JPH0764216A - ステレオ写真撮影装置 - Google Patents

ステレオ写真撮影装置

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JPH0764216A
JPH0764216A JP5213976A JP21397693A JPH0764216A JP H0764216 A JPH0764216 A JP H0764216A JP 5213976 A JP5213976 A JP 5213976A JP 21397693 A JP21397693 A JP 21397693A JP H0764216 A JPH0764216 A JP H0764216A
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stereo
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lens
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stereo adapter
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Shuji Yoneyama
修二 米山
Shinya Suzuka
真也 鈴鹿
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステレオアダプターをレンズシャッタカメラ
に装着して撮影する場合でも、観察されるファインダ視
野と実際の撮影範囲とに差異が生じないステレオ写真撮
影装置を提供すること。 【構成】 異なる視点から視た同一被写体による2つの
像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むためのステレ
オアダプターと、このステレオアダプターをその撮影レ
ンズ前端に装着可能なカメラとを有するステレオ写真撮
影装置において、ファインダ光路中に設けられ、通常撮
影視野とステレオ撮影視野のいずれか一方を選択的に設
定する視野形成手段;カメラへのステレオアダプターの
装着の有無を検出する検出手段;および、この検出手段
の検出結果に基づいて、前記視野形成手段による通常撮
影視野またはステレオ撮影視野の切替えを行なわせる切
替手段;を有するステレオ写真撮影装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオ写真撮影に使
用するステレオアダプター、およびこのステレオアダプ
ターを装着可能なカメラを有するステレオ写真撮影装置
に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】図27により、ステレオ
写真撮影装置の原理を説明する。撮影レンズ11の物体
側前方に装着されるステレオアダプター12には、撮影
レンズ11の光軸を中心として左右に所定の角度を有す
る第二反射ミラー13a、13bと、これら第二反射ミ
ラー13a、13bと略平行に第一反射ミラー14a、
14bとが配置されている。被写体15は、これら第一
および第二反射ミラー14a、14b、13a、13b
で二分割されて、撮影レンズ11により長さdの1撮影
駒(フィルム)16上に結像する。この撮影フィルム
は、二分割像15a、15bを左右の眼で別々に観察す
ることにより、立体像として観察される。
【0003】このステレオアダプター(以後「アダプタ
ー」と称す)をレンズシャッタカメラに装着して撮影を
する場合、ファインダ視野と実際の撮影範囲とが異な
り、即ち観察されるファインダ視野より実際の撮影範囲
が横方向で狭くなるので不都合が生じる。
【0004】また、このアダプターを使用して行なうス
テレオ写真撮影は、フィルム一撮影駒中の左右に同一被
写体を写し込む都合上、縦長の画面となるために臨場感
に乏しい場合がある。
【0005】また、従来のアダプターは、該アダプター
の構造上、特定の焦点距離に設定し、一定範囲の撮影距
離に被写体を置き、さらに絞りを一定の範囲内に設定す
る等、撮影条件に様々な制約があるため、AE(自動露
出)機構、AF(自動焦点)機構、PZ(パワーズー
ム)機構等を備えたレンズシャッタカメラ、特に全自動
のズームレンズ内蔵型レンズシャッタカメラには馴染ま
ず、このため従来、レンズシャッタカメラに装着できる
ものは存在しなかった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上述した従来の問題点に鑑み
てなされたもので、アダプターをレンズシャッタカメラ
に装着して撮影する場合でも、観察されるファインダ視
野と実際の撮影範囲とに差異が生じないステレオ写真撮
影装置を提供することを目的とする。
【0007】また本発明は、フィルム一撮影駒中の左右
に同一被写体を写し込むステレオ写真撮影でありなが
ら、臨場感のあるステレオ写真を提供することが可能で
あるステレオ写真撮影装置を提供することを目的とす
る。
【0008】また本発明は、AE機構、AF機構、PZ
機構等を備えたレンズシャッタカメラにアダプタを装着
して撮影する場合、ステレオ撮影に必要な撮影条件が自
動的に設定され、これによってAE機構、AF機構、P
Z機構等を備えたレンズシャッタカメラでのステレオ撮
影を可能とする、ステレオ写真撮影装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【発明の概要】本発明は、異なる視点から視た同一被写
体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込
むためのステレオアダプターと、このステレオアダプタ
ーをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有する
ステレオ写真撮影装置において、ファインダ光路中に設
けられ、通常撮影視野とステレオ撮影視野のいずれか一
方を選択的に設定する視野形成手段;カメラへのステレ
オアダプターの装着の有無を検出する検出手段;およ
び、この検出手段の検出結果に基づいて、前記視野形成
手段による通常撮影視野またはステレオ撮影視野の切替
えを行なわせる切替手段;を有することを特徴としてい
る。
【0010】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、ステレオアダプタ
ーは、該ステレオアダプターをカメラに装着した状態
で、カメラに設けられたファインダの前方に位置される
ステレオ撮影視野形成部材を一体に有することを特徴と
している。
【0011】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと;このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能であり、かつ撮
影画面のサイズを、標準サイズと、この標準サイズとは
縦横比の異なる横長サイズとの間で選択的に切替え可能
な画面サイズ切替え機構を備えたカメラと;を有するス
テレオ写真撮影装置において、カメラへのステレオアダ
プターの装着の有無を検出する検出手段;および、この
検出手段がカメラへのステレオアダプターの装着を検出
したとき、画面サイズ切替え機構を作動させて撮影画面
のサイズを横長サイズに切替える作動手段;を有するこ
とを特徴としている。
【0012】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、撮影レンズは、焦
点距離が可変であり、焦点距離を検出する焦点距離検出
手段を有し、ステレオアダプタは、前記同一被写体から
の被写体光を反射させる第一反射部材およびこの第一反
射部材により反射された前記被写体光を撮影レンズに向
けて反射させる第二反射部材を一対有し、前記第一反射
部材は、前記第二反射部材に対する前記被写体光の入射
角度を変更させるべく、撮影レンズ光軸と直交する方向
に延びる軸を中心に回動可能に設けられ、前記焦点距離
検出手段により検出された焦点距離に応じて、前記第一
反射部材を回動させて該第一反射部材の第二反射部材に
対する入射角度を変更させるように構成されていること
を特徴としている。
【0013】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、ステレオアダプタ
ーは、前記同一被写体からの被写体光を反射させる第一
反射部材およびこの第一反射部材により反射された前記
被写体光を撮影レンズに向けて反射させる第二反射部材
を一対有し、前記第一反射部材は、前記第二反射部材に
対する前記被写体光の入射角度を変更させるべく、撮影
レンズ光軸と直交する方向に延びる軸を中心に回動可能
に設けられ、前記第一反射部材の回動位置を検出する回
動位置検出手段を有しており、カメラは、被写体距離を
検出する測距手段を有し、この測距手段によって検出さ
れた被写体距離に応じて、前記第一反射部材を回動させ
て該第一反射部材の第二反射部材に対する入射角度を変
更させるように構成されていることを特徴としている。
【0014】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッ
タカメラとを有するステレオ写真撮影装置において、レ
ンズシャッタカメラは、被写体距離を検出する測距手
段;この測距手段により検出された被写体距離に応じて
撮影レンズを合焦させる合焦機構;レンズシャッタカメ
ラへのステレオアダプターの装着の有無を検出する検出
手段;および、この検出手段がレンズシャッタカメラへ
のステレオアダプターの装着を検出したとき、前記測距
手段により検出された被写体距離に所定の距離分を加算
し、この所定距離分加算された被写体距離に応じて前記
合焦機構に撮影レンズを合焦させる制御手段;を有する
ことを特徴としている。
【0015】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッ
タカメラとを有するステレオ写真撮影装置において、レ
ンズシャッタカメラは、その投光部から被写体に向けて
投光した赤外光をその受光部により受光することによっ
て被写体距離を検出する測距手段;この測距手段の受光
部前方に進退可能に設けられた、光路を偏向する光路偏
向部;この光路偏向部材を前記受光部前方に進退させる
進退手段;撮影レンズ前端に設けられ、レンズシャッタ
カメラへのステレオアダプターの装着の有無を検出する
検出手段;および、この検出手段がレンズシャッタカメ
ラへのステレオアダプターの装着を検出したとき、前記
進退手段を作動させて前記光路偏向部材を前記受光部前
方に進出させる作動手段;を有することを特徴としてい
る。
【0016】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッ
タカメラとを有するステレオ写真撮影装置において、レ
ンズシャッタカメラは、その投光部から被写体に向けて
投光した赤外光をその受光部により受光することによっ
て被写体距離を検出する測距手段を有すること;およ
び、ステレオアダプターは、該ステレオアダプターをレ
ンズシャッタカメラに装着した状態で前記受光部前方に
位置される、光路を偏向する光路偏向部材を一体に有す
ること;を特徴としている。
【0017】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、カメラは、自動焦
点機構;カメラへのステレオアダプターの装着の有無を
検出する検出手段;および、この検出手段がカメラへの
ステレオアダプターの装着を検出したとき、前記自動焦
点機構により決定される撮影距離を、所定の撮影距離に
固定する撮影距離固定手段;を有することを特徴として
いる。
【0018】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、カメラは、自動露
出機構;カメラへのステレオアダプターの装着の有無を
検出する検出手段;および、この検出手段がカメラへの
ステレオアダプターの装着を検出したとき、前記自動露
出機構による絞りの大きさを、所定の絞り値以下に設定
する絞り値設定手段;を有することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説
明する。図1は、本発明を適用したカメラ20および該
カメラ20に装着されるアダプター100を示す斜視図
である。カメラ20は、AE機構、AF機構、PZ機
構、および画面サイズ切替え機構を備えた、ズームレン
ズ内蔵のレンズシャッタカメラである。図2は、カメラ
20の制御ブロックを示している。
【0020】カメラ20は、そのカメラボディ21の前
部に固定鏡筒22を一体に有しており、この固定鏡筒2
2内部には、ズーミングスイッチ36の操作に基づいて
カメラ20の前後方向に進退動するズーム鏡筒23が備
えられている。このズーム鏡筒23は、該ズーム鏡筒2
3に設けられたカムピン(図示せず)が、該ズーム鏡筒
23に嵌合するカム環26に形成されたカム溝26aに
係合し、カム環26がズームモーター28によって回動
されることにより進退動される公知の構成を有してい
る。同図中には図示されていないが、モーター28の駆
動ピニオン28aとカム環26の後端に形成された外周
ギヤ26cの間には、ギヤ列(図示せず)が介在してい
る。ズームモーター駆動回路27は、マイコン等からな
る制御手段120の制御よってズーム鏡筒23を所定の
焦点距離とするべく制御されるもので、カム環26の外
周に形成されたコードパターン26bと、このコードパ
ターン26bに摺接してカム環26の回動位置を検出す
るズームコードブラシ29によって、現在の焦点距離を
把握しながらズーム鏡筒23をズーミングさせるように
ズームモータ28を駆動する。
【0021】カメラボディ21の前壁21a上部には、
ファインダ対物窓31が設けられており、このファイン
ダ対物窓31の左右には、アクティブ式測距装置の赤外
線投光部32および赤外線受光部33が設けられてい
る。また前壁21aには、ストロボ発光部34、および
内部に測光センサー(図示せず)を備えた受光部35が
形成されている。
【0022】カメラボディ21上部には、その一側にレ
リーズ釦35が設けられており、またその後方には撮影
レンズの焦点距離を変更する前記ズーミングスイッチ3
6が設けられている。このズーミングスイッチ36は、
焦点距離を広角側に変更するワイドズームスイッチ36
aと、望遠側に変更するテレズームスイッチ36bとか
ら構成されている。また、カメラボディ21上部中央に
は、カメラ20に備わった画面サイズ切替え機構40
(図3〜図5)を動作させる画面サイズ切替えスイッチ
37が設けられている。このスイッチ37は、左右のス
ライド操作により、撮影画面を大小2つのサイズ、即ち
24mm×36mmの標準サイズと13mm×36mmの所謂パノラマサ
イズ(横長サイズ)の何れかに切替えるための操作スイ
ッチである。
【0023】図3は、カメラ20に設けられた前記画面
サイズ切替え機構40、およびファインダ光学系60を
示している。実像式のファインダ光学系60は、光学的
に対物側から、対物光学系としての移動レンズ61およ
び移動レンズ62と、正立光学系としての像正立プリズ
ム63と、標準サイズ撮影時の撮影範囲フレームを有す
る、標準サイズ撮影時の視野を規定する視野枠64と、
接眼光学系としての接眼レンズ65とを備えており、移
動レンズ61と移動レンズ62を所定の関係でファイン
ダ光軸Oに沿った前後方向に移動させることによってフ
ァインダ視野倍率を変倍可能な構成を有している。
【0024】視野枠64に対向する像正立プリズム63
の出射面と視野枠64との間に、画面サイズ切替え機構
40の構成部材である画面サイズ規制プレート43と一
体に形成された、パノラマサイズ撮影時の視野を規定す
るパノラマ視野枠41が進退可能な構成とされている。
このパノラマ視野枠41は、画面サイズ切替え機構40
によって撮影画面のサイズがパノラマサイズに切替えら
れた際、ファインダ視野のサイズも、パノラマサイズに
変更された撮影画面のサイズと対応するサイズに変更す
るべく、視野枠64によって規制されるファインダ視野
の上下一定幅を遮光するマスク部材である。以下、画面
サイズ切替え機構40について述べる。
【0025】図4および図5に示すように、カメラ20
の撮影開口19と対応させて設けられる画面サイズ切替
え機構40は、L字形状に形成した一対の画面サイズ規
制プレート42、43を有している。該画面サイズ規制
プレート42は、互いに直交するガイド部42aと画面
規制部42bを有しており、画面サイズ規制プレート4
3は、互いに直交するガイド部43aと画面規制部43
bを有している。画面サイズ規制プレート43はまた、
その上部一端から後方にオフセットさせた位置に、上述
したパノラマ視野枠41を一体に有している。このパノ
ラマ視野枠41には、パノラマサイズの撮影画面に対応
するサイズのファインダ視野を形成する開口41aが形
成されており、この開口41aの上下は、通常のファイ
ンダ視野の上下一定幅を遮光する遮光部41bとして形
成されている。
【0026】画面サイズ規制プレート42はそのガイド
部42aに、その長手方向に沿わせた直線ガイド溝42
cを有しており、この直線ガイド溝42cに、カメラボ
ディ21の固定部(図示せず)に固定した二本の案内ピ
ン49a、49bが嵌め込まれている。これにより、画
面サイズ規制プレート42は、該案内ピン49a、49
bと直線ガイド溝42cの嵌合関係によって、直線ガイ
ド溝42cの有効長の範囲で、撮影開口19の上下方向
に移動可能にガイドされている。
【0027】一対の画面サイズ規制プレート42、43
は、撮影開口19の縦方向の中心線B−Bと横方向の中
心線C−Cの交点Dに関して略点対称の関係となるよう
にそれぞれ配置されて、上記撮影開口19と対応させた
矩形開口を構成している。
【0028】画面サイズ規制プレート43はそのガイド
部43aに、その長手方向に沿わせた直線ガイド溝43
cを有しており、この直線ガイド溝43cに、カメラボ
ディ21の固定部(図示せず)に固定した二本の案内ピ
ン50a、50bが嵌め込まれている。これにより、画
面サイズ規制プレート43は、該案内ピン50a、50
bと直線ガイド溝43cの嵌合関係によって、直線ガイ
ド溝43cの有効長の範囲で、撮影開口19の上下方向
に移動可能にガイドされている。
【0029】また画面サイズ規制プレート42は、ガイ
ド部42aと画面規制部42bの交点部分に支持ピン5
1を有し、画面サイズ規制プレート43は、ガイド部4
3aの下端部に支持ピン55を有している。カメラボデ
ィ21の固定部(図示せず)に固定した回動支持ピン5
3により連動バー52が回動自在に支持されており、上
記支持ピン51と52に、該連動バー52の一端部の長
孔52aと他端部の長孔52bがそれぞれに嵌められて
いる。回動支持ピン53にはコイルばね54が巻き掛け
られており、このコイルばね54は、その一端部をカメ
ラボディ21の固定部(図示せず)に植設した係合ピン
55に、また他端部を連動バー52に植設した係合ピン
56に係合させている。これにより連動バー52は、常
時、回動支持ピン53を中心として図4の時計回り方向
に回動付勢力を受け、その自由状態において、直線ガイ
ド溝42cの上端部を案内ピン49aに当接させかつ直
線ガイド溝43cの下端部を案内ピン50bに当接させ
るまで回動する。また連動バー52と回動支持ピン53
は、画面サイズ規制プレート42の上下移動を、画面サ
イズ規制プレート43に、中心線B−Bに関する反対方
向への同じ上下移動量として伝えることができるよう
に、その形状および位置が設定されている。
【0030】一方、パノラマ視野枠41は、画面サイズ
規制プレート43が上方に位置する図4に示す状態で
は、視野枠64に対向する像正立プリズム63の出射面
と視野枠64との間のファインダ光路から退避して、フ
ァインダ視野のサイズを標準サイズに対応する通常のサ
イズとする。またパノラマ視野枠41は、画面サイズ規
制プレート43が下方に移動する図5に示す状態では、
この移動に伴って視野枠64に対向する像正立プリズム
63の出射面と視野枠64との間のファインダ光路に進
出し、その開口41aの上下に位置する遮光部41bを
ファインダ視野の上下に位置させて、ファインダ視野の
サイズを、パノラマサイズに対応する小ファインダ視野
サイズとする。
【0031】カメラボディ21の固定部(図示せず)に
は、画面サイズ切替えスイッチ37に基づいて制御手段
120(図2)により励磁と消磁に切換えられる電磁石
58が固定されており、連動バー52の該電磁石58と
対向する位置には、鉄片等のアマーチュア57が固定さ
れている。従って、電磁石58を励磁させれば、アマー
チュア57を吸着して連動バー52を図4の反時計回り
方向に回動させ、画面サイズ規制プレート42を図3の
状態から同図の上方向に移動させかつ画面サイズ規制プ
レート43を図4の状態から同図の下方向に移動させ
て、それぞれの画面規制部42bと43bを撮影開口1
9内に進出させて、画面サイズをパノラマサイズに切換
えることができる。
【0032】図1、図6および図7に示すように、ズー
ム鏡筒23の前端部23aとアダプター100は、公知
のバヨネットマウントを用いて互いに接続可能な構成を
有している。即ち、ズーム鏡筒23は、前端部23a外
周に、複数の係合爪24を有しており、アダプター10
0は、その後壁101にズーム鏡筒23の前端部23a
と接続するためのコネクタ部102を有している。この
コネクタ部102は、係合爪24の前面が当接するマウ
ント部111と、このマウント部111の若干後方に位
置し、係合爪24と同数個形成された係合爪110を有
している。これら複数の係合爪110をズーム鏡筒23
側の係合爪24と係合させることにより、カメラ20に
アダプター100を装着する構成とされている。
【0033】ズーム鏡筒23の前端部23aにはまた、
複数の電気接点ピン25が突出形成されている。これら
複数の電気接点ピン25は、ズーム鏡筒23の前端部2
3aをアダプター100に接続した際、コネクタ部10
2のマウント部111に形成された、対応する複数の電
気接点ランド112と電気的に接続される構成となって
いる。これら電気接点ピン25および電気接点ランド1
12は、ステレオアダプター装着検出部134によるカ
メラ20へのアダプター100の装着の有無の検出、ア
ダプター100に設けられたエンコーダー181による
ミラー角度情報のミラー用モーター駆動回路への伝達、
またアダプター100に設けられたミラー駆動モーター
に対するカメラ20側からの駆動電流供給のために設け
られている。
【0034】本発明によるカメラ20では、スイッチ3
7の操作より撮影画面のサイズがパノラマサイズに切り
替えられるか、またはステレオアダプター装着検出部1
34がアダプター100の装着を検知すると、画面サイ
ズ切替え機構40の電磁石58を励磁させて撮影画面の
サイズをパノラマサイズに切替える。この制御は、制御
手段120により行なわれる。この構成によれば、ステ
レオ写真撮影の際、標準サイズのフィルム一撮影駒中の
左右に同一被写体を写し込み、左右の像が縦長の画面と
して形成される従来のステレオ写真撮影(図8)に比
し、左右それぞれの被写体像が横長の画面として形成さ
れるため、臨場感のあるステレオ写真(図9)を得るこ
とができる。なお、この構成は、レンズシャッタカメラ
に限らず、一眼レフカメラにも応用可能である。
【0035】カメラ20は、図10に示すステレオ視野
切替え機構140を有している。このステレオ視野切替
え機構140は、カメラボディ20内のファインダ光学
系60の近傍に設けられており、パノラマ視野枠41に
隣接させかつパノラマ視野枠41と平行させて位置され
たステレオ視野プレート141を有している。なお、こ
のステレオ視野切替え機構140は、図3には図示され
ていない。
【0036】このステレオ視野プレート141は、上下
方向に穿設された一対の直線案内溝143を有してお
り、これら直線案内溝143に嵌入された、カメラボデ
ィ21の固定部(図示せず)に固定された案内ピン14
4によって、直線案内溝143の長さの範囲内で上下方
向に移動可能に支持されている。ステレオ視野プレート
141の一側部の係合部145と、カメラボディ21の
固定部(図示せず)に植設された係合ピン147との間
に引張ばね146が掛け止めされており、これによりス
テレオ視野プレート141は、引張ばね146の作用に
より常時下方に付勢されている。ステレオ視野プレート
141はまた、ファインダ光路に進退可能である遮光部
(ステレオ撮影視野形成部材)142を有しており、こ
の遮光部142には、ステレオ写真撮影時の撮影画面サ
イズ即ちフィルム面上横並びに2つ形成される同一被写
体による像のいずれか一方の画面サイズに対応するサイ
ズのファインダ視野を形成する開口142aが形成され
ている。
【0037】カメラボディ21の固定部(図示せず)に
は、ステレオアダプター装着検出部134がアダプター
100の装着を検知すると、この検知に基づいて制御手
段120により励磁される電磁石149が固定されてお
り、ステレオ視野プレート141の該電磁石149と対
向する位置には、鉄片等のアマーチュア148が固定さ
れている。この構成により、電磁石149が消磁された
状態では、ステレオ視野プレート141が、遮光部14
2をファインダ光路から退避させた図10に示す下方位
置に位置され、電磁石149が励磁されると、該電磁石
149が引張ばね146に抗してアマーチュア148を
吸着し、遮光部142をファインダ光路に進出させる図
10の二点鎖線で示す位置Qまで移動させて、ファイン
ダ視野をステレオ写真撮影時の撮影画面サイズに対応す
るサイズのファインダ視野に切替える。
【0038】したがって、図12に示すように撮影画面
サイズが標準サイズ時のファインダ視野Vに対して、パ
ノラマ視野枠41およびステレオ視野プレート141の
遮光部142がオーバーラップするため、開口41aの
上下端と開口142aの左右端により規制される図中斜
線AVで示される部分がステレオ写真撮影の際のファイ
ンダ視野として視認される。よって、この構成によれ
ば、ステレオ写真撮影をする場合、ファインダ視野と実
際の撮影画面とが対応するので、ステレオ撮影において
実際の撮影範囲を誤認することが無くなる。
【0039】上述のステレオ視野切替え機構140に代
えて、例えば図14に示すように、アダプター100の
上部後方から後方(カメラ20側)に向けて突出形成し
た、ステレオ写真撮影時のファインダ視野を規定する遮
光部材(ステレオ撮影視野形成部材)103を該アダプ
ター100と一体に形成する構成としてもよい。この遮
光部材103は、アダプター100をカメラ20に装着
した状態で、その中央部に開口104aが形成された遮
光板部104がカメラ20のファインダ対物窓31前方
に位置され、開口104aが、上記遮光部142の開口
142aと同様の役割を果たす。遮光板部104は、ズ
ーム鏡筒23を固定鏡筒22内に最も収納させた状態
で、ファインダ対物窓31に接触せずかつファインダ対
物窓31に極めて近接した位置に位置されるように形成
されている。
【0040】以上では、ステレオ撮影視野形成部材の具
体例として、遮光部材103および遮光部142を挙げ
たが、ステレオ撮影視野形成部材はこれらの具体例に限
定されない。ステレオ撮影視野形成部材は、要するに、
ステレオ写真撮影時の撮影画面に対応するファインダ視
野範囲を視覚的に撮影者に認識させるものであればよ
い。例えば、視野枠64上のステレオ写真撮影時の撮影
範囲外を液晶でマスキングし、ステレオアダプター装着
検出部134がアダプター100の装着を検知しない場
合には、上記液晶部分に通電せず該液晶部分を透光状態
とし、ステレオアダプター装着検出部134がアダプタ
ー100の装着を検知する場合には、上記液晶部分に通
電して該液晶部分を不透光または半透光状態とする構成
としてもよく、また、ステレオ写真撮影時の撮影範囲を
示す撮影範囲フレームが描かれた透明板をファインダ光
路内に進退可能に設けて、ステレオアダプター装着検出
部134がアダプター100の装着を検知しない場合に
は、上記透明板をファインダ光路内から退避させ、ステ
レオアダプター装着検出部134がアダプター100の
装着を検知する場合には、上記透明板をファインダ光路
内に進出させる構成としてもよい。
【0041】カメラ20はまた、図11に示すステレオ
視野変倍機構150を有している。このステレオ視野変
倍機構150は、ステレオ視野切替え機構140と同様
に、カメラボディ20内のファインダ光学系60の近傍
に設けられており、視野枠64と接眼レンズ65の間の
ファインダ光路内に進退する変倍レンズ152を有して
いる。なお、このステレオ視野変倍機構150は、図3
には図示されていない。
【0042】変倍レンズ152は、図12に示すファイ
ンダ視野AVをファインダ視野V程度の大きさまで拡大
して観察するための所謂増倍レンズであり、レンズ枠1
53によって支持されている。このレンズ枠153は、
上下方向に移動可能な被動プレート151に固定されて
いる。この被動プレート151は、上下方向に穿設され
た一対の直線案内溝154を有しており、これら直線案
内溝154に嵌入された、カメラボディ21の固定部
(図示せず)に固定された案内ピン155によって、直
線案内溝154の長さの範囲内で上下方向に移動可能に
支持されている。被動プレート141の一側部の係合部
156と、カメラボディ21の固定部(図示せず)に植
設された係合ピン158との間に引張ばね157が掛け
止めされており、これにより被動プレート151は、引
張ばね157の作用により常時下方に付勢されている。
【0043】カメラボディ21の固定部(図示せず)に
は、ステレオアダプター装着検出部134がアダプター
100の装着を検知すると、この検知に基づいて制御手
段120により励磁される電磁石160が固定されてお
り、被動プレート151の該電磁石160と対向する位
置には、鉄片等のアマーチュア159が固定されてい
る。この構成により、電磁石160が消磁された状態で
は、被動プレート151が、変倍レンズ152をファイ
ンダ光路から退避させた図11に示す下方位置に位置さ
れ、電磁石160が励磁されると、該電磁石160が引
張ばね157に抗してアマーチュア159を吸着し、変
倍レンズ152をファインダ光路に進出させる図11の
二点鎖線で示す位置Rまで移動させて、ファインダ視野
AVを拡大する。
【0044】このステレオ視野変倍機構150によれ
ば、ステレオ撮影時、図12に示すようにファインダ視
野Vに比して小さく形成されるファインダ視野AVを、
変倍レンズ152により拡大して観察できるので、ステ
レオ写真撮影時のファインダ視野をより見易くすること
ができる。
【0045】上述のステレオ視野変倍機構150に代え
て、図13に示すように、視野枠64と接眼レンズ65
の間のファインダ光路内に常時位置しかつファインダ光
軸Oに沿って移動可能な可動変倍レンズ161を設け、
この可動変倍レンズ161と接眼レンズ65によって接
眼光学系を構成し、ステレオアダプター装着検出部13
4がアダプター100の装着を検出したとき、一点鎖線
で示す駆動機構162を作動させて可動変倍レンズ16
1をファインダ光軸Oに沿って所定距離移動し、ファイ
ンダ視野Avを拡大して観察する構成としてもよい。
【0046】撮影画面のサイズがパノラマサイズでかつ
ステレオ写真撮影の場合における撮影画面(図9に示す
左右いずれか一方の画面)の縦横比は、標準サイズの縦
横比と近似する(標準サイズの撮影画面の縦横比は、
24:36=2:3 であり、撮影画面のサイズがパノ
ラマサイズでかつステレオ写真撮影の場合における撮影
画面の縦横比は、 13:18≒2:3 である)。上
述の実施例では、パノラマ視野枠41およびステレオ視
野プレート141によって、撮影画面のサイズをパノラ
マサイズとしたステレオ写真撮影の場合におけるファイ
ンダ視野Avを形成し、このファインダ視野Avを変倍
レンズ152または可動変倍レンズ161によって拡大
して観察する構成としたが、標準サイズの撮影画面の縦
横比と、撮影画面のサイズがパノラマサイズでかつステ
レオ写真撮影の場合における撮影画面の縦横比とが近似
することから、パノラマ視野枠41、ステレオ視野プレ
ート141、変倍レンズ152または可動変倍レンズ1
61等を用いることなく、ステレオ写真撮影の際に、単
にファインダの対物レンズの焦点距離を所定倍すること
で同様の効果を得ることができる。この構成では、撮影
レンズの焦点距離が35mmの場合には、同撮影レンズの焦
点距離70mmの視野に相当するようにファインダの対物レ
ンズの焦点距離を設定すればよい。即ち、ステレオ写真
撮影の際には、ファインダの対物レンズの焦点距離を、
通常撮影の際の2倍に設定すればよい。この構成を有す
る実施例を以下に幾つか挙げる。
【0047】上述のステレオ視野変倍機構150または
可動変倍レンズ161を用いた機構に代えて、図15に
示すように、ファインダ光学系60の移動レンズ61お
よび移動レンズ62を、撮影光学系のズーム機構とは独
立して駆動するファインダ移動レンズ駆動機構170を
用いても同様の効果を得ることができる。この実施例で
は、パノラマ視野枠41は、画面サイズ規制プレート4
3とは別部材として設け、撮影画面のサイズがパノラマ
サイズでありかつステレオ写真撮影でない場合にのみフ
ァインダ光路中に進出させる構成とする。
【0048】このファインダ移動レンズ駆動機構170
は、ギヤ列171を介してファインダレンズ駆動モータ
ー172により図中の矢印X方向に移動されるカムプレ
ート173によって、移動レンズ61と62を所定の関
係で前後移動させる。移動レンズ61と62には、それ
ぞれカムピン61a、カムピン62aが形成されてお
り、これらカムピン61a、62aが、カムプレート1
73に形成されたカム溝174、175にそれぞれ係合
している。
【0049】カムプレート173には、ズームコード板
176が形成されている。このズームコード板176上
を、カメラボディ21の固定部(図示せず)に固定され
かつファインダモータ駆動回路178に接続されたズー
ムコードブラシ177が摺接することにより、ファイン
ダモーター駆動回路178は、現在のファインダ倍率を
検出することができる。ファインダモーター駆動回路1
78に接続する制御手段120は、ズーム鏡筒23のズ
ーミングによる撮影レンズの焦点距離の変更に連動さ
せ、移動レンズ61、62を移動して所定のファインダ
倍率となるようにファインダモーター駆動回路178を
制御する。
【0050】制御回路120は、ステレオ写真撮影以外
の撮影時、即ちステレオアダプター装着検出部134が
アダプター100の装着を検知しない場合には、ファイ
ンダモーター駆動回路178を、ファインダ視野が撮影
レンズによる撮影画面に対応するべく移動レンズ61、
62を移動するように制御し(通常制御)、他方ステレ
オアダプター装着検出部134がアダプター100の装
着を検知した場合には、ファインダモーター駆動回路1
78を、上記通常制御の際のファインダ倍率に所定の倍
率(上述したように約2倍が好ましい)を常時掛けた状
態で移動レンズ61、62を移動するように制御する。
したがって、この構成によっても、上述のステレオ視野
変倍機構150または可動変倍レンズ161を用いた機
構と同様の効果が得られる。
【0051】また、ファインダ移動レンズ駆動機構17
0に代えて、図16に示すように、アダプター100の
上部から後方(カメラ20側)に向けて突出形成した、
ファインダ視野増倍部材105を該アダプター100と
一体に形成する構成としてもよい。この実施例でも、上
記実施例と同様に、パノラマ視野枠41は、画面サイズ
規制プレート43とは別部材として設け、撮影画面のサ
イズがパノラマサイズでありかつステレオ写真撮影でな
い場合にのみファインダ光路中に進出させる構成とす
る。このファインダ視野増倍部材105は、アダプター
100をカメラ20に装着した状態で、その中央部に設
けられた変倍レンズ106がカメラ20のファインダ対
物窓31前方に位置される。この変倍レンズ106は、
ファインダの倍率を上げる増倍レンズであり、ファイン
ダ倍率を所定倍(約2倍)するものである。ファインダ
視野増倍部材105は、ズーム鏡筒23を固定鏡筒22
内に最も収納させた状態で、ファインダ対物窓31に接
触しない位置に形成されている。したがって、この構成
によっても、上述のステレオ視野変倍機構150または
可動変倍レンズ161を用いた機構と同様の効果が得ら
れる。
【0052】さらに、図11に示すステレオ視野変倍機
構150と同様の機構を用いて、変倍レンズ152を、
ファインダの対物レンズ即ち移動レンズ61、62によ
る焦点距離を所定倍(約2倍)とする変倍レンズに置き
換え、この変倍レンズを、ステレオ写真撮影の際に移動
レンズ61、62の前後または間のファインダ光路内に
進出させる構成としても同様の効果が得られる。この実
施例でも、上記実施例と同様に、パノラマ視野枠41
は、画面サイズ規制プレート43とは別部材として設
け、撮影画面のサイズがパノラマサイズでありかつステ
レオ写真撮影でない場合にのみファインダ光路中に進出
させる構成とする。
【0053】本発明による、ステレオ写真撮影時に撮影
画面のサイズをパノラマサイズに切替える構成では、ス
テレオ写真撮影時における撮影画角が、標準サイズにお
ける撮影時の撮影画角と比較して狭くなる。そこで、ス
テレオ写真撮影の切替えに連動させてストロボの照射角
を、ステレオ写真撮影時における撮影画角に対応させる
ように狭くする構成とすることで、ストロボ光を有効に
利用し、同様のストロボ発光量でステレオ写真撮影時の
ガイドナンバーを実質的に上げることができる。この構
成を有する実施例を以下に幾つか挙げる。
【0054】例えば、図17に示す、ストロボ装置21
0を備えた駆動機構200によって、ステレオ写真撮影
時のストロボの照射角をステレオ写真撮影時の撮影画角
に対応させるように狭くする構成とすることができる。
同図中、上述したファインダ移動レンズ駆動機構170
と同一部材には、同符号を付してある。この実施例での
カムプレート173’は、上記カムプレート173にス
トロボ用のカム溝211をさらに形成したもので、発光
管212を有しかつ撮影光軸と平行な方向に移動可能に
支持された反射傘213を、該反射傘213に固定され
たカムピン214および上記カム溝211を介して移動
させることができる。反射傘213は、カメラボディ2
1内部におけるストロボ発光部34に臨む位置に位置さ
れている。ストロボ発光部34と反射傘213の間に
は、発光管212からの光を集光するための凸フレネル
レンズ(図示せず)が、カメラボディ21の固定部(図
示せず)に固定されて設けられている。この実施例で
は、制御回路120は、ステレオアダプター装着検出部
134がアダプター100の装着を検知しない場合に
は、ファインダモーター駆動回路178を、ファインダ
視野およびストロボ装置210の照射角が撮影レンズに
よる撮影画面に対応するべく移動レンズ61、62およ
び反射傘213を移動するように制御し(通常制御)、
他方ステレオアダプター装着検出部134がアダプター
100の装着を検知した場合には、ファインダモーター
駆動回路178を、上記通常制御の際のファインダ倍率
に所定の倍率(約2倍)を常時掛けたした状態で移動レ
ンズ61、62を移動するように制御する(ステレオ制
御)。このステレオ制御により、ストロボ装置210の
照射角は、上記通常制御の際の照射角に比して常時狭く
(約1/2)され、よってストロボ装置210によるス
トロボ光を有効に利用でき、ステレオ写真撮影時のガイ
ドナンバーを実質的に上げることができる。
【0055】また、図18に示すように、アダプター1
00に、ストロボの照射角を狭くするフレネルレンズ1
08を備えた照射角変更部材107を一体に設ける構成
としてもよい。フレネルレンズ108は、ストロボの照
射角を約1/2にするものが好ましく、アダプター10
0をカメラ20に装着した場合にストロボ発光部34の
前方(物体側)に位置される。この構成によっても、ス
トロボ装置210によるストロボ光を有効に利用でき、
ステレオ写真撮影時のガイドナンバーを実質的に上げる
ことができる。
【0056】また、図19に示す照射角変更機構(照射
角変更手段)220を用いても、ステレオ写真撮影時の
ストロボの照射角をステレオ写真撮影時の撮影画角に対
応させるように狭くすることができる。この照射角変更
機構220は、上述のステレオ視野変倍機構150と実
質的に同様の機構を用いており、ステレオ視野変倍機構
150の変倍レンズ152が、この照射角変更機構22
0では、ストロボの照射角を約1/2に狭めるフレネル
レンズ221に置き換えられている。同図中、上述した
ステレオ視野変倍機構150と実質的に同一である部材
には、同符号を付してある。フレネルレンズ221は、
ステレオアダプター装着検出部134がアダプター10
0の装着を検知した場合に、ストロボ発光部34と、カ
メラボディ21内部に備わった、上記ストロボ発光部3
4に臨む反射傘(図示せず)との間に進出され(同図の
二点鎖線Sで示す位置)、ステレオアダプター装着検出
部134がアダプター100の装着を検知しない場合
に、上記発光部34と反射傘との間から退避される構成
とされる。図中のSOは、撮影光軸と平行に延びるスト
ロボ光軸である。この構成によっても、ストロボ装置2
10によるストロボ光を有効に利用でき、ステレオ写真
撮影時のガイドナンバーを実質的に上げることができ
る。
【0057】なお、上記実施例でのフレネルレンズ10
8および221は、凸レンズとしてもよい。
【0058】また、図20に示す照射角変更機構(照射
角変更手段)230を用いても、ステレオ写真撮影時の
ストロボの照射角をステレオ写真撮影時の撮影画角に対
応させるように狭くすることができる。この照射角変更
機構230は、ストロボ光軸SOと直交する方向(図中
の矢印T方向)に移動可能に支持されたカムプレート2
31を有している。このカムプレート231は、カメラ
ボディ21の外部に露出するスイッチ操作部232を有
しており、このスイッチ操作部232を撮影者がスライ
ド操作することによって矢印T方向に移動される。カム
プレート231はまた、所定の形状に形成されたカム溝
233を有しており、このカム溝233には、ストロボ
光軸SOに沿って前後方向に移動可能に支持されかつ発
光管233を有する反射傘234に形成された、カムピ
ン235が嵌まっている。ストロボ発光部34と反射傘
234の間には、発光管233からの光を集光するため
の凸フレネルレンズ(図示せず)が、カメラボディ21
の固定部(図示せず)に固定されて設けられている。以
上の構成により、撮影画面が標準サイズであるステレオ
写真撮影でない場合には、スイッチ操作部232を図中
のT2側に位置させた図20に示す状態、即ちストロボ
の照射角を標準サイズの撮影画面に対応させた状態(通
常状態)とし、撮影画面がパノラマサイズとされるステ
レオ写真撮影を行なう場合には、スイッチ操作部232
を図中のT1側に位置させて反射傘234をカム溝23
3のプロフィルに沿って後退させ、これによってストロ
ボの照射角をステレオ写真撮影の撮影画面に対応させた
状態(ステレオ状態)とする。このステレオ状態でのス
トロボの照射角は、上記通常状態における照射角の約1
/2にするのが好ましい。したがって、カム溝233
は、スイッチ操作部232を図中のT1側に位置させた
際にストロボの照射角が通常状態における照射角に比し
約1/2となるように、その形状が設定される。以上の
構成に加え、スイッチ操作部232の操作に連動させ
て、ステレオ写真撮影モードに切替わる構成とすれば、
ステレオ写真撮影モードでのストロボの照射角は、通常
状態における照射角に比し常時約1/2となる。したが
って、この構成によっても、ストロボ光を有効に利用で
き、ステレオ写真撮影時のガイドナンバーを実質的に上
げることができる。
【0059】また、図21に示す照射角変更機構(照射
角変更手段)240を用いても、ステレオ写真撮影時の
ストロボの照射角を狭くすることができる。ストロボ発
光部34に臨む、発光管241を備えた反射傘242
は、その前部にフレネルレンズ243を一体に有してい
る。このフレネルレンズ243と、カメラボディ21の
前壁21aに設けられたストロボ発光部34の間の上下
には、ストロボ光軸SOと直交する垂直方向に進退可能
に支持された一対の反射板244が設けられている。ス
テレオアダプター装着検出部134がアダプター100
の装着を検知しない場合には、一対の反射板244を二
点鎖線で示すファインダ光軸SOから退避させた位置に
位置させた状態、即ちストロボの照射角を標準サイズの
撮影画面に対応させた状態とし、ステレオアダプター装
着検出部134がアダプター100の装着を検知する場
合には、一対の反射板244を実線で示すファインダ光
軸SOに接近させた位置に位置させた状態として、ステ
レオ写真撮影時のストロボ照射角を狭くすることができ
る。
【0060】図22は、アダプター100の内部構造を
示している。一対の第一反射ミラー14a、14bは、
その軸心が該反射ミラー14a、14bの反射面上に位
置する回動軸183、184を有しており、この回動軸
183、184を軸として回動可能に備わっている。第
一反射ミラー14a、14bはまた、回転軸183、1
84と直交する扇形プレート185、186を一体に有
している。これら扇形プレート185、186の円弧形
状の端部には、ギヤ部185a、186aがそれぞれ形
成され、これらギヤ部185a、186aが互いに螺合
しており、これによって一対の第一反射ミラー14a、
14bは、撮影光軸POに対して線対称の関係で回動可
能に構成されている。
【0061】扇形プレート185には、第一反射ミラー
14aの後方に向かって突出する位置に、小扇形プレー
ト187が一体に形成されている。この小扇形プレート
187の円弧形状の端部には、ギヤ部187aが形成さ
れており、このギヤ部187aは、アダプター100の
固定部(図示せず)に固定されたミラー駆動モーター1
82の駆動ピニオン182aと螺合している。
【0062】扇形プレート185はまた、小扇形プレー
ト187と隣接する位置に、該扇形プレート185と一
体に回転する扇形板188を有している。この扇形板1
88は、エンコーダ181とともに公知のフォトインタ
ラプターを構成しており、したがってこれら扇形板18
8とエンコーダ181によって第一反射ミラー14a、
14bの回転量、即ち第二反射ミラー13a、13bに
対する第一反射ミラー14a、14bの入射角を検出で
きる。ミラー駆動モーター182とエンコーダ181
は、制御手段120によって制御される図2に示すミラ
ーモーター駆動回路180に接続されている。
【0063】制御手段120は、撮影距離と撮影レンズ
の焦点距離fとに応じて第一反射ミラー14a、14b
を回動させる制御を行なう。即ち、制御手段120は、
撮影レンズの焦点距離fに関して、図23に示すよう
に、第一、第二反射ミラー14a(14b)、13a
(13b)による偏角をθ1 ;結像面(フィルム面)F
における撮影レンズの光軸POから撮影画面の横方向で
の一方の端部までの長さをy;第一反射ミラー14a
(14b)と第二反射ミラー13a(13b)が成す角
度をψ;被写体は無限遠にあるとすると、 ψ=θ1 /2=(1/2)tan-1(y/2f)・・・ の式を満足するように、第一反射ミラー14a、14b
を回動させる(第一の制御)。
【0064】また制御手段120は、撮影距離に関し
て、被写体15から被写体光の第一反射ミラー14a
(14b)への入射点Iまでの距離Uが有限の場合、基
線長をL;距離Uによる偏角をθ2 ;とすると、 ψ=θ2 /2=(1/2)tan-1(L/2U)・・・ の式を満足するように、第一反射ミラー14a、14b
を回動させる(第二の制御)。
【0065】したがって、距離Uが有限の場合、制御手
段120は、上記第一および第二の制御を同時に行な
う。即ち、 ψ=(1/2)[tan-1(L/2U)+tan-1(y
/2f)] の式を満足するように、第一反射ミラー14a、14b
を回動させる。距離Uが略∞の場合には、制御手段12
0は、上記式のみを満足する制御を行なう。
【0066】反射ミラーが固定式の場合には、特定の焦
点距離でしか使用することができず、特定の焦点距離以
外で使用すると、フィルム一駒中に写し込まれる一対の
被写体像の位置が、該フィルム一駒の中央から外れてし
まう問題が生じるが、本発明によるアダプター100に
よれば、第一反射ミラー14a、14bを回動すること
により、複数の焦点距離におけるステレオ写真撮影が可
能となり、焦点距離の変化によって被写体像の位置が画
面中央から外れてしまうことがない。
【0067】さらに、反射ミラーが固定式の場合には、
被写体距離が変化すると、反射ミラーに対する被写体光
の入射角度が変化し、これに伴って像面で被写体像が移
動するため、仕上がったステレオ写真を公知のステレオ
ビューワーを用いて立体視しづらいという問題が生じる
が、本発明によるアダプター100によれば、被写体距
離が変化しても、反射ミラーに対する被写体光の入射角
度が変化しないので、撮影距離の変化によって像面で被
写体像が移動することがない。
【0068】カメラ20にアダプター100を装着した
場合には、アダプター100を装着しない場合に比し
て、撮影光路が延長されるため、制御手段120は、ス
テレオアダプター装着検出部134がアダプター100
の装着を検知した場合、図2に示す測距部122で算出
する撮影距離(被写体距離)OD(図24)に対して、
延長される光路長Eを加算した補正距離MDを用いるこ
とによりカメラ20に備わったAF回路(図示せず)に
フォーカス制御を行なわせる。上記延長される光路長E
は、E=e1+e2+e3−ODである。したがって、
MDは、MD=OD+Eとなる。なお、e1は変数であ
り、e1=U/cosφである。
【0069】測距装置を備えた通常のレンズシャッタカ
メラは、測距装置が撮影レンズとは別に設けられた、例
えばその投光部と受光部をカメラ本体前面に有するアク
ティブ式の測距装置を採用しているため、アダプター装
着時では光路長が長くなり、その延長された光路長分ピ
ントがずれてしまうという問題が生じるが、上記構成に
よれば、アダプター100をカメラ20に装着してステ
レオ写真を撮影する場合、光路長を延長したことによる
ピントずれを起こすことがない。
【0070】この制御手段120による上記フォーカス
制御に代えて、カメラ20にアダプター100を装着し
た場合に、赤外線受光部33の前方または赤外線受光部
33後方(カメラボディ21内部)に位置する受光素子
(図示せず)の前方に、光路偏向手段としてのプリズム
(図示せず)を位置させる構成としてもよい。このプリ
ズム(光路偏向部材)を設ける具体的な構成としては、
例えば、前壁21aの赤外線受光部33前面に公知の手
段(例えば、前壁21a側に係合溝を形成し、前記プリ
ズム側に該係合溝に嵌入可能な係合ピンを形成する)に
よって上記プリズムを着脱可能に設け、アダプター10
0のカメラ20への装着に応じて、撮影者が自身の手に
よって上記プリズムの装着および着脱を適宜に行なう。
【0071】また他の構成として、アダプター100を
カメラ20に装着した際、赤外線受光部33の前方に上
記プリズムの出射面が位置するように、該プリズムをア
ダプター100の上面に固定して設ける構成としてもよ
い。さらに他の構成としては、図10や図11に示す電
磁石を用いたステレオ視野切替え機構140やステレオ
視野変倍機構150と同様の機構を用いることによっ
て、ステレオアダプター装着検出部134によるアダプ
ター100の装着、脱着の検知に連動させて、カメラボ
ディ21内部における上記受光素子に(図示せず)の前
方に、上記プリズムを進出、退避させる構造としてもよ
い。さらには、上記プリズムを用いる代りにレンズを用
いてもよい。
【0072】ステレオ写真撮影で立体感が得られる撮影
距離は、図27に示す第一反射ミラー14aの中心から
第一反射ミラー14bの中心までの基線長Lにより定ま
り、基線長Lの約20倍から約60倍以内の距離に被写
体を位置させて撮影することが立体感を得るのに好まし
い。このことから、本発明の制御手段120はまた、ス
テレオアダプター装着検出部134がアダプター100
の装着を検知した場合には、カメラ20内部に設けられ
たAF・AEユニット121(図2)により決定される
撮影距離(被写体距離)を、所定の撮影距離ODp に固
定する。この所定撮影距離ODp は、基線長Lの長さに
より決定されるもので、基線長Lの20から60倍の長
さとされる。したがって、制御手段120は、基線長L
の長さが7cmの場合、所定撮影距離ODp を例えば14
0cm〜420cmの範囲内の所定の撮影距離に固定するよ
うにAF・AEユニット121を制御する。上述したよ
うに、ステレオ写真撮影では、立体感の得られる撮影範
囲は限られているため、このように撮影距離を固定する
構成としても実用上差し支えない。
【0073】従来のステレオ写真撮影装置では、立体感
が得られる撮影範囲は限られているにもかかわらず、カ
メラがAF機構を備えている場合、その限られた撮影範
囲内外の全域に亘って測距を行なってしまうという問題
が起こるが、本発明の上記構成によればこの問題点が改
善され、アダプター100の装着時、測距部122によ
る撮影距離の検出およびAF・AEユニット121によ
る焦点調節制御に係る負担が軽減される。
【0074】制御手段120はまた、ステレオアダプタ
ー装着検出部134がアダプター100の装着を検知し
た場合には、所定の絞り値Fp (例えばF6.7)に固
定、または該所定の絞り値Fp 以上とするように、AF
・AEユニット121を制御する。ステレオ撮影では、
立体感を得るために近景から遠景まで広範囲でピントが
合っていることが望ましい。カメラがAE機構を備えて
いる場合、開放絞りに設定されると、被写界深度が浅く
なり、立体感に乏しいステレオ写真になるという問題が
生じるが、本発明のこの構成によれば、ステレオ写真撮
影時、常に被写界深度が深くなるため、近景から遠景ま
で広くピントが合った立体感のあるステレオ写真が得ら
れる。この構成は、レンズシャッタカメラに限らず、一
眼レフカメラにも応用可能である。
【0075】上記実施例でのカメラ20はレンズシャッ
タカメラであるが、アダプター100を一眼レフカメラ
(図示せず)に装着した場合、図25に示すように、フ
ァインダ視野V’内の左右の像の境界は不明瞭に視認さ
れるので(図中のNCは、不明瞭に視認される箇所)、
本発明による一眼レフカメラ(図示せず)では、アダプ
ター100の一眼レフカメラへの装着に連動させて、図
26に示すようにファインダ視野V’内の左右の像の境
界に視野枠190を設ける構成とすることができる。こ
の構成における一眼レフカメラのアダプター100の装
着検出は、上述したカメラ20と同様の検出手段を用い
て行なうことができる。また視野枠190を設ける具体
的な構造としては、例えば、視野枠190をフォーカシ
ングスクリーン(図示せず)上に設けた液晶表示部とし
て構成し、アダプター100の装着が検知される場合に
は該液晶部に通電を行なって該液晶部部分を不透光状態
とし、アダプターの装着が検知されない場合には、該液
晶部に通電を行なわずに該液晶部部分を透明の透光可能
状態とすることが可能である。
【0076】また視野枠190を設ける他の具体的な構
造として、アダプター100の一眼レフカメラへの装着
および着脱に連動させて、フォーカシングスクリーン
(図示せず)上に、棒状部材等として構成した視野枠1
90をメカ的に進出および退避させる構成としてもよ
い。この構成によれば、アダプターを一眼レフカメラに
装着して撮影する場合、ファインダ視野内の観察される
左右2つの被写体像の境界が明瞭に視認することができ
る。
【0077】ステレオ写真撮影によって仕上がった写真
では、フィルム一駒中に写し込まれる2つの被写体像間
の境界が非常に不明瞭である。写真がプリントされると
きは、通常、フィルムに撮影された被写体の全範囲はプ
リントされず、この全範囲の縁の部分がカットされた狭
い範囲しかプリントされない。プリントされた写真が左
右方向即ちフィルムの走行方向に関してどちらか一方に
偏ってプリントされていると、2つの被写体像間の境界
が写真中央からずれる結果となる。境界が明確に視認で
きれば、この境界を目安に、公知のステレオビューワー
に適切にセットすることができ、よって適切に立体写真
を観察し易くなる。この、従来不明瞭であった2つの被
写体像間の境界を明確にするために、例えば、この境界
の位置に対応するフィルム圧板上の位置に、フィルムの
走行方向と直交する方向に延びる発光部を設け、ステレ
オ写真撮影のときはフィルム一駒撮影後この発光部を発
光させて、該フィルム一駒における2つの被写体像間の
境界を明確に視認させることができる。
【0078】他の方法として、フィルムの直前に透明板
を設け、境界の位置に対応するこの透明板上の位置に、
フィルムの走行方向と直交する方向に延びる液晶遮光部
を設けて、ステレオ写真撮影以外のときは、この液晶遮
光部に通電せず該液晶遮光部を透光状態とし、ステレオ
写真撮影のときには、フィルム一駒撮影中この液晶遮光
部に通電して該液晶遮光部を非透光状態とすれば、該フ
ィルム一駒における2つの被写体像間の境界を明確に視
認させることができる。
【0079】なお、本実施例では、画面サイズ切替え機
構40によって切替えられる横長サイズとしての撮影画
面のサイズをパノラマサイズとしているが、他のサイ
ズ、例えば所謂ハイビジョンサイズとする構成としても
よい。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明のステレオ写真撮影
装置は、ステレオ写真撮影の際、ステレオ写真撮影に必
要な種々の撮影条件等を撮影者の手を煩わせることなく
自動的に設定するものであるから、ステレオ写真撮影に
熟練していないビギナーの撮影者でも、気軽に立体感の
あるステレオ写真を得ることができる。
【0081】本発明のステレオ写真撮影装置によれば、
ファインダ光路中に設けられ、通常撮影視野とステレオ
撮影視野のいずれかを選択的に設定する視野形成手段、
カメラへのステレオアダプターの装着の有無を検出する
検出手段、およびこの検出手段の検出結果に基づいて、
前記視野形成手段による通常撮影視野またはステレオ撮
影視野の切替えを行なわせる切替手段を設ける構成とし
たので、アダプターをレンズシャッタカメラに装着して
撮影する場合でも、観察されるファインダ視野と実際の
撮影範囲とに差異が生じるという不都合がなくなる。
【0082】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、ステレオアダプターをカメラに装着した状態で、カ
メラに設けられたファインダの前方に位置されるステレ
オ撮影視野形成部材をステレオアダプターに一体に形成
する構成としたので、アダプターをレンズシャッタカメ
ラに装着して撮影する場合でも、観察されるファインダ
視野と実際の撮影範囲とに差異が生じるという不都合が
なくなる。
【0083】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、カメラへのステレオアダプターの装着の有無を検出
する検出手段、およびこの検出手段がカメラへのステレ
オアダプターの装着を検出したとき、画面サイズ切替え
機構を作動させて撮影画面のサイズを横長サイズに切替
える作動手段を設ける構成としたので、フィルム一撮影
駒中の左右に同一被写体を写し込むステレオ写真撮影で
ありながら、臨場感のあるステレオ写真を得ることがで
きる。
【0084】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、焦点距離検出手段により検出された焦点距離に応じ
て、第一反射部材を回動させて該第一反射部材の第二反
射部材に対する入射角度を変更させるように構成したの
で、複数の焦点距離におけるステレオ写真撮影が可能で
あり、焦点距離の変化によって被写体像の位置が画面中
央から外れてしまうことがない。
【0085】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、測距手段によって検出された被写体距離に応じて、
第一反射部材を回動させて該第一反射部材の第二反射部
材に対する入射角度を変更させるように構成したので、
被写体距離が変化しても、反射ミラーに対する被写体光
の入射角度が変化せず、したがって、撮影距離の変化に
よって像面で被写体像が移動することがない。
【0086】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、検出手段がレンズシャッタカメラへのステレオアダ
プターの装着を検出したとき、測距手段により検出され
た被写体距離に所定の距離分を加算し、この所定距離分
加算された被写体距離に応じて合焦機構に撮影レンズを
合焦させる構成としたので、アダプターをレンズシャッ
タカメラに装着する場合において、光路長の延長による
ピントずれを起こすことがない。
【0087】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、検出手段がレンズシャッタカメラに対するステレオ
アダプターの装着を検出したとき、進退手段を作動させ
て光路偏向部材を測距手段の受光部前方に進出させる構
成としたので、アダプターをレンズシャッタカメラに装
着する場合において、光路長の偏向によるピントずれを
起こすことがない。
【0088】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、レンズシャッタカメラは、その投光部から被写体に
向けて投光した赤外光をその受光部により受光すること
によって被写体距離を検出する測距手段を有し、ステレ
オアダプターは、該ステレオアダプターをレンズシャッ
タカメラに装着した状態で前記受光部前方に位置され
る、光路を偏向する光路偏向部材を一体に有する構成と
したので、アダプターをレンズシャッタカメラに装着す
る場合において、光路長の延長によるピントずれを起こ
すことがない。
【0089】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、検出手段がカメラに対するステレオアダプターの装
着を検出したとき、自動焦点機構により決定される撮影
距離を、所定の撮影距離に固定する構成としたので、ス
テレオ撮影時、自動焦点機構による焦点調節を行なう必
要が無くなるので測距手段や焦点調節制御に係る負担が
軽減される。
【0090】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、検出手段がカメラに対するステレオアダプターの装
着を検出したとき、自動露出機構による絞りの大きさ
を、所定の絞り値以下に設定する構成としたので、ステ
レオ写真撮影において常に立体感のあるステレオ写真撮
影を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカメラおよびステレオアダプ
ターを示す斜視外観図である。
【図2】同カメラの制御ブロックを示す図である。
【図3】同カメラに設けられたファインダ光学系および
画面サイズ切替え機構を示す斜視図である。
【図4】画面サイズ切替え機構を示す、標準サイズに切
替えた状態での正面図である。
【図5】同画面サイズ切替え機構を示す、パノラマサイ
ズに切替えた状態での正面図である。
【図6】ステレオアダプターをその背面から見た斜視外
観図である。
【図7】同ステレオアダプターとズーム鏡筒との接続構
造を示す平面断面図である。
【図8】左右の像が縦長の画面として形成される従来の
ステレオ写真撮影による撮影画面を示す図である。
【図9】左右それぞれの被写体像が横長の画面として形
成される本発明でのステレオ写真撮影による撮影画面を
示す図である。
【図10】ステレオ視野切替え機構を示す斜視図であ
る。
【図11】ステレオ視野変倍機構を示す斜視図である。
【図12】ファインダ視野の様子を示す説明図である。
【図13】ステレオ視野変倍機構の他の実施例を示す斜
視図である。
【図14】ステレオ撮影視野形成部材を一体に備えたス
テレオアダプターおよびこのステレオアダプターが装着
されるカメラを示す斜視外観図である。
【図15】ファインダ移動レンズ駆動機構を示す斜視図
である。
【図16】変倍レンズを一体に備えたステレオアダプタ
ーおよびこのステレオアダプターが装着されるカメラを
示す斜視外観図である。
【図17】照射角が可変のストロボ装置を備えた駆動機
構を示す斜視図である。
【図18】照射角変更部材を一体に備えたステレオアダ
プターおよびこのステレオアダプターが装着されるカメ
ラを示す斜視外観図である。
【図19】照射角変更手段の実施例を示す斜視図であ
る。
【図20】照射角変更手段の他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図21】照射角変更手段の他の実施例を示す説明図で
ある。
【図22】ステレオアダプターの内部構造を示す上面図
である。
【図23】撮影距離および焦点距離に応じて回動される
第一反射ミラーの第二反射ミラーに対する位置関係を説
明するための図である。
【図24】ステレオアダプターにより光路長が延長され
る状態を説明するための図である。
【図25】従来の一眼レフカメラを用いたステレオ写真
撮影によるファインダ視野の様子を示す図である。
【図26】本発明での一眼レフカメラを用いたステレオ
写真撮影によるファインダ視野の様子を示す図である。
【図27】ステレオ写真撮影装置の原理を説明する説明
図である。
【符号の説明】
13a、13b 第二反射ミラー 14a、14b 第一反射ミラー 20 カメラ 22 固定鏡筒 23 ズーム鏡筒 24 係合爪 25 電気接点ピン 26 カム環 40 画面サイズ切替え機構 41 パノラマ視野枠 60 ファインダ光学系 100 ステレオアダプター 102 コネクタ部 103 遮光部材(ステレオ撮影視野形成部材) 104 遮光板部 104a 開口 106 変倍レンズ 107 照射角変更部材 108 フレネルレンズ 110 係合爪 111 マウント部 112 電気接点ランド 140 ステレオ視野切替え機構 142 遮光部(ステレオ撮影視野形成部材) 142a 開口 150 ステレオ視野変倍機構 152 変倍レンズ 160 可動変倍レンズ(変倍レンズ) 170 ファインダ移動レンズ駆動機構 181 エンコーダ 182 ミラー駆動モーター 190 視野枠 200 駆動機構 210 ストロボ装置 212 発光管 213 反射傘 220 照射角変更機構(照射角変更手段) 221 フレネルレンズ 230 照射角変更機構(照射角変更手段) 231 カムプレート 232 スイッチ操作部 240 照射角変更機構(照射角変更手段) 244 反射板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項20
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項21
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項22
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項26
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、撮影レンズは、焦
点距離が可変であり、ステレオ写真撮影装置は、焦点距
離を検出する焦点距離検出手段を有し、ステレオアダプ
タは、前記同一被写体からの被写体光を反射させる第一
反射部材およびこの第一反射部材により反射された前記
被写体光を撮影レンズに向けて反射させる第二反射部材
を一対有し、前記第一反射部材は、前記第二反射部材に
対する前記被写体光の入射角度を変更させるべく、該第
一反射部材の反射面を通り、かつ該反射面への入射光軸
と該反射面からの反射光軸とを含む面に対して垂直に延
びる軸を中心に回動可能に設けられ、前記焦点距離検出
手段により検出された焦点距離に応じて、前記第一反射
部材を回動させて該第一反射部材により反射された被写
体光の第二反射部材に対する入射角度を変更させるよう
に構成されていることを特徴としている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、ステレオアダプタ
ーは、前記同一被写体からの被写体光を反射させる第一
反射部材およびこの第一反射部材により反射された前記
被写体光を撮影レンズに向けて反射させる第二反射部材
を一対有し、前記第一反射部材は、前記第二反射部材に
対する前記被写体光の入射角度を変更させるべく、該第
一反射部材の反射面を通り、かつ該反射面への入射光軸
と該反射面からの反射光軸とを含む面に対して垂直に延
びる軸を中心に回動可能に設けられ、前記第一反射部材
の回動位置を検出する回動位置検出手段を有しており、
カメラは、被写体距離を検出する測距手段を有し、この
測距手段によって検出された被写体距離に応じて、前記
第一反射部材を回動させて該第一反射部材により反射さ
れた被写体光の第二反射部材に対する入射角度を変更さ
せるように構成されていることを特徴としている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッ
タカメラとを有するステレオ写真撮影装置において、レ
ンズシャッタカメラは、被写体距離を検出する測距手
段;この測距手段により検出された被写体距離に応じて
撮影レンズを合焦させる合焦機構;レンズシャッタカメ
ラへのステレオアダプターの装着の有無を検出する検出
手段;および、この検出手段がレンズシャッタカメラへ
のステレオアダプターの装着を検出したとき、前記測距
手段により検出された被写体距離に所定の距離分を加算
し、この所定距離分加算された被写体距離に応じて前記
合焦機構により撮影レンズを合焦させる制御手段;を有
することを特徴としている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッ
タカメラとを有するステレオ写真撮影装置において、レ
ンズシャッタカメラは、その投光部から被写体に向けて
投光した赤外光をその受光部により受光することによっ
て被写体距離を検出する測距手段;この測距手段の受光
部前方に進退可能に設けられた、光路を偏向する光路偏
向部;この光路偏向部材を前記受光部前方に進退させる
進退手段;レンズシャッタカメラへのステレオアダプタ
ーの装着の有無を検出する検出手段;および、この検出
手段がレンズシャッタカメラへのステレオアダプターの
装着を検出したとき、前記進退手段を作動させて前記光
路偏向部材を前記受光部前方に進出させる作動手段;を
有することを特徴としている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、カメラは、自動露
出機構;カメラへのステレオアダプターの装着の有無を
検出する検出手段;および、この検出手段がカメラへの
ステレオアダプターの装着を検出したとき、前記自動露
出機構による絞りの大きさを、所定のF値以上に設定す
る絞り値設定手段;を有することを特徴としている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】カメラボディ21上部には、その一側にレ
リーズ釦38が設けられており、またその後方には撮影
レンズの焦点距離を変更する前記ズーミングスイッチ3
6が設けられている。このズーミングスイッチ36は、
焦点距離を広角側に変更するワイドズームスイッチ36
aと、望遠側に変更するテレズームスイッチ36bとか
ら構成されている。また、カメラボディ21上部中央に
は、カメラ20に備わった画面サイズ切替え機構40
(図3〜図5)を動作させる画面サイズ切替えスイッチ
37が設けられている。このスイッチ37は、左右のス
ライド操作により、撮影画面を大小2つのサイズ、即ち
24mm×36mmの標準サイズと13mm×36mmの所謂パノラマサ
イズ(横長サイズ)の何れかに切替えるための操作スイ
ッチである。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また画面サイズ規制プレート42は、ガイ
ド部42aと画面規制部42bの交点部分に支持ピン5
1を有し、画面サイズ規制プレート43は、ガイド部4
3aの下端部に支持ピン59を有している。カメラボデ
ィ21の固定部(図示せず)に固定した回動支持ピン5
3により連動バー52が回動自在に支持されており、上
記支持ピン51と52に、該連動バー52の一端部の長
孔52aと他端部の長孔52bがそれぞれに嵌められて
いる。回動支持ピン53にはコイルばね54が巻き掛け
られており、このコイルばね54は、その一端部をカメ
ラボディ21の固定部(図示せず)に植設した係合ピン
55に、また他端部を連動バー52に植設した係合ピン
56に係合させている。これにより連動バー52は、常
時、回動支持ピン53を中心として図4の時計回り方向
に回動付勢力を受け、その自由状態において、直線ガイ
ド溝42cの上端部を案内ピン49aに当接させかつ直
線ガイド溝43cの下端部を案内ピン50bに当接させ
るまで回動する。また連動バー52と回動支持ピン53
は、画面サイズ規制プレート42の上下移動を、画面サ
イズ規制プレート43に、中心線B−Bに関する反対方
向への同じ上下移動量として伝えることができるよう
に、その形状および位置が設定されている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】カメラ20は、図10に示すステレオ視野
切替え機構140を有している。このステレオ視野切替
え機構140は、カメラボディ21内のファインダ光学
系60の近傍に設けられており、パノラマ視野枠41に
隣接させかつパノラマ視野枠41と平行させて位置され
たステレオ視野プレート141を有している。なお、こ
のステレオ視野切替え機構140は、図3には図示され
ていない。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】カメラ20はまた、図11に示すステレオ
視野変倍機構150を有している。このステレオ視野変
倍機構150は、ステレオ視野切替え機構140と同様
に、カメラボディ21内のファインダ光学系60の近傍
に設けられており、視野枠64と接眼レンズ65の間の
ファインダ光路内に進退する変倍レンズ152を有して
いる。なお、このステレオ視野変倍機構150は、図3
には図示されていない。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】変倍レンズ152は、図12に示すファイ
ンダ視野AVをファインダ視野V程度の大きさまで拡大
して観察するための所謂増倍レンズであり、レンズ枠1
53によって支持されている。このレンズ枠153は、
上下方向に移動可能な被動プレート151に固定されて
いる。この被動プレート151は、上下方向に穿設され
た一対の直線案内溝154を有しており、これら直線案
内溝154に嵌入された、カメラボディ21の固定部
(図示せず)に固定された案内ピン155によって、直
線案内溝154の長さの範囲内で上下方向に移動可能に
支持されている。被動プレート151の一側部の係合部
156と、カメラボディ21の固定部(図示せず)に植
設された係合ピン158との間に引張ばね157が掛け
止めされており、これにより被動プレート151は、引
張ばね157の作用により常時下方に付勢されている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】また、図20に示す照射角変更機構(照射
角変更手段)230を用いても、ステレオ写真撮影時の
ストロボの照射角をステレオ写真撮影時の撮影画角に対
応させるように狭くすることができる。この照射角変更
機構230は、ストロボ光軸SOと直交する方向(図中
の矢印T方向)に移動可能に支持されたカムプレート2
31を有している。このカムプレート231は、カメラ
ボディ21の外部に露出するスイッチ操作部232を有
しており、このスイッチ操作部232を撮影者がスライ
ド操作することによって矢印T方向に移動される。カム
プレート231はまた、所定の形状に形成されたカム溝
233を有しており、このカム溝233には、ストロボ
光軸SOに沿って前後方向に移動可能に支持されかつ発
光管236を有する反射傘234に形成された、カムピ
ン235が嵌まっている。ストロボ発光部34と反射傘
234の間には、発光管236からの光を集光するため
の凸フレネルレンズ(図示せず)が、カメラボディ21
の固定部(図示せず)に固定されて設けられている。以
上の構成により、撮影画面が標準サイズであるステレオ
写真撮影でない場合には、スイッチ操作部232を図中
のT2側に位置させた図20に示す状態、即ちストロボ
の照射角を標準サイズの撮影画面に対応させた状態(通
常状態)とし、撮影画面がパノラマサイズとされるステ
レオ写真撮影を行なう場合には、スイッチ操作部232
を図中のT1側に位置させて反射傘234をカム溝23
3のプロフィルに沿って後退させ、これによってストロ
ボの照射角をステレオ写真撮影の撮影画面に対応させた
状態(ステレオ状態)とする。このステレオ状態でのス
トロボの照射角は、上記通常状態における照射角の約1
/2にするのが好ましい。したがって、カム溝233
は、スイッチ操作部232を図中のT1側に位置させた
際にストロボの照射角が通常状態における照射角に比し
約1/2となるように、その形状が設定される。以上の
構成に加え、スイッチ操作部232の操作に連動させ
て、ステレオ写真撮影モードに切替わる構成とすれば、
ステレオ写真撮影モードでのストロボの照射角は、通常
状態における照射角に比し常時約1/2となる。したが
って、この構成によっても、ストロボ光を有効に利用で
き、ステレオ写真撮影時のガイドナンバーを実質的に上
げることができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】図22は、アダプター100の内部構造を
示している。一対の第一反射ミラー14a、14bは、
その軸心が該反射ミラー14a、14bの反射面上に位
置する互いに平行な回動軸183、184を有してお
り、この回動軸183、184を軸として回動可能に備
わっている。回動軸183、184は、第一反射ミラー
14a、14bでの反射前後の光軸を含む平面(図22
の紙面と一致する面)に対して垂直に延びている。第一
反射ミラー14a、14bはまた、回転軸183、18
4と直交する扇形プレート185、186を一体に有し
ている。これら扇形プレート185、186の円弧形状
の端部には、ギヤ部185a、186aがそれぞれ形成
され、これらギヤ部185a、186aが互いに螺合し
ており、これによって一対の第一反射ミラー14a、1
4bは、撮影光軸POに対して線対称の関係で回動可能
に構成されている。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】ステレオ写真撮影で立体感が得られる撮影
距離は、図23に示す第一反射ミラー14aの中心から
第一反射ミラー14bの中心までの基線長Lにより定ま
り、基線長Lの約20倍から約60倍以内の距離に被写
体を位置させて撮影することが立体感を得るのに好まし
い。このことから、本発明の制御手段120はまた、ス
テレオアダプター装着検出部134がアダプター100
の装着を検知した場合には、カメラ20内部に設けられ
たAF・AEユニット121(図2)により決定される
撮影距離(被写体距離)を、所定の撮影距離ODp に固
定する。この所定撮影距離ODp は、基線長Lの長さに
より決定されるもので、基線長Lの20から60倍の長
さとされる。したがって、制御手段120は、基線長L
の長さが7cmの場合、所定撮影距離ODp を例えば14
0cm〜420cmの範囲内の所定の撮影距離に固定するよ
うにAF・AEユニット121を制御する。上述したよ
うに、ステレオ写真撮影では、立体感の得られる撮影範
囲は限られているため、このように撮影距離を固定する
構成としても実用上差し支えない。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、焦点距離検出手段により検出された焦点距離に応じ
て、第一反射部材を回動させて該第一反射部材により反
射された被写体光の第二反射部材に対する入射角度を変
更させるように構成したので、複数の焦点距離における
ステレオ写真撮影が可能であり、焦点距離の変化によっ
て被写体像の位置が画面中央から外れてしまうことがな
い。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】変更
【補正内容】
【0085】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、測距手段によって検出された被写体距離に応じて、
第一反射部材を回動させて該第一反射部材により反射さ
れた被写体光の第二反射部材に対する入射角度を変更さ
せるように構成したので、被写体距離が変化しても、反
射ミラーに対する被写体光の入射角度が変化せず、した
がって、撮影距離の変化によって像面で被写体像が移動
することがない。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、検出手段がレンズシャッタカメラへのステレオアダ
プターの装着を検出したとき、測距手段により検出され
た被写体距離に所定の距離分を加算し、この所定距離分
加算された被写体距離に応じて合焦機構により撮影レン
ズを合焦させる構成としたので、アダプターをレンズシ
ャッタカメラに装着する場合において、光路長の延長に
よるピントずれを起こすことがない。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、検出手段がカメラに対するステレオアダプターの装
着を検出したとき、自動露出機構による絞りの大きさ
を、所定のF値以上に設定する構成としたので、ステレ
オ写真撮影において常に立体感のあるステレオ写真撮影
を得ることができる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 13a、13b 第二反射ミラー 14a、14b 第一反射ミラー 20 カメラ 22 固定鏡筒 23 ズーム鏡筒 24 係合爪 25 電気接点ピン 26 カム環 40 画面サイズ切替え機構 41 パノラマ視野枠 60 ファインダ光学系 100 ステレオアダプター 102 コネクタ部 103 遮光部材(ステレオ撮影視野形成部材) 104 遮光板部 104a 開口 106 変倍レンズ 107 照射角変更部材 108 フレネルレンズ 110 係合爪 111 マウント部 112 電気接点ランド 140 ステレオ視野切替え機構 142 遮光部(ステレオ撮影視野形成部材) 142a 開口 150 ステレオ視野変倍機構 152 変倍レンズ160 電磁石 161 可動変倍レンズ(変倍レンズ) 170 ファインダ移動レンズ駆動機構 181 エンコーダ 182 ミラー駆動モーター 190 視野枠 200 駆動機構 210 ストロボ装置 212 発光管 213 反射傘 220 照射角変更機構(照射角変更手段) 221 フレネルレンズ 230 照射角変更機構(照射角変更手段) 231 カムプレート 232 スイッチ操作部 240 照射角変更機構(照射角変更手段) 244 反射板
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正32】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項20
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項21
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項22
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項26
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、撮影レンズは、焦
点距離が可変であり、ステレオ写真撮影装置は、焦点距
離を検出する焦点距離検出手段を有し、ステレオアダプ
タは、前記同一被写体からの被写体光を反射させる第一
反射部材およびこの第一反射部材により反射された前記
被写体光を撮影レンズに向けて反射させる第二反射部材
を一対有し、前記第一反射部材は、前記第二反射部材に
対する前記被写体光の入射角度を変更させるべく、該第
一反射部材の反射面を通り、かつ該反射面への入射光軸
と該反射面からの反射光軸とを含む面に対して垂直に延
びる軸を中心に回動可能に設けられ、前記焦点距離検出
手段により検出された焦点距離に応じて、前記第一反射
部材を回動させて該第一反射部材により反射された被写
体光の第二反射部材に対する入射角度を変更させるよう
に構成されていることを特徴としている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、ステレオアダプタ
ーは、前記同一被写体からの被写体光を反射させる第一
反射部材およびこの第一反射部材により反射された前記
被写体光を撮影レンズに向けて反射させる第二反射部材
を一対有し、前記第一反射部材は、前記第二反射部材に
対する前記被写体光の入射角度を変更させるべく、該第
一反射部材の反射面を通り、かつ該反射面への入射光軸
と該反射面からの反射光軸とを含む面に対して垂直に延
びる軸を中心に回動可能に設けられ、前記第一反射部材
の回動位置を検出する回動位置検出手段を有しており、
カメラは、被写体距離を検出する測距手段を有し、この
測距手段によって検出された被写体距離に応じて、前記
第一反射部材を回動させて該第一反射部材により反射さ
れた被写体光の第二反射部材に対する入射角度を変更さ
せるように構成されていることを特徴としている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッ
タカメラとを有するステレオ写真撮影装置において、レ
ンズシャッタカメラは、被写体距離を検出する測距手
段;この測距手段により検出された被写体距離に応じて
撮影レンズを合焦させる合焦機構;レンズシャッタカメ
ラへのステレオアダプターの装着の有無を検出する検出
手段;および、この検出手段がレンズシャッタカメラへ
のステレオアダプターの装着を検出したとき、前記測距
手段により検出された被写体距離に所定の距離分を加算
し、この所定距離分加算された被写体距離に応じて前記
合焦機構により撮影レンズを合焦させる制御手段;を有
することを特徴としている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッ
タカメラとを有するステレオ写真撮影装置において、レ
ンズシャッタカメラは、その投光部から被写体に向けて
投光した赤外光をその受光部により受光することによっ
て被写体距離を検出する測距手段;この測距手段の受光
部前方に進退可能に設けられた、光路を偏向する光路偏
向部;この光路偏向部材を前記受光部前方に進退させる
進退手段;レンズシャッタカメラへのステレオアダプタ
ーの装着の有無を検出する検出手段;および、この検出
手段がレンズシャッタカメラへのステレオアダプターの
装着を検出したとき、前記進退手段を作動させて前記光
路偏向部材を前記受光部前方に進出させる作動手段;を
有することを特徴としている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】さらに本発明は、異なる視点から視た同一
被写体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写
し込むためのステレオアダプターと、このステレオアダ
プターをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有
するステレオ写真撮影装置において、カメラは、自動露
出機構;カメラへのステレオアダプターの装着の有無を
検出する検出手段;および、この検出手段がカメラへの
ステレオアダプターの装着を検出したとき、前記自動露
出機構による絞りの大きさを、所定のF値以上に設定す
る絞り値設定手段;を有することを特徴としている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】カメラボディ21上部には、その一側にレ
リーズ釦38が設けられており、またその後方には撮影
レンズの焦点距離を変更する前記ズーミングスイッチ3
6が設けられている。このズーミングスイッチ36は、
焦点距離を広角側に変更するワイドズームスイッチ36
aと、望遠側に変更するテレズームスイッチ36bとか
ら構成されている。また、カメラボディ21上部中央に
は、カメラ20に備わった画面サイズ切替え機構40
(図3〜図5)を動作させる画面サイズ切替えスイッチ
37が設けられている。このスイッチ37は、左右のス
ライド操作により、撮影画面を大小2つのサイズ、即ち
24mm×36mmの標準サイズと13mm×36mmの所謂パノラマサ
イズ(横長サイズ)の何れかに切替えるための操作スイ
ッチである。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また画面サイズ規制プレート42は、ガイ
ド部42aと画面規制部42bの交点部分に支持ピン5
1を有し、画面サイズ規制プレート43は、ガイド部4
3aの下端部に支持ピン59を有している。カメラボデ
ィ21の固定部(図示せず)に固定した回動支持ピン5
3により連動バー52が回動自在に支持されており、上
記支持ピン51と52に、該連動バー52の一端部の長
孔52aと他端部の長孔52bがそれぞれに嵌められて
いる。回動支持ピン53にはコイルばね54が巻き掛け
られており、このコイルばね54は、その一端部をカメ
ラボディ21の固定部(図示せず)に植設した係合ピン
55に、また他端部を連動バー52に植設した係合ピン
56に係合させている。これにより連動バー52は、常
時、回動支持ピン53を中心として図4の時計回り方向
に回動付勢力を受け、その自由状態において、直線ガイ
ド溝42cの上端部を案内ピン49aに当接させかつ直
線ガイド溝43cの下端部を案内ピン50bに当接させ
るまで回動する。また連動バー52と回動支持ピン53
は、画面サイズ規制プレート42の上下移動を、画面サ
イズ規制プレート43に、中心線B−Bに関する反対方
向への同じ上下移動量として伝えることができるよう
に、その形状および位置が設定されている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】カメラ20は、図10に示すステレオ視野
切替え機構140を有している。このステレオ視野切替
え機構140は、カメラボディ21内のファインダ光学
系60の近傍に設けられており、パノラマ視野枠41に
隣接させかつパノラマ視野枠41と平行させて位置され
たステレオ視野プレート141を有している。なお、こ
のステレオ視野切替え機構140は、図3には図示され
ていない。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】カメラ20はまた、図11に示すステレオ
視野変倍機構150を有している。このステレオ視野変
倍機構150は、ステレオ視野切替え機構140と同様
に、カメラボディ21内のファインダ光学系60の近傍
に設けられており、視野枠64と接眼レンズ65の間の
ファインダ光路内に進退する変倍レンズ152を有して
いる。なお、このステレオ視野変倍機構150は、図3
には図示されていない。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】変倍レンズ152は、図12に示すファイ
ンダ視野AVをファインダ視野V程度の大きさまで拡大
して観察するための所謂増倍レンズであり、レンズ枠1
53によって支持されている。このレンズ枠153は、
上下方向に移動可能な被動プレート151に固定されて
いる。この被動プレート151は、上下方向に穿設され
た一対の直線案内溝154を有しており、これら直線案
内溝154に嵌入された、カメラボディ21の固定部
(図示せず)に固定された案内ピン155によって、直
線案内溝154の長さの範囲内で上下方向に移動可能に
支持されている。被動プレート151の一側部の係合部
156と、カメラボディ21の固定部(図示せず)に植
設された係合ピン158との間に引張ばね157が掛け
止めされており、これにより被動プレート151は、引
張ばね157の作用により常時下方に付勢されている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】また、図20に示す照射角変更機構(照射
角変更手段)230を用いても、ステレオ写真撮影時の
ストロボの照射角をステレオ写真撮影時の撮影画角に対
応させるように狭くすることができる。この照射角変更
機構230は、ストロボ光軸SOと直交する方向(図中
の矢印T方向)に移動可能に支持されたカムプレート2
31を有している。このカムプレート231は、カメラ
ボディ21の外部に露出するスイッチ操作部232を有
しており、このスイッチ操作部232を撮影者がスライ
ド操作することによって矢印T方向に移動される。カム
プレート231はまた、所定の形状に形成されたカム溝
233を有しており、このカム溝233には、ストロボ
光軸SOに沿って前後方向に移動可能に支持されかつ発
光管236を有する反射傘234に形成された、カムピ
ン235が嵌まっている。ストロボ発光部34と反射傘
234の間には、発光管236からの光を集光するため
の凸フレネルレンズ(図示せず)が、カメラボディ21
の固定部(図示せず)に固定されて設けられている。以
上の構成により、撮影画面が標準サイズであるステレオ
写真撮影でない場合には、スイッチ操作部232を図中
のT2側に位置させた図20に示す状態、即ちストロボ
の照射角を標準サイズの撮影画面に対応させた状態(通
常状態)とし、撮影画面がパノラマサイズとされるステ
レオ写真撮影を行なう場合には、スイッチ操作部232
を図中のT1側に位置させて反射傘234をカム溝23
3のプロフィルに沿って後退させ、これによってストロ
ボの照射角をステレオ写真撮影の撮影画面に対応させた
状態(ステレオ状態)とする。このステレオ状態でのス
トロボの照射角は、上記通常状態における照射角の約1
/2にするのが好ましい。したがって、カム溝233
は、スイッチ操作部232を図中のT1側に位置させた
際にストロボの照射角が通常状態における照射角に比し
約1/2となるように、その形状が設定される。以上の
構成に加え、スイッチ操作部232の操作に連動させ
て、ステレオ写真撮影モードに切替わる構成とすれば、
ステレオ写真撮影モードでのストロボの照射角は、通常
状態における照射角に比し常時約1/2となる。したが
って、この構成によっても、ストロボ光を有効に利用で
き、ステレオ写真撮影時のガイドナンバーを実質的に上
げることができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】図22は、アダプター100の内部構造を
示している。一対の第一反射ミラー14a、14bは、
その軸心が該反射ミラー14a、14bの反射面上に位
置する互いに平行な回動軸183、184を有してお
り、この回動軸183、184を軸として回動可能に備
わっている。回動軸183、184は、第一反射ミラー
14a、14bでの反射前後の光軸を含む平面(図22
の紙面と一致する面)に対して垂直に延びている。第一
反射ミラー14a、14bはまた、回転軸183、18
4と直交する扇形プレート185、186を一体に有し
ている。これら扇形プレート185、186の円弧形状
の端部には、ギヤ部185a、186aがそれぞれ形成
され、これらギヤ部185a、186aが互いに螺合し
ており、これによって一対の第一反射ミラー14a、1
4bは、撮影光軸POに対して線対称の関係で回動可能
に構成されている。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】ステレオ写真撮影で立体感が得られる撮影
距離は、図23に示す第一反射ミラー14aの中心から
第一反射ミラー14bの中心までの基線長Lにより定ま
り、基線長Lの約20倍から約60倍以内の距離に被写
体を位置させて撮影することが立体感を得るのに好まし
い。このことから、本発明の制御手段120はまた、ス
テレオアダプター装着検出部134がアダプター100
の装着を検知した場合には、カメラ20内部に設けられ
たAF・AEユニット121(図2)により決定される
撮影距離(被写体距離)を、所定の撮影距離ODp に固
定する。この所定撮影距離ODp は、基線長Lの長さに
より決定されるもので、基線長Lの20から60倍の長
さとされる。したがって、制御手段120は、基線長L
の長さが7cmの場合、所定撮影距離ODp を例えば14
0cm〜420cmの範囲内の所定の撮影距離に固定するよ
うにAF・AEユニット121を制御する。上述したよ
うに、ステレオ写真撮影では、立体感の得られる撮影範
囲は限られているため、このように撮影距離を固定する
構成としても実用上差し支えない。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、焦点距離検出手段により検出された焦点距離に応じ
て、第一反射部材を回動させて該第一反射部材により反
射された被写体光の第二反射部材に対する入射角度を変
更させるように構成したので、複数の焦点距離における
ステレオ写真撮影が可能であり、焦点距離の変化によっ
て被写体像の位置が画面中央から外れてしまうことがな
い。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】変更
【補正内容】
【0085】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、測距手段によって検出された被写体距離に応じて、
第一反射部材を回動させて該第一反射部材により反射さ
れた被写体光の第二反射部材に対する入射角度を変更さ
せるように構成したので、被写体距離が変化しても、反
射ミラーに対する被写体光の入射角度が変化せず、した
がって、撮影距離の変化によって像面で被写体像が移動
することがない。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、検出手段がレンズシャッタカメラへのステレオアダ
プターの装着を検出したとき、測距手段により検出され
た被写体距離に所定の距離分を加算し、この所定距離分
加算された被写体距離に応じて合焦機構により撮影レン
ズを合焦させる構成としたので、アダプターをレンズシ
ャッタカメラに装着する場合において、光路長の延長に
よるピントずれを起こすことがない。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】また本発明のステレオ写真撮影装置によれ
ば、検出手段がカメラに対するステレオアダプターの装
着を検出したとき、自動露出機構による絞りの大きさ
を、所定のF値以上に設定する構成としたので、ステレ
オ写真撮影において常に立体感のあるステレオ写真撮影
を得ることができる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 13a、13b 第二反射ミラー 14a、14b 第一反射ミラー 20 カメラ 22 固定鏡筒 23 ズーム鏡筒 24 係合爪 25 電気接点ピン 26 カム環 40 画面サイズ切替え機構 41 パノラマ視野枠 60 ファインダ光学系 100 ステレオアダプター 102 コネクタ部 103 遮光部材(ステレオ撮影視野形成部材) 104 遮光板部 104a 開口 106 変倍レンズ 107 照射角変更部材 108 フレネルレンズ 110 係合爪 111 マウント部 112 電気接点ランド 140 ステレオ視野切替え機構 142 遮光部(ステレオ撮影視野形成部材) 142a 開口 150 ステレオ視野変倍機構 152 変倍レンズ160 電磁石 161 可動変倍レンズ(変倍レンズ) 170 ファインダ移動レンズ駆動機構 181 エンコーダ 182 ミラー駆動モーター 190 視野枠 200 駆動機構 210 ストロボ装置 212 発光管 213 反射傘 220 照射角変更機構(照射角変更手段) 221 フレネルレンズ 230 照射角変更機構(照射角変更手段) 231 カムプレート 232 スイッチ操作部 240 照射角変更機構(照射角変更手段) 244 反射板
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正32】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる視点から視た同一被写体による2
    つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むためのス
    テレオアダプターと、このステレオアダプターをその撮
    影レンズ前端に装着可能なカメラとを有するステレオ写
    真撮影装置において、 ファインダ光路中に設けられ、通常撮影視野とステレオ
    撮影視野のいずれか一方を選択的に設定する視野形成手
    段;カメラへのステレオアダプターの装着の有無を検出
    する検出手段;および、 この検出手段の検出結果に基づいて、前記視野形成手段
    による通常撮影視野またはステレオ撮影視野の切替えを
    行なわせる切替手段;を有することを特徴とするステレ
    オ写真撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、視野形成手段は、フ
    ァインダ光路中に進退可能に設けられたステレオ撮影視
    野形成部材と、このステレオ撮影視野形成部材をファイ
    ンダ光路中に進退させる進退手段とからなり、切替手段
    は、前記検出手段がカメラへのステレオアダプターの装
    着を検出したとき、前記進退手段を作動させて前記ステ
    レオ撮影視野形成部材をファインダ光路中に進出させる
    作動手段である、ステレオ写真撮影装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、カメラは、ステレオ
    撮影視野形成部材より眼側のファインダ光路中に進退可
    能に設けられた、ファインダの倍率を上げる変倍レン
    ズ;この変倍レンズをファインダ光軸中に進退させる変
    倍レンズ進退手段;および、検出手段がカメラへのステ
    レオアダプターの装着を検出したとき、前記変倍レンズ
    進退手段を作動させて前記変倍レンズをファインダ光軸
    中に進出させる作動手段;を有するステレオ写真撮影装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、カメラは、ステレオ
    撮影視野形成部材より眼側のファインダ光路中に位置し
    かつファインダ光軸に沿って移動可能に設けられた、フ
    ァインダの倍率を変化させる変倍レンズ;この変倍レン
    ズをファインダ光軸に沿って移動させる変倍レンズ移動
    手段;および、検出手段がカメラへのステレオアダプタ
    ーの装着を検出したとき、前記変倍レンズ移動手段を作
    動させて前記変倍レンズを、ファインダの倍率を上げる
    べくファインダ光軸に沿って移動させる作動手段;を有
    するステレオ写真撮影装置。
  5. 【請求項5】 異なる視点から視た同一被写体による2
    つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むためのス
    テレオアダプターと、このステレオアダプターをその撮
    影レンズ前端に装着可能なカメラとを有するステレオ写
    真撮影装置において、 ステレオアダプターは、該ステレオアダプターをカメラ
    に装着した状態で、カメラに設けられたファインダの前
    方に位置されるステレオ撮影視野形成部材を一体に有す
    ることを特徴とするステレオ写真撮影装置。
  6. 【請求項6】 異なる視点から視た同一被写体による2
    つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むためのス
    テレオアダプターと;このステレオアダプターをその撮
    影レンズ前端に装着可能であり、かつ撮影画面のサイズ
    を、標準サイズと、この標準サイズとは縦横比の異なる
    横長サイズとの間で選択的に切替え可能な画面サイズ切
    替え機構を備えたカメラと;を有するステレオ写真撮影
    装置において、 カメラへのステレオアダプターの装着の有無を検出する
    検出手段;および、 この検出手段がカメラへのステレオアダプターの装着を
    検出したとき、画面サイズ切替え機構を作動させて撮影
    画面のサイズを横長サイズに切替える作動手段;を有す
    ることを特徴とするステレオ写真撮影装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、カメラは、そのファ
    インダが、撮影レンズのズーミングに連動して変倍する
    ズームファインダである、ズームレンズ内蔵のレンズシ
    ャッタカメラであり、 前記ズームファインダを制御する制御手段は、検出手段
    がレンズシャッタカメラへのステレオアダプターの装着
    を検出したとき、非検出時に比して前記ズームファイン
    ダの対物レンズの焦点距離を大きく設定する、ステレオ
    写真撮影装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、ズームファインダの
    制御手段は、検出手段がレンズシャッタカメラへのステ
    レオアダプターの装着を検出したとき、非検出時に比し
    て前記ズームファインダの対物レンズの焦点距離を2倍
    に設定する、ステレオ写真撮影装置。
  9. 【請求項9】 請求項6において、カメラは、ファイン
    ダ視野枠より物体側のファインダ光路中に進退可能に設
    けられたファインダの倍率を上げる変倍レンズ;この変
    倍レンズをファインダ光路中に進退させる変倍レンズ進
    退手段;および、検出手段がカメラへのステレオアダプ
    ターの装着を検出したとき、前記変倍レンズ進退手段を
    作動させて前記変倍レンズをファインダ光路中に進出さ
    せる作動手段;を有するステレオ写真撮影装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、変倍レンズは、フ
    ァインダの対物レンズの焦点距離を2倍とする変倍レン
    ズである、ステレオ写真撮影装置。
  11. 【請求項11】 請求項6において、カメラは、ファイ
    ンダ視野枠より物体側のファインダ光路中に位置しかつ
    ファインダ光軸に沿って移動可能に設けられた、ファイ
    ンダの倍率を変化させる変倍レンズ;この変倍レンズを
    ファインダ光軸に沿って移動させる変倍レンズ移動手
    段;および、検出手段がカメラへのステレオアダプター
    の装着を検出したとき、前記変倍レンズ進退手段を作動
    させて前記変倍レンズを、ファインダの倍率を上げるべ
    くファインダ光軸に沿って移動させる作動手段;を有す
    るステレオ写真撮影装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、作動手段は、フ
    ァインダの対物レンズの焦点距離を2倍とするべく変倍
    レンズを移動させるステレオ写真撮影装置。
  13. 【請求項13】 請求項6において、ステレオアダプタ
    ーは、該ステレオアダプターをカメラに装着した状態
    で、カメラに設けられたファインダの前方に位置され
    る、ファインダの倍率を上げる変倍レンズを一体に有す
    る、ステレオ写真撮影装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、変倍レンズの倍
    率は2倍である、ステレオ写真撮影装置。
  15. 【請求項15】 請求項1、5および6のいずれか一つ
    において、 カメラは、ストロボ装置を有しており、 ステレオアダプターは、該ステレオアダプターをカメラ
    に装着した状態で、カメラに設けられたストロボ装置の
    発光部前方に位置されかつ前記ストロボ装置の照射角を
    狭くする照射角変更部材を一体に有する、ステレオ写真
    撮影装置。
  16. 【請求項16】 請求項1または6において、カメラ
    は、ストロボ装置と、このストロボ装置の照射角を変化
    させる照射角変更手段とを有しており、検出手段がカメ
    ラへのステレオアダプターの装着を検出したとき、前記
    照射角変更手段を用いて前記ストロボ装置の照射角を狭
    くする、ステレオ写真撮影装置。
  17. 【請求項17】 請求項6において、 カメラは、ストロボ装置を有しており、 ステレオアダプターは、該ステレオアダプターをカメラ
    に装着した状態で、カメラに設けられたストロボ装置の
    発光部前方に位置されかつ前記ストロボ装置の照射角を
    ステレオアダプターが装着されない状態に比して1/2
    倍とする照射角変更部材を一体に有している、ステレオ
    写真撮影装置。
  18. 【請求項18】 請求項6において、カメラは、ストロ
    ボ装置と、このストロボ装置の照射角を変化させる照射
    角変更手段とを有しており、検出手段がカメラへのステ
    レオアダプターの装着を検出したとき、前記照射角変更
    手段を用いて前記ストロボ装置の照射角をステレオアダ
    プターが装着されない状態に比して1/2倍とする、ス
    テレオ写真撮影装置。
  19. 【請求項19】 異なる視点から視た同一被写体による
    2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むための
    ステレオアダプターと、このステレオアダプターをその
    撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有するステレオ
    写真撮影装置において、 撮影レンズは、焦点距離が可変であり、焦点距離を検出
    する焦点距離検出手段を有し、 ステレオアダプタは、前記同一被写体からの被写体光を
    反射させる第一反射部材およびこの第一反射部材により
    反射された前記被写体光を撮影レンズに向けて反射させ
    る第二反射部材を一対有し、 前記第一反射部材は、前記第二反射部材に対する前記被
    写体光の入射角度を変更させるべく、撮影レンズ光軸と
    直交する方向に延びる軸を中心に回動可能に設けられ、 前記焦点距離検出手段により検出された焦点距離に応じ
    て、前記第一反射部材を回動させて該第一反射部材の第
    二反射部材に対する入射角度を変更させるように構成さ
    れていることを特徴とするステレオ写真撮影装置。
  20. 【請求項20】 異なる視点から視た同一被写体による
    2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むための
    ステレオアダプターと、このステレオアダプターをその
    撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有するステレオ
    写真撮影装置において、 ステレオアダプターは、 前記同一被写体からの被写体光を反射させる第一反射部
    材およびこの第一反射部材により反射された前記被写体
    光を撮影レンズに向けて反射させる第二反射部材を一対
    有し、 前記第一反射部材は、前記第二反射部材に対する前記被
    写体光の入射角度を変更させるべく、撮影レンズ光軸と
    直交する方向に延びる軸を中心に回動可能に設けられ、 前記第一反射部材の回動位置を検出する回動位置検出手
    段を有しており、 カメラは、 被写体距離を検出する測距手段を有し、 この測距手段によって検出された被写体距離に応じて、
    前記第一反射部材を回動させて該第一反射部材の第二反
    射部材に対する入射角度を変更させるように構成されて
    いることを特徴とするステレオ写真撮影装置。
  21. 【請求項21】 異なる視点から視た同一被写体による
    2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むための
    ステレオアダプターと、このステレオアダプターをその
    撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッタカメラとを
    有するステレオ写真撮影装置において、 レンズシャッタカメラは、 被写体距離を検出する測距手段;この測距手段により検
    出された被写体距離に応じて撮影レンズを合焦させる合
    焦機構;レンズシャッタカメラへのステレオアダプター
    の装着の有無を検出する検出手段;および、 この検出手段がレンズシャッタカメラへのステレオアダ
    プターの装着を検出したとき、前記測距手段により検出
    された被写体距離に所定の距離分を加算し、この所定距
    離分加算された被写体距離に応じて前記合焦機構に撮影
    レンズを合焦させる制御手段;を有することを特徴とす
    るステレオ写真撮影装置。
  22. 【請求項22】 異なる視点から視た同一被写体による
    2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むための
    ステレオアダプターと、このステレオアダプターをその
    撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッタカメラとを
    有するステレオ写真撮影装置において、 レンズシャッタカメラは、 その投光部から被写体に向けて投光した赤外光をその受
    光部により受光することによって被写体距離を検出する
    測距手段;この測距手段の受光部前方に進退可能に設け
    られた、光路を偏向する光路偏向部;この光路偏向部材
    を前記受光部前方に進退させる進退手段;撮影レンズ前
    端に設けられ、レンズシャッタカメラへのステレオアダ
    プターの装着の有無を検出する検出手段;および、 この検出手段がレンズシャッタカメラへのステレオアダ
    プターの装着を検出したとき、前記進退手段を作動させ
    て前記光路偏向部材を前記受光部前方に進出させる作動
    手段;を有することを特徴とするステレオ写真撮影装
    置。
  23. 【請求項23】 異なる視点から視た同一被写体による
    2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むための
    ステレオアダプターと、このステレオアダプターをその
    撮影レンズ前端に装着可能なレンズシャッタカメラとを
    有するステレオ写真撮影装置において、 レンズシャッタカメラは、その投光部から被写体に向け
    て投光した赤外光をその受光部により受光することによ
    って被写体距離を検出する測距手段を有すること;およ
    び、 ステレオアダプターは、該ステレオアダプターをレンズ
    シャッタカメラに装着した状態で前記受光部前方に位置
    される、光路を偏向する光路偏向部材を一体に有するこ
    と;を特徴とするステレオ写真撮影装置。
  24. 【請求項24】 請求項22または23において、光路
    偏向部材は、プリズムである、ステレオ写真撮影装置。
  25. 【請求項25】 異なる視点から視た同一被写体による
    2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むための
    ステレオアダプターと、このステレオアダプターをその
    撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有するステレオ
    写真撮影装置において、 カメラは、 自動焦点機構;カメラへのステレオアダプターの装着の
    有無を検出する検出手段;および、 この検出手段がカメラへのステレオアダプターの装着を
    検出したとき、前記自動焦点機構により決定される撮影
    距離を、所定の撮影距離に固定する撮影距離固定手段;
    を有することを特徴とするステレオ写真撮影装置。
  26. 【請求項26】 異なる視点から視た同一被写体による
    2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むための
    ステレオアダプターと、このステレオアダプターをその
    撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有するステレオ
    写真撮影装置において、 カメラは、 自動露出機構;カメラへのステレオアダプターの装着の
    有無を検出する検出手段;および、 この検出手段がカメラへのステレオアダプターの装着を
    検出したとき、前記自動露出機構による絞りの大きさ
    を、所定の絞り値以下に設定する絞り値設定手段;を有
    することを特徴とするステレオ写真撮影装置。
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