JPS63201635A - バイモルフによつて駆動されるシヤツタ−と閃光発光手段を備えたカメラ - Google Patents

バイモルフによつて駆動されるシヤツタ−と閃光発光手段を備えたカメラ

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JPS63201635A
JPS63201635A JP62036570A JP3657087A JPS63201635A JP S63201635 A JPS63201635 A JP S63201635A JP 62036570 A JP62036570 A JP 62036570A JP 3657087 A JP3657087 A JP 3657087A JP S63201635 A JPS63201635 A JP S63201635A
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JP
Japan
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switch
terminal
voltage
optical system
lens
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JP62036570A
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English (en)
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Akira Hayama
葉山 公
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • G03B7/26Power supplies; Circuitry or arrangement to switch on the power source; Circuitry to check the power source voltage
    • GPHYSICS
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Shutter-Related Mechanisms (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1」噌l剋]」どi 本発明は、バイモルフ駆動素子(以下、単にバイモルフ
と言う)によって駆動されるシャッターと閃光発光手段
を備えたカメラに関する。
1九へ1糺 従来、バイモルフによって駆動されるシャッターは、た
とえば特開昭6O−14472G号公報などにおいて、
種々、提案されている。
明が ILLよ゛とする  σ このようなシャッター駆動に用いられるバイモルフを安
定して駆動するために、安定した高電圧を印加しようと
すれば、一旦、バイモルフに印加するのに必要な電圧分
の電荷を別設のコンデンサー等の充電手段にr!積して
おいて、駆動時にこの蓄積された電荷をバイモルフに供
給するように構成すればよい。
一方、フラッシュ等、閃光発光手段を備えたカメラは、
発光用のメインコンデンサーを備えており、そのメイン
コンデンサーに充電を行なって閃光発光手段に安定した
高電圧を印加して−する。
そこで、バイモルフによって駆動されるシャッターと、
閃光発光手段を備えたカメラにお−・では発光用メイン
コンデンサーをバイモルフ駆動用コンデンサーとしても
使用する。
ところが、常時バイモルフを駆動し、かつ閃光発光手段
を発光させるのに必要な電圧までコンデンサーを充電し
ていると、閃光発光手段を発光させる必要がない場合で
も不必要に高い電圧までコンデンサーが充電されてはじ
めて撮影が可能となるので、撮影が可能となるまで待た
されることがありうる。すなわち、連続して迅速な撮影
が困難になる。
そこで、本発明は、閃光発光手段と、シャ・ンターを駆
動するバイモルフを備えたカメラにおいて連続して迅速
な撮影が可能なカメラを提供することを目的とする。
ヴ   するための 上記の目的を達成するために、本発明のカメラは、 単一の充電手段と、 その充電手段に高電圧を供給して充電するために、電源
の電圧を昇圧する外圧手段と、シャッター駆動のために
用いられるバイモルフ駆動素子と、 そのバイモルフ駆動素子を駆動するのに必要なmlの電
圧まで、前記充電手段が充電されたことを検知する第1
の電圧検知手段と、 閃光発光手段と、 前記バイモルフ駆動素子を駆動し、かつ前記閃光発光手
段を発光させるのに必要なPt52の電圧まで、前記充
電手段が充電されたことを検知する第2の電圧検知手段
と、 被写体の輝度を測定する測定光手段と、その測光手段の
出力により被写体の輝度が所定の輝度よりも高ければ前
記11の電圧検知手段を、低ければ前記第2の電圧検知
手段を選択する選択手段とを備えている。
作−m−」− 上記の構成をとることによって、本発明のカメラは、被
写体が明るく、閃光発光手段を発光させる必要がない場
合、Pt51の電圧検知手段が選択され、充電手段がP
t51の電圧まで充電されれば撮影が可能となる。また
、被写体が暗く、閃光発光手段を発光させる必要がある
とき、第2の電圧検知手段が選択され、充電手段が@2
の電圧まで充電されてはじめて撮影が可能となる。
及1且 以下、図面を参照しながら本発明を実施したカメラにつ
いて説明する。
なお、本実施例に示すカメラは、撮影光学系を主レンズ
と副レンズで構成し、主レンズのみを用いることによっ
て標準i影(短焦点2[R撮影)を行ない、主レンズを
カメラ前方へ、ボディから突出させ、副レンズを主レン
ズの後方、撮影光路内に挿入することによって、望遠撮
影(長焦点距離撮影)を行なうことの可能な可変焦点カ
メラである。
また、バイモルフによって駆動させるシャッターについ
ては、すでに公知になったものを用いているので、説明
を省略する。
第1図は、本発明を実施したカメラにおける電気固路の
一実施例を示す回路図である。
同図において(CPU)はカメラ全体の制御を行なうマ
イクロコンピュータ−(以下、CPUと称する)である
。CPUには後述する回路と接続される端子や各種のス
イッチと接続される端子、電源端子VE、アース端子G
ND、電源投入時(すなわち電池装填時)にパルスが入
力されるとカメラの初期化を行なう端子PUC1測光回
路(LM)等への電源供給を制御する端子pwc、cp
uに割込をかける端子INTなどが設けられている。
端子PUCは、電源ライン(VL)にコンデンサー(C
3)を介して接続され、さらに、アースラインに抵抗(
R1)を介して接続されている。したがって、電源(S
E)を投入すると、コンデンサー(C5)と抵抗(R1
)とによって微分パルスが形成され、このパルスが端子
PUCに入力される。これにより、CPUはカメラの初
期化を始める。端子PWCは2個の抵抗(R2)、(R
3)を介して電源ライン(VL)と接続されており、2
個の抵抗(R2)−(R3)の接続、αにはPNP型ト
ランジスタ(Q、)のベース端子が接続されている。そ
して、トランジスタ(Ql)のエミッタ端子は電源ライ
ン(VL)に、コレクタ端子は測光回路(LM)等の1
!源ライン(Vcc)に接続されている。したがってC
PUの端子PW(、h・ら低レベルの信号(以下′L″
と略す)が出力されると、トランジスタ(Ql)がON
になり、測光回路(LM)??の電源端子に電源(SE
)からトランジスタ(Ql)を介しで給電される。SJ
込端子INTにはオア回路(OR)の出力が接続されて
おり、オア回路(OR)の入力端子には、レンズカバー
の開閉動作に伴なって一瞬ONになるスイ・/チS O
−:、ワンショット回路(OC、)、(OC2)が接続
されている。ワンシタット回路(OCI)にはレリーズ
ボタンを一段押下げたときにONになる測光・測距スイ
ッチS1.722171回路(OC2)には、撮がって
、レンズカバーを(1け閏めしなとき、または、レリー
ズボタンを一段押下げて測光・測距を開始したとき、あ
るいは撮影状想切替ボタンな押下げて、標準撮影から望
遠撮影へ、もしくは望遠撮影から標準撮影へり替えると
き、割込端子TNTにパルスが入力され、CPUは割込
による作動を開始する。
(SD)はバイモルフを含むシャッター駆動回路で、端
子OPに高レベルのイボ号(以下、“ト■”と略す)が
CPUから入力されるとライン(V、、)から端子Eを
経てバイモルフ(不図示)に電圧を印加し、それによっ
て、シャッターを開き、引き続いて端子CLに“■]”
がCPUがら入力されると、すなわち、端子OP、CL
ともにH”が入力されると、バイモルフがショートされ
、シャッターを閉じる。
端子PCIは、シャッターの開口情報をCPUに伝える
端子であり、シャッターがあらかじめ設定された大きさ
の開口に達する毎にパルスを出力する。
(BC)はバッテリーチェック回路で、電池からなる電
a(SE)の電圧がカメラを作動させるのに充分かどう
かを判定し、電源電圧が充分であればCPUの端子BC
にH”を出力し、充分でなければ“L″を出力する。
(LM)は測光回路で、外付けされたCdSによって被
写体の輝度を測定し、使用されるフィルムのISO感度
、撮影状態にあわせで、測定値を補正し、補正された測
光値をAEタイマー回路(AT)、フンパレータ−(C
O)に出力する。フィルムのISO感度は、スイッチD
Xによってパトローネから3売み取られる。スイッチD
Xは、フィルムの感度が130320以下のときOFF
、l5O400以上のときONになるスイッチであって
、スイッチDXがOFFであり、回路(LM))の端子
ISOがオープンになっておればフィルムの感度を1s
oiooとみなし、スイッチDXがONであり、端子I
SOに′L″が入力されれば、l5O400とみなす、
また撮影状態は、標準撮影状態でOFF、望遠撮影状態
でONになるスイッチSpの0N−OFF状態で判別さ
れる。すなわち、標準撮影状態では回路(LM)の端子
SPはオープンになり、望遠撮影状態では同端子SPに
L”が入力される。なお、これらのスイッチDX。
spはCPUの端子l5O9SPにも接続されており、
各Xイy+DXtSpの0N−OFF情報htcPUに
伝えられる。AEタイマー回路(AT)は7う・?シュ
を使用せずに撮影を行なう場合、CPUの端子5TAR
Tからのスタート信号によって作動を開始し、適当な露
光量が得られたという情報をCPUの端子AEに出力す
る回路である。コンパレーター(CO)は、測光回路(
LM)から端子LMに入力された測光値を所定の値と比
較し、被写体が明るくフラッシュを発光させる必要がな
いが被写体が暗くフラッシュを発光させる必要があるか
を判断し、その結果をCPUの端子Byに出力する。す
なわち、被写体が明るい場合、端子Bvに“H″′を出
力し、被写体が暗い場合、端子Bvに1L″′を出力す
る。
(DM)は測距回路で7フイングーの両側に配置された
赤外発光部と受光部とによって被写体とカメラとの間の
距離を測定し、測定された距離情報を3 bitのデジ
タル量(D2fDI−Do)に変換し、cpuのD 2
.D 、、D 0に出力する。この測距回路(DM)は
、距離を七つのゾーンにひけ(tjS1表参照)、被写
体とカメラとの間の距離がどのゾーンに入っているかを
ff11表に従って出力する。すなわち、被写体とカメ
ラとの間の距離が、たとえば、第4ゾーン(1,76〜
2.82(論))(こ入っていれば、CPUの端子D2
.DI、D0にそれぞれ“I−”。
“L″、’H”を出力する。
そして、このデータに基いて、CPUは合焦位置まで撮
影光−学系を移動させる。なお、測距回路(DM)は、
端子Vceに給電された後、測距が完了するまでの約4
0 m5ec、間、第1表の最下段に示したように、C
PUの端子D 2− D + 、D oのすべてに′H
″を出力し、そして、このデータを受取ったCPUは、
被写体とカメラとの距離がff54ゾーン(1,7G〜
2.82(n))にあるとみなすように構成されている
。このように構成することにより、何かの異常が生じて
測距回路(DM)が作動しなか・た場合でも、CPUは
、被写体とカメラとの距離が測距エリアのほぼ中間にあ
り、がっ、最もよく使われる第4ゾーンにあると判断す
るので、極端なピンボケの写真になるようなことがない
(MD)はモーター駆動回路であり、フィルム巻上・巻
戻用のフィルム送りモーター(Ml)と、焦、へ調ff
l!および撮影状態切替のために撮影光学系をその光軸
方向に移動させるためのレンズモーター(M2)との駆
動を、CPUの端子Mの信号に基いて制御する。モータ
ー駆動回路(MD)は、611のトランジスタによるプ
リツノ回路で構成された公知の回路であるので、具体的
な説明は省略する。
なお、フィルム送りモーター(Ml)は、正転によって
フィルムを巻上げ、逆転によってフィルムを巻戻す。ま
た、レンズモーター(M2)は、正転によってm形光学
系をカメラ前方へ繰出させ、逆転によってカメラ後方へ
繰込ませる。
(以下余白) (EN)はエンコーダーで、撮影光学系が合焦位置まで
駆動されたことをCPUが検知できるようにCPUの端
子ENCに後述するパルスを出力する。また、(LMg
)はレンズストップマグネットで、CPUの端子LMg
からの信号に基いてストップレバーを制御し、撮影光学
系移動部材を係止して、レンズが合焦位置または初期位
置に確実に停止するようようにする。なお、エンコーダ
ー(EN)、撮影光学系移動部材等の具体的構成は後で
述べる。
次に、fit図に示した電気回路に設けられた各種のス
イッチについて説明する。スイッチS。−1はレンズカ
バーが開けられた状態でON、閉められた状態でOFF
になるメインスイッチで、測光・測距スイッチS1、レ
リーズスイッチS2、撮影状態切替スイッチSS/Tと
直列に接続されており、レンズカバーが閉じられた状態
ではレリーズ等が禁止される。スイッチS。−2は、前
述したように、レンズカバーを開は閉めするとき、−瞬
ONになるスイッチで、CPUに撮影準備のため外圧回
路(D −D )の外圧動作を開始させたり、望遠撮影
状!!J(主レンズがボディがら突出している状態)で
レンズカバーを閉じる動作をしたときにCPUに主レン
ズをボディ内に収納させるために設けられている。測光
・測距スイッチS1は、先述したように、レリーズボタ
ンを一段押下げたときにONになるスイッチで、このス
イッチS1がONのときに測光回路(LM)、測距回路
(DM)、バッテリーチェック回路(BC)、AEタイ
マー回路(AT)、コンパレーター(CO)、マグネッ
ト(LMg)が作動する。レリーズスイッチS2は、レ
リーズボタンを二段押下げたとさにONになるスイッチ
で、このスイッチS2をONにすることでカメラの露出
制御動作が開始される。撮影状態切替スイッチSs/T
は、ブツシュボタンで構成されたスイッチで、ONにな
るたびに標準撮影から望遠撮影へ、望遠撮影から標準撮
影へ撮影状態が切替られる。
スイッチSsは1コマスイツチで、フィルム送りモータ
ー(Ml)が一定角度だけ回転したときにONになり、
1コマ分の巻上が完了したときOFFになるスイッチで
ある。スイッチS、は1コマスイツチS5と並列に接続
されたカウンタースイッチで、順算式フィルムカウンタ
ーがrSJを示している状態から「1」を示す直前の状
態までONであり、その他の状態ではOFFになるスイ
ッチである。スイッチS6はレンズの位置を検出するス
イッチで、標準・望遠両撮影時においてレンズが初期位
r11(無限遠点に合焦する位置)にあるとき、または
、最終位置(最近接点に合焦する位置よりもさらに繰出
された位置)に達したときOFFになり、他のときはO
Nになるスイッチである。スイッチSpは撮影状態を判
別するためのスイッチで、標準撮影時はOFF、望遠撮
影時はONになる。そして、スイッチS6およびSl)
は先述したエンコーダー(EN)とともに撮影光学系移
動部材に形成されており、詳しくは、後で述べる。スイ
ッチS。
はカメラの露出枠の上方に設けられたフィルム検知スイ
ッチで、フィルムが装填されているときON 、装填さ
れていないときOFFになり、フンシタット回路(Co
、)を介してCPUの端子I NTLと接続されている
。スイッチs7はフィルム検知スイッチS4と直列に接
続されたスイッチで、裏ぶたが閏じられた状態でON、
閏がれな状態でOFFになる。スイッチ、は巻戻途中で
あることを記憶するスイッチで、巻戻機構のギアに設け
られており、巻戻が開始されるとON、裏ぶたを開ける
とOFFになる。すなわち、巻戻途中であれば、CPU
の端子RWに“L″が入力される。
スイッチDXは、先述したように、フィルムのISO感
度情報を測光回路(LM)およVcpuに伝えるための
スイッチで、回路(LM)およゾCP U (、t、O
Nのときl5O400,OFFのときl5O100とみ
なす。
最後に、各スイッチの0N−OFFになる状態を第2表
にまとめておく。
く1又<6.bン 第2表 (V D 2)、(V D 3)が設けられている以外
は、周知の回路と同じであるので、電圧検知回路(VD
、)。
(v D 2)、(V D 、+)についてのみ説明し
、他の部分については説明を省略する。
第1.第2.13の電圧検知回路(V D 、)、(V
 D 2)(VDx)は、メインコンデンサー(C2)
の充電電圧が、それぞれ第1の電圧(200V)、第2
の電圧(265V)、第3の電圧(295V)に達して
いるかどうかを検知する回路で、具体的には、第2図に
示す、周知の構成になっている。MS2図に示すように
、第1および第3の電圧検知回路(VD、)および(V
D2)は、それぞれ二つの抵抗(R,)。
(R1)および(R,)、(R,)、ツェナーダイオー
ド(ZD、)および(ZD2)、NPN型トランジスタ
(C2)および(Q、)から構成され、第2の電圧検知
回路(VD2)は、二つの抵抗(R,)、(R?)、ネ
オン管(NE)、NPN型トランジスタ(Q、)から構
成されている。トランジスタ(Q 、)、(Q 、)、
(Q 、)のベース端子は、それぞれCPUの端子DT
I、DT2、DT3に抵抗(RS)、(R?)、(R、
)を介して接続されており、端子DTI、DT2.DT
3からの“H”によってトランジスタ(Q 2)、(Q
 、)、(Q 、)がONとなり、電圧検知回路(VD
I)、(VD2)。
(VD))の選択が行なわれる。またトランジスタ(Q
 2)、(Q 、)、(Q 、)のエミッタ端子は、共
にCPUの端子L0に接続され、CPUは、端子L0に
電流が流れ込むかどうかによって、設定された電圧まで
昇圧回路(D −D )によってメインコンデンサー(
C2)が充電されたかどうかを検知する。
なお、第1の電圧検知回路(VDI)が検知するPt5
1の電圧(200V)は、シャッターを開田するバイモ
ルフを駆動させるのに必要な電圧V、であり、第2の電
圧検知回路(VD2)が検知する第2の電圧(265V
)は、バイモルフを駆動させ、かつ、ストロボを発光さ
せるのに必要な電圧v2である。そして、第3の電圧検
知回路(VD、)は、CPUに昇圧回路(D −D )
の外圧動作を停止させるために設けられている。すなわ
ち、第3の電圧検知回路(VD、)が選択されていると
き、端子り。
に’H”が入力されると、CPUは、端子FCから“L
”を出力し、外圧回路(D−D)の外圧を停止させる。
また、第1.第3の電圧検知回路(VD、)。
(VD、)においてツェナーダイオード(ZDI)。
(z D2)の代わりにネオン管を用いたり、第2の電
圧検知回路(VD2)においてネオン管(N e)の代
わりにツェナーダイオードをmいることができるのは言
うまでもない。
また、昇圧回路(D −D >はCPUの端子FCから
“H”が出力されている間だけ外圧を行ない、ダイオー
ド(DI)を介してメインコンデンサー(C2)に充電
を行なう、フラッシュ発光部(FL)は、CPUの端子
TRからのトリが一信号に同期して発光する。
次に、このカメラの撮影光学系(P S )、ファイン
グ−光学系(FS)およびその駆動機端について説明し
、さらに、焦点調節動作、撮影状態切替動作について1
明する。
第3図に、ファイング−光学系(F S )、撮影光学
系(ps)の全体構成を示す。
同図において(4)はシャッターブロックで標準撮影状
態および望遠撮影状態にともに用いられる主レンズ(4
a)、撮影光学M(PS)の前玉であるこの主レンズ(
4a)を保持する主レンズ枠(4b)、および、シャッ
ター(図示せず)が一体的に組み付けられている。そし
て、このシャッターブロック(4)は、固定台板(5)
に固設された一対の紬(5X)、(5Y)により、光軸
(L)方向にスライド自在に支持されているとともに、
スプリング(6)により前方側に付勢されている。
このシャッターブロック(4)には、光軸(L)に平行
な軸芯(Xl)の周りに回動自在な支持レバー(7A)
に支持された、望遠撮影状態の時にのみ撮影光路中に挿
入される閾しンX’(7)が取り付けられている。そし
て、この副レンズ(7)を覆う状態で一体成型された固
定台板(5)の、筒状の第1の取付枠である下半部(5
A)に内儀してし摺動可能な可動鏡胴(8)がシャッタ
ーブロック(4)に固着され、ともに光軸(L)方向に
スライド自在で、かつ、スプリング(6)により前方側
に付勢されている。
t53図に示したように、固定台板(5)の側部にはレ
ンズモーター(M2)が組み込まれている。また、固定
台板(5)の下半部(5A)のさらに下方には、ギヤ台
板(23)が設(子らけ、固定台板(5)に不図示のネ
ジでネジ止めされている。
このギヤ台板(23)上には、軸芯(X、)周りで回転
自在な繰出カム(14)、前記モータ(M2)からこの
回転式の繰出カム(14)に回転駆動力を伝達するギア
列(15)、繰出カム(14)の外周面のラチェット部
(14a)に係合する爪(16m)を有するストップレ
バー(1G)、このストップレバー(16)の動作を制
御するレンズストップマグネジ)(LMg)、および、
前記繰出カム(14)に対する撮影光学系(p s )
側のカム7オロアである繰出レバー(18)′!!Pか
らなる撮影光学系(p s )に対する駆動機構が搭載
されている。ストップレバー(16)は、軸芯(X、)
周りでの回動自在に取り付けられているとともに、この
ストップレバー(16)を、第3図において反時計方向
に、すなわち、爪(16a)が繰出カム(14)のラチ
ェット部(14a)に係合する方向に付勢するスプリン
グ(19)が設けられている。また、このストップレバ
ー(1G)の、取付軸芯(X、)に対して爪(16a)
とは反対側の端部に、前記マグネジ)(LMg)に吸着
される鉄片(20)が取り付けられている。
そして、このマグネジ)(LMg)を作動させて鉄片(
20)を吸着することで、ストップレバー(1G)の爪
(16a)と繰出カム(14)のラチェット部(14a
)との係合を不能にして繰出カム(14)の回転を許容
し、一方、マグネジ)(LMg)の作動を停止させるこ
とで、スプリング(19)の付勢力でストップレバー(
16)のを反時計方向に回動させ、その爪(16a)を
繰出カム(14)のラチェット部(14a)に係合させ
て繰出カムけ14)の時計方向への回転を禁止すること
ができるように構成されている。
また、第4図に示すように、繰出レバー(18)には、
その下面に、ギア台板(23)に服り付けられた支持レ
バー(21)の枢支部(21g)に枢支されるビン(1
8a)の他に、2本のビン(以下、それぞれ第2ピン、
第3ピンと称する)(18b)。
(18e)が植設されている。また、第1ピン(18a
)を支点とし軸芯(X、)周りに回動自在なこの繰出レ
バー(18)の遊MAIIIllの上面には、第4ピン
(18d)が植設されている。
前記第2ピン(18b)と第3ピン(18c)とは、そ
れぞれ繰出カム(14)の内周に形成された一対のカム
面(以下、第1カム面、Pt52力ム面と称する)(1
4b)、(14c)に各別に当接するように構成されて
いる。また、第4図ビン(18a)は、可動!!胴(8
)の下面に形成された光軸(L)に直交する方向に延び
る長孔(8a)(第10図参照)に係合している。
つまり、この繰出レバーは(18)は、その第2ピン(
18b)あるいは第3ピン(18c)が、繰出カム(1
4)の一対のカム面(14b)=(14c)に当接して
所定の姿勢に維持されることで、撮影光学系(p s 
)の保持枠である可動鏡胴(8)に係合するそのpt′
S4ピン(18d)が、スプリング(6)1こより前方
に付勢されたシャッターブロック(4)の移動を規制し
てその位置決めを行なうように構成されている。その動
作については後述する。
そして、先程説明したように、望遠撮影状態では、シャ
ッターブロック(4)に取り付けられている撮影光学系
(P S )の前玉であ主レンズ(4a)を保持する主
レンズ枠(4b)は、カメラボディから突出する突出位
置にあるが、この状態では、上述したように、シャッタ
ーブロック(4)の位置決め1土、主レンズ(4a)と
ともにシャッターブロック(4)を前方に付勢するスプ
リング(6)と、このスプリング(6)の付勢力に抗し
て主レンズ(4a)を引退位置側にスライド移動させる
機構、すなわち、モータ(M2)、ギヤ列(15)、繰
出カム(14)、お上び繰出レバー(18)の連動にな
る操作機構とによって行なわれている。
そして、この操作機構の操作側部材である繰出カム(1
4)と被操作(11部材である繰出レバー(18)との
間に、第4図に示すように、繰出カム(14)の一対の
カム面(14b)=(14c)に対応する繰出レバー(
18)の一対のビン(isb)。
(18c)が片当り的に当接することで繰出レバー(1
8)の引退位置側への揺動が許容されているから、仮に
、望遠撮影状態で主レンズ(4a)保持するシャッター
ブロック(4)に外力が加えられた場合、たとえばシャ
ッターブロック(4)を下側にしてこのカメラが置かれ
たような場合であっても、揺動レバー(18)が繰出カ
ム(14)から離れて揺動するので、スプリング(6)
によって外力が吸収され、操作8!構に無理な外力が掛
かることを防止でき、その損傷を少なくすることできる
後桟、動作説明の際に詳述するが、前述したモータ(M
2)の正逆転により繰出カム(14)が正逆方向に回転
され、それに応じた繰出レバー(18)の姿勢変更によ
る可動鏡胴(8)を介したシャッターブロックけ4)の
位置決めで、主レンズ(4a)の光軸(L)方向に沿っ
た移動、および副レンズ(7)の撮影光路への出退が行
われる。
そして、このモータ(M2)の駆動で標準撮影状態と望
遠撮影状態との焦点距離の切替えを行うとともに、さら
に、それら2つの撮影状態のそれぞれにおいて、同じモ
ータ(M2)の駆動で主レンズ(4a)を移動させるこ
とで焦点調節動作を行えるように構成している。
すなわち、ギヤ列(15)、繰出カム(14)、繰出レ
バー(18)、ストップレバー(16)、マグネッ)(
17)、および、モータ(M2)kIPによって、撮影
光学系(P S )の焦点距離の切替えと各焦点距離の
焦点調節とを、一連の動作で順次的に行う操作手段を構
成しである。
このとき、シャッターブロック(4)を前方側に付勢す
るとともに、その位置決めを繰出カム(14)の一対の
カム面(14b)、(14c)に当接する一対のピン(
18b)、(18c)を有する繰出レバー(1B)によ
り行なうことで、繰出カム(14)を定速回転させなが
らも、繰出カム(14)の回転軌跡の接線方向、すなわ
ち、このカム(14)の作動方向に対するこのカム面(
14b)、(14c)の傾斜角を、要求されるシャッタ
ーブロック(4)の移動速度(たとえば、望遠撮影状態
の焦点調節動作時には標準撮影状態の焦点調節動作時よ
りも早くとか、焦点距離の切替動作時には焦点調節動作
時よりも早く、とかいった相対的な移動速度)に見合う
ように形成することができるから、撮影を行う際の焦点
距離切替動作を迅速に、がっ、焦点調節動作を高精度で
行うことができるのである。
繰出カム(14)の第1カム面(14b)、およびそれ
に当接する操作レバー(18)の第2ピン(tab)は
、撮影光学系(PS )の標準撮影状態での焦点調節、
および、標準撮影状態から望遠撮影状態への焦点距離の
切替えの前半を行うように構成されている。
また、繰出カム(14)の第2カム面(14c)、およ
びそれに当せ接する操作レバー(18)の第3ピン(1
8e)は、撮影光学系(P S )の標準撮影状態から
望遠撮影状態への焦点距離の切替えの後半、および、望
遠撮影状態での焦点調節を行うように構成されている。
すなわち、繰出カム(14)のff51力ム面(14b
)には、短焦点距離側焦点調節用カム面(14X)と焦
点距離切替用カム面(14Y)の−ra部が、また、第
2カム面(14c)には、焦点距離切替用カム面(14
Y)の他端部と長焦点距離側焦点調節用カム面(14Z
)とが形成されている。
<L又′F−9,白ン そして、それら短焦点距離側焦点調節用カム面(14X
)と焦点距離切替用カム面(14Y)と長焦点距離側焦
点調節用カム面(14Z)とは、その順に、回転式の繰
出カム(14)の回転方向、すなわち、このカム(14
)の作動方向に並べて形成されている。
このように、カム面第1カム面(14b)と第2カム面
(14c)とに分割することにより、カム7オロ7であ
る繰出レバー(18)の作動誤差の低減がはかれる。
すなわち、カム面が一連のものであると、そのカム面の
一端は繰出カム(14)の回啄軸芯(X、)近(に形成
されることになる。その場合、繰出カム(14)の一定
の回転角に対するカム面の周方向の長さが比較的短くな
る。そうすると、この繰出カム(14)の回転軸F;(
Xs)近くに形成されたカム面は、繰出カム(14)の
外周面近くに形成されたカム面に比べて、同一の回転角
誤差に対する周方向誤差が太き(なり、それだけカム7
オロ7である繰出レバー(18)の作動誤差が大きくな
る。
それに対して、上述のようにカム面を分割して作動途上
でこれを乗り替えるようにすることで、カム面を繰出カ
ム(14)の外周面近(にのみ形成することができ、作
動誤差も小さくできるのである。
さらに、回転式の繰出カム(14)の分割周面となるt
jSiカム面(14b)と第2カム面(14c)とは、
繰出カム(14)の最上面からの深さ、すなわち、繰出
カム(14)の回転軸芯(X、)方向の位置を異ならせ
である。また、それに対応しで、カム7オロアである繰
出レバー(18)に設けられた、前記一対の分割周面(
14b)=(14c)それぞれに対するカム7すロア部
である一肘のピン(18b)。
(18c)は、第4図およ115図に示すように、操作
レバー(18)の台板(18A)からの突出量を異なら
せている。
つまり、このように、回転式の繰出カム(14)のカム
面(14b)、(14c)を分割して、繰出カム(14
)の回転軸芯(X、)方向に変位した2段階のm戊とす
ることにより、それらカム面(14b)。
(14c)のいずれにおいても、繰出カム(14)(7
)径方向に関して大きな変位幅を有するように構成する
ことができるから、シャッターブロック(4)の移動を
制御するためのそれら両カム面(14b)。
(14c)を、シャッターブロック(4)の直線的な移
動量に比べて、繰出カム(14)の回転軸芯(X、)に
対する回転角の大きなものにでき、作動誤差の低減化が
計れのである。
さらに、繰出カム(14)の一対のカム面(1411)
、(14c)において、その焦点調節用カム面(14X
)、(14Z)は、いずれも、繰出カム(14)の回転
中心(X、)からの距離を異ならせたいくつかの円筒面
を、各円筒面間にわたる傾斜面によって接続して構成さ
れている。
そして、この傾斜面がカム7オロ7である操作レバー(
18)を作動させて焦点調節を行う作l!1Jli域で
あり、前記円筒面が非作動Wi城となっている。
なお、操作レバー(18)の第4ビン(18d)が撮影
光学M(PS)の焦点調節用部材となっている。
一方、繰出カム(14)の下面には、第6図に示すよう
に、その周方向に位置を異ならせて、3つの位置検出用
ブラシ(以下、t51ブラシ、m2ブラシ、第3ブラシ
と称する)(14A)、(14B)。
(14C)が設けられている。また、この繰出カム(1
4)が搭載されている固定部であるギヤ台板(23)の
上面には、第7図に示すように、繰出カム(14)の3
つの位置検出用ブラシ(14A)。
(14B)、(14C)に、適宜、接触して撮影状態お
よび撮影光学M(PS)の位置を検出するスイッチ5p
ySsを、繰出カムの回転位置に応じて0N−OFFさ
せるための位置検出用パターン、およびエンコーダー(
EN)出力のためのパターンが形成されている。
これらのパターンは、繰出カムの回転中心(X、)を中
心とするほぼ同心円状の5つの円弧端子(23A)〜(
23E)から構成されている。
最内周の円弧端子(23A)と最内周から4番目の円弧
端子(23D)とは、第2ブラシ(14B)とともに標
準撮影状態および望遠撮影状態の2つの撮影状態におけ
る撮影光学系(ps)の初期位置おより最終位置を検出
するためのスイッチS6を構成している。そして、撮影
光学系(P S )が初期位置または、最終位置にある
ときに、第2ブラシ(14B)の一端が円弧端子(23
D)から外れた非導通部(23胃)、(23x)、(2
3y)に当接し、スイッチS6がOFFになるように構
成されている。なお、撮影光学系(p s )の初期位
置、最終位置については後述する。
また、最内周から3番目の円弧端子(23C)と最内周
から4番目および5番口の円i端子(23D)、(23
E)の突出部分とは、131ラシ(14C)とともに標
準撮影状態および望遠撮影状態の2つの撮影状態におけ
るシャッターブロック(4)の移動量検出するためのエ
ンコーダー(EN)を構成している。このエンコーダー
(EN)let、シャッターブロック(4)を移動させ
るための繰出カム(14)の回転に応じて0N−OFF
を繰返してパルス信号を出力する(第12図参照)、そ
して、CPUは、このパルス信号をカウントしてシャッ
ターブロック(4)の位置を検出でさるように構成され
ている。
さらに、最内周から2番目の円弧端子(23B)と最外
周の円弧端子(23E)とは、第1ブラシ(14A)と
ともに、撮影光学系(p s )が標準撮影状態か望遠
撮影状態かのいずれの状態にあるかを検出するためのス
イッチSpを構成しでいる。そして、撮影光学系(r’
S)が標準撮影状態にあるときに、第1ブラシ(14A
)の一端が円弧端子(23B)から外れた非導通部(2
3z)に当接し、スイッチspがOFFになるようにv
tI&されている。
なお、第1.第2.第3の各ブラシ(14A)。
(14B)、(14C)はそれぞれ、円弧端子(23E
)、(23A)、(23C)と常に当接している。
そして、第8図に示すように、このギヤ台板(23)の
底面において、それら各円弧端子(23A)〜(23E
)に、それぞれ、スルーホールを介して接続された接続
用端子群(23a)〜(23e)が、ギア台板(23)
がら外部に臨んでおり、端子(23d)は電源ライン(
VL)と、端子(23e)はアースラインと接続されて
いる。
したがって、スイッチSp+Ssおよびエンコーダー(
EN)を模式的に表すと、第9図のようになる。なお、
同図中、S6.SP、ENCはCPUの端子である。
ところで、二つのスイッチと“H”IIL”、オープン
の三種類を出力するエンコーダーとを開閉スイッチで構
成すると、第9図より明らかなように、7個の端子(図
ではOで表わす)が必要である。ところが、本実施例の
ように、スイッチを導電ブラシとパターンで形成し、ブ
ラシをその摺動方向に位置を異ならせて配置することに
より、複数の接点一つのをパターンに対応させ、端子の
数を減らすことが可能となる。具体的に言えば、スイッ
チを第6図、第7図に示すようなブラシとパターンで形
成し、第9図の二つの端子(T1)と(T2)および(
T、)と(T、)とを1つのパターン(23E)および
(23D)に置換えることいよって、第7図に示したよ
ウニ、54sの円弧端子(23A)−(23E)t’、
fJS9図の7個の端子と同じ作用を持たせることがで
さる。
次に、撮影光学系(p s )を移動させる部材、すな
わち、繰出カム(14)の作用、および、撮影光学系(
p s )位置とスイッチS s + 89の0N−O
FF状態、エンコーダー(EN)の出力との関係を、第
10図ないし第12図を参照しながら説明する。
まず標準撮影状態における焦点調節動作について説明す
る。標準撮影状態の初期位置に撮影光学系(p S )
(主レンズ(4a)のみによって構成される)があると
き、第10図(イ)に、示すようにストップレバー(1
6)の爪(16a)は、繰出カム外周面のラチェット部
(14a)以外の部分に当接している。
また、鉄片(20)は、マグネツ)(17)に当接して
いる。
そして、繰出レバー(18)の12ビン(18b)が繰
出カム(14)の第1カム面(14b)の始端部(14
s)に当接しており、これにより、光軸(L)方向前方
側(図中、上方)に付勢されたシャッターブロック(4
)が位置決めされている。また、繰出レバー(18)の
Pt53ピン(18c)は、繰出カム(14)の第2カ
ム面(14c)には当接していない。
このとき、第11図(イ)に示すように、第1゜第2ブ
ラシ(14A)、(14B)の一端は、それぞれ非導通
部(23z)=(23y)に当接しており、第3ブラシ
(14C)の一端は円弧端子(23E)の突出部(23
p)に当接している。したがって、スイッチ5ptS6
はともにOFF、エンコーダー(EN)の出力は“L”
になっている。
ここで、後述するように、レリーズボタンが二段押下げ
られてスイッチS2がONになると、レンズモーター(
M2)が正転、すなわち、第10図(イ)において反時
計方向に回転を開始する。そして、ギヤ列(15)を介
して繰出カム(14)が、図中、時計方向に回転を始め
、第2ブラシ(14B)の一端が円弧端子(23D)に
当接し、スイッチS、がONになる(第11図(ロ)参
照)。
繰出カム(14)の回転に伴って、繰出レバー(18)
の第2ピン(18b)が繰出カム(14)の第1カム面
(14b)に沿って移動し、繰出レバー(18)が軸芯
(X、)周りで反時計方向に回動する。
これにより、シャッターブロック(4)は、スプリング
(6)の付勢力で光軸(L)方向前方側に繰り出される
なお、後述するように、レリーズボタンを押下げてスイ
ッチS1がONになると、それから所定時間後にマグネ
ッ)(LMg)が作動させられ、鉄片(20)が吸着さ
れて繰出カム(14)の時計方向への回転が許容される
繰出カム(14)の回転に応じて第3ブラシ(14C)
の一端が円弧端子(23D)、(23E)の突出部と次
々に当接し、第12図に示すように、エンコーダー(E
N)は、“H″、“L”を、あいだにオープン状態をは
さんで交互に出力する。エンコーダー(EN)が最初に
“H”を出力した時点でレンズはtiS6ゾーンCff
11表参照)に合焦しており、続いて“L”を出力した
時点で第5ゾーンに合焦している。以下、エンコーダー
が“■(”、“L”を出力する毎に、第4.第3.第2
.第1ゾーンに合焦する。
なお、最近接ゾーン(!l¥$0ゾーン)に被写体があ
るときは、後述するように、被写体が明るくストロボを
発光させる必要がない場合でも、ストロボを発光させる
とともに、絞りを通常よりも紋り込むことによって被写
界深度を深くし、第1ゾーンに合焦している状態であっ
ても第0ゾーンにある被写体にピントが合うようにして
いる。これによって繰出カム(14)のカム面(14X
)、(14Z)を構成する円筒面の数を少なくすること
ができ、繰出カム(14)を製作するのが簡単になる。
また、最近接ゾーン(第Oゾーン)において、被写界深
度が深くなると、近距離撮影であってもピンボケが発生
することが少なくなる。
測距回路(DM)からの81距データ(D、、D、、[
)、)が示スソーンとエンコーダー(EN)からのパル
スによるゾーンとが一致すると、レンズモーター(M2
)の回転が停止させられるとともに、マグネッ)(LM
g)への通電かを断たれ、これにより、ストップレバー
(16)がスプリング(19)の付勢力で、第10図(
ロ)に示すように、軸芯(X、)周りで反時計方向に回
動し、その爪(16a)が繰出力ム(14)のラチェッ
ト部(14a)に係合して繰出カム(14)の位置決め
を行う。
ところで、何か異常が生じ、測距データが示すゾーンと
エンコーダー(EN)からのパルスによるゾーンが一致
しなかった場合、繰出カム(14)は、最近接ゾーンに
達しても回転を続け、Pt511図(へ)に示すように
、第2ブラシの一端が非導通部(23m)に当接し、第
3ブラシの一端が円弧端子(23D)の突出部(23r
)に当接し、スイッチS。
がOFF、エンコーダー(EN)の出力が“H”になっ
てはじめて繰出カム(14)およびモーター(M2)の
回転が止められる。これにより、標準撮影状態における
最終位置が決められる。
合焦位置、または最終位置にある撮影光学系(p s 
)は、露光終了後、初期位置に復帰させられる。すなわ
ち、モーター(M2)が第10図(ロ)において時計方
向に回転を開始する。そして、ギア列(15)を介しで
繰出カム(14)が、図中、反時計方向に、ストップレ
バー(16)による係止を受けずに回転を始める。それ
に伴って繰出レバー(18)が時計方向に回動し、シャ
ッターブロック(4)と可動鏡胴(8)とが光軸(L)
方向後方側に繰り込まれる。
繰出カム(14)が初期位置にまで達すると、第2ブラ
シの一端が非導通部(23y)に、第3ブラシの一端が
円弧端子(23E)の突出部(23p)に当接し、スイ
ッチS6がOFFになり、エンコーダーの出力が“L″
′になる。
CPUはこれを検知し、モーター(M2)の回転を停止
させ、第20図(イ)に示す初期位置に復帰する。
次に、標準撮影状態から望遠撮影状態への切替について
説明する。f510図(イ)に示す標準撮影状態の初期
位置において、後述するように、撮影状態切替ボタンを
押下ばてスイッチ5slTをONく以禾分、Uン にすると、マグネッ)(LMg)が作動して鉄片(20
)を吸着し、繰出カム(14)の時計方向への回転が許
容される。それと同時に、レンズモーター(M、)が反
時計方向に回転し、ギア列(15)を介して繰出カム(
14)が時計方向に回転を開始し、スイッチS、がON
になる。
繰出カム(14)の時計方向への回転に伴って、先程の
標準撮影状態における焦点調節動作の場合と同様に、そ
の第1カム面(14b)に第2ビン(18b)が当接す
る繰出レバー(18)が反時計方向に回動される。これ
により、シャッターブロック(4)と可動#!lF!<
8 )とが光軸(L)方向前方側に繰出される。
繰出カム(14)の第1カム面(14b)は全周にわた
ってはおらず、第10図(ハ)に示すように、繰出レバ
ー(18)が回動してその第2ピン(18b)が第1カ
ム面(14b)の終端部(14t)を越えると、第1ピ
ン(18b)には当接しなくなる。したがって、光軸前
方側に付勢されたシャッターブロック(4)に引っ張ら
れて、繰出レバー(18)が反時計方向にさらに回動す
ることが許容される。
このとき、繰出レバー(18)の第3ビン(18c)が
繰出カム(14)のf52カム面(14c)に当接して
おり、以後、繰出カム(14)の時計方向への回転に伴
ってその第2カム面(14c)に沿っで繰出レバー(1
8)の第3のビン(18c)が移動することで、繰出レ
バー(18)の回動が制御される。
繰出カム(14)が、撮影光学系(P S ’)の望遠
撮影領域に相当する位置にまで回転されると、11ブラ
シ(14A)の一端が円弧端子(23B)に当接しく第
11図(ハ)参照)、スイッチSpはONになる。その
後、撮影光学系(p s )が望遠撮影状態における初
期位置に達すると、第2ブラシの一端は非導通部(2,
3x)、第3ブラシの一端は円弧端子(23E)の突出
部(23q)に当接する。すなわち、スイッチS、はO
FFに、エンコーダーの出力はIll、Itになる。C
PUはこれを検知し、モーター(M2)の回転を停止さ
せるとともにマグネット(LMg)への通電を断ち、こ
れにより、ストップレバー(16)がスプリング(19
)の付勢力で、紬芯(X3)周9で反時計方向に回動し
、その爪(16a)が繰出カム(14)のラチェットg
(14a)に係合し、第10図(ニ)お上V第11図(
ニ)に示した望遠撮影状態における初期位置になる。
なお、不図示の機構によって、副レンズ(7)が、この
切替に伴って撮影光路内に挿入される。
ところで、この切替の途中で標準m影状態における最終
位置(第11図(ロ)参照)になるが、この位置では、
スイッチS、がOFFであっても、エンコーダー(EN
)の出力が“H”であるので、CPUは、望遠撮影状態
における初期位置であるとはflI断しない。このこと
は、次に述べる望遠撮影状態から標準撮影状態への切替
時も同様である。
また、標準撮影状態における最終位置の直前から望遠撮
影状態における初期位置の直前*での間、第3ブラシの
一端は、円弧端子(23D)の突出部(23r)に当接
しているので、第12図に示すように、エンコーダー(
EN)の出力は’H″が保たれる。
次に、望遠撮影状態から、標準撮影状態への切替につい
て説明する。fjSlO図(ニ)に示す望遠撮影状態の
初期位置において、撮影状態切替ボタンを押下げると、
レンズモーター(M2)が時計方向に回転させられる。
モーター(M2)が回転させられると、ギヤ列(15)
を介して繰出カム(14)が反時計方向にストップレバ
ー(16)にょる係止を受けずに回転する。これに伴な
い、第2ブラシの一端が円弧端子(23D)に、f53
ブラシの一端が円弧端子(23D)の突出部(23r)
に、第1ブラシの一端が非導通部(23z)に相次いで
当接し、スイッチS、がONに、エンコーダー(EN)
の出力が′″H”に、スイッチSpがOFFになる。
繰出カム(14)の反時計方向への回転に伴って、その
第2カム面(14e)に第3ビン(18c)が当接t 
’l n 出レバー(18)が時計方向に回動される。
これにより、シャッターブロック(4)と可動鏡胴(8
)とが光軸(L)方向後方側に繰り込まれる。
繰出カム(14)の反時計方向への回転の途中で、第1
01J(ハ)に示すように、繰出レバー(18)の第3
ビン(18c)が繰出カム(14)の12力ム面(14
c)に当接するとともに、繰出レバー(18)の第2ピ
ン(18b)が繰出カム(14)の第1カム面(141
3)に当接する状態になると、以後、繰出カム(14)
の反時計方向の回転に伴ってそのtIS1カム面(18
b)に沿って繰出レバー(18〕の第2ピン(18b)
が移動することで、繰出レバー(18)の可動が制御さ
れる。
その後、標準撮影状態における焦点調節動作と同様、ス
イッチS、がOFF、エンコーダー(EN)の出力がL
″になると、CPUは、レンズモーター(M2)の回転
を停止させ、第10図(イ)に示す標準撮影状態の初期
位置になる。
なお、不図示の機構によって、副レンズ(7)が、この
切替えに伴って撮影光路から退避させられる。
次に、望遠撮影状態における焦点調節動作について説明
する。望遠撮影状態の初期位置に撮影光学系(P S 
)(主レンズ(4a)と副レンズ(7)とから構成され
る)があるとき、第10図(ニ)に示すようにストップ
レバー(16)の爪(16a)は、繰出カム面(14)
の外周面のラチェット部(14a)以外の部分に当接し
ている。また、鉄片(20)は、マグネッ)(17)に
当接している。
そして、繰出レバー(18)の第3ビン(18c)が繰
出カム(14)の第2カム面(14c)に当接しており
、これにより、光軸(L)方向前方側(図中、上方)に
付勢されたシャッターブロック(4)が位置決めされて
いる。また、繰出レバー(18)の第2ピン(18b)
は、繰出カム(14)の!mlカム面(14b)には当
接していない。
このとき、第11図(ニ)に示すように、Pt51ブラ
シ(14A)の一端は円弧端子(23A)に、第2ブラ
シの一端は、非導通部(23x)に、第3ブラシの一端
は円弧端子(23E)の突出部(23q)に当接してい
る。した力lって、スイッチSpはON、スイッチS6
はOFFはエンコーダー(EN)の出力はL″になって
いる。
ここで、標準撮影時と同様に、レリーズボタンが二段押
下げられてスイッチS2がONになると、レンズモータ
ー(M2)が反時計方向に回転を始める。このとき、先
述したように、繰出カム(14)の時計方向への回転が
許容されているので、モーター(M2)の回転がギヤ列
(15a)を介して繰出カム(14)に伝わり、繰出カ
ム(14)が時計方向へ回転を始め、スイッチS6がO
Nになる(第10図(ホ)、第11図(ホ)参照)。
繰出カム(14)の回転に伴って、繰出レバー(18)
の第3ビン(18c)が繰出カム(14)の第2カム面
(14c)に沿って移動し、繰出レバー(18)が軸芯
(X、)周りで回動する。これにより、シャッターブロ
ック(4)は、スプリング(6)の付勢力で光軸(L)
方向前方側に繰り出される。
その後、標準撮影時と同様にして、合焦位置(第10図
(ホ)、第11図(ホ))、あるいは、最終位置に撮影
光学系(p s )を停止させ、露光終了後、第10図
(ニ)に示した望遠撮影時の初期位置に復帰する。ただ
し、この場合の最終位置では、第2゜fjS31ラシの
一端は、それぞれ、非導通部(23y)、円弧端子(2
3D)の突出部(23r’)に当接する。
ところで、焦点調節動作において、撮影光学系(ps)
を初期位置へ復帰させるとき、あるいは、望遠撮影状態
から標準撮影状態へ切替えるとき、本実施例の力カメラ
においては、レンズストップマグネッ)(LMg)を作
動させていないので、繰出カム(14)のラチェット部
(14a)の歯がスプリング(19)の付勢力に抗して
ストップレバー(16)をはじきながら、繰出カム(1
4)が時計方向へ回転しでいたが、この構成に替えて、
撮影光学系(P S )を初期位置へ復帰させるとき、
あるいは、望遠撮影状態から標準撮影状態へ切替えると
きにもマグネッ)(17)を作動させ、爪(lea)を
ラチェット部(14g)から離隔させるようにし、回転
時の騒音の発生を回避するようにしてもよい。
く送′F−タ、鋤ン 次に、第3図に戻って、ファイングー光学系(FS)の
構成について説明する。
ファイング−光学系(FS)は、第3図に示すように、
光軸(L)方向前方側から、対物レンズ(25)、変倍
し・ンズ(26)、視野枠(27)、接眼レンズ(28
)、押え板(29)およびフレーム板(30)等から構
成されている。そして、この7フイングー光学系(FS
)は、一体成型された固定台板(5)の筒状の第2の取
付枠である上手部(5B)の内部に収容されている。
第3図に示すように、固定台板(5)の上半部(5B)
には、その他、測距を7クテイヴ方式で行うための発光
部を構成する近赤外発光素子(31)および受光部であ
る集光レンX’(32)と受光素子(33)が設けられ
ている。そして、それら発光部、受光部および前記ファ
イング−光学系(FS)の前方を覆う状態で、発光窓(
34a)と受光窓(34b)と7フイングー窓(34C
)とを有する枠部材(34)が、固定台板(5)に止め
付けられでいる。
第3図に示すように、ファイング−光学系(FS)にお
いて、対物レンズ(25)を保持する対物レンズホルダ
ー(35)は、光軸(L)方向に沿った筒部(35A)
を有しでいる。そして、この筒部(35A)が、固定台
板(5)に固設された〃イド紬(36)に外嵌していて
、対物レン:X:(25)が光軸(L)方向に移動でき
るように構成されている。
また、変倍レンX:(26)を保持する変倍レンズホル
ダー(37)は、軸芯(X7)周りで回動自在に取り付
けられていて、変倍レンズ(26)が7フイングー光路
に対して出退できるように構成されている。そして、こ
の変倍レンズホルダー(37)を介して変倍レンズ(2
6)をファイングー光路内に挿入する方向に付勢するス
プリング(図示せず)が設けられている。
接服レンズ(28)は、その段違部分(不図示)が固定
台板(5)の段違部分(不図示)に前方がら当接すると
ともに、その前端に視野枠(27)が弾性的に当接する
ことによって、位置決めされている。
また、7レーム板(30)には、撮影範囲を示すフレー
ムをファイング−視野内に見せるための半透明メッキ枠
が形成されている。そして、このフレーム板(30)は
、押え板(29)が前方側から弾性的に当接することで
位置決めされ、押え板(29)の析曲部(29a)が上
方から当接することで抜止めされている。
対物レンズホルダー(35)の筒部(35A)には、上
部と側部とに2つのピン(以下、それぞれ、上部ピン、
側部ピンと称する)(35m)。
(35b)が植設されている。
対物レンズホルダー(35)の側部ピン(3S&)は、
切替繰作レバー(39)の上端の二股部(39a)に嵌
合している。この切替繰作レバー(39)は、軸芯(X
、)周りで回動自在に取り付けられており、その回動に
伴って、対物レンズホルダー(35)は前後に移動され
るように構成されている。
切替操作レバー(39)は、回動軸芯(X、)を挟んで
、二股1ulls(39a)とは反対側に、ベベルギヤ
部(3911)を有している。このベベルギヤ部(39
b)には、第3図に示すように、周方向の一部にのみ2
つの歯からなるギヤ部(40a)が形成されたベベルギ
ヤ(40)が対向している。
このベベルギヤ(40)は、第3図に示すように、スプ
リング(41)によりギヤ(42)に連結されている。
さらに、このギヤ(42)にかみ合うギヤ(43)と−
像回転するギヤ(44)が、すでに説明した、レンズモ
ータ(M2)から撮影光学系移動部材である繰出カム(
14)に駆動を伝達するためのギヤ列(15)中のひと
つのギヤ(15a)にかみ合っている。
すなわち、モータ(M2)の正逆転に連動してベベルギ
ヤ(40)が回転する。そして、このベベルギヤ(40
)のギヤ部(,40a)は、撮影光学系(PS)におけ
る焦点距離の切替動作中にのみ、切替操作レバー(39
)のベベルギヤ部(39b)にかみ合うように構成され
ている。このギヤ部(40m)とベベルギヤg(39b
)とのかみ合いで、切替操作レバー(39)が軸芯(X
6)の周りに回動し、ファイング−光学系(FS)の倍
率が切り替えられるように構成されている。
次に、ml 31Xlないし@25図に示した70−チ
ャートを参照しながら、このカメラの作動について説明
する。
まず、第13図を参照しながら、カメラの初期化につい
て説明する。先述したように、電池を装填すると、CP
Uの端子PUCにパルスが入力される。CPUは、PU
Cにパルスが入力されると、113図に示した70−チ
ャートに従って作動を開始する。まず、端子DTI、D
T3に“L″を、端子DT2にH”を出力し、電圧検知
回路として第2の電圧検知回路(VD2)を選択する(
$1)、次に、巻戻途中であるかどうかを判別する(#
2)、すなわち、スイッチS!がONであって端子RW
に“L”が入力されておれば、CPUは巻戻途中である
と判断し、フィルムの巻戻を行う(#19)。 ところ
で、後で述べるように、巻戻が行なわれているときは、
撮影光学系(ps)は初期位置に戻っていない、したが
って、巻戻が終了すると、レンズモーター(M、)を逆
転させ($$20)、撮影光学系(PS)を初期位置へ
復帰させ(#21)、その後、#22へ進んでメインコ
ンデンサ(C2)を充電させ、割込を可能にして(#1
3)いつでも次の撮影が行なえる状態で、カメラを待機
させる。
一方、#2で巻戻途中でないとCPUが判断すると、#
3へ進む。#3では、撮影光学系(ps)が初期位置ま
たは最終位置にあるがどうかをスイッチS6の0N−O
FF状態で判別しスイッチS6がON状態で端子S6に
′H″が入力されておれば撮影光学系(PS)が初期位
置にも最終位置にもないと判断して#4へ、そうでなけ
れば#14へすすむ、#14では、撮影光学系(ps)
が最終位置にあるかどうかをエンコーグ−(EN)の出
力によって判別し、端子ENCに“H”が入力されてお
れば撮影光学系(PS)が最終位置にあると判断して#
4へ、そうでなければ#15へ進む。
両ステップ#4.井15において、端子PWCからL”
が出力され、トランジスタQ1がONとなり、ライン(
V cc)への給電が開始される。その後、$5,1G
へ進み、シャッターの初期化、すなわち、シャッター閉
じが行なわれる。シャッターの初期化が終わると、#1
6へ進んだ場合は、#12へ進み、イニシャルロードが
終了しているかどうかを判別する。一方、#5へ進んだ
場合は、フィルムの巻上を行なわせ($6)だのち、レ
ンズモーター(M2)を逆転させ(#7)、撮影光学系
(ps)を初期位置にセットさせる18)。
このように、撮影光学系(ps)が移動途中または最終
位置で止められた場合、フィルム巻上を行なわせたのち
、撮影光学系(ps)を初期位置に復帰させるので、露
光が完了して撮影光学系(ps)が初期位置に戻る途中
で電池が消耗し、撮影光学系(ps)が止まった場合で
も、撮影済みフィルム上に再び露光してしまうこと(二
重露光)を防ぐことができる。撮影光学M(PS)が初
期位置に復帰すれば、初期化中であることを示す7ラグ
Fを立て(#9)メインコンデンサ(C2)を充電させ
(井10)、7ラグFを解除した(#11)のち#12
へ進んでイニシャルロードが終了しているかどうかを判
別する。#12において、スイッチS、がONになって
おり、端子S5に′H″が入力されておれば、イニシャ
ルロードが終了していないとCPUは判断し、#17に
進む、#17において、端子S4に“L”が入力されて
おり、フィルムが装填されていて、かつ、裏」ζたが閉
じられているとt+断すると、#18へ進み、イニシャ
ルロードを行なわせ、割込がかけられるまで待機する。
#12において、イニシャルロードが終了しているとt
q断した場合、あるいは、#17において、フィルムが
装填されていないか、または裏ぶたが開いていると判断
した場合は、#13に進んで、割込を可能にし、割込待
機の状態になる。
続いて、カメラが待機状態にあって、裏ぶたを閉じた場
合を考える。裏ぶたを閏じた場合、スイッチS7はON
となる。ところが、フィルムがなければスイッチS4は
OFFのままであるので、何ら変化は起こらない。裏ぷ
たを開けてフィルムを装填し、その後、裏ぶたを閉じる
と、スイッチS、、S、が共にONとなり、フンシ暑ッ
ト回路(QCコ)の入力端子が“H”に立ち上がる。7
22371回路(QC,)は、この立ち上がりを検知し
てパルスをCPUの端子I NTLに入力し、CPUは
第14図に示した70−チャートに従っ、て作動を開始
し、フィルムのイニシャルロードな開始させる。まず、
端子Mがら信号を出力してフィルム送りモーター(Ml
)を正転させl$51)、フィルム巻上を開始させる。
モーター(Ml)が所定の角度だけ回転すれば、スイッ
チS、はONになり、1コマ分、巻上が完了するとOF
Fになって、スイッチS5は0N−OFF状態をくり返
す。
一方、スイッチS、はONのままであり、フィルムカウ
ンターが「1」を示す直面になって初めてOFFになる
。先述したように、スイッチS、とスイッチSIlとは
並列に接続されているので、フィルムカウンターがrN
を示し、かつ、フィルム1コマ分の巻上が完了するとさ
までCPUの端子S5には”H″が入力され続け、端子
S5にH″が入力されなくなるまで巻上が続けられる(
# 52 >。
端子S5に’ H”が入力されなくなると、端子Mから
信号を出力してフィルム送りモーター(Ml)を停止さ
せ(#53)、メインコンデンサ(C2)を充電させ(
#54)、カメラを待機させる。
なお、イニシャルロード開始後10 sec、経過して
もイニシャルロードが終了しない場合(スイッチS、が
OFF、かつ、スイッチ S8がOFFにならない場合
)(#55)、イニシャルロード中、何か異常が発生し
たとみなし、フィルム送りモーター(Ml)を停止させ
てイニシャルロードを中止させ(#56)、フィルムを
巻戻させ(#57)だのち、割込を可能にしく#58)
、次の指示を待つ。
ところで、フィルムのイニシャルロードが終了し、巻戻
が行なわれていない状態で、誤まって裏Jζたを開けて
しまった場合を想定する。この場合、裏ぶたを閉じれば
、先と同様にCPUの端子INTLにパルスが入力され
、第14図に示したフローチャートに従ってCPUが作
動を開始する。
ただし、この場合、スイッチS、は常にOFFになって
いるので、フィルムが1コマ分だけ巻上げられれば#5
3へ進み、イニシャルロードを終了させる。あるいは、
105ec0間フィルムが巻上げられなければ、#55
がら956.$57へ進み、フィルムの巻戻を行なわせ
、割込を可能にして($58)次の指示を待つ。
次に、カメラが待機状態にあって、閉じられでいたレン
ズカバーを開けた場合を考える。この場合、スイッチS
。−2がレンズカバーに連動して一瞬ONになり、そこ
で発生したパルスがオア回路(OR)を介してCPUの
割込端子INTに入力され、CPUは第15図に示した
70−チャートに従って作動を開始する。まず、端子F
Cから“L″を出力して外圧を停止させ($101)、
スイッチS。−1の0N−OFF状態を調べ、レンズカ
バーが開けられたか閉じられたかを判別する(#102
)、すられち、スイッチ50−1がONであり、端子S
01に“H″が入力されると、CPUはレンズカバーが
開けられたと判断し、#107へ進むが、スイッチ50
−1がOFFであり、端子Solに′″I4″が入力さ
れなけば、レンズカバーが閉じられたと判断し、#10
3へ進む。
#107では、レリーズボタンが押下げられたかどうか
を↑可別し、スイッチS、がONであって端子S1に“
H”が入力されておれば、CPUはレリーズボタンが押
下げられたと判断して#300 ・へ進み、そうでなけ
れば#113へ進む。
#113では、撮影状態の切替を行なうかどうかを判別
し、スイッチSs/TがONであって端子S/Tに“H
″′が入力されておれば、CPUは撮影状態の切替を行
なうと↑1断じて#400へ進む、ところで、端子IN
Tによる割込みは、スイッチS。−2の0N−OFF、
すなわちレンズカバーの開閉、あるいは、スイッチS1
のON、すなわちレリーズボタンの押下げ、または、ス
イッチ” S/TのON、すなわち撮影状態の切替のい
ずれかによってのみ行なわれるから、#113で撮紅状
態を切替えないと判断すると、それは、レンズカバーが
閏(、すられたことによる割込であると判断したことを
意味する。したがって、この場合は、#113から#2
00へ進んでメインコンデンサ(C2)に充電を行なわ
せ、撮影開始に備える。
次に、レンズカバーが開けられた状態で、レリーズボタ
ンが押下げられた場合を考える。レリーズボタンを一段
押下げるとスイッチS、がONになり、ワンシ層ット回
路(OCR)からパルスが発せられ、オフ回路(OR)
を介してパルスが割込端子INTに入力される。すると
、第15図に示した70−トチヤートに従ってCPUが
作動を開始する。昇圧を停止させた(#101)のち、
レンズカバーは聞いでいるから#102から#107へ
進み、#107でレリーズボタンが押下げられたとCP
Uは判断し、#300へ進む。
ところで、第26図のタイムチャートに示すように、ス
イッチS1がONになってから所定の時間経過した後に
、CPUの端子PWCから′L″が出力され、それによ
ってトランツスタ(Q、)がONとなり、測光回路(L
M) 、測距回路(DM) 、バッテリーチェック回路
(BC) 、コンパレータ(Co) 、AEタイマー回
路(AT)の電源ラーイン(Vce)に給電が開始され
る。したがって、測光回路(LM) 、測距回路(DM
)による測光・測距が開始され、CPUは#300で輝
度情報・測距データを得る。また、#300において、
電圧検知回路(vow)(VD2)の選択が行なわれ、
さらにメインコンデンサ(C2)のit電圧が撮影勤乍
を行なうのに充分ではないと判断すると、レリーズロッ
クをかけ、カメラのレリーXが行なわれるのを防止する
。なお、#300での動作については、後で詳述する。
#300から#108に進むと、レリーズロックがかか
っているかどうかを判別し、レリーズロックがかかって
おれば#200へ進み、レリーズロックがかかっていな
ければ#109へ進む。レリーズロックがかかっている
場合、#200へ進んでメインコンデンサー(C2)を
充電させ、撮影開始に備える。
一方、レリーズロックがかかっていない場合、#109
でレリーズボタンが二段押下げられたかどうかを判断す
る。#109において、端子S2に“H”が入力されて
おり、レリーズボタンが二段押下ぼられてスイッチS2
がONになったと、CPUが?[1れば、#500へ進
l、、テh / ラノ露出制御を行なわせ、撮影終了後
、メインコンデンサ(C2)を充電させて($200)
次の撮影に備える。
また、レリーズボタンが二段押下げられておらず、スイ
ッチS2がOFFであると判断すると#110に進み、
レリーズボタンが一段押下げられたままであるかどうか
を判別し、スイッチS1がONであってレリーズボタン
が一段押されたままであるとCPUが判断すると、再ゾ
#109へ戻ってレリーズボタンが二段押下げられたか
どうかをtl別する。すなわち、レリーズボタンが二段
押下げられるまで、#109と#110のループをまわ
る。そして、この間、#300で得られた測距データが
保持されているので、レリーズボタンを一段押下げた状
態に保つことによって、7オーカスロツクが行なわれる
。なお、#110において、スイッチSlがOFFにな
ってレリーズボタンが押下げられていないとCPUが判
断すると、すなわち、撮影者がレリーズボタンを一段押
下げたものの、撮影を中止してレリーズボタンを復帰さ
せた場合、端子PWCから”H″を出力して電源ライン
(Vcc)への給電を停止しく#111)、端子LM、
からH”を出力してマグネッ)(LMg)の作動を停止
させる($112)。その後、#200へ進んでメイン
コンデンサ(C2)の充電を行なわせ、撮影開始に備え
る。
なお、fjfJ27図に示したように、露光完了後、レ
リーズボタンを押しっばなしにして、スイッチS、がO
Nになったままでも、レンズが初期位置に復帰した後、
自動的にメインコンデンサ(C2)の充電が行なわれる
(#200)ので、充電が完了していないことによるレ
リーズロックの機会が少なくなり、連続して迅速な撮影
を行なうことが可能となる。ただし、カメラは待機状態
になり、しかも、スイッチS、をOFFからONにしな
いとワンショット回路(OC,)からパルスが発生しな
いので、一旦、レリーズボタンを復帰させ、あらためて
レリーズボタンを押さなければ、次の撮影は行なわれな
い、したがって、うっかり、レリーズボタンを押しっば
なしにしても、連続撮影は行われずフィルムを無駄にす
ることはない。
次に、レンズカバーが開けられた状態で、撮影状態切替
ボタンが押下げられた場合を考える。撮影状態切替ボタ
ンが押下げられると、スイッチSs/TがONになり、
フンシッット回路(OC2)からパルスが発せられ、第
3回路(OR)を介してパルスが割込端子INTに入力
される。すると、第15図に示した70−チャートに従
ってCPUが作動を開始する。レンズカバーは開いてお
り、レリーズボタンは押下げられていないから、昇圧を
停止させた(#101)のち#102から#107を経
て#113へ進み、CPUは#113で撮影状態の切替
を行なうとf1断じ、撮影状態の切替を行なわせる( 
#400)。撮影状態の切替が終了すると#200へ進
み、メインコンデンサ(C2)の充電を行なわせ、次の
撮影に備える。
IIに、開いているレンズカバーを閉じた場合を考える
。この場合、レンズカバーを開けた場合と同様、スイッ
チS。−2が一瞬ONになり、そこで発生したパルスが
オア回路(OR)を介して割込端子INTに入力され、
CPUが第15図に示したフローチャートに従って作動
を開始する°。レンズカバーを閏じたので、スイッチS
。−1はOFFになっており、外圧を停止させた(#1
01)のち、#102から、#103へ進む。
#103では、撮影状態が標準か望遠かをスイッチSp
の0N−OFF状態によって判別する。すなわち、スイ
ッチSpがONであって制mcPUの端子SPに’L”
が入力されると望遠撮影状態であるとn1liして#1
04へ進み、そうでなければ標準撮影状態であると判断
して#200へ進む。
先にも述べたように、望遠撮影状態にあっては、主レン
ズ(4a)がボディから前方へ突出しているので、その
ままではレンズカバーが閉じられない。
そこで、レンズモーター(M2)を逆転させて標準撮影
状態に切替えさせ(#104,105)、主レンズ(4
a)をボディ内に収納させたのちレンズカバーが閉じら
れる。その後、メインコンデンサ(C2)を充電させ(
#200) 、すぐにレンズカバーを開けて撮影を行な
っても、コンデンサ(C2)が充′Iiされるまで待た
されることのないようにしている。
次に、第13図ないし第15図に示した70−チャート
に現れるサブルーチンについて説明する。
初めに、メインコンデンサ(C2)の充電を竹なうサブ
ルーチン「昇圧」について、第16図を参照しながら説
明する。まず、CP U 1.を端子FCから“H”を
出力して昇圧回路(D−D)を作動させる($ 201
 )、これにより、メインコンデンサ(C2)が充電さ
れ始める。続いて、レリーズボタンが押下げられ、かつ
、端子BCに“H″が入力され電源(SE)がカメラを
作動させるのに充分であれば(#202)、7アイング
ー内に設置されたLED(図示せず)を点灯させ(#2
03) 、撮影者に、充電中であることを知らせる。レ
リーズボタンが押下げられていなかったり、電源(SE
)が充分でなければ(#202)、LEDを、、IT灯
させずに#204へ進む。#204において、二つの電
圧検知回路 (VD+)−(VD2)のうち、どちらを
選択しているかを判別し、fjSlの電圧検知回路(V
D、)を選択しでおれば#205へ、第2の電圧検知回
路(VD2)を選択しておれば#214へ進む、#20
5では、シャッターを開閉させるバイモルフを駆動する
のに必要な電圧V+(200V)に達するまでメインコ
ンデンサ(C2)を充電させ、電圧V1までメインコン
デンサ(C2)が充電されて端子り。にH”が入力され
ると#206へ進み、LEDが点灯しておれば、LED
をtlY灯させ、撮影者に充電が完了したことを知らせ
る。そして、#207へ進えで割込を可能にしたのち、
端子DTI、DT2゜DT3からそれぞれL″、’)T
″、′L′″を出力し、電圧検知回路を第1の電圧検知
回路(VD、)から第2の電圧検知回路(VD2)へ切
替え($208)、バイモルフを駆動し、かつ、フラッ
シュを発光させるのに必要な電圧V2(265V)まで
メインコンデンサ(C2)を充電させる($209)。
一方、#204において、第2の電圧検知回路(VD2
)を選択していた場合、#214で電圧V2までメイン
コンデンサ(C2)を充電させる。
メインコンデンサ(C2)が電圧■2まで充電され、端
子り。に“H″が入力されると#213へ進み、LED
が点灯しておればLEDを消灯させ、撮影者に充電が完
了したことを知らせ、割込を可能にする($216)。
充電が開始された時、αにおいて、いずれの電圧検知回
路を選択している場合でも、メインコンデンサ(C2)
が、電圧v2*で充電された後は、端子DT3から“H
”を、端子DTI、DT2からL″を出力して第3の電
圧検知回路を選択しく$210)、さらに3OV分の充
電、すなわち295V(V、)*でメインコンデンサ(
C2)を充電させる(#211)、その後1、端子L0
に′″H”が入力されメインコンデンサ(C2)が電圧
V、まで充電されると、端子FCから′L”を出力して
昇圧回路(D−D)の作動を停止しく 井212)、そ
れにより、メインコンデンサ(C2)の充電を停止させ
る。そして、端子DT、。
DT、から“L”をDT、から“H”を出力して第2の
電圧検知回路を選択しく#213)、このサブル−チン
から脱ける。
次に、測光・測鉗を行なうサブルーチンjAE−AFJ
についてt517図および第26図を参照しながら説明
する。先にも述べたように、レリーズボタンが押下げら
れて所定時間経過すると、CPUの端子PWCから′L
”が出力されてトランジスタQ1がONになり、測光・
測距・バッテリーチェックが開始される( #301)
とともに端子LM、から“L″を出力し、マグネット(
LMy)を作動させる(1$302)、その後、測光回
路(LM)・バッテリーチェック回路(BC)の出力が
安定するまで、25 +*sec、間、待機し($30
3)、バッテリーチェックの結果がラッチされる(1$
304)。すなわち、電源(SE)がカメラを作動させ
るのに充分であればCPUの端子BCに“H″が入力さ
れ、逆に、電源(SE)が充分でなければ“L”が入力
され、その信号がCPU内に備えられたBCメモリにラ
ッチされる。
続いて、測光の結果がCPU内に備えられたByメモリ
にラッチされ($305)、#306で被写体の輝度が
判別される。すなわち、CPUの端子Byに“H”が入
力され、被写体が充分に明るくてフラッシュを発光させ
る必要がないと判断すれば、端子DTI、DT2.DT
3からそれぞれ“H”げL″′、“L”を出力し、電圧
検知回路として第1の電圧検知回路(VD、)を選択す
る( #307)、また、端子Byに“L”が入力され
、被写体が暗くてフラッシュを発光させる必要があると
t1断すれば、端子DTI、DT2.DT3からそれぞ
れ“L”、“H″、 “L”を出力し、電圧検知回路と
して第2の電圧検知回路(VD、)を選択する( l3
l6)、その後、測距が完了するまで、さらに25 w
+sec、 l1l(計50 essec0間)待機し
く#  308.l3l7)、測距データ(31+it
)を端子D2.D、、D、から読み込む(#309.#
318)、第1の電圧検知回路(VD、)を選択してい
る場合、l3l0において、測距データから被写体が最
近接ゾーン(第Oゾーン)にあると判断すると、端子D
TI。
DT2.DT3から、それぞれ”L″* H*、”L”
を出力し、電圧検知回路を第2の電圧検知回路(VDz
)に切替える(l3l9)とともに、Bv メモリに“
L″をラッチする(#321)。
これによって、被写体が最近接ゾーン内にある場合、近
接撮影におけるピンボケを防ぐために、被写界深度を深
くすべく、絞りを通常よりも絞り込んでも、フラッシュ
を発光させるので、絞り込みによる光量不足を補うこと
ができる。また、先述したように第1ゾーンまで撮影光
学系(ps)を移動させるだけで、第0ゾーンにピント
があった写真を撮影することが出来る。
続いて、CPUは端子L0に入力される信号によってメ
インコンデンサ(C2)が、設定された電圧(■、)ま
たは(■2)まで充電されたかどうかを判別する($$
311)、すなわち、端子L0に“H”が入力されでお
れば、CPUは、メインコンデンサ(C2)が設定され
た電圧まで充電されたとt1断し、#321へ進む、一
方、そうでなければ、充電が未完了であると判断し、l
3l3へ進み、レリーズロックをかけ、端子PWCから
H″′を出力して、電源ライン(Vec)への給電を停
止しくl3l3)、マグネット(LMg)の作動を停止
させる(l3l4)、その後、メインコンデンサ(C2
)の充電を行なわせ(l3l5)、サブルーチンrAE
−AFJから脱ける。
一方、メインコンデンサ(C2)が設定された電圧(v
lまたはV2)まで充電されておれば、BCメモリにラ
ッチされてバッテリーチェックの結果を調べ(#321
)、端子BCに“L″が入力されており、電源(SE)
が充分でなければレリーズロックをかけ(#322)、
ffi源ラベラインcc)への給電を断ち(#323)
、マグネット(LMg)の作動を停止させる(#324
)、そうでなければ、レリーズロックを解除する(#3
25)。
その後、サブルーチン「AE−AFJから脱ける次に、
カメラをレリーズさせるサブルーチン「露出制御」につ
いで第18図および第27図を参照しながら説明する。
スイッチS2がONになって、このサブルーチンに入る
と、まず、焦点調節動作が行なわれる(# 600 )
、先述したように、撮影光学系(ps)が合焦位置に達
して、あるいは、最終位置に達して撮影光学M(PS)
が止められた後、50m5ec、の間待機して(#50
1)撮影光学系(ps)が確実に止まるのを待ち、シャ
ッターの開閉を行なわせ(#700)、露光を開始され
る。露光が完了すると、まず、フィルムの巻上を行なわ
せ($800)、フィルム送りモーター(Ml)が完全
に停止するまで100 m5ec、待ったのち($50
2)、レンズモータ(M2)を逆転させ($503)、
撮影光学系(PS)を初期位置へ復帰させる( 1t9
00)、撮影光学系(ps)を初期位置へ復帰させると
、このサブルーチンがら脱ける。
ここで、露光が完了した後、フィルムを巻上げてから撮
影光学系(ps)を初期位置に復帰させることについで
もう少し詳しく考察してみる。なお、フィルム送り・レ
ンズ両モーター(M、)。
(M2)を同時に回転させると、電流が流れすぎ、電源
(SE)の容量から好ましくないので、モーター(M、
)、(M2)は同時に回転させないものとする。
第29図に示したタイムチャートから明らかなように、
露光が完了した後、撮影光学系(ps)を初期位置に復
帰させた後、フィルムの巻上を行なえば、スイッチS5
と86に閃して、撮影動作(レリーズ開始から次の撮影
型4aまで)が完了、すなわち、次の撮影準備が完了し
た状態(s 、、S 。
共に0FF)と同じ状態が、撮影光学系(P S )が
初期位置に復帰して(X)からフィルム送りモーター(
M、)が一定角度だけ回転する(Y)までの間(X−Y
)に現われる。もし、その間(X −Y )で、電池が
消耗したりして、電池を入れ換えると、CPUは、カメ
ラの初期化の作動中、カメラが初期状態、すなわち、撮
影準備が完了した状態であるとf1断じ、撮影済みフィ
ルム上に再び露光(二重露光)してしまう、このような
ことを防止するには、撮影準備が完了したことを検知す
るスイッチを別に設けなければならず、部品点数が増加
し、コストアップにつながる。
ところが、本実施例のように、フィルムの巻上を先に行
なえば、Pt528図に示したタイムチャートから明ら
かなように、次の撮影準備が完了して初めて、すなわち
、フィルムの巻上が完了し、がっ、撮影光学系(ps)
を初期位置に復帰させて初めて、スイッチSs、S、が
共にOFFになるので、スイッチをあらたに設けること
なく撮影準備が完了したことを検知することができる。
また、巻上が行なわれる前と、巻上が完了し、かつ、撮
影光学系(p s )が初期位置に復帰させられる前と
では、スイッチS s = S *の状態が同じ(SS
はOFF、S、はON)であるが、撮影準備が完了する
直に電池が入れ換えられたときはいつでもフィルムを1
コマ巻上げるようにしておけば(第13図#6.#7参
照)、二重露光が行なわれることはな+11゜ このように、露光が完了すれば、先に撮影光学系(PS
)を初期位置に復帰させ、その後、i形光学系(P S
 )フィルムを巻上げる従来のカメラと比べて、巻上と
レンズ復帰の順序を入れ換えるだけで、二重露光を防止
するために必要な撮影準備完了状態を検知するスイッチ
が不要となる。
次に、撮影光学系(PS)を合焦位r!1まで駆φhさ
せるサブルーチン「焦点調節」について、Pt519図
および第12図を参照しながら説明する。
このサブルーチンでは、まず、レンズモーター(M2)
を正転させ(#601)、これによって、スイッチS6
がONになる。先述したように、レンズモーター(Mよ
)が正転するとエンコーグ−(EN)からパルスがCP
Uに入力され、CPUは、そのパルスを数え、撮影光学
M(PS)がどのゾーンにまで達したかを判別する。そ
して、測距データD2.D、、D、が示すゾーンと撮影
光学系(ps)ズが達したゾーンとを比較しく #GO
2)、両ゾーンが一致すれば#603へ進んでレンズモ
ーター(M2)を停止させ、#302において作動させ
られたマグネッ)(LMg)の作動を解き($604)
 、撮影光学系(p s )の位置を安定させる0両ゾ
ーンが一致しなければ#606へ進み、撮影光字系(P
 S )が最終位置に達したかどうかをyq別する。す
なわち、#606において、エンコーグ−(EN)の出
力が“H″で、かつ、スイッチS6がOFFになって撮
影光学系(ps)が最終位置に達したと判断すると#6
03へ進み、合焦したときと同様、レンズモーター(M
2)を停止させ、マグネット(LMg)の作動を解<(
#604)。
#606においで、撮影光学系(p s )が最終位置
まで達していないと判断すると、再び#602へ戻り、
撮影光学系(PS)が合焦位置に達したがどうかを判別
する。すなわち、撮影光学系(PS)が合焦位置に達す
るまで、[02,井606で形成されるループをまわる
。撮影光学系(p s )が合焦位置に達したか、ある
いは、最終位置に達してレンズモーター(M2)が停止
させられると、サブルーチン「露出制御」に戻る。
なお、このサブルーチンは、標準・望遠いずれの撮影状
態であっても全く同じである。また、エンコーグ−(E
N)とスイッチS6との組み合せによって、撮影光学系
(PS)が最終位置に達したことを検知することの効果
については、後で述べる。
次に、シャッターを開田させるサブルーチン「シャッタ
ー」について、第20図および第27図を参照しながら
説明する。このサブルーチンにおいては、まず、CPU
は端子OPから′H”を出力し、バイモルフにライン(
VH)から電圧を印加させる( $701)、続いて、
Byメモリの内容を調べ($702)、Byメモリの内
容がH”であって、被写体が明るく、かつ、被写体が最
近接ゾーン(第Oゾーン)になく、フラッシュを発光さ
せる必要がなければ#703へ進み、Bvメモリの内容
がL″で被写体が暗いか、あるいは被写体が最近接ゾー
ン(!!l’$oゾーン)にあって、フラッシュを発光
させる必要があるときは#709へ進む。#703では
CPUの端子PCIにシャッター駆動回路(SD)から
のシャッター動作のモニタ信号が入力されるのを待ち、
シャッター動作のモニタ信号を受取ってシャッターが駆
動されたことを検知すると、シャッターが開けられる直
前まで待つ($704)、その後、AEタイマ回路(A
T)を作動させ($705)、二つめのシャッター動作
のモニタ信号が入力されるのを待つ(井706)、二つ
めのシャッター動作のモニタ信号は、シャッターが最小
口径まで開いたときに発せられる信号で、#706によ
って、シャッターが開かれないことのないようにしてい
る。すなわち、シャッターが最小口径まで開かないうち
は、後述するようにAEタイマ回路(AT)から露出完
了の信号が出力されても、CPUはシャッター閉じ命令
を出力しない。
シャッターが最小口径まで開いた後は、公知の方法によ
って適正な露出が得られたことがタイマ回路(AT)に
よって検知され、AEタイマ回路(AT)からCPUの
端子AEに′″H″が入力されるまで待つ($707)
、$707で過性な露出が得られたと判断すると、#7
50に進み、シャッターを閉じさせる。
一方、#709へ進んだ場合、ISO感度情報と測距情
報とから適正なシャッターの露出開口径を算出し、その
露出開口径に対応するシャッター動作のモニタ信号を受
取るまで待ち($710)、その後、CPUは端子TR
からH″を出力してフラッシュ(FL)を発光させ(l
$720)、#750に進んでシャッターを閉じさせる
シャッターを閉じさせる( $750)と、このサブル
−チンから脱(する。
続いて、シャッターを閏巳させるサブルーチン「シャッ
ター閉」について第21図を参照しながら説明する。こ
のサブルーチンでは、まず、CPUは端子CLからH”
を出力する(751 )。
なお、このとき、端子OPがらも’I!”を出力する。
これによって、バイモルフがショートされ、シャッター
が閏じられる。その後、50鶴see 、間、待機しく
#752)、シャッターが完全に閉じるまで待つ。50
 m5ec、経過すると、CPLIの端子PWCからH
″が出力され、トランジスタ(Q、)がOFFとなって
電源ライン(Vc c )への給電が停止させられる(
$753)、そして、このサブルーチンから脱(する。
次に、フィルムを1コマ分だけ巻上げるサブルーチン「
巻上」について、第22図、および第27図を参照しな
がら説明する。このサブルーチンでは、まず端子Mから
信号を出力してフィルム送りモーター(M、)を正転さ
せ(#801)、それと同時にタイマーの作動を開始さ
せる(#802)。
そして、フィルムが装填され、かつ、裏jζたが閉じて
いるかを判別しく #803)、CPUの端子S4に“
L”が入力されていると、フィルムが装填され、かつ裏
よただ閉じているとCPUは判断して#804へ進む。
そうでなければ#810へ進み、タイマーが0.5se
c、を計時すれば、端子Mから信号を出力してフィルム
送りモーター(M、)を停止させる($80G)。#8
04では、スイッチS、の0N−OFF状態を調べ、フ
ィルム送りモーター(Ml)が一定角度まで回転したか
どうかを判別する。モーター(Ml)が回転を始め、ス
イッチSsがONであれば#805へ進み、そうでなけ
れば#808へ進む、なお、#804では、イニシャル
ロードが完了しているためスイッチS。
はOFFになっているので、スイッチS5の0N−OF
Fが検知できる。#805では、1コマ分の巻上が完了
したかどうかを判別する。スイッチS、がOFFになっ
て1コマ分の巻上が完了したことを検知すると、#80
6へ進んで端子Mから信号を出力してフィルム送りモー
ター(Ml)を停止させ、このサブルーチンから脱ける
一方、スイッチS、がONのままで、1コマ分の巻上が
完了していないと判断すると#808へく1ゝ人<弁、
ムン 進む。#808では、フィルム送りモーター(Ml)が
回転し始めてから、1コマ分の巻上が完了するまでに要
する時間よりも長く設定された時間(具体的には、4.
1sec、 )が経過したがどうかを判別し、その時間
が経過してなければ巻上途中であるとfrIWRして巻
上が完了するまでループ#804→#805→#808
→#8o4をまわる。ところで、#808においで、1
コマ分の巻上が完了するまでの要する時間よりも長く設
定された時間(4,1sec、 )が経過すると、CP
Uは、フィルムをすべて巻上てしまったが、あるいは、
何が異常が生じてフィルムが突張ってしまったとM断し
、端子Mから信号を出力してフィルム送りモーター(M
l)を停止させ($809)、フィルムを巻戻させる(
$850)、フィルム8戻が終了すれば、このサブルー
チンがら脱ける。
続いて、フィルムを巻戻すサブルーチン「8戻」につい
で第23図を参照しながら説明する。このサブルーチン
では、端子Mから信号を出力し、フィルム送りモーター
(Ml)を逆転させて巻戻を開始させ($851)、そ
れと同時にスイッチS。
がONになる。その後、スイッチS、がOFFになって
フィルムがすべて巻戻されたとCPU判断するまで巻戻
が続けられる($$853)。スイッチS4がOFFに
なってる戻が完了したと判断すると、端子Mから信号を
出力してフィルム送りモーター(Ml)を停止させ(#
854)このサブルーチンから脱ける。
ところで、先述したように、スイッチS、は巻戻を開始
するとON、裏、J:たを開けるとOFFになるので、
巻戻途中で電池が消耗して電池を入れ替エテも、CPU
1!、スイン+s、の0N−OFF状態を調べることに
よって巻戻途中であること−を判別することができ、カ
メラの初期化において、巻戻を行なわせ、その結果、二
重露光を防止することができる(第13図参照)。な第
3、スイッチS、、S、は直列に接続されているので、
巻戻途中で衷ぶたを開けると#853から#854へ進
み、CPUは巻戻を停止させる。
次に、撮影光学系(P S )を初期位置にセットする
サブルーチン「レンズセット」について、tjS24図
を参照しながら説明する。このサブルーチンに入るとき
は、必ずレンズモーター(M2)が回転した直後であり
、したがって、スイッチS、はONになっている。そこ
で、#901において、エンコーダー(EN)の出力が
”L″′で、かつ、スイッチS6がOFFになって撮影
光学M(PS)が標準撮影時、あるいは、望遠撮影時に
おける初期位置に達したとCPUが判断するまで撮影光
学系(PS)が移動させられる。撮影光学系(ps)が
初期位置に達すると、CPUは、端子Mから信号を出力
してレンズモーター(M2)を停止させ(#902)、
それと同時に、マグネッ)(LMg)が作動しておれば
(#903)、端子LM、から“H”を出力して、その
作動を停止させる(#904)。その後、レンズモータ
ー(M2)が完全に停止する* C100m5ec、f
rl、待fi L タノち($905)、このサブルー
チンから脱ける。
以上、説明したように、このサブルーチンでは、エンコ
ーダー(EN)の出力が”L”で、かつ、スイッチS6
がOFFになったとき、CPUは、I形光学系(PS)
が初期位置に復帰したと判断する。また、サブルーチン
「合焦」(第19図参照)の説明で述べたように、エン
コーグ−(EN)の出力が′H”で、かつ、スイッチS
6がOFFになったとき、撮影光学系(PS)が最終位
置に達したと判断する。このように、焦点調節制御のた
めの信号を出力するエンコーグ−(EN)の出力と、ス
イッチS6の0N−OFF状態とによって、撮影光学系
(PS)が初期位r!!または最終位置にあることが判
別でき、以下に述べるように、撮影光学系の位置を検出
するスイッチを少なくすることができる。
まず、撮影状態を切替えるために撮影光学系(PS)を
移動させる部材と、焦点調節のため撮影光学系(ps)
を移動させる部材とが別々である場合を考える。この場
合、撮影状態を切替えるとき、撮影光学系(P S )
が標準・望遠両撮影状態の初期位置に達したことを検知
するスイッチSO0” oo ’露光終了後、撮影光学
系(ps)が初期位置に復帰したことを検出するスイッ
チSs、焦点調節動作中、撮影光学系(PS)が最終位
置に達したことを検出するスイッチSeの四つのスイッ
チが心変となる。
ところで、撮影状態を切替えるために撮影光学系(I’
S)を移動させる部材と、合焦位置まで撮影光学系(P
S)を移動させる部材とを兼用させると、スイッチSs
は、スイッチS。tTooで代用させることがでさる。
あるいは、撮影状態を検知するスイッチSpを設け、ス
イッチSpとスイッチSsとを組み合わせ、スイッチS
  、T  と同じfヤooo。
用を持たせることができる。すなわち、三つのスイッチ
S 。o、 T −、S eまたはS st S ex
 S pで四つのスイッチ5Cx3.TOo、Ss、S
eと同じ作用を持たせることができ、スイッチを一つ減
らすことができる。
さらに、本実施例に示したように、撮影光学系(ps)
が初期位置または最終位置に達したときのみOFFにな
るスイッチS6を設け、焦点調節制御のための信号を出
力するエンツーグー(EN)と、スイッチS6を岨み合
わせることにより、スイッチS cts 、T (X)
 −S eまたはスイッチSs、Se、Spと同じ作用
を持たせることができる。すなわち、スイッチS6だけ
を設け、それをエンコーグ−(EN)と組み合わせるだ
けで、撮影状態切替時、標準・望遠両撮影状態の初期位
置を検出し、かつ、露光終了後、撮影光学系(ps)が
初期位置に復帰したこと、および、焦点調節動作中撮影
光学系(ps)が最終位置に達したことを検出すること
ができ、スイッチを少なくすることができる。
以上より、スイッチを少なくすることができるので、回
路を簡単にでき、しかも、撮影光学系(ps)を移動さ
せる部材が一つであるので、その部材にスイッチS a
 v S りやエンコーグ−(EN)を形成すると、ス
イッチ類が1ケ所に集まり、実装が簡単になる。
次に、撮影状態を切替えるサブルーチンrS/TJにつ
いて、第25図お上V第12図を参照しながら説明する
。このサブルーチンでは、まず、現在の撮影状態が判別
される(#401)。
この判別は、スイッチS+)の0N−OFF状態を検出
することによって行なわれ、スイッチspがON″Ch
CPUの端子SPに“L″が入力されると、CPUは望
遠撮影状態であると判断し、そうでなければ標準撮影状
態であると判断する。#401において望遠撮影状態で
あると判断すれば、#402へ進み、端子Mがら信号を
出力してレンズモーター(M2)を逆転させ、#401
において標準撮影状態であると判断すれば、#405へ
進んで端子LM、から’L″を出力してマグネッ)(L
Mg)を作動させたのち、端子Mがら信号を出力してレ
ンズモーター(M2)を正転させる( #406)、#
402.#406においてレンズモーター(M2)を回
転させ、撮影光学系(p s )の移動を開始させると
、スイッチS6がONになる。その後、#403へ進ん
で撮影光′7系(ps)が初期位置にセットされ、この
サブルーチンから脱ける。なお、PtSi2図から明ら
かなように、撮影状態が切替わる途中でスイッチSpの
0N−OFFが入れ替わる。
^ゴMy> カー1 以上、説明したように、本発明のカメラにおいては、充
電手段の充電電圧を検知する第1.第2の電圧検知手段
を設け、被写体の輝度によってそれらを選択し、被写体
が明る(閃光発光手段を発光させる必要がないときは、
バイモルフ駆動素子を駆動するのに必要なPIclの電
圧まで充電手段が充電されれば撮影が可能となり、閃光
発光手段を発光させるときのみ、バイモルフ駆動素子を
駆動し、かつ、閃光発光手段を発光させるのに必要な1
2の電圧まで充電¥=段が充電されてから撮影が可能と
なるから、充電手段の充電が完了するまで待たされるこ
とが少なくなり、連続して迅速な撮影が可能となる。
また、本発明のカメラでは、Pt51および第2の電圧
を検知する第1および第2の電圧検知手段を設けたので
、単一の電圧検知手段のみを用いて第1および第2の電
圧を検知する場合に比べ、電圧検知回路が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したカメラの電気回路図であり
、第2図は、電圧検知回路の具体例を示す回路図である
。第3図は、本発明を実施したカメラの撮影光学系と7
フイングー光学系およびそれらの駆動8!横を示す分解
斜視図である。Pt54図は、撮影光学系を移動させる
駆動機構を示す斜視図で、第5図は、その要部新面図で
あり、fjS6図は、その駆!IJI機構に含まれる繰
出カムの裏面の平面図、第7図は、その駆動l!構を支
持する合板の平面図、第8図は、その台板の裏面の平面
図である。第9図は、本発明を実施したカメラの撮影光
学系の位置を検出するスイッチ、エンコーダーを模式的
に示した回路図である。第10図は、撮影光学系を移動
させる駆動機構の作用を説明するための平面図、第11
図は、前記スイッチの0N−OFF、エンコーダーの’
H”、“L”、オーブンの状態を示す平面図で、両図に
おいて、(イ)は標準撮影状態における初期位置、(ロ
)は同じく合焦位置、(ハ)は撮影状態切替中、(ニ)
は望遠撮影状態における初期位置、(ホ)は同じく合焦
位置を示し、また、第11図(へ)、は標準撮影状態に
おける最終位置を示す、第12図は、撮影光学系の繰出
量とスイッチ、エンコーダーの関係を示すグラフである
。第13図ないしtjs25図は、本発明を実施したカ
メラの制御を示す70−チャートである。第26図は、
測光・測距スイッチをONにしてからのタイミングを表
すタイムチャート、第27図は、レリーズボタン押下か
ら充電開始までを示すタイムチャートである。Pt52
8図および第29図は、露光完了から撮影準備完了まで
を示すタイムチャートである。 C2・・・・・・・・ 充電手段 D−D  ・・・・・ 昇圧手段 VD、  ・・・・・・ 第1の電圧検知手段FL  
・・・・・・・ 閃光発光手段■D2 ・・・・・・ 
第2の電圧検知手段LM  ・・・・・・・ 測光手段 CPU  ・・・・・ 選択手段 出願人  ミノルタカメラ株式会社 第7図 第1θ図 第1θ図 第10因 第1θ図 第22図 WJ23図     第24図 第25図 第2z図 第27図 112g図 ■ 第2q図 :

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単一の充電手段と、 その充電手段に高電圧を供給して充電するために、電源
    の電圧を昇圧する昇圧手段と、 シャッター駆動のために用いられるバイモルフ駆動素子
    と、 そのバイモルフ駆動素子を駆動するのに必要な第1の電
    圧まで、前記充電手段が充電されたことを検知する第1
    の電圧検知手段と、 閃光発光手段と、 前記バイモルフ駆動素子を駆動し、かつ前記閃光発光手
    段を発光させるのに必要な第2の電圧まで、前記充電手
    段が充電されたことを検知する第2の電圧検知手段と、 被写体の輝度を測定する測光手段と、 その測光手段の出力により被写体の輝度が所定の輝度よ
    りも高ければ前記第1の電圧検知手段を、低ければ前記
    第2の電圧検知手段を選択する選択手段とを 備えたカメラ。
  2. (2)被写体までの距離を測定する測距手段を備え、 その測距手段の出力により被写体までの距離が所定の距
    離よりも短い場合、前記選択手段は第2の電圧検知手段
    を選択する、特許請求の範囲第(1)項記載のカメラ。
  3. (3)前記選択手段が前記第1の電圧検知手段を選択し
    ており、かつ前記充電手段が前記第1の電圧まで充電さ
    れていないとき、 あるいは、前記選択手段が前記第2の電圧検知手段を選
    択しており、かつ、前記充電手段が前記第2の電圧まで
    充電されていないとき、 レリーズロックをかける特許請求の範囲第(1)項また
    は第(2)項記載のカメラ。
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