JPH0486628A - カメラの自動露出制御装置 - Google Patents

カメラの自動露出制御装置

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JPH0486628A
JPH0486628A JP2200620A JP20062090A JPH0486628A JP H0486628 A JPH0486628 A JP H0486628A JP 2200620 A JP2200620 A JP 2200620A JP 20062090 A JP20062090 A JP 20062090A JP H0486628 A JPH0486628 A JP H0486628A
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JP
Japan
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shutter speed
focal length
image magnification
aperture
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Application number
JP2200620A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Fujii
秀彦 藤井
Kenji Tsuji
賢司 辻
Kenji Ishibashi
賢司 石橋
Tatsuya Ishida
石田 達弥
Katsuyuki Nanba
克行 難波
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0486628A publication Critical patent/JPH0486628A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • G03B17/20Signals indicating condition of a camera member or suitability of light visible in viewfinder
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2207/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms, or filters separately or conjointly
    • G03B2207/005Control of exposure by setting shutters, diaphragms, or filters separately or conjointly involving control of motion blur

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラの自動露出制御装置に関するらのであ
り、カメラのシャ・t9−速度及び絞り値の決定を自動
化するために利用されるものである。
[従来の技術] 従来、カメラのシャッター速度及び絞り値の決定を自動
化するために、被写界の輝度を測光し、この測光値及び
フィルム感度がら最IM露出値(以下「露出値」と呼ぶ
)を算出し、この露出値をシャッター速度と絞り値に分
割することが提案されている。露出値をシャッター速度
と絞り値に分割する方式としては、ジャック−速度を手
動設定し絞り値を自動設定するシャッター速度優先AE
方式、絞り値を手動設定しシャッター速度を自動設定す
る絞り優先AE方式、シャッター速度も絞り値も自動設
定するプログラムAE方式がある。また、プログラムA
E方式を高度化した方式として、オートマルチプログラ
ムAE方式が提案されている。
この方式では、望遠レンズに適する望遠プログラムと、
標準レンズに適する標準プログラム、及び広角レンズに
適する広角プログラムを備え、撮影レンズの焦点距離に
応じて、いずれが1つのプログラムを選択するものであ
る、さr、に、プログラムAE方式により決定されたシ
ャッター速度と絞り値の組み合わせが撮影者の意図に沿
わない場合には、そめ組み合わせを例えば(1、′2 
) E vずつシフトさせるプログラムシフト機能を併
用することが提案されている。
一方、スナップ撮影やポートレート撮影、風景撮影、ク
ローズアップ撮影、スポーツ撮影などの各種の撮影意図
に応じて、最適のAEプログラノ、をICカードを用い
てカメラに入力する方式も提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 上述したようなTcカードを用いて最適のAEプログラ
ムをカメラに入力する方式では、撮影者が撮影意図に応
じてICカードを選択する必要があり、カメラの露出制
御を完全に自動化することはできない。しかるに、はと
んどの場合、撮影レンズの焦点距離と像倍率に基づいて
撮影意図を推測することができる。そこで、撮影レンズ
の焦点距離と像倍率に応じて最適のAEプログラムを自
動的に選択するようなオートマルチプロゲラ1.AE方
式を用いれば、撮影者の操作無しに撮影意図に応した表
現豊かな写真を失敗なく撮れると考えられる4このよう
な方式においては、焦点距離と像@率の組み会わせに応
じて多数のAEプログラムが必要となり、しがもAEプ
ログラムの切り替えにより露出制御値が不連続的に変化
するという問題がある。そこで、何らかの手段により露
出制御値の連続性を確保することが望まれる。また、従
来のプログラムシフト機能は、被写界深度の変更のため
に使用されることが多かったので、被写界深度を深く又
は浅くするという撮影者の意図入力で代用する方が分が
りやずいと考えられる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、撮影レンズの焦点距離と像倍率
に基づいてシャッター速度と絞り値の比率を変更するこ
とにより、撮影者の操作無しに撮影意図に応じた表現豊
がな写真を失敗なく撮れるカメラの自動露出制御装置を
提供することにある。
本発明の池の目的とするところは、ファジィ理論を用い
ることにより、撮影レンズの焦点距離と像倍率の変fヒ
による露出υ制御値の不連続性を解消することにある。
本発明のさらに他の目的とするところは、従来のプログ
ラムシフト機能に代わる撮影者の意図入力手段を提供す
ることにある。
「課題を解決するための手段] 本発明に係るカメラの自動露出制御装置にあっては、上
記の課題を解決するために、露出値をシャッター速度と
絞り値↓こ分割する比率が、撮影レンズの焦点距離と像
倍率に応じて変更されることを特徴とするものである。
具体的には、撮影レンズの焦点距離と像倍率の個々の組
み合わせに応じて、それぞれ異なるAEプログラムを予
め用意しておき、焦点距離と像倍率の組み合わせに応じ
て最適のAEプログラムを1つ選択するようなオートマ
ルチプログラムA’E方式とすることが考えられる。
また、より高度な方式として、ファジィ理論を用いるこ
とにより焦点距離と像倍率の組み合わせに応して、露出
値分シャ!ター速度と絞り値に分割する比率を決定する
ことら考えられる。
なお、このような方式により決定されたシャッター速度
と絞り値の組み自わせか撮影者の意図に沿わない場合も
考えられるか、その場きには、露出値をシャッター速度
と絞り値に分割する比率を手動で設定すれば良い。
[作用] 本発明にあっては、このように、露出値をシャッター速
度と絞り値に分割する比率が、撮影レンズの焦点距離と
像倍率に応じて変更されるので、焦点距離によりAEプ
ログラムを切り替えていた従来のオートマルチプログラ
ムAE方式に比べると、撮影意図に応じた表現豊かな写
真が撮れるものである。また、ICカードにより撮影意
図に応じたAEプログラムを選択していた方式に比べる
と、撮影意図の入力が不要であり、入力ミスによる失敗
も未然に防止できるものである。
また、ファジー理論を用いて上記の比率を決定すれば 
スーミングやペンニシグ、被写体路、Wの変1ヒ等の撮
影状況力変化に対し、露出制御値か滑らかに変化し、不
連続点が生しない、 さらに、焦点距離と像倍率に基づいて最適のへEプログ
ラムを選択するオー1−マルチプロフラノ、AE方式を
用いれば、ファジィ理論に基づかない単純なアルゴリズ
ムて本発明を実施できる。
また、撮影レンズの焦点距離情報に基づいて手振れ限界
シャッター速度を決定し、この手振れ限界シャッター速
度と最高速シャッター速度と開放絞り値と最小絞り値の
範囲内て露出値をンヤッター速度と絞り値に分割する比
率を手動設定すれば、手振れせずに写せるシャッター速
度の範囲内て成るへく絞り込んて、あるいは成るべく絞
りを開いて写したいというような撮影意図に容易に応え
ることがてきる。これは単なる絞り優先AEモードとは
異なり、絞り値が幾らになるかはカメラ側で自動的に決
定されることになるのて、プログラムAEモードの一種
である。
[実施例] 第1図は本発明の=一実施例ヒ1−てのカメラ1)概略
構成を示すブロー、7図て、P)る9こJ)カメラは、
へF用の測距素T−11ヒ、AE用の測光素子21を備
えている。測距素子11は、周知のTTL方式のAFセ
ンサーよりなり、撮影画面の測距エリア内に存在する被
写体の距離に圓する情報を検出する。
測距回路12は測距素子11を制御して、被写体の距離
情報を演算し、出力する。測光素子21は、周知のTT
L開放測光方式の測光光学系に1寸帯しており、撮影画
面の測光エリア内に存在する被写体の輝度に関する情報
を検出する。測光回路22は測光素子21を制御して、
被写体の輝度情報BVを演算し、これとフィルム感度情
報Svに基づいて、被写体の露出値E v(−B v+
 S v)を演算し、出力する。測距回路12の出力は
、AP用のレンズ駆動回路13にも与えられている。レ
ンズ駆動回路13では、測距回路12から出力される被
写体の距離情報に基づいて、撮影レンズ14を合焦位置
に向けて駆動する。ここで、撮影レンズ14は通常のA
P用ズームレンズよりなる。撮影レンズ14の焦点調節
用レンズはしシズ駆動回路13により繰り出し量を制御
可能とされている。また、撮影しンスト4の焦点距離情
報は、ズームエンコーダ等分用いて検出され、露出制御
値演算回路30に入力される。露出制御値演算回路30
には、撮影レンズ14の焦点距離情報のほかに、測距回
路12により得られた被写体の距離情報と、測光回路2
2により得られた露出値が入力されている。
これらの情報に基づいて、露出制御値演算回路30では
、カメラの絞り値とシャンク−速度を演算する。この演
算された絞り値に基づいて絞り制御装置41が絞りを制
御し、同しく演算されたシャッター速度に基ついてシャ
ッター制御装置42がシャッターを制御するものである
なお、距離情報は測距回路12がら出力しているが、自
動測距カメラでない場合には、撮影レンズ14の設定距
離値を出力しても良い。また、自動測距カメラてあって
も、撮影レンズ14が■定焦点レンズである場合には、
焦点調節用レンズの繰り出し量に基づいて、撮影レンズ
自体で被写体の距離情報を求めて、露出制御値演算回路
30に供給することも可能である1゜ 第2(2は露出制御値演算回路30の具体的な構成を示
すプロ・lり図である、なお、二力演算回路30は実際
にはソフトウェアを用いて構成されるが、説明の都合上
、ソフトウェアの機能をプロ・ツク1ヒして図示しであ
る。まず、測距回路12から得られる距離情報と、撮影
レンズ14から得られる焦点距離情報に基づいて、像倍
率算出ルーチン31により像倍率が算出される。周知の
ように、像倍率βは、撮影レンズ14の焦点距離をr、
被写体の撮影距離をDとすると、β=「/Dて与えられ
る0次に、算出された像倍率と、撮影レンズ14から得
られる焦点距離情報に基づいて、露出制御値演算方針決
定ルーチン32で露出制御値演算の方針が決定される。
これを元に露出制御値演算ルーチン33により測光回路
22から入力された露出値Evをシャッター速度Tvと
絞り値Avに分割する。
ここで、露出制御値演算方針決定ルーチン32ては、フ
ァジィ理論を用いて露出制御値演算の方針を決定を−で
いる。以下、このルーチンで力演算内容について具体的
に説明する、まず、像倍率βと焦点距、Wfに間して、
それぞれ第3図と第4図に示すように、複数領域に分割
したメンバーシップ関数を予め用意しておき、このメ〉
′バーシップ関数により、入力された像倍率βと焦点距
離rの適合度を求める。第3図と第4図に示すメンパー
ジ・ツブ関数の場合、像倍率βは大、中太、中小、小の
4領域に分割し、焦点距w1rは短、中、長の3領域に
分割している。例えば、像倍率β=1.・52、焦点距
離f”95mmの場合について考えてみる。このとき、
像倍率β、焦点距離fのそれぞれのメンバーシップ関数
への適合度は、次のようになる。
像倍率βのメンバーシップ間数については、「β大」へ
の適合度はOl「β=中中太への適合度は0.8、「β
−中小」への適合度は0.2、「β−小」への適合度は
0となる。また、焦点距Nfのメンバーシップ関数につ
いては、[f−短Jへの適合度はO5「[−中l/\の
適合度は0.25.「「−長」への適き度は075とな
る。
次に、これらの適き度念元に露出制!311rti演算
方針を決定する1、実施例ては、第1表に示すように、
像倍率βと焦点距離rのすべての組み合わせに対し、絞
りについての方針を予め用意している。
第1表 この方針は、像倍率βと焦点距離fの個々の組み合わせ
について、絞りに注目した時に、表現豊かな写真を撮る
ための方針であり、後述の第7図(a)〜(c)に示す
ような考え方に基づいて決定されている。そして、上述
の適合度に基づいて各方針についての重み叶けを行い、
最終的な方針を決定する。、−)iす、適合度がO以外
の渫(g率β及び焦点路肩「の各領域について、その組
み自わせ毎にflA@率β、?)るいは焦点距離「の適
き度が小さい方のメンバーシップ関数の値を重み付けと
して採用する。これをミニマム法と呼ぶ。例えば、上述
の像倍率β−1、/ 52、焦点距離r= 95 m1
11(7)4合、以下のようになる。
「β−中中太且つ「「=中コの組み合わせの方針は“絞
りを少し開<″てあり、その重み付けは0.8と0.2
5の小さい方を採用して0.25となり、「β=中中太
且つ「f−長」の組み合わせの方針は“絞りを開く“で
あり、その重み付けは0.8と075の小さい方を採用
して0.75となり、「β=中小」且つ「r=中」の組
み合わせの方針は“絞りを普通”であり、その重み付け
は0.2と0゜25の小さい方を採用して0.2となり
、「β−中小」且つr4=長」の組み合わせの方針は“
′絞りを少し開<°°であり、その重み付けは0.2と
0.75の小さい方を採用して0.2となる。
したがって、絞りの方針に注目するヒ、゛絞りを少し開
<′°という方針の重み付けは0゜25+0.2=0.
45となり、 “絞りを開<°゛という方針の重み付けは0.75とな
り、 “絞りを普通”という方針の重み付けは0.2となる。
次に、第5図(a)に示すように、これらの絞りの方針
の重み付けについて、その重心位置を算出する。そして
、絞りを最小口径とする制振位置から重心位置までの長
さaと、絞りを最大口径とする制御位置から重心位置ま
ての長さbの比率a:bを露出制御値演算方針とする。
例えば、上述の像倍率β−1152,焦点圧[f=95
n+mの場合には、a:b= 3.4 :0.6となる
次に、第5図(b)に示すように、プログラム線図上で
、手振れ限界シャッター速度、最高速シャ・・ツタ−速
度、開放絞り値、最小絞り値により囲まれる範囲内て、
ある露出値の際に取り得るシャ・ンター速度と絞りの組
み自わせの範囲をa:bで分割した点を露出制御値ヒす
る。例えば、上述の像倍率β−1′52、焦点圧i11
1r=95mmの場きにおいて、手振れ限界シャッター
速度をi、’125秒、最高速シャンク−速度1.′8
000秒、開放絞り値35、最小絞り値22、露出値が
Evl 4としたとき、第6図中の黒丸て示すように、
露出制御値は、シャッター速度1 、/ 1000秒、
絞り値4となる。なお、手振れ限界シャッター速度は、
撮影レンズの焦点距離をf (mm’lとすると、概ね
1./f〔秒]に設定すれば良い。
以上のように、この実施例では、露出制御演算方針を絞
りに注目して決定している。ここで、第1表に示す像倍
率βと焦点距離fの組み合わせに対する絞りについての
方針は、次のような考え方に基づいて決定したものであ
る。
(i)撮影シーンに応した制御をしたい。
(ii)レンズの特性を生かした制御をしたい。
(iii)ある範囲にピントを合わせたい。
上記(1)〜(iii)の各項目について、絞り値の傾
向を像倍率β、焦点距離rに対して図解すると、それぞ
れ第7図(a)〜(c)のようになる9(i)まず、■
スナップ撮影、■ボー1ヘレーl〜撮影、■風気撮影、
■クローズアップ撮影という一般的な撮影シーンについ
て、像倍率β、焦点路肩「の使用頻度を考えると、第7
図(a)に示すような分布が考えられる。また、それぞ
れ力撮影シーンにおいて、最適な絞り効果を出すための
絞りの傾向は次の通りである。
■スナップ撮影では、どちらかというと絞りを絞る。
■ポートレート撮影では、どちらかというと絞りを開く
■風景撮影では、どちらかというと絞りを絞る。
そして、 ■クローズアップ撮影では、どちらかというと絞りを絞
る。
(ii)次に、第7図(b)に示すレンズの特性を生か
す制御とは、望遠レンズでは、被写界深度の浅さを強調
するために絞りを開き気味に制御して背景ボケの効果を
引き出し、反対に広角レンズでは、被写界深度の深さ3
強調するために絞りを絞り気味に制御してパシフォーカ
スの効果を引き出すものである。このとき、同一の焦点
距離であってち像倍率が大きければボケは大きく、像倍
率が小さければボケは小さいことも考慮している2(i
ii)さらに、第7図(e)に示す一定被写界深度を得
るための制御では、像倍率が大きく、焦点距離が長いほ
ど、被写界深度は浅く、像倍率が小さく、焦点距離が短
いほど、被写界深度が深いことから、一定被写界深度を
得るには、絞りは図示の傾向を持つ必要がある。
以上の(i)〜(iii)の3項目についての像倍率と
焦点距離に対する絞りの傾向を考慮に入れて、第1表に
示す像倍率と焦点距離に対する絞りの方針を決定してい
るものである。
11入九 次に、撮影者の意図により上記重心の位1を変更する場
合について説明する。まず、ファインダー画面内の表示
例を第8図により説明する。上J己重心位置に基づく自
動露出制御を行う場合には、第8図(a)に示すように
、画面内には表示を行わない7.一方、撮影者がファジ
ィ理論で求めた重心位置に関係なく、意図的に周辺もは
っきり写したい場合には、同図(b)に示す表示を行い
、反対に。
主被写体が浮き上がるように写したい場合には、同図(
c)に示す表示を行う。同図(d)、(e)は、同図(
b)、(c)に示す表示をそれぞれ拡大して示したもの
である。
第9図は上記の意図入力が行われた場合の露出値の決め
方を示すプログラム線図である。まず、周辺もはっきり
写したい場合には、絞り値とシャッター速度の分割比a
:bを例えば1:9に設定することにより、絞りを十分
に絞り込むように制御する。
反対に、主被写体を浮き上がらせるように写したい場合
には、a:bを上記とは逆に9=1に設定して、絞りを
十分に開くように制御する。
このように制御することにより、撮影者がカメラの自動
露出制御値を意図的に変更し、所望の絞り効果を有する
写真を撮ることが可能になる。
なお、意図入力は、第10図に例示するように。
カメラのグリップ部50に設けられたア・ツブ ダウン
用ダイヤル51て行うことが好ましい7.二め場合、ダ
イヤル51を矢印A方向に一段回すことにより第8図(
b)に示す状態となり、矢印B方向に一段回すことによ
り第8図(C)に示す状態となり2いずれの場合も逆方
向に一段回すことにより第8図(a)に示す状態に戻る
ように構成すれば良い。また、レリーズボタン52を押
して露出した後、レリーズボタン52を離したときに、
第8図(a)に示す状態に戻るように構成しても良い。
i朕匠 上記の実施例では、露出値をシャッター速度と絞り値に
分割する比率をファジィ理論を用いて焦点距離fと像倍
率βから求めているが、第7図(a)に示す4つの撮影
シーンと点(f、β)の座標に基づいて複数のAEプロ
グラムの中から1つを選択する方式を用いても構わない
。具体的には、領域■non■、■non■と、上記各
領域と重複する部分を除いた領域■n■、■n■、■n
■、■n■、■n■、及び、上記各領域と重複する部分
を除いた領域■、・■、■、■め各々についてそれぞれ
異なるA Eプログラムを予め用意しておいて、どの領
域に点([、β)が属するかを判定し、その判定結果に
基づいて1つのAEプログラムを選択すれば良い。
なお、手動焦点調節時のように像倍率を算出できない場
合や、広角レンズ使用時のように像倍率を精度良く算出
できない場合には、その撮影レンズについて最も使用頻
度の高い像倍率を採用すれば良い。
[発明の効果] 請求項1記載の発明では、露出値をシャッター速度と絞
り値に分割する比率が、撮影レンズの焦点距離と像倍率
に応じて変更されるので、撮影者の操作無しに撮影意図
に応じた表現豊かな写真を失敗なく撮れるという効果が
ある。
請求項2記載の発明では、ファジィ理論を用いたことに
より、撮影レンズの焦点距離と像倍率の変更に伴う自動
露出制御の不連続性が解消されるという効果がある。
請求項3記載の発明では、ファジィ理論に基づかない単
純なアルゴリズl、て請求項1記載の発明を実施できる
という効果がある。
請求項4記載の発明では、手振れを生じないシャ・ツタ
−速度の範囲て撮影者の意図を反映した露出制御値の設
定が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
、第2図は同上の要部構成を示すブロック図、第3図及
び第4図は同上に用いるメンバーシップ間数の構成を示
す説明図、第5図(a) 、 (b)及び第6図は同上
に用いる露出制御値演算方針決定アルゴリズムの説明図
、第7図(a) 、(b) 、(c)は同上に用いる絞
り制御の考え方を示す説明図、第8図(a)乃至(e)
は請求項4記載の発明に用いる表示方式の説明図、第9
図は同上に用いる制御方式の説明図、第10図は同上に
用いる操作方式の説明図である。 12は測距回路、14は撮影レンズ、22は測光回路、
30は露出制御値演算回路である。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (d) 心 第5 図 シャッター速度 シャッター速度 第6図 TV −6−5→−3−2−1012345678−9
10111213シヤツター速度 第8図 第10図 第 図 第9図 −1m  II  II  a  4  t  I  
Inl/l  l/I  1llj l1llj l/
Ml/1111111uw +n++++ +am m
 −Tv−6−5−4−3−2−1012345678
910111213シャッター速度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露出値をシャッター速度と絞り値に分割する比率
    が、撮影レンズの焦点距離と像倍率に応じて変更される
    ことを特徴とするカメラの自動露出制御装置。
  2. (2)被写体輝度情報を得るための測光手段と、被写体
    距離情報を得るための測距手段と、被写体距離情報と撮
    影レンズの焦点距離情報から像倍率を算出する像倍率算
    出手段と、測光手段により得られた被写体輝度情報に基
    づく露出値をシャッター速度と絞り値に分割する露出制
    御値演算手段と、露出値をシャッター速度と絞り値に分
    割する比率を撮影レンズの焦点距離情報と前記像倍率と
    ファジィ理論に基づいて決定する露出制御値演算方針決
    定手段とを備えることを特徴とするカメラの自動露出制
    御装置。
  3. (3)被写体輝度情報を得るための測光手段と、被写体
    距離情報を得るための測距手段と、被写体距離情報と撮
    影レンズの焦点距離情報から像倍率を算出する像倍率算
    出手段と、測光手段により得られた被写体輝度情報に基
    づく露出値をシャッター速度と絞り値に分割するプログ
    ラムを複数備えるマルチプログラムAE手段と、前記複
    数のプログラムのうち1つのプログラムを撮影レンズの
    焦点距離情報と前記像倍率に基づいて選択するプログラ
    ム選択手段とを備えることを特徴とするカメラの自動露
    出制御装置。
  4. (4)撮影レンズの焦点距離情報に基づいて手振れ限界
    シャッター速度を決定する手段と、前記手振れ限界シャ
    ッター速度と最高速シャッター速度と開放絞り値と最小
    絞り値の範囲内で露出値をシャッター速度と絞り値に分
    割する比率を手動設定する手段とを備えることを特徴と
    するカメラの自動露出制御装置。
JP2200620A 1990-07-27 1990-07-27 カメラの自動露出制御装置 Pending JPH0486628A (ja)

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JP2200620A JPH0486628A (ja) 1990-07-27 1990-07-27 カメラの自動露出制御装置
US08/151,058 US5452047A (en) 1990-07-27 1993-11-12 Automatic exposure controlling device for a camera

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