JPH07128754A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH07128754A JPH07128754A JP27386993A JP27386993A JPH07128754A JP H07128754 A JPH07128754 A JP H07128754A JP 27386993 A JP27386993 A JP 27386993A JP 27386993 A JP27386993 A JP 27386993A JP H07128754 A JPH07128754 A JP H07128754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photographing
- camera
- stereo
- shooting
- optical system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常の撮影とステレオ撮影の両方が一台のカ
メラで可能であって、どちらで撮影してもきれいな写真
が簡単に得られるカメラを提供する。 【構成】 少なくとも撮影画面内の光束をケラない第1
の位置と、撮影光学系の光軸中心位置である第2の位置
に移動可能であって、第2の位置にある時には2つの光
束が視差を有して1枚のフィルム8面上に結像するよう
に光路を制御する光路制御手段1を撮影光学系の前方に
配置し、通常撮影では光路制御手段1を第1の位置に、
ステレオ撮影では光路制御手段1を第2の位置に移動さ
せ、その際、ステレオ撮影と通常撮影に応じて露光量を
制御することによりきれいな撮影が行える。
メラで可能であって、どちらで撮影してもきれいな写真
が簡単に得られるカメラを提供する。 【構成】 少なくとも撮影画面内の光束をケラない第1
の位置と、撮影光学系の光軸中心位置である第2の位置
に移動可能であって、第2の位置にある時には2つの光
束が視差を有して1枚のフィルム8面上に結像するよう
に光路を制御する光路制御手段1を撮影光学系の前方に
配置し、通常撮影では光路制御手段1を第1の位置に、
ステレオ撮影では光路制御手段1を第2の位置に移動さ
せ、その際、ステレオ撮影と通常撮影に応じて露光量を
制御することによりきれいな撮影が行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通常の撮影とステレオ撮
影の両方を行なえるカメラに関する。
影の両方を行なえるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から被写体に対して視差を持った複
数の撮影または同時に複数の駒に撮影し、鑑賞時にこれ
らを左目、右目各々に情報が入る様にすることで立体的
に見ることができるいわゆるステレオ写真が知られてい
る。
数の撮影または同時に複数の駒に撮影し、鑑賞時にこれ
らを左目、右目各々に情報が入る様にすることで立体的
に見ることができるいわゆるステレオ写真が知られてい
る。
【0003】一般的にステレオ写真を得る為の方法とし
ては以下の様なものがあり、各々について種々のカメラ
または装置が提案されている。
ては以下の様なものがあり、各々について種々のカメラ
または装置が提案されている。
【0004】ステレオ写真を得るには、 1)普通のカメラを1台使って2回以上の視差をつけた
撮影を行なう。
撮影を行なう。
【0005】2)普通のカメラを2台並べて同時または
1台づつ撮影を行なう。
1台づつ撮影を行なう。
【0006】3)普通のカメラに視差を持った2つの光
束をミラー等を用いて1つの撮影光学系に導びいて撮影
する専用のアダプターを使用する。
束をミラー等を用いて1つの撮影光学系に導びいて撮影
する専用のアダプターを使用する。
【0007】4)レンズ交換式カメラで専用のステレオ
レンズを使用する。
レンズを使用する。
【0008】5)ステレオ撮影専用のステレオカメラを
使用する。
使用する。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、下記の様な欠点があった。
記従来例では、下記の様な欠点があった。
【0010】1)普通のカメラを1台使って2回以上の
視差をつけた撮影を行なう場合 この場合、普通のカメラなので通常の撮影が可能な反
面、視差をもつ複数の撮影を行なう時に、視差の量(ス
テレオベース)が正確には定まらず、でき上った写真の
立体感が不足したり誇張されすぎたりして不自然な場合
が多くなる。
視差をつけた撮影を行なう場合 この場合、普通のカメラなので通常の撮影が可能な反
面、視差をもつ複数の撮影を行なう時に、視差の量(ス
テレオベース)が正確には定まらず、でき上った写真の
立体感が不足したり誇張されすぎたりして不自然な場合
が多くなる。
【0011】また風景などの固定された被写体では良い
が、人物を撮るには2回以上の撮影でかつ撮影者が少し
(人物の場合60〜70mm程度が自然な感じになる)
動いて撮らなければならないので、その間被写体が動か
ないでいる事が難しく、事実上は撮影できない。(被写
体が少しでも動いてしまうと、鑑賞時に複数の像が重な
らないので立体視できない) 2)普通のカメラを2台並べて同時または1台つづ撮影
を行なう場合 この場合では、以下の様な欠点がある。
が、人物を撮るには2回以上の撮影でかつ撮影者が少し
(人物の場合60〜70mm程度が自然な感じになる)
動いて撮らなければならないので、その間被写体が動か
ないでいる事が難しく、事実上は撮影できない。(被写
体が少しでも動いてしまうと、鑑賞時に複数の像が重な
らないので立体視できない) 2)普通のカメラを2台並べて同時または1台つづ撮影
を行なう場合 この場合では、以下の様な欠点がある。
【0012】2−1)カメラが2台以上必要で、かつこ
れらを固定する装置が必要になる為に全体が非常に大き
くなってしまう。また高価になってしまう。
れらを固定する装置が必要になる為に全体が非常に大き
くなってしまう。また高価になってしまう。
【0013】2−2)2台以上のカメラを特に人物を撮
影する際には同時かそれに近い短い時間差でレリーズす
る必要がある為に特別な装置が必要となってしまう。
影する際には同時かそれに近い短い時間差でレリーズす
る必要がある為に特別な装置が必要となってしまう。
【0014】2−3)各々のカメラで撮影された後に、
1組となるプリントやスライドがどれとどれがペアなの
かを整理するのが大変である。
1組となるプリントやスライドがどれとどれがペアなの
かを整理するのが大変である。
【0015】3)普通のカメラに専用のアダプターを使
用して撮影する場合 アダプターと取付けるカメラがきちんと平行になってい
ないと、フィルムの駒に対して撮影されたシーンが斜め
に写ってしまう為、取付けが大変であり、またカメラの
前方に取付ける為カメラが大きくなってしまう。
用して撮影する場合 アダプターと取付けるカメラがきちんと平行になってい
ないと、フィルムの駒に対して撮影されたシーンが斜め
に写ってしまう為、取付けが大変であり、またカメラの
前方に取付ける為カメラが大きくなってしまう。
【0016】4)レンズ交換式カメラで専用のステレオ
レンズを使用して撮影する場合2つの独立した光学系を
持つレンズの為コストが高く、大きくて重いレンズにな
ってしまい、実用的でない。
レンズを使用して撮影する場合2つの独立した光学系を
持つレンズの為コストが高く、大きくて重いレンズにな
ってしまい、実用的でない。
【0017】5)ステレオ撮影専用のステレオカメラを
使用して撮影する場合 ステレオ撮影としては良いが、全駒がステレオ撮影され
る為、ステレオ撮影が不要で通常の撮影を行ないたくて
もできない。
使用して撮影する場合 ステレオ撮影としては良いが、全駒がステレオ撮影され
る為、ステレオ撮影が不要で通常の撮影を行ないたくて
もできない。
【0018】また、いずれの場合でもステレオ撮影に適
した露出制御と、通常の撮影に適した露出制御が自動的
に決定できるものはなかった。
した露出制御と、通常の撮影に適した露出制御が自動的
に決定できるものはなかった。
【0019】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、通常の撮影とステレオ撮影の両方が1台のカメラ
で可能であってどちらで撮影してもきれいな写真が簡単
に得られるカメラを提供する事を目的とする。
ので、通常の撮影とステレオ撮影の両方が1台のカメラ
で可能であってどちらで撮影してもきれいな写真が簡単
に得られるカメラを提供する事を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
構成は、少なくとも撮影画面内の光束をケラない第1の
位置と、撮影光学系の光軸中心位置である第2の位置に
移動可能であって、第2の位置にある時には、2つの光
束が視差を有して1枚のフィルム面上に結像するように
光路を制御する光路制御手段を撮影光学系の前方に配置
したことを特徴とするものである。
構成は、少なくとも撮影画面内の光束をケラない第1の
位置と、撮影光学系の光軸中心位置である第2の位置に
移動可能であって、第2の位置にある時には、2つの光
束が視差を有して1枚のフィルム面上に結像するように
光路を制御する光路制御手段を撮影光学系の前方に配置
したことを特徴とするものである。
【0021】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例における構成
図を示す。
図を示す。
【0023】1はノーマル撮影とステレオ撮影を切換え
る為の切換部材である。切換部材1は、ステレオ撮影時
に視差をもつ別々の光束をレンズへ導く為の鏡面部1a
及び1bを有している。
る為の切換部材である。切換部材1は、ステレオ撮影時
に視差をもつ別々の光束をレンズへ導く為の鏡面部1a
及び1bを有している。
【0024】本実施例においては鏡面部1aと1bの面
のなす角は120°としており、これは不図示のカメラ
本体に取付けられた光束を導く為の鏡面部2及び3のカ
メラ本体に対する光軸方向、すなわちカメラの奥行き方
向の寸法が最も適正になる様に考えられたからである。
従って、本発明はこの角度に限定されるものではない。
のなす角は120°としており、これは不図示のカメラ
本体に取付けられた光束を導く為の鏡面部2及び3のカ
メラ本体に対する光軸方向、すなわちカメラの奥行き方
向の寸法が最も適正になる様に考えられたからである。
従って、本発明はこの角度に限定されるものではない。
【0025】また切換部材1には凸部1cが設けられ、
撮影者がカメラ外部から切換え操作する為の操作部と、
切換部材1によって現在どのモードにいるかを検出する
為の接点5が取付けられている。接点5と切換検出基板
4による情報はCPU9に送出される。
撮影者がカメラ外部から切換え操作する為の操作部と、
切換部材1によって現在どのモードにいるかを検出する
為の接点5が取付けられている。接点5と切換検出基板
4による情報はCPU9に送出される。
【0026】6はカメラの撮影光学系であり、切換部材
1を介して光はシャッター7を通ってフィルム8に達し
て露光が行なわれる。この際、露光に関しては、通常撮
影時とステレオ撮影時で以下の様に各々制御される。
1を介して光はシャッター7を通ってフィルム8に達し
て露光が行なわれる。この際、露光に関しては、通常撮
影時とステレオ撮影時で以下の様に各々制御される。
【0027】10はSPC等の受光センサーであり、本
実施例においては通常の撮影の時は受光センサー全体1
0からの光量によってAE制御を行ない、ステレオ撮影
の時は受光センサー10の中央部で約全体の1/2の面
積に相当する領域からの光量によってAE制御を行なう
様にCPU9が処理を行ないシャッター7を制御してい
る。
実施例においては通常の撮影の時は受光センサー全体1
0からの光量によってAE制御を行ない、ステレオ撮影
の時は受光センサー10の中央部で約全体の1/2の面
積に相当する領域からの光量によってAE制御を行なう
様にCPU9が処理を行ないシャッター7を制御してい
る。
【0028】また被写体を含む撮影画角内が暗く、スト
ロボを使用した撮影の場合、通常のストロボ撮影時のキ
セノン管及び反射笠等からなるストロボ発光部11とフ
レネル板12の位置に対して、ステレオ撮影時の発光部
11の位置は、ストロボ駆動モーター13によってフレ
ネル板12から遠ざかる側に移動する様に制御される。
ロボを使用した撮影の場合、通常のストロボ撮影時のキ
セノン管及び反射笠等からなるストロボ発光部11とフ
レネル板12の位置に対して、ステレオ撮影時の発光部
11の位置は、ストロボ駆動モーター13によってフレ
ネル板12から遠ざかる側に移動する様に制御される。
【0029】本実施例における具体的な制御について図
2を用いて説明する。
2を用いて説明する。
【0030】図2において、プログラム線図の100−
A−101から成るプログラムがステレオ撮影用であ
り、100−A−102−103から成るプログラムが
通常撮影用である。
A−101から成るプログラムがステレオ撮影用であ
り、100−A−102−103から成るプログラムが
通常撮影用である。
【0031】ステレオ撮影においては、主被写体のみな
らず、なるべく被写界深度を深くした方が立体感のある
写真を得られる為、ある明るさ以下では絞りを固定して
シャッタースピードで露出をコントロールするようにし
ている。
らず、なるべく被写界深度を深くした方が立体感のある
写真を得られる為、ある明るさ以下では絞りを固定して
シャッタースピードで露出をコントロールするようにし
ている。
【0032】一方通常の撮影においては、撮影光学系の
持つ開放Fナンバーまで使用する一般的なプログラムと
している。
持つ開放Fナンバーまで使用する一般的なプログラムと
している。
【0033】よって各々の場合の手振れ警告の表示が始
まる明るさや、ストロボが自動的に発光するモード時の
自動発光する為の明るさは通常撮影時とステレオ撮影時
で変えることが好ましく、本実施例においてはこれらを
CPU9で処理している。
まる明るさや、ストロボが自動的に発光するモード時の
自動発光する為の明るさは通常撮影時とステレオ撮影時
で変えることが好ましく、本実施例においてはこれらを
CPU9で処理している。
【0034】また本実施例においては、視差をもった2
つの別々の光をカメラの1つの撮影光学系を通して1駒
に露光する為に、1つの視点からの映像情報は1駒の半
分に露光されていることになる。
つの別々の光をカメラの1つの撮影光学系を通して1駒
に露光する為に、1つの視点からの映像情報は1駒の半
分に露光されていることになる。
【0035】よってストロボ発光部11は通常の撮影画
角の半分程度を照射する位置に移動することが好まし
い。
角の半分程度を照射する位置に移動することが好まし
い。
【0036】図3及び図4は切換部材1による通常の撮
影時の光束の状態と、ステレオ撮影時の光束の状態を表
わしている。
影時の光束の状態と、ステレオ撮影時の光束の状態を表
わしている。
【0037】図3は切換部材1が退避した第1の位置に
ある状態である。この位置では撮影光学系6とシャッタ
ー7を通してフィルム8の1駒へ到達する有効な光束を
ケラないように構成されている。
ある状態である。この位置では撮影光学系6とシャッタ
ー7を通してフィルム8の1駒へ到達する有効な光束を
ケラないように構成されている。
【0038】図4は切換部材1が撮影光学系6の光軸上
に中心位置が来る第2の位置である状態である。
に中心位置が来る第2の位置である状態である。
【0039】この位置では視差のある2つの別々の光束
を本体側に具備された鏡面部2及び3と切換部材1の鏡
面部1a及び1bで撮影光学系6へ導いており、フィル
ム8の駒に結像される。
を本体側に具備された鏡面部2及び3と切換部材1の鏡
面部1a及び1bで撮影光学系6へ導いており、フィル
ム8の駒に結像される。
【0040】図5は本実施例のカメラのフローチャート
を示している。
を示している。
【0041】「#200、ステレオ撮影か」:切換部材
1の操作によって接点5と切換検出基板4を介してCP
U9にステレオ撮影か通常の撮影かが入力される。
1の操作によって接点5と切換検出基板4を介してCP
U9にステレオ撮影か通常の撮影かが入力される。
【0042】「#201、測光S」:受光センサー10
の中央部(センサー面積比で通常の撮影時の1/2)を
用いて被写体及び周辺部を測光する。
の中央部(センサー面積比で通常の撮影時の1/2)を
用いて被写体及び周辺部を測光する。
【0043】「#202、ストロボ使用か」:測光によ
ってストロボが必要と判別すると、ストロボ駆動モータ
ー13を駆動してストロボ発光部11を移動させる。
ってストロボが必要と判別すると、ストロボ駆動モータ
ー13を駆動してストロボ発光部11を移動させる。
【0044】「#203、シャッター開閉S1」:スト
ロボを使用しない場合はステレオ撮影用プログラムに沿
ってAE制御を行なう。
ロボを使用しない場合はステレオ撮影用プログラムに沿
ってAE制御を行なう。
【0045】「#204、シャッター開閉S2」:スト
ロボを使用する場合は、ステレオ撮影プログラムに沿っ
てAE制御を行ない、「#205、ストロボ発光」の信
号が来た時点でシャッターを閉じる。
ロボを使用する場合は、ステレオ撮影プログラムに沿っ
てAE制御を行ない、「#205、ストロボ発光」の信
号が来た時点でシャッターを閉じる。
【0046】「#206、測光N」:通常の撮影が選択
された時は、受光センサー全体を用いて測光を行なう。
された時は、受光センサー全体を用いて測光を行なう。
【0047】「#207、ストロボ使用か」:測光によ
ってストロボが必要と判別すると、ストロボ駆動モータ
ー13を駆動してストロボ発光部11を移動させる。
ってストロボが必要と判別すると、ストロボ駆動モータ
ー13を駆動してストロボ発光部11を移動させる。
【0048】「#208、シャッター開閉N1」:スト
ロボを使用しない場合は、通常撮影用プログラムに沿っ
てAE制御を行なう。
ロボを使用しない場合は、通常撮影用プログラムに沿っ
てAE制御を行なう。
【0049】「#209、シャッター開閉N2」:スト
ロボを使用する場合は、通常撮影用プログラムに沿って
AE制御を行ない、「#210、ストロボ発光」の信号
が来た時点でシャッターを閉じる。
ロボを使用する場合は、通常撮影用プログラムに沿って
AE制御を行ない、「#210、ストロボ発光」の信号
が来た時点でシャッターを閉じる。
【0050】「#211、巻上げ動作」:1駒の撮影が
完了すると、不図示の公知の方法例えばスプールをモー
ターで駆動して回転させる等によって次の駒の撮影位置
まで巻上げて、一連の動作を完了する。
完了すると、不図示の公知の方法例えばスプールをモー
ターで駆動して回転させる等によって次の駒の撮影位置
まで巻上げて、一連の動作を完了する。
【0051】図6において本発明における第2の実施例
について説明する。前述の第1の実施例における機構や
動作と同一の個所については同一符号を付し、説明は省
略する。
について説明する。前述の第1の実施例における機構や
動作と同一の個所については同一符号を付し、説明は省
略する。
【0052】図6において、21は切換部材1に連動し
て、フィルム8の近傍に配置された第1パノラマ切換レ
バー25を駆動する連絡部材である。
て、フィルム8の近傍に配置された第1パノラマ切換レ
バー25を駆動する連絡部材である。
【0053】連絡部材21が第1パノラマ切換レバー2
5の凸部を押すと、バネ26のバネ力に反して第1パノ
ラマ切換レバー25が軸27を中心に回転し、第2パノ
ラマ切換レバー24を押し上げる。これにより第1パノ
ラママスク22と第2パノラママスク23が各々上下に
移動してフィルム8上に画像が写る範囲が通常のフルサ
イズとなり、押されない場合はパノラママスクが設定さ
れた状態のままとなる。
5の凸部を押すと、バネ26のバネ力に反して第1パノ
ラマ切換レバー25が軸27を中心に回転し、第2パノ
ラマ切換レバー24を押し上げる。これにより第1パノ
ラママスク22と第2パノラママスク23が各々上下に
移動してフィルム8上に画像が写る範囲が通常のフルサ
イズとなり、押されない場合はパノラママスクが設定さ
れた状態のままとなる。
【0054】すなわち本第2の実施例においては、撮影
光学系の光軸上に切換部材1が有るステレオ撮影位置
と、撮影光学系の光束をケラない図6のR側の位置に切
換部材1が有り、第1パノラマ切換レバー25を押して
いる通常撮影位置と、同様にしてL側の位置に切換部材
1が有るパノラマ撮影位置の3つの撮影モードを持って
いるわけである。
光学系の光軸上に切換部材1が有るステレオ撮影位置
と、撮影光学系の光束をケラない図6のR側の位置に切
換部材1が有り、第1パノラマ切換レバー25を押して
いる通常撮影位置と、同様にしてL側の位置に切換部材
1が有るパノラマ撮影位置の3つの撮影モードを持って
いるわけである。
【0055】ここでステレオ撮影位置においては連絡部
材21がパノラマ切換レバー25の凸部を押さない位置
にある様に配置されている。すなわちステレオ撮影され
た駒はパノラママスクがされた状態で露光されるので、
パノラマプリントとして仕上がることになる。これによ
って通常の1駒を2分割して左右に各々の画像情報を記
録するステレオ撮影の画面サイズに対して、パノラマプ
リントとして得られたプリントは、通常のフルサイズの
画面アスペクト比と同じ左右の画像情報を得ることが可
能になる。
材21がパノラマ切換レバー25の凸部を押さない位置
にある様に配置されている。すなわちステレオ撮影され
た駒はパノラママスクがされた状態で露光されるので、
パノラマプリントとして仕上がることになる。これによ
って通常の1駒を2分割して左右に各々の画像情報を記
録するステレオ撮影の画面サイズに対して、パノラマプ
リントとして得られたプリントは、通常のフルサイズの
画面アスペクト比と同じ左右の画像情報を得ることが可
能になる。
【0056】以上の各撮影モードは接点5と切換検出基
板4によってCPU9へ送出される。
板4によってCPU9へ送出される。
【0057】受光センサー10はパノラマ撮影及びステ
レオ撮影のモードになっている時には横手方向に中央部
で約全体の1/2の面積に相当する領域からの光量によ
ってAE制御を行なうようにCPU9が処理を行ないシ
ャッター7を制御している。
レオ撮影のモードになっている時には横手方向に中央部
で約全体の1/2の面積に相当する領域からの光量によ
ってAE制御を行なうようにCPU9が処理を行ないシ
ャッター7を制御している。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、1台のコンパクト
なカメラで通常の撮影とステレオ撮影の両方が簡単な切
換え操作だけで行なえ、しかも各々の撮影に最も適した
撮影制御が、撮影者が複雑な操作や知識を必要とせずに
行なえるという効果を有している。
なカメラで通常の撮影とステレオ撮影の両方が簡単な切
換え操作だけで行なえ、しかも各々の撮影に最も適した
撮影制御が、撮影者が複雑な操作や知識を必要とせずに
行なえるという効果を有している。
【図1】本発明の第1の実施例を示したカメラの構成
図。
図。
【図2】第1の実施例のカメラのAEプログラム線図。
【図3】第1の実施例のカメラの通常撮影状態を示す
図。
図。
【図4】第1の実施例のカメラのステレオ撮影状態を示
す図。
す図。
【図5】第1の実施例のカメラのフローチャート。
【図6】第2の実施例における構成図。
1…切換部材 2…本体側鏡面
部 3…本体側鏡面部 4…切換検出基
板 5…接点 6…撮影光学系 7…シャッター 8…フィルム 9…CPU 10…受光セン
サー 11…ストロボ発光部 12…フレネル
板 13…ストロボ駆動モーター
部 3…本体側鏡面部 4…切換検出基
板 5…接点 6…撮影光学系 7…シャッター 8…フィルム 9…CPU 10…受光セン
サー 11…ストロボ発光部 12…フレネル
板 13…ストロボ駆動モーター
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも撮影画面内の光束をケラない
第1の位置と、撮影光学系の光軸中心位置である第2の
位置に移動可能であって、第2の位置にある時には2つ
の光束が視差を有して1枚のフィルム面上に結像するよ
うに光路を制御する光路制御手段を撮影光学系の前方に
配置したことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 請求項1において、光路制御手段の位置
を検出する検出手段と、該検出手段による情報に基づい
て第1の位置および第2の位置の各々に適した撮影制御
を行なう撮影制御手段とを有することを特徴とするカメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27386993A JPH07128754A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27386993A JPH07128754A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07128754A true JPH07128754A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17533702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27386993A Pending JPH07128754A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07128754A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002341472A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Olympus Optical Co Ltd | 立体画像撮影装置及び方法 |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP27386993A patent/JPH07128754A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002341472A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Olympus Optical Co Ltd | 立体画像撮影装置及び方法 |
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