JP2749397B2 - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置Info
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- JP2749397B2 JP2749397B2 JP25123489A JP25123489A JP2749397B2 JP 2749397 B2 JP2749397 B2 JP 2749397B2 JP 25123489 A JP25123489 A JP 25123489A JP 25123489 A JP25123489 A JP 25123489A JP 2749397 B2 JP2749397 B2 JP 2749397B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera body
- lens
- camera
- finder
- finder unit
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この部品はカメラシステム、すなわち複数の構成部品
から成る撮影装置に関するものであり、更に詳細には、
複数種のファインダーユニットを装着できる構造のカメ
ラ本体と該ファインダーユニットとの組合せから成る可
変型式撮影装置に関するものである。
から成る撮影装置に関するものであり、更に詳細には、
複数種のファインダーユニットを装着できる構造のカメ
ラ本体と該ファインダーユニットとの組合せから成る可
変型式撮影装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の携帯用カメラはレンズ交換の可否により、レン
ズ交換可能型カメラとレンズ交換不可能型カメラとに大
別することができる。
ズ交換可能型カメラとレンズ交換不可能型カメラとに大
別することができる。
レンズ交換可能型カメラの代表は一眼レフレックスカ
メラであり、公知の一眼レフレックスカメラは、フィル
ム給送機構及びシャッター機構並びにファインダー光学
系を有したカメラ本体(カメラボディ)と、撮影光学系
及び絞り機構を内蔵するとともに該カメラ本体に着脱自
在な交換レンスズと、によって構成されている。
メラであり、公知の一眼レフレックスカメラは、フィル
ム給送機構及びシャッター機構並びにファインダー光学
系を有したカメラ本体(カメラボディ)と、撮影光学系
及び絞り機構を内蔵するとともに該カメラ本体に着脱自
在な交換レンスズと、によって構成されている。
一般に該カメラ本体に装着するための交換レンズは少
くとも3本以上が用意され、更に、該交換レンズ及びカ
メラ本体に装着するための多数のアクセサリーも用意さ
れており、該カメラ本体及び該交換レンズ並びにその他
の付属機器によってカメラシステムが構成されている。
くとも3本以上が用意され、更に、該交換レンズ及びカ
メラ本体に装着するための多数のアクセサリーも用意さ
れており、該カメラ本体及び該交換レンズ並びにその他
の付属機器によってカメラシステムが構成されている。
従って、一眼レフレックスカメラでは殆んどあらゆる
状況の写真撮影を行うことができ、多くの素晴らしい写
真が一眼レフレックスカメラによって撮影されてきた。
状況の写真撮影を行うことができ、多くの素晴らしい写
真が一眼レフレックスカメラによって撮影されてきた。
一方、レンズ交換不可能型カメラは、カメラ操作技術
に未熟な人向けに及びスナップ撮影専用に開発されたカ
メラであり、我国ではコンパクトカメラの一般名称で広
く普及している。この型式のカメラはレンズ交換ができ
ない上、軽量且つ安価であることを目的として設計され
ているので一般的に一眼レフレックスカメラで撮影され
るような技巧をこらした写真を撮影することはむずかし
いが、携帯に便利であるという大きな長所を有してい
る。
に未熟な人向けに及びスナップ撮影専用に開発されたカ
メラであり、我国ではコンパクトカメラの一般名称で広
く普及している。この型式のカメラはレンズ交換ができ
ない上、軽量且つ安価であることを目的として設計され
ているので一般的に一眼レフレックスカメラで撮影され
るような技巧をこらした写真を撮影することはむずかし
いが、携帯に便利であるという大きな長所を有してい
る。
従って前述した公知の二型式のカメラは従来、用途及
び使用状況に応じて使い分けられていた。たとえば、写
真の質を問題にせずに携帯荷物の重量と容積とをできる
かぎり小さくしたい場合にはコンパクトカメラが使用さ
れ、携帯荷物の重量が大きくなっても質の高い写真を撮
影したい場合や芸術性や精密性の高い写真を撮影する場
合及び大倍率で遠方の被写体を撮影する場合には一眼レ
フレックスカメラが使用されてきた。そして、この撮影
目的に応じてカメラを使い分けるために、カメラ使用者
は撮影行に際して前記二型式のカメラを携行することが
多かった。
び使用状況に応じて使い分けられていた。たとえば、写
真の質を問題にせずに携帯荷物の重量と容積とをできる
かぎり小さくしたい場合にはコンパクトカメラが使用さ
れ、携帯荷物の重量が大きくなっても質の高い写真を撮
影したい場合や芸術性や精密性の高い写真を撮影する場
合及び大倍率で遠方の被写体を撮影する場合には一眼レ
フレックスカメラが使用されてきた。そして、この撮影
目的に応じてカメラを使い分けるために、カメラ使用者
は撮影行に際して前記二型式のカメラを携行することが
多かった。
しかしながら、二台のカメラを携行しなければならな
いので荷物が多くなるという問題が生ずることは避けら
れず、また、二台のカメラを購入しなければならないの
でカメラ購入費用が嵩むという問題があった。
いので荷物が多くなるという問題が生ずることは避けら
れず、また、二台のカメラを購入しなければならないの
でカメラ購入費用が嵩むという問題があった。
それ故、本出願人は前述の如き現状を考慮し、単独の
カメラ本体に対して複数種のファインダーユニットを選
択的に装着できるように構成された撮影装置の開発を計
画している。該撮影装置は、フィルム給送装置及びシャ
ッター装置並びにオートフォーカス用焦点検出装置を具
備するとともに前記諸装置に関連する制御装置を具備し
たカメラ本体(カメラボディ)と、該カメラ本体に着脱
及び交換可能に装着しうるように構成された複数種のフ
ァインダーユニットと、によって構成されており、該カ
メラ本体に第1の型式のファインダーユニットを装着し
た場合には従来の一眼レフレックス型カメラ(以下には
SLR型と記載する)が構成され、該カメラ本体に第2の
型式のファインダーユニットを装着した場合には従来の
コンパクトカメラに類似したレンジファインダー型(以
下にはRF型と記載する)のカメラが構成されるようにな
っている。
カメラ本体に対して複数種のファインダーユニットを選
択的に装着できるように構成された撮影装置の開発を計
画している。該撮影装置は、フィルム給送装置及びシャ
ッター装置並びにオートフォーカス用焦点検出装置を具
備するとともに前記諸装置に関連する制御装置を具備し
たカメラ本体(カメラボディ)と、該カメラ本体に着脱
及び交換可能に装着しうるように構成された複数種のフ
ァインダーユニットと、によって構成されており、該カ
メラ本体に第1の型式のファインダーユニットを装着し
た場合には従来の一眼レフレックス型カメラ(以下には
SLR型と記載する)が構成され、該カメラ本体に第2の
型式のファインダーユニットを装着した場合には従来の
コンパクトカメラに類似したレンジファインダー型(以
下にはRF型と記載する)のカメラが構成されるようにな
っている。
[発明が解決しようとする課題] 前記撮影装置ではSLR型カメラとRF型カメラとを単独
のカメラ本体で選択的に実現することができる。
のカメラ本体で選択的に実現することができる。
ところで前記撮影装置では、該ファインダーユニット
内には測光装置が搭載されるように計画されているので
該ファインダーユニットを該カメラ本体に装着して使用
に供する場合には該ファインダーユニットと該カメラ本
体との相互間の情報通信のための電気的接続用接点群
(端子群)を該ファインダーユニットと該カメラ本体と
に設けておく必要がある。一方、該第1型式のファイン
ダーユニットに装着して使用する交換レンズ内にもマイ
クロコンピュータ等の電子回路が搭載されているので該
交換レンズと該カメラ本体との情報通信を可能とするた
めには該交換レンズと該カメラ本体とに相互の情報通信
用の電気的接続用接点群(端子群)を設けておかなけれ
ばならない。つまり、該カメラ本体には該第1型式のフ
ァインダーユニットとの電気的接続用接点群とともに交
換レンズとの電気的接続用接点群を設けておくことが必
要である。前述の撮影装置では、これらの2群の接点群
を撮影光学系内蔵型の前記第2型式のファインダーユニ
ットに対しても使用可能に該カメラ本体に設けておくこ
とが必要であり、該装置の設計に際してはこの2つの接
点群を1ケ所にまとめて設けるかあるいは2ケ所に分け
て設けるかの二通りの設計が考えられる。また、第1の
型式のファインダーユニットの場合、交換レンズと該カ
メラ本体との相互の電気的接続を該第1型のファインダ
ーユニットを介して行うか或いは該第1型式のファイン
ダーユニットを介さずに該交換カメラと該カメラ本体と
の電気的接続を行うかの二通りの設計が考えられてい
る。
内には測光装置が搭載されるように計画されているので
該ファインダーユニットを該カメラ本体に装着して使用
に供する場合には該ファインダーユニットと該カメラ本
体との相互間の情報通信のための電気的接続用接点群
(端子群)を該ファインダーユニットと該カメラ本体と
に設けておく必要がある。一方、該第1型式のファイン
ダーユニットに装着して使用する交換レンズ内にもマイ
クロコンピュータ等の電子回路が搭載されているので該
交換レンズと該カメラ本体との情報通信を可能とするた
めには該交換レンズと該カメラ本体とに相互の情報通信
用の電気的接続用接点群(端子群)を設けておかなけれ
ばならない。つまり、該カメラ本体には該第1型式のフ
ァインダーユニットとの電気的接続用接点群とともに交
換レンズとの電気的接続用接点群を設けておくことが必
要である。前述の撮影装置では、これらの2群の接点群
を撮影光学系内蔵型の前記第2型式のファインダーユニ
ットに対しても使用可能に該カメラ本体に設けておくこ
とが必要であり、該装置の設計に際してはこの2つの接
点群を1ケ所にまとめて設けるかあるいは2ケ所に分け
て設けるかの二通りの設計が考えられる。また、第1の
型式のファインダーユニットの場合、交換レンズと該カ
メラ本体との相互の電気的接続を該第1型のファインダ
ーユニットを介して行うか或いは該第1型式のファイン
ダーユニットを介さずに該交換カメラと該カメラ本体と
の電気的接続を行うかの二通りの設計が考えられてい
る。
第1型式のファインダーユニットとの電気的接続用接
点群及び第2型式のファインダーユニットとの電気的接
続用接点群並びに交換レンズとの電気的接続用接点群を
カメラ本体に設ける場合、これらを従来のSLR型カメラ
と同じようにレンズ装着用マウントの内側位置に対応し
て1ケ所に集中して配置すると、 (i)各接点間の間隔を非常に小さくしなければならな
いので高い加工精度を要し、従って製造コストが高くな
る、 (ii)第2型式のファインダーユニットをカメラ本体に
装着した場合、撮影レンズのバックフォーカスを短かす
することができなくなる、 等の問題が生じてくる。
点群及び第2型式のファインダーユニットとの電気的接
続用接点群並びに交換レンズとの電気的接続用接点群を
カメラ本体に設ける場合、これらを従来のSLR型カメラ
と同じようにレンズ装着用マウントの内側位置に対応し
て1ケ所に集中して配置すると、 (i)各接点間の間隔を非常に小さくしなければならな
いので高い加工精度を要し、従って製造コストが高くな
る、 (ii)第2型式のファインダーユニットをカメラ本体に
装着した場合、撮影レンズのバックフォーカスを短かす
することができなくなる、 等の問題が生じてくる。
本発明の目的は、単一のカメラ本体に対して複数種類
のファインダーユニットを選択的に装着できるように構
成された可変型式の撮影装置において前記問題を生じな
いように構成された可変型式の撮影装置を提供すること
である。
のファインダーユニットを選択的に装着できるように構
成された可変型式の撮影装置において前記問題を生じな
いように構成された可変型式の撮影装置を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 本発明の撮影装置では、交換レンズ装着型の前記第1
型式のファインダーユニットには、交換レンズとカメラ
本体とを電気的に接続させるための接点群(端子群)が
設けられており、該カメラ本体には、該ファインダーユ
ニットと該カメラ本体とを電気的に接続させるための第
1の接点群のほかに該交換レンズと該カメラ本体とを電
気的に接続するための第2の接点群が設けられている。
すなわち、本発明の装置では、カメラ本体と交換レンズ
とが前記第1型式のファインダーユニットを介して電気
的に接続される。
型式のファインダーユニットには、交換レンズとカメラ
本体とを電気的に接続させるための接点群(端子群)が
設けられており、該カメラ本体には、該ファインダーユ
ニットと該カメラ本体とを電気的に接続させるための第
1の接点群のほかに該交換レンズと該カメラ本体とを電
気的に接続するための第2の接点群が設けられている。
すなわち、本発明の装置では、カメラ本体と交換レンズ
とが前記第1型式のファインダーユニットを介して電気
的に接続される。
[実 施 例] 以下に図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の撮影装置の構成部品の一例を示した
斜視図である。本発明の装置は第1図に示されるよう
に、唯1個のカメラ本体1と、該カメラ本体1に着脱自
在に装着可能な一眼レフレックス型(以下にはSLR型と
記載する)のファインダーユニット2と、該カメラ本体
1に着脱自在に装着されるレンジファインダー型(以下
にはRF型と記載)のファインダーユニット3と、によっ
て構成されている。該カメラ本体1にファインダーユニ
ット2を装着した時には更にファインダーユニット2に
交換レンズ4を装着することによってSLR型カメラが構
成され、カメラ本体1にファインダーユニット3が装着
された時には従来のコンパクトカメラに類似した軽量カ
メラ(すなわちファインダー光学系が撮影光学系に対し
て独立しており、また、レンズ交換不可能なカメラ)が
構成される。
斜視図である。本発明の装置は第1図に示されるよう
に、唯1個のカメラ本体1と、該カメラ本体1に着脱自
在に装着可能な一眼レフレックス型(以下にはSLR型と
記載する)のファインダーユニット2と、該カメラ本体
1に着脱自在に装着されるレンジファインダー型(以下
にはRF型と記載)のファインダーユニット3と、によっ
て構成されている。該カメラ本体1にファインダーユニ
ット2を装着した時には更にファインダーユニット2に
交換レンズ4を装着することによってSLR型カメラが構
成され、カメラ本体1にファインダーユニット3が装着
された時には従来のコンパクトカメラに類似した軽量カ
メラ(すなわちファインダー光学系が撮影光学系に対し
て独立しており、また、レンズ交換不可能なカメラ)が
構成される。
以下には、カメラ本体1、ファインダーユニット2及
び3、交換レンズ4、のそれぞれの構成について第1図
乃至第8図を参照しつつ説明する。
び3、交換レンズ4、のそれぞれの構成について第1図
乃至第8図を参照しつつ説明する。
カメラ本体1の機械的構造 カメラ本体1の中央部にはファインダーユニット2及
び3のそれぞれの後方部分2−1及び3−1を嵌装させ
るための空間が形成されており、該空間を挟んで第2図
に示すようにパトローネ室1−1とスプール室1−2と
が配置されている。該空間の後方において同じくパトロ
ーネ室1−1とスプール室1−2とに挟まれた位置には
フォーカルプレーンシャッター1−3を内蔵した本体フ
レーム1−4が配置され、該本体フレーム1−4には該
シャッター1−3の直後にアパーチャ1−5が形成され
ている。また、カメラ本体フレームにはアパーチャの外
側にその上下両辺と平行にフィルム案内のためのガイド
レール1−6が形成されている。
び3のそれぞれの後方部分2−1及び3−1を嵌装させ
るための空間が形成されており、該空間を挟んで第2図
に示すようにパトローネ室1−1とスプール室1−2と
が配置されている。該空間の後方において同じくパトロ
ーネ室1−1とスプール室1−2とに挟まれた位置には
フォーカルプレーンシャッター1−3を内蔵した本体フ
レーム1−4が配置され、該本体フレーム1−4には該
シャッター1−3の直後にアパーチャ1−5が形成され
ている。また、カメラ本体フレームにはアパーチャの外
側にその上下両辺と平行にフィルム案内のためのガイド
レール1−6が形成されている。
パトローネ室1−1には公知の巻戻し用フォーク1−
7が進退動可能に突出している。スプール室1−2には
公知のスプール1−8が配置され、該スプール1−8の
中にはモータ1−9が収容されている。
7が進退動可能に突出している。スプール室1−2には
公知のスプール1−8が配置され、該スプール1−8の
中にはモータ1−9が収容されている。
前記空間より下方の位置にあるカメラ本体内にはモー
タ1−9の動力をフォーク1−7及びスプール1−8並
びにシャッター機構と後述の可動ミラーとに伝達するた
めの動力伝達機構1−10が収容されている。
タ1−9の動力をフォーク1−7及びスプール1−8並
びにシャッター機構と後述の可動ミラーとに伝達するた
めの動力伝達機構1−10が収容されている。
なお、1−11は公知のシャッターレリーズボタン、1
−12はダイアル式操作部材、1−13は後述するファイン
ダーユニット2及び3のそれぞれのアイピース部分を嵌
合させるための溝、である。
−12はダイアル式操作部材、1−13は後述するファイン
ダーユニット2及び3のそれぞれのアイピース部分を嵌
合させるための溝、である。
前記空間(すなわち、ファインダーユニット2及び3
のそれぞれの後方部分を嵌装させるための空間)の底面
部分の中にはオートフォーカス用の焦点検出装置1−14
が内蔵されており、該焦点検出装置1−14に光束を入射
させるためのサブミラー1−15が該空間内に配置されて
いる。サブミラー1−5は水平軸1−16を中心として回
動するサブミラー駆動レバー1−17の先端に枢着されて
いて起伏動可能となっている。
のそれぞれの後方部分を嵌装させるための空間)の底面
部分の中にはオートフォーカス用の焦点検出装置1−14
が内蔵されており、該焦点検出装置1−14に光束を入射
させるためのサブミラー1−15が該空間内に配置されて
いる。サブミラー1−5は水平軸1−16を中心として回
動するサブミラー駆動レバー1−17の先端に枢着されて
いて起伏動可能となっている。
前記空間の一方の側壁面には弧状の溝1−18が貫設さ
れており、該溝の中を移動するメインミラー駆動レバー
1−19が該空間内に突出している。メインミラー駆動レ
バー1−19はファインダーユニット2がカメラ本体1に
装着された場合はファインダーユニット2内のメインミ
ラー駆動部材に係合するようになっている。
れており、該溝の中を移動するメインミラー駆動レバー
1−19が該空間内に突出している。メインミラー駆動レ
バー1−19はファインダーユニット2がカメラ本体1に
装着された場合はファインダーユニット2内のメインミ
ラー駆動部材に係合するようになっている。
前記空間の二つの側壁部分の前端面1−20及び1−21
はファインダーユニット2及び3の突き当て面となって
おり、一方の側壁部分の前端面1−20には、ファインダ
ーユニット2及び3とカメラ本体1との間の電気的接続
(データ及び信号伝送のための接続)を行うためのファ
インダーユニット接続用接点群1−22が突出されてお
り、他方の側壁部分の前端面1−21にはファインダーユ
ニット装着検知スイッチ(該スイッチはファインダーユ
ニット2及び3をカメラ本体1に装着したことを電気的
に検知するものであり、該側壁部分の中に設けられてい
る)の作動ピン1−23が突出されている。
はファインダーユニット2及び3の突き当て面となって
おり、一方の側壁部分の前端面1−20には、ファインダ
ーユニット2及び3とカメラ本体1との間の電気的接続
(データ及び信号伝送のための接続)を行うためのファ
インダーユニット接続用接点群1−22が突出されてお
り、他方の側壁部分の前端面1−21にはファインダーユ
ニット装着検知スイッチ(該スイッチはファインダーユ
ニット2及び3をカメラ本体1に装着したことを電気的
に検知するものであり、該側壁部分の中に設けられてい
る)の作動ピン1−23が突出されている。
前記側壁部分の前端面1−20及び1−21に突き当てら
れるファインダーユニット2及び3のそれぞれの前板部
分2−2及び3−2の後面には、該ファインダーユニッ
ト接続用接点群1−22に対応するカメラ本体接続用接点
群が設けられており、従ってファインダーユニット2及
び3をカメラ本体1に装着した時には、前記ファインダ
ーユニット接続用接点群1−22がファインダーユニット
2及び3のカメラ本体接続用接点群に接触してカメラ本
体1とファインダーユニット2及び3との間の電気的接
続が行われる。
れるファインダーユニット2及び3のそれぞれの前板部
分2−2及び3−2の後面には、該ファインダーユニッ
ト接続用接点群1−22に対応するカメラ本体接続用接点
群が設けられており、従ってファインダーユニット2及
び3をカメラ本体1に装着した時には、前記ファインダ
ーユニット接続用接点群1−22がファインダーユニット
2及び3のカメラ本体接続用接点群に接触してカメラ本
体1とファインダーユニット2及び3との間の電気的接
続が行われる。
第3図に示すように前記のファインダーユニット接続
用接点群1−22はばね1−24で前方へ向って常に付勢さ
れているピン状可動端子があり、ファインダーユニット
2及び3に設けられている非可動のカメラ本体接続用接
点群2−19及び3−18(第9図参照)に対してばね1−
24の力で圧接されるようになっている。
用接点群1−22はばね1−24で前方へ向って常に付勢さ
れているピン状可動端子があり、ファインダーユニット
2及び3に設けられている非可動のカメラ本体接続用接
点群2−19及び3−18(第9図参照)に対してばね1−
24の力で圧接されるようになっている。
前記空間の底面部分の前端には、後述のファインダー
ユニット2の面2−23(第4図参照)に対向する円弧状
の鉛直面1−25が形成されており、該鉛直面1−25には
交換レンズ4とカメラ本体1との間の電気的接続(デー
タ伝送及び信号伝送のための接続)を行うためのレンズ
接続用接点群1−26が突出されている。このレンズ接続
用接点群1−26も前述したファインダーユニット接続用
接点群1−22と同じ構造であり、第3図に示すようにば
ね1−27で常に前方へ向って付勢されているピン状可動
端子である。従って、交換レンズ4を装着した状態のフ
ァインダーユニット2が第3図に示すようにカメラ本体
1に装着されると、ファインダーユニット2の接続用接
点群2−19′にカメラ本体1のレンズ接続用接点群1−
26がばね1−27の力によって圧接され、その結果、カメ
ラ本体1と交換レンズ4とがファインダーユニット2内
の信号伝送線を介し、互いに電気的に接続される。(な
お、前記接点群2−24と2−19′とはファインダーユニ
ット2内の伝送線を介して接続されている。) カメラ本体1のレンズ接続用接点群1−26の配置位置
の外側には、ファインダーユニット2及び3に突設され
た後述の装着ピンを挿入するための一対の装着ピン挿入
孔1−28が前方に向って開口している。
ユニット2の面2−23(第4図参照)に対向する円弧状
の鉛直面1−25が形成されており、該鉛直面1−25には
交換レンズ4とカメラ本体1との間の電気的接続(デー
タ伝送及び信号伝送のための接続)を行うためのレンズ
接続用接点群1−26が突出されている。このレンズ接続
用接点群1−26も前述したファインダーユニット接続用
接点群1−22と同じ構造であり、第3図に示すようにば
ね1−27で常に前方へ向って付勢されているピン状可動
端子である。従って、交換レンズ4を装着した状態のフ
ァインダーユニット2が第3図に示すようにカメラ本体
1に装着されると、ファインダーユニット2の接続用接
点群2−19′にカメラ本体1のレンズ接続用接点群1−
26がばね1−27の力によって圧接され、その結果、カメ
ラ本体1と交換レンズ4とがファインダーユニット2内
の信号伝送線を介し、互いに電気的に接続される。(な
お、前記接点群2−24と2−19′とはファインダーユニ
ット2内の伝送線を介して接続されている。) カメラ本体1のレンズ接続用接点群1−26の配置位置
の外側には、ファインダーユニット2及び3に突設され
た後述の装着ピンを挿入するための一対の装着ピン挿入
孔1−28が前方に向って開口している。
パトローネ室1−1を内蔵しているカメラ本体部の前
面には、ファインダーユニット2及び3に突設された後
述のロック解除ボタン支持片を嵌合させるための凹部1
−29が形成されている。
面には、ファインダーユニット2及び3に突設された後
述のロック解除ボタン支持片を嵌合させるための凹部1
−29が形成されている。
ファインダーユニット2の構造 ファインダーユニット2は、カメラ本体1の前記空間
に嵌装されるように構成された後方部分2−1と、カメ
ラ本体1の前板の一部を構成する前板部分2−2と、を
有するとともに、該後方部分2−1と一体の天板部分2
−3を有している。
に嵌装されるように構成された後方部分2−1と、カメ
ラ本体1の前板の一部を構成する前板部分2−2と、を
有するとともに、該後方部分2−1と一体の天板部分2
−3を有している。
前板部分2−2には交換レンズ4を装着するためのマ
ウント2−4が形成され、該マウント2−4内には電気
接点用取付台2−26が形成され、該台2−26には交換レ
ンズ4の後端面の電気接続用接点群4−1(第6図参
照)と接触する接点群2−24(端子群)が突設されてい
る。該接点群2−24は第3図に示したように前記接点群
1−26と同じ構造のピン状可動端子として構成され、ば
ね2−25によって常に前方へ付勢されている。そして、
交換レンズ4がファインダーユニット2のマウント2−
4に装着された時には該接点群2−24が交換レンズ4の
接点群4−1に圧接されることにより、交換レンズ4と
カメラ本体1とがファインダーユニット2内の信号伝送
線を介して相互に情報通信可能に接続される。
ウント2−4が形成され、該マウント2−4内には電気
接点用取付台2−26が形成され、該台2−26には交換レ
ンズ4の後端面の電気接続用接点群4−1(第6図参
照)と接触する接点群2−24(端子群)が突設されてい
る。該接点群2−24は第3図に示したように前記接点群
1−26と同じ構造のピン状可動端子として構成され、ば
ね2−25によって常に前方へ付勢されている。そして、
交換レンズ4がファインダーユニット2のマウント2−
4に装着された時には該接点群2−24が交換レンズ4の
接点群4−1に圧接されることにより、交換レンズ4と
カメラ本体1とがファインダーユニット2内の信号伝送
線を介して相互に情報通信可能に接続される。
前板部分2−2の左側の側縁にはカメラ本体1の凹部
1−29に嵌合されるロック解除ボタン支持片2−6が突
設されており、該支持片2−6にはファインダーユニッ
ト2とカメラ本体1との結合を解除する際に押動操作さ
れるロック解除ボタン2−7が取付けられている。
1−29に嵌合されるロック解除ボタン支持片2−6が突
設されており、該支持片2−6にはファインダーユニッ
ト2とカメラ本体1との結合を解除する際に押動操作さ
れるロック解除ボタン2−7が取付けられている。
後方部分2−1と天板部分2−3とで囲まれた空間に
は第5図に示されるようにファインダー光学系を形成す
る公知のペンタプリズム2−8、ピント板2−9、コン
デンサーレンズ2−10、アイピースレンズ2−11、が収
容されるとともに公知のメインミラー2−12が収容され
ている。メインミラー2−12は第4図に示されるように
その上端において水平軸2−13を中心として回動可能に
支持されている。メインミラへ2−12には不図示の被動
レバーが固定され、該被動レバーはファインダーユニッ
ト2がカメラ本体1に装着された時にはカメラ本体1内
のメインミラー駆動レバー1−19に係合するようになっ
ている。
は第5図に示されるようにファインダー光学系を形成す
る公知のペンタプリズム2−8、ピント板2−9、コン
デンサーレンズ2−10、アイピースレンズ2−11、が収
容されるとともに公知のメインミラー2−12が収容され
ている。メインミラー2−12は第4図に示されるように
その上端において水平軸2−13を中心として回動可能に
支持されている。メインミラへ2−12には不図示の被動
レバーが固定され、該被動レバーはファインダーユニッ
ト2がカメラ本体1に装着された時にはカメラ本体1内
のメインミラー駆動レバー1−19に係合するようになっ
ている。
また、ファインダーユニット2内には第5図に示され
るように測光装置を構成する測光用レンズ2−14と測光
素子2−15とがペンダプリズム2−8の出射側の面に近
接して配置されており、ペンタプリズム2−8から出射
された光束が測光用レンズ2−14を通して測光素子2−
15に入射するようになっている。
るように測光装置を構成する測光用レンズ2−14と測光
素子2−15とがペンダプリズム2−8の出射側の面に近
接して配置されており、ペンタプリズム2−8から出射
された光束が測光用レンズ2−14を通して測光素子2−
15に入射するようになっている。
アイピースレンズ2−11を保持しているアイピース2
−16は天板部分2−3から下方に突出しており、カメラ
本体1にファインダーユニット2を装着する時にはカメ
ラ本体フレームの凹部1−12(第1図)に嵌合されるよ
うになっている。
−16は天板部分2−3から下方に突出しており、カメラ
本体1にファインダーユニット2を装着する時にはカメ
ラ本体フレームの凹部1−12(第1図)に嵌合されるよ
うになっている。
また、第4図に示すように、ファインダーユニット2
の前板部分2−2にはカメラ本体1の面1−20に対向配
置される面2−17とカメラ本体1の面1−21に対向配置
される面2−18とが形成され、面2−17にはカメラ本体
1のファインダーユニット接続用接点群1−22に圧接さ
れるカメラ本体接続用接点群2−19が形成されている。
の前板部分2−2にはカメラ本体1の面1−20に対向配
置される面2−17とカメラ本体1の面1−21に対向配置
される面2−18とが形成され、面2−17にはカメラ本体
1のファインダーユニット接続用接点群1−22に圧接さ
れるカメラ本体接続用接点群2−19が形成されている。
前記の二つの面2−17及び2−18の間の光路空間に
は、メインミラー2−12を該ミラーの下降位置において
水平面に対し45゜前傾した姿勢に保つためのピン2−20
が面2−17の側壁から突出しており、メインミラー2−
12の前端が該ピン2−20に支持されている。メインミラ
ー2−12の中央には撮影光学系を通ってきた光束をサブ
ミラー1−15へ入射させるための窓2−21が設けられて
いる。
は、メインミラー2−12を該ミラーの下降位置において
水平面に対し45゜前傾した姿勢に保つためのピン2−20
が面2−17の側壁から突出しており、メインミラー2−
12の前端が該ピン2−20に支持されている。メインミラ
ー2−12の中央には撮影光学系を通ってきた光束をサブ
ミラー1−15へ入射させるための窓2−21が設けられて
いる。
前記の二つの面2−17及び2−18のそれぞれの下方の
位置にはカメラ本体1の装着ピン挿入孔1−28に挿入さ
れるべき一対の装着ピン2−22が突設されている。ま
た、前記の二つの面2−17及び2−18の間の光路空間の
下方にある鉛直面2−23はカメラ本体1の面1−25に対
応して円弧面に形成されている。
位置にはカメラ本体1の装着ピン挿入孔1−28に挿入さ
れるべき一対の装着ピン2−22が突設されている。ま
た、前記の二つの面2−17及び2−18の間の光路空間の
下方にある鉛直面2−23はカメラ本体1の面1−25に対
応して円弧面に形成されている。
ファインダーユニット2内には、前記接点群2−19′
と接点群2−24とを接続した信号伝送線が設けられると
ともに、接点群2−29とファインダーユニット2内の制
御回路及び測光装置とを結ぶ信号伝送線が設けられてい
る。
と接点群2−24とを接続した信号伝送線が設けられると
ともに、接点群2−29とファインダーユニット2内の制
御回路及び測光装置とを結ぶ信号伝送線が設けられてい
る。
交換レンズ4の構造 交換レンズ4は第6図に示されるように、その後端に
ファインダーユニット2のマウント爪に係合するマウン
ト爪4−2を有したバイヨネットカップリング型式のマ
ウント4−3を具備するとともに、第3図に示すように
ファインダーユニット2の接続用接点群2−24に接触す
る前述の接続用接点群4−1を後端面に具備している。
ファインダーユニット2のマウント爪に係合するマウン
ト爪4−2を有したバイヨネットカップリング型式のマ
ウント4−3を具備するとともに、第3図に示すように
ファインダーユニット2の接続用接点群2−24に接触す
る前述の接続用接点群4−1を後端面に具備している。
本実施例の交換レンズ4はレンズ駆動用モータ及び電
動絞り装置を内蔵した型式のものであり、本出願人が既
に製造且つ販売している交換レンズとほぼ同じ構造のも
のである。従って、交換レンズ4の機械的構造について
の説明は省略する。(なお、電気的構成については後に
第9図を参照して説明する。) ファインダーユニット3の構造 ファインダーユニット3は、第1図に示すように、カ
メラ本体1の前板の1部を構成する前板部分3−2と、
前記カメラ本体1の空間に嵌装される後方部分3−1
と、前記カメラ本体1の天板部を構成する天板部分3−
3と、を有している。該前板部分3−2の中央には撮影
光学系の全部とファインダー光学系の一部とを内蔵した
レンズ鏡筒3−4が光軸と平行に進退動可能に突出して
おり、レンズ鏡筒3−4の先端面にはファインダー光学
系へ光束を導くためのファインダー窓3−5が設けられ
ている。また、前板部分3−2には測光窓3−6が設け
られており、該測光窓3−6を通った光束が測光装置に
入射するようになっている。
動絞り装置を内蔵した型式のものであり、本出願人が既
に製造且つ販売している交換レンズとほぼ同じ構造のも
のである。従って、交換レンズ4の機械的構造について
の説明は省略する。(なお、電気的構成については後に
第9図を参照して説明する。) ファインダーユニット3の構造 ファインダーユニット3は、第1図に示すように、カ
メラ本体1の前板の1部を構成する前板部分3−2と、
前記カメラ本体1の空間に嵌装される後方部分3−1
と、前記カメラ本体1の天板部を構成する天板部分3−
3と、を有している。該前板部分3−2の中央には撮影
光学系の全部とファインダー光学系の一部とを内蔵した
レンズ鏡筒3−4が光軸と平行に進退動可能に突出して
おり、レンズ鏡筒3−4の先端面にはファインダー光学
系へ光束を導くためのファインダー窓3−5が設けられ
ている。また、前板部分3−2には測光窓3−6が設け
られており、該測光窓3−6を通った光束が測光装置に
入射するようになっている。
また、前板部分3−2の側縁にはカメラ本体1の凹部
1−29に嵌合するロック解除ボタン支持片3−7が突設
されており、該支持片にはファインダーユニット3とカ
メラ本体1との結合を解除する時に押されるロック解除
ボタン3−8が取付けられている。
1−29に嵌合するロック解除ボタン支持片3−7が突設
されており、該支持片にはファインダーユニット3とカ
メラ本体1との結合を解除する時に押されるロック解除
ボタン3−8が取付けられている。
レンズ鏡筒3−4内には撮影光学系の変倍及び合焦を
行うためのレンズ駆動装置が設けられており、また、該
駆動装置のための制御回路が設けられている。
行うためのレンズ駆動装置が設けられており、また、該
駆動装置のための制御回路が設けられている。
第8図はファインダーユニット3をカメラ本体1に取
付けた状態における光学系の構造を示した概略図であ
る。同図において、3−9はレンズ鏡筒3−4内に設け
られた撮影光学系、3−10は前板部分3−2の測光窓3
−6内に配置された測光レンズ、3−11は測光レンズ3
−10を通った光束が入射する測光素子、3−12はファイ
ンダー窓3−5内に配置されたファインダー光学系対物
レンズ、3−13はファインダーユニット3内に設けられ
たファインダー光学系コンデンサーレンズ、3−14はア
イピースレンズ、3−15はファインダーユニット3の後
面のアイピース、1−15は撮影光学系3−9を通過した
光束を焦点検出装置1−14へ入射させるためにカメラ本
体1内に設けられているサブミラー、である。
付けた状態における光学系の構造を示した概略図であ
る。同図において、3−9はレンズ鏡筒3−4内に設け
られた撮影光学系、3−10は前板部分3−2の測光窓3
−6内に配置された測光レンズ、3−11は測光レンズ3
−10を通った光束が入射する測光素子、3−12はファイ
ンダー窓3−5内に配置されたファインダー光学系対物
レンズ、3−13はファインダーユニット3内に設けられ
たファインダー光学系コンデンサーレンズ、3−14はア
イピースレンズ、3−15はファインダーユニット3の後
面のアイピース、1−15は撮影光学系3−9を通過した
光束を焦点検出装置1−14へ入射させるためにカメラ本
体1内に設けられているサブミラー、である。
第7図はファインダーユニット3の背面を示した正面
図である。同図に示されるように、ファインダーユニッ
ト3の前板部分3−2の背面には、カメラ本体1の側壁
部前端面1−20に対向する面3−16と、カメラ本体1の
側壁部前端面1−21に対向する面3−17と、が形成され
ており、該面3−16にはカメラ本体1のファインダーユ
ニット接続用接点群1−22に圧接されるカメラ本体接続
用接点群3−18が形成されている。このカメラ本体接続
用接点群3−18はファインダーユニット3内の制御装置
(後に説明する)とカメラ本体1内の制御装置との間の
データ伝送及び信号伝送のために設けられており、該接
点群3−18はファインダーユニット3内の伝送線に接続
されている。
図である。同図に示されるように、ファインダーユニッ
ト3の前板部分3−2の背面には、カメラ本体1の側壁
部前端面1−20に対向する面3−16と、カメラ本体1の
側壁部前端面1−21に対向する面3−17と、が形成され
ており、該面3−16にはカメラ本体1のファインダーユ
ニット接続用接点群1−22に圧接されるカメラ本体接続
用接点群3−18が形成されている。このカメラ本体接続
用接点群3−18はファインダーユニット3内の制御装置
(後に説明する)とカメラ本体1内の制御装置との間の
データ伝送及び信号伝送のために設けられており、該接
点群3−18はファインダーユニット3内の伝送線に接続
されている。
3−19はカメラ本体1の面1−25に対向するように形
成された円弧状の鉛直な面であり、該面3−19にはカメ
ラ本体1のレンズ接続用接点群1−26に圧接されるべき
接点群3−20が形成されている。該接点群3−20はレン
ズ鏡筒3−4に関連する信号の伝送のために設けられた
ものであり、ファインダーユニット3内の信号伝送線に
接続されている。
成された円弧状の鉛直な面であり、該面3−19にはカメ
ラ本体1のレンズ接続用接点群1−26に圧接されるべき
接点群3−20が形成されている。該接点群3−20はレン
ズ鏡筒3−4に関連する信号の伝送のために設けられた
ものであり、ファインダーユニット3内の信号伝送線に
接続されている。
前記二つの面3−16及び3−17の下方にはカメラ本体
1の装着ピン挿入孔1−28に挿入される装着ピン3−21
が突設されている。
1の装着ピン挿入孔1−28に挿入される装着ピン3−21
が突設されている。
ファインダー光学系のアイピース3−15はファインダ
ーユニット3をカメラ本体1に装着した時にはカメラ本
体1の凹部1−13に嵌合されるようになっている。
ーユニット3をカメラ本体1に装着した時にはカメラ本
体1の凹部1−13に嵌合されるようになっている。
次に、交換レンズ4とファインダーユニット2とカメ
ラ本体1とを結合させることによりSLR型カメラを構成
する場合について説明する。
ラ本体1とを結合させることによりSLR型カメラを構成
する場合について説明する。
交換レンズ4とファインダーユニット2との結合は両
者のマウントによって行われ、通常のカメラと同じであ
る。交換レンズ4を装着したファインダーユニット2を
カメラ本体1に結合させる時にはファインダーユニット
2の装着ピン2−22をカメラ本体1の装着ピン挿入孔1
−28に挿入するとともに面2−17及び2−18をカメラ本
体1の面1−20及び1−21にそれぞれ対向するように位
置決めする。これにより、ファインダーユニット2のア
イピース2−16がカメラ本体1の後面側の凹部1−13に
嵌装され、同時に、両者の接続用接点群1−22及び2−
19が互いに圧接される。また、ファインダーユニット2
の接点群2−19′がカメラ本体の接点群3−20に圧接さ
れ、ファインダーユニット2の接点群2−24が交換レン
ズ4の接点群4−1に圧接される。
者のマウントによって行われ、通常のカメラと同じであ
る。交換レンズ4を装着したファインダーユニット2を
カメラ本体1に結合させる時にはファインダーユニット
2の装着ピン2−22をカメラ本体1の装着ピン挿入孔1
−28に挿入するとともに面2−17及び2−18をカメラ本
体1の面1−20及び1−21にそれぞれ対向するように位
置決めする。これにより、ファインダーユニット2のア
イピース2−16がカメラ本体1の後面側の凹部1−13に
嵌装され、同時に、両者の接続用接点群1−22及び2−
19が互いに圧接される。また、ファインダーユニット2
の接点群2−19′がカメラ本体の接点群3−20に圧接さ
れ、ファインダーユニット2の接点群2−24が交換レン
ズ4の接点群4−1に圧接される。
(a)カメラ本体1とファインダーユニット2と交換レ
ンズ4とを結合させて構成されるSLR型カメラの電気的
構成及び動作 次に、交換レンズ4及びファインダーユニット2並び
にカメラ本体の電気的構成について第9図を参照して説
明する。
ンズ4とを結合させて構成されるSLR型カメラの電気的
構成及び動作 次に、交換レンズ4及びファインダーユニット2並び
にカメラ本体の電気的構成について第9図を参照して説
明する。
第9図は、交換レンズ4をファインダーユニット2に
装着するとともにファインダーユニット2をカメラ本体
1に装着することによって構成されるSLR型カメラの電
気的構成を示した図である。
装着するとともにファインダーユニット2をカメラ本体
1に装着することによって構成されるSLR型カメラの電
気的構成を示した図である。
第9図においてPRSはカメラの制御装置で、例えば内
部にCPU(中央処理装置)、ROM,RAM,A/D変換機能を有す
る1チップ・マイクロコンピュータである。コンピュー
タPRSはROMに格納されたカメラのシーケンス・プログラ
ムに従って、自動露出制御機能,自動焦点検出機能,フ
ィルムの巻き上げ等のカメラの一連の動作を行う。その
ために、PRSは同期式信用信号SO,SI,SCLK,SFB通信選択
信号CLCM,CSDR,CDDR,SFA,SFCを用いて、カメラ本体体内
の周辺回路やファインダーユニット2及び交換レンズ4
内の制御回路と通信してカメラ本体内の回路及び機器と
ファインダーユニット及び交換レンズ内の回路や機器の
動作を制御する。
部にCPU(中央処理装置)、ROM,RAM,A/D変換機能を有す
る1チップ・マイクロコンピュータである。コンピュー
タPRSはROMに格納されたカメラのシーケンス・プログラ
ムに従って、自動露出制御機能,自動焦点検出機能,フ
ィルムの巻き上げ等のカメラの一連の動作を行う。その
ために、PRSは同期式信用信号SO,SI,SCLK,SFB通信選択
信号CLCM,CSDR,CDDR,SFA,SFCを用いて、カメラ本体体内
の周辺回路やファインダーユニット2及び交換レンズ4
内の制御回路と通信してカメラ本体内の回路及び機器と
ファインダーユニット及び交換レンズ内の回路や機器の
動作を制御する。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときにはレンズ用電源端子に電力を供給すると共
に、コンピュータPRSからの選択信号CLCMが高電位レベ
ル(以下“H"と略記する)のときにはカメラのレンズ間
通信バッファとなる。
中のときにはレンズ用電源端子に電力を供給すると共
に、コンピュータPRSからの選択信号CLCMが高電位レベ
ル(以下“H"と略記する)のときにはカメラのレンズ間
通信バッファとなる。
即ち、コンピュータPRSがCLCMを“H"にして、SCLKに
同期して所定のデータをSOから送出すると、LCMはカメ
ラ・レンズ間接点を介してSCLK,SOの各々のバッファ信
号LCK,DCLを交換レンズ4へ出力する。それと同時に交
換レンズ4からの信号DLCのバッファ信号をSIとして出
力し、コンピュータPRSはSCLKに同期して上記SIを交換
レンズ4からのデータとして入力する。
同期して所定のデータをSOから送出すると、LCMはカメ
ラ・レンズ間接点を介してSCLK,SOの各々のバッファ信
号LCK,DCLを交換レンズ4へ出力する。それと同時に交
換レンズ4からの信号DLCのバッファ信号をSIとして出
力し、コンピュータPRSはSCLKに同期して上記SIを交換
レンズ4からのデータとして入力する。
SDRはCCDラインセンサ等から構成される焦点検出装置
SNS(第1図では1−14として表示されている)の駆動
回路であり、信号CSDRが“H"のとき選択されて、SO,SI,
SCLKによってPRSから制御される。
SNS(第1図では1−14として表示されている)の駆動
回路であり、信号CSDRが“H"のとき選択されて、SO,SI,
SCLKによってPRSから制御される。
信号CKはCCD駆動用クロックφ1,φ2を形成するため
のクロックであり、信号INTENDは蓄積動作が終了したこ
とをPRSへ知らせる信号である。
のクロックであり、信号INTENDは蓄積動作が終了したこ
とをPRSへ知らせる信号である。
焦点検出装置SNSの出力信号OSはクロックφ1,φ2に
同期した時系列の像信号であり、SDR内の増幅回路で増
幅された後、AOSとしてコンピュータPRSに出力される。
コンピュータPRSはAOSをアナログ入力端子から入力し、
CKに同期して、内部のA/D変換機能でA/D変換後、RAMの
所定のアドレスに順次格納する。
同期した時系列の像信号であり、SDR内の増幅回路で増
幅された後、AOSとしてコンピュータPRSに出力される。
コンピュータPRSはAOSをアナログ入力端子から入力し、
CKに同期して、内部のA/D変換機能でA/D変換後、RAMの
所定のアドレスに順次格納する。
また、焦点検出装置SNSの出力信号であるSAGCは、該
装置SNS内のAGC(自動利得制御:Auto Gain Control)用
センサの出力であり、駆動回路SDRに入力されて該装置S
NSでの像信号蓄積制御に用いられる。
装置SNS内のAGC(自動利得制御:Auto Gain Control)用
センサの出力であり、駆動回路SDRに入力されて該装置S
NSでの像信号蓄積制御に用いられる。
SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受光する
露出制御用の測光素子であり、その出力SFCはコンピュ
ータPRSの入力端子に入力され、所定のプログラムに従
って自動露出制御(AE)に用いられる。
露出制御用の測光素子であり、その出力SFCはコンピュ
ータPRSの入力端子に入力され、所定のプログラムに従
って自動露出制御(AE)に用いられる。
LEDはファインダーユニット2内に設けられた発光ダ
イオードであり、合焦表示または非合焦表示を行う表示
装置を構成している。フォーカシング動作の際にはコン
ピュータPRSにおいて判別された合焦情報がファインダ
ーユニット2内の制御装置FPRSへ入力され、FPRSがLED
を駆動して合焦表示また非合焦表示を行わせる。
イオードであり、合焦表示または非合焦表示を行う表示
装置を構成している。フォーカシング動作の際にはコン
ピュータPRSにおいて判別された合焦情報がファインダ
ーユニット2内の制御装置FPRSへ入力され、FPRSがLED
を駆動して合焦表示また非合焦表示を行わせる。
スイッチSW1多びSW2は第1図に示したカメラ本体1の
レリーズボタン1−11に連動するスイッチであり、レリ
ーズボタンの第1段階の押下げによりSW1がオンし、引
き続いて第2段階までの押下げでSW2がオンする。コン
ピュータPRSは後述するように、SW1オンで測光と自動焦
点調節動作を行い、SW2オンをトリガとして露出制御と
フイルムの巻き上げを行う。尚、SW2はマイクロコンピ
ュータPRSの「割込み入力端子」に接続され、SW1オン時
のプログラム実行中でもSW2オンによって割込みがかか
り、直ちに所定の割込みプログラムへ移行することが出
来る。
レリーズボタン1−11に連動するスイッチであり、レリ
ーズボタンの第1段階の押下げによりSW1がオンし、引
き続いて第2段階までの押下げでSW2がオンする。コン
ピュータPRSは後述するように、SW1オンで測光と自動焦
点調節動作を行い、SW2オンをトリガとして露出制御と
フイルムの巻き上げを行う。尚、SW2はマイクロコンピ
ュータPRSの「割込み入力端子」に接続され、SW1オン時
のプログラム実行中でもSW2オンによって割込みがかか
り、直ちに所定の割込みプログラムへ移行することが出
来る。
MTR1はフイルム給送用及びミラーチャージ用並びにシ
ャッタばねチャージ用のモータであり、モータ駆動回路
MDR1により正転・逆転の制御が行われる。PRSからMDR1
に入力されている信号M1F,M1Rはモータ制御用の信号で
ある。
ャッタばねチャージ用のモータであり、モータ駆動回路
MDR1により正転・逆転の制御が行われる。PRSからMDR1
に入力されている信号M1F,M1Rはモータ制御用の信号で
ある。
MG1,MG2は各々シャッタ先幕及び後幕の走行開始用マ
グネットで、信号SMG1,SMG2がそれぞれ増幅トランジス
タTR1,TR2で通電され、PRSによりシャッタ制御が行われ
る。
グネットで、信号SMG1,SMG2がそれぞれ増幅トランジス
タTR1,TR2で通電され、PRSによりシャッタ制御が行われ
る。
交換レンズ内制御回路LPRSにLCKに同期して入力され
る信号DCLは、カメラ本体1から交換レンズ4に対する
命令のデータであり、命令に対するレンズの動作が予め
決められている。
る信号DCLは、カメラ本体1から交換レンズ4に対する
命令のデータであり、命令に対するレンズの動作が予め
決められている。
LPRSは、所定の手続きに従ってその命令を解析し、焦
点調節や絞り制御の動作や、出力DLCに基いてレンズの
各種パラメータ(開放Fナンバー,焦点距離,デフォー
カス量対繰り出し量の係数等)の出力を行う。
点調節や絞り制御の動作や、出力DLCに基いてレンズの
各種パラメータ(開放Fナンバー,焦点距離,デフォー
カス量対繰り出し量の係数等)の出力を行う。
実施例では、ズームレンズの例を示しており、カメラ
から焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られ
てくる駆動量・方向に従って、焦点調節用モータLMTRを
信号LMF,LMRによって駆動して、光学系を光軸方向移動
させて焦点調節を行う。光学系の移動量はエンコーダ回
路ENCFのパルス信号SENCFでモニターして、LPRS内のカ
ウンタで計数しており、所定の移動が完了した時点で、
LPRS自身が信号LMF,LMRを“L"にしてモータLMTRを制動
する。
から焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られ
てくる駆動量・方向に従って、焦点調節用モータLMTRを
信号LMF,LMRによって駆動して、光学系を光軸方向移動
させて焦点調節を行う。光学系の移動量はエンコーダ回
路ENCFのパルス信号SENCFでモニターして、LPRS内のカ
ウンタで計数しており、所定の移動が完了した時点で、
LPRS自身が信号LMF,LMRを“L"にしてモータLMTRを制動
する。
このため、一旦カメラから焦点調節の命令が送られた
後は、カメラ内の制御装置PRSはレンズの駆動が終了す
るまで、レンズ駆動に関して全く関与する必要がない。
後は、カメラ内の制御装置PRSはレンズの駆動が終了す
るまで、レンズ駆動に関して全く関与する必要がない。
又、カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、
同時に送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動用とし
ては公知のステッピング・モータDMTRを駆動する。尚、
ステッピング・モータはオープン制御が可能なため、動
作をモニターするのためのエンコーダを必要としない。
同時に送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動用とし
ては公知のステッピング・モータDMTRを駆動する。尚、
ステッピング・モータはオープン制御が可能なため、動
作をモニターするのためのエンコーダを必要としない。
ENCZはズーム光学系に付随したエンコーダ回路であ
り、レンズ内制御回路LPRSはエンコーダ回路ENCZからの
信号SENCZを入力してズーム位置を検出する。レンズ内
制御回路LPRS内には各ズーム位置におけるレンズパラメ
ータが格納されており、カメラ側のコンピュータPRSか
ら要求があった場合には、現在のズーム位置に対応した
パラメータをカメラへ送出する。
り、レンズ内制御回路LPRSはエンコーダ回路ENCZからの
信号SENCZを入力してズーム位置を検出する。レンズ内
制御回路LPRS内には各ズーム位置におけるレンズパラメ
ータが格納されており、カメラ側のコンピュータPRSか
ら要求があった場合には、現在のズーム位置に対応した
パラメータをカメラへ送出する。
カメラ本体1に設けられているSWFは前述した装着検
知スイッチであり、該スイッチSWFはファインダーユニ
ット2及び3をカメラ本体1に装着した時に該ファイン
ダーユニット2及び3の面2−18及び3−17によって作
動ピン1−23が押されることにより閉じられる。該スイ
ッチSWFが閉じたことがコンピュータPRSに入力される
と、コンピュータPRSはファインダーユニット2内の制
御装置FPRS(マイクロコンピュータ)内のROMに予め格
納されている情報を読出してどのタイプのファインダー
ユニットが装着されたのかを判別する。そして、該ファ
インダーユニットのタイプに応じてその後の制御動作の
種類や制御情報の選択を決める。たとえば、交換レンズ
装着型のファインダーユニット2がカメラ本体に装着さ
れたことが検知された場合には側光方式やミラー駆動方
法をSLR型カメラに対応したものに決定する。
知スイッチであり、該スイッチSWFはファインダーユニ
ット2及び3をカメラ本体1に装着した時に該ファイン
ダーユニット2及び3の面2−18及び3−17によって作
動ピン1−23が押されることにより閉じられる。該スイ
ッチSWFが閉じたことがコンピュータPRSに入力される
と、コンピュータPRSはファインダーユニット2内の制
御装置FPRS(マイクロコンピュータ)内のROMに予め格
納されている情報を読出してどのタイプのファインダー
ユニットが装着されたのかを判別する。そして、該ファ
インダーユニットのタイプに応じてその後の制御動作の
種類や制御情報の選択を決める。たとえば、交換レンズ
装着型のファインダーユニット2がカメラ本体に装着さ
れたことが検知された場合には側光方式やミラー駆動方
法をSLR型カメラに対応したものに決定する。
次に、カメラ本体1及びファインダーユニット2並び
に交換レンズ4で構成されるSLR型カメラの電気的構成
における動作について、第9図及び第11図並びに第12図
を参照しつつ説明する。
に交換レンズ4で構成されるSLR型カメラの電気的構成
における動作について、第9図及び第11図並びに第12図
を参照しつつ説明する。
カメラ本体1にファインダーユニット2及び交換レン
ズ4を装着する前に不図示の電源スイッチをONにする
と、マイクロコンピュータPRSに給電が開始され、PRSが
動作可能となる。そこで、ファインダーユニット2及び
交換レンズ4をカメラ本体1に装着すると、装着検知ス
イッチSWFがONとなり、これに応じてカメラ内コンピュ
ータPRSは第11図に示したフローチャートで示される制
御動作を行う。これにより撮影可能状態となり、PRSは
第12図のフローチャートに示した制御動作開始のために
待機する。
ズ4を装着する前に不図示の電源スイッチをONにする
と、マイクロコンピュータPRSに給電が開始され、PRSが
動作可能となる。そこで、ファインダーユニット2及び
交換レンズ4をカメラ本体1に装着すると、装着検知ス
イッチSWFがONとなり、これに応じてカメラ内コンピュ
ータPRSは第11図に示したフローチャートで示される制
御動作を行う。これにより撮影可能状態となり、PRSは
第12図のフローチャートに示した制御動作開始のために
待機する。
撮影のためにレリーズボタン1−11が第1段ストロー
クだけ押下げられるとステップ8においてスイッチSW1
の状態が検知され、スイッチSW1がオフの時にはステッ
プ9へ移行して、コンピュータPRS内のRAMに設定されて
いる制御用のフラグ、変数を全てクリアし、初期化す
る。
クだけ押下げられるとステップ8においてスイッチSW1
の状態が検知され、スイッチSW1がオフの時にはステッ
プ9へ移行して、コンピュータPRS内のRAMに設定されて
いる制御用のフラグ、変数を全てクリアし、初期化す
る。
上記ステップ8及び9はスイッチSW1がオンとなる
か、あるいは電源スイッチがオフとなるまでくり返し実
行される。SW1がオンすることによりステップ8からス
テップ10へ移行する。
か、あるいは電源スイッチがオフとなるまでくり返し実
行される。SW1がオンすることによりステップ8からス
テップ10へ移行する。
ステップ10では露出制御のための「測光」サブルーチ
ンを実行する。コンピュータPRSは第10図に示した測光
素子SPCの出力SSPCを入力端子に入力し、その測光値か
ら最適なシャッター制御値、絞り制御値を演算して、RA
Mの所定アドレスへ格納する。そして、レリーズ動作時
にはこれら値に基づいてシャッターおよび絞りの制御を
行う。
ンを実行する。コンピュータPRSは第10図に示した測光
素子SPCの出力SSPCを入力端子に入力し、その測光値か
ら最適なシャッター制御値、絞り制御値を演算して、RA
Mの所定アドレスへ格納する。そして、レリーズ動作時
にはこれら値に基づいてシャッターおよび絞りの制御を
行う。
続いてステップ11で「像信号入力」サブルーチンを実
行するとともにコンピュータPRSは焦点検出装置SNSから
像信号の入力を行う。なお、像信号入力サブルーチンに
ついては後述する。
行するとともにコンピュータPRSは焦点検出装置SNSから
像信号の入力を行う。なお、像信号入力サブルーチンに
ついては後述する。
次のステップで、入力した像信号に基づいて撮影レン
ズのデフォーカス量DEFを演算する。具体的な演算方法
は本出願人によって特願昭61−160824号公報等に開示さ
れているので詳細な説明は省略する。
ズのデフォーカス量DEFを演算する。具体的な演算方法
は本出願人によって特願昭61−160824号公報等に開示さ
れているので詳細な説明は省略する。
次のステップ13では「レンズ駆動」サブルーチンを実
行し、レンズ駆動を行う。レンズ駆動終了後は再びステ
ップ8へ戻り、スイッチSW1がオフか、或いはスイッチS
W2がオンするまでステップ10〜ステップ13を繰り返して
実行し、焦点調節を行う。
行し、レンズ駆動を行う。レンズ駆動終了後は再びステ
ップ8へ戻り、スイッチSW1がオフか、或いはスイッチS
W2がオンするまでステップ10〜ステップ13を繰り返して
実行し、焦点調節を行う。
次にレリーズボタンがさらに押しこまれてスイッチSW
2がオンすると、割込み機能によって、いずれのステッ
プにあっても直ちにステップ14へ移行してレリーズ動作
を開始する。
2がオンすると、割込み機能によって、いずれのステッ
プにあっても直ちにステップ14へ移行してレリーズ動作
を開始する。
ステップ15ではレンズ駆動を実行中かどうか判別し、
駆動中であれば、ステップ16に移行し、レンズ駆動停止
命令を送出し、レンズを停止させ、ステップ17に進み、
レンズを駆動していなければ、直ちにステップ17に移行
する。
駆動中であれば、ステップ16に移行し、レンズ駆動停止
命令を送出し、レンズを停止させ、ステップ17に進み、
レンズを駆動していなければ、直ちにステップ17に移行
する。
ミラーステップ17ではファインダーユニット2内の可
動のミラーアップを行う。
動のミラーアップを行う。
次のステップ18では先のステップ10の測光サブルーチ
ンで既に格納されている絞り制御値をSO信号として回路
LCMを介してレンズ内制御回路LPRSへ送出して絞り制御
を行わせる。
ンで既に格納されている絞り制御値をSO信号として回路
LCMを介してレンズ内制御回路LPRSへ送出して絞り制御
を行わせる。
ステップ17及び18のミラーアップと絞り制御が完了し
たか否かはステップ19で検知するわけであるが、ミラー
アップはミラーに付随した不図示の検知スイッチにて確
認することが出来、絞り制御は、レンズに対して所定の
絞り値まで駆動したか否かを通信で確認する。いずれか
が未完了の場合には、このステップで待機し、引き続き
状態検知を行う。両者の制御終了が確認されるとステッ
プ20へ移行する。
たか否かはステップ19で検知するわけであるが、ミラー
アップはミラーに付随した不図示の検知スイッチにて確
認することが出来、絞り制御は、レンズに対して所定の
絞り値まで駆動したか否かを通信で確認する。いずれか
が未完了の場合には、このステップで待機し、引き続き
状態検知を行う。両者の制御終了が確認されるとステッ
プ20へ移行する。
ステップ20では先のステップ10の測光サブルーチンで
既に格納されているシャッタ秒時にてシャッタの制御を
行いフィルムを露光する。
既に格納されているシャッタ秒時にてシャッタの制御を
行いフィルムを露光する。
シャッタの制御が終了すると次のステップ21ではレン
ズに対して、絞りを開放状態にするように命令を前述の
通信動作にて送り、引き続いてステップ22でミラーダウ
ンを行う。
ズに対して、絞りを開放状態にするように命令を前述の
通信動作にて送り、引き続いてステップ22でミラーダウ
ンを行う。
次のステップ23ではステップ19と同様にミラーダウン
と絞り開放が完了するのを待つ、ミラーダウンと絞り開
放制御がともに完了するとステップ24へ移行する。
と絞り開放が完了するのを待つ、ミラーダウンと絞り開
放制御がともに完了するとステップ24へ移行する。
ステップ24ではモータ制御用信号M1F,M1Rを適正に制
御することでフィルム1駒分が巻上げられる。
御することでフィルム1駒分が巻上げられる。
(b)カメラ本体1とファインダーユニット3とを結合
させて構成されるRF型カメラの電気的構成 ファインダーユニット3をカメラ本体1に装着すると
RF型カメラが構成される。この場合、ファインダーユニ
ット3のカメラ本体接続用接点群3−18がカメラ本体1
のファインダーユニット接続用接点群1−22に接触し、
ファインダーユニット3のもう1つのカメラ本体接続用
接点群3−20はカメラ本体1の前記レンズ接続用接点群
1−26に接触して第10図の如き電気的接続が完成する。
また、ファインダーユニット3のアイピース3−15はカ
メラ本体1の後面側の凹部1−13(第1図参照)に嵌合
し、ファインダーユニット3の装着ピン13−21がカメラ
本体1の装着ピン挿入孔1−28に挿入されて該ユニット
3とカメラ本体1との機械的結合がなされる。
させて構成されるRF型カメラの電気的構成 ファインダーユニット3をカメラ本体1に装着すると
RF型カメラが構成される。この場合、ファインダーユニ
ット3のカメラ本体接続用接点群3−18がカメラ本体1
のファインダーユニット接続用接点群1−22に接触し、
ファインダーユニット3のもう1つのカメラ本体接続用
接点群3−20はカメラ本体1の前記レンズ接続用接点群
1−26に接触して第10図の如き電気的接続が完成する。
また、ファインダーユニット3のアイピース3−15はカ
メラ本体1の後面側の凹部1−13(第1図参照)に嵌合
し、ファインダーユニット3の装着ピン13−21がカメラ
本体1の装着ピン挿入孔1−28に挿入されて該ユニット
3とカメラ本体1との機械的結合がなされる。
なお、第10図に示されたRF型カメラの電気的構成と動
作は第9図に示したSLR型カメラの電気的構成及び動作
と全く同じであるから説明を省略する。(動作について
は第11図及び第12図のフローチャートを参照) [発明の効果] 以上に説明したように、本発明の撮影装置では単独の
カメラ本体で二型式の撮影装置をカメラ使用者自身で構
成することができるので、従来、二型式のカメラを別々
に購入し、且つ、二型式のカメラを携行しなければなら
なかった不便さ及び不経済性を解消することができる。
また、本発明の撮影装置では、カメラ本体と交換レンジ
とを電気的に接続させるための接点群が該第1の型式の
ファインダーユニットに設けられるとともに該接点群と
は別の場所に該ファインダーユニットとカメラ本体との
電気的接続のための接点群が設けられているのでカメラ
本体1の光軸の近傍に多数の接点群を配置する必要がな
く、その結果、第2の型式のファインダーユニットを該
カメラ本体1に装着して構成されるRF型カメラのバック
フォーカスを短かく設定することが可能となるため、該
RF型カメラを小型にすることができる。
作は第9図に示したSLR型カメラの電気的構成及び動作
と全く同じであるから説明を省略する。(動作について
は第11図及び第12図のフローチャートを参照) [発明の効果] 以上に説明したように、本発明の撮影装置では単独の
カメラ本体で二型式の撮影装置をカメラ使用者自身で構
成することができるので、従来、二型式のカメラを別々
に購入し、且つ、二型式のカメラを携行しなければなら
なかった不便さ及び不経済性を解消することができる。
また、本発明の撮影装置では、カメラ本体と交換レンジ
とを電気的に接続させるための接点群が該第1の型式の
ファインダーユニットに設けられるとともに該接点群と
は別の場所に該ファインダーユニットとカメラ本体との
電気的接続のための接点群が設けられているのでカメラ
本体1の光軸の近傍に多数の接点群を配置する必要がな
く、その結果、第2の型式のファインダーユニットを該
カメラ本体1に装着して構成されるRF型カメラのバック
フォーカスを短かく設定することが可能となるため、該
RF型カメラを小型にすることができる。
第1図は本発明の撮影装置の三つの構成部分と交換レン
ズとを斜め前方から見た斜視図、第2図は第1図に示し
たカメラ本体の背蓋を取外した状態の背面図、第3図は
カメラ本体1と第1のファインダーユニット2と交換レ
ンズ4との電気的接続部を拡大して示した図、第4図は
第1図のファインダーユニットの背面図、第5図はカメ
ラ本体1と第1のファインダーユニット2と交換レンズ
4とによって構成されるSLR型カメラの光学系の概略
図、第6図は交換レンズ4の後方斜視図、第7図は第2
のファインダーユニット3の背面図、第8図はカメラ本
体1と第2のファインダーユニット3とによって構成さ
れるRF型カメラの光学系の概略図、第9図は第5図に示
したSLR型カメラの電気的構成を示した図、第10図は第
8図に示したRF型カメラの電気的構成を示した図、第11
図はカメラ本体1にファインダーユニット2もしくは3
が装着された時にカメラ本体1内の制御装置が行う制御
動作のフローチャート、第12図は前記SLR型カメラもし
くは前記RF型カメラにおいて行われる制御動作のフロー
チャート、である。 1……カメラ本体 2……第1のファインダーユニット 3……第2のファインダーユニット 1−3……フォーカルプレーンシャッター 1−14……焦点検出装置 1−15……サブミラー 1−19……メインミラー駆動レバー 1−22……ファインダーユニット接続用接点群 1−26……ファインダーユニット接続用接点群 1−28……装着ピン挿入孔 2−12……サブミラー 2−19,2−19′……カメラ本体接続用接点群 2−22……装着ピン 2−15……測光素子 2−24……交換レンズ接続用接点群 3−18……カメラ本体接続用接点群 3−20……カメラ本体接続用接点群 3−21……装着ピン
ズとを斜め前方から見た斜視図、第2図は第1図に示し
たカメラ本体の背蓋を取外した状態の背面図、第3図は
カメラ本体1と第1のファインダーユニット2と交換レ
ンズ4との電気的接続部を拡大して示した図、第4図は
第1図のファインダーユニットの背面図、第5図はカメ
ラ本体1と第1のファインダーユニット2と交換レンズ
4とによって構成されるSLR型カメラの光学系の概略
図、第6図は交換レンズ4の後方斜視図、第7図は第2
のファインダーユニット3の背面図、第8図はカメラ本
体1と第2のファインダーユニット3とによって構成さ
れるRF型カメラの光学系の概略図、第9図は第5図に示
したSLR型カメラの電気的構成を示した図、第10図は第
8図に示したRF型カメラの電気的構成を示した図、第11
図はカメラ本体1にファインダーユニット2もしくは3
が装着された時にカメラ本体1内の制御装置が行う制御
動作のフローチャート、第12図は前記SLR型カメラもし
くは前記RF型カメラにおいて行われる制御動作のフロー
チャート、である。 1……カメラ本体 2……第1のファインダーユニット 3……第2のファインダーユニット 1−3……フォーカルプレーンシャッター 1−14……焦点検出装置 1−15……サブミラー 1−19……メインミラー駆動レバー 1−22……ファインダーユニット接続用接点群 1−26……ファインダーユニット接続用接点群 1−28……装着ピン挿入孔 2−12……サブミラー 2−19,2−19′……カメラ本体接続用接点群 2−22……装着ピン 2−15……測光素子 2−24……交換レンズ接続用接点群 3−18……カメラ本体接続用接点群 3−20……カメラ本体接続用接点群 3−21……装着ピン
Claims (3)
- 【請求項1】フィルム給送機構及びシャッター機構を内
蔵するとともに種々の制御のための制御回路を内蔵した
カメラ本体と、交換レンズを装着するためのレンズ装着
用マウントを具備するとともにファインダー光学系を内
蔵し且つ該カメラ本体に対して着脱自在に装着できるよ
うに構成された第1の型式のファインダーユニットと、
撮影光学系及びファインダー光学系を内蔵するとともに
該カメラ本体に着脱自在に装着できるように構成された
第2の型式のファインダーユニットと、を含む撮影装置
において、 該第1の型式のファインダーユニットには該交換レンズ
と該カメラ本体とを互いに電気的に接続するための電気
的接続用接点群が設けられていることを特徴とする撮影
装置。 - 【請求項2】該第1の型式のファインダーユニットには
該交換レンズとの電気的接続用接点群が該レンズ、装着
用マウントの内側に設けられていることを特徴とする請
求項1記載の撮影装置。 - 【請求項3】該第1の型式のファインダーユニットは、
該ファインダーユニット自身と該カメラ本体との電気的
接続を行うための接続用接点群とは別の場所に該カメラ
本体と該交換レンズとの電気的接続用接点群を有してい
ることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25123489A JP2749397B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25123489A JP2749397B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03111829A JPH03111829A (ja) | 1991-05-13 |
JP2749397B2 true JP2749397B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=17219711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25123489A Expired - Fee Related JP2749397B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2749397B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP25123489A patent/JP2749397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03111829A (ja) | 1991-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |