JPH11305315A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH11305315A
JPH11305315A JP10974198A JP10974198A JPH11305315A JP H11305315 A JPH11305315 A JP H11305315A JP 10974198 A JP10974198 A JP 10974198A JP 10974198 A JP10974198 A JP 10974198A JP H11305315 A JPH11305315 A JP H11305315A
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JP
Japan
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mirror
unit
lens
body unit
control
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10974198A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Miyasaka
哲雄 宮坂
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユニット着脱時に内蔵機構部の破損の恐れが無
く、また、高性能と小型化を可能とするユニット組み合
わせ方式のカメラシステムを提供する。 【解決手段】本カメラシステムにおいては、撮影媒体1
26,140の前面に開口部が設けられたボディユニッ
ト1に対して、撮影レンズ201,焦点検出用被写体光
を検出センサに導光する可動ミラー245,レンジファ
インダ装置,フォーカス駆動装置等を内蔵するミラー側
ユニット2が上記開口部に装着可能である。上記可動ミ
ラー245は、ミラー側ユニット2内蔵のアクチュエー
タにより駆動され、可動ミラー245の駆動機構もミラ
ー側ユニット2に内蔵される。したがって、ユニットの
着脱時に上記駆動機構が破損する危険がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影媒体を保持す
るボディユニット、および、上記ボディユニットに装着
可能な複数のユニットからなるカメラシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニットタイプの撮像装置として
提案された特開平3−83032号公報の撮像装置は、
ボディユニットと、上記ボディユニットに装着可能な第
1の交換式ユニットと、第2の交換式ユニットとからな
るシステムである。上記ボディユニットは、フィルム,
シャッタ,TTL−AFセンサ,AFセンサ用ミラー,
レンズ接点,ファインダ接点を有している。上記第1の
交換式ユニットは、交換式レンズのマウント,TTLフ
ァインダー,TTLファインダ用ミラー,ファインダ接
点を有し、第2の交換式ユニットは、撮影レンズ,非T
TLファインダ,レンズ接点,ファインダ接点を有して
いる。上記ボディユニットと第1の交換式ユニットの組
み合わせにより、従来のレンズ交換式カメラの機能が得
られ、上記ボディユニットと上記第2の交換式ユニット
の組み合わせにより、従来のレンズ非交換式カメラの機
能が得られる。
【0003】特に、上記ボディユニットは、ミラーを駆
動するためのミラー駆動機構を有し、機械的な伝達機構
によって装着された第1の交換式ユニット内部のミラー
を駆動制御していることを1つの特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の特開平3−
83032号公報の撮像装置においては、機械的な伝達
機構は、外部に露出するためにユニットの交換の際に、
上記機構を破損する恐れがある。さらに、ユニットを外
した状態ではゴミが進入し、動作不良を起こす原因にも
なっていた。また、第2の交換式ユニットにはミラーが
不要であり、そのユニットを用いるときには、上記ボデ
ィユニットのミラー駆動機構が無駄になってしまう。さ
らに、上記ミラー駆動機構によって第2の交換式ユニッ
トのスペースも制限されてしまう。したがって、口径の
大きなレンズや、フランジバック(撮影レンズからフィ
ルムまでの長さ)の短いレンズなどの高性能のレンズが
使用できなくなる不具合があった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであって、ユニット着脱時に破損の恐れが無
く、また、ファインダ,測光,測距等を必要最小限の装
置で行えるようにして、高性能と小型化を可能とするユ
ニット組み合わせカメラシステムを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
カメラシステムは、撮影媒体を保持する保持部を有する
ボディユニットと、上記撮影媒体に入射する撮影光路上
に配置された可動ミラーを内蔵し、上記ボディユニット
に着脱可能な可動ミラー内蔵ユニットとからなるカメラ
システムにおいて、上記ボディユニットは、露出制御装
置の一部と、第1の電気接点を備えており、上記可動ミ
ラー内蔵ユニットは、上記可動ミラー駆動用の電動アク
チュエータと、上記ボディユニットに装着した状態で上
記第1の電気接点と接触して上記電動アクチュエータを
駆動制御するための第2の電気接点を備えており、さら
に、上記可動ミラー内蔵ユニットの上記可動ミラーは、
上記ボディユニットの上記露出制御装置の制御動作に協
調するように、上記第1、および、第2の電気接点を介
して行われる上記ユニット間の通信により制御される。
【0007】本発明の請求項2記載のカメラシステム
は、請求項1記載のカメラシステムにおいて、上記可動
ミラー内蔵ユニットは、撮影レンズを有し、上記撮影レ
ンズを透過した光路上に上記可動ミラーが配置されてい
る。
【0008】本発明の請求項3記載のカメラシステム
は、請求項1記載のカメラシステムにおいて、上記可動
ミラー内蔵ユニットは、交換レンズ用のマウントを有
し、上記交換レンズを透過した光路上に上記可動ミラー
が配置されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。本発明の一の実施の形態であるカメ
ラシステムについて、その主な構成から説明する。本カ
メラシステムは、図1の斜視図に示すボディユニット1
と、図2,3,4の斜視図に示す上記カメラボディ1に
着脱可能な3種類の可動ミラー内蔵ユニットであるミラ
ー側ユニットとにより構成される。
【0010】上記ボディユニット1は、フィルム、また
は、撮像素子の撮影媒体の保持部と上記撮影媒体の駆動
制御部を内蔵するユニットである。また、上記可動ミラ
ー内蔵ユニットであるミラー側ユニットのうち1つは、
図2に示すレンジファインダ(非TTLファインダ)式
ミラー側ユニット2であり、他の1つは、図3に示すT
TLファインダ(撮影レンズ透過の一眼レフタイプ)式
ミラー側ユニット3であり、さらに他の1つは、図4に
示す交換レンズ着脱可能なTTLファインダ付きミラー
側ユニット4である。
【0011】上記ボディユニット1は、撮影媒体である
フィルム126(図5参照)、または、CCD・MOS
型等の撮像素子140(図6参照)を保持する媒体保持
部102を有しており、その媒体保持部102の前面に
はシャッタ105が配設されている。なお、着脱される
ミラー側ユニットの方にシャッタが設けられている場合
は、上記シャッタ105はなくてもよい。
【0012】上記シャッタ105、または、撮影媒体の
前面に位置する部分であって、ボディユニット1の上面
部103,104と前面部114,115の中央部を切
り欠いた凹状のミラー側ユニット装着用開口部111が
設けられている。上記開口部111は、両側壁面部11
2a,112bと底面部113で囲われる部分である
が、その両側壁面部112a,112b上には、撮影媒
体の撮像面と平行して上下方向に延びる各ミラー側ユニ
ット嵌入用スリット107と108が設けられている。
【0013】上記スリット107と108に後述する各
ミラー側ユニットのレール部を上方向からスライド挿入
してミラー側ユニットを開口部111上に装着する。そ
して、前面部115に配設されているロック部材110
で装着されたミラー側ユニットのロック、または、ロッ
ク解除がなされる。
【0014】また、ボディユニット1の上面部103に
は、表示装置117が設けられ、上面部104には、レ
リーズ釦106と、シャッタスピードや撮影モードの設
定を行う操作部材である設定操作釦116が配設されて
いる。また、底面部113上にはレリーズ釦106で操
作されるレリーズスイッチ出力信号,シャッタ駆動信号
等のミラー側ユニットに対する制御信号授受用の第1の
電気接点である通信接点部109が配設されている。
【0015】但し、ボディユニット1には、AFセンサ
やフォーカス用モータやズーム用モータやファインダ等
は、設けられていない。また、ボディユニット1のシャ
ッタ105は、必ずしも必要ではなく、例えば、ミラー
側ユニット内にシャッタを内蔵している場合は、ボディ
ユニット1のシャッタは無くてもよい。また、ボディユ
ニットとしてシャッタを有するボディとシャッタ無しの
ボディの両方が存在してもよい。
【0016】次に、各ミラー側ユニット2,3,4の概
略の構成について、まず、各ユニットで共通する部分に
ついて、図2,3,4を用いて説明する。何れのミラー
側ユニット2,3,4にもその両側面にボディユニット
1のスリット107,108に嵌合可能なレール部20
5と206,304と305,404と405が設けら
れている。上記レール部は、撮影レンズの光軸Oと垂直
な面の上下方向に沿って設けられている。各レール部の
中間部位には、ボディユニット1のロック部材110の
爪110a(図7参照)が装着時に嵌合する切り欠き部
208,307,407が設けられている。
【0017】そして、レンジファインダ付きミラー側ユ
ニット2には、上述の共通部分の他に図2の斜視図、ま
たは、後述する図9の断面図に示すように光軸Oを有す
る撮影レンズ201と、絞り220(図9)と、非TT
Lタイプのレンジファインダ装置202と、被写体光を
焦点検出装置および測光装置に導くための可動ミラー2
45(図9)と、TTL式の焦点検出装置203(図
9)と、TTL式の測光装置と、人工照明光発光装置で
あるストロボ装置204とが内蔵されている。
【0018】さらに、上記ミラー側ユニット2には、焦
点検出装置の出力に基づき、撮影レンズ201を合焦位
置に駆動するピント調整手段である撮影レンズ駆動用モ
ータと、可動ミラー駆動用の電動アクチュエータである
ミラー駆動部材と、電源用電池と、充電用コンデンサ
と、ストロボ装置204の充電・発光制御を行うストロ
ボ制御回路と、更に、ボディユニット1と通信するため
の上記通信接点部109と接続可能な第2の電気接点で
ある電気接点部224a(図9)が内蔵されている。
【0019】そして、ミラー側ユニット2をボディユニ
ット1に装着した時は、ミラー側ユニット2の上面部2
12は、ボディユニット1の上面103,104とほぼ
同一面となり、ミラー側ユニット2の前面部210は、
ボディユニット1の前面部114,115と同一面とな
る。したがって、上述したミラー側ユニット2内のファ
インダ装置,焦点検出装置,フォーカス駆動用モータな
どの全ての部材がボディユニット1の開口部111の内
側に収まることになる。
【0020】また、TTLファインダ付きミラー側ユニ
ット3には、前記共通部以外に図3、または、後述する
図10の断面図に示すようにズームレンズを構成する撮
影レンズ系301,絞り322(図10)と、人工照明
光発光装置であるストロボ装置350と、TTL方式フ
ァインダ装置309(図10)と、TTL方式焦点検出
装置306と、TTL方式の測光装置が内蔵されてい
る。さらに、焦点検出装置の出力に基づき、撮影ズーム
レンズを合焦位置に駆動するピント調整手段であるフォ
ーカス駆動用モータと、ズーム釦302,303の操作
によってズームレンズを短焦点や長焦点方向に駆動する
ズームレンズ駆動用モータと、可動ミラー駆動用の電動
アクチュエータであるミラー制御部材等が内蔵されてい
る。
【0021】さらに、上記ミラー側ユニット3には、露
光時に撮影光路から退避する可動ミラーであるファイン
ダ用メインミラー334(図10)と、ストロボ発光用
コンデンサと充電制御および発光制御用のストロボ制御
回路と、電源用電池352と、ボディユニット1と通信
するための通信接点部109と接続可能な第2の電気接
点である接点部327a(図10)と、外部ストロボ装
着用マウント360と、外部ストロボ用発光開始端子3
61および外部ストロボ用発光停止端子362等も設け
られている。
【0022】そして、上記ミラー側ユニット3をボディ
ユニット1に装着した時は、上記固定レンズユニット3
の側面308および前面310で囲まれた部分は、ボデ
ィユニット1の開口部111の内側に収まる。したがっ
て、上記ミラー側ユニット3内に内蔵されるミラー,焦
点検出装置,フォーカス駆動用モータ,ズーム駆動用モ
ータなどの部材は、ボディユニット1の開口部111の
内側に収まることになる。
【0023】また、TTLファインダ付きミラー側ユニ
ット4には、上記共通部以外に図4、または、後述する
図12の断面図に示すように交換レンズ501着脱用の
マウント401と、TTL方式ファインダ装置409
(図12)と、TTL方式焦点検出装置410(図1
2)と、TTL方式測光装置と、露光時に撮影光路から
退避する可動ミラーであるファインダ用メインミラー4
27(図12)とが内蔵されている。
【0024】さらに、上記ミラー側ユニット4には、ボ
ディユニット1と通信するための通信接点部109と接
続可能な第2の電気接点である接点部419a(図12
参照)と、外部ストロボを装着するストロボ用マウント
460と、外部ストロボ用の発光開始端子461および
外部ストロボ用の発光停止端子462も設けられてい
る。なお、上記交換レンズ用マウント401には、交換
レンズ501側のマウント502に設けられる被係止部
503に係止可能な係止部402が設けられている。
【0025】そして、ミラー側ユニット4をボディユニ
ット1に装着した時は、上記中間ユニット4の側面部4
08および前面部410で囲まれた部分は、ボディユニ
ット1の開口部111の内側に収まる。したがって、ミ
ラー側ユニット4内に内蔵されるミラー部材,焦点検出
装置などの部材がボディユニット1の開口部111の内
側に収まることになる。なお、このミラー側ユニット
4、または、前記ミラー側ユニット2,3にシャッタ部
を内蔵する構成を採用することも可能である。
【0026】次に、ボディユニット1、および、各ミラ
ー側ユニット2,3,4の内部構造について詳細に説明
する。図5,6は、ボディユニット1の内部の構造を示
す横断面図である。図5は、感光性フィルム126を撮
影媒体としたボディユニットを上方から見た横断面図で
あり、図6は、撮像素子140を撮影媒体としたボディ
ユニットを上方から見た横断面図であり、それぞれ斜線
部分がボディユニットの本体の断面形状を示す。なお、
以下の説明でフィルム126を撮影媒体としたものをボ
ディユニット1Aとし、撮像素子140を撮影媒体とし
たものをボディユニット1Bとする。
【0027】まず、ボディユニット1Aの内部構造につ
いて説明すると、図5に示すようにカートリッジ131
に収納された感光性フィルム126は、スプール125
とガイドローラ127によって1駒毎に巻き取られる。
また、フィルム126は、平面板129と板バネ130
によってフィルムガイドレール128に押し当てられ、
給送可能な状態で保持されている。
【0028】また、シャッタ105は、上記フィルムガ
イドレール128を挟んでフィルム126とは反対側に
配置される露出制御装置のシャッタ制御部材122によ
ってシャッタチャージやシャッタ走行駆動等の制御がな
される。
【0029】シーケンスモータ123は、シャッタ制御
部材122近傍に配設されており、スプール125を駆
動し、上記フィルムの給送・巻き戻しを行うと共に、上
記シャッタ105のチャージも行う。なお、これらの制
御駆動を単一のモータ123で行う技術は周知のものを
適用可能である。
【0030】通信接点部109は、ボディユニット1A
の開口内部の底面部113上に設けられ、装着されたミ
ラー側ユニットとの信号の授受や電源供給を行う。ま
た、駆動制御部である制御回路132は、フィルムカー
トリッジ室の前方部に配設されており、フィルム給送、
シャッタチャージ、シャッタ走行やミラー側ユニットと
の通信制御などを行う。
【0031】電池124は、ボディユニット内蔵のシー
ケンスモータ123,シャッタ105,駆動制御回路1
32などの電源部であるが、通信接点部109の一部を
介してミラー側ユニットに電源を供給することも可能で
ある。なお、小型の電池を用いれば、縦に複数重ねて収
納することが可能になる。
【0032】ミラー側ユニット装着用のスリット107
と108とは、フィルムガイドレール128と平行に設
け、かつ、フィルムガイドレールとともにボディユニッ
ト1の斜線で示す同一構造体とすることで、装着用スリ
ット107と108の方向がフィルム126の面に対し
て精度よく平行に保たれる。
【0033】一方、装着される各ミラー側ユニット2,
3,4側の装着用レール205,206、または、30
4,305、または、404,405が撮影レンズ光軸
Oと垂直方向に沿って設けられていることから、撮影レ
ンズ光軸Oに対してフィルム126を精度よく垂直に保
持することができる。
【0034】ロックレバー110は、上記ミラー側ユニ
ット装着用スリット108中に摺動可能に取り付けられ
ており、バネ121によって上記スリット108側に付
勢されている。ミラー側ユニットが装着されたとき、ロ
ックレバー110の先端の爪110a(図7参照)がミ
ラー側ユニットの上記装着用のレールに設けられた切り
欠き208,307,407に係合する。
【0035】次に、ボディユニット1Bの内部構造につ
いて説明すると、図6に示すようにCCDやMOS型等
の撮像素子140は、板バネ141によって撮像素子ガ
イド板128Aに押し当てられ、ボディユニット1B内
部に保持されている。
【0036】シャッタ105は、撮像素子ガイド板12
8を挟んで上記撮像素子 140とは反対側に設けら
れ、シャッタ制御部材122によってシャッタ走行駆動
され、シーケンスモータ123によってチャージ駆動さ
れる。
【0037】その他、上記ボディユニット1Aと同様に
電池124,制御回路132,通信接点部109,ロッ
ク部材110等は、ボディユニット1B内に配設される
ものとする。但し、電池124は、撮像素子140を適
用する本ボディユニット1Bの場合は、上記図5のスプ
ール125が不要であるので、図6のように電池124
を横方向に複数並べて収納することが可能である。
【0038】また、制御回路132は、シャッタ105
のチャージやシャッタ走行制御、また、ミラー側ユニッ
トとの通信制御、および、撮像素子140の制御などを
行う。なお、フィルムの給送,巻き戻し制御は不要であ
る。
【0039】また、ミラー側ユニット装着用のスリット
107,108は、フィルムレールに対してではなく、
撮像素子ガイド板128Aに対して平行に設け、かつ、
撮像素子ガイド板128Aとともにボディユニット1B
の同一構造体(斜線部)とすることで、撮像素子140
との平行度が保たれる。そして、装着されるミラー側ユ
ニットの光軸Oに対して撮像素子140を精度よく垂直
方向に保持することができる。
【0040】次に、上記ボディユニット1(1A,1
B)にミラー側ユニットを着脱するときのロック、また
は、ロック解除動作について、図7(A),7(B)を
用いて説明する。図7(A),(B)は、ボディユニッ
トへのミラー側ユニット装着状態でのロック部周りを光
軸方向からみた縦断面図であり、図7(A)は、装着し
ようとしている状態、図7(B)は、装着完了状態にあ
るときのミラー側ユニットのレールとボディユニットの
ロック部材レバーとの関係を示す。但し、ミラー側ユニ
ットのうち、レンジファインダ付きミラー側ユニット2
を装着する場合について説明するが、他のミラー側ユニ
ット3,4の場合も同様にして着脱されるものとする。
【0041】ミラー側ユニット2を装着する場合、ボデ
ィユニット1のスリット107,108にミラー側ユニ
ット2のレール205,206を挿入する。そのとき、
スリット108内にあるロック部材110の爪110a
は、図7(A)に示すようにレール206に押されて、
一旦、後退する。ミラー側ユニット2が装着位置まで挿
入されると、図7(B)に示すようにロック部材110
の爪110aがレール206の切り欠き208に嵌入し
てロック状態となり、装着が完了する。
【0042】ボディユニット1からミラー側ズユニット
2を取り外す場合は、ロック部材110操作して右側に
退避させながら、ミラー側ユニット2を上方向にスライ
ドさせると、取り外すことができる。
【0043】次に、上記ボディユニット1にミラー側ユ
ニットを装着したときの通信接点部109とミラー側ユ
ニット側の制御回路接点部との接続状態を図8の縦断面
図を用いて説明する。上記図8は、ボディユニットへの
ミラー側ユニット装着完了状態でのミラー側ユニットと
ボディユニットの通信接点部周りの縦断面図である。上
記ボディユニット1側の通信接点部109は、複数の導
電性ピン接点で構成されており、上記図8は、その内の
一つの接点ピン周りの断面図である。なお、ミラー側ユ
ニットのうち、レンジファインダ付きミラー側ユニット
2を装着して接続する場合を説明するが、他のミラー側
ユニット3,4の場合も同様に接続が行われる。
【0044】上記通信接点部109のピン接点191
は、ボディユニット開口部111の底面113に設けら
れた支持板192の貫通穴を挿通し、バネ194により
上方に付勢されている。ミラー側ユニット未装着の状態
では、フランジが支持板に当接した状態でピン先端部が
上方に突出している。そこで、ミラー側ユニット2が装
着されると、図8に示すように通信接点部109のピン
接点191は、上記ミラー側ユニット2の制御回路22
4の接点224aで押圧され、電気的に接触する。この
状態でミラー側ユニットの制御回路224がボディユニ
ット側接続制御回路193と電気的に接続され、相互の
情報信号の通信や電源供給が可能な状態となる。
【0045】なお、上記ピン接点は、ミラー側ユニット
に設けてもよい。また、ピン接点を用いずに導通性の板
バネ接点等を用いてもよい。さらに、ボディユニット1
の開口部111の底部113でなくとも開口部111の
側壁面や装着用スリット内部に上記通信接点部109を
設けるようにしてもよい。このように上記通信接点をボ
ディユニット開口部から内部に入り込んだ箇所に配置す
ることで、ミラー側ユニットを外した際に不用意に触ら
れることが少なくなり、制御回路が静電気やショートで
破壊されたり、接点が機械的に破損される危険性が少な
くなる。さらに、通信手段は、接触式のピンに限らず、
光通信や電磁波通信などの非接触方式にしてもよい。
【0046】次に、上記レンジファインダ付きミラー側
ユニット2の内部構造およびボディユニット1への装着
状態について、図1,2,9を用いて説明する。図9
は、レンジファインダ付きミラー側ユニット2をボディ
ユニット1に装着した状態での内部配置を示す縦断面図
であり、2点鎖線がユニットの境界を表している。但
し、装着されるボディユニット1は、撮影媒体が感光性
フィルム、または、撮像素子である双方の場合について
説明する。
【0047】上記ミラー側ユニット2は、すでに概略の
構成にて説明したように絞りを有する撮影レンズ20
1,レンジファインダ装置202,可動ミラー245
と、焦点検出装置203,ストロボ装置204,測光装
置等を内蔵している。
【0048】上記撮影レンズ201は、駆動用ギヤ部2
21を介してフォーカス用モータ223によって光軸方
向に進退駆動されて焦点調節がされる。また、絞り22
0は、ステッピングモータ等からなる絞り駆動部材22
2によって、絞り込み,開放などが制御される。
【0049】上記可動ミラー245は、プランジャ、ま
たは、モータ等の電動アクチュエータであるミラー制御
部材240によりリンク機構241を介して回動駆動さ
れる。その可動ミラー245の駆動は、ボディユニット
1側のシャッタ制御部材122のシャッタ開閉制御に関
連して制御される。すなわち、シャッタ閉状態で焦点検
出,測光を行う場合は、可動ミラー245は、撮影光路
内に進入するように回動駆動される。そして、撮影レン
ズ201を透過した被写体光が可動ミラー245で下方
向に反射され、スプリッタ243に導かれる。上記スプ
リッタにより被写体光が分割され、焦点検出用センサ2
44と、測光装置の測光用センサ242にそれぞれ入射
し、TTL式焦点検出および測光が行われる。また、シ
ャッタ開の撮影時には可動ミラー245は、撮影光路外
への退避駆動される。
【0050】上記焦点検出装置203は、上記スプリッ
タ243とCCDやMOS型等の焦点検出用センサ24
4からなり、上記センサに入射した被写体像から被写体
の焦点や距離を測定する。その測定結果によりフォーカ
ス用モータ223で撮影レンズ201を進退駆動し、オ
ートフォーカス制御が行われる。
【0051】また、測光装置の測光用センサ242は、
CdSやフォトダイオードなどからなり、入射した被写
体光の輝度を測定し、その測定結果によりステッピング
モータ等からなる絞り駆動部材222により絞りが駆動
制御される。なお、測光用センサ242のよる測光は、
露出中のフィルムからの反射光を入射させて行うように
してもよい。この反射光によってストロボ発光時の発光
停止制御をダイレクト測光で行うことができる。
【0052】上記ミラー側ユニット2の上方部に配設さ
れるストロボ装置204は、ストロボ窓内部に被写体照
射用光源部としてストロボ発光管229を有している。
また、ストロボ発光用を兼ねる制御駆動用の電池225
やストロボコンデンサも内蔵されている。なお、光源と
してストロボ発光管を用いた上記ストロボ装置204
は、目的によっては白熱電球やLEDなどの人工照明装
置に代えてもよい。
【0053】上記レンジファインダ装置202は、ミラ
ー側ユニット2の上部に配設され、対物レンズ219
と、スクリーン226と、プリズム227と、接眼レン
ズ228からなり、スクリーン226に結像された被写
体の実像を接眼レンズ228を介して観察することがで
きる。
【0054】上記フォーカス用モータや絞り用ステッピ
ングモータの駆動制御、ストロボ発光管の発光制御、測
光センサの出力信号による測距制御、フォーカス制御、
ミラー駆動制御を含む等の処理と、それらの制御のため
ボディユニット1との通信処理は、制御回路224によ
って行われる。ボディユニット1との通信や電源供給
は、ミラー側ユニットの制御回路224の接点部224
aとボディユニット通信接点部109のピン接点191
とを介して行われる。なお、電源供給は、ボディーユニ
ットからミラー側ユニット2側に供給されるようにして
もよく、ミラー側ユニット2内に電池を内蔵していても
よい。
【0055】以上のように構成されたミラー側ユニット
2をボディユニット1に装着して撮像を行う場合は、そ
の装着状態で操作設定釦116で撮像条件を設定し、レ
リーズ釦106を操作すると、可動ミラー245が撮影
光路から退避し、上記撮影レンズ201および上記絞り
220を透過した被写体光は、シャッタ105を介して
ボディユニット1の感光性フィルム126、または、撮
像素子140上に被写体像として結像し、露光が行われ
る。
【0056】上述のミラー側ユニット2とボディユニッ
ト1とを組み合わせたカメラシステムは、レンジファイ
ンダ付きカメラとして使用することができる。そして、
被写体に関する測距,測光,フォーカス制御は、全てミ
ラー側ユニット2の内部で行うことができることから、
各センサや制御部材が撮影レンズ201に最も適した性
能で、かつ、必要十分な大きさとコストのミラー側ユニ
ットを用いることができ、小型で高性能なカメラシステ
ムを提供することができる。例えば、撮影レンズとして
「広角レンズ」のように被写体深度が深いレンズを適用
する場合、遠距離側の測距精度は不要であるので、測距
センサ、すなわち、焦点検出センサにPSD等の小型の
ものを適用できる。
【0057】また、上記ミラー側ユニット2内部のモー
タ,センサ,制御回路,電源は、上記ユニット2をボデ
ィユニット1に装着した際にボディユニット1の開口部
111内に収められる。したがって、ボディユニットに
装着した撮影可能状態では、突出部がなく、撮影操作が
妨げられない。
【0058】また、撮影レンズ201を透過した被写体
光によりTTL式焦点検出,測光を行うので、より精度
の高い焦点検出と露光が可能であり、特に、望遠レンズ
等の焦点距離の長いレンズのオートフォーカス用レンズ
に適している。また、ミラー側ユニット内部に可動ミラ
ー245を設け、上記ユニット内部に設けられたミラー
制御部材240で駆動するので、外部に露出するような
ボディユニット1との機械的伝達機構が無くなる。
【0059】なお、図9に示すミラー側ユニット2で
は、撮影レンズ201としてズーム機能の無い単焦点レ
ンズを適用したが、ズームレンズを用いることも可能で
あり、その場合は、ミラー側ユニット2にズーム用モー
タ等を内蔵することになる。
【0060】次に、上記TTLファインダ付きミラー側
ユニット3の内部構造およびボディユニット1への装着
状態について、図1,3,10を用いて説明する。図1
0は、TTLファインダ付きミラー側ユニット3をボデ
ィユニット1に装着した状態の縦断面を示す配置図であ
り、2点鎖線がユニットの境界を示している。
【0061】TTLファインダ付きミラー側ユニット3
には、すでに概略の構成で説明したように撮影レンズ系
301と、可動ミラーであるメインミラー334と、人
工照明光発光装置であるストロボ装置350と、TTL
方式ファインダ装置309と、TTL方式焦点検出装置
306と、TTL方式測光装置等が内蔵されている。
【0062】上記撮影レンズ系301は、フォーカスレ
ンズ319とズームレンズ324で構成されており、上
記フォーカスレンズ319は、駆動用ギヤ部320を介
してフォーカス用モータ321によって光軸方向に進退
駆動され、焦点調節が行われる。上記ズームレンズ32
4は、駆動用ギヤ325を介してズーム用モータ326
によって光軸方向に進退駆動され、焦点距離調整(ズー
ミング)が行われる。また、絞り322は、ステッピン
グモータ等の絞り駆動部材323によって、絞り込み,
開放駆動がなされる。
【0063】ファインダ装置309は、ミラー側ユニッ
ト3の上部に配設されるTTLタイプのファインダであ
って、メインミラー334,スクリーン335,レンズ
338,ダハプリズムまたはダハミラー336,接眼レ
ンズ337からなる。上記ファインダ装置309によっ
て撮影レンズを透過し、スクリーン335に結像された
被写体像を接眼レンズ337を通して観察することがで
きる。
【0064】焦点検出装置306は、メインミラー33
4に固着されるサブミラー333と、スプリッタ331
と、CCDやMOS型等の焦点検出用センサ332から
なる。撮影レンズを透過した被写体光は、メインミラー
334の中央部を透過し、上記サブミラー333で反射
し、スプリッタ331で一部が焦点検出センサ332方
向に屈折され、上記センサ332に入射する。その入射
被写体光から被写体の焦点や距離が測定される。その測
定結果に基づいてフォーカスレンズ319を駆動してオ
ートフォーカス制御が行われる。
【0065】測光装置である測光センサ330は、Cd
Sやフォトダイオードなどから成る。撮影レンズを透過
し、スプリッタ331を透過した被写体光の一部が上記
測光センサ330に入射し、被写体の輝度が測定され
る。なお、測光センサ330への被写体光は、露出中の
フィルムからの反射光であってもよい。この場合、スト
ロボ発光時の発光停止制御をダイレクト測光により行う
ことができる。
【0066】上記メインミラー334は、リンク機構3
29によってプランジャ、または、モータ等からなるミ
ラー制御部材328に連結されている。そして、ボディ
ユニット1側のシャッタ制御部材122によるシャッタ
開閉制御に連動して、ミラー制御部材328を作動さ
せ、シャッタ開の露光時にはメインミラー334は、撮
影光路外へ退避させ、シャッタ閉時には撮影光路内に復
帰するように駆動される。
【0067】上記ストロボ装置350は、ミラー側ユニ
ット3の上部に配設され、ストロボ窓内部に被写体照射
用光源部としてストロボ発光管351を有している。ま
た、ストロボ発光用を兼ねる制御用の電池352やスト
ロボコンデンサも内蔵されている。なお、光源としてス
トロボ発光管を用いた上記ストロボ装置350は、白熱
電球などを用いた人工照明装置に代えてもよい。
【0068】上記フォーカス用モータやステッピングモ
ータの駆動、ストロボ発光管の発光、測光センサの出力
信号による測距制御、フォーカス制御等の処理、およ
び、それらの制御のためボディユニット1の通信処理
は、制御回路327によって行われる。また、ボディユ
ニット1との通信接続や電源供給は、制御回路327の
接点部327aとボディユニット通信接点部のピン接点
191を介して行われる。なお、電源は、ボディユニッ
ト1側から供給にしてもよく、ミラー側ユニット3側か
ら供給するようにしてもよい。
【0069】以上のように構成されたミラー側ユニット
3をボディユニット1に装着して撮像を行う場合は、そ
の装着状態で操作設定釦116で撮像条件を設定し、レ
リーズ釦106を操作すると、メインミラー334が撮
影光路から退避し、上記撮影レンズ系301および上記
絞り322を透過した被写体光は、ボディユニット1の
感光性フィルム126、または、撮像素子140上に被
写体像として結像し、露光が行われる。
【0070】上述のミラー側ユニット3とボディユニッ
ト1を組み合わせたカメラシステムは、TTLファイン
ダ付きカメラとして使用することができる。そして、こ
のミラー側ユニット3を用いる場合、ミラー側ユニット
内部のモータ,センサ,ミラー,制御回路,電源等は、
ボディユニット1に装着したとき、ボディユニットの開
口部111内に収まる。したがって、ボディユニット1
に装着した撮影可能な状態において、TTLファインダ
部や撮影レンズ部以外に突出部がなく、撮影操作が妨げ
られないので、撮影操作がやりやすくなる。
【0071】また、被写体に関する測距,測光,フォー
カス制御は、全てミラー側ユニット3の内部で行ってい
る。したがって、各センサや制御部材が撮影レンズ系3
01に最も適した性能で、かつ、必要十分な大きさとコ
ストのミラー側ユニットを用いることができ、結果的に
小型で高性能なカメラシステムを提供できる。
【0072】さらに、ミラー側ユニット3内部にメイン
ミラー334を設け、上記ユニット内部に設けられたミ
ラー制御部材328で駆動するので、外部に露出するボ
ディユニット1との機械的伝達機構がなくなる。
【0073】なお、ミラー側ユニット3の撮影レンズに
関する変形例として、沈胴式レンズ鏡筒を採用すれば、
ボディユニット1の開口部111内に撮影レンズを沈胴
した収納状態で携帯することが可能となる。
【0074】次に、上記TTLファインダ付きミラー側
ユニット4の内部構造および装着状態について、図11
のボディユニットと上記中間ユニット4の装着状態、さ
らに、装着前の交換レンズを示す縦断面図を用いて説明
する。なお、図中、2点鎖線は、ユニットの境界を示し
ている。
【0075】上記ミラー側ユニット4は、すでに概略の
構成で説明したようにレンズマウント401と、ファイ
ンダ装置409と、焦点検出装置410と、測光装置
と、可動ミラーであるメインミラー427と、サブミラ
ー428等を内蔵しており、ボディユニット1の開口部
111に着脱可能である。そして、このミラー側ユニッ
ト4には複数種類の交換レンズ5等がミラー側ユニット
側マウント401を介して着脱できる。
【0076】上記交換レンズ5にはマウント502と、
撮影レンズ501と、絞り510と、絞り制御レバー5
11が設けられている。上記絞り制御レバー511は、
装着状態にてミラー側ユニット4の絞り連動部材420
に当て付いており、交換レンズの絞り込み制御や開放制
御を行う。
【0077】なお、上記交換レンズ5は、前述のような
フォーカス制御モータや絞り制御モータを内蔵していな
い、所謂、マニュアルレンズを適用できる。しかし、そ
の変形例の交換レンズとして、フォーカス制御モータや
絞り制御モータを内蔵し、さらに、ミラー側ユニット4
との通信接点を設けた変形例を提案できる。この変形例
の交換レンズでは、上記ボディユニット1の指示により
ミラー側ユニット4を介してオートフォーカス制御や電
気的な絞り制御が行われる。
【0078】上記ファインダ装置409は、メインミラ
ー427と、スクリーン435と、レンズ438と、ダ
ハプリズムまたはダハミラー436と、接眼レンズ43
7からなり、撮影レンズ501を透過し、メインミラー
427で反射されてスクリーンに結像した被写体像を接
眼レンズ437を介して観察することができる。
【0079】上記メインミラー427は、プランジャ、
または、モータ等のミラー制御部材422によりリンク
機構423を介して駆動される。そして、上記ミラー制
御部材422は、ボディユニット1側のシャッタ制御部
材122のシャッタ開閉制御に連動して制御される。す
なわち、上記メインミラー427は、シャッタ開時には
撮影光路外へ退避駆動され、シャッタ閉時には撮影光路
内への復帰駆動される。更に、上記ミラー制御部材42
2の動力は、伝達ギヤ421を介してラック形状の絞り
連動部材420にも伝達される。上記絞り連動部材42
0は、装着された交換レンズ5の絞り制御レバー511
と係合する。したがって、メインミラー427の撮影光
路外への退避に連動して交換レンズの絞り510が絞り
込まれる。さらに、メインミラー427の復帰に連動し
て絞り510が開放になる。
【0080】上記焦点検出装置410は、メインミラー
428に固着されたサブミラー428と、スプリッタ4
25と、焦点検出センサ426により構成される。上記
サブミラー428は、メインミラー中央部を透過した被
写体光をスプリッタ425に導く。上記スプリッタ42
5により分割された光は、被写体光を焦点検出センサ4
26と後述する測光センサ424とに入射する。なお、
上記サブミラー428やスプリッタ425は、被写体光
の中央部分の光を各センサに導くものであるが、被写体
光の中央部分に限らずそれ以外の部分の被写体光を導く
ようなサブミラーやプリズムを配設してもよい。
【0081】上記焦点検出装置410による焦点検出デ
ータは、フォーカスレンズ駆動部を内蔵した交換レンズ
をこのミラー側ユニット4に装着したとき、そのフォー
カス制御のデータとして利用される。すなわち、フォー
カス制御モータ内蔵の交換レンズが装着された状態で上
記撮影レンズを透過した被写体光の一部が上記焦点検出
装置410の焦点検出センサ426に入射し、その被写
体像から被写体の焦点や距離が測定される。その測定結
果に基づいて、ボディユニット1側で合焦・非合焦状態
や被写体距離を表示し、更に、被写体距離情報により撮
影レンズをフォーカス駆動し、オートフォーカス制御が
行われる。
【0082】上記測光装置を構成する測光センサ424
は、撮影レンズ501を透過し、上記サブミラー42
8,ビームスプリッタ425を介して入射した一部の被
写体光の輝度を測定する。その測定結果に基づいて絞り
510が制御される。
【0083】上記モータやセンサの制御(測光・測距
等)やボディユニット1とのメインミラー制御等のため
の通信は、制御回路419によって行われる。なお、ボ
ディユニット1との通信や電源供給のための接続は、上
記制御回路419の接点部419aとボディユニット1
側のピン接点191とを介して行われる。また、電源は
ボディーユニット1から供給されるようにしてもよい
し、ミラー側ユニット4内に電源となる電池を内蔵して
いても良い。
【0084】以上のように構成されたミラー側ユニット
4をボディユニット1と組み合わせて撮像を行う場合、
交換レンズ5をミラー側ユニット4に装着して操作設定
釦116で撮像条件を設定する。そして、レリーズ釦1
06を操作すると、メインミラー427が撮影光路外に
退避し、上記撮影レンズ501および上記絞り510を
透過した被写体光は、シャッタ105を介してボディユ
ニット1の感光性フィルム126、または、撮像素子1
40上に被写体像として結像し、露光が行われる。
【0085】上述したミラー側ユニット4とボディユニ
ット1の組み合わせによるカメラシステムによると、被
写体に関する測距・測光が上記ミラー側ユニット内部で
行うことができるので、各センサを交換レンズ5に最も
適した性能を有し、かつ、必要十分な大きさとコストの
ものを用いることができ、小型で高性能なミラー側ユニ
ットを提供できる。また、従来のマニュアル交換レンズ
も本中間ユニットに装着して有効に使用することができ
る。なお、オートフォーカスや電気的な絞り制御を内蔵
したレンズもミラー側ユニット4に通信接点を設けるな
らば、使用可能である。
【0086】一方、ミラー側ユニット4内蔵の各モー
タ,センサ,制御回路は、ボディユニット1に装着した
際にボディユニット1の開口部111内部に収められ
る。したがって、ボディユニット1に装着した状態にお
いても、ファインダ装置や交換レンズ部以外の突出部が
なく、撮影操作が妨げられることがないので使い勝手が
よい。
【0087】上述したように上記各ミラー側ユニット
2,3,4によれば、それぞれのミラー側ユニットに内
蔵される上記ファインダ装置,測光装置,測距装置は、
撮影レンズの焦点距離に対して同一の特性(画角,焦点
調節分解能等)を持たせ、かつ、撮影レンズの透過光に
より測光,測距が行われるので、それぞれは小型化,高
性能化が実現できる。また、各ミラー側ユニット内で測
光演算や露出演算や測距演算やオートフォーカス制御や
ストロボ制御を行うことができるので、多点測光や多点
測距のような高機能のミラー側ユニットとして展開する
ことができる。
【0088】さらに、各ミラー側ユニット内部に可動ミ
ラー、または、メインミラーを設け、上記ユニット内部
に設けられたミラー制御部材で駆動するので、ボディユ
ニット1との機械的な伝達機構が無く、撮影レンズのフ
ランジバックを短くすることができ、また、着脱時での
取り扱い性が改善される。さらに、破損やゴミの進入の
おそれもなくなる。
【0089】次に、上記実施の形態のカメラシステムに
おけるボディユニット1とレンズユニットとの電気回路
部の構成と、撮影シーケンスの処理について説明する。
図12は、図1に示すボディユニット1と、ミラー側ユ
ニットのうち、図3に示したTTLファインダ付きミラ
ー側ユニット3とを組み合わせたときの上記ボディユニ
ット1と上記ミラー側ユニット3の電気回路のブロック
図である。なお、ボディユニットの電気回路としては、
図5に示した撮影媒体として感光性フィルム126を適
用するボディユニット1Aを組み合わせた場合の電気回
路を説明する。なお、撮影媒体として撮像素子140を
適用するボディユニット1Bに対しては、上記フィルム
126の給送等の関連の制御をなくして撮像素子140
による撮像処理に代えた制御を行うように変更する必要
がある。
【0090】ミラー側ユニット3の電気回路3−100
(図5の制御回路132を含む)とボディユニット1の
電気回路1−100(図10の制御回路327を含む)
は、装着完了状態において、接点1−911,1−91
2,1−913,1−914,1−915(図5のピン
接点191)を介して接続される。
【0091】上記接点1−911は、ミラー側ユニット
3からボディユニット1へのデータ送信用接点である。
接点1−912は、ボディユニット1からミラー側ユニ
ット3へのデータ送信用接点である。接点1−913
は、ミラー側ユニット3からボディユニット1へのクロ
ック送信用接点である。接点1−914は、ボディとレ
ンズの電源供給用接点である。接点1−915は、ミラ
ー側ユニット3とボディユニット1の共通グランド用接
点である。
【0092】ミラー側ユニット3とボディユニット1の
通信は、接点1−913のクロック信号に同期して、ミ
ラー側ユニット3側から接点1−911を介してボディ
ユニット1側にデータを送信し、ボディユニット1側か
らは接点1−912を介してミラー側ユニット3側にデ
ータを送信する。このデータ通信のデータ内容やタイミ
ングによって相互の制御部材が制御される。なお、クロ
ック信号はボディユニット1から送信されるようにして
もよいし、データ送信と受信の信号線および接点を一つ
にすることも可能である。また、データ送受信は、クロ
ック信号を使わない非同期式でもよい。さらには、光通
信や電磁波通信などのワイヤレス通信手段を用いてもよ
い。
【0093】ボディユニット1は、電池1−116(図
5で電池124)を内蔵し、ミラー側ユニット3は、電
池3−116(図10で電池352)を内蔵している。
ミラー側ユニット3の電池出力には、ダイオード3−1
15が接続され、該ダイオードの出力側は、電源用接点
1−914に接続されると共にミラー側ユニット3内の
回路電源VCCL に接続されている。一方、ボディユニッ
ト1の電池出力には、ダイオード1−115が接続さ
れ、該ダイオードの出力側は、電源用接点1−914に
接続されると共に、ボディユニット1内の回路電源VCC
B に接続されている。
【0094】上述のように電源が接続されていることか
ら、ミラー側ユニット3内の回路電源には、ボディユニ
ット側電池1−116からも供給できるようになってお
り、ボディユニット内の回路電源は、ミラー側ユニット
側電池3−116からも供給できるようになっている。
【0095】したがって、レンズ電池3−116の電圧
が低下したり、あるいは、レンズ側電池が装填されてい
ない場合でも、レンズの回路やモータは動作可能であ
り、さらに、ボディ電池1−116の電圧が低下した
り、あるいはボディ側電池が装填されていない場合で
も、ボディの回路やモータは動作可能である。また、電
池を内蔵していないような、小型のミラー側ユニットに
電力を提供することもできる。また、互いの電池の消費
が少なくなり、長期間の撮影が可能となる。
【0096】次に、上記ミラー側ユニット3の電気回路
3−100について詳細に説明する。ボディユニット1
との通信を含むミラー側ユニット内部の各回路素子の制
御は、ミラー側ユニットに内蔵されるCPUのレンズC
PU3−120が行う。上記レンズCPU3−120に
は通信用接点1-911,912,913が接続されて
いる。接点1−913に接続されたクロック信号端子
(LCLK)の状態は、通常は入力モードになってお
り、ミラー側ユニット側からデータを送信要求または受
信要求するときには出力モードになり、クロック信号を
出力する。
【0097】また、レリーズ釦の操作時などのボディユ
ニット1からのデータ送信を要求する時は、ボディユニ
ット側からクロック信号とデータが出力され、レンズC
PU3−120に対してデータ受信割り込みを行う。
【0098】上記レンズCPU3−120には、ズーム
釦などの操作部材の読み込み用スイッチ3−103,3
−104が接続され、該スイッチの操作に応じて、ズー
ムモータ等の制御が行われる。また、上記レンズCPU
には、焦点検出センサ3−101(図10では焦点検出
センサ332)および測光センサ3−102(図10で
は測光センサ330)が接続され、そのセンサの出力を
A/D変換し、被写体の焦点状態や距離を求め、また、
被写体輝度が求められる。そして、上記レンズCPU
は、焦点状態や被写体距離に応じてフォーカス駆動モー
タを制御して、フォーカスレンズを合焦位置に駆動す
る。さらに、被写体輝度に応じて絞り駆動モータを制御
して、適正露出となるように絞りを制御する。
【0099】なお、レンズCPU3−120には、モー
タドライバ3−109が接続され、該モータドライバに
は、絞り駆動モータ3−105(図10では絞り駆動部
材323)と、フォーカス駆動モータ3−106(図1
0ではフォーカスモータ321)と、ズーム駆動モータ
3−107(図10ではズームモータ326)と、ミラ
ー駆動モータ3−108(図10ではミラー駆動部材3
28)が接続されており、上記各モータの駆動制御が行
われる。
【0100】さらに、レンズCPU3−120には、ス
トロボ発光制御回路3−111とストロボコンデンサ充
電回路3−113が接続されている。上記CPUが充電
回路3−113に対してSTCHG信号により充電を許
可すると、コンデンサ3−112に高電圧に充電され
る。そして、上記CPUが発光制御回路3−111に対
してSTON信号により発光を許可すると、ストロボ発
光管3−110(図10ではストロボ発光管351)が
発光する。
【0101】また、上記レンズCPUが発光制御回路3
−111に対してSTSTP信号により発光を禁止する
と、ストロボ発光管3−110の発光が停止される。ま
た、発光開始信号である上記STON信号ラインは、外
部ストロボの発光開始信号端子361に接続され、発光
停止信号である上記STSTP信号ラインは、外部スト
ロボの発光停止信号端子362に接続されており、外部
ストロボも同様に上記レンズCPUにより発光開始・停
止の制御が行われる。
【0102】また、レンズCPU3−120は、ボディ
ユニット1側のレリーズ釦106(図1参照)が操作さ
れたとき、その通信信号を受け、ミラー駆動モータ3−
108を制御してメインミラー334(図10参照)を
撮影光路外に退避させ、露出終了時に元の位置に復帰さ
せる。
【0103】なお、他のミラー側ユニット2、または、
4に適用する電気回路も上記ミラー側ユニット3の電気
回路3−100を基に設計することができる。すなわ
ち、図9のミラー側ユニット2の電気回路には、上記電
気回路3−100からズーム駆動モータを取り除いた回
路を適用すればよい。また、図11のミラー側ユニット
4の電気回路には、フォーカス駆動モータ,ズーム駆動
モータ,ストロボ発光管,ストロボコンデンサを取り除
いた回路を適用すればよい。
【0104】上述のように何れの電気回路に変更しても
上記ミラー側ユニット3の電気回路3−100から電気
部品が削減されることになるので、回路規模は更に小型
になる。したがって、上記電気回路3−100は、勿論
のこと、別のミラー側ユニット用に変更された上記各電
気回路も各ミラー側ユニットに内蔵できる。さらに、そ
れらの電気回路は、図9,図10,図11に示した各ミ
ラー側ユニット2,3,4で示したように、各ユニット
本体の底部に収容できるので、ボディユニット1に装着
した際にそれらの電気回路部をボディユニット1の開口
部111内に収めることができる。
【0105】次に、ミラー側ユニット3が装着されるボ
ディユニット1側の電気回路1−100について詳細に
説明する。この電気回路1−100におけるミラー側ユ
ニット3との通信を含むボディユニット内部の各回路素
子の制御は、ボディユニット側に内蔵されるCPUであ
るボディCPU1−100が行う。
【0106】上記ボディCPU1−100には、通信用
接点1−911,1−912,1−913が接続されて
いる。接点1−913に接続されるクロック信号端子
(BCLK)の状態は、通常は入力モードになってお
り、ミラー側ユニット3側からクロック信号を入力する
ことができる。また、レリーズ釦106(図1参照)の
操作時などでボディユニット1からのデータ送信を要求
する時は、BCLK端子に状態をを出力モードにして、
ボディユニット側からクロック信号とデータを出力す
る。
【0107】ボディCPU1−100には、レリーズ釦
106(図1参照)操作の1段目でオンするスイッチ1
−101と、レリーズ釦操作の2段目でオンするスイッ
チ1−102、および、撮影モード操作部材116(図
1参照)に連動したスイッチ1−103,1−104な
どが接続されており、さらに、シーケンスモータ1−1
05(図5のシーケンスモータ123)を駆動するモー
タドライバ1−106と、フィルムの給送状態を検出す
るフォトインターラプタ1−113と、シャッタ先幕走
行開始用マグネット(先幕マグネット)1−108,シ
ャッタ後幕走行開始用マグネット(後幕マグネット)1
−109を駆動するマグネットドライバ1−110と、
フィルム上に撮影情報を記録する磁気書き込みヘッド1
−111と、LCDなどの表示素子1−112等が接続
されている。
【0108】そして、ボディCPU1−100は、上記
スイッチの操作に応じてモータドライバ1−106を介
してシーケンスモータ1−105を駆動し、あるいは、
マグネットドライバ1−110を介してマグネット1−
108,1−109を駆動することによって、シャッタ
制御やフィルム給送制御などを行う。すなわち、露出開
始時に、先幕マグネット1−108をオフしてシャッタ
の先幕を走行開始し、露出時間経過後に後幕マグネット
1−109をオフしてシャッタの後幕を走行開始する。
露出終了時にはシーケンスモータ1−105を制御して
シャッタチャージとフィルムの巻上を行い、また、最終
駒撮影後にはフィルムの巻き戻しを行う。
【0109】上記ボディCPU1−100は、上記フィ
ルムの給送状態をフォトインターラプタ1−113で検
出し、その検出結果に基づき、フィルムの1駒間隔を検
出し、最終駒であることを検出する。また、磁気書き込
みヘッド1−111により、フィルム給送時にフィルム
上の磁気トラックに撮影データなどを書込む。さらに、
LCDなどの表示素子1−112に撮影モード,撮影駒
数,シャッタスピード,絞り値などを表示させる。
【0110】以上のように構成されたカメラシステムに
おけるボディユニット1とミラー側ユニット3の電気回
路による撮影シーケンス処理について、図13〜図16
のフローチャートを用いて説明する。図13は、図12
に示すレンズCPU3−120による「レンズ制御」処
理のフローチャートである。図14は、図13の「レン
ズ制御」処理で呼び出されるサブルーチン「レンズレリ
ーズ制御」処理のフローチャートである。
【0111】図18の「レンズ制御」処理において、レ
ンズCPUが動作を開始すると、ステップ(処理)S1
にてズーム釦スイッチが操作されているかを判別し、ス
イッチが操作されている場合はステップS2に移行し、
ズームモータを駆動して撮影レンズのズーミング制御を
行い、ステップS3に移行する。
【0112】ステップS3では、ボディCPUから送信
されるボディ側データを受信する。このボディ側データ
は、ボディユニット1のレリーズ釦や撮影モードの設定
状態やシャッタースピード設定値などに関するデータで
ある。
【0113】ステップS4ではボディ側データがレリー
ズ釦の2段目スイッチがオンしているかを判別し、オン
している場合は、ステップS5に移行して後述するサブ
ルーチン「レンズレリーズ制御」処理が呼び出される。
オンでなければ、ステップS6に移行する。なお、ボデ
ィユニット1のレリーズ釦が操作された場合は、ボディ
CPUからクロック信号を出力して、ボディ側データが
送信されてくるので、レンズCPU3−126にLCL
K割り込み(受信割り込み)が発生し、如何なる状態で
あってもステップS4に移行する。
【0114】ステップS6では、ボディ側データにより
レリーズ釦の1段目スイッチがオンしているかを判別
し、オンしている場合は、ステップS7に移行し、オン
していなければ、ステップS9に移行する。
【0115】ステップS7では、焦点検出センサの出力
をA/D変換し、被写体距離を求め、ステップS8でそ
の距離情報に基づき、撮影レンズのフォーカス制御を行
ってステップS9に移行する。
【0116】ステップS9では、測光センサーの出力を
A/D変換し、被写体輝度を求める。ステップS10で
被写体輝度が所定輝度より低いかを判別し、低輝度の場
合は、ステップS11に移行し、STCHG信号を使っ
てストロボコンデンサの充電を許可する。低輝度でなけ
れば、ステップS12に移行し、ストロボコンデンサの
充電を禁止する。
【0117】ステップS13では、被写体輝度や撮影モ
ードなどに基づき露出演算を行い、撮影時のシャッタス
ピードや絞り値を算出する。ステップS14で露出演算
で求められたシャッタースピードや絞り値などの露出情
報をボディCPUへ送信する。その後、ステップS1に
戻り、上記処理を繰り返し行うので、シャッタースピー
ドや絞り値は、常に更新される。
【0118】次に、上記ステップS5で呼び出されるサ
ブルーチン「レンズレリーズ制御」処理について、図1
4のフローチャートを用いて説明する。このレンズレリ
ーズ制御は、ミラー側ユニット3内の露出開始から終了
までの各部材の制御を行う。まず、ステップS101で
ミラーアップ制御を行ってメインミラーを撮影光路外に
退避させる。ステップS102で絞りを絞り込む。この
ときの絞り値は、上記ステップS13(図13参照)で
求められた絞り値に合わせる。
【0119】ステップS103では、ミラーアップや絞
り込みなどの撮影準備が完了したことをボディCPUに
送信する。ステップS104ではクロック信号LCLK
がL( LOW)レベルになるまで待つ。クロック信号端子
であるLCLK端子は、前述したように、非通信時には
入力モードになっている。また、ボディCPUは後述す
るように、シャッタ先幕が走行終了したときにクロック
信号にL信号を出力し、シャッタ後幕が走行終了したと
きにクロック信号にH( HIGH )信号を出力する。した
がって、ステップS104は、シャッタ先幕の走行終了
を待っていることになる。
【0120】ステップS105では、前述のステップS
10(図13参照)と同様に被写体が低輝度であるかを
判別し、低輝度の場合はステップS106に移行し、低
輝度でなければ、ステップS109に移行する。
【0121】ステップS106ではSTON信号によっ
てストロボの発光を開始し、ステップS107でガイド
ナンバー(発光量)に対応した時間経過を待って、ステ
ップS108に移行し、STSTP信号を出力して発光
を停止する。なお、ストロボ発光量は、前述のステップ
S13(図13参照)の露出演算で求めてもよく、ステ
ップS7(図13参照)での測距情報に基いて求めても
よい。更には、フィルムからの反射光に基いて発光停止
を行ってもよい。
【0122】ステップS109ではクロック信号(LC
LK)がHレベルになるまで待つ。LCLK信号は、シ
ャッタ後幕が走行終了したときにクロック信号にH信号
を出力するので、上記ステップS109は、シャッタ後
幕の走行終了を待っていることになる。
【0123】ステップS110では絞り開放にして、ス
テップS111でミラーダウン制御によりミラーを元の
位置に復帰させる。ステップS112では絞り開放やミ
ラーダウンなどの復帰制御が完了したことを示す信号を
ボディ側に送信する。
【0124】なお、ステップS10(図13)とステッ
プS105では低輝度であるかという判別をしていた
が、シャッタスピードが全開秒時より低速かという判別
でもよく、また、ボディユニット1の撮影モードに日中
シンクロというモードあれば、そのモードに設定されて
いるかの判別を行うようにしてもよい。また、上述の処
理ではミラーアップ制御と絞り込み制御は別々の処理で
行ったが、両方の制御を並列に行うことも可能である。
同様に、ミラーダウン制御と絞り開放制御を並列に行う
ことも可能である。
【0125】また、上記ミラー側ユニット3以外のミラ
ー側ユニット2,4におけるレンズCPUの処理は、上
記図13,14の処理を基に変更して設計することがで
きる。例えば、図9のミラー側ユニット2の場合は、ズ
ーム制御を除いた処理にすればよい。図11のミラー側
ユニット4の場合は、フォーカス制御,ズーム制御,ス
トロボ制御を取り除いた処理にすればよい。なお、図1
3におけるステップS14では、ボディ側への露出情報
の送信と共に焦点検出情報(合焦・非合焦情報)もボデ
ィ側に送信するようにしてもよい。
【0126】次に、本カメラシステムにおける撮影シー
ケンス処理のうち、ボディユニット1のボディCPU1
−100による制御について説明する。図15は、図1
2に示すボディCPU1−100による「ボディ制御」
処理のフローチャートである。図16は、図15の「ボ
ディ制御」処理で呼び出されるサブルーチン「ボディレ
リーズ制御」処理のフローチャートである。
【0127】図15の「ボディ制御」処理において、ボ
ディCPUが動作を開始すると、まず、ステップS20
で、レリーズ釦や撮影モード設定部材のスイッチの状態
の検出を行う。
【0128】ステップS21ではレリーズ釦の2段目の
スイッチがオンしているかを判別し、オンしている場合
は、ステップS22に移行し、後述するサブルーチン
「ボディレリーズ制御」が呼び出される。オンしていな
ければ、ステップS23に移行する。
【0129】ステップS23では、レリーズ釦の1段目
のスイッチがオンしているかを判別し、オンしている場
合はステップS24に移行し、オンしていなければ、ス
テップS27に移行する。
【0130】ステップS24ではクロック信号端子(B
CLK)の状態を出力モードにして、ステップS25で
レリーズ釦の1段目のスイッチがオンしているというボ
ディ側データをレンズCPUに送信する。さらに、ステ
ップS26でBCLK端子の状態を入力モードに戻し
て、ステップS29に移行する。上記ステップS25に
おけるデータ送信に伴うクロック信号出力で、レンズC
PUに対するLCLK割り込みが発生する。
【0131】ステップS27ではクロック信号端子(B
CLK)の入力があるまで待つ。すなわち、レンズCP
UからステップS3(図13参照)でのボディ側データ
受信通信が行われるまで待つ。BCLK端子に入力があ
るとステップS28に移行し、撮影モードの設定値やシ
ャッタースピード設定値などのボディ側データを送信す
る。
【0132】ステップS29ではクロック信号(BCL
K)への入力があるまで待つ。すなわち、レンズCPU
からステップS14(図13参照)でのボディ側への露
出情報通信が行われるまで待つ。BCLK端子に入力が
あると、ステップS30に移行し、レンズCPUからの
シャッタスピード値や絞り値を受信し、ステップS31
に移行してそれらの値を表示する。ステップS31の後
はステップS20に戻る。
【0133】次に、上記ステップS22で呼び出される
サブルーチン「ボディレリーズ制御」処理について、図
16のフローチャートを用いて説明する。このボディレ
リーズ制御は、ボディユニット1内の露出開始から終了
までの各部材の制御を行う。まず、ステップS201で
BCLK端子の状態を出力モードにして、ステップS2
02でレリーズ釦の2段目スイッチがオンしているとい
うボディ側データをレンズCPUに送信し、ステップS
203でBCLK端子の状態を入力モードに戻す。
【0134】ステップS204では、前記ステップS1
03にて(図14参照)レンズCPUからの露出準備完
了信号をボディ側で受信するのを待つ。すなわち、ミラ
ー側ユニット3内のミラーアップや絞り込みが終了する
まで待つ。
【0135】その後、ステップS205でBCLK端子
の状態を出力モードにして、ステップS206でシャッ
タ先幕マグネットをオフにして先幕の走行を開始させ
る。ステップS207ではシャッタースピードに相当す
るシャッタタイマ計時をスタートする。
【0136】ステップS208ではシャッタタイマ計時
が終了したかを判別し、終了していない場合はステップ
S209に移行し、シャッタ先幕が走行完了したかを判
別する。先幕が走行完了していれば、ステップS210
に移行し、BCLK端子をLレベルにする。シャッタタ
イマ計時が終了した時は、ステップS211に移行す
る。
【0137】ステップS211では、シャッタ後幕マグ
ネットをオフにして後幕の走行を開始させる。ステップ
S212で後幕が走行完了したかを判別し、完了してい
ない場合は、ステップS213に移行し、完了した場合
は、ステップS215に移行する。ステップS213で
は、シャッタ先幕が走行完了したかを判別する。先幕が
走行完了していた場合、ステップS214に移行し、B
CLK端子をLレベルにしてステップS212に戻る。
走行完了していなければ、ステップS212に直接戻
る。ステップS215に移行した場合、BCLK端子を
Hレベルにして、ステップS216に移行する。
【0138】ステップS216では、BCLK端子を入
力モードに戻し、ステップS217でシャッタチャージ
制御を行い、ステップS218でフィルムの巻上制御を
行う。ステップS219では、ステップS112(図1
4参照)おいてレンズ側(ミラー側)から絞り開放やミ
ラーダウンなどの復帰制御が完了した信号をボディ側で
受信するまで待つ。
【0139】なお、上述の処理でシャッタチャージと巻
上げは別々の処理としてしたが、モータ駆動機構を変更
したり、独立したモータを適用すれば、シャッタチャー
ジと巻き上げを同時に行うことも可能である。また、巻
き戻しや磁気データ書き込みの処理は図示していない
が、巻き上げが所定時間以内に終了しなければ、巻き戻
しを開始する処理、また、巻き戻し釦が操作されたら巻
き戻しを開始するとかの処理や、巻き上げ中に磁気デー
タの書き込みを行うか、あるいは、巻き戻し中に磁気デ
ータの書き込みを行うなどの処理は、周知の技術により
制御可能であり、上述の処理に組み込むことは可能であ
る。
【0140】(付記)上述の本発明の実施の形態に基づ
いて、以下に示す構成を有するカメラシステムを得るこ
とができる。
【0141】(1) 撮影媒体を保持するボディユニッ
トと、上記撮影媒体に入射する撮影光路上に配置された
可動ミラーを内蔵した可動ミラー内蔵ユニットとが着脱
可能に装着されるように構成されたカメラシステムにお
いて、上記ボディユニットは、レリーズ釦やシャッタな
どの撮影制御装置と、第1の電気接点を具備し、上記可
動ミラー内蔵ユニットは、ミラー駆動用の電気的なアク
チュエータと、上記ボディユニットの上記第1の電気接
点と接触し、前記アクチュエータを駆動制御するための
第2の電気接点を具備し、上記可動ミラー内蔵ユニット
の上記ミラーは、上記第1および第2の電気接点を介し
て、上記ボディユニットの撮影制御装置の操作や制御と
協調して制御されることを特徴とするカメラシステム。
【0142】(2) 付記1において、上記可動ミラー
内蔵ユニットは、撮影レンズを有し、上記撮影レンズを
透過した光路上に上記可動ミラーが配置されていること
を特徴とする。
【0143】(3) 付記1において、上記可動ミラー
内蔵ユニットは、交換レンズ用のマウントを有し、上記
交換レンズを透過した光路上に上記可動ミラーが配置さ
れていることを特徴とする。
【0144】(4) 撮影媒体を保持する保持部を有す
るボディユニットと、上記撮影媒体に入射する撮影光路
上に配置された可動ミラーを内蔵し、上記ボディユニッ
トに着脱可能な可動ミラー内蔵ユニットとからなるカメ
ラシステムにおいて、上記ボディユニットは、露出制御
装置のうちの一部と、第1の電気接点を備えており、上
記可動ミラー内蔵ユニットは、上記露出制御装置のうち
の他部と、上記ミラー駆動用の電動アクチュエータと、
上記ボディユニットの上記第1の電気接点と接触して上
記電動アクチュエータを駆動制御するための第2の電気
接点を備えており、上記可動ミラー内蔵ユニットのミラ
ーは、上記ボディユニットの上記露出制御装置の制御動
作に協調するように、上記第1および第2の電気接点を
介して上記ユニット間で通信を行なって制御されること
を特徴とするカメラシステム。
【0145】(5) 付記4において、上記ボディユニ
ットが備える上記露出制御装置のうち一部は、レリーズ
ボタンとシャッタ部材のうち少なくとも1つである。
【0146】(6) 付記5において、上記可動ミラー
内蔵ユニットが備える上記露出制御装置のうち他部は、
撮影レンズの絞り駆動機構とミラー駆動機構と測光セン
サのすち少なくとも1つである。
【0147】(7) ボディユニットに対して可動ミラ
ー内蔵ユニットが着脱可能および交換可能に装着される
ように構成された撮影カメラシステムにおいて、上記ボ
ディユニットは、撮影記録媒体を保持する保持装置と、
上記可動ミラー内蔵ユニットとの間で情報通信を行なう
ための第1の接点群とを具備しており、上記可動ミラー
内蔵ユニットは、上記可動ミラーと、上記ミラー駆動用
の電動アクチュエータと、オートフォーカスのための焦
点検出装置と、ボディユニットの上記第1の接点群に接
触する第2の接点群とを具備していることを特徴とする
カメラシステム。
【0148】(8) 付記7において、さらに、上記ボ
ディユニットは、シャッター装置を具備し、さらに、電
源電池、および/または、レリーズ装置を具備してい
る。
【0149】(9) 付記7において、さらに、上記可
動ミラー内蔵ユニットは、ファインダ装置を具備し、さ
らに、電源電池、および/または、レリーズ装置を具備
している。
【0150】(10) 付記7において、上記ボディユ
ニットに対して、上記可動ミラー内蔵ユニットは、交換
可能な複数種類のユニットが用意されている。
【0151】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1記載のカ
メラシステムによれば、ボディユニットの露出制御装置
の制御動作に協調するように電気接点を介して制御信号
を伝達し、可動ミラー内蔵ユニット側の可動ミラーを駆
動制御するので、上記可動ミラーをボディユニット側の
露光動作と同期させて駆動することができと同時に、ユ
ニット間に外部に露出する機械的な伝達機構がなくな
り、ユニット着脱操作が容易となる。また、ユニットの
破損やユニット内へのゴミ等の進入も防止できる。
【0152】上述のように本発明の請求項2記載のカメ
ラシステムによれば、請求項1記載のカメラシステムの
効果に加えて、上記可動ミラー内蔵ユニットに撮影レン
ズが内蔵され、撮影光路上に可動ミラーが配設されるこ
とから、レンズのフランジバックを短くすることがで
き、撮影レンズの特性を十分生かせることができる。
【0153】上述のように本発明の請求項3記載のカメ
ラシステムによれば、請求項1記載のカメラシステムの
効果に加えて、可動ミラー内蔵ユニットに交換レンズが
装着できるので、可動ミラー内蔵ユニットの機能範囲が
広がり幅の広い撮影が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態であるカメラシステム
を構成するボディユニットの斜視図。
【図2】図1のカメラシステムを構成するレンジファイ
ンダ付きミラー側ユニットの斜視図。
【図3】図1のカメラシステムを構成するTTLファイ
ンダ付きミラー側ユニットの斜視図。
【図4】図1のカメラシステムを構成するTTLファイ
ンダ付きミラー側ユニット、および、交換レンズの斜視
図。
【図5】図1のボディユニットの横断面図であって、撮
影媒体として感光性フィルムを適用するボディユニット
を示す。
【図6】図1のボディユニットの横断面図であって、撮
影媒体として撮像素子を適用するボディユニットを示
す。
【図7】図1のカメラシステムでボディユニットのミラ
ー側ユニットロック部材周りの縦断面図であって、図7
(A)は、ミラー側ユニット装着途中の状態を示し、図
7(B)は、ミラー側ユニット装着完了状態を示す。
【図8】図1のカメラシステムでのボディユニットとミ
ラー側ユニットの通信接点部周りの縦断面図。
【図9】図1のカメラシステムにおいて、ボディユニッ
トに図2のミラー側ユニットを装着したときの内部配置
を示す縦断面図。
【図10】図1のカメラシステムにおいて、ボディユニ
ットに図3のミラー側ユニットを装着したときの内部配
置を示す縦断面図。
【図11】図1のカメラシステムにおいて、ボディユニ
ットに図4のミラー側ユニットを装着した状態での内部
配置、および、交換レンズの内部配置を示す縦断面図。
【図12】図1のボディユニット、および、図2のミラ
ー側ユニットの電気回路のブロック図。
【図13】図12の電気回路のレンズCPUによる「レ
ンズ制御」処理のフローチャート。
【図14】図13の「レンズ制御」処理で呼び出される
サブルーチン「レンズレリーズ制御」処理のフローチャ
ート。
【図15】図12の電気回路のボディCPUによる「ボ
ディ制御」処理のフローチャート。
【図16】図15の「ボディ制御」処理で呼び出される
サブルーチン「ボディレリーズ制御」処理のフローチャ
ート。
【符号の説明】
1,1A,1B…ボディユニット 2…レンジファインダ付きミラー側ユニット(可動ミラ
ー内蔵ユニット) 3…TTLファインダ付きミラー側ユニット(可動ミラ
ー内蔵ユニット) 4…TTLファインダ付きミラー側ユニット(可動ミラ
ー内蔵ユニット) 5…交換レンズ 102…媒体保持部(撮像媒体を保持する保持部) 109…ボディユニット側通信接点部 (第1の接点) 122…シャッタ制御部材(露出制御装置) 201,301,501…撮影レンズ 224a,327a,419a…ミラー側ユニットの通
信接点部 (第2の接点) 245…可動ミラー 334,427…メインミラー(可動ミラー)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影媒体を保持する保持部を有するボデ
    ィユニットと、上記撮影媒体に入射する撮影光路上に配
    置された可動ミラーを内蔵し、上記ボディユニットに着
    脱可能な可動ミラー内蔵ユニットとからなるカメラシス
    テムにおいて、 上記ボディユニットは、露出制御装置の一部と、第1の
    電気接点を備えており、 上記可動ミラー内蔵ユニットは、上記可動ミラー駆動用
    の電動アクチュエータと、上記ボディユニットに装着し
    た状態で上記第1の電気接点と接触して上記電動アクチ
    ュエータを駆動制御するための第2の電気接点を備えて
    おり、 上記可動ミラー内蔵ユニットの上記可動ミラーは、上記
    ボディユニットの上記露出制御装置の制御動作に協調す
    るように、上記第1、および、第2の電気接点を介して
    行われる上記ユニット間の通信により制御されることを
    特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 上記可動ミラー内蔵ユニットは、撮影レ
    ンズを有し、上記撮影レンズを透過した光路上に上記可
    動ミラーが配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載のカメラシステム。
  3. 【請求項3】 上記可動ミラー内蔵ユニットは、交換レ
    ンズ用のマウントを有し、上記交換レンズを透過した光
    路上に上記可動ミラーが配置されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラシステム。
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