JPH038529B2 - - Google Patents

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JPH038529B2
JPH038529B2 JP56032265A JP3226581A JPH038529B2 JP H038529 B2 JPH038529 B2 JP H038529B2 JP 56032265 A JP56032265 A JP 56032265A JP 3226581 A JP3226581 A JP 3226581A JP H038529 B2 JPH038529 B2 JP H038529B2
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JP
Japan
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circuit
focus adjustment
time
focus
mirror
Prior art date
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JP56032265A
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JPS57146243A (en
Inventor
Fumio Yoshida
Yukio Miki
Takeshi Egawa
Akira Yoshizaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP3226581A priority Critical patent/JPS57146243A/ja
Priority to US06/349,469 priority patent/US4435058A/en
Publication of JPS57146243A publication Critical patent/JPS57146243A/ja
Publication of JPH038529B2 publication Critical patent/JPH038529B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、自動焦点調整装置を有するモータ
ドライブ方式の一眼レフレツクスカメラに関し、
特に連続撮影時のフイルム巻上げの始動および自
動焦点調整動作の始動を与える制御回路の構成の
改良に関するものである。
従来技術 従来、たとえば複数個の光センサーからなる光
センサーアレイを使用して測距し、この測距情報
に基づいてデイジタル回路を作動させ、撮影レン
ズを自動的に合焦点位置まで駆動するようにした
オートフオーカス装置を有するカメラがある。こ
のようなカメラの光センサーアレイには一般的
に、CCD(電荷結合素子)が使用されているが、
有意な光分布パターンを得るためには当該光セン
サーアレイの応答速度を考慮しなければならな
い。したがつて、通常は光センサーアレイの動作
特性を考慮して、カメラに別に設けた光導電セル
(たとえばCdSセル等)からの輝度情報に応じて
光センサーアレイの作動時間を制御するようにし
ている。また、測距情報を得てから、この情報を
デイジタル回路で処理するための時間等が必要で
あり、シヤツタ釦を押下後、現実にシヤツタレリ
ーズ動作(シヤツタが解除されフイルムに露光さ
れる基点となる動作)が行なわれるまでには必ず
オートフオーカスを完了させるためのタイムラグ
が介在する。このため、被写体が低輝度である場
合には測距情報を得るまでの時間および該情報を
演算等のデイジタル処理するための時間は、高輝
度時に比べ1桁近く長くかかつてしまう。すなわ
ち、高輝度時では数10msであるものが、低輝度
時には数100msほどもかかつてしまうのである。
このように、オートフオーカスに長時間が費や
されてしまうと、必然的にシヤツタレリーズが遅
れる。このため、モータドライブ方式のカメラに
おいて連続撮影すると撮影駒間隔が長くなり、高
速な連続撮影が行なえない。一方、オートフオー
カス動作を中心に制御のシーケンスを考慮すれ
ば、従来はシヤツタ後幕の走行完了によつて観察
用ミラーの動作が始動され、観察用ミラーのダウ
ン完了信号に基づいてオートフオーカス調定の始
動が与えられるとともに(ほぼ同時的に)フイル
ムの巻上等チヤージ動作の始動を与えるようなシ
ーケンスが採られている。すなわち、オートフオ
ーカス調定の始動はフイルムの巻上げ動作の始動
とほぼ同時的に行なわれており、駒速をできるか
ぎり速くするという要請にそぐわないものであつ
た。
目 的 それゆえ、この発明の主たる目的は、自動焦点
装置を備えるモータドライブ方式の一眼レフレツ
クスカメラにおいて、連続撮影時における駒速を
可能なかぎり速くすることである。
発明の要旨 本発明に係る自動焦点連続撮影可能な一眼レフ
レツクスカメラは、撮影レンズを通過し、観察位
置にあるミラーを介して入射した被写体光に基づ
いて撮影レンズの焦点調節状態を検出する焦点検
出手段と、上記焦点検出手段によつて検出された
撮影レンズの焦点調節状態に基づいて撮影レンズ
を合焦位置まで変位させる自動焦点調節手段と、
を備えた自動焦点連続撮影可能な一眼レフレツク
スカメラにおいて、露出制御手段と、シヤツター
の閉成に応答して撮影のための露出機構のチヤー
ジとフイルムの巻上げを行う撮影準備手段と、上
記シヤツターの閉成に応答して上記ミラーを撮影
位置から観察位置に復帰させる動作を開始させる
ミラー制御手段と、上記ミラーが観察位置に復帰
してから上記自動焦点調節手段の動作が完了する
ために必要な焦点調節時間が所定時間内であるか
否かを判別する判別手段と、上記焦点調節時間が
所定時間内であると上記判別手段によつて判別さ
れた場合、上記撮影準備手段と上記自動焦点調節
手段の動作が共に完了したとき上記露出制御手段
の露出動作を開始させ、上記焦点調節時間が所定
時間内でないと上記判別手段によつて判別された
場合、上記撮影準備手段の動作が完了したとき上
記露出制御手段の露出動作を開始させる制御手段
とを備えたことを特徴とする。
実施例 以下、この発明を一実施例を組み込んだ全体の
装置構成について、図面とともに詳細に説明す
る。
第1図、第2図はこの発明の一実施例に係るカ
メラの主要部の機械的構成を示す概要説明図であ
り、第1図は正面図、第2図は縦断側面図であ
る。
図示の一眼レフレツクスカメラの機構におい
て、1はカメラ本体、2はシヤツタ速度設定部
材、3はシヤツター釦、4はフイルム巻戻し操作
部材、5は撮影モード切換部材であつて、該部材
5を回動させることにより少くとも(i)1駒撮影、
(ii)自動焦点1駒撮影、(iii)連続撮影、(iv)自動焦点

先連続撮影、(v)駒速優先連続撮影の各モード設定
ができるようになつている。6はペンタプリズ
ム、7は光導電体たとえばCdS又は光起電力素子
たとえばSPDよりなる受光素子であり、被写体
の光強度に相関した輝度情報を導出するためのも
のである。8は交換可能な撮影レンズ、9は中央
に半透明又は透明の光透過部9aを有し、ペンタ
プリズム6方向へ回動可能に設けられている可動
ミラー、10は該可動ミラー9の光透過部9aの
背部に設けられ、該光透過部9aを通過してくる
光を反射させミラーボツクス11の底壁開口部1
1aを通して合焦検出モジユール12に導くため
の補助ミラーである。13はオートフオーカス用
駆動モータであり、駆動ギヤー群14を介して撮
影レンズ8に設けられている距離調整ギヤー8a
を駆動して該撮影レンズ8を移動させるためのモ
ータである。15はミラー及び絞りの駆動機構
で、可動ミラー9及び補助ミラー10を撮影光路
外へ退避させるとともに、絞り連結部材15aを
移動させて撮影レンズ8に設けられている絞り連
動部材8bの押圧を解除し、該絞り連動部材8b
をプリセツト位置まで従動させて絞り(図示せ
ず)を絞り込む機能を果たす。16はシヤツター
装置であり、左右に走行する先幕と後幕(いずれ
図示せず)およびこれらの係止手段を含むもので
ある。17はスプール、18は該スプール17中
設けられているチヤージ用モータであり、連結機
構19を介しシヤツターをチヤージするととも
に、フイルム巻上機構20を介してフイルム21
を巻上げるための駆動力を供給するものである。
22はフイルム21のパーフオレーシヨンとかみ
合う、フイルム送り用歯車付きのスプロケツトで
あり、該スプロケツト22の回転量によりフイル
ム21の送り量が検出できる構成となつている。
次に、上述の機械的構成の作動のためのシーケ
ンスないし制御をつかさどる電気ないし電子的回
路構成を上述の機械的構成との相関をもつて説明
する。
第3図は第1実施例の論理回路図である。以
下、上述のモード切換部材5を、 (v) 駒速優先連続撮影 (iv) 自動焦点優先連続撮影 (iii) 連続撮影 (ii) 自動焦点1駒撮影 (i) (マニユアル焦点の)1駒撮影 なる順序に設定し各モードについて説明するが、
(v)駒速優先連続撮影を中心として構成とともに作
用を加えながら述べる。また、「オートフオーカ
ス」なる語は簡単のため以下では「AF」と略称
する。
第3図に示すように、モード切換部材5を駒速
優先連続撮影に設定すると、1駒連続撮影用のス
イツチS1,S13は閉じ、AF・マニユアル測距用の
スイツチS12,S8も閉じ、AF優先・駒速優先用の
スイツチS2は接点bに接続される。シヤツタ釦3
を押下すると、まずスイツチS3,S4,S5,S11
閉じ、スイツチS6が閉じられ、次にスイツチS7
閉状態より開らかれ、コンデンサC3が充電する
ことによりAFのトリガーパルス信号をオア回路
50を介してフリツプフロツプ回路51に与え
(以下、フリツプフロツプをFFと略称する)、該
FF回路51をセツト状態にする。FF回路51の
Q出力からハイレベル信号(以下、簡単のため
「Hレベル」ないし単に「H」と略称し、撞様に
ロウレベル信号のとは「Lレベル」ないし単に
「L」と略称する)が導出され、制御回路52へ
スタート信号を与える。クロツク回路81からの
クロツクに同期して作動する該制御回路52へは
測光回路53からの輝度情報ないし輝度信号が入
力されるとともに、焦点検出用受光部54に制御
信号(始動のための信号等)を与える一方、後述
するデイジタル演算回路56に制御信号やタイミ
ング信号を供給し制御動作を総括するとともに、
第2図に示したように、たとえばペンタプリズム
6の後面近傍に配設されている受光素子7からの
輝度時情報を処理する前記測光回路53からの輝
度信号により輝度の高低に相関してパルス幅を長
短を規定する回路手段を含んで、輝度の高低に相
関したゲート信号を焦点検出用受光部54に与
え、受光部出力電荷の蓄積のための定めた最適な
時間間隔を前記ゲート信号で制御して受光部出力
電荷の蓄積動作をさせるようにしている。また、
前記測距回路54は、第2図に示したように、補
助ミラー10により反射された光が入射される合
焦検出モジユール12からの輝度分布情報を受
け、かつ処理するための回路である。なお、前記
合焦検出モジユール12はたとえば米国ハニウエ
ル社製のオートフオーカスセンサーモジユールと
ほぼ同様の機能を有する光センサーアレイを用い
ている。
この焦点検出用受光部からの出力はアナログ/
デイジタル変換回路55によりデイジタル化さ
れ、たとえば特開昭54−159259等におて公知であ
る、シフトレジスタRAM等を含むデイジタル演
算回路56に入力される。デイジタル演算回路5
6では、合焦であるか非合焦であるかにかかわら
ず2列の輝度分布情報の相対位置関係を演算する
とともに、演算結果をRAM等記憶手段記憶す
る。そして、記憶が完了すると、焦点検出演算完
了信号としてパルス状「H」信号をアンド回路5
7の一方入力へ送出する。そして、該アンド回路
57の他方入力にはアンド回路78の出力が接続
されており、このアンド回路78は、一方入力と
してHレベルを与える回路104からスイツチ
S11を介してHレベル信号が与えられるとともに、
他方入力には駒速優先のための信号が与えられ
る。
ここで、前述の如く、モード切換え部材5は駒
速優先連続撮影の位置に設定したが、該モードに
はさらに2種類の選択の可能性があつて(もちろ
ん、選択用の設定位置がモード切換部材5に形成
されていることは言うまでもない)、第1の位置
と第2の位置である。すなわち、スイツチS15
この選択を切り換えるためのスイツチであり、第
1位置ではHレベルを与える回路83接続され、
第2位置ではFF回路58のQ出力に接続される。
そして、この切り換えの意味は、第1位置は連続
撮影の1駒目から駒速優先動作が可能なことあ
り、第2位置は1駒目のみA優先動作が可能なこ
とである。
ここでは、1駒目のみAF優先させるモードに
設定しているのでスイツチS15はFF回路58側に
接続され、初期状態においてFF回路58はリセ
ツト状態であり、Q出力からLレベルを導出して
いる。このLレベル信号は該スイツチS15を介し
てレベル検出回路59に与えられ、このレベル検
出回路59の出力としてHレベルが導出される。
このHレベルがアンド回路60の一方入力に与
えられ、他方入力にはスイツチS8を介してHレベ
ルを与える回路105からHが与えられているの
で、該アンド回路60はHを出力し、前記アンド
回路78の他方入力に与える。シヤツタ釦3の押
下中はスイツチS11は閉じているので、アンド回
路78はHを出力し、したがつて測距演算完了信
号であるパルス信号はアンド回路57を通過し、
FF回路61のセツト入力に入り、該FF回路61
をセツト状態にする。このFF回路61のQ出力
からHレベル信号が導出され、AF用駆動回路6
2に与えられ、該AF用駆動回路62が能動化さ
れる。そして、このAF用駆動回路62へは、比
較回路63の出力が与えられ、該比較回路63の
出力値に基づいて駆動量が制御される。すなわ
ち、該比較回路63へは、一方入力として、前記
デイジタル演算回路56からの非合焦情報として
の記憶情報と、他方入力としてレンズ距離移動量
検出回路64からの撮影レンズ8の移動量に係る
情報とが入力され、比較処理し、その差に基づく
信号をAF用駆動回路62に出力し、該AF用駆動
回路62はこの信号に応じてAF用駆動モータ1
3等の駆動手段を作動化させて、撮影レンズ8を
駆動する。比較回路63に入力する両情報がバラ
ンスした場合には、AF用駆動回路62は合焦パ
ルス信号を出力する。この合焦パルス信号は、オ
ア回路65を通してFF回路61のリセツト入力
に与えられ、前記AF用駆動回路62を不能化す
る。すなわち、AF用駆動回路62が能動化され
ている間中は、該駆動回路62がAF用駆動モー
タ13を駆動し、ギヤー群14を介して撮影レン
ズ8に設けられている距離調整ギヤー8aを駆動
して、自動的に必な位置に焦点が合うまでレンズ
8を移動させ、合焦状態になると該駆動回路62
はただち消勢され、AF調整完了として合焦パル
ス信号を出力する。
この合焦パルス信号は、さらにアンド回路66
の一方入力に与えられ、次に動作させるべきレリ
ーズ回路71の起動の初期トリガーパルスの役割
を果たす。すなわち、スイツチS5はシヤツタ釦3
が押下中は閉じているので、Hレベルを与える回
路106からはHが導出しつづけているので、前
記合焦パルスは該アンド回路66を通過し、さら
にオア回路67を通過して、FF回路68のセツ
ト入力に入り、該FF回路68をセツト状態にし、
Q出力からHレベルを導出させて、アンド回路6
9の一方入力に与える。該アンド回路69の他方
入力には、チヤージ完了状態でH出力を導出する
FF回路70の出力が接続されている。すなわ
ち、チヤージ完了検出回路72のチヤージ完了信
号でFF回路70がリセツトされ、出力からH
信号を導出させ一方入力に前記のようにFF回路
68よりH信号を導出させて前記アンド回路69
からH信号を出力させ、レリーズ回路71を作動
させて撮影動作を始動させる。すなわち、ミラ
ー・絞り駆動機構15によりミラー9及び補助ミ
ラー10を撮影光路外へ退避させるとともに絞り
連結部材15aを移動させて交換レンズ8に設け
られている絞り連動部材8bの押圧を解き該絞り
連動部材8bをプリセツト位置まで従動させて絞
りを絞り込み、その後シヤツター装置16の先幕
の係止を解きフイルムへの露光を開始させ、後幕
の走行完了により露光を終了する。そして、シヤ
ツタ後幕の走行完了近傍において、スイツチS9
閉より開となり、正極性のパルスを発生し、FF
回路70をセツトし、出力をLに落とし、Q出
力をHにしてチヤージ駆動回路73を始動させ
る。この始動信号によつてスプール17中に設け
られているチヤージ用モータ18を駆動し、連続
機構19を介しシヤツターをチヤージし、又フイ
ルム巻上機構20を介してフイルムを巻き上げ
る。該連結機構19は又ミラーを撮影光路中へ復
帰させるとともにミラーの撮影光路退避のための
力をチヤージし、絞り全開位置に移動させるとと
もに絞り込み力をチヤージする。他方、このパル
ス信号は、オア回路76を経由して、その他の
FF回路51,58,61,68をリセツトし
(ただし、FF回路58は1駒目はリセツト状態で
あり、FF回路61は合焦信号ですでにリセツト
状態なつている。)初期状態ないし待機状態に強
制する。なお、前記チヤージ駆動回路73はシヤ
ツタ釦3の押下/解除に無関係であり、シヤツタ
閉完了信号(スイツチS9のパルス信号)によつて
起動されるものである。
チヤージ動作の完了は、スプロケツト21の回
転量の検出によりフイルム送りを検出するととも
に、連結機構19によるミラー・絞りのチヤージ
完了を前記チヤージ完了検出回路72より検出さ
せることにより、該検出回路72からFF回路7
0へH出力を導出して、該FF回路70をリセツ
トし、チヤージ駆動回路73を不能化することに
よつて達成される。以上によつて連続モードの第
1駒目は撮影されるが、第2駒目以下は、次のよ
うに動作ないし制御が進行する。
第2駒目以下の撮影におけるAF動作のトリガ
ー信号は可動ミラー9のアツプ、ダウン基づく信
号である。すなわち、可動ミラー9の撮影光路外
への退避動作(以下、ミラーアツプという)の駆
動初期にスイツチS10が開より閉にされ、ミラー
ダウン終了近傍で閉より開にされて、コンデンサ
C1の充電に基づく正極性パルスをスイツチS1
オア回路50を通過させ、さらに閉のままである
スイツチS12,S4を通して、FF回路51のセツト
入力に印加し、該FF回路51を再びセツト状態
にする。Q出力から制御回路52へスタート信号
が入力され、測距回路54を含む前述の回路群よ
り測距動作が始動される。一方、コンデンサC1
の充電に基づくパルス信号は、シヤツタ釦押下で
閉じられているスイツチS3を介してFF路58セ
ツトし、Q出力よりHレベルを導出させ、このH
レベル信号よつてレベル検出回路59を能動化す
る。このようにレベル検出回路59を能動化する
ことにより、測光回路53からの輝度情報に基づ
く連続撮影時(ないし連写時)のAF距離調整を
行なうかあるいは前回撮影時の撮影距離位置で撮
影を行なうかの選択動作を開始させることができ
る。すなわち、測距回路54における測距動作に
必要かつ充分な時間が所定の値よりも短時間に相
当する輝度(比較的に高輝度)の場合には該レベ
ル検出回路59からHレベル信号が出力され、ア
ンド回路57の一方入力を常に開いておき(Hレ
ベルとし)、AF調整動作を完遂させる。この一
方、測距動作に必要かつ充分な時間が所定の値よ
りも長時間に相当する輝度(比較的に低輝度)の
場合には、該レベル検出回路59からはLレベル
信号が出力され、アンド回路57の一方力を常に
閉じてしまい(Lレベルとし)、たとえばAF調整
動作が行なわれてもデイジタル演算回路56から
の測距完了信号すなわちメモリ完了信号がアンド
回路57を通過するのを阻止し、AF用駆動回路
62を作動させないようにしている。このため、
撮影レンズ8の合焦位置は前回撮影時の距離に調
定された状態を継続するものである。一方、シヤ
ツターレリーズについては、レベル検回路59か
らのL出力に基づきインバータ74よつて反転さ
れたHレベル信号がアンド回路75の第3の入力
に入力され、シヤツタ釦押下でスイツチS5は閉じ
られており、かつ可動ミラー9のダウン以降はス
イツチS10は開かれていてインバータ80から該
アンド回路75の第2入力へはHが入力されてい
るから、該アンド回路75はHを出力し、FF回
路68をセツトしアンド回路69の一方入力Hを
与えているので、チヤージが完了すればただちに
レリーズ回路71が作動可能である。よつて、
「連続撮影中」に低輝度状態になつた場合にはAF
調整動作は行なわれず、その直前に調定した焦点
距離のままで連続撮影を継続でき、駒速優先連続
撮影を遂行できるものである。また、スイツチ
S15の切換えにより、第2位置(F回路58に接
続した場合)では連続撮影1駒目は輝度情報に無
関係に常にAF調定が働らき、第1位置(スイツ
チS15をH出力回路83に接続した場合)では駒
速優先連続撮影時の1駒目から輝度情報に応じて
AFを働かせるか否かの制御が可能である。
シヤツタ釦3の押下を解除すると、スイツチS7
が閉成されその後スイツチS3,S4,S5,S11が開
かれ、スイツチS6は閉より開となつて、該スイツ
チS6に接続されたコンデンサC2の充電により正
極性パルスが発生し、オア回路76を通してFF
回路51,58,68をリセツトするとともに、
オア回路65を経由してFF回路61にも該パル
スが供給され該FF回路61がセツト状態にある
ときにはリセツト状態に強制してすべて初期状態
にされる。
なお、第3図の第1実施例において、測光回路
53の出力が入力される表示回路77が設けられ
ている。この表示回路77は、前記測光回路53
からの出力電圧又は電流を受け、シヤツタボタン
押下後シヤツタが作動(露光)するまでのタイム
ラグ秒時を表示したり、AF操作に必要な秒時を
表示したり、警告表示たとえば今回は、前回AF
調定の焦点距離にて撮影することを告知したりす
るための回路である。もちろん、該表示回路77
には周知の表示セグメント、発光ダイオード、液
晶等の表示エレメントが包含され、たとえばフア
インダ内の適宜の位置にこの表示エレメントが配
設されることは言うまでもない。
次に、モード切換部材5を他のモードに設定し
た場合の動作を説明する。
(iv)AF優先連続撮影モードでは、スイツチS1
S8,S12,S13は閉に、スイツチS2は接点aに、ス
イツチS15はFF回路58側に接続される。接点a
にはHレベルを与える回路79が接続されてい
る。初期状態ではFF回路58リセツト状態にあ
りレベル検出回路59にはLが入力され通常では
該レベル検出回路59からHが出力され、また
FF回路58がセツトされると能動化される機能
をもつたレベル検出回路59へ接点aからのH入
力によりH出力を導出させ、すなわちAF優先連
続撮影モードでは常にFF回路59からはHを出
力するようになつている。それゆえ、インバータ
74からは常にLが出力されアンド回路75は常
に消勢されたままにされる。したがつて、この撮
影モードでは輝度に無関係に常にアンド回路66
を通過するAF調定完了信号によつてFF回路68
をセツトし、チヤージ完了状態でのFF回路70
のH出力とでレリーズ回路71を始動させ撮影動
作を行なわせ、撮影終了後次のAF調定およびチ
ヤージ操作完了により引き続き次の撮影を行なう
ものである。
(iii)AF調定動作を伴わないマニユアル焦点調整
連続撮影モードでは、スイツチS1,S13は閉、ス
イツチS8,S12は開でスイツチS2は接点aに接続
されるとともにスイツチS15はFF回路58側に接
続される。スイツチS8の開のためアンド回路60
は常にLを出力し、AF用駆動回路62は非作動
状態に強制されるとともに、スイツチS12が開の
ため測距回路54を含む回路群へのスタート信号
は発せられない。アンド回路75の第2及び第3
入力はHであるからシヤツタ釦3の押下によるス
イツチS5の閉により該アンド回路はH信号を出力
しFF回路68をセツトし、すでにチヤージ完了
されているため、レリーズ回路71が始動し、前
述のモードにおけるのと同様に撮影動作を行な
う。次の撮影からは、可動ミラー9のミラーダウ
ン信号(スイツチS10の開閉による)よりFF回路
68を再びセツトしチヤージ完了信号とによりレ
リーズ回路71を作動させ、連続撮影を行なうも
のである。
(ii)AF調定一駒撮影では、スイツチS1,S13
開、スイツチS8,S12は閉で、スイツチS2は接点
aに接続される。スイツチS1,S13が開かれてい
るため可動ミラー9の撮影光路中への復帰時(ミ
ラーダウン時)におけるコンデンサC1充電に基
づくパルス信号が、オア回路50、インバータ8
0入力せずシヤツタ釦3の押下時点でのスイツチ
S7の開によるパルス信号のみしかオア回路50へ
入力されない。シヤツタ釦3の押下時の1度だけ
AF調定および撮影を行なう。一方、アンド回路
60は常にHを出力するのでアンド回路75出力
はLのままで、AF調定完了によるアンド回路6
8よりのH出力でFF回路66をセツトし一駒目
の撮影が終了しFF回路68がリセツトされた後
FF回路51は再セツトされない。したがつて、
たとえばチヤージ完了でFF回路70の出力が
Hになつてもアンド回路69出力はLのままであ
り再度レリーズ回路71は作動しないゆえに1駒
のみの撮影となるものである。
(i)AFも連続でもない、マニユアル焦点調整1
駒撮影では、スイツチS1,S8,S12,S13は開で、
スイツチS15はFF回路58側に接続され、スイツ
チS2は接点aに接続される。スイツチS12が開か
れているためAFに係る動作は一切なく、かつシ
ヤツタ釦押下時のスイツチS5の開から閉よるLか
らHへの変化によるアンド回路75のH信号出力
によりレリーズ回路71の1回の動作後はスイツ
チS13が開のためFF回路68はリセツトされたま
まであり、連続撮影は阻止されている。なお、駒
速優先撮影モード時の低輝度時の駒速優先撮影中
は不用意にレンズは移動されないことは明らかで
ある。すなわち、測光回路53からレベル検出回
路59への出力は可動ミラー9の退避動作駆動部
材より該可動ミラー9の退避動作前後にかかわら
ず低輝度信号が出力しているためデイジタル演算
回路56より演算メモリ完了パルス信号が出ても
アンド回路57の第2入力はLとなつているため
FF回路61はセツトされないからである。
また、第3図の第1実施例において、スイツチ
S2には第3の接点として接点Cが設けられ、該接
点CはLレベルを与える回路103に接続されて
いる。接点Cの役割は、1駒目のみ必ずAF調定
を行ない以降の連続撮影では一切AF調定動作す
なわちAF用駆動回路62の作動を阻止すること
にある。具体な動作について、初期設定およびシ
ヤツタ釦押下によるスイツチ動作はスイツチS2
接続を除き駒速優先連続撮影のときと同様であ
る。1駒目はFF回路58のQ出力はLであるの
でレベル検出回路59は不作動状態にあり、その
ため該レベル検出回路59からHが導出されデイ
ジタル演算回路56からのメモリ完了信号パルス
をFF回路61に入力することを許容し、AF操作
が行なわれる。しかしながら、2駒目からは、
FF回路58のQ出力からはHが出力するのでレ
ベル検出回路59は作動状態となりスイツチS2
らの入力に応じた出力を導出する。すなわち、継
続的にLレベル信号を出力するのでアンド回路7
8からはLレベル信号を出力するようになり、ア
ンド回路57においてメモリ完了信号は阻止され
AF用駆動回路62は一切作動状態とされない。
したがつて2駒目以降は1駒目の焦点位置のまま
で撮影されるものである。
次に、第4図に示す第2の実施例を説明する。
なお、第4図に示した論理回路図で第1実施例に
おけるのと同一の参照符号のものは同一ないし相
当部分を示し、第2実施例ではその差に相当する
部分を中心に説明する。
撮影者に必要な情報を表示したり警告したりす
るための表示回路について、第2実施例では、測
光回路からの出力を比較回路96の一方入力とす
るとともに、他方入力としては可変抵抗R1と固
定抵抗R2との分割電圧を与えるようにし、この
2つの比較よつて、該比較回路96の出力部に接
続された発光ダイオードの発光/消光等を制御し
ている。前記可変抵抗R1は撮影者の所望により
任意に可変しうるか又は連続撮影時の設定駒速に
連動して可変できるように設けられている抵抗で
ある。可変抵抗R1を可変可能としたのは、AF調
整にかかる時間がシヤツタチヤンスをのがすこと
なく又は必要駒速を得ることができるか否かの許
容範囲を予め設定するためである。そして、この
範囲を逸脱するような撮影条件のときは表示警告
するとともに前回AF調定の焦点位置での撮影で
あることを表示警告して、撮影者に必要な情報を
自動的に提供し撮影を遂行するかどうかの判断の
目安とするものである。このようにすれば、特に
低輝度時においてAF調定のためにシヤツタ釦押
下後シヤツタがレリーズするまでのタイムラグが
必要以上に経過したり、連続撮影の駒間隔が異常
にのびて絶妙なシヤツタチヤンスを逸したり必要
駒速が得られなくなるという不都合を解消できる
利点がある。
シヤツタレリーズを起動する回路群について、
第2実施例では第1実施例よりもAF調定動作時
のタイムラグを短縮する回路構成としている。す
なわち、他方入力にスイツチS11を介してHレベ
ル回路104を接続しているアンド回路101の
一方入力へデイジタル演算回路56からのメモリ
完了信号を導入する一方、該アンド回路101か
らの出力をオア回路91を介してFF回路92の
セツト入力へ導入している。このFF回路92は、
観察位置にある可動ミラー及び絞りを撮影位置へ
移動させる準備動作として、前記観察位置にある
可動ミラー及び絞りの係止を解除するための係止
解除回路93を付勢する信号を与えるためのFF
回路である。そして、94は可動ミラー及び絞り
が撮影位置へ移動したことを検出する移動完了検
出回路であり、該回路94の出力は、シヤツタ始
動回路90へ出力を与えるアンド回路69の第3
の入力に接続されている。前記アンド回路69の
第1入力にはオア回路67からのパルス入力でセ
ツト可能なFF回路68のQ出力が接続されてい
る一方、第2入力には前述(第1実施例)したチ
ヤージ完了信号とほぼ同様である、フイルムの巻
上完了の検出に基づく巻上完了信号が入力され
る。このような回路構成にしたことに伴い、第1
実施例におけるアンド回路66及びオア回路65
は不要となつた。また、シヤツタ幕閉によつてパ
ルス信号を発生するスイツチS9の出力部と前記
FF回路92のリセツト入力とが接続されている。
このような回路構成によれば、測距情報のメモリ
完了信号に基づきAF用駆動回路62を作動させ
て焦点調定を行なわせるとほぼ同時に可動ミラー
及び絞りを撮影位置に移動させることができる。
そして、巻上完了信号、可動ミラー及び絞り撮影
位置移動完了検出信号(回路94より)および
AF調定完了信号のアンド処理(回路69)によ
つてシヤツタ始動回路90を起動しシヤツタ開放
を行わせるものである。したがつて、第1実施例
に示した如く、シヤツタ釦押下後自動測距し、測
距情報を記憶後レンズを移動させて焦点調動作を
行ない、調定完了後に始めて可動ミラーや絞りを
撮影位置へ移動させこの移完了後でなければシヤ
ツタの開放ができないようなシーケンスに比較す
れば、タイムラグが短縮できることは明らかであ
り、これによつて絶妙なシヤツタチヤンスを逸す
ことなく、また連続撮影時の駒速が遅れるという
不都合を改良しうる。
なお、第1実施例では、AF用駆動回路62が
作動しているときにシヤツタ釦3を解除するとオ
ア回路6の出力よりAF調定動作は中止されレリ
ーズ動作は行なえないが、第2実施例では測距演
算完了信号により可動ミラー及び絞り系を撮影位
置へ移動させているため該測距完了信号が出力さ
れる前におけるシヤツタ釦3の押圧解除で、スイ
ツチS11が開きアンド回路101出力がLとなり
可動ミラー及び絞り系は駆動されずかつAF調定
もなされないので撮影動作は中止される。しか
し、完了信号出力後にシヤツタ釦の押圧解除で
は、オア回路76を経由してリセツトパルスが
FF回路61に入力しないようにしているので、
次の撮影を行なつた後でないとチヤージ動作以外
の撮影動作は中止されない、という事実にも注目
すべきである。
次に、第2実施例のタイマ回路Tおよびこれに
相関する回路群について説明する。電源とアース
間に抵抗R2とコンデンサC6を直列接続し、該抵
抗R2と該コンデンサC6の接続点には、アースと
の間にスイツチS14を設けるとともに、該接続点
にエミツタが接続されベースは抵抗を介してスイ
ツチS15に接続されたPNPトランジスタTrが結合
され、さらに、所定の電圧レベルになつたことを
検出してLレベル信号を導出するスイツチング回
路95も結合されている。また、第1実施例との
相違についてインバータ74とアンド回路75の
第3入力との間にはAF用駆動回路62による焦
点調定に必要とされる予め既知の最長時間とほぼ
等しい遅延時間をもたらす遅延回路100が介装
されていること、さらに第1実施例では83は単な
るHレベル導出回路であつたが、この実施例では
FF回路51からのセツト出力(AFスタート信
号)によつて始めてHを与えるようにした制御H
出力回路83′となつていることである。なお、
図示する如く前記抵抗R2は可変抵抗でありした
がつて該タイマ回路Tの設定時間は可変であり、
また前述の可変抵抗R1の調整動作と連動して可
変できるように構成されている。また、スイツチ
S14は開で駒速優先、閉でAF優先させる切換設定
のためのものである。このようなタイマ回路を組
み込んだ主たる目的は、予め設定した定秒後には
AF動作の如何に拘わらずシヤツタレリーズを行
なわせもつて駒速をAFに優先させることである。
以下、動作を説明する。
設定モードは駒速優先連続であり、スイツチ
S14は開放でスイツチS15はFF回路58側(第2
位置)に接続される。連続撮影第1駒目ではFF
回路58のQ出力はLであるのでトランジスタ
Trは導通しタイマ回路Tは動作せずスイツチン
グ回路95からはHが出力されAF動作が完遂さ
れる。1駒目の終了でFF回路58はセツトされ、
Q出力にHを出力する。トランジスタTrは非導
通となりコンデンサC6は充電を開始し、もし低
輝度であれば(発光ダイオード97は警告点灯し
ている)デイジタル演算回路56からのメモリ完
了信号の導出が遅れるので、前記タイマ回路Tで
設定した時間t0後にスイツチング回路95の出力
はLに反転しアンド回路57から前記メモリ完了
パルス信号の通過を阻止し、AF用駆動回路62
の起動を防げる一方、該反転出力はインバータ7
4、遅延回路100を経由してアンド回路75に
至り、該アンド回路75からのH出力でFF回路
68をセツト状態にするとともにオア回路91を
経てFF回路92をセツトする。これにより、係
止解除回路93は作動し可動ミラー及び絞りが撮
影位置へ移動し、移動完了検出回路94からの完
了信号と、巻上完了信号と、FF回路68のセツ
ト出力とがともにHとなつて、シヤツタ始動回路
90が起動する。すなわち、タイマ回路Tにより
駒速が優先された。もちろん、高輝度の場合は、
前記設定時間t0よりもメモリ完了信号がアンド回
路57に入来する方が早いのでAF調定動作が行
なわれることは言までもない。
次に、スイツチS15が制御H出力回路83′に接
続された場合(第1位置)について言えば、スイ
ツチS7の開によるAFのトリガー信号によりFF回
路51はセツトされ、このスタート信号によつて
該H出力3′はHレベルを出力する。よつて、ト
ランジスタTrはオフし、連続撮影の1駒目から
タイマ回路Tが能動化され、駒速優先撮影が行な
える。
なお、この第2実施例では、AF−駒撮影モー
ドにおいてもモード切換部材5(第1図参照)に
第1位置と第2位置が設けられている。すなわ
ち、第1位置ではスイツチS14は開とされ、スイ
ツチS15は制御H出力回路83′に接続され、タイ
マ回路Tを作動させる。第2位置では、スイツチ
S14を閉とし、常にAF調定動作完了後でないとシ
ヤツタレリーズができないようにするものであ
る。このようにすれば、1駒目のタイムラグを優
先できて微妙なシヤツタチヤンスを逸することが
ない利点があるともに、撮影者の好みにより任意
に被写に適したモード選択をしうる利点がある。
また、以上二つの実施例を掲げたが、いずれも
モータドライブ方式をとつているものであり、連
続撮影は相当高速になしうがAF装置と連動させ
た場合は制限を受けることから前述のように駒速
を優先させて高速撮影を実現するものである。そ
して、それよりも可能な限り高速化を指向ないし
達成するため、シヤツタ閉じ完了信号(スイツチ
S9)でフイルム巻上等のチヤージ動作を開始さ
せ、可動ミラーの観察位置へ復帰完了信号(スイ
ツチS10)でAFのトリガーとしていることも新規
な着想であり、よつて特許請求の範囲記載の構成
により以下の利点ないし効果を得るものである。
効 果 以上詳述したように、本発明によれば、ミラー
が観察位置に復帰してから自動焦点調節手段の動
作が完了するために必要な焦点調節時間が所定時
間内であるか否かを判別する判別手段と、上記焦
点調節時間が所定時間内であると上記判別手段に
よつて判別された場合、撮影のため露出機構チヤ
ージとフイルムの巻き上げを行なう撮影準備手段
と上記自動焦点調節手段の動作が共に完了したと
き出制御手段の露出動作を開始させ、上記焦点調
節時間が所定時間内でないと上記判別手段によつ
て判別された場合、上記撮影準備手段の動作が完
了したとき上記露出制御手段の露出動作を開始さ
せる制御手段とを備えたので、例えば被写体輝度
が低く自動焦点調節時間が長なる場合は、露出機
構のチヤージとフイルムの巻き上げの完了時に露
出動作を行なうことができ、自動焦点調節手段の
動作の完了を待つことによる、連続撮影時の駒速
の低下を防止することができる。
また、シヤツターの閉成に応答して露出機構の
チヤージを開始するので、特に、上記焦点調節時
間が所定時間内でないと上記判別手段よつて判別
された場合に、露光許可を早く与えることができ
連続撮影時の駒速を速くすることができ、また、
上記焦点調節時間が所定時間内であると上記判別
手段によつて判別された場合でも、上記自動焦点
調節手段の動作の完了が速ければ、同様に、連続
撮影時の駒速を速くすることができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るカメラの主
要部の機械的構成を示す正面図、第2図はその縦
断側面図、第3図は第1実施例の論理回路図、第
4図は第2実施例の論理回路図である。 5……モード切換部材、8……撮影レンズ、9
……観察用ミラー、12……光センサーアレイ、
13……AF用駆動モータ、15……ミラー・絞
り駆動機構、16……シヤツタ装置、18……チ
ヤージ用モータ、20……フイルム巻上機構、5
6……デイジタル演算回路、58,92,70…
…FF回路、62……AF用駆動回路、72……チ
ヤージ完了検出回路、73……チヤージ駆動回
路、S9……シヤツタのレリーズと連動するスイツ
チ、S10……観察用ミラーと連動するスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮影レンズを通過し、観察位置にあるミラー
    を介して入射した被写体光に基づいて撮影レンズ
    の焦点調節状態を検出する焦点検出手段と、 上記焦点検出手段によつて検出された撮影レン
    ズの焦点調節状態に基づいて撮影レンズを合焦位
    置まで変位させる自動焦点調節手段と、 を備えた自動焦点連続撮影可能な一眼レフレツク
    スカメラにおいて、 露出制御手段と、 シヤツターの閉成に応答して撮影のための露出
    機構のチヤージとフイルムの巻上げを行う撮影準
    備手段と、 上記シヤツターの閉成に応答して上記ミラーを
    撮影位置から観察位置に復帰させる動作を開始さ
    せるミラー制御手段と、 上記ミラーが観察位置に復帰してから上記自動
    焦点調節手段の動作が完了するために必要な焦点
    調節時間が所定時間内であるか否かを判別する判
    別手段と、 上記焦点調節時間が所定時間内であると上記判
    別手段によつて判別された場合、上記撮影準備手
    段と上記自動焦点調節手段の動作が共に完了した
    とき上記露出制御手段の露出動作を開始させ、上
    記焦点調節時間が所定時間内でないと上記判別手
    段によつて判別された場合、上記撮影準備手段の
    動作が完了したとき上記露出制御手段の露出動作
    を開始させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動焦点連続撮影可能
    な一眼レフレツクスカメラ。 2 上記判別手段は、被写体輝度を測光する測光
    手段を有し、その測光値に基づいて上記焦点調節
    時間が所定時間内であるか否かを判別することを
    特徴とする請求項1記載の自動焦点連続撮影可能
    な一眼レフレツクスカメラ。 3 上記判別手段は、上記所定時間を計時するタ
    イマーを有し、上記タイマーが上記所定時間を計
    時するまでに上記自動焦点調節手段の動作が完了
    するか否かによつて上記焦点調節時間が所定時間
    内であるか否かを判別することを特徴とする請求
    項1記載の自動焦点連続撮影可能な一眼レフレツ
    クスカメラ。 4 上記制御手段は、上記焦点調節時間が所定時
    間内でないと上記判別手段によつて判別された場
    合、上記自動焦点調節手段の動作を禁止すること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載の自動焦点
    連続撮影可能な一眼レフレツクスカメラ。
JP3226581A 1981-02-27 1981-03-05 Single-lens reflex camera capable of auto-focus continuous photography Granted JPS57146243A (en)

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US06/349,469 US4435058A (en) 1981-02-27 1982-02-17 Auto-focus control camera

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JPS57146243A JPS57146243A (en) 1982-09-09
JPH038529B2 true JPH038529B2 (ja) 1991-02-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587622A (ja) * 1981-07-08 1983-01-17 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 自動焦点調節可能なモ−タドライブカメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5220828A (en) * 1975-08-09 1977-02-17 Canon Inc Automatic exposure control camera of both priority type which can be p rovided with electric motor drive device
JPS563684U (ja) * 1979-06-21 1981-01-13

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