフて鏡胴枠22が光軸方向へ
直進運動をする。
雌ネジ軸受159は鏡胴枠22の支持部22aにビス5
00によって固定された押え板165で支持されており
、この押え板165で雌ネジ軸受159が鏡胴枠22か
ら抜けることがないようにされている。また、酸ネジ軸
上159のガタ部159aは図示しない2方ズリ部を形
成し、支持部22aに嵌合して回転方向のスベリがない
構成となっている。
駆動軸160には駆動ギヤ166が設けられ、この駆動
ギヤ166は第8図に示すように、中間ギヤ+67.1
68.169を介してAFモータ170の出力ギヤ17
1に噛合している。これらのギア+67.168,16
9、AFモータ170はそれぞれ押え板161によって
支持されている。AFモータ170の駆動によって、そ
の動力がこれらの中間ギヤ167.168.169を介
して駆動ギヤ166へ伝達され、これにより駆動軸16
0を回転し、これで鏡胴51を光軸方向に移動する駆動
機構が構成される。
AFモータ170の回転軸にはプロペラ状の不透明部材
によって形成される回転羽根172が設けられており、
この回転羽根172の回転数をフォトインタラプタ17
3で検出して、鏡胴51の光軸方向への移動量を検知し
ている。なお、このフォトインタラプタ173は、光源
と光検出素子とを対向して配列し、光源と光検出素子の
間に前述した回転羽根172があるか否かによって光検
出素子の出力の特性を変える検出素子である。
鏡胴枠22の支持部22aに固定した押え板165には
接片175がビス174で取付けられ〔いる、この接片
175は鏡胴51と一体的に移動し、制御基板176上
を摺動するようになっており、この接片175にはグラ
ンド接点175aと、位置検出周接、=H,I 7 s
 bが設けられている。
制御基板176はフロント地板17の壁17しに取付け
られ、第12図に示すようにコモンパターンY1.収納
位置パターンY2及び基準位置パターンY3が形成され
ている。この基準位置パターンY3が撮影可能状懸にお
いて、鏡胴51を基準点から所定量移動させて初期位置
へ駆動さきる初期位置設定手段を構成しており、基準位
置パターンY3の収納位置パターンY2側のエツジY3
8が基!$!点となっている。基準点から測距ゾーン(
AFZ)23を第1移動領域とし、基準点から測距ゾー
ン(AEZI)までを第2移動領域と設定する。
収納位置パターンY2及び基準位置パターンY3で、収
納位置や初期位置の情報を制御部に与えるようになって
おり、これらで撮影レンズ50の位置を検出する。
制御基板1フロの両端部をフロント地板1フの凸部17
c、17dに係接し、光軸方向へ移動可能に支持されて
いる。この制御基板176には位置調整窓176Cが形
成されており、この位置調整窓176Cを介してアジャ
ストボルト1フ9がフロント地板1フの壁17bに螺着
されている。
このアジャストボルト1フ9の取付軸1フ9aが中心か
ら偏位した位置にあり、アジャストボルト179の回動
で制御基板176が光軸方向へ移動して位置の調整が行
なわれる。
このように制御基板1フロを移動させることで、基準位
置パターンY3の位置が変化し、これでピントの調整を
行なうことができ、基準位置パターンY3の基準点がト
リガタイミングとなり、機械的ピント合せの基準になる
第8図に示すように、鏡胴51の内部にはシャッター駆
動機構等が配置され、レリーズボタン2の操作でシャッ
タモータ80が駆動し、その動力が出力ギヤ81から中
間ギヤ82.83.84.85を介してシャッターリン
グ86の歯部86aに伝達され、シャッターリング86
を回転させ、3枚のシャッター羽根54cを開閉作動さ
せるようになフている。このそれぞれのシャッター羽根
54cは支持ピン87を介して鏡胴51に回動可能に支
持され、このシャッター羽根54cの基部には保合孔5
4aが形成されており、この保合孔54aにシャッター
リング86に固定した作動ピン88が係合され、このシ
ャッターリング86の回動によってシャッター羽根54
cが開閉する。
シャッターリング86は常にその突起86bが鏡胴51
側に固定されたストッパ89aに当接するように設定さ
れ、ストッパ89bは開作動時の位置規制となっている
シャッター羽根54cには接片54bが形成されており
、この接片54bをフォトインタラプタ99が検知して
シャッター開閉制御の時間管理を行ない、シャッター異
常を検出する。
′学系駆動装置の作動 このカメラの光学系駆動装置の作動を、第13図乃至1
6図に基づいて説明する。
第13図は被写体が所定距離より遠い場合のタイミング
チャート、第14図は被写体が所定距離より近い場合の
タイミングチャート、第15図は被写体が所定距離より
遠い場合の接片部の動作を示す図、第16図は被写体が
所定距離より近い場合の接片部の動作を示す図である。
この実施例のカメラでは、メインスイッチボタン4が投
入されるとカメラが起動され、AFモータ170が鏡胴
51を繰出す側の正転方向へ制御する。このため、収納
位置にある鏡胴51が繰出される。このAFモータ17
0の回転で、回転羽根172が回転するのに連動して、
フォトインタラプタ173からパルスが出力される。鏡
胴51が繰出されて、接片175の位置検出用接点17
5bで基準位置パターンY3のエツジY3aが検出され
ると、このエツジY3aの基準点からフォトインタラプ
タ173が6パルスカウントすると、AFモータ170
に一定時間逆通電してブレーキをかけて停止させる。合
焦駆動開始前に撮影レンズ50の初期位置を基準点の近
傍の第2移動領域に設定する手段を初期位置設定手段と
する。この鏡胴51の停止状態では位置検出用接点17
5bが基準位置パターンY3の略中央部で停止しており
、この停止位置が初期位置である。この初期位置でレリ
ーズボタン2の操作によるレリーズスイッチS1の信号
を待つ。AFモータ170の停止がエツジY3aの基準
点から6パルスカウントされてから行なわれるのは、こ
の位置検出周接、II!5175bを基準位置パターン
Y3の略中央部に停止させるために行なわれる。このよ
うに基準位置パターンY3の略中央部に停止させること
で、鏡胴51に外力がかかった場合等のときでも、位置
検出用接点175bが基準位置パターンY3から外れる
ことをなくし、撮影レンズ50の移動制御に誤動作が生
じないようにしている。
レリーズボタン2の押圧の初期ストロークではレリーズ
スイッチS1がONとなり、その後のストローラではレ
リーズスイッチS2がONとなる。レリーズスイッチS
1がONになると、被写体距離測定のための測距、被写
体輝度測定のための測光等の撮影準備動作が行なわれ、
レリーズスイッチS2がONになると、撮影レンズ50
の焦点調節を行ない、次にシャッターの開閉、フィルム
の巻上げ等の撮影及び撮影後の処理動作が行なわれる。
この実施例のカメラでは、より近い距離にある被写体の
撮影いわゆる近接撮影を短時間で可能にして、撮影可能
距離範囲を拡大するため、例えば焦点調節を行なう撮影
レンズ50の制御を1〜23の測距ゾーン(AFZ)に
区分し、通常距離撮影を測距ゾーン(AFZ)1〜7と
し、近接撮影を測距ゾーン(AFZ)8〜23としてい
る。測距ゾーンは以下AFZで示す。
通常距離撮影のAFZ1〜7では、近距離から無限遠ま
で(この範囲を通常撮影範囲という)にある被写体の撮
影を可能にし、近接撮影のAFZ8〜23では、至近距
離から近接距離まで(この範囲を近接HI!影範囲とい
う)にある被写体の撮影を可能にし、通常撮影範囲と近
接撮影範囲を連続させている。
従って、レリーズスイッチS1がONになり、被写体距
離測定のための測距、被写体輝度測定のための測光等の
撮影準備動作が行なわれ、次いてレリーズスイッチS2
がONするとAFZ1〜7のときは第13図及び第15
図に示すように、AFモータ170に逆通電して撮影レ
ンズ50を本体側に引フ込める方向へ移動させる。この
とき、位置検出用接点175bが基準位置パターンY3
のエツジY3aを通過するとき、このエツジY38を基
準点としてフォトインタラプタ173で測距パルス数が
カウントされ、所定の測距パルス数になると、AFモー
タ170に正電圧でブレーキをかけて、通電を停止して
撮影レンズ50を停止させる。このように、撮影レンズ
50を初期位置から基準点を通過させ、この基準点から
焦点合せを行ない、停止後シャッターの開閉、フィルム
の巻上げ等の撮影及び撮影後の処理動作が行なわれそし
て、AFモータ170に正通電され、撮影レンズ50が
繰出し方向へ移動し、このときはパルスをカウントしな
い。位置検出用接点、 t 7 s bが基準位置パタ
ーンY3のエツジY3aを通過すると、このエツジY3
aを基準点として6パルスカウントし、前記と同様にA
Fモータ170に逆通電してブレーキをかけて停止させ
る。この初期位置状態で、レリーズスイッチS1がON
になるのを待つ。
また、レリーズスイッチS1がONになり、被写体距離
測定のための測距、被写体輝度測定のための測光等の撮
影準備動作が行なわれ、AFZ8〜23のときは第14
図及び第16図に示すように、まずAFモータ170に
逆通電して撮影レンズ50を本体側に引っ込める方向へ
移動させる。
このとき、位置検出用接点175bが基準位置パターン
Y3のエツジY3aを通過するとき、このエツジY3a
を基準点として6バルスカウントされると、AFモータ
170に正通電して撮影レンズ50を繰出す方向に駆動
する。そして、位置検出用接点175bが基準位置パタ
ーンY3のエツジY3aを通過すると、このエツジY3
aの通過を基準占として測距パルス数がカウントされ、
所定の測距パルス数になると、AFモータ170に正電
圧でブレーキをかけて、通電を停止して鏡胴51を停止
させる。このように、初期位置から基準、占をiI!通
させて逆方向へ移動させて、再び基準占を通過させこの
基準点から焦点合せを行ない、次いでシャッターの開閉
、フィルムの巻上げ等の撮影及び撮影後の処理動作が行
なわれる。
そして、AFモータ170に逆通電されて鏡胴51が引
っ込み方向へ移動し、位置検出用接点175bは基準位
置パターンY3のエツジY3aを通過すると、このエツ
ジY3aの基¥寺から6パルスカウントされると、AF
モータ170に正通電され、鏡胴51が繰出し方向へ移
動する。そして、位置検出用接点175bが基準位置パ
ターンY、M)エツジY3aを再び通過すると、このエ
ツジY3aを基準点として6バルスカウントし、前記と
同様にAFモータ170に逆通電してブレーキをかけて
停止させる。この初期位置状態で、レリーズスイッチS
1がONになるのを待つ。
このように、通常距離撮影と近接撮影の移動範囲におい
て、予め鏡胴51を基準点から一方向所定量移動させて
初期位置へ停止させておき、測距情報が通常距離撮影範
囲にあるときは、初期位置から基準点を通過させこの基
準点から測距情報に基づき焦点合せを行ない、撮影後に
初期位置へ戻る。また、測距情報が近接撮影範囲にある
ときは、初期位置から基準点を通過させて逆方向へ移動
させて再び基準点を通過させ、この基準点から焦点合せ
を行ない、撮影後に同様に初期位置へ戻るように制御さ
れる。
従って、通常距離撮影と近接撮影の移動範囲において初
期位置を設定し、この初期位置に鏡胴51を停止させ、
初期位置から測距情報に基づき撮影レンズ50を移動さ
せることで、ユーザが特別な操作を行なうことなく通常
距離撮影と近接撮影を行なうことができる。
また、この撮影時の撮影レンズ50の繰出量が小さくな
り、短時間に繰出しができ、かつ合焦のための繰出量は
通常距離撮影と近接撮影とも同じ基準点を設定されるた
め、撮影レンズ50の繰出量の管理が簡単である。さら
に、同じ基準位置を利用するので・誤差も発生しない。
なお、この実施例では、通常距離撮影と近接撮影の移動
範囲において撮影レンズ50を基準点から所定量移動さ
せて初期位置へ停止させる初期位置設定手段として、接
片と制御基板のパターンとによって構成しているが、例
えばプロント地板1フにフォトインタラプタを備え、鏡
胴51には不透明部材を備え、前述した基準点の位置で
フォトインタラプタの光源と光検出素子との間に入るよ
うにして構成することもできる。
LL上立射1亘1 第17図はこの発明が通用されるカメラの制御回路図、
第18図はモータ駆動回路の詳細図である。
このカメラの制御回路にはメイン実装ユニットA1、ス
トロボユニットA2及びデートモジュールA3を有して
おり、それぞれリチウム電池8から駆動電圧が与えられ
ている。メイン実装ユニットA1には定電圧回路200
が用いられ、リセット回路210を介して所定の駆動電
圧がCPU220に与えられると共に、デートモジュー
ルA3にも駆動電圧が与えられる。
デートモジュールA3には日付写し込み回路230、撮
影情報表示回路231及びストロボモード切替ボタンS
S1、セルフタイマースイッチSS2、フィルム巻戻し
スイッチSS3が設けられている。CPU220から日
付写し込み回路230に写し込み信号が出力されると共
に、撮影情報表示回路231に表示指令信号が出力され
、またCPU220にスイッチ情報が入力される。
CPU220にはDXフィルムのパトローネ240のD
Xコードを検出するDX検出回路250が接続され、こ
のDX検出回路250にはツェナダイオードZDI〜Z
D3が設けられ、これで静電気サージを吸収する。
CPU220にはメインスイッチボタン4及びレリーズ
ボタン2のレリーズスイッチS1、レリーズスイッチS
2が接続され、メインスイッチボタン4のONでCPU
220が起動する。
CPU220には測光情報を得る測光回路260、この
測光調整回路270、シャッター駆動レベル調整回路2
80、バッテリの残量情報BCを得るためのバッテリチ
エツク回路290、シャッタ駆動部の温度補償のための
温度情報TEMPを得る温度補正回路300、シャッタ
ーの開きの補正するためのシャッタトリガ遅延時間情報
STDを得るシャッター開口時間補正回路310及び測
距レベル調整回路320が接続され、これらは給電スイ
ッチ330で駆動電圧が与えられる。
また、CPU220には裏蓋の開閉状態を検出するスイ
ッチ340、フィルム駒移動量検出スイッチ350のス
イッチ情報が入力され、さらに収納位置パターンY2及
び基準位置パターンY3から撮影レンズ50の移動によ
り、その位置情報が入力される。
また、CPU220に接続されたAFユニット360に
は給電スイッチ370で駆動電圧が与えられる。AFユ
ニット360には投光素子361、PSD等の位置素子
362が備えられ、これらの作動で測距情報をアナログ
信号として取り込む。この測距結果で測距ゾーンAFZ
が設定されと共に、撮影可能距離範囲内であると、CP
U220によるファインダ内表示コントロールでLED
ユニット380のAPLEDを点灯させ、その他に近接
撮影の場合にはCULEDを点灯、さらに自動発光モー
ドで被写体輝度が所定値以下のときLBLEDが点灯す
る。
CPU220はレリーズスイッチS2がONになると、
モータ駆動回路390を制御し、AFモータ170検出
を測距情報に基づいて駆動して鏡胴51を繰り出し、所
定の位置に停止させる。
モータ駆動回路390はAFモータ170のほか、シャ
ッターモータ80及びフィルム給送モータ140を駆動
する。
モータ駆動回路390は第18図に示すように0Pアン
プOPとトランジスタTr9がCPU220側に内蔵さ
れ、集積回路400にはトランジスタTr2〜Tr4.
Tr6〜Tr8が内蔵されている。シャッター開時はト
ランジスタTr9を0FFL、OPアンプOPのプラス
側入力に調整された一定電圧を印加し、OPアンプ○P
とトランジスタTriで定電圧をシャッターモータ8゜
のプラス側に印加すると共に、トランジスタTr6をO
Nさせると、シャッターモータ8oのプラス側からマイ
ナス側へ定電流が流れる。従って、シャッターモータ8
0が電源の電圧依存性がなく制御することができ、安定
した動作で回転してシャッターが開口し、また定電圧で
制御することでシャッター開口の制御が容易である。
シャッター閉時はトランジスタTr2とトランジスタT
r5とをONにすると、急速にシャッターが閉じる。
AFモータ170の正転はトランジスタTr2とトラン
ジスタTr7とをONにさせ、またAFモータ170の
逆転はトランジスタTr3とトランジスタTr6とをO
Nにさせる。
フィルム給送モータ140の正転はトランジスタTr3
とトランジスタTr8とをONにさせ、またフィルム給
送モータ140の逆転はトランジスタTr4とトランジ
スタTr7とをONにさせる。
このAFモータ170の駆動で撮影レンズ50が移動す
ることで、接片175の位置検出用接点175bが制御
基板176の収納位置パターンY2と基準位置パターン
Y3と接触して出るトリガ情報と、フォトインタラプタ
173によるモータ回転数情報から、撮影レンズ50の
位置制御を行なっている。
測光情報AVに従って、シャッターモータコントロール
を行ない、シャッターモータ80を駆動してシャッター
54を作動させてフィルムに露光を与える。このとき、
フォトインタラプタ99でシャッター54の開閉を検出
している。
この露光が終了すると、撮影レンズ50を初期位置へ復
帰させ、モータ駆動回路390を制御し、フィルム給送
モータ140のコントロールを行ない、フィルムを巻上
げる。このとき、フィルム駒検出スイッチ350からの
スイッチ情報を読み込みながら、フィルムが1駒巻上げ
られたか否かの確認が行なわれる。
ストロボユニットA2のトランジスタTrlOはCPU
220の端子CHGから所定の周波数で出力される信号
でスイッチングされ、トランジスタTrl+、12で増
幅してトランスTの一次側に電流を流し、二次側に所定
電圧の交流を発生させる。この交流出力はダイオードD
IOて直流に整流され、充電コンデンサ7を構成するコ
ンデンサCI、C2を充電し、このコンデンサC1,C
2の放電で閃光管410に所定の直流電圧が印加される
ダイオードDIOにはツェナーダイオードZD10、コ
ンデンサC10及びトランジスタTri3で構成される
定電圧回路420が接続され、このトランジスタTr1
3にはCPU220の端子FULから所定電圧が与えら
れている。この定電圧回路420でコンデンサD1.C
2への印加電圧が所定電圧以上になると、ツェナーダイ
オードZDIOが導通してトランジスタTr13がON
することで、FULf14子が“し”になり、CPU2
20で充電容量が所定電以上達したことを検出し、充電
を停止する。
閃光管410を作動する電力はコンデンサC1及びコン
デンサC2によって供給され、測距情報及び測光情報に
基づきコンデンサC1及びコンデンサC2の両方を使う
か、コンデンサC1のみを使うかを選択し、これにより
ストロボ発光量を切替えることができるようになってい
る。
ストロボ発光量を少なくする場合は、CPU220の端
子EFXのみの出力でサイリスタ5CR10が導通して
、コンデンサC1からトランスT2の一次側に電流が流
れて、二次側が昇圧されて、閃光管410が発光する。
また、ストロボ発光量を多くする場合は、CPU220
の端子EFXと、端子C0NTから出力され、サイリス
タ5CRIOが導通すると共に、トランジスタTr14
がONして、サイリスタ5CRI 1が導通する。従フ
て、コンデンサC1によってトランスT2の二次側が昇
圧されるのに加え、コンデンサC2からの電圧で閃光管
410が発光する。
カメラの  系駆動シーケンス 第19図乃至第25図はこの発明のカメラの光学系駆動
のフローチャートを示している。
3419図はメインフローチャートである。
メインスイッチボタン4がOFFではカメラはスタンバ
イ状態にあり(ステップa)、CPU220は駆動停止
状態である。メインスイッチボタン4がONされると、
スタンバイ状態が解除され(ステップb)、CPU22
0が起動されて作動を開始する。
メインスイッチボタン4がONを判断しくステップc)
、ONの場合には鏡胴51が収納位置か否かを判断しく
ステップd)、収納位置の場合にはサブルーチン5UB
−Aが実行され、初期位置へ移動する(ステップe)。
ステップdにおいて、鏡胴51が収納位置にない場合に
は、サブルーチン5UB−Bが実行され、収納位置に移
動する(ステップf)。
このように、サブルーチン5UB−A及びサブルーチン
5UB−Bが実行され、ステップgでメインスイッチボ
タン4がOFFか否かの判断が行なわれ、メインスイッ
チボタン4がOFFになると、ステップaへ移行し、前
記と同様にステップbが実行され、レリーズボタン2の
操作を待つ6レリーズボタン2が操作され、ステップh
においてレリーズボタン2のレリーズスイッチS1がO
Nされると、鏡胴51が初期位置か否かを判断する(ス
テップ1)。初期位置にない場合にはサブルーチン5O
B−Aを実行して、鏡胴51を初期位置へ移動しくステ
ップj)、レリーズスイッチS1がOFFか否かを判断
する(ステップq)。
ここで、レリーズスイッチS1がOFFされると、ステ
ップaへ移行してスタンバイ状態になる。
ステップlにおいて、鏡胴51が初期位置にある場合に
は、測光、測距、LED表示等を行ない(ステップk)
、レリーズスイッチS2が0Nh)否かを判断する(ス
テップρ)。レリーズスイッチS2がONされると、サ
ブルーチン5UB−Cを実行し、鏡胴51を合焦位置へ
移動する(ステップm)。
このサブルーチン5UB−Cの実行で、測距情報に基づ
き鏡胴51を初期位置から合焦位置へ移動されると、シ
ャッターを作動して露光する(ステップn)。
次に、ステップ0において、サブルーチン5UB−Dを
実行し、鏡胴51を合焦位置から初期位置へ移動し、フ
ィルムFを1駒給送しくステップp)、ステップqでレ
リーズスイッチS1がOFFか否かを判断する。レリー
ズスイッチS1がOFFの場合には、前記と同様にステ
ップaへ移行して、スタンバイ状態になる。
第20図は撮影レンズを収納位置から初期位置へ移動す
るサブルーチンのフローチャートである− このサブルーチン5UB−AではAFモータ170を繰
出し側へ正転させ(ステップa)、位置検出用接点17
5bが基準位置パターンY3のエツジY3aの基準点を
通過か否かを判断する(ステップb)。エツジY3aの
立上がり信号が入力されると、この信号を基準点として
、基tJ 点通過後フォトインタラプタ173の出力パ
ルスを6パルスカウントしくステップc)、AFモータ
170を停止し、鏡胴51を初期位置へ移動後停止する
(ステップd)。
第21図は撮影レンズを初期位置から収納位置へ移動す
るサブルーチンのフローチャートである。
このサブルーチン5UB−BではAFモータ170を引
っ込み側へ逆転して(ステップa)、位置検出用接点1
75bが収納位置パターンY2のエツジの信号を判断す
る(ステップb)。エツジの立上がり信号が入力される
と、この信号を基準点として、フォトインタラプタ17
3の出力パルスを6パルスカウントしくステップC)、
AFモータ170を停止し、鏡胴51を収納位置へ不多
勅後停止する(ステップd)。
第22図は撮影レンズを初期位置から合焦位置へ移動す
るサブルーチンのフローチャートである。
このサブルーチン5UB−Cては合焦結果が1〜23に
区分された測距ゾーンAFZの範囲において、測距ゾー
ンAFZ8より小さいか否かが判断される。つまりここ
では撮影レンズを第1移動領域が第2移動領域のいずれ
か一方の領域を選択している(ステップa)。測距ゾー
ンAFZ8未満の場合は通学路m撮影と判断され、測距
ゾーンAFZ8以上の場合には近接撮影と判断される。
このステップaにおいて、測距ゾーンAFZ8未満の通
常距N撮影の場合には、撮影レンズ50を合焦位置へ移
動させるために、移動パルス数Nが演算される(ステッ
プb)。この移動パルス数Nの演算は、例えば1〜23
に区分された測距AFZゾーンの1ゾーンの移動に対し
てフォトインタラプタ173の出力が8パルスとすると
、移動パルス数N= (8−AFZ)X8て求めること
ができる。
この移動パルス数N(7)演算結果に基づき、AF千−
タ170を逆転させて(ステップC)、位置検出用接点
1フ5bが基準位置パターンY3のエツジY3aを通過
すると(ステップd)、この基準点からパルスをカウン
トする(ステップe)。このパルスカウントが移動パル
ス数Nになると(ステップf)、AFモータ170を停
止する(ステップg)。
ステップaにおいて、測距ゾーンAFZ8以上近接撮影
の場合には、AFモータ170を逆転させ(ステップh
)、位置検出用接点175bが基準位置パターンY3の
エツジY3aを通過すると(ステップl)、この基準点
から6パルス分進めて(ステップj)、AFモータを正
転する(ステップk)。
これで、鏡胴51が繰出され、再び基準位置パターンY
3のエツジY3aを通過すると(ステップU)、測距ゾ
ーンAFZ8か否かを判断しくステップm)、測距ゾー
ンAFZが8の場合にはAFモータ170を停止し、鏡
胴51を合作、位置へ移動する(ステップg)。
また、ステップmにおいて、測距ゾーンAFZが8より
大きい場合には、鏡胴5】を合焦位置へ移動させるため
に、移動パルス数Nが演算される(ステップn)。この
移動パルス数Nの演算は、前記と同様に、 移動パルス数N= (AFZ−8)X8て求めることか
できる。
この移動パルス数Nの演算結果に基つき、AFモータ1
70を正転させて、基準占からパルスをカウントする(
ステップ0)。このパルスカウントが移動パルス数Nに
なると(ステップp)、AFそ一タ170を停止して、
撮影レンズ50を合焦位置へ移動する(ステップg)。
第23図は撮影レンズを合焦位置から基準位置へ移動す
るサブルーチンのフローチャートである。
このサブルーチン5UB−Dては、測距結果か測距ゾー
ンAFZ8未満か否かが判断され(ステップa)、測距
ゾーンAFZ8未満の場合にはAFモータ170を正転
して鏡胴51を繰出す(ステップb)、この鏡胴51の
繰出しで、基準位置パターンY3のエツジY3aを通過
すると(ステップC)、このエツジY3aの基準点から
6パルスカウントして(ステップd)、AFモータ17
0を停止させ、鏡胴51を初期位置へ移動する(ステッ
プe)。
ステップaで測距ゾーンAFZ8以上の場合は、AFモ
ータ170を逆転して(ステップf)、位置検出用接点
175bが基準位置パターンY3のエツジY3aを通過
すると(ステップg)、このエツジY3aの基準点から
6パルスカウントして(ステップh)、ステップbへ移
行してAFモータ170を正転して鏡胴51を繰出す。
この鏡胴51の繰出しで、前記と同様に基準位置パター
ンY3のエツジY3aを通過すると(ステップC)、こ
のエツジY3aの基準点から6パルスカウントして(ス
テップd)、AFモータ170を停止させ、鏡胴51を
初期位置へ移動する(ステップe)。
第24図は撮影レンズを初期位置から合焦位置へ移動す
る他の実施例のサブルーチンのフローチャートである。
この実施例のサブルーチン5UB−C’ は第22図の
サブルーチン5UB−Cと同様であるが、AFモータ1
フ0が停止時に生じるオーバランを考慮したフローチャ
ートである。
例えば6パルス以上AFモータ170を回転した後停止
するときに、はぼ一定の例えば3パルスのオーバランが
生じるとする。
従って、ステップbにおける移動パルス数Nの演算は、
初期位置に停止するときと、合焦位置へ停止するときに
生じるオーバランを3パルス考慮し。
移動パルス数N−(8−AFZ)x8−3−3で求める
ことができる。
この移動パルス数Nの演算結果に基づき、AFモータ1
70を逆転させて、位置検出用接点175bが基準位置
パターンY3のエツジを通過し、この基準声、からパル
スをカウントし、パルスカウントが移動パルス数になる
と、AFモータ170を停止する。
また、ステップnにおいて、移動パルス数Nの演算は、
同様にオーバランを考慮し、 移動パルス数N= (AFZ−8)X8−3−3で求め
ることができる。
この移動パルス数Nの演算結果に基づき、AFモータ1
70を正転させて、基準点からパルスをカウントし、こ
のパルスカウントが移動パルス数Nになると、AFモー
タ170を停止して、鏡胴51を合焦位置へ移動する。
第25図は合焦位置によって露出量をシフトするフロー
チャートである。
ステップaにおいて、測光値、フィルム感度情報より露
出量を決定する。そして、測距情報より測距ゾーンAF
Zが13か否かを判断しくステップb)、測距ゾーンA
FZが13で、被写体との距離が0.6m以下である場
合には露出量を絞り位置がフィルムから遠くに離れるた
めに発生する露出不足を補うために、例えば0.25E
V加算する補正を行ない(ステップc)、近接撮影の場
合には露出量を増加している。
ステップbにおいて、測距ゾーンAFZが13で、被写
体との距離がO,’6m以上の場合は、ステップdへ移
行して露出量の補正を行なわない。
このようにして決定された露出量により、ステップdで
シャッター開口時間が決定され、これに基づきシャッタ
ーモータ80の定電圧出力が行なわれてシャッターが開
口する(ステップe)。
シャッターの開口動作をフォトインタラプタ99の変化
で検出しくステップf)、シャッター開口のためにタイ
マーで所定時間待ち(ステップg)、シャッターモータ
80を逆転させてシャッターを閉しる(ステップh)、
そして、シャッターを完全に閉じるために時間制御を行
ない、40m5ec待ち(ステップi)、シャッターモ
ータ80を停止する(ステップj)。
この実施例では第1移動領域と通常撮影範囲として、第
2移動領域では近接撮影範囲としているが、この発明は
これに限ることなくこの逆にしても良い、この実施例で
は、使用頻度を考慮してこのように設定している。
[発明の効果] この発明は前記のように、選択手段が第18動領域を選
択した場合は、撮影レンズ駆動手段を駆動し撮影レンズ
を初期位置から基準点の方向へ移動させ、移動量情報の
入力と被写体距離情報の入力に基づき撮影レンズを合焦
位置へ停止し、選択手段が第2移動領域を選択した場合
は、撮影レンズ駆動手段を駆動し撮影レンズを初期位置
から基準点の方向へ移動させ、基準点検出手段よりの基
準点情報の入力応答して、逆方向の駆動を行なわせると
共に移動量情報の入力と被写体距藺情報の入力の基づき
撮影レンズを合焦位置へ停止させるようになしたから、
通常距離撮影と近接撮影の移動範囲において、予め撮影
レンズを基準点から所定量移動させて初期位置へ停止さ
せておくことができる。
従って、通常距離撮影と近接#i!!影の撮影レンズの
移動範囲内において、初期位置へ撮影レンズを停止させ
、初期位置から測距情報に基づき撮影レンズを撮影位置
へ移動させることで、ユーザが特別な距離判断や操作を
行なうことなく通常距離撮影と近接撮影を簡単に行なう
ことか可能になる。
また、通常距離撮影と近接撮影の前記移動範囲内におい
て、初期位置へ撮影レンズを停止させることで、撮影時
の撮影レンズの移動量が小さくなり、短時間に移動がで
き、かつ合焦のための移動量の精度向上が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図はこの発明が適用されるカメラを示し
、第1図はカメラの正面図、第2図は同右側面図、第3
図は同左側面図、第4図は同平面図、:@5図は同底面
図、第6図は同背面図、第7図は第1図の■−■断面図
、第8図乃至第11図は光学系駆動機構を示しており、
第8図は鏡胴部の断面図、第9図は第8図のIX−DF
断面図、第10図は第8図のX−X断面図、第11図は
第8図のXI−XI断面図、第12図はコモンパターン
、収納位置パターン及び基準位置パターンと第1移動領
域及び第28動vAfrx、との関係を示す図、第13
図は被写体が所定距離より違い場合のタイミングチャー
ト、第14図は被写体が所定距離より近い場合のタイミ
ングチャート、第15図は被写体が所定距離より遠い場
合の接片部の動作を示す図、第16図は被写体が所定距
離より近い場合の接片部の動作を示す図、i%17図は
この発明が適用されるカメラの制御回路図、第18図は
モータ駆動回路の詳細図、第19図乃至第25図はこの
発明のカメラの光学系駆動のフローチャートを示し、第
19図はメインフローチャート、′!J20図は撮影レ
ンズを収納位置から初期位置へ移動するサブルーチンの
フローチャート、第21図は撮影レンズを初期位置から
収納位置へ移動するサブルーチンのフローチャート、第
22図は撮影レンズを初期位置から合焦位置へ移動する
サブルーチンのフローチャート、′s23図は撮影レン
ズを合装置から初期位置へ移動するサブルーチンのフロ
ーチャート、第24図は撮影レンズを初期位置がら合焦
位置へ移動する他の実施例のサブルーチンのフローチャ
ート、第25図は合焦1位置によって露出量をシフトす
るフローチャートである。 図中符号10は本体、22は鏡枠、5oは撮影レンズ、
51は鏡胴、170はAFモータ、113はフォトイン
タラプタ、176は制御基板、75は接片、175aは
グランド接専、175bは位置検出用接点、220はC
PU、Ylはコモンパターン、Y2は収納位置パターン
、Y3は基準位置パターンである。 第 図 1d 第 図 ω 第 図 第 図 哨 7 月 第 図 第 図 第 図 aΦムFそ一7邊、私 d6aFv−ダ停正 第 図 箪 図 b(’)AFL’71k。 d○6!ずIレス勾つント eOAF−fニー91+正 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被写体距離を検出しこの被写体距離情報を出力する測距
    手段と、撮影レンズを光軸方向に往復移動する撮影レン
    ズ駆動手段と、前記撮影レンズの移動可能範囲を第1移
    動領域と第2移動領域に区分し、前記第1移動領域と前
    記第2移動領域の2つの移動領域の境界に設定した基準
    点と、この基準点を前記撮影レンズの移動に連動して検
    出しこの基準点情報を出力する基準点検出手段と、前記
    被写体距離情報の入力に基づき前記撮影レンズの合焦位
    置を前記第1移動領域又は前記第2移動領域のいずれか
    一方を選択する選択手段と、前記撮影レンズ駆動手段の
    合焦駆動開始前に前記撮影レンズの初期位置を前記基準
    点の近傍の第2移動領域に設定する初期位置設定手段と
    、前記基準点情報の入力に応答して前記基準点からの前
    記撮影レンズの移動量を検出し移動量情報を出力する移
    動量検出手段と、前記選択手段が第1移動領域を選択し
    た場合は前記撮影レンズ駆動手段を駆動し前記撮影レン
    ズを初期位置から基準点の方向へ移動させ、前記移動量
    情報の入力と前記被写体距離情報の入力に基づき前記撮
    影レンズを合焦位置へ停止し、前記選択手段が第2移動
    領域を選択した場合は前記撮影レンズ駆動手段を駆動し
    前記撮影レンズを初期位置から基準点の方向へ移動させ
    、前記基準点検出手段よりの前記基準点情報の入力に応
    答して、逆方向の駆動を行なわせると共に前記移動量情
    報の入力と前記被写体距離情報の入力に基づき前記撮影
    レンズを合焦位置へ停止させる焦点調節手段とを備えた
    ことを特徴とするカメラの焦点調節装置。
JP2153712A 1990-06-12 1990-06-12 カメラの焦点調節装置 Pending JPH0445432A (ja)

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JP19266491A JP3089569B2 (ja) 1990-06-12 1991-06-12 カメラ
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