JPH06222425A - 一眼レフカメラ - Google Patents

一眼レフカメラ

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JPH06222425A
JPH06222425A JP5012047A JP1204793A JPH06222425A JP H06222425 A JPH06222425 A JP H06222425A JP 5012047 A JP5012047 A JP 5012047A JP 1204793 A JP1204793 A JP 1204793A JP H06222425 A JPH06222425 A JP H06222425A
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lens
finder
switching
optical system
shooting
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Masaharu Kanai
正治 金井
Tokuji Sato
徳次 佐藤
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    • G03B19/00Cameras
    • G03B19/02Still-picture cameras
    • G03B19/12Reflex cameras with single objective and a movable reflector or a partly-transmitting mirror
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • GPHYSICS
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    • G03B17/48Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
    • G03B17/50Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus
    • G03B17/52Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus of the Land type

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動系にかかる負荷を減少させて耐久性の向
上を図るとともに、撮影時に逆入射光がファインダから
撮影光路内へ侵入することを防止して鮮明な画像を撮影
する。 【構成】 シャッタをレリーズすると、遮蔽部材53が
第1焦点板42を覆うようにファインダ光学系内に挿入
され、切替レンズ41がファインダ光学系から退避され
るとともに、切替ミラーが撮影位置に移動される。撮影
レンズ12を通過した被写体光は切替ミラーによって反
射された後、固定ミラーを介してフイルム面に導かれて
フイルムの露光が行われる。露光終了後、切替ミラーが
ファインダ観察位置に復帰されるとともに、切替レンズ
41が撮影レンズ12の後方に挿入され、さらに遮蔽部
材53がファインダ光学系から退避されて実像式ファイ
ンダ光学系が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインスタントフイルム等
の大画面サイズの感光材料を用いる一眼レフ方式のカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影後直ちに撮影結果を観ることができ
るモノシートタイプのインスタントフイルムを用いた一
眼レフ方式のカメラが本出願人から提案されている(特
開平3−123329号公報)。このカメラは、切替ミ
ラーと固定ミラーによってZ光軸の撮影光学系を構成す
ることにより、長焦点距離の撮影レンズをコンパクトに
搭載できるようにするとともに、ファインダ光学系のコ
ンバージョンレンズを切替ミラーに固着して撮影光路へ
の切替ミラーの挿入とコンバージョンレンズの退避とを
省スペースで行えるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記カメラ
は、コンバージョンレンズを切替ミラーに固着してある
が、切替ミラーは撮影時に高速で回動されるクイックリ
ターンミラーである。この切替ミラーを重いコンバージ
ョンレンズとともに高速度で回動させるには、強力な駆
動機構が必要となる。また、切替ミラーが高速度で回動
し、しかもストッパに当接して急激に停止されるので、
切替ミラーとコンバージョンレンズとの固着部分には、
大きな負荷がかかり、切替ミラーとコンバージョンレン
ズとの取付角度が狂いやすく、耐久性等が問題となって
いた。また、切替ミラーが鏡胴内で回動されるため、切
替ミラーと鏡胴内壁面との間には、僅かではあるが隙間
が存在している。したがって、接眼レンズからの逆入射
光が撮影時に切替ミラーと鏡胴内壁面との隙間から撮影
光路内に侵入する場合があり、撮影画像の鮮鋭度が低下
することがあった。
【0004】本発明は上述のような課題を解決するため
になされたもので、駆動系にかかる負荷を減少させて耐
久性の向上を図るとともに、撮影時に逆入射光がファイ
ンダから撮影光路内へ侵入することを防止して鮮明な画
像を撮影することができる一眼レフカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の一眼レフカメラは、撮影レンズの背
後で撮影光束内に挿入される撮影位置と撮影光束内から
退避したファインダ観察位置との間で可動の切替ミラー
と、この切替ミラーで反射された撮影光束をフイルム面
に反射させる固定ミラーと、前記切替ミラーがファイン
ダ観察位置にあるときに撮影光路内に挿入される切替レ
ンズと、この切替レンズが撮影光路内に挿入されること
によって形成される実像式のファインダ光学系と、前記
切替レンズの背後で撮影時にファインダ光学系の光路に
挿入されてファインダ接眼部より入射する逆入射光を遮
蔽するとともに、ファインダ観察時にはファインダ光学
系の光路から退避される遮蔽部材とを備えたものであ
る。
【0006】請求項2記載の一眼レフカメラのファイン
ダ光学系は、防塵構造になっている2つの焦点面を有す
るものである。
【0007】請求項3記載の一眼レフカメラは、撮影レ
ンズの背後で撮影光束内に挿入される撮影位置と撮影光
束内から退避したファインダ観察位置との間で可動の切
替ミラーと、この切替ミラーで反射された撮影光束をフ
イルム面に反射させる固定ミラーと、前記切替ミラーが
ファインダ観察位置にあるときに撮影光路内に挿入され
る切替レンズと、この切替レンズが撮影光路内に挿入さ
れることによって形成され、それぞれ防塵構造になって
いる2つの焦点面を有する実像式のファインダ光学系
と、撮影時にはファインダ光学系の光路に挿入されてフ
ァインダ接眼部より入射する逆入射光を遮蔽するととも
に、ファインダ観察時にはファインダ光学系の光路から
退避される遮蔽部材と、前記撮影レンズの焦点合わせを
自動的に行うオートフォーカスモードと手動で行うマニ
ュアルフォーカスモードとのモード切り換えが可能なフ
ォーカス機構と、前記ファインダ光学系の一方の焦点面
内にマニュアルフォーカスモード時に挿入されて焦点合
わせの補助になり、オートフォーカスモード時には焦点
面内から退避される焦点合わせ補助部材とを備えたもの
である。
【0008】
【作用】上記構成によれば、通常状態では切替ミラーは
ファインダ観察位置にあるが、シャッタをレリーズする
と、遮蔽部材が一方の焦点面を覆うようにファインダ光
学系内に挿入され、切替レンズがファインダ光学系から
退避されるとともに、切替ミラーが撮影位置に移動され
る。これによって、撮影レンズを通過した被写体光は切
替ミラーによって反射された後、固定ミラーを介してフ
イルム面に導かれてフイルムの露光が行われる。この
時、ファインダ光学系の光路に遮蔽部材が挿入され、フ
ァインダ接眼部からの逆入射光が切替ミラーと鏡胴壁面
との隙間から撮影光路内に侵入することが防止されるか
ら、フレア等のない鮮明な画像が露光される。
【0009】露光が終了した後、切替ミラーはファイン
ダ観察位置に復帰されるとともに、切替レンズが撮影光
路内に挿入され、さらに遮蔽部材が退避されて実像式フ
ァインダ光学系が構成される。ここで、切替ミラー及び
切替レンズは、それぞれ独立して駆動されるから、従来
より駆動系にかかる負荷が少なくなって、大画面のイン
スタントフイルムを使用していながら、耐久性に優れた
一眼レフカメラを提供することができるようになる。
【0010】また、ファインダ光学系は、防塵構造にな
っている2つの焦点面を有しているから、焦点面にゴミ
が入らず、ファインダ画面が常にクリアで見やすい状態
に維持される。また、フォーカス機構をマニュアルに切
り換えると、ファインダ画面内に焦点合わせ補助部材が
挿入されるから、接写用のアタッチメントレンズを装着
した際等の焦点調節が容易に行える。以下、図面を参照
して本発明の実施例について詳細に説明する。
【0011】
【実施例】本発明のカメラの外観を示す図2において、
前面右側にプロテクタ11で保護された撮影レンズ12
(例えば焦点距離:148mm,開放F値:F12)が
設けられ、これに隣接してオートフォーカス用のAF投
光窓14,AF受光窓15,自動露光用のAE受光窓1
6,オートストロボ用の受光窓17及びセルフタイマ用
の赤色LED表示窓18が取り付けられている。三角形
状のミラーボックス19の左側根元付近にレリーズボタ
ン20が設けられ、その左方には右手によって保持する
グリップ21が設けられている。このグリップ21は、
電源ボックスを兼ねている。
【0012】ミラーボックス19の後部には、モノシー
トタイプのインスタントフイルムを装填するフイルム装
填部22が設けられている。モノシートタイプのインス
タントフイルムは、感光層及び受像層を層設した感光シ
ート,現像処理液を封入した現像処理液ポッド等がユニ
ット化されており、最初から最後まで1枚のシートとし
て扱うことができるもので、複数枚が1個のパックに収
納され、このパックごとフイルム装填部22に装填され
る(図4参照)。
【0013】フイルム装填部22の上部前面には、スト
ロボ発光部24が設けられている。この側方のハウジン
グ25内には、クローズアップ撮影時にストロボ発光部
24の前面を自動的に覆ってストロボ光を拡散させ、近
接撮影に対応した光量にストロボ光を調節する拡散板2
6がスライド自在に設けられている。フイルム装填部2
2の上部には、撮影済みのインスタントフイルムが排出
されるフイルム排出口27が設けられている。
【0014】フイルム装填部22の側方で撮影レンズ1
2の後方には、ファインダ光学系が内蔵されたファイン
ダ部28が設けられ、その接眼部にはアイカップ29が
取り付けられている。ファインダ部28の側壁面には、
オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモード
とを切り替える切替スイッチ30と、露出レベルを調節
する露出調整ボタン31と、セルフタイマーボタン32
と、ストロボモードボタン33と、撮影枚数やバッテリ
ー残量や各種モードが表示される液晶パネル34と、押
圧している間だけ通常のマルチビーム方式のオートフォ
ーカス(MB−AF)からシングルビーム方式のオート
フォーカス(SB−AF)へ切り替えるSB−AFボタ
ン35とが配列されている。
【0015】ストロボモードボタン33は、1回押圧す
るごとに、強制発光→逆光時の日中シンクロ→OFF→
小絞り発光(外部ストロボを装着,絞りF40)→開放
発光(外部ストロボを装着,絞りF12)→強制発光と
変化する。前記マルチビーム方式とは、撮影領域内の異
なる位置,例えば水平方向の3箇所に向けてビームを照
射し、最も近い位置で合焦したビームの位置が被写体位
置であるとするものである。なお、符号36は、マニュ
アル撮影時に使用されるフォーカスリングである。
【0016】図1において、撮影レンズ12の中間部に
は、レンズシャッタ38が設けられている。このレンズ
シャッタ38は、ファインダ光学系が構成されている場
合には、開放状態になっている。撮影レンズ12の下方
には、オートフォーカスモード時に測距データに応じて
フォーカスレンズを進退させ、ピント合わせを行うフォ
ーカスレンズ駆動装置39が設けられている。
【0017】撮影レンズ12の後方には、撮影レンズ1
2とともに実像式のファインダ光学系を構成する切替レ
ンズ41,第1焦点板42,リレーレンズ43,44,
第2焦点板45,凸レンズ46,接眼レンズ47及び2
枚の固定ミラー48,49が設けられている。なお、切
替レンズ41は、撮影時にファインダ光学系から退避さ
れる。
【0018】第1焦点板42とリレーレンズ43とは、
第1焦点板42にゴミやホコリ等が付着しないように、
防塵構造のボックス51に取り付けられている。このボ
ックス51内には、マニュアルフォーカス時に切替スイ
ッチ30に連動して光路内に挿入されるスプリットマイ
クロプリズム52が回動自在に取り付けられている。こ
のスプリットマイクロプリズム52は、図3に示すよう
に、スプリットイメージプリズム52aの周囲にドーナ
ッツ状にマイクロプリズム52bを設けたもので、周知
のように、合焦状態になるとスプリットイメージプリズ
ム52aでは上下の像が合致し、かつマイクロプリズム
52bでは鮮明な像となってピントの合った状態を明瞭
に把握できるようになっている。また、ボックス51の
前方には、ファインダ観察時にはファインダ光路から退
避しており、撮影時には第1焦点板42を覆って逆入射
光の撮影光路への侵入を防止する遮光板53が回動自在
に取り付けられている。
【0019】第2焦点板45を挟んでリレーレンズ44
を構成する一方の接合レンズ44aから凸レンズ46ま
では、防塵構造のボックス55に組み込まれており、第
2焦点板45にゴミやホコリ等が付着しないようになっ
ている。第2焦点板45は、図3に示すようなファイン
ダ視野を提供し、そのほぼ中央部には3ビーム方式の測
距エリアを表す2つのフォーカシングエリア56,57
が描かれている。実線で示したフォーカシングエリア5
6は、通常の撮影距離,例えば1m〜∞のときに使用さ
れ、点線で示したフォーカシングエリア57は、撮影距
離が例えば30cm〜1mの近距離撮影時に使用され
る。これは、測距ビームを放出するAF投光窓14が撮
影レンズ12と異なる位置にあるために、通常距離と近
距離とで、ファインダで観察している被写体の位置と測
距ビームが当たる被写体の位置とにずれ(パララック
ス)が生じるためである。
【0020】撮影光学系を示す図4において、ファイン
ダ光学系と撮影光学系とを切り替える切替ミラー60が
撮影レンズ12の背後に回動自在に取り付けられてい
る。この切替ミラー60は、通常は実線の位置にある
が、シャッタボタン20のレリーズ直後に回動されて破
線の位置に移動し、露光が終了したつぎの瞬間には元の
実線位置に復帰するいわゆるクイックリターン式ミラー
である。
【0021】切替ミラー60が実線の位置にあるとき
は、大型固定ミラー61との間にいわゆるZ光軸の撮影
光学系が形成される。インスタントフイルム62は35
mmフイルムに比べて大画面サイズであるから、標準レ
ンズである撮影レンズ12の焦点距離は、35mmフイ
ルムを使用するカメラのほぼ3倍の長焦点(例えば14
8mm)となり、光路長も2〜3倍の長さになる。Z光
軸光学系は、長い焦点距離の撮影レンズ12による長い
光路長をコンパクトに形成することができる。大型固定
ミラー61で反射された光は、インスタントフイルム6
2の感光面に結像される。
【0022】前記インスタントフイルム62は、インス
タントフイルムパック(以下フイルムパック)63の内
部に複数枚重ねられた状態で収納されており、背面から
バネによって押圧されている。撮影が終了すると、周知
のクロー部材によって押し出され、その先端が展開ロー
ラ(図示せず)まで達すると、これらに加圧されながら
移送され、外部に排出される。時間が経過するにつれ
て、展開ローラによって展開された現像処理液による現
像が進行し、所定時間が経過すると、被写体画像がイン
スタントフイルム62上に再現される。
【0023】以上のように構成されたカメラの作用を説
明する。ファインダ観察時には、レンズシャッタ38は
開放状態になっている。撮影レンズ12を被写体に向け
ると、被写体光は撮影レンズ12及びレンズシャッタ3
8を通過した後、切替レンズ41によって一旦第1焦点
板42に結像される。この被写体像は、リレーレンズ4
3を介して固定ミラー48で反射された後、リレーレン
ズ44を介して固定ミラー49で再び反射されて第2焦
点板45に結像される。そして、この像が凸レンズ46
及び接眼レンズ47を通して観察される。このファイン
ダ光学系は、正立実像式一眼レフファインダであり、極
めて明瞭に被写体像を観察することができる。
【0024】通常の撮影ではオートフォーカスモードに
セットされており、フォーカシングエリア56を被写体
に重ねると、AF投光窓14から被写体に向けて放出さ
れた赤外線ビームが被写体で反射し、AF受光窓15に
入射される。この往復時間がクオーツ時計によって計時
され、測距データが算出される。この測距データに基づ
いてフォーカスレンズ駆動装置39が駆動され、撮影レ
ンズ12のフォーカシングレンズが進退されて自動的に
ピント調節が行われる。
【0025】所望の被写体に合焦したら、シャッタボタ
ン20を半押ししてフォーカスロックする。次に、構図
を選定し、所望のタイミングでシャッタボタン20を全
押しすると、AE受光窓16で受光した被写体光によっ
て被写体輝度が測光される。これと同時に、一旦レンズ
シャッタ38が閉じられ、遮蔽板53が回動されて第1
焦点板42を覆い、切替レンズ41がファインダ光路か
ら退避され、切替ミラー60が破線位置から実線位置へ
回動されて、Z光軸の撮影光学系が構成される(図4参
照)。つぎの瞬間に、レンズシャッタ38が開放され、
撮影レンズ12から入射した被写体光は、切替ミラー6
0で反射されて大型固定ミラー61に導かれ、ここでさ
らに反射されてインスタントフイルム62の感光面に結
像される。この時、接眼レンズ47からの逆入射光が切
替ミラー60と鏡胴との隙間から撮影光路に侵入しよう
とするが、遮蔽板53によって防止される。
【0026】被写体の輝度データに基づいた露光時間が
経過してインスタントフイルム62の露光が完了すると
レンズシャッタ38が閉じられ、その直後に切替ミラー
60,切替レンズ41及び遮蔽板53は回動されて元の
位置に復帰する。この直後に、再びレンズシャッタ38
が開放状態に戻り、暗転していたファインダ像を再び観
ることができるようになる。これと同時に、露光済みの
インスタントフイルム62は展開ローラによってカメラ
外へ排出され、フイルムパック63の露光開口には新し
いインスタントフイルム62がフイルムパック63内の
バネ付勢によってセットされ、シャッタチャージ等の次
撮影の準備がなされて1回の撮影シーケンスが終了され
る。
【0027】なお、被写体輝度が所定の輝度レベルより
低い場合には、自動的にストロボ発光部24からストロ
ボ光が被写体に向けて発光される。このストロボ光は、
受光窓17の背後に配置されたセンサによって自動調光
される。また、1mより近い近距離撮影時には、ピント
合わせを行う被写体にフォーカシングエリア57を合わ
せるようにする。また、例えば60cmより近い近距離
撮影時にストロボ撮影すると、自動調光しても露光オー
バーとなるから、自動的にストロボ発光部24の前面に
拡散板26が被せられ、ストロボ光の光量が適正になる
ように調節される。
【0028】また、通常は、3ビーム方式の測距を行う
ようになっているが、撮影状況によってはSB−AFボ
タン35を押圧しながらシャッタボタン20を押圧する
ことにより、1ビーム測距方式の撮影を選択することも
できる。
【0029】オートフォーカスは30cm〜∞の範囲で
有効であるが、例えばクローズアップレンズ等を撮影レ
ンズ12の前端部に装着することにより、さらに大倍率
のマクロ撮影を行うことができる。この場合には、切替
スイッチ30を操作してオートフォーカスモードからマ
ニュアルフォーカスモードに切り替える。この操作に連
動して、ファインダ視野内にはスプリットマイクロプリ
ズム52が挿入されから、フォーカスリング36を操作
して例えば9.5cmまでピント調節を行うことができ
る。また、この時、レンズシャッタ38の絞り値は、強
制的に小絞りF40にセットされ、内蔵ストロボはOF
F,かつ外部ストロボが使用可能になる。また、マクロ
用の外部ストロボを装着した場合には、自動的にマニュ
アルフォーカスモードに切り替わり、内蔵ストロボはO
FF,レンズシャッタ38の絞り値は小絞りF40にセ
ットされる。
【0030】以上説明した実施例では、撮影レンズの焦
点距離やオートフォーカスの連動範囲等に関して種々の
数値をあげて説明したが、本発明はこれらの数値に限定
されないのは勿論である。また、マニュアルフォーカス
モード時の焦点合わせ補助部材として、スプリットマイ
クロプリズムを用いたが、スプリットイメージプリズム
やマイクロプリズムだけのものでもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の一眼レフカメラに
よれば、切替ミラー,切替レンズをそれぞれ独立して駆
動させるとともに、撮影時には遮蔽板をファインダ光学
系の光路に挿入するようにしたので、駆動系にかかる負
荷が少なくなって耐久性が向上する。また、逆入射光が
防止されて鮮明な画像を撮影することができる。また、
防塵構造になっている2つの焦点面を備えているため、
ファインダ画面にゴミやホコリが侵入することがなく、
常にクリアなファインダ画面を維持することができる。
また、マニュアルフォーカス時には、焦点合わせ補助部
材をファインダ画面内に挿入するようにしたので、マク
ロ撮影時にも確実,容易にピント調節を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファインダ光学系を示す説明図である。
【図2】カメラの外観を示す斜視図である。
【図3】ファインダ画面を示す概略図である。
【図4】撮影光学系を示す説明図である。
【符号の説明】
12 撮影レンズ 41 切替レンズ 42 第1焦点板 45 第2焦点板 51,55 ボックス 52 スプリットマイクロプリズム 53 遮蔽板 56,57 フォーカシングエリア 60 切替ミラー 62 インスタントフイルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの背後で撮影光束内に挿入さ
    れる撮影位置と撮影光束内から退避したファインダ観察
    位置との間で可動の切替ミラーと、この切替ミラーで反
    射された撮影光束をフイルム面に反射させる固定ミラー
    と、前記切替ミラーがファインダ観察位置にあるときに
    撮影光路内に挿入される切替レンズと、この切替レンズ
    が撮影光路内に挿入されることによって形成される実像
    式のファインダ光学系と、前記切替レンズの背後で撮影
    時にファインダ光学系の光路に挿入されてファインダ接
    眼部より入射する逆入射光を遮蔽するとともに、ファイ
    ンダ観察時にはファインダ光学系の光路から退避される
    遮蔽部材とを備えたことを特徴とする一眼レフカメラ。
  2. 【請求項2】 前記ファインダ光学系は、防塵構造にな
    っている2つの焦点面を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の一眼レフカメラ。
  3. 【請求項3】 撮影レンズの背後で撮影光束内に挿入さ
    れる撮影位置と撮影光束内から退避したファインダ観察
    位置との間で可動の切替ミラーと、この切替ミラーで反
    射された撮影光束をフイルム面に反射させる固定ミラー
    と、前記切替ミラーがファインダ観察位置にあるときに
    撮影光路内に挿入される切替レンズと、この切替レンズ
    が撮影光路内に挿入されることによって形成され、それ
    ぞれ防塵構造になっている2つの焦点面を有する実像式
    のファインダ光学系と、撮影時にはファインダ光学系の
    光路に挿入されてファインダ接眼部より入射する逆入射
    光を遮蔽するとともに、ファインダ観察時にはファイン
    ダ光学系の光路から退避される遮蔽部材と、前記撮影レ
    ンズの焦点合わせを自動的に行うオートフォーカスモー
    ドと手動で行うマニュアルフォーカスモードとのモード
    切り換えが可能なフォーカス機構と、前記ファインダ光
    学系の一方の焦点面内にマニュアルフォーカスモード時
    に挿入されて焦点合わせの補助になり、オートフォーカ
    スモード時には焦点面内から退避される焦点合わせ補助
    部材とを備えたことを特徴とする一眼レフカメラ。
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