JP3533208B2 - ステレオ写真撮影装置 - Google Patents

ステレオ写真撮影装置

Info

Publication number
JP3533208B2
JP3533208B2 JP2002223768A JP2002223768A JP3533208B2 JP 3533208 B2 JP3533208 B2 JP 3533208B2 JP 2002223768 A JP2002223768 A JP 2002223768A JP 2002223768 A JP2002223768 A JP 2002223768A JP 3533208 B2 JP3533208 B2 JP 3533208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stereo
adapter
camera
film
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002223768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003131331A (ja
Inventor
修二 米山
真也 鈴鹿
Original Assignee
ペンタックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ペンタックス株式会社 filed Critical ペンタックス株式会社
Priority to JP2002223768A priority Critical patent/JP3533208B2/ja
Publication of JP2003131331A publication Critical patent/JP2003131331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3533208B2 publication Critical patent/JP3533208B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオ写真撮影に使
用するステレオアダプター、およびこのステレオアダプ
ターを装着可能なカメラを有するステレオ写真撮影装置
に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】図27により、ステレオ
写真撮影装置の原理を説明する。撮影レンズ11の物体
側前方に装着されるステレオアダプター12には、撮影
レンズ11の光軸を中心として左右に所定の角度を有す
る第二反射ミラー13a、13bと、これら第二反射ミ
ラー13a、13bと略平行に第一反射ミラー14a、
14bとが配置されている。被写体15は、これら第一
および第二反射ミラー14a、14b、13a、13b
で二分割されて、撮影レンズ11により長さdの1撮影
駒(フィルム)16上に結像する。この撮影フィルム
は、二分割像15a、15bを左右の眼で別々に観察す
ることにより、立体像として観察される。
【0003】従来、ステレオ写真撮影によって仕上がっ
た写真では、フィルム一駒中に写し込まれる2つの被写
体像間の境界が非常に不明瞭である。写真がプリントさ
れるときは、通常、フィルムに撮影された被写体の全範
囲はプリントされず、この全範囲の縁の部分がカットさ
れた狭い範囲しかプリントされない。プリントされたス
テレオ写真が左右方向即ちフィルムの走行方向に関して
どちらか一方に偏ってプリントされていると、2つの被
写体像間の境界が写真中央からずれる結果となり、よっ
てステレオ写真を公知のステレオビューワーに適切にセ
ットしづらかったり、ずれが大きい場合には適切にセッ
トできないという問題が生じる。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上述した従来の問題点に鑑み
てなされたもので、アダプターをカメラに装着してステ
レオ撮影をする場合、フィルム一駒上における左右2つ
の被写体像間の境界を明確に視認させることができるス
テレオ写真撮影装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、異なる視点から視た同一被写
体による2つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込
むためのステレオアダプターと、このステレオアダプタ
ーをその撮影レンズ前端に装着可能なカメラとを有する
ステレオ写真撮影装置において、ステレオアダプタがカ
メラに装着された状態でステレオ写真撮影が行われると
き、2つの像が写し込まれるフィルム一駒上における該
2つの像の境界部分に、該境界を視覚的に強調する境界
線を写し込む境界線写し込み手段を有することを特徴と
する。この構成によれば、フィルム一駒上における2つ
の像の境界部分に、該境界を視覚的に強調する境界線が
写し込まれるので、フィルム一駒における左右2つの被
写体像間の境界を明確に視認させることができる。
【0006】境界線写し込み手段が、前記境界の位置に
対応するカメラのフィルム圧板上の位置に、フィルム走
行方向と直交する方向に延びる発光部を有し、ステレオ
アダプタがカメラに装着された状態でステレオ写真撮影
が行われるとき、フィルム一駒撮影後に前記発光部を発
光させて前記境界線を該フィルム一駒上に写し込む構成
にすることができる。
【0007】また別の態様として、境界線写し込み手段
が、フィルムの直前に設けた透明部材上の前記境界の位
置に対応する位置に設けられた、フィルム走行方向と直
交する方向に延びる液晶遮光部を有し、ステレオアダプ
タがカメラに装着された状態でステレオ写真撮影が行わ
れるとき、フィルム一駒撮影中に前記液晶遮光部を非透
光状態にして前記境界線を該フィルム一駒上に写し込む
構成にしてもよい。
【0008】さらに、カメラに設けたカメラ側接点と、
このカメラ側接点に対応させてステレオアダプターに設
けたアダプター側接点との導通の有無を検出することで
カメラへのステレオアダプターの装着の有無を検出する
検出手段を有する構成にすれば、カメラへのステレオア
ダプターの装着の有無を検出することができる。
【0009】また、ステレオアダプターとカメラの撮影
レンズ前端とは、複数の係合爪を有するバヨネットマウ
ントを介して互いに接続可能な構成を有していることが
好ましい。この場合、このバヨネットマウントを介して
ステレオアダプターが撮影レンズ前端に装着されたと
き、カメラ側接点とアダプター側接点が導通する構成に
することができる。
【0010】
【発明の実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説
明する。図1は、本発明を適用したカメラ20および該
カメラ20に装着されるアダプター100を示す斜視図
である。カメラ20は、AE機構、AF機構、PZ(パ
ワーズーム)機構、および画面サイズ切替え機構を備え
た、ズームレンズ内蔵のレンズシャッタカメラである。
図2は、カメラ20の制御ブロックを示している。
【0011】カメラ20は、そのカメラボディ21の前
部に固定鏡筒22を一体に有しており、この固定鏡筒2
2内部には、ズーミングスイッチ36の操作に基づいて
カメラ20の前後方向に進退動するズーム鏡筒23が備
えられている。このズーム鏡筒23は、該ズーム鏡筒2
3に設けられたカムピン(図示せず)が、該ズーム鏡筒
23に嵌合するカム環26に形成されたカム溝26aに
係合し、カム環26がズームモーター28によって回動
されることにより進退動される公知の構成を有してい
る。同図中には図示されていないが、モーター28の駆
動ピニオン28aとカム環26の後端に形成された外周
ギヤ26cの間には、ギヤ列(図示せず)が介在してい
る。ズームモーター駆動回路27は、マイコン等からな
る制御手段120の制御よってズーム鏡筒23を所定の
焦点距離とするべく制御されるもので、カム環26の外
周に形成されたコードパターン26bと、このコードパ
ターン26bに摺接してカム環26の回動位置を検出す
るズームコードブラシ29によって、現在の焦点距離を
把握しながらズーム鏡筒23をズーミングさせるように
ズームモータ28を駆動する。
【0012】カメラボディ21の前壁21a上部には、
ファインダ対物窓31が設けられており、このファイン
ダ対物窓31の左右には、アクティブ式測距装置の赤外
線投光部32および赤外線受光部33が設けられてい
る。また前壁21aには、ストロボ発光部34、および
内部に測光センサー(図示せず)を備えた受光部35が
形成されている。
【0013】カメラボディ21上部には、その一側にレ
リーズ釦38が設けられており、またその後方には撮影
レンズの焦点距離を変更する前記ズーミングスイッチ3
6が設けられている。このズーミングスイッチ36は、
焦点距離を広角側に変更するワイドズームスイッチ36
aと、望遠側に変更するテレズームスイッチ36bとか
ら構成されている。また、カメラボディ21上部中央に
は、カメラ20に備わった画面サイズ切替え機構40
(図3〜図5)を動作させる画面サイズ切替えスイッチ
37が設けられている。このスイッチ37は、左右のス
ライド操作により、撮影画面を大小2つのサイズ、即ち
24mm×36mmの標準サイズと13mm×36mmの所謂パノラマサ
イズ(横長サイズ)の何れかに切替えるための操作スイ
ッチである。
【0014】図3は、カメラ20に設けられた前記画面
サイズ切替え機構40、およびファインダ光学系60を
示している。実像式のファインダ光学系60は、光学的
に対物側から、対物光学系としての移動レンズ61およ
び移動レンズ62と、正立光学系としての像正立プリズ
ム63と、標準サイズ撮影時の撮影範囲フレームを有す
る、標準サイズ撮影時の視野を規定する視野枠64と、
接眼光学系としての接眼レンズ65とを備えており、移
動レンズ61と移動レンズ62を所定の関係でファイン
ダ光軸Oに沿った前後方向に移動させることによってフ
ァインダ視野倍率を変倍可能な構成を有している。
【0015】視野枠64に対向する像正立プリズム63
の出射面と視野枠64との間に、画面サイズ切替え機構
40の構成部材である画面サイズ規制プレート43と一
体に形成された、パノラマサイズ撮影時の視野を規定す
るパノラマ視野枠41が進退可能な構成とされている。
このパノラマ視野枠41は、画面サイズ切替え機構40
によって撮影画面のサイズがパノラマサイズに切替えら
れた際、ファインダ視野のサイズも、パノラマサイズに
変更された撮影画面のサイズと対応するサイズに変更す
るべく、視野枠64によって規制されるファインダ視野
の上下一定幅を遮光するマスク部材である。以下、画面
サイズ切替え機構40について述べる。
【0016】図4および図5に示すように、カメラ20
の撮影開口19と対応させて設けられる画面サイズ切替
え機構40は、L字形状に形成した一対の画面サイズ規
制プレート42、43を有している。該画面サイズ規制
プレート42は、互いに直交するガイド部42aと画面
規制部42bを有しており、画面サイズ規制プレート4
3は、互いに直交するガイド部43aと画面規制部43
bを有している。画面サイズ規制プレート43はまた、
その上部一端から後方にオフセットさせた位置に、上述
したパノラマ視野枠41を一体に有している。このパノ
ラマ視野枠41には、パノラマサイズの撮影画面に対応
するサイズのファインダ視野を形成する開口41aが形
成されており、この開口41aの上下は、通常のファイ
ンダ視野の上下一定幅を遮光する遮光部41bとして形
成されている。
【0017】画面サイズ規制プレート42はそのガイド
部42aに、その長手方向に沿わせた直線ガイド溝42
cを有しており、この直線ガイド溝42cに、カメラボ
ディ21の固定部(図示せず)に固定した二本の案内ピ
ン49a、49bが嵌め込まれている。これにより、画
面サイズ規制プレート42は、該案内ピン49a、49
bと直線ガイド溝42cの嵌合関係によって、直線ガイ
ド溝42cの有効長の範囲で、撮影開口19の上下方向
に移動可能にガイドされている。
【0018】一対の画面サイズ規制プレート42、43
は、撮影開口19の縦方向の中心線B−Bと横方向の中
心線C−Cの交点Dに関して略点対称の関係となるよう
にそれぞれ配置されて、上記撮影開口19と対応させた
矩形開口を構成している。
【0019】画面サイズ規制プレート43はそのガイド
部43aに、その長手方向に沿わせた直線ガイド溝43
cを有しており、この直線ガイド溝43cに、カメラボ
ディ21の固定部(図示せず)に固定した二本の案内ピ
ン50a、50bが嵌め込まれている。これにより、画
面サイズ規制プレート43は、該案内ピン50a、50
bと直線ガイド溝43cの嵌合関係によって、直線ガイ
ド溝43cの有効長の範囲で、撮影開口19の上下方向
に移動可能にガイドされている。
【0020】また画面サイズ規制プレート42は、ガイ
ド部42aと画面規制部42bの交点部分に支持ピン5
1を有し、画面サイズ規制プレート43は、ガイド部4
3aの下端部に支持ピン59を有している。カメラボデ
ィ21の固定部(図示せず)に固定した回動支持ピン5
3により連動バー52が回動自在に支持されており、上
記支持ピン51と52に、該連動バー52の一端部の長
孔52aと他端部の長孔52bがそれぞれに嵌められて
いる。回動支持ピン53にはコイルばね54が巻き掛け
られており、このコイルばね54は、その一端部をカメ
ラボディ21の固定部(図示せず)に植設した係合ピン
55に、また他端部を連動バー52に植設した係合ピン
56に係合させている。これにより連動バー52は、常
時、回動支持ピン53を中心として図4の時計回り方向
に回動付勢力を受け、その自由状態において、直線ガイ
ド溝42cの上端部を案内ピン49aに当接させかつ直
線ガイド溝43cの下端部を案内ピン50bに当接させ
るまで回動する。また連動バー52と回動支持ピン53
は、画面サイズ規制プレート42の上下移動を、画面サ
イズ規制プレート43に、中心線B−Bに関する反対方
向への同じ上下移動量として伝えることができるよう
に、その形状および位置が設定されている。
【0021】一方、パノラマ視野枠41は、画面サイズ
規制プレート43が上方に位置する図4に示す状態で
は、視野枠64に対向する像正立プリズム63の出射面
と視野枠64との間のファインダ光路から退避して、フ
ァインダ視野のサイズを標準サイズに対応する通常のサ
イズとする。またパノラマ視野枠41は、画面サイズ規
制プレート43が下方に移動する図5に示す状態では、
この移動に伴って視野枠64に対向する像正立プリズム
63の出射面と視野枠64との間のファインダ光路に進
出し、その開口41aの上下に位置する遮光部41bを
ファインダ視野の上下に位置させて、ファインダ視野の
サイズを、パノラマサイズに対応する小ファインダ視野
サイズとする。
【0022】カメラボディ21の固定部(図示せず)に
は、画面サイズ切替えスイッチ37に基づいて制御手段
120(図2)により励磁と消磁に切換えられる電磁石
58が固定されており、連動バー52の該電磁石58と
対向する位置には、鉄片等のアマーチュア57が固定さ
れている。従って、電磁石58を励磁させれば、アマー
チュア57を吸着して連動バー52を図4の反時計回り
方向に回動させ、画面サイズ規制プレート42を図3の
状態から同図の上方向に移動させかつ画面サイズ規制プ
レート43を図4の状態から同図の下方向に移動させ
て、それぞれの画面規制部42bと43bを撮影開口1
9内に進出させて、画面サイズをパノラマサイズに切換
えることができる。
【0023】図1、図6および図7に示すように、ズー
ム鏡筒23の前端部23aとアダプター100は、公知
のバヨネットマウントを用いて互いに接続可能な構成を
有している。即ち、ズーム鏡筒23は、前端部23a外
周に、複数の係合爪24を有しており、アダプター10
0は、その後壁101にズーム鏡筒23の前端部23a
と接続するためのコネクタ部102を有している。この
コネクタ部102は、係合爪24の前面が当接するマウ
ント部111と、このマウント部111の若干後方に位
置し、係合爪24と同数個形成された係合爪110を有
している。これら複数の係合爪110をズーム鏡筒23
側の係合爪24と係合させることにより、カメラ20に
アダプター100を装着する構成とされている。
【0024】ズーム鏡筒23の前端部23aにはまた、
複数の電気接点ピン25が突出形成されている。これら
複数の電気接点ピン25は、ズーム鏡筒23の前端部2
3aをアダプター100に接続した際、コネクタ部10
2のマウント部111に形成された、対応する複数の電
気接点ランド112と電気的に接続される構成となって
いる。これら電気接点ピン25および電気接点ランド1
12は、ステレオアダプター装着検出部134によるカ
メラ20へのアダプター100の装着の有無の検出、ア
ダプター100に設けられたエンコーダー181による
ミラー角度情報のミラー用モーター駆動回路への伝達、
またアダプター100に設けられたミラー駆動モーター
に対するカメラ20側からの駆動電流供給のために設け
られている。
【0025】本発明によるカメラ20では、スイッチ3
7の操作より撮影画面のサイズがパノラマサイズに切り
替えられるか、またはステレオアダプター装着検出部1
34がアダプター100の装着を検知すると、画面サイ
ズ切替え機構40の電磁石58を励磁させて撮影画面の
サイズをパノラマサイズに切替える。この制御は、制御
手段120により行なわれる。この構成によれば、ステ
レオ写真撮影の際、標準サイズのフィルム一撮影駒中の
左右に同一被写体を写し込み、左右の像が縦長の画面と
して形成される従来のステレオ写真撮影(図8)に比
し、左右それぞれの被写体像が横長の画面として形成さ
れるため、臨場感のあるステレオ写真(図9)を得るこ
とができる。なお、この構成は、レンズシャッタカメラ
に限らず、一眼レフカメラにも応用可能である。
【0026】カメラ20は、図10に示すステレオ視野
切替え機構140を有している。このステレオ視野切替
え機構140は、カメラボディ21内のファインダ光学
系60の近傍に設けられており、パノラマ視野枠41に
隣接させかつパノラマ視野枠41と平行させて位置され
たステレオ視野プレート141を有している。なお、こ
のステレオ視野切替え機構140は、図3には図示され
ていない。
【0027】このステレオ視野プレート141は、上下
方向に穿設された一対の直線案内溝143を有してお
り、これら直線案内溝143に嵌入された、カメラボデ
ィ21の固定部(図示せず)に固定された案内ピン14
4によって、直線案内溝143の長さの範囲内で上下方
向に移動可能に支持されている。ステレオ視野プレート
141の一側部の係合部145と、カメラボディ21の
固定部(図示せず)に植設された係合ピン147との間
に引張ばね146が掛け止めされており、これによりス
テレオ視野プレート141は、引張ばね146の作用に
より常時下方に付勢されている。ステレオ視野プレート
141はまた、ファインダ光路に進退可能である遮光部
(ステレオ撮影視野形成部材)142を有しており、こ
の遮光部142には、ステレオ写真撮影時の撮影画面サ
イズ即ちフィルム面上横並びに2つ形成される同一被写
体による像のいずれか一方の画面サイズに対応するサイ
ズのファインダ視野を形成する開口142aが形成され
ている。
【0028】カメラボディ21の固定部(図示せず)に
は、ステレオアダプター装着検出部134がアダプター
100の装着を検知すると、この検知に基づいて制御手
段120により励磁される電磁石149が固定されてお
り、ステレオ視野プレート141の該電磁石149と対
向する位置には、鉄片等のアマーチュア148が固定さ
れている。この構成により、電磁石149が消磁された
状態では、ステレオ視野プレート141が、遮光部14
2をファインダ光路から退避させた図10に示す下方位
置に位置され、電磁石149が励磁されると、該電磁石
149が引張ばね146に抗してアマーチュア148を
吸着し、遮光部142をファインダ光路に進出させる図
10の二点鎖線で示す位置Qまで移動させて、ファイン
ダ視野をステレオ写真撮影時の撮影画面サイズに対応す
るサイズのファインダ視野に切替える。
【0029】したがって、図12に示すように撮影画面
サイズが標準サイズ時のファインダ視野Vに対して、パ
ノラマ視野枠41およびステレオ視野プレート141の
遮光部142がオーバーラップするため、開口41aの
上下端と開口142aの左右端により規制される図中斜
線AVで示される部分がステレオ写真撮影の際のファイ
ンダ視野として視認される。よって、この構成によれ
ば、ステレオ写真撮影をする場合、ファインダ視野と実
際の撮影画面とが対応するので、ステレオ撮影において
実際の撮影範囲を誤認することが無くなる。
【0030】上述のステレオ視野切替え機構140に代
えて、例えば図14に示すように、アダプター100の
上部後方から後方(カメラ20側)に向けて突出形成し
た、ステレオ写真撮影時のファインダ視野を規定する遮
光部材(ステレオ撮影視野形成部材)103を該アダプ
ター100と一体に形成する構成としてもよい。この遮
光部材103は、アダプター100をカメラ20に装着
した状態で、その中央部に開口104aが形成された遮
光板部104がカメラ20のファインダ対物窓31前方
に位置され、開口104aが、上記遮光部142の開口
142aと同様の役割を果たす。遮光板部104は、ズ
ーム鏡筒23を固定鏡筒22内に最も収納させた状態
で、ファインダ対物窓31に接触せずかつファインダ対
物窓31に極めて近接した位置に位置されるように形成
されている。
【0031】以上では、ステレオ撮影視野形成部材の具
体例として、遮光部材103および遮光部142を挙げ
たが、ステレオ撮影視野形成部材はこれらの具体例に限
定されない。ステレオ撮影視野形成部材は、要するに、
ステレオ写真撮影時の撮影画面に対応するファインダ視
野範囲を視覚的に撮影者に認識させるものであればよ
い。例えば、視野枠64上のステレオ写真撮影時の撮影
範囲外を液晶でマスキングし、ステレオアダプター装着
検出部134がアダプター100の装着を検知しない場
合には、上記液晶部分に通電せず該液晶部分を透光状態
とし、ステレオアダプター装着検出部134がアダプタ
ー100の装着を検知する場合には、上記液晶部分に通
電して該液晶部分を不透光または半透光状態とする構成
としてもよく、また、ステレオ写真撮影時の撮影範囲を
示す撮影範囲フレームが描かれた透明板をファインダ光
路内に進退可能に設けて、ステレオアダプター装着検出
部134がアダプター100の装着を検知しない場合に
は、上記透明板をファインダ光路内から退避させ、ステ
レオアダプター装着検出部134がアダプター100の
装着を検知する場合には、上記透明板をファインダ光路
内に進出させる構成としてもよい。
【0032】カメラ20はまた、図11に示すステレオ
視野変倍機構150を有している。このステレオ視野変
倍機構150は、ステレオ視野切替え機構140と同様
に、カメラボディ21内のファインダ光学系60の近傍
に設けられており、視野枠64と接眼レンズ65の間の
ファインダ光路内に進退する変倍レンズ152を有して
いる。なお、このステレオ視野変倍機構150は、図3
には図示されていない。
【0033】変倍レンズ152は、図12に示すファイ
ンダ視野AVをファインダ視野V程度の大きさまで拡大
して観察するための所謂増倍レンズであり、レンズ枠1
53によって支持されている。このレンズ枠153は、
上下方向に移動可能な被動プレート151に固定されて
いる。この被動プレート151は、上下方向に穿設され
た一対の直線案内溝154を有しており、これら直線案
内溝154に嵌入された、カメラボディ21の固定部
(図示せず)に固定された案内ピン155によって、直
線案内溝154の長さの範囲内で上下方向に移動可能に
支持されている。被動プレート151の一側部の係合部
156と、カメラボディ21の固定部(図示せず)に植
設された係合ピン158との間に引張ばね157が掛け
止めされており、これにより被動プレート151は、引
張ばね157の作用により常時下方に付勢されている。
【0034】カメラボディ21の固定部(図示せず)に
は、ステレオアダプター装着検出部134がアダプター
100の装着を検知すると、この検知に基づいて制御手
段120により励磁される電磁石160が固定されてお
り、被動プレート151の該電磁石160と対向する位
置には、鉄片等のアマーチュア159が固定されてい
る。この構成により、電磁石160が消磁された状態で
は、被動プレート151が、変倍レンズ152をファイ
ンダ光路から退避させた図11に示す下方位置に位置さ
れ、電磁石160が励磁されると、該電磁石160が引
張ばね157に抗してアマーチュア159を吸着し、変
倍レンズ152をファインダ光路に進出させる図11の
二点鎖線で示す位置Rまで移動させて、ファインダ視野
AVを拡大する。
【0035】このステレオ視野変倍機構150によれ
ば、ステレオ撮影時、図12に示すようにファインダ視
野Vに比して小さく形成されるファインダ視野AVを、
変倍レンズ152により拡大して観察できるので、ステ
レオ写真撮影時のファインダ視野をより見易くすること
ができる。
【0036】上述のステレオ視野変倍機構150に代え
て、図13に示すように、視野枠64と接眼レンズ65
の間のファインダ光路内に常時位置しかつファインダ光
軸Oに沿って移動可能な可動変倍レンズ161を設け、
この可動変倍レンズ161と接眼レンズ65によって接
眼光学系を構成し、ステレオアダプター装着検出部13
4がアダプター100の装着を検出したとき、一点鎖線
で示す駆動機構162を作動させて可動変倍レンズ16
1をファインダ光軸Oに沿って所定距離移動し、ファイ
ンダ視野Avを拡大して観察する構成としてもよい。
【0037】撮影画面のサイズがパノラマサイズでかつ
ステレオ写真撮影の場合における撮影画面(図9に示す
左右いずれか一方の画面)の縦横比は、標準サイズの縦
横比と近似する(標準サイズの撮影画面の縦横比は、
24:36=2:3 であり、撮影画面のサイズがパノ
ラマサイズでかつステレオ写真撮影の場合における撮影
画面の縦横比は、 13:18≒2:3 である)。上
述の実施例では、パノラマ視野枠41およびステレオ視
野プレート141によって、撮影画面のサイズをパノラ
マサイズとしたステレオ写真撮影の場合におけるファイ
ンダ視野Avを形成し、このファインダ視野Avを変倍
レンズ152または可動変倍レンズ161によって拡大
して観察する構成としたが、標準サイズの撮影画面の縦
横比と、撮影画面のサイズがパノラマサイズでかつステ
レオ写真撮影の場合における撮影画面の縦横比とが近似
することから、パノラマ視野枠41、ステレオ視野プレ
ート141、変倍レンズ152または可動変倍レンズ1
61等を用いることなく、ステレオ写真撮影の際に、単
にファインダの対物レンズの焦点距離を所定倍すること
で同様の効果を得ることができる。この構成では、撮影
レンズの焦点距離が35mmの場合には、同撮影レンズの焦
点距離70mmの視野に相当するようにファインダの対物レ
ンズの焦点距離を設定すればよい。即ち、ステレオ写真
撮影の際には、ファインダの対物レンズの焦点距離を、
通常撮影の際の2倍に設定すればよい。この構成を有す
る実施例を以下に幾つか挙げる。
【0038】上述のステレオ視野変倍機構150または
可動変倍レンズ161を用いた機構に代えて、図15に
示すように、ファインダ光学系60の移動レンズ61お
よび移動レンズ62を、撮影光学系のズーム機構とは独
立して駆動するファインダ移動レンズ駆動機構170を
用いても同様の効果を得ることができる。この実施例で
は、パノラマ視野枠41は、画面サイズ規制プレート4
3とは別部材として設け、撮影画面のサイズがパノラマ
サイズでありかつステレオ写真撮影でない場合にのみフ
ァインダ光路中に進出させる構成とする。
【0039】このファインダ移動レンズ駆動機構170
は、ギヤ列171を介してファインダレンズ駆動モータ
ー172により図中の矢印X方向に移動されるカムプレ
ート173によって、移動レンズ61と62を所定の関
係で前後移動させる。移動レンズ61と62には、それ
ぞれカムピン61a、カムピン62aが形成されてお
り、これらカムピン61a、62aが、カムプレート1
73に形成されたカム溝174、175にそれぞれ係合
している。
【0040】カムプレート173には、ズームコード板
176が形成されている。このズームコード板176上
を、カメラボディ21の固定部(図示せず)に固定され
かつファインダモータ駆動回路178に接続されたズー
ムコードブラシ177が摺接することにより、ファイン
ダモーター駆動回路178は、現在のファインダ倍率を
検出することができる。ファインダモーター駆動回路1
78に接続する制御手段120は、ズーム鏡筒23のズ
ーミングによる撮影レンズの焦点距離の変更に連動さ
せ、移動レンズ61、62を移動して所定のファインダ
倍率となるようにファインダモーター駆動回路178を
制御する。
【0041】制御回路120は、ステレオ写真撮影以外
の撮影時、即ちステレオアダプター装着検出部134が
アダプター100の装着を検知しない場合には、ファイ
ンダモーター駆動回路178を、ファインダ視野が撮影
レンズによる撮影画面に対応するべく移動レンズ61、
62を移動するように制御し(通常制御)、他方ステレ
オアダプター装着検出部134がアダプター100の装
着を検知した場合には、ファインダモーター駆動回路1
78を、上記通常制御の際のファインダ倍率に所定の倍
率(上述したように約2倍が好ましい)を常時掛けた状
態で移動レンズ61、62を移動するように制御する。
したがって、この構成によっても、上述のステレオ視野
変倍機構150または可動変倍レンズ161を用いた機
構と同様の効果が得られる。
【0042】また、ファインダ移動レンズ駆動機構17
0に代えて、図16に示すように、アダプター100の
上部から後方(カメラ20側)に向けて突出形成した、
ファインダ視野増倍部材105を該アダプター100と
一体に形成する構成としてもよい。この実施例でも、上
記実施例と同様に、パノラマ視野枠41は、画面サイズ
規制プレート43とは別部材として設け、撮影画面のサ
イズがパノラマサイズでありかつステレオ写真撮影でな
い場合にのみファインダ光路中に進出させる構成とす
る。このファインダ視野増倍部材105は、アダプター
100をカメラ20に装着した状態で、その中央部に設
けられた変倍レンズ106がカメラ20のファインダ対
物窓31前方に位置される。この変倍レンズ106は、
ファインダの倍率を上げる増倍レンズであり、ファイン
ダ倍率を所定倍(約2倍)するものである。ファインダ
視野増倍部材105は、ズーム鏡筒23を固定鏡筒22
内に最も収納させた状態で、ファインダ対物窓31に接
触しない位置に形成されている。したがって、この構成
によっても、上述のステレオ視野変倍機構150または
可動変倍レンズ161を用いた機構と同様の効果が得ら
れる。
【0043】さらに、図11に示すステレオ視野変倍機
構150と同様の機構を用いて、変倍レンズ152を、
ファインダの対物レンズ即ち移動レンズ61、62によ
る焦点距離を所定倍(約2倍)とする変倍レンズに置き
換え、この変倍レンズを、ステレオ写真撮影の際に移動
レンズ61、62の前後または間のファインダ光路内に
進出させる構成としても同様の効果が得られる。この実
施例でも、上記実施例と同様に、パノラマ視野枠41
は、画面サイズ規制プレート43とは別部材として設
け、撮影画面のサイズがパノラマサイズでありかつステ
レオ写真撮影でない場合にのみファインダ光路中に進出
させる構成とする。
【0044】本発明による、ステレオ写真撮影時に撮影
画面のサイズをパノラマサイズに切替える構成では、ス
テレオ写真撮影時における撮影画角が、標準サイズにお
ける撮影時の撮影画角と比較して狭くなる。そこで、ス
テレオ写真撮影の切替えに連動させてストロボの照射角
を、ステレオ写真撮影時における撮影画角に対応させる
ように狭くする構成とすることで、ストロボ光を有効に
利用し、同様のストロボ発光量でステレオ写真撮影時の
ガイドナンバーを実質的に上げることができる。この構
成を有する実施例を以下に幾つか挙げる。
【0045】例えば、図17に示す、ストロボ装置21
0を備えた駆動機構200によって、ステレオ写真撮影
時のストロボの照射角をステレオ写真撮影時の撮影画角
に対応させるように狭くする構成とすることができる。
同図中、上述したファインダ移動レンズ駆動機構170
と同一部材には、同符号を付してある。この実施例での
カムプレート173’は、上記カムプレート173にス
トロボ用のカム溝211をさらに形成したもので、発光
管212を有しかつ撮影光軸と平行な方向に移動可能に
支持された反射傘213を、該反射傘213に固定され
たカムピン214および上記カム溝211を介して移動
させることができる。反射傘213は、カメラボディ2
1内部におけるストロボ発光部34に臨む位置に位置さ
れている。ストロボ発光部34と反射傘213の間に
は、発光管212からの光を集光するための凸フレネル
レンズ(図示せず)が、カメラボディ21の固定部(図
示せず)に固定されて設けられている。この実施例で
は、制御回路120は、ステレオアダプター装着検出部
134がアダプター100の装着を検知しない場合に
は、ファインダモーター駆動回路178を、ファインダ
視野およびストロボ装置210の照射角が撮影レンズに
よる撮影画面に対応するべく移動レンズ61、62およ
び反射傘213を移動するように制御し(通常制御)、
他方ステレオアダプター装着検出部134がアダプター
100の装着を検知した場合には、ファインダモーター
駆動回路178を、上記通常制御の際のファインダ倍率
に所定の倍率(約2倍)を常時掛けたした状態で移動レ
ンズ61、62を移動するように制御する(ステレオ制
御)。このステレオ制御により、ストロボ装置210の
照射角は、上記通常制御の際の照射角に比して常時狭く
(約1/2)され、よってストロボ装置210によるス
トロボ光を有効に利用でき、ステレオ写真撮影時のガイ
ドナンバーを実質的に上げることができる。
【0046】また、図18に示すように、アダプター1
00に、ストロボの照射角を狭くするフレネルレンズ1
08を備えた照射角変更部材107を一体に設ける構成
としてもよい。フレネルレンズ108は、ストロボの照
射角を約1/2にするものが好ましく、アダプター10
0をカメラ20に装着した場合にストロボ発光部34の
前方(物体側)に位置される。この構成によっても、ス
トロボ装置210によるストロボ光を有効に利用でき、
ステレオ写真撮影時のガイドナンバーを実質的に上げる
ことができる。
【0047】また、図19に示す照射角変更機構(照射
角変更手段)220を用いても、ステレオ写真撮影時の
ストロボの照射角をステレオ写真撮影時の撮影画角に対
応させるように狭くすることができる。この照射角変更
機構220は、上述のステレオ視野変倍機構150と実
質的に同様の機構を用いており、ステレオ視野変倍機構
150の変倍レンズ152が、この照射角変更機構22
0では、ストロボの照射角を約1/2に狭めるフレネル
レンズ221に置き換えられている。同図中、上述した
ステレオ視野変倍機構150と実質的に同一である部材
には、同符号を付してある。フレネルレンズ221は、
ステレオアダプター装着検出部134がアダプター10
0の装着を検知した場合に、ストロボ発光部34と、カ
メラボディ21内部に備わった、上記ストロボ発光部3
4に臨む反射傘(図示せず)との間に進出され(同図の
二点鎖線Sで示す位置)、ステレオアダプター装着検出
部134がアダプター100の装着を検知しない場合
に、上記発光部34と反射傘との間から退避される構成
とされる。図中のSOは、撮影光軸と平行に延びるスト
ロボ光軸である。この構成によっても、ストロボ装置2
10によるストロボ光を有効に利用でき、ステレオ写真
撮影時のガイドナンバーを実質的に上げることができ
る。
【0048】なお、上記実施例でのフレネルレンズ10
8および221は、凸レンズとしてもよい。
【0049】また、図20に示す照射角変更機構(照射
角変更手段)230を用いても、ステレオ写真撮影時の
ストロボの照射角をステレオ写真撮影時の撮影画角に対
応させるように狭くすることができる。この照射角変更
機構230は、ストロボ光軸SOと直交する方向(図中
の矢印T方向)に移動可能に支持されたカムプレート2
31を有している。このカムプレート231は、カメラ
ボディ21の外部に露出するスイッチ操作部232を有
しており、このスイッチ操作部232を撮影者がスライ
ド操作することによって矢印T方向に移動される。カム
プレート231はまた、所定の形状に形成されたカム溝
233を有しており、このカム溝233には、ストロボ
光軸SOに沿って前後方向に移動可能に支持されかつ発
光管236を有する反射傘234に形成された、カムピ
ン235が嵌まっている。ストロボ発光部34と反射傘
234の間には、発光管236からの光を集光するため
の凸フレネルレンズ(図示せず)が、カメラボディ21
の固定部(図示せず)に固定されて設けられている。以
上の構成により、撮影画面が標準サイズであるステレオ
写真撮影でない場合には、スイッチ操作部232を図中
のT2側に位置させた図20に示す状態、即ちストロボ
の照射角を標準サイズの撮影画面に対応させた状態(通
常状態)とし、撮影画面がパノラマサイズとされるステ
レオ写真撮影を行なう場合には、スイッチ操作部232
を図中のT1側に位置させて反射傘234をカム溝23
3のプロフィルに沿って後退させ、これによってストロ
ボの照射角をステレオ写真撮影の撮影画面に対応させた
状態(ステレオ状態)とする。このステレオ状態でのス
トロボの照射角は、上記通常状態における照射角の約1
/2にするのが好ましい。したがって、カム溝233
は、スイッチ操作部232を図中のT1側に位置させた
際にストロボの照射角が通常状態における照射角に比し
約1/2となるように、その形状が設定される。以上の
構成に加え、スイッチ操作部232の操作に連動させ
て、ステレオ写真撮影モードに切替わる構成とすれば、
ステレオ写真撮影モードでのストロボの照射角は、通常
状態における照射角に比し常時約1/2となる。したが
って、この構成によっても、ストロボ光を有効に利用で
き、ステレオ写真撮影時のガイドナンバーを実質的に上
げることができる。
【0050】また、図21に示す照射角変更機構(照射
角変更手段)240を用いても、ステレオ写真撮影時の
ストロボの照射角を狭くすることができる。ストロボ発
光部34に臨む、発光管241を備えた反射傘242
は、その前部にフレネルレンズ243を一体に有してい
る。このフレネルレンズ243と、カメラボディ21の
前壁21aに設けられたストロボ発光部34の間の上下
には、ストロボ光軸SOと直交する垂直方向に進退可能
に支持された一対の反射板244が設けられている。ス
テレオアダプター装着検出部134がアダプター100
の装着を検知しない場合には、一対の反射板244を二
点鎖線で示すファインダ光軸SOから退避させた位置に
位置させた状態、即ちストロボの照射角を標準サイズの
撮影画面に対応させた状態とし、ステレオアダプター装
着検出部134がアダプター100の装着を検知する場
合には、一対の反射板244を実線で示すファインダ光
軸SOに接近させた位置に位置させた状態として、ステ
レオ写真撮影時のストロボ照射角を狭くすることができ
る。
【0051】図22は、アダプター100の内部構造を
示している。一対の第一反射ミラー14a、14bは、
その軸心が該反射ミラー14a、14bの反射面上に位
置する互いに平行な回動軸183、184を有してお
り、この回動軸183、184を軸として回動可能に備
わっている。回動軸183、184は、第一反射ミラー
14a、14bでの反射前後の光軸を含む平面(図22
の紙面と一致する面)に対して垂直に延びている。第一
反射ミラー14a、14bはまた、回転軸183、18
4と直交する扇形プレート185、186を一体に有し
ている。これら扇形プレート185、186の円弧形状
の端部には、ギヤ部185a、186aがそれぞれ形成
され、これらギヤ部185a、186aが互いに螺合し
ており、これによって一対の第一反射ミラー14a、1
4bは、撮影光軸POに対して線対称の関係で回動可能
に構成されている。
【0052】扇形プレート185には、第一反射ミラー
14aの後方に向かって突出する位置に、小扇形プレー
ト187が一体に形成されている。この小扇形プレート
187の円弧形状の端部には、ギヤ部187aが形成さ
れており、このギヤ部187aは、アダプター100の
固定部(図示せず)に固定されたミラー駆動モーター1
82の駆動ピニオン182aと螺合している。
【0053】扇形プレート185はまた、小扇形プレー
ト187と隣接する位置に、該扇形プレート185と一
体に回転する扇形板188を有している。この扇形板1
88は、エンコーダ181とともに公知のフォトインタ
ラプターを構成しており、したがってこれら扇形板18
8とエンコーダ181によって第一反射ミラー14a、
14bの回転量、即ち第二反射ミラー13a、13bに
対する第一反射ミラー14a、14bの入射角を検出で
きる。ミラー駆動モーター182とエンコーダ181
は、制御手段120によって制御される図2に示すミラ
ーモーター駆動回路180に接続されている。
【0054】制御手段120は、撮影距離と撮影レンズ
の焦点距離fとに応じて第一反射ミラー14a、14b
を回動させる制御を行なう。即ち、制御手段120は、
撮影レンズの焦点距離fに関して、図23に示すよう
に、第一、第二反射ミラー14a(14b)、13a
(13b)による偏角をθ1 ;結像面(フィルム面)F
における撮影レンズの光軸POから撮影画面の横方向で
の一方の端部までの長さをy;第一反射ミラー14a
(14b)と第二反射ミラー13a(13b)が成す角
度をψ;被写体は無限遠にあるとすると、 ψ=θ1 /2=(1/2)tan-1(y/2f)・・・ の式を満足するように、第一反射ミラー14a、14b
を回動させる(第一の制御)。
【0055】また制御手段120は、撮影距離に関し
て、被写体15から被写体光の第一反射ミラー14a
(14b)への入射点Iまでの距離Uが有限の場合、基
線長をL;距離Uによる偏角をθ2 ;とすると、 ψ=θ2 /2=(1/2)tan-1(L/2U)・・・ の式を満足するように、第一反射ミラー14a、14b
を回動させる(第二の制御)。
【0056】したがって、距離Uが有限の場合、制御手
段120は、上記第一および第二の制御を同時に行な
う。即ち、 ψ=(1/2)[tan-1(L/2U)+tan-1(y
/2f)] の式を満足するように、第一反射ミラー14a、14b
を回動させる。距離Uが略∞の場合には、制御手段12
0は、上記式のみを満足する制御を行なう。
【0057】反射ミラーが固定式の場合には、特定の焦
点距離でしか使用することができず、特定の焦点距離以
外で使用すると、フィルム一駒中に写し込まれる一対の
被写体像の位置が、該フィルム一駒の中央から外れてし
まう問題が生じるが、本発明によるアダプター100に
よれば、第一反射ミラー14a、14bを回動すること
により、複数の焦点距離におけるステレオ写真撮影が可
能となり、焦点距離の変化によって被写体像の位置が画
面中央から外れてしまうことがない。
【0058】さらに、反射ミラーが固定式の場合には、
被写体距離が変化すると、反射ミラーに対する被写体光
の入射角度が変化し、これに伴って像面で被写体像が移
動するため、仕上がったステレオ写真を公知のステレオ
ビューワーを用いて立体視しづらいという問題が生じる
が、本発明によるアダプター100によれば、被写体距
離が変化しても、反射ミラーに対する被写体光の入射角
度が変化しないので、撮影距離の変化によって像面で被
写体像が移動することがない。
【0059】カメラ20にアダプター100を装着した
場合には、アダプター100を装着しない場合に比し
て、撮影光路が延長されるため、制御手段120は、ス
テレオアダプター装着検出部134がアダプター100
の装着を検知した場合、図2に示す測距部122で算出
する撮影距離(被写体距離)OD(図24)に対して、
延長される光路長Eを加算した補正距離MDを用いるこ
とによりカメラ20に備わったAF・AEユニット12
1(図2)にフォーカス制御を行なわせる。上記延長さ
れる光路長Eは、E=e1+e2+e3−ODである。
したがって、MDは、MD=OD+Eとなる。なお、e
1は変数であり、e1=U/cosφである。
【0060】測距装置を備えた通常のレンズシャッタカ
メラは、測距装置が撮影レンズとは別に設けられた、例
えばその投光部と受光部をカメラ本体前面に有するアク
ティブ式の測距装置を採用しているため、アダプター装
着時では光路長が長くなり、その延長された光路長分ピ
ントがずれてしまうという問題が生じるが、上記構成に
よれば、アダプター100をカメラ20に装着してステ
レオ写真を撮影する場合、光路長を延長したことによる
ピントずれを起こすことがない。
【0061】この制御手段120による上記フォーカス
制御に代えて、カメラ20にアダプター100を装着し
た場合に、赤外線受光部33の前方または赤外線受光部
33後方(カメラボディ21内部)に位置する受光素子
(図示せず)の前方に、光路偏向手段としてのプリズム
(図示せず)を位置させる構成としてもよい。このプリ
ズム(光路偏向部材)を設ける具体的な構成としては、
例えば、前壁21aの赤外線受光部33前面に公知の手
段(例えば、前壁21a側に係合溝を形成し、前記プリ
ズム側に該係合溝に嵌入可能な係合ピンを形成する)に
よって上記プリズムを着脱可能に設け、アダプター10
0のカメラ20への装着に応じて、撮影者が自身の手に
よって上記プリズムの装着および着脱を適宜に行なう。
【0062】また他の構成として、アダプター100を
カメラ20に装着した際、赤外線受光部33の前方に上
記プリズムの出射面が位置するように、該プリズムをア
ダプター100の上面に固定して設ける構成としてもよ
い。さらに他の構成としては、図10や図11に示す電
磁石を用いたステレオ視野切替え機構140やステレオ
視野変倍機構150と同様の機構を用いることによっ
て、ステレオアダプター装着検出部134によるアダプ
ター100の装着、脱着の検知に連動させて、カメラボ
ディ21内部における上記受光素子に(図示せず)の前
方に、上記プリズムを進出、退避させる構造としてもよ
い。さらには、上記プリズムを用いる代りにレンズを用
いてもよい。
【0063】上記実施例でのカメラ20はレンズシャッ
タカメラであるが、アダプター100を一眼レフカメラ
(図示せず)に装着した場合、図25に示すように、フ
ァインダ視野V’内の左右の像の境界は不明瞭に視認さ
れるので(図中のNCは、不明瞭に視認される箇所)、
本発明による一眼レフカメラ(図示せず)では、アダプ
ター100の一眼レフカメラへの装着に連動させて、図
26に示すようにファインダ視野V’内の左右の像の境
界に視野枠190を設ける構成とすることができる。こ
の構成における一眼レフカメラのアダプター100の装
着検出は、上述したカメラ20と同様の検出手段(即
ち、カメラ20の電気接点ピン25、アダプター100
の電気接点ランド112及びステレオアダプター装着検
出部134からなる検出手段と同様の検出手段)を用い
て行なうことができる。また視野枠190を設ける具体
的な構造としては、例えば、視野枠190をフォーカシ
ングスクリーン(図示せず)上に設けた液晶表示部とし
て構成し、アダプター100の装着が検知される場合に
は該液晶部に通電を行なって該液晶部部分を不透光状態
とし、アダプターの装着が検知されない場合には、該液
晶部に通電を行なわずに該液晶部部分を透明の透光可能
状態とすることが可能である。
【0064】また視野枠190を設ける他の具体的な構
造として、アダプター100の一眼レフカメラへの装着
および着脱に連動させて、フォーカシングスクリーン
(図示せず)上に、棒状部材等として構成した視野枠1
90をメカ的に進出および退避させる構成としてもよ
い。この構成によれば、アダプターを一眼レフカメラに
装着して撮影する場合、ファインダ視野内の観察される
左右2つの被写体像の境界が明瞭に視認することができ
る。
【0065】ステレオ写真撮影によって仕上がった写真
では、フィルム一駒中に写し込まれる2つの被写体像間
の境界が非常に不明瞭である。写真がプリントされると
きは、通常、フィルムに撮影された被写体の全範囲はプ
リントされず、この全範囲の縁の部分がカットされた狭
い範囲しかプリントされない。プリントされた写真が左
右方向即ちフィルムの走行方向に関してどちらか一方に
偏ってプリントされていると、2つの被写体像間の境界
が写真中央からずれる結果となる。境界が明確に視認で
きれば、この境界を目安に、公知のステレオビューワー
に適切にセットすることができ、よって適切に立体写真
を観察し易くなる。この、従来不明瞭であった2つの被
写体像間の境界を明確にするために、例えば、この境界
の位置に対応するフィルム圧板上の位置に、フィルムの
走行方向と直交する方向に延びる発光部を設け、ステレ
オ写真撮影のときはフィルム一駒撮影後この発光部を発
光させて、該フィルム一駒における2つの被写体像間の
境界を明確に視認させることができる。
【0066】他の方法として、フィルムの直前に透明板
を設け、境界の位置に対応するこの透明板上の位置に、
フィルムの走行方向と直交する方向に延びる液晶遮光部
を設けて、ステレオ写真撮影以外のときは、この液晶遮
光部に通電せず該液晶遮光部を透光状態とし、ステレオ
写真撮影のときには、フィルム一駒撮影中この液晶遮光
部に通電して該液晶遮光部を非透光状態とすれば、該フ
ィルム一駒における2つの被写体像間の境界を明確に視
認させることができる。
【0067】なお、本実施例では、画面サイズ切替え機
構40によって切替えられる横長サイズとしての撮影画
面のサイズをパノラマサイズとしているが、他のサイ
ズ、例えば所謂ハイビジョンサイズとする構成としても
よい。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明のステレオ写真撮
影装置によれば、フィルム一駒上における2つの像の境
界部分に、該境界を視覚的に強調する境界線を写し込む
ので、フィルム一駒における左右2つの被写体像間の境
界が明確に視認される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカメラおよびステレオアダプ
ターを示す斜視外観図である。
【図2】同カメラの制御ブロックを示す図である。
【図3】同カメラに設けられたファインダ光学系および
画面サイズ切替え機構を示す斜視図である。
【図4】画面サイズ切替え機構を示す、標準サイズに切
替えた状態での正面図である。
【図5】同画面サイズ切替え機構を示す、パノラマサイ
ズに切替えた状態での正面図である。
【図6】ステレオアダプターをその背面から見た斜視外
観図である。
【図7】同ステレオアダプターとズーム鏡筒との接続構
造を示す平面断面図である。
【図8】左右の像が縦長の画面として形成される従来の
ステレオ写真撮影による撮影画面を示す図である。
【図9】左右それぞれの被写体像が横長の画面として形
成される本発明でのステレオ写真撮影による撮影画面を
示す図である。
【図10】ステレオ視野切替え機構を示す斜視図であ
る。
【図11】ステレオ視野変倍機構を示す斜視図である。
【図12】ファインダ視野の様子を示す説明図である。
【図13】ステレオ視野変倍機構の他の実施例を示す斜
視図である。
【図14】ステレオ撮影視野形成部材を一体に備えたス
テレオアダプターおよびこのステレオアダプターが装着
されるカメラを示す斜視外観図である。
【図15】ファインダ移動レンズ駆動機構を示す斜視図
である。
【図16】変倍レンズを一体に備えたステレオアダプタ
ーおよびこのステレオアダプターが装着されるカメラを
示す斜視外観図である。
【図17】照射角が可変のストロボ装置を備えた駆動機
構を示す斜視図である。
【図18】照射角変更部材を一体に備えたステレオアダ
プターおよびこのステレオアダプターが装着されるカメ
ラを示す斜視外観図である。
【図19】照射角変更手段の実施例を示す斜視図であ
る。
【図20】照射角変更手段の他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図21】照射角変更手段の他の実施例を示す説明図で
ある。
【図22】ステレオアダプターの内部構造を示す上面図
である。
【図23】撮影距離および焦点距離に応じて回動される
第一反射ミラーの第二反射ミラーに対する位置関係を説
明するための図である。
【図24】ステレオアダプターにより光路長が延長され
る状態を説明するための図である。
【図25】従来の一眼レフカメラを用いたステレオ写真
撮影によるファインダ視野の様子を示す図である。
【図26】本発明での一眼レフカメラを用いたステレオ
写真撮影によるファインダ視野の様子を示す図である。
【図27】ステレオ写真撮影装置の原理を説明する説明
図である。
【符号の説明】
13a 13b 第二反射ミラー 14a 14b 第一反射ミラー 20 カメラ 22 固定鏡筒 23 ズーム鏡筒 24 係合爪 25 電気接点ピン 26 カム環 40 画面サイズ切替え機構 41 パノラマ視野枠 60 ファインダ光学系 100 ステレオアダプター 102 コネクタ部 103 遮光部材(ステレオ撮影視野形成部材) 104 遮光板部 104a 開口 106 変倍レンズ 107 照射角変更部材 108 フレネルレンズ 110 係合爪 111 マウント部 112 電気接点ランド 140 ステレオ視野切替え機構 142 遮光部(ステレオ撮影視野形成部材) 142a 開口 150 ステレオ視野変倍機構 152 変倍レンズ 160 電磁石 190 視野枠
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 35/00 - 37/02 G03B 17/14 G03B 17/24 G03B 17/56 - 17/58

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる視点から視た同一被写体による2
    つの像を、フィルム一駒に隣接させて写し込むためのス
    テレオアダプターと、このステレオアダプターをその撮
    影レンズ前端に装着可能なカメラとを有するステレオ写
    真撮影装置において、 ステレオアダプタがカメラに装着された状態でステレオ
    写真撮影が行われるとき、2つの像が写し込まれるフィ
    ルム一駒上における該2つの像の境界部分に、該境界を
    視覚的に強調する境界線を写し込む境界線写し込み手段
    を有することを特徴とするステレオ写真撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステレオ写真撮影装置に
    おいて、境界線写し込み手段は、前記境界の位置に対応
    するカメラのフィルム圧板上の位置に、フィルム走行方
    向と直交する方向に延びる発光部を有し、ステレオアダ
    プタがカメラに装着された状態でステレオ写真撮影が行
    われるとき、フィルム一駒撮影後に前記発光部を発光さ
    せて前記境界線を該フィルム一駒上に写し込むステレオ
    写真撮影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のステレオ写真撮影装置に
    おいて、境界線写し込み手段は、フィルムの直前に設け
    た透明部材上の前記境界の位置に対応する位置に設けら
    れた、フィルム走行方向と直交する方向に延びる液晶遮
    光部を有し、ステレオアダプタがカメラに装着された状
    態でステレオ写真撮影が行われるとき、フィルム一駒撮
    影中に前記液晶遮光部を非透光状態にして前記境界線を
    該フィルム一駒上に写し込むステレオ写真撮影装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項記載の
    ステレオ写真撮影装置において、さらに、カメラに設け
    たカメラ側接点と、このカメラ側接点に対応させてステ
    レオアダプターに設けたアダプター側接点との導通の有
    無を検出することでカメラへのステレオアダプターの装
    着の有無を検出する検出手段を有する、ステレオ写真撮
    影装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のステレオ写真撮影装置に
    おいて、ステレオアダプターとカメラの撮影レンズ前端
    とは、複数の係合爪を有するバヨネットマウントを介し
    て互いに接続可能な構成を有しており、このバヨネット
    マウントを介してステレオアダプターが撮影レンズ前端
    に装着されたときにカメラ側接点とアダプター側接点が
    導通する、ステレオ写真撮影装置。
JP2002223768A 2002-07-31 2002-07-31 ステレオ写真撮影装置 Expired - Fee Related JP3533208B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002223768A JP3533208B2 (ja) 2002-07-31 2002-07-31 ステレオ写真撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002223768A JP3533208B2 (ja) 2002-07-31 2002-07-31 ステレオ写真撮影装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21397693A Division JP3360752B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 ステレオ写真撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003131331A JP2003131331A (ja) 2003-05-09
JP3533208B2 true JP3533208B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=19196132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002223768A Expired - Fee Related JP3533208B2 (ja) 2002-07-31 2002-07-31 ステレオ写真撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3533208B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7480973B1 (ja) 2023-12-25 2024-05-10 武 小野 リフレクション撮影補助具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003131331A (ja) 2003-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3360752B2 (ja) ステレオ写真撮影装置
JP2880131B2 (ja) ステレオカメラ
JP2000275723A (ja) カメラ
JPH0614162B2 (ja) 一眼レフカメラのファインダ内表示装置
JPH07181583A (ja) 一眼レフカメラのファインダ内表示装置
JP3533208B2 (ja) ステレオ写真撮影装置
JP3533207B2 (ja) ステレオ写真撮影装置
JP3533206B2 (ja) ステレオ写真撮影装置
JP3486409B2 (ja) ステレオ写真撮影装置
JP3360746B2 (ja) 一眼レフカメラのファインダ内表示装置
JP2002268128A (ja) ファインダー画面内表示装置
JP2001133846A (ja) 一眼レフレックスカメラ
JP3179918B2 (ja) 一眼レフカメラ
JP3248241B2 (ja) ファインダー装置
JP2967964B2 (ja) ストロボ装置付きアスペクト比可変カメラ
JP2808750B2 (ja) カメラ及びカメラ用シャッタユニット
JPH10104736A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP4136423B2 (ja) ファインダー装置及びそれを有する光学機器
JP2006195292A (ja) 撮像装置
JP2967963B2 (ja) ストロボ装置付きアスペクト比可変カメラ
JPH055928A (ja) フアインダ光学系
JP3777512B2 (ja) カメラ
JP2601586Y2 (ja) アルバダ式ファインダ装置
JP2779854B2 (ja) ステレオカメラ
JP2002090819A (ja) ファインダー装置及びそれを用いた光学機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees