JPH11338024A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH11338024A
JPH11338024A JP14021098A JP14021098A JPH11338024A JP H11338024 A JPH11338024 A JP H11338024A JP 14021098 A JP14021098 A JP 14021098A JP 14021098 A JP14021098 A JP 14021098A JP H11338024 A JPH11338024 A JP H11338024A
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JP
Japan
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lens
unit
body unit
finder
photographing
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Application number
JP14021098A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Miyasaka
哲雄 宮坂
Tatsuya Suzuki
達哉 鈴木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラシステムにおける撮影レンズ,ファイン
ダ,測光装置,測距装置等の特性を最大限に生かし、且
つ、コスト,スペ−ス等の無駄を少なくすることが可能
なカメラシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】本カメラシステムにおいては、撮影媒体の
感光性フィルム126、または、撮像素子140の前面
に開口部が設けられるボディユニット1に対して、撮影
レンズ201,レンジファインダ装置,フォーカス駆動
装置を内蔵するレンズユニット2、または、TTLファ
インダと撮影レンズとフォーカス駆動装置を内蔵するレ
ンズユニット3を装着することによって、上記レンズユ
ニットの特性を生かした撮影を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像側のボディユ
ニットと複数の光学ユニットで構成されるカメラシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレンズ交換式カメラにおけるレン
ズユニットは、撮影レンズと絞りとフォーカス制御機構
等を有しており、レンズユニットの交換によって様々な
撮影に対応できるようにしたものである。上記レンズユ
ニットを用いた場合、カメラが大型化し、操作も複雑に
なり、使い勝手がよくなかった。一方、レンズ非交換式
カメラでは、レンズ交換はできないが、小型で簡単に撮
影ができるという利点がある。しかし、取材等で多様の
撮影を行う必要があるといった場合、カメラ使用者は、
撮影用途に応じて使い分けるために複数のカメラを携帯
する必要があり、また、カメラの購入費用も嵩むといっ
た問題があった。
【0003】上述の問題を解決するものとして、特開平
3−83032号公報のユニットタイプの撮影装置が開
示されている。この撮影装置は、ボディユニットと、そ
のボディユニットに取り付け可能な「撮影レンズ装着可
能なファインダユニット」、および、「撮影レンズ付き
ファインダユニット」とで構成され、上記ボディユニッ
トを二通りに利用できる撮影装置である。
【0004】なお、上記ボディユニットは、フィルム給
送部,シャッタ部,TTL式AF(オートフォーカス)
センサ,AFセンサ用ミラー,レンズ接点部,ファイン
ダ接点部等を内蔵している。上記「撮影レンズ装着可能
なファインダユニット」は、交換式レンズを装着可能な
マウント,TTLファインダ,ファインダ接点を有して
いる。「撮影レンズ付きファインダユニット」は、撮影
レンズ,非TTL式ファインダ,レンズ接点部,ファイ
ンダ接点部等を有している。
【0005】上記「撮影レンズ装着可能なファインダユ
ニット」に交換レンズを装着してボディユニットと組み
合わせると、従来のレンズ交換式カメラとして機能させ
ることができる。また、「撮影レンズ付きファインダユ
ニット」とボディユニットとの組み合わせると、従来の
レンズ非交換式カメラとして機能させることができる。
よって、2種類のカメラを購入したり、2つのカメラを
携帯する必要もなくなり、それぞれの用途に対応するこ
とができる。
【0006】なお、上記撮影装置においてAFセンサ
は、ボディユニットに設けられていることから、「撮影
レンズ装着可能なファインダユニット」と「撮影レンズ
付きファインダユニット」に対するAF信号は、同一の
信号であり、双方のユニットに対して共通して使うこと
ができる。
【0007】また、従来から交換レンズ側にAFセンサ
やAF用モータやズーム用モータやモータ用電池を内蔵
したものがあり、この場合、交換レンズ側をボディユニ
ットとは独立して機能させることができ、ボディユニッ
ト側の電池を消費しないなどの特徴がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に撮影レンズ、特
に、広角レンズは、撮影レンズからフィルムまでの距
離、すなわち、フランジバックを短くすることで、開放
絞り値が明るく、描写性能がよくなり、小型化に対して
も有利になる。しかし、上記特開平3−83032号公
報の撮影装置に適用される上記「撮影レンズ付きユニッ
ト」では、ファインダは小型化されるものの、ボディユ
ニットのAFセンサ用ミラーに阻まれ、フランジバック
を短くすることができない。
【0009】また、上記「撮影レンズ装着可能なファイ
ンダユニット」には、別に交換レンズが装着されるが、
その交換レンズにフォーカス制御用モータなどの駆動機
構が組み込まれており、レンズ自体が大型化する。した
がって、交換レンズを装着した上記ファインダユニット
をさらにボディユニットに取り付けることから重量,形
状等のバランスが悪くなる。
【0010】また、AF範囲が異なる複数種類のボディ
ユニットが存在するような場合、ボディユニットのAF
センサに応じた「撮影レンズ装着可能なファインダユニ
ット」にファインダ結像部を設けなければ、3点測距な
どのAF範囲を表示することができない。
【0011】また、上記撮影装置においてボディユニッ
トに内蔵されるAFセンサにより測距する場合、上記フ
ァインダユニットの撮影レンズ、または、装着される撮
影レンズで絞りが決定されてしまう。したがって、開放
絞りが明るいレンズの場合はAFセンサの絞りも明るく
し、測距精度を向上させることが可能だが、暗いレンズ
の場合にはAF精度が低下してしまう。
【0012】さらに、AFとAE(自動露光処理)との
連携を変更する場合、例えば、多点測距と多点測光を新
たに行いたい場合、ボディユニットとファインダユニッ
トの両方ともに別のユニットを容易する必要がある。フ
ァインダとAFとの連携を変更する場合、例えば、多点
測距でファインダ内測距範囲表示を変更したい場合も同
様に、両方ともに別のユニットを容易する必要がある。
【0013】なお、被写体測距方法を非TTL方式にす
れば、フランジバックや開放絞り値の問題からは逃れら
れるが、望遠レンズの場合や被写体が遠い場合などでは
測距精度が悪くなってしまう。
【0014】上述のように、撮影レンズとAF機能とは
密接な関係であり、適材・適所を用いる試みがされてい
るものの、レンズ性能を最大限に発揮し、かつ小型で、
かつ必要十分なAF機能を達成できるカメラシステムは
なかった。
【0015】また、AF機能以外のファインダ装置や測
光装置も撮影レンズと密接な関係にあるので、それらに
ついても、レンズ性能を最大限に発揮し、かつ小型で、
かつ必要十分であることが望まれる。
【0016】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、カメラシステムにおける撮影レン
ズ,ファインダ,測光装置,測距装置等の特性を最大限
に生かし、且つ、コスト,スペ−ス等の無駄を少なくす
ることが可能なカメラシステムを提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
カメラシステムは、複数の中から適宜選択される光学ユ
ニットを光学的、かつ、電気的に装着し、接続するため
の接続手段と、撮影開始指示を行うレリーズ操作部材と
を有しており、少なくとも撮影画像記録媒体、もしく
は、撮像手段を光密に保持するボディユニットと、撮影
レンズ、または、交換式撮影レンズ装着用のマウントの
いずれかと、少なくとも接眼光学系と測距装置とを有
し、さらに、上記ボディユニットに装着された際に、撮
影画面を観察する光学的観察手段と、上記ボディユニッ
トに着脱自在に装着し、光学的に、かつ、電気的に接続
するための接続手段とを備えた複数の光学ユニットとか
らなる。このカメラシステムにおいては、上記ボディユ
ニットに撮影レンズ付き光学ユニット、または、撮影レ
ンズをマウントに装着したを有する光学ユニットを装着
し、カメラシステムを構成することによって撮影を行う
ことができる。
【0018】本発明の請求項2のカメラシステムは、請
求項1記載のカメラシステムにおいて、上記光学ユニッ
トに含まれる上記光学的観察手段がTTLファインダ光
学系もしくは外光式ファインダ光学系のいずれか一方で
ある。
【0019】本発明の請求項3のカメラシステムは、請
求項1記載のカメラシステムにおいて、上記ボディユニ
ットおよび上記光学ユニットには、上記接続手段の1つ
である相互の通信を行うための通信接点を備えている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。本発明の第1の実施の形態であるカ
メラシステム(カメラ)について、その主な構成から説
明する。本カメラシステムは、図1の斜視図に示すボデ
ィユニット1と、図2,3,4の斜視図に示す上記カメ
ラボディ1に着脱可能な複数の光学ユニットである3種
類の固定レンズユニット、または、レンズ側中間ユニッ
トで構成される。なお、以下の説明では、「固定レンズ
ユニットおよびレンズ側中間ユニット」を総称する場
合、「レンズユニット」と記載する。
【0021】上記ボディユニット1は、感光性フィル
ム、または、撮像素子の撮影媒体の保持部と上記撮影媒
体の駆動制御部等を内蔵するユニットである。また、上
記レンズユニットのうち1つは、図2に示す第1のレン
ズユニットであるレンジファインダ(外光式の非TTL
ファインダ)付き固定レンズユニット2であり、他の1
つは、図3に示す第2のレンズユニットであるTTL
(撮影レンズ透過の一眼レフタイプ)ファインダ付き固
定レンズユニット3であり、さらに他の1つは、図4に
示す交換レンズ着脱可能な第2のレンズユニットである
TTLファインダ付きレンズ側中間ユニット4である。
【0022】上記ボディユニット1は、撮影画像記録媒
体である感光性フィルム126(図5参照)、または、
撮像手段であるCCD・MOS型等の撮像素子140
(図6参照)を保持する媒体保持部102を有してお
り、その媒体保持部102の前面にはシャッタ105が
配設されている。なお、着脱されるレンズユニット側に
シャッタが設けられている場合は、上記シャッタ105
は、不要である。
【0023】上記シャッタ105、または、撮影媒体の
前面に位置する部分であって、ボディユニット1の上面
部103,104と前面部114,115の中央部を切
り欠いた凹状であるレンズユニット装着用の開口部11
1が設けられている。上記開口部111は、両側壁面部
112a,112bと底面部113で囲われる部分であ
るが、その両側壁面部112a,112b上には、レン
ズユニット装着用の接続手段であり、撮影媒体の撮像面
と平行して上下方向に延びる各レンズユニット嵌入用ス
リット107と108が設けられている。
【0024】上記スリット107と108に後述する各
レンズユニットのレール部を上方向からスライド挿入し
てレンズユニットを開口部111上に装着する。そし
て、前面部115に配設されているロック部材110に
より装着されたレンズユニットのロック、または、ロッ
ク解除が行われる。
【0025】また、ボディユニット1の上面部103に
は、表示装置117が設けられ、上面部104には、レ
リーズ操作部材であるレリーズ釦106と、シャッタス
ピードや撮影モードの設定を行う操作部材である設定操
作釦116が配設されている。また、底面部113上に
はレリーズ釦106で操作されるレリーズスイッチ出力
信号,シャッタ駆動信号等のレンズユニットに対する制
御信号授受用の接続手段である通信接点部109が配設
されている。
【0026】但し、ボディユニット1には、AFセンサ
やフォーカス用モータやズーム用モータやファインダ等
は、設けられていない。また、ボディユニット1のシャ
ッタ105は、必ずしも必要ではなく、例えば、レンズ
ユニット内にシャッタを内蔵している場合は、ボディユ
ニット1のシャッタは無くてもよい。また、ボディユニ
ットとしてシャッタを有するボディとシャッタ無しのボ
ディの両方が存在してもよい。
【0027】次に、各レンズユニット2,3,4の概略
の構成について、まず、各ユニットで共通する部分につ
いて、図2,3,4を用いて説明する。何れのレンズユ
ニット2,3,4にもその両側面に、ボディユニットに
装着するための接続手段であり、ボディユニット1のス
リット107,108に嵌合可能なレール部205と2
06,304と305,404と405が設けられてい
る。上記レール部は、撮影レンズの光軸Oと垂直な面の
上下方向に沿って設けられている。各レール部の中間部
位には、ボディユニット1のロック部材110の爪11
0a(図7参照)が装着時に嵌合する切り欠き部20
8,307,407が設けられている。
【0028】そして、上述の共通部分の他にレンジファ
インダ付き固定レンズユニット2には、図2の斜視図、
または、後述する図9,10の断面図に示すように光軸
Oを有する撮影レンズ201と、絞り装置と、非TTL
タイプの外光式光学的観察手段であるレンジファインダ
装置202と、測距を行う装置である焦点検出(測距)
装置203と、人工照明光発光装置であるストロボ装置
204と、測光装置209が内蔵されている。
【0029】さらに、上記固定レンズユニット2には、
焦点検出装置203の出力に基づき、撮影レンズ201
を合焦位置に駆動するピント調整手段である撮影レンズ
駆動用モータと、電源用電池と、充電用コンデンサと、
ストロボ装置の充電・発光制御を行うストロボ制御回路
も内蔵されている。更に、ボディユニット1と通信する
ための上記通信接点部109と接続可能な接続手段であ
る通信接点部も設けられている。
【0030】なお、固定レンズユニット2をボディユニ
ット1に装着した時は、固定レンズユニット2の上面部
212は、ボディユニット1の上面103,104とほ
ぼ同一面となり、固定レンズユニット2の前面部210
は、ボディユニット1の前面部114,115と同一面
となる。したがって、固定レンズユニット2内のファイ
ンダ装置,焦点検出装置,フォーカス駆動用モータなど
の全ての部材がボディユニット1の開口部111の内側
に収まることになる。
【0031】また、固定レンズユニット2のファインダ
装置,測光装置,測距装置は、撮影レンズ201の焦点
距離と同一の特性(画角・焦点調節分解能)を持たせ、
かつ、撮影レンズ201の光学系とは独立しているの
で、それぞれを小型化,高性能化できる。また、固定レ
ンズユニット2内で、測光演算や露出演算やオートフォ
ーカス制御やストロボ制御が行えるので、様々なレンズ
ユニットのシステム展開が可能となる。
【0032】また、TTLファインダ付き固定レンズユ
ニット3には、上記共通部以外、図3、または、後述す
る図11の断面図に示すようにズームレンズを構成する
撮影レンズ系301,絞り322と、人工照明光発光装
置であるストロボ装置350と、光学的観察手段である
TTL式ファインダ装置309(図11)と、測距を行
うためのTTL式焦点検出(測距)装置306(図1
1)と、TTL式測光装置が内蔵されている。さらに、
焦点検出装置の出力に基づき、撮影ズームレンズを合焦
位置に駆動するピント調整手段であるフォーカス駆動用
モータと、ズーム釦302,302の操作によってズー
ムレンズを短焦点や長焦点に駆動するズームレンズ駆動
用モータ等が内蔵されている。
【0033】上記固定レンズユニット3には、更に、露
光時に撮影光路上から退避する導光手段であるTTLフ
ァインダ用メインミラーと、焦点検出,測光用の導光手
段であるサブミラーと、ストロボ発光用コンデンサと充
電制御および発光制御用のストロボ制御回路と、電源用
電池と、ボディユニット1と通信するための通信接点部
109と接続可能な接続手段である通信接点部と、外部
ストロボ装着用マウント360と、外部ストロボ用発光
開始端子361および外部ストロボ用発光停止端子36
2等も設けられている。
【0034】なお、上記固定レンズユニット3をボディ
ユニット1に装着した時は、上記固定レンズユニット3
の側面308および前面310で囲まれた部分は、ボデ
ィユニット1の開口部111の内側に収まる。したがっ
て、上記固定レンズユニット3内に内蔵されるミラー,
焦点検出(測距)装置,フォーカス駆動用モータ,ズー
ム駆動用モータなどの部材は、ボディユニット1の開口
部111の内側に収まることになる。
【0035】また、固定レンズユニット3内で、測光演
算や露出演算やオートフォーカス制御やストロボ制御が
行えるので、様々なレンズユニットのシステム展開が可
能となる。特に、測光と測距は、撮影レンズ301の透
過光で行われるので高精度の測定が可能であり、多点測
光や多点測距のような高機能のレンズユニットにも展開
できる。
【0036】また、TTLファインダ付きレンズ側中間
ユニット4には、上記共通部以外に図4、または、後述
する図12の断面図に示すように交換レンズ501着脱
用のマウント401と、光学的観察手段であるTTL式
ファインダ装置409(図12)と、TTL式焦点検出
(測距)装置411(図12)と、TTL式測光装置
と、露光時に撮影光路上から退避する導光手段であるT
TLファインダ用メインミラー427,ミラー制御部材
422と、上記焦点検出,測光用の導光手段であるサブ
ミラー等が内蔵されている。なお、上記交換レンズ用マ
ウント401には、交換レンズ501側のマウント50
2に設けられる被係止部503に係止可能な係止部40
2が設けられている。
【0037】さらに、レンズ側中間ユニット4にはボデ
ィユニット1と通信するための通信接点部109と接続
可能な接続手段である通信接点部と、外部ストロボを装
着するストロボ用マウント460と、外部ストロボ用の
発光開始端子461および外部ストロボ用の発光停止端
子462も設けられている。
【0038】そして、レンズ側中間ユニット4をボディ
ユニット1に装着した時は、上記中間ユニット4の側面
部408および前面部410で囲まれた部分は、ボディ
ユニット1の開口部111の内側に収まる。したがっ
て、レンズ側中間ユニット4内に内蔵されるミラー部
材,焦点検出装置などの部材がボディユニット1の開口
部111の内側に収まることになる。
【0039】また、上記レンズ側中間ユニット4内で測
光演算や露出演算や測距演算を行うことができることか
ら、様々な交換レンズに対応させることが可能になる。
特に、測光と測距は、撮影レンズの透過光で行われるの
で高精度の測定が可能であり、多点測光や多点測距のよ
うな高機能のレンズユニットも展開できる。なお、上記
各固定レンズユニット2,3、または、レンズ側中間ユ
ニット4は、シャッタ部を内蔵する構成であってもよ
い。
【0040】次に、ボディユニット1、および、各レン
ズユニット2,3とレンズ側中間ユニット4の内部構造
について詳細に説明する。図5,6は、ボディユニット
1の内部の構造を示す横断面図である。図5は、感光性
フィルム126を撮影媒体としたボディユニットを上方
から見た横断面図であり、図6は、撮像素子140を撮
影媒体としたボディユニットを上方から見た横断面図で
あり、それぞれ斜線部分がボディユニットの本体の断面
形状を示す。なお、以下の説明でフィルム126を撮影
媒体とするものをボディユニット1Aとし、撮像素子1
40を撮影媒体とするものをボディユニット1Bとす
る。
【0041】まず、ボディユニット1Aの内部構造につ
いて説明すると、図5に示すようにカートリッジ131
に収納された感光性フィルム126は、スプール125
とガイドローラ127によって1駒毎に巻き取られる。
また、フィルム126は、平面板129と板バネ130
によってフィルムガイドレール128に押し当てられ、
給送可能な状態で保持されている。
【0042】また、シャッタ105は、例えば、フォー
カルプレーンシャッタ装置等が適用され、上記フィルム
ガイドレール128を挟んでフィルム126とは反対側
に配置される。そして、内蔵されるシャッタ制御部材1
22によってシャッタチャージやシャッタ走行駆動等の
制御がなされる。
【0043】シーケンスモータ123は、シャッタ制御
部材122近傍に配設されており、スプール125を駆
動し、上記フィルムの給送・巻き戻しを行うと共に、上
記シャッタ105のチャージも行う。なお、これらの制
御駆動を単一のモータ123で行う技術は周知のものを
適用可能である。
【0044】通信接点部109は、ボディユニット1A
の開口内部の底面部113上に設けられ、装着されたレ
ンズユニットとの信号の授受や電源供給を行う。また、
駆動制御部である制御回路132は、フィルムカートリ
ッジ室の前方部に配設されており、フィルム給送、シャ
ッタチャージ、シャッタ走行やレンズユニットとの通信
制御などを行う。
【0045】電池124は、ボディユニット内蔵のシー
ケンスモータ123,シャッタ105,駆動制御回路1
32などの電源部であるが、通信接点部109の一部を
介してレンズユニットに電源を供給することも可能であ
る。なお、小型の電池を用いれば、縦に複数重ねて収納
することも可能である。
【0046】レンズユニット装着用のスリット107と
108とは、フィルムガイドレール128と平行に設
け、かつ、フィルムガイドレールとともにボディユニッ
ト1の斜線で示す同一構造体とすることで、装着用スリ
ット107と108の方向がフィルム126の面に対し
て精度よく平行に保たれる。
【0047】一方、装着される各レンズユニット2,
3、レンズ側中間ユニット4側の装着用レール205,
206、または、304,305、または、404,4
05が撮影レンズ光軸Oと垂直方向に沿って設けられて
いることから、撮影レンズ光軸Oに対してフィルム12
6の面を精度よく垂直に保持することができる。
【0048】ロックレバー110は、上記レンズユニッ
ト装着用スリット108中に摺動可能に取り付けられて
おり、バネ121によって上記スリット108側に付勢
されている。ロックレバー110の先端にはレンズユニ
ットのレール部に設けられた切り欠き208,307,
407に係合する爪110a(図7参照)が設けられて
いる。
【0049】次に、ボディユニット1Bの内部構造につ
いて説明すると、図6に示すようにCCDやMOS型等
の撮像素子140は、板バネ141によって撮像素子ガ
イド板128Aに押し当てられ、ボディユニット1B内
部に保持されている。シャッタ105は、撮像素子ガイ
ド板128を挟んで上記撮像素子 140とは反対側に
設けられ、シャッタ制御部材122によってシャッタ走
行駆動され、シーケンスモータ123によってチャージ
駆動される。
【0050】その他、上記ボディユニット1Aと同様に
電池124,制御回路132,通信接点部109,ロッ
ク部材110等は、ボディユニット1B内に配設される
ものとする。但し、電池124は、撮像素子140を適
用する本ボディユニット1Bの場合は、上記図5のスプ
ール125が不要であるので、図6のように電池124
を横方向に複数並べて収納することが可能である。
【0051】また、制御回路132は、シャッタ105
のチャージやシャッタ走行制御、また、レンズユニット
との通信制御、および、撮像素子140の制御などを行
うが、フィルムの給送,巻き戻しは行わない。
【0052】また、レンズユニット装着用のスリット1
07,108は、フィルムレールに対してではなく、撮
像素子ガイド板128Aに対して平行に設け、かつ、撮
像素子ガイド板128Aとともにボディユニット1Bの
同一構造体(斜線部)とすることで、撮像素子140と
の平行度が保たれる。そして、装着されるレンズユニッ
トの光軸Oに対して撮像素子140を精度よく垂直方向
に保持することができる。
【0053】次に、上記ボディユニット1(1A,1
B)にレンズユニットを着脱するときのロック、およ
び、ロック解除動作について、図7(A),7(B)を
用いて説明する。図7(A),(B)は、ボディユニッ
トへのレンズユニット装着状態でのロック部周りを光軸
方向からみた縦断面図であり、図7(A)は、装着しよ
うとしている状態、図7(B)は、装着完了状態にある
ときのレンズユニットのレールとボディユニットのロッ
ク部材レバーとの関係を示す。但し、レンズユニットの
うち、固定レンズユニット2を装着する場合について説
明するが、他の固定レンズユニット3,レンズ側中間ユ
ニット4の場合も同様にして着脱されるものとする。
【0054】固定レンズユニット2を装着する場合、ボ
ディユニット1のスリット107,108にレンズユニ
ット2のレール205,206を挿入する。そのとき、
スリット108内にあるロック部材110の爪110a
は、図7(A)に示すようにレール206に押されて、
一旦、後退する。固定レンズユニット2が装着位置まで
挿入されると、図7(B)に示すようにロック部材11
0の爪110aがレール206の切り欠き208に嵌入
してロック状態となり、装着が完了する。
【0055】ボディユニット1から固定レンズユニット
2を取り外す場合は、ロック部材110操作して右側に
退避させながら、固定レンズユニット2を上方向にスラ
イドさせると、取り外すことができる。
【0056】次に、上記ボディユニット1にレンズユニ
ットを装着したときの通信接点部109とレンズユニッ
ト側の制御回路接点部との接続状態を図8の縦断面図を
用いて説明する。上記図8は、ボディユニットへのレン
ズユニット装着完了状態でのレンズユニットとボディユ
ニットの通信接点部周りの縦断面図である。上記ボディ
ユニット1側の通信接点部109は、複数の導電性ピン
接点で構成されており、上記図8は、その内の一つの接
点ピン周りの断面図である。なお、レンズユニットのう
ち、固定レンズユニット2を装着して接続する場合を説
明するが、他のレンズユニット3,4の場合も同様に接
続がなされるものとする。
【0057】上記通信接点部109のピン接点191
は、ボディユニット開口部111の底面113に設けら
れた支持板192の貫通穴を挿通し、バネ194により
上方に付勢されている。レンズユニット未装着の状態で
は、フランジが支持板に当接した状態でピン先端部が上
方に突出している。そこで、固定レンズユニット2が装
着されると、図8に示すように通信接点部109のピン
接点191は、上記レンズユニット2の制御回路224
の接点224aで押圧され、電気的に接触する。この状
態でレンズユニット側の制御回路224がボディユニッ
ト側接続制御回路193と電気的に接続され、相互の情
報信号の通信と電源供給が可能な状態となる。
【0058】なお、上記ピン接点は、レンズユニット側
に設けてもよい。また、ピン接点を用いずに導通性の板
バネ接点等を用いてもよい。さらに、ボディユニット1
の開口部111の底部113でなくとも開口部111の
側壁面や装着用スリット内部に上記通信接点部109を
設けるようにしてもよい。このように上記通信接点をボ
ディユニット開口部から内部に入り込んだ箇所に配置す
ることで、レンズユニットを外した際に不用意に触られ
ることが少なくなり、制御回路が静電気やショートで破
壊されたり、接点が機械的に破損される危険性が少なく
なる。なお、通信手段としてピン接触式に限らず、光通
信や電磁波通信などの非接触式通信手段を適用してもよ
い。
【0059】次に、上記レンジファインダ付き固定レン
ズユニット2の内部構造およびボディユニット1への装
着状態について、図9,10を用いて説明する。図9
は、レンジファインダ式固定レンズユニット2をボディ
ユニット1に装着した状態での内部配置を示す縦断面図
であり、2点鎖線がユニットの境界を表している。図1
0はレンジファインダ付き固定レンズユニット2を上方
から見た配置を示す横断面図である。但し、装着される
ボディユニット1は、撮影媒体が感光性フィルム、また
は、撮像素子である双方の場合について説明する。
【0060】上記固定レンズユニット2は、すでに概略
の構成にて説明したように絞りを有する撮影レンズ20
1,レンジファインダ装置202,焦点検出装置20
3,ストロボ装置204,測光装置209等を内蔵して
いる。
【0061】上記撮影レンズ201は、駆動用ギヤ部2
21を介してフォーカス用モータ223によって光軸方
向に進退駆動されて焦点調節がされる。また、絞り22
0は、ステッピングモータ等からなる絞り駆動部材22
2によって、絞り込み・開放などが制御される。
【0062】上記レンズユニット2の上部に配設される
ストロボ装置204は、ストロボ窓内部に被写体照射用
光源部としてストロボ発光管229を有している。ま
た、ストロボ発光用を兼ねる制御駆動用の電池225や
ストロボコンデンサも内蔵されている。なお、光源とし
てストロボ発光管を用いた上記ストロボ装置204は、
目的によっては白熱電球,LEDなどの人工照明装置に
代えてもよい。
【0063】上記レンジファインダ装置202は、レン
ズユニット2の上部に配設され、対物レンズ219と、
スクリーン226と、プリズム227と、接眼レンズ2
28から成り、スクリーン226に結像された被写体の
実像を接眼レンズ228を介して観察することができ
る。
【0064】焦点検出装置203は、図10に示すよう
に集光レンズ232と、周知のPSD(Position Sensi
ng Diode)やCCDやMOS型等の焦点検出用センサ2
30からなる。上記焦点検出装置203により被写体距
離を測り、その検出信号に基づいてフォーカス用モータ
223で撮影レンズ201を進退駆動し、オートフォー
カス制御が行われる。
【0065】測光装置209は、図10に示すように集
光レンズ211と、周知のCdSやフォトダイオードな
どの測光センサ231からなり、被写体の輝度を測定す
る。
【0066】上記フォーカス用モータや絞り用ステッピ
ングモータの駆動制御、ストロボ発光管の発光制御、測
光センサの出力信号による測距制御、フォーカス制御等
の処理と、それらの制御のためボディユニット1との通
信処理は、制御回路224によって行われる。ボディユ
ニット1との通信や電源供給は、レンズユニットの制御
回路224の接点部224aとボディユニット通信接点
部のピン接点191を介して行われる。なお、電源供給
は、ボディーユニットからレンズユニット2側に供給さ
れるようにしてもよく、図9のようにレンズユニット2
内に電池225を内蔵していてもよい。また、フォーカ
ス用モータ223や駆動用ギヤ部221と等のフォーカ
ス駆動手段は、ボディユニット側に収容するようにして
もよい。
【0067】以上のように構成された固定レンズユニッ
ト2をボディユニット1に装着して撮像を行う場合は、
まず、その装着状態で操作設定釦116で撮像条件を設
定し、レリーズ釦106を操作すると、上記撮影レンズ
201および上記絞り220を透過した被写体光は、シ
ャッタ105を介してボディユニット1の感光性フィル
ム126、または、撮像素子140上に被写体像として
結像し、撮像が行われる。
【0068】上述の固定レンズユニット2をボディユニ
ット1に装着したカメラシステムは、レンジファインダ
式カメラとして使用することができる。そして、上記カ
メラシステムによれば、被写体に関する測距,測光,フ
ォーカス制御は、全て固定レンズユニット2の内部で行
うことができることから、各センサや制御部材が撮影レ
ンズ201に最も適した性能で、かつ、必要十分な大き
さとコストのレンズユニットを用いることができ、小型
で高性能なカメラシステムを提供することができる。例
えば、撮影レンズとして「広角レンズ」のように被写体
深度が深いレンズを適用する場合、遠距離側の測距精度
は不要であるので、測距センサ、すなわち、焦点検出セ
ンサにPSD等の小型のものを適用できる。
【0069】また、上記固定レンズユニット2内部のモ
ータ,センサ,制御回路,電源は、上記ユニット2をボ
ディユニット1に装着した際にボディユニット1の開口
内部に収められる。したがって、ボディユニットに装着
した撮影可能状態では、突出部がなく、撮影操作が妨げ
らることがない。
【0070】なお、図9に示す固定レンズユニット2で
は、撮影レンズ201としてズーム機能の無い単焦点レ
ンズを適用したが、ズームレンズを用いることも可能で
あり、その場合は、レンズユニット2にズーム用モータ
等を内蔵することになる。
【0071】次に、上記TTLファインダ式固定レンズ
ユニット3の内部構造およびボディユニット1への装着
状態について、図11を用いて説明する。図11は、T
TLファインダ式固定レンズユニット3をボディユニッ
ト1に装着した状態の縦断面を示す配置図であり、2点
鎖線がユニットの境界を示している。
【0072】TTLファインダ式固定レンズユニット3
には、すでに概略の構成で説明したように撮影レンズ系
301と、人工照明光発光装置であるストロボ装置35
0と、TTL方式ファインダ装置309と、TTL方式
焦点検出装置306と、TTL方式測光装置等が内蔵さ
れている。
【0073】上記撮影レンズ系301は、フォーカスレ
ンズ319とズームレンズ324で構成されており、上
記フォーカスレンズ319は、駆動用ギヤ部320を介
してフォーカス用モータ321によって光軸方向に進退
駆動され、焦点調節が行われる。上記ズームレンズ32
4は、駆動用ギヤ325を介してズーム用モータ326
によって光軸方向に進退駆動され、焦点距離調整(ズー
ミング)が行われる。絞り322は、ステッピングモー
タ等の絞り駆動部材323によって、絞り込み・開放駆
動がなされる。
【0074】ファインダ装置309は、固定レンズユニ
ット3の上部に配設されるTTLタイプのファインダで
あって、メインミラー334,スクリーン335,レン
ズ338,ダハプリズムまたはダハミラー336,接眼
レンズ337からなる。上記ファインダ装置309によ
って撮影レンズを透過し、スクリーン335に結像され
た被写体像を接眼レンズ337を通して観察することが
できる。
【0075】焦点検出装置306は、メインミラー33
4に固着されるサブミラー333と、スプリッタ331
と、CCDやMOS型等の焦点検出用センサ332から
なる。撮影レンズを透過した被写体光は、メインミラー
334の中央部を透過し、上記サブミラー333で反射
し、スプリッタ331で一部が焦点検出センサ332方
向に屈折され、上記センサ332に入射する。その入射
被写体光から被写体の焦点や距離が測定される。その測
定結果に基づいてフォーカスレンズ319を駆動してオ
ートフォーカス制御が行われる。
【0076】測光装置である測光センサ330は、Cd
Sやフォトダイオードなどから成る。撮影レンズを透過
し、スプリッタ331を透過した被写体光の一部が上記
測光センサ330に入射し、被写体の輝度が測定され
る。なお、測光センサ330への被写体光は、露出中の
フィルムからの反射光であってもよい。この場合、スト
ロボ発光時の発光停止制御をダイレクト測光により行う
ことができる。
【0077】上記メインミラー334は、リンク機構3
29によってプランジャ、または、モータ等からなるミ
ラー制御部材328に連結されている。このミラー制御
部材328の作動によってメインミラー334を撮影光
路外へ退避させ、また、光路内に復帰させることができ
る。
【0078】上記ストロボ装置350は、レンズユニッ
ト3の上部に配設され、ストロボ窓内部に被写体照射用
光源部としてストロボ発光管351を有している。ま
た、ストロボ発光用を兼ねる制御用の電池352やスト
ロボコンデンサも内蔵されている。なお、光源としてス
トロボ発光管を用いた上記ストロボ装置350は、目的
によっては白熱電球などの人工照明装置に代えてもよ
い。
【0079】上記フォーカス用モータやステッピングモ
ータの駆動、ストロボ発光管の発光、測光センサの出力
信号による測距制御、フォーカス制御等の処理、およ
び、それらの制御のためボディユニット1の通信処理
は、制御回路327によって行われる。また、ボディユ
ニット1との通信接続や電源供給は、制御回路327の
接点部327aとボディユニット通信接点部109のピ
ン接点191を介して行われる。なお、電源部は、ボデ
ィユニット1側から供給にしてもよく、レンズユニット
3側から供給するようにしてもよい。
【0080】以上のように構成された固定レンズユニッ
ト3をボディユニット1に装着して撮像を行う場合は、
まず、その装着状態で操作設定釦116で撮像条件を設
定し、レリーズ釦106を操作すると、メインミラー3
34が撮影光路外に退避し、上記撮影レンズ系301お
よび上記絞り322を透過した被写体光は、シャッタ1
05を介してボディユニット1の感光性フィルム12
6、または、撮像素子140上に被写体像として結像
し、撮像が行われる。
【0081】上述の固定レンズユニット3をボディユニ
ット1に装着したカメラシステムは、TTLファインダ
式カメラとして使用することができる。そして、この固
定レンズユニット3を用いる場合、レンズユニット内部
のモータ,センサ,ミラー,制御回路,電源等は、ボデ
ィユニット1に装着したとき、ボディユニットの開口部
111内に収まる。したがって、ボディユニット1に装
着した撮影可能な状態では、TTLファインダ部や撮影
レンズ部以外に突出部がなく、撮影操作が妨げられず、
操作し易くなる。
【0082】また、被写体に関する測距,測光,フォー
カス制御は、全て固定レンズユニット3の内部で行って
いる。したがって、各センサや制御部材が撮影レンズ系
301に最も適した性能で、かつ、必要十分な大きさと
コストのレンズユニットを用いることができ、結果的に
小型で高性能なカメラシステムを提供できる。
【0083】なお、固定レンズユニット3の撮影レンズ
に関する変形例として、沈胴式レンズ鏡筒を採用すれ
ば、ボディユニット1の開口部111内に撮影レンズを
沈胴した収納状態で携帯することが可能となる。
【0084】次に、上記TTLファインダ付きレンズ側
中間ユニット4の内部構造および装着状態について、図
12のボディユニットと上記中間ユニット4の装着状
態、さらに、装着前の交換レンズを示す縦断面図を用い
て説明する。なお、図中、2点鎖線は、ユニットの境界
を示している。
【0085】上記レンズ側中間ユニット4は、すでに概
略の構成で説明したようにレンズマウント401と、フ
ァインダ装置409と、焦点検出装置411と、測光装
置と、メインミラー427と、サブミラー428等を内
蔵しており、ボディユニット1の開口部111に着脱可
能である。そして、さらに複数種類の交換レンズ5がレ
ンズ側中間ユニット側マウント401を介して着脱でき
る。
【0086】上記交換レンズ5にはマウント502と、
撮影レンズ501と、絞り510と、絞り制御レバー5
11が設けられている。上記絞り制御レバー511は、
装着状態にてレンズ側中間ユニット4の絞り連動部材4
20に当て付いており、交換レンズの絞り込み制御や開
放制御を行う。
【0087】なお、上記交換レンズ5は、前述のような
フォーカス制御モータや絞り制御モータを内蔵していな
い、所謂、マニュアルレンズを適用できる。しかし、そ
の変形例の交換レンズとして、フォーカス制御モータや
絞り制御モータを内蔵し、さらに、レンズ側中間ユニッ
ト4との通信接点を設けた変形例を提案できる。この変
形例の交換レンズでは、上記ボディユニット1の指示に
よりレンズ側中間ユニット4を介してオートフォーカス
制御や電気的な絞り制御が行われる。
【0088】上記ファインダ装置409は、メインミラ
ー427と、スクリーン435と、レンズ438と、ダ
ハプリズムまたはダハミラー436と、接眼レンズ43
7からなり、撮影レンズ501を透過し、メインミラー
427で反射されてスクリーンに結像した被写体像を接
眼レンズ437を介して観察することができる。
【0089】上記メインミラー427は、プランジャ、
または、モータ等のミラー制御部材422によりリンク
機構423を介して駆動され、露光時に撮影光路外への
退避駆動や露光時以外には撮影光路内への復帰駆動が行
われる。更に、上記ミラー制御部材422の動力は、伝
達ギヤ421を介してラック形状の絞り連動部材420
にも伝達される。上記絞り連動部材420は、装着され
た交換レンズ5の絞り制御レバー511と係合する。し
たがって、メインミラー427の撮影光路外への退避に
連動して交換レンズの絞り510が絞り込まれる。ま
た、メインミラー427の復帰に連動して絞り510が
開放になる。
【0090】上記焦点検出装置411は、メインミラー
428に固着されたサブミラー428と、スプリッタ4
25と、焦点検出センサ426により構成される。上記
サブミラー428は、メインミラー中央部を透過した被
写体光をスプリッタ425に導く。上記スプリッタ42
5により分割された光は、被写体光を焦点検出センサ4
26と後述する測光センサ424とに入射する。なお、
上記サブミラー428やスプリッタ425は、被写体光
の中央部分の光を各センサに導くものであるが、被写体
光の中央部分に限らずそれ以外の部分の被写体光を導く
ようなサブミラーやプリズムを配設してもよい。
【0091】上記焦点検出装置411による焦点検出デ
ータは、フォーカスレンズ駆動部を内蔵した交換レンズ
をこのレンズ側中間ユニット4に装着したとき、そのフ
ォーカス制御のデータとして利用される。すなわち、フ
ォーカス制御モータ内蔵の交換レンズが装着された状態
で上記撮影レンズを透過した被写体光の一部が上記焦点
検出装置411の焦点検出センサ426に入射し、その
被写体像から被写体の焦点や距離が測定される。その測
定結果に基づいて、ボディユニット1側で合焦・非合焦
状態や被写体距離を表示し、更に、被写体距離情報によ
り撮影レンズをフォーカス駆動し、オートフォーカス制
御が行われる。
【0092】上記測光装置を構成する測光センサ424
は、撮影レンズ501を透過し、上記サブミラー42
8,ビームスプリッタ425を介して入射した一部の被
写体光の輝度を測定する。その測定結果に基づいて絞り
510が制御される。
【0093】上記モータやセンサの制御(測光・測距
等)やボディユニット1との通信は、制御回路419に
よって行われる。なお、ボディユニット1との通信や電
源供給のための接続は、上記制御回路419の通信接点
部419aとボディユニット1側のピン接点191とを
介して行われる。また、電源はボディーユニット1から
供給されるようにしてもよいし、レンズ側中間ユニット
4内に電源となる電池を内蔵していても良い。
【0094】以上のように構成されたレンズ側中間ユニ
ット4をボディユニット1と組み合わせて撮像を行う場
合、交換レンズ5をレンズ側中間ユニット4に装着して
操作設定釦116で撮像条件を設定する。そして、レリ
ーズ釦106を操作すると、メインミラー427が撮影
光路外に退避し、上記撮影レンズ501および上記絞り
510を透過した被写体光は、シャッタ105を介して
ボディユニット1の感光性フィルム126、または、撮
像素子140上に被写体像として結像し、撮像が行われ
る。
【0095】上述したレンズ側中間ユニット4とボディ
ユニット1の組み合わせによるカメラユニットによる
と、被写体に関する測距・測光が上記中間ユニット内部
で行うことができるので、各センサを交換レンズ5に最
も適した性能を有し、かつ、必要十分な大きさとコスト
のものを用いることができ、小型で高性能なレンズ側中
間ユニットを提供できる。また、従来のマニュアル交換
レンズもこのレンズ側中間ユニット4に装着して有効に
使用することができる。なお、オートフォーカスや電気
的な絞り制御を内蔵したレンズもレンズ側中間ユニット
4に通信接点を設けておくならば使用可能である。
【0096】一方、レンズ側中間ユニット4内蔵の各モ
ータ,センサ,制御回路は、ボディユニット1に装着し
た際にボディユニット1の開口部111内部に収められ
る。したがって、ボディユニット1に装着した状態にお
いても、ファインダ装置や交換レンズ部以外の突出部が
なく、撮影操作が妨げられることがないので使い勝手が
よい。
【0097】以上、説明したように本実施の形態のカメ
ラシステムによれば、ボディカメラ1に対して装着され
るレンズユニット2,3,4が重量的にバランスがと
れ、形状的にも突出する部分が少ないので何れの組み合
わせでも撮影操作がやりやすい。また、1つの撮像側の
ボディユニット1に対して複数のレンズユニット2,
3,4の何れを装着しても各レンズユニットにピント調
整装置が組み込まれているので、それぞれの組み合わせ
状態で高いAF精度が得られる。
【0098】また、本カメラシステムでレンズユニット
3,4を適用する場合は、メインミラーを駆動する機構
部がレンズユニットに内蔵されており、ボディユニット
側からのミラー連動機構が設けられていない。したがっ
て、前述の従来の撮影装置のようにユニットを取り外し
たときに連動機構を退避させる機構部が不要であり、構
成が簡略化される。また、連動機構がないことからレン
ズのフランジバックをより小さくすることができる。
【0099】さらに、本カメラシステムでレンズユニッ
ト3,4を適用する場合は、TTL方式による焦点検出
が可能であり、望遠レンズの場合や暗い被写体の場合の
撮影に対してもAF精度が低下することがない。
【0100】次に、前記図2および図9に示したレンジ
ファインダ付き固定レンズユニット2に対する変形例の
レンジファインダ付き固定レンズユニット2Aについ
て、図13を用いて説明する。図13は、上記変形例の
固定レンズユニット2Aをボディユニット1に装着した
ときの配置を示す縦断面図である。
【0101】本変形例の固定レンズユニット2Aは、前
記固定レンズユニット2に比較して、撮影レンズ201
を透過した被写体光を内蔵の可動ミラーでセンサ側に反
射してTTL式焦点検出および測光を行うようにしたこ
とを特徴としている。なお、その他の構成は、図9に示
す固定レンズユニット2の構成と同一であるので、以
下、異なる部分についてのみ説明する。
【0102】上記固定レンズユニット2Aには可動ミラ
ー245が設けられており、焦点検出時、および、測光
時には撮影レンズ201を透過した被写体光が可動ミラ
ー245で下方向に反射され、スプリッタ243に導か
れる。上記スプリッタにより被写体光が分割され、焦点
検出用センサ244と測光用センサ242にそれぞれ入
射する。
【0103】焦点検出用センサ244は、入射した被写
体像から被写体の焦点や距離を測定する。その測定結果
により撮影レンズのフォーカス制御が行われる。また、
測光用センサ242は、入射した被写体光の輝度を測定
し、その測定結果により絞りが制御される。なお、測光
用センサ242のよる測光は、露出中のフィルムからの
反射光を入射させて行うようにしてもよい。この反射光
によってストロボ発光時の発光停止制御をダイレクト測
光で行うことができる。
【0104】上記可動ミラー245は、プランジャ、ま
たは、モータ等のミラー制御部材240によりリンク機
構241を介して回動駆動される。そして、上記センサ
244,242で被写体光の検出を行う場合は、撮影光
路内に移動させるように駆動され、撮影時には撮影光路
外への退避駆動される。
【0105】本変形例の固定レンズユニット2Aは、撮
影レンズ201を透過した被写体光により焦点検出を行
うので、より精度の高い焦点検出が可能であり、特に、
望遠レンズ等の焦点距離の長いレンズのオートフォーカ
ス用レンズに適している。また、固定レンズユニット内
部のモータ,センサ,制御回路は、ボディユニット1に
装着した際にそのボディユニット1の開口部111内に
収められる。したがって、ボディユニット装着状態にお
いても、突出部がなく、撮影操作が妨げられることがな
いので使い勝手がよい。
【0106】次に、前記実施の形態のカメラシステムに
おけるボディユニット1とレンズユニットとの電気回路
部の構成と、撮影シーケンスの処理について説明する。
図14は、図1に示すボディユニット1と、レンズユニ
ットのうち、図3に示したTTLファインダ付き固定レ
ンズユニット3とを組み合わせたときの上記ボディユニ
ット1と固定レンズユニット3の電気回路のブロック図
である。なお、ボディユニットの電気回路としては、図
5に示した撮影媒体として感光性フィルム126を適用
するボディユニット1Aを組み合わせた場合の電気回路
を説明する。なお、撮影媒体として撮像素子140を適
用するボディユニット1Bに対しては、上記フィルム1
26の給送関連等の制御をなくして撮像素子140の撮
像処理に代えた制御を行うように変更する必要がある。
【0107】固定レンズユニット3の電気回路3−10
0(図5の制御回路132を含む)とボディユニット1
の電気回路1−100(図11の制御回路327を含
む)は、装着完了状態において、接点1−911,1−
912,1−913,1−914,1−915(図5の
通信接点部109のピン接点191)を介して接続され
る。
【0108】上記接点1−911は、固定レンズユニッ
ト3からボディユニット1へのデータ送信用接点であ
る。接点1−912は、ボディユニット1からレンズユ
ニット3へのデータ送信用接点である。接点1−913
は、レンズユニット3からボディユニット1へのクロッ
ク送信用接点である。接点1−914は、ボディとレン
ズの電源供給用接点である。接点1−915は、レンズ
ユニット3とボディユニット1の共通グランド用接点で
ある。
【0109】レンズユニット3とボディユニット1の通
信は、接点1−913のクロック信号に同期して、レン
ズユニット3側から接点1−911を介してボディユニ
ット1側にデータを送信し、ボディユニット1側からは
接点1−912を介してレンズユニット3側にデータを
送信する。このデータ通信のデータ内容やタイミングに
よって相互の制御部材が制御される。なお、クロック信
号はボディユニット1から送信されるようにしてもよい
し、データ送信と受信の信号線および接点を一つにする
ことも可能である。また、データ送受信は、クロック信
号を使わない非同期式でもよい。なお、通信手段とし
て、ピン接触式に限らず、光通信や電磁波通信などのワ
イヤレス通信手段を適用してもよい。
【0110】ボディユニット1は、電池1−116(図
5で電池124)を内蔵し、レンズユニット3は、電池
3−116(図11で電池352)を内蔵している。レ
ンズユニット3の電池出力には、ダイオード3−115
が接続され、該ダイオードの出力側は、電源用接点1−
914に接続されると共にレンズユニット3内の回路電
源VCCL に接続されている。一方、ボディユニット1の
電池出力には、ダイオード1−115が接続され、該ダ
イオードの出力側は、電源用接点1−914に接続され
ると共に、ボディユニット1内の回路電源VCCB に接続
されている。
【0111】上述のように電源が接続されていることか
ら、レンズユニット3内の回路電源には、ボディユニッ
ト側電池1−116からも供給できるようになってお
り、ボディユニット内の回路電源は、レンズユニット側
電池3−116からも供給できるようになっている。
【0112】したがって、レンズ電池3−116の電圧
が低下したり、あるいは、レンズ側電池が装填されてい
ない場合でも、レンズの回路やモータは動作可能であ
り、さらに、ボディ電池1−116の電圧が低下した
り、あるいはボディ側電池が装填されていない場合で
も、ボディの回路やモータは動作可能である。また、電
池を内蔵していないような、小型のレンズユニットに電
力を提供することもできる。また、互いの電池の消費が
少なくなり、長期間の撮影が可能となる。
【0113】次に、レンズユニット3側の電気回路3−
100について詳細に説明する。ボディユニット1との
通信を含むレンズユニット内部の各回路素子の制御は、
レンズユニット3に内蔵されるCPUであるレンズCP
U3−120が行う。上記レンズCPU3−120には
通信用接点1-911,912,913が接続されてい
る。接点1−913に接続されたクロック信号端子(L
CLK)の状態は、通常は入力モードになっており、レ
ンズユニット側からデータを送信要求または受信要求す
るときには出力モードになり、クロック信号を出力す
る。
【0114】また、レリーズ釦の操作時などのボディユ
ニット1からのデータ送信を要求する時は、ボディユニ
ット側からクロック信号とデータが出力され、レンズC
PU3−120に対してデータ受信割り込みを行う。
【0115】上記レンズCPU3−120には、ズーム
釦などの操作部材の読み込み用スイッチ3−103,3
−104が接続され、該スイッチの操作に応じて、ズー
ムモータ等の制御が行われる。また、上記レンズCPU
には、焦点検出(測距)センサ3−101(図11では
焦点検出センサ332)および測光センサ3−102
(図11では測光センサ330)が接続され、そのセン
サの出力をA/D変換し、被写体の焦点状態や距離を求
め、また、被写体輝度が求められる。そして、上記レン
ズCPUは、焦点状態や被写体距離に応じてフォーカス
駆動モータを制御して、フォーカスレンズを合焦位置に
駆動する。さらに、被写体輝度に応じて絞り駆動モータ
を制御して、適正露出となるように絞りを制御する。
【0116】なお、レンズCPU3−120には、モー
タドライバ3−109が接続され、該モータドライバに
は、絞り駆動モータ3−105(図11では絞り駆動部
材323)と、フォーカス駆動モータ3−106(図1
1ではフォーカスモータ321)と、ズーム駆動モータ
3−107(図11ではズームモータ326)と、ミラ
ー駆動モータ3−108(図11ではミラー駆動部材3
28)が接続されており、上記各モータの駆動制御が行
われる。
【0117】さらに、レンズCPU3−120には、ス
トロボ発光制御回路3−111とストロボコンデンサ充
電回路3−113が接続されている。上記CPUが充電
回路3−113に対してSTCHG信号により充電を許
可すると、コンデンサ3−112に高電圧に充電され
る。そして、上記CPUが発光制御回路3−111に対
してSTON信号により発光を許可すると、ストロボ発
光管3−110(図11ではストロボ発光管351)が
発光する。
【0118】また、上記CPUが発光制御回路3−11
1に対してSTSTP信号により発光を禁止すると、ス
トロボ発光管3−110の発光が停止される。また、発
光開始信号である上記STON信号ラインは、外部スト
ロボの発光開始信号端子361に接続され、発光停止信
号である上記STSTP信号ラインは、外部ストロボの
発光停止信号端子362に接続されており、外部ストロ
ボも同様に上記レンズCPUにより発光開始・停止の制
御が行われる。
【0119】また、レンズCPU3−120は、ボディ
ユニット1側のレリーズ釦106(図1参照)が操作さ
れたとき、その通信信号を受け、ミラー駆動モータ3−
108を制御してメインミラー334(図11参照)を
撮影光路外に退避させ、露出終了時に元の位置に復帰さ
せる。
【0120】なお、他のレンズユニットである固定レン
ズユニット2,2A、または、レンズ側中間ユニット4
に適用する電気回路も上記レンズユニット3の電気回路
3−100を基に設計することができる。すなわち、図
9の固定レンズユニット2の電気回路には、上記電気回
路3−100からズーム駆動モータとミラー駆動モータ
を除いた回路を適用すればよい。また、図12のレンズ
側中間ユニット4の電気回路には、フォーカス駆動モー
タ,ズーム駆動モータ,ストロボ発光管,ストロボコン
デンサを除いた回路を適用すればよい。さらに、図13
のレンズユニット2Aの電気回路には、ズーム駆動モー
タを除いた回路を適用すればよい。
【0121】上述のように何れの電気回路に変更しても
上記レンズユニット3の電気回路3−100から電気部
品が削減されることになるので、回路規模は更に小型に
なる。したがって、上記電気回路3−100は、勿論の
こと、別のレンズユニット用に変更された各電気回路も
レンズユニットまたはレンズ側中間ユニットに内蔵でき
る。
【0122】さらに、それらの電気回路は、図9,図1
1,図12,図13の各レンズユニット2,3,4,2
Aで示したように、各ユニット本体の底部、または、中
央部に収容できるので、ボディユニット1に装着した際
にそれらの電気回路部をボディユニットの開口部または
マウント部内に収めることができる。
【0123】次に、固定レンズユニット3が装着される
ボディユニット1側の電気回路1−100について詳細
に説明する。この電気回路1−100におけるレンズユ
ニット3との通信を含むボディユニット内部の各回路素
子の制御は、ボディユニット1内蔵されるCPUである
ボディCPU1−100が行う。
【0124】上記ボディCPU1−100には、通信用
接点1−911,1−912,1−913が接続されて
いる。接点1−913に接続されるクロック信号端子
(BCLK)の状態は、通常は入力モードになってお
り、レンズユニット3側からクロック信号を入力するこ
とができる。また、レリーズ釦106(図1参照)の操
作時などでボディユニット1からのデータ送信を要求す
る時は、BCLK端子に状態をを出力モードにして、ボ
ディユニット側からクロック信号とデータを出力する。
【0125】ボディCPU1−100には、レリーズ釦
106(図1参照)操作の1段目でオンするスイッチ1
−101と、レリーズ釦操作の2段目でオンするスイッ
チ1−102、および、撮影モード操作部材116(図
1参照)に連動したスイッチ1−103,1−104な
どが接続されており、さらに、シーケンスモータ1−1
05(図5のシーケンスモータ123)を駆動するモー
タドライバ1−106と、フィルムの給送状態を検出す
るフォトインターラプタ1−113と、シャッタ先幕走
行開始用マグネット(先幕マグネット)1−108,シ
ャッタ後幕走行開始用マグネット(後幕マグネット)1
−109を駆動するマグネットドライバ1−110と、
フィルム上に撮影情報を記録する磁気書き込みヘッド1
−111と、LCDなどの表示素子1−112等が接続
されている。
【0126】そして、ボディCPU1−100は、上記
スイッチの操作に応じてモータドライバ1−106を介
してシーケンスモータ1−105を駆動し、あるいは、
マグネットドライバ1−110を介してマグネット1−
108,1−109を駆動することによって、シャッタ
制御やフィルム給送制御などを行う。すなわち、露出開
始時に、先幕マグネット1−108をオフしてシャッタ
の先幕を走行開始し、露出時間経過後に後幕マグネット
1−109をオフしてシャッタの後幕を走行開始する。
露出終了時にはシーケンスモータ1−105を制御して
シャッタチャージとフィルムの巻上を行い、また、最終
駒撮影後にはフィルムの巻き戻しを行う。
【0127】上記ボディCPU1−100は、上記フィ
ルムの給送状態をフォトインターラプタ1−113で検
出し、その検出結果に基づき、フィルムの1駒間隔を検
出したり、最終駒であることを検出する。また、磁気書
き込みヘッド1−111により、フィルム給送時にフィ
ルム上の磁気トラックに撮影データなどを書込む。さら
に、LCDなどの表示素子1−112に撮影モード,撮
影駒数,シャッタスピード,絞り値などを表示させる。
【0128】以上のように構成されたカメラシステムに
おけるボディユニット1と固定レンズユニット3の電気
回路による撮影シーケンス処理について、図15〜図1
8のフローチャートを用いて説明する。図15は、図1
4に示すレンズCPU3−120による「レンズ制御」
処理のフローチャートである。図16は、図15の「レ
ンズ制御」処理で呼び出されるサブルーチン「レンズレ
リーズ制御」処理のフローチャートである。
【0129】図15の「レンズ制御」処理において、レ
ンズCPUが動作を開始すると、ステップ(処理)S1
にてズーム釦スイッチが操作されているかを判別し、ス
イッチが操作されている場合はステップS2に移行し、
ズームモータを駆動して撮影レンズのズーミング制御を
行い、ステップS3に移行する。
【0130】ステップS3では、ボディCPUから送信
されるボディ側データを受信する。このボディ側データ
は、ボディユニット1のレリーズ釦や撮影モードの設定
状態やシャッタースピード設定値などに関するデータで
ある。
【0131】ステップS4ではボディ側データがレリー
ズ釦の2段目スイッチがオンしているかを判別し、オン
している場合は、ステップS5に移行して後述するサブ
ルーチン「レンズレリーズ制御」処理が呼び出される。
オンでなければ、ステップS6に移行する。なお、ボデ
ィユニット1のレリーズ釦が操作された場合は、ボディ
CPUからクロック信号を出力して、ボディ側データが
送信されてくるので、レンズCPU3にはLCLK割り
込み(受信割り込み)が発生し、如何なる状態であって
もステップS4に移行する。
【0132】ステップS6では、ボディ側データにより
レリーズ釦の1段目スイッチがオンしているかを判別
し、オンしている場合は、ステップS7に移行し、オン
していなければ、ステップS9に移行する。
【0133】ステップS7では、焦点検出センサの出力
をA/D変換し、被写体距離を求め、ステップS8でそ
の距離情報に基づき、撮影レンズのフォーカス制御を行
ってステップS9に移行する。
【0134】ステップS9では、測光センサーの出力を
A/D変換し、被写体輝度を求める。ステップS10で
被写体輝度が所定輝度より低いかを判別し、低輝度の場
合はステップS11に移行し、STCHG信号を使って
ストロボコンデンサの充電を許可する。低輝度でなけれ
ば、ステップS12に移行し、ストロボコンデンサの充
電を禁止する。
【0135】ステップS13では、被写体輝度や撮影モ
ードなどに基づき露出演算を行い、撮影時のシャッタス
ピードや絞り値を算出する。ステップS14で露出演算
で求められたシャッタースピードや絞り値などの露出情
報をボディCPUへ送信する。その後、ステップS1に
戻り、上記処理を繰り返し行うので、シャッタースピー
ドや絞り値は、常に更新される。
【0136】次に、上記ステップS5で呼び出されるサ
ブルーチン「レンズレリーズ制御」処理について、図1
6のフローチャートを用いて説明する。このレンズレリ
ーズ制御は、レンズユニット3内の露出開始から終了ま
での各部材の制御を行う。まず、ステップS101でミ
ラーアップ制御を行ってメインミラーを撮影光路外に退
避させる。ステップS102で絞りを絞り込む。このと
きの絞り値は、上記ステップS13(図15参照)で求
められた絞り値に合わせる。
【0137】ステップS103では、ミラーアップや絞
り込みなどの撮影準備が完了したことをボディCPUに
送信する。ステップS104ではクロック信号LCLK
がL( LOW)レベルになるまで待つ。クロック信号端子
であるLCLK端子は、前述したように、非通信時には
入力モードになっている。また、ボディCPUは後述す
るように、シャッタ先幕が走行終了したときにクロック
信号にL信号を出力し、シャッタ後幕が走行終了したと
きにクロック信号にH( HIGH )信号を出力する。した
がって、ステップS104は、シャッタ先幕の走行終了
を待っていることになる。
【0138】ステップS105では、前述のステップS
10(図15参照)と同様に被写体が低輝度であるかを
判別し、低輝度の場合はステップS106に移行し、低
輝度でなければ、ステップS109に移行する。
【0139】ステップS106ではSTON信号によっ
てストロボの発光を開始し、ステップS107でガイド
ナンバー(発光量)に対応した時間経過を待って、ステ
ップS108に移行し、STSTP信号を出力して発光
を停止する。なお、ストロボ発光量は、前述のステップ
S13(図15参照)の露出演算で求めてもよく、ステ
ップS7(図15参照)での測距情報に基いて求めても
よい。更には、フィルムからの反射光に基いて発光停止
を行ってもよい。
【0140】ステップS109ではクロック信号(LC
LK)がHレベルになるまで待つ。LCLK信号は、シ
ャッタ後幕が走行終了したときにクロック信号にH信号
を出力するので、上記ステップS109は、シャッタ後
幕の走行終了を待っていることになる。
【0141】ステップS110では絞り開放にして、ス
テップS111でミラーダウン制御によりミラーを元の
位置に復帰させる。ステップS112では絞り開放やミ
ラーダウンなどの復帰制御が完了したことを示す信号を
ボディ側に送信する。
【0142】なお、ステップS10(図15)とステッ
プS105では低輝度であるかという判別をしていた
が、シャッタスピードが全開秒時より低速かという判別
でもよく、また、ボディユニット1の撮影モードに日中
シンクロというモードあれば、そのモードに設定されて
いるかの判別を行うようにしてもよい。また、上述の処
理ではミラーアップ制御と絞り込み制御は別々の処理で
行ったが、両方の制御を並列に行うことも可能である。
同様に、ミラーダウン制御と絞り開放制御を並列に行う
ことも可能である。
【0143】また、上記固定レンズユニット3以外の固
定レンズユニット2,2A、または、レンズ側中間ユニ
ット4におけるレンズCPUの処理は、上記図15,1
6の処理を基に変更して設計することができる。例え
ば、図9の固定レンズユニット2の場合は、ズーム制
御,ミラー制御を除いた処理にすればよい。図12のレ
ンズ側中間ユニット4の場合は、フォーカス制御,ズー
ム制御,ストロボ制御を取り除いた処理にすればよい。
図13のレンズユニット2Aの場合は、ズーム制御を除
いた処理にすればよい。なお、図15におけるステップ
S14でボディ側への露出情報の送信と共に焦点検出情
報(合焦・非合焦情報、または、測距情報)もボディ側
に送信するようにしてもよい。
【0144】次に、本カメラシステムにおける撮影シー
ケンス処理のうち、ボディユニット1のボディCPU1
−100による制御について説明する。図17は、図1
4に示すボディCPU1−100による「ボディ制御」
処理のフローチャートである。図18は、図17の「ボ
ディ制御」処理で呼び出されるサブルーチン「ボディレ
リーズ制御」処理のフローチャートである。
【0145】図17の「ボディ制御」処理において、ボ
ディCPUが動作を開始すると、まず、ステップS20
で、レリーズ釦や撮影モード設定部材のスイッチの状態
の検出を行う。ステップS21でレリーズ釦の2段目の
スイッチがオンしているかを判別し、オンしている場合
は、ステップS22に移行し、後述するサブルーチン
「ボディレリーズ制御」が呼び出される。オンしていな
ければ、ステップS23に移行する。
【0146】ステップS23では、レリーズ釦の1段目
のスイッチがオンしているかを判別し、オンしている場
合はステップS24に移行し、オンしていなければ、ス
テップS27に移行する。
【0147】ステップS24ではクロック信号端子(B
CLK)の状態を出力モードにして、ステップS25で
レリーズ釦の1段目のスイッチがオンしているというボ
ディ側データをレンズCPUに送信する。さらに、ステ
ップS26でBCLK端子の状態を入力モードに戻し
て、ステップS29に移行する。上記ステップS25に
おけるデータ送信に伴うクロック信号出力で、レンズC
PUに対するLCLK割り込みが発生する。
【0148】ステップS27ではクロック信号端子(B
CLK)の入力があるまで待つ。すなわち、レンズCP
UからステップS3(図15参照)でのボディ側データ
受信通信が行われるまで待つ。BCLK端子に入力があ
るとステップS28に移行し、撮影モードの設定値やシ
ャッタースピード設定値などのボディ側データを送信す
る。
【0149】ステップS29ではクロック信号(BCL
K)への入力があるまで待つ。すなわち、レンズCPU
からステップS14(図15参照)でのボディ側への露
出情報通信が行われるまで待つ。BCLK端子に入力が
あると、ステップS30に移行し、レンズCPUからの
シャッタスピード値や絞り値を受信し、ステップS31
に移行してそれらの値を表示する。ステップS31の後
はステップS20に戻る。
【0150】次に、上記ステップS22で呼び出される
サブルーチン「ボディレリーズ制御」処理について、図
18のフローチャートを用いて説明する。このボディレ
リーズ制御は、ボディユニット1内の露出開始から終了
までの各部材の制御を行う。まず、ステップS201で
BCLK端子の状態を出力モードにして、ステップS2
02でレリーズ釦の2段目スイッチがオンしているとい
うボディ側データをレンズCPUに送信し、ステップS
203でBCLK端子の状態を入力モードに戻す。
【0151】ステップS204では、前記ステップS1
03にて(図16参照)レンズCPUからの露出準備完
了信号をボディ側で受信するのを待つ。すなわち、レン
ズユニット3内のミラーアップや絞り込みが終了するま
で待つ。
【0152】その後、ステップS205でBCLK端子
の状態を出力モードにして、ステップS206でシャッ
タ先幕マグネットをオフにして先幕の走行を開始させ
る。ステップS207ではシャッタースピードに相当す
るシャッタタイマ計時をスタートする。
【0153】ステップS208ではシャッタタイマ計時
が終了したかを判別し、終了していない場合はステップ
S209に移行し、シャッタ先幕が走行完了したかを判
別する。先幕が走行完了していれば、ステップS210
に移行し、BCLK端子をLレベルにする。シャッタタ
イマ計時が終了した時は、ステップS211に移行す
る。
【0154】ステップS211では、シャッタ後幕マグ
ネットをオフにして後幕の走行を開始させる。ステップ
S212で後幕が走行完了したかを判別し、完了してい
ない場合は、ステップS213に移行し、完了した場合
は、ステップS215に移行する。ステップS213で
は、シャッタ先幕が走行完了したかを判別する。先幕が
走行完了していた場合、ステップS214に移行し、B
CLK端子をLレベルにしてステップS212に戻る。
走行完了していなければ、ステップS212に直接戻
る。ステップS215に移行した場合、BCLK端子を
Hレベルにして、ステップS216に移行する。
【0155】ステップS216では、BCLK端子を入
力モードに戻し、ステップS217でシャッタチャージ
制御を行い、ステップS218でフィルムの巻上制御を
行う。ステップS219では、ステップS112(図1
6参照)おいてレンズ側から絞り開放やミラーダウンな
どの復帰制御が完了した信号をボディ側で受信するまで
待つ。
【0156】なお、上述の処理でシャッタチャージと巻
上げは別々の処理としてしたが、モータ駆動機構を変更
したり、独立したモータを適用すれば、シャッタチャー
ジと巻き上げを同時に行うことも可能である。また、巻
き戻しや磁気データ書き込みの処理は図示していない
が、巻き上げが所定時間以内に終了しなければ、巻き戻
しを開始する処理、また、巻き戻し釦が操作されたら巻
き戻しを開始するとかの処理や、巻き上げ中に磁気デー
タの書き込みを行うか、あるいは、巻き戻し中に磁気デ
ータの書き込みを行うなどの処理は、周知の技術により
制御可能であり、上述の処理に組み込むことは可能であ
る。
【0157】上述の実施の形態のカメラシステムにおい
て、ボディユニット1には、撮影レンズ組み込みの固定
レンズユニット2,3、または、撮影レンズを取り付け
可能なレンズ側中間ユニット4を装着することができる
が、上述の固定レンズユニット、または、レンズ側中間
ユニットに内蔵されるファインダ装置,測光装置,焦点
検出(測距)装置の構成には各種のバリエーションが考
えられる。
【0158】次に、上記各バリエーションについて図1
9〜29を用いて説明する。図19〜21は、固定レン
ズユニット内蔵の非TTLタイプのファインダ装置,測
光装置,焦点検出装置の各バリエーションを示すボディ
ユニット装着での構成図である(前記実施の形態と同等
のものも含む)。図22〜29は、レンズ側中間ユニッ
ト内蔵の撮影レンズ透過光観察式のTTLタイプを含む
ファインダ装置,測光装置,焦点検出装置の各バリエー
ションを示す構成図であって、交換レンズを取り付けた
レンズ側中間ユニットのボディユニットへの装着状態を
示す(前記実施の形態と同等のものも含む)。なお、上
記図22〜29に示すファインダ装置,測光装置,焦点
検出装置の各バリエーションは、そのままの構成で撮影
レンズが組み込まれた固定レンズユニットにも適用可能
である。
【0159】なお、図22〜29中、2点鎖線は、レン
ズユニットとボディユニットの装着境界線を示し、破線
は、交換レンズとレンズ側中間ユニットの装着境界線を
示す。また、構成部材等に対する符号は、次の通りとす
る。すなわち、 LC1 :交換レンズ TL1 :撮影レンズ SPn :スプリッタ MMn :メインミラー(TTLファインダ用可動ミラ
ー) FMn :ファインダミラー ESn :測光センサ DSn :焦点検出センサ(測距センサ) OLn :ファインダ用対物レンズ SLn :ファインダ用接眼レンズ O :撮影レンズ光軸 FL :ファインダ観察光線 なお、ESn (DSn )は、測光センサに替えて焦点検
出センサを、同様に、DSn (ESn )は、焦点検出セ
ンサに替えて測光センサをそれぞれ配置可能であること
を示している。符号126,140は、撮影媒体である
感光性フィルム、または、撮像素子を示す。
【0160】図19は、第1のバリエーションを示す固
定レンズユニット801とボディユニット1からなるカ
メラシステムの構成を示す図である。本カメラシステム
は、前記図9に示したカメラシステムと同等の構成を有
するものであり、上記固定レンズユニット801の光学
系は、撮影レンズTL1 と、対物レンズOL1a,接眼レ
ンズSL1 からなるレンジファインダ装置と、対物レン
ズOL1b,測光センサES1 からなる測光装置と、対物
レンズOL1c,焦点検出センサDS1 からなる焦点検出
装置とからなり、それぞれが独立した光学系を構成して
いる。
【0161】図20は、第2のバリエーションを示す固
定レンズユニット802とボディユニット1からなるカ
メラシステムの構成を示す図である。上記固定レンズユ
ニット802の光学系は、撮影レンズTL2 と、対物レ
ンズOL2a,接眼レンズSL2 からなるレンジファイン
ダ装置と、ファインダ光路上に配設されるスプリッタS
P2 ,測光センサES2 からなる測光装置と、対物レン
ズOL2b,焦点検出センサDS2 からなるファインダ光
学系から独立した焦点検出装置で構成されている。
【0162】図21は、第3のバリエーションを示す固
定レンズユニット803とボディユニット1からなるカ
メラシステムの構成を示す図である。上記固定レンズユ
ニット803の光学系は、撮影レンズTL3 と、対物レ
ンズOL3 ,接眼レンズSL3 からなるレンジファイン
ダ装置と、ファインダ光路上のスプリッタSP3a,上記
スプリッタSP3aからの反射光を受けるスプリッタSP
3b ,測光センサES3,焦点検出センサDS3 からなる
測光・焦点検出装置で構成されている。
【0163】図22は、第4のバリエーションを示す固
定レンズユニット804とボディユニット1からなるカ
メラシステムの構成を示す図である。上記固定レンズユ
ニット804の光学系は、撮影レンズTL4 と、対物レ
ンズOL4a,接眼レンズSL4 からなるレンジファイン
ダ装置と、対物レンズOL4b,ファインダ光路外に配設
されるスプリッタSP4 ,測光センサES4 ,焦点検出
センサDS4 からなるファインダ光学系から独立した測
光・焦点検出装置で構成されている。
【0164】図23は、第5のバリエーションを示す交
換レンズLC5 とレンズ側中間ユニット805とボディ
ユニット1からなるカメラシステムの構成を示す図であ
る。上記レンズ側中間ユニット805の光学系は、交換
レンズLC5 における撮影レンズTL5 の光軸O上に配
設されるメインミラーMM5 と、上記メインミラーMM
5 からの反射光を受けるファインダミラーFM5 および
接眼レンズSL5 からなるTTLファインダ装置と、対
物レンズOL5a,測光センサES5 からなるファインダ
光学系から独立した測光装置と、対物レンズOL5b,焦
点検出センサDS5 からなるファインダ光学系から独立
した焦点検出装置で構成されている。
【0165】図24は、第6のバリエーションを示す交
換レンズLC5 とレンズ側中間ユニット806とボディ
ユニット1からなるカメラシステムの構成を示す図であ
る。上記レンズ側中間ユニット806の光学系は、交換
レンズLC5 における撮影レンズTL5 の光軸O上に配
設されるメインミラーMM6 と、上記メインミラーMM
6 からの反射光を受けるファインダミラーFM6 および
接眼レンズSL6 からなるTTLファインダ装置と、対
物レンズOL6 と測光センサES6 からなるファインダ
光学系から独立した測光装置と、ファインダ光路上のス
プリッタSP6および焦点検出センサDS6 からなるT
TL焦点検出装置とで構成されている。なお、上記測光
センサES6 と焦点検出センサDS6 とは入れ替え可能
である。
【0166】図25は、第7のバリエーションを示す交
換レンズLC5 とレンズ側中間ユニット807とボディ
ユニット1からなるカメラシステムの構成を示す図であ
る。上記レンズ側中間ユニット807の光学系は、交換
レンズLC5 における撮影レンズTL5 の光軸O上に配
設されるメインミラーMM7 と、上記メインミラーMM
7 からの反射光を受けるファインダミラーFM7 および
接眼レンズSL7 からなるTTLファインダ装置と、フ
ァインダ光路上の2つスプリッタSP7a,SP7bおよび
測光センサES7 ,焦点検出センサDS7 からなるTT
L測光・焦点検出装置とで構成されている。
【0167】図26は、第8のバリエーションを示す交
換レンズLC5 とレンズ側中間ユニット808とボディ
ユニット1からなるカメラシステムの構成を示す図であ
る。上記レンズ側中間ユニット808の光学系は、交換
レンズLC5 における撮影レンズTL5 の光軸O上に配
設されるメインミラーMM8 と、対物レンズOL8a,接
眼レンズSL8 からなるレンジファインダ装置と、対物
レンズOL8bおよび測光センサES8 からなるファイン
ダ光学系から独立した測光装置と、上記メインミラーM
M8 からの反射光を受ける焦点検出センサDS8 からな
るTTL焦点検出装置とで構成されている。なお、測光
センサES8 と焦点検出センサDS8 とは入れ替え可能
である。
【0168】図27は、第9のバリエーションを示す交
換レンズLC5 とレンズ側中間ユニット809とボディ
ユニット1からなるカメラシステムの構成を示す図であ
る。上記レンズ側中間ユニット809の光学系は、交換
レンズLC5 における撮影レンズTL5 の光軸O上に配
設されるメインミラーMM9 と、対物レンズOL9 ,接
眼レンズSL9 からなるファインダ装置と、ファインダ
光路上のスプリッタSP9 および測光センサES9 から
なる測光装置と、上記メインミラーMM9 からの反射光
を受ける焦点検出センサDS9 からなるTTL焦点検出
装置とで構成されている。なお、測光センサES9 と焦
点検出センサDS9 とは入れ替え可能である。
【0169】図28は、第10のバリエーションを示す
交換レンズLC5 とレンズ側中間ユニット810とボデ
ィユニット1からなるカメラシステムの構成を示す図で
ある。上記レンズ側中間ユニット810の光学系は、交
換レンズLC5 における撮影レンズTL5 の光軸O上に
配設されるメインミラーMM10と、対物レンズOL10,
接眼レンズSL10からなるレンジファインダ装置と、メ
インミラーMM10からの反射光を受けるスプリッタSP
10および測光センサES10,焦点検出センサDS10から
なるTTL測光・焦点検出装置とで構成されている。
【0170】図29は、第11のバリエーションを示す
交換レンズLC5 とレンズ側中間ユニット811とボデ
ィユニット1からなるカメラシステムの構成を示す図で
ある。上記レンズ側中間ユニット811の光学系は、交
換レンズLC5 における撮影レンズTL5 の光軸O上に
配設されるメインミラーMM11と、メインミラーMM11
からの反射光を受けるファインダミラーFM11および接
眼レンズSL11からなるTTLファインダ装置と、対物
レンズOL11およびスプリッタSP11,測光センサES
11,焦点検出センサDS11からなるファインダ光学系か
ら独立した測光・焦点検出装置とで構成されている。
【0171】上述の各バリエーションのカメラシステム
ににおいて、ファインダ視野と撮影レンズ視野のパララ
ックス(視差)を無くしたい場合、また、ズームレンズ
に対してその視野をファインダ視野に対応させたい場合
は、第5,6,7,11のバリエーション(図23,2
4,25,29参照)のように、撮影レンズの透過光を
利用するファインダ光学系であるTTLファインダ装置
タイプのものを適用すればよい。
【0172】また、測光の撮影被写体に対するパララッ
クス(視差)を無くしたい場合、また、ズームレンズに
対して測光を対応させたい場合は、第6,7,8,9,
10のバリエーション(図24,25,26,27,2
8参照)のように、撮影レンズの透過光を使う測光光学
系であるTTL測光装置タイプのものを適用すればよ
い。
【0173】また、測距の撮影被写体に対するパララッ
クス(視差)を無くしたい場合、また、ズームレンズに
対して測距を対応させたい場合は、第6,7,8,9,
10のバリエーション(図24,25,26,27,2
8参照)のように、撮影レンズの透過光を使う測距光学
系であるTTL測距装置を適用するようにすればよい。
【0174】上述した実施の形態および各バリエーショ
ンによるカメラシステムでは、従来のカメラシステムで
ボディユニット側に内蔵されていたファインダ装置,測
光装置,測距装置などが、固定レンズユニット内、また
は、レンズ側中間ユニット内に内蔵されている。したが
って、固定レンズユニット、または、レンズ側中間ユニ
ット内で撮影レンズに対応してファインダ観察,測光,
測距を行うことが可能になり、撮影目的に合わせて高性
能でしかも小型のカメラシステムを得ることができる。
【0175】(付記)上述の実施の形態に基づいて、次
のような構成を有するカメラシステムを得ることができ
る。すなわち、 (1) 撮影画像の記録媒体を保持するボディユニット
と、上記ボディユニットに着脱自在に装着される撮影レ
ンズを有するレンズユニットとからなるカメラシステム
において、上記ボディユニットは、上記レンズユニット
との通信接点を有し、上記レンズユニットは、ファイン
ダ装置と測光装置と測距装置と上記ボディユニットとの
通信接点とを有することを特徴とするカメラシステム。
【0176】(2) 上記レンズユニットは、ストロボ
制御装置を有し、上記ストロボ制御装置は、上記レンズ
ユニット内の測光装置または測距装置の少なくともいず
れか一方の出力に基づいてストロボ装置の発光量を制御
することを特徴とする付記1記載のカメラシステム。
【0177】(3) 撮影画像の記録媒体を保持するボ
ディユニットと、上記ボディユニットに着脱自在に装着
される撮影レンズを有するレンズユニットとからなるカ
メラシステムにおいて、上記ボディユニットは、レリー
ズ釦およびシャッタを含む撮影制御装置と、上記レンズ
ユニットとの通信接点を有し、上記レンズユニットは、
測光装置と焦点検出装置と焦点調節装置と絞り制御装置
と上記ボディユニットとの通信接点と、上記測光装置か
ら出力される測光値に基づいて、上記絞り制御装置を駆
動すると共に、上記焦点検出装置から出力される焦点検
出値に基づいて、上記焦点調節装置を駆動する制御回路
とを有しており、上記制御回路は、上記通信接点を介し
て上記ボディユニットとの通信を行い、上記絞り制御装
置の駆動タイミングと上記焦点調節装置の駆動タイミン
グとを上記ボディユニットの撮影制御装置の操作タイミ
ング、もしくは、制御タイミングに同期させることを特
徴とするカメラシステム。
【0178】(4) 撮影画像の記録媒体を保持するボ
ディユニットと、上記ボディユニットに着脱自在に装着
される撮影レンズを有するレンズユニットとからなるカ
メラシステムにおいて、上記ボディユニットは、上記レ
ンズユニットとの通信接点を有し、上記レンズユニット
は、測光装置と焦点検出装置と上記ボディユニットとの
通信接点とを有し、上記測光装置から出力される測光値
に基づいて適正露出のための演算を行い、上記焦点検出
装置から出力される焦点検出値に基づいて焦点検出演算
を行い、上記露出演算結果と焦点検出結果とを上記通信
接点を介してボディユニットに転送することを特徴とす
るカメラシステム。
【0179】(5) 撮影画像の記録媒体を保持するボ
ディユニットと、上記ボディユニットに着脱可能に構成
され、交換レンズ用のマウントを有するレンズ側中間ユ
ニットとからなるカメラシステムにおいて、上記ボディ
ユニットは、上記レンズユニットとの通信接点を有し、
上記レンズ側中間ユニットは、ファインダ装置と測光装
置と測距装置と上記ボディユニットとの通信接点とを有
し、上記ファインダ装置と測光装置と測距装置の少なく
とも一つの装置は、交換レンズを通過した被写体光束を
観察する観察光学系を備えたことを特徴とするカメラシ
ステム。
【0180】(6) 上記レンズ側中間ユニットはスト
ロボ制御装置を備え、上記ストロボ制御装置は、上記レ
ンズ側中間ユニット内の測光装置または測距装置の少な
くともいずれか一方の出力に基づいてストロボ装置の発
光量を制御することを特徴とする付記5記載のカメラシ
ステム。
【0181】(7) 撮影画像の記録媒体を保持するボ
ディユニットと、上記ボディユニットに着脱可能に構成
され、交換レンズ用のマウントを有するレンズ側中間ユ
ニットとからなるカメラシステムにおいて、上記ボディ
ユニットは、上記レンズユニットとの通信接点を有し、
上記レンズ側中間ユニットは、交換レンズを通過した被
写体を観察する観察光学系を備えた測光装置と焦点検出
装置とボディユニットとの通信接点とを有し、上記測光
装置から出力される測光値に基づいて露出演算を行い、
上記焦点検出装置から出力される焦点検出値に基づいて
焦点検出演算を行い、上記露出演算結果と焦点検出結果
とを上記通信接点を介して上記ボディユニットに転送す
ることを特徴とするカメラシステム。
【0182】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1、また
は、2のカメラシステムによれば、従来ではボディユニ
ット側に内蔵されていた光学的観察手段が光学ユニット
に内蔵されていることから、上記光学ユニットを装着す
ることによって、光学的観察手段を介して撮影レンズの
視野特性に対応した被写体の観察を行うことができる。
【0183】本発明の請求項3のカメラシステムは、請
求項1記載のカメラシステムの効果に加えて、さらに、
ボディユニットと光学ユニットに通信接点を備えている
ことからボディユニットと光学ユニット間の制御情報の
授受を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるカメラシステムを
構成するボディユニットの斜視図。
【図2】図1のカメラシステムを構成するレンジファイ
ンダ付き固定レンズユニットの斜視図。
【図3】図1のカメラシステムを構成するTTLファイ
ンダ付き固定レンズユニットの斜視図。
【図4】図1のカメラシステムを構成するTTLファイ
ンダ付きレンズ側中間ユニット、および、交換レンズの
斜視図。
【図5】図1のボディユニットの横断面図であって、撮
影媒体として感光性フィルムを適用するボディユニット
を示す。
【図6】図1のボディユニットの横断面図であって、撮
影媒体として撮像素子を適用するボディユニットを示
す。
【図7】図1のカメラシステムでボディユニットのレン
ズユニットロック部材周りの縦断面図であって、図7
(A)は、レンズユニット装着途中の状態を示し、図7
(B)は、レンズユニット装着完了状態を示す。
【図8】図1のカメラシステムでのボディユニットの通
信接点部周りの縦断面図。
【図9】図1のカメラシステムにおいて、ボディユニッ
トに図2の固定レンズユニットを装着したときの内部配
置を示す縦断面図。
【図10】図1のカメラシステムにおける、図2の固定
レンズユニットのファインダ部周りの横断面図。
【図11】図1のカメラシステムにおいて、ボディユニ
ットに図3の固定レンズユニットを装着したときの内部
配置を示す縦断面図。
【図12】図1のカメラシステムにおいて、ボディユニ
ットに図4のレンズ側中間ユニットを装着し、交換レン
ズをレンズ側中間ユニット装着しようとする状態での内
部配置を示す縦断面図。
【図13】図2の固定レンズユニットの変形例のボディ
ユニット装着状態での内部配置を示す縦断面図。
【図14】図1のボディユニットおよび図2の固定レン
ズユニットの電気回路のブロック図。
【図15】図14の電気回路のレンズCPUによる「レ
ンズ制御」処理のフローチャート。
【図16】図15の「レンズ制御」処理中で呼び出され
るサブルーチン「レンズレリーズ制御」処理のフローチ
ャート。
【図17】図14の電気回路のボディCPUによる「ボ
ディ制御」処理のフローチャート。
【図18】図17の「ボディ制御」処理中で呼び出され
るサブルーチン「ボディレリーズ制御」処理のフローチ
ャート。
【図19】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第1のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図20】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第2のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図21】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第3のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図22】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第4のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図23】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第5のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図24】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第6のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図25】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第7のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図26】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第8のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図27】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第9のバリエーションを示すレンズユニットを
ボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図28】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第10のバリエーションを示すレンズユニット
をボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【図29】本発明の一実施の形態であるカメラシステム
に対する第11のバリエーションを示すレンズユニット
をボディユニットに装着した状態での構成を示す図。
【符号の説明】
1,1A,1B…ボディユニット 2,2A,801,802,803,804…レンジフ
ァインダ付き固定レンズユニット(光学ユニット) 3…TTLファインダ付き固定レンズユニット(光学ユ
ニット) 4,805,806,807,811…TTLファイン
ダ付きレンズ側中間ユニット(光学ユニット) 109,191…通信接点部(通信接点) 201,301,501,701…撮影レンズ 202…レンジファインダ装置(外光式光学的観察手
段,外光式ファインダ光学系) 224a,327a,419a…通信接点部(通信接
点) 309,409…ファインダ装置(TTL光学的観察手
段,TTLファインダ光学系) 319…フォーカスレンズ(撮影レンズ) 324…ズームレンズ(撮影レンズ) 334,427,MM5 ,MM6 ,MM7 ,MM11…メ
インミラー(TTLファインダ光学系) 808,809,810…レンジファインダ付きレンズ
側中間ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の中から適宜選択される光学ユニッ
    トを光学的に、かつ、電気的に装着し、接続するための
    接続手段と、撮影開始指示を行うレリーズ操作部材とを
    有しており、少なくとも撮影画像記録媒体、もしくは、
    撮像手段を光密に保持するボディユニットと、 撮影レンズ、または、交換式撮影レンズ装着用のマウン
    トのいずれかと、少なくとも接眼光学系と測距装置とを
    有し、さらに、上記ボディユニットに装着された際に、
    撮影画面を観察する光学的観察手段と、上記ボディユニ
    ットに着脱自在に装着し、光学的、かつ、電気的に接続
    するための接続手段とを備えた複数の光学ユニットと、 からなることを特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 上記光学ユニットに含まれる上記光学的
    観察手段は、TTLファインダ光学系もしくは外光式フ
    ァインダ光学系のいずれか一方であることを特徴とする
    請求項1記載のカメラシステム。
  3. 【請求項3】 上記ボディユニットおよび上記光学ユニ
    ットには、上記接続手段の1つとして相互の通信を行う
    ための通信接点を備えていることを特徴とする請求項1
    記載のカメラシステム。
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