JPH0772782B2 - フイルム巻上げ装置 - Google Patents

フイルム巻上げ装置

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JPH0772782B2
JPH0772782B2 JP60125898A JP12589885A JPH0772782B2 JP H0772782 B2 JPH0772782 B2 JP H0772782B2 JP 60125898 A JP60125898 A JP 60125898A JP 12589885 A JP12589885 A JP 12589885A JP H0772782 B2 JPH0772782 B2 JP H0772782B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラのフィルム巻上げ装置に関し、詳しく
は、パトローネに収納されたフィルムを巻上げる装置に
関する。
[従来の技術] 一般に、撮影を行なう場合には、天候状態,被写体の輝
度や作画意図に応じて最適なフィルムを用いる必要があ
る。また、所望のフィルムを途中の駒数(例えば24枚ど
りフィルムを15駒)まで撮影した後、他種のフィルムを
用いて撮影を行ないたいことがしばしば生じる。即ち、
白黒フィルムからカラーフィルムに取換えたり、低感度
フィルムから高感度フィルムに取換えたり、ネガティブ
フィルムからポジティブフィルムに取換えたりすること
が生じる。そして、途中まで撮影したフィルムをカメラ
に再装置して残りの未露光部に撮影してフィルムを無駄
なく利用することが望ましい。
この場合、撮影者は、途中まで撮影したフィルムの露光
済駒数をメモ書等で記憶し、再びそのフィルムを使用す
るときには、露光済駒数までフィルム露光させることな
しにフィルム給送を行なった後、同フィルムを用いて撮
影を行なうことが要求される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、露光済駒数をいちいち撮影中に記憶し、
この途中駒まで露光済のフィルムを再びカメラにセット
し、途中駒位置まで給送することは困難である。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的
は、撮影済駒数の記憶が簡単に行なえ、かつ途中駒まで
撮影されたフィルムをカメラに再セットする際に未露光
の所定駒までフィルム給送を行なうことができるカメラ
のフィルム巻上げ装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用] 上記の目的を達成するために本発明に係るカメラのフィ
ルム巻上げ装置は、第1図に示すようにフィルム巻上げ
駆動用モータ1と、撮影開始のフィルム駒数を記憶する
記憶手段2と、上記モータ1により巻上げられたフィル
ム駒数を計数する駒数計数手段3と、上記記憶手段2の
出力と上記駒数計数手段3の出力が所定の関係になった
ことを判定する判定手段4とを具備し、上記判定手段の
出力に基づいて上記モータを停止することを特徴とする
ものである。
フィルムの途中で巻き戻すときの撮影駒数を記憶手段2
に自動的に記憶させるか、或いは撮影者が上記記憶手段
2に手動で駒数を設定し記憶させる。このフィルムをカ
メラに再装填するときはモータ1によるフィルム巻上げ
を駒数計数手段3により計数し、このフィルム駒数と記
憶手段2に記憶されている駒数とが所定の関係になった
ときに上記モータ1によるフィルム巻上を停止する。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第1実施例のメモリーボタン方式のフィルム巻上
げ装置を第2図ないし第7図を用いて説明する。
第2図ないし第4図において、カメラ本体101の前面に
は、撮影レンズ102が設けられ、上面には、レリーズ釦1
03,表示部材104,メモリー釦111が配設されている。上記
表示部材104は液晶等からなる表示素子から構成され、
セットされたフィルムの現在の撮影駒数を表示するフィ
ルムカウンタ部105と、メモリー表示部106と、メモリー
したフィルムのISO感度表示部107と、同フィルムが何枚
どりであるかの枚数表示部108と、同フィルムのラチチ
ュード表示部109と、メモリー枚数表示部110とが有りそ
れぞれの数値が表示されるようになっている。また、上
記メモリー釦111は不用意に押されないようにカメラ本
体101の溝の中にその上面と略同一面か、若干低くなる
ように設けられている。なお、上記表示部材104には使
用フィルムのISO感度値,シャッタースピード,絞り値
等のデータが表示される場合もある。
一方、カメラ本体101の下面には、巻戻し釦114が設けら
れ、これを矢印方向(第3図参照)にスライドすること
によってフィルム巻戻しが行なわれるようになってい
る。また、カメラ本体101の背面には後蓋112が開閉自在
に設けられ、この後蓋112は後蓋開閉釦113によってロッ
ク及びロック解除がなされるようになっている。
また、カメラ本体101には軸内にモータが一体に組込ま
れた巻取りスプール115が回動自在に取付けられ、この
巻取りスプール115の下流側にはフィルム巻上げ用のス
プロケット116が配設され、このスプロケット116と巻取
りスプール115との間には、光電式にパーフォレーショ
ンを検出するための、フィルムを露光しない例えば赤外
発光をする光源119が埋め込まれている。また、カメラ
本体101の略中央には露光用開口160が設けられ、この開
口160の上流側にはパトローネ収納室161が設けられてい
る。このパトローネ収納室161には巻戻し駆動軸117が設
けられている。上記後蓋112には、フィルム圧板112aが
取り付けられ、上記光源119に対応する部位には受光素
子120が取り付けられている。また、この後蓋112には、
カメラ本体101の接点122に接触する接点121が設けられ
ている。
上記パトローネ収納室161の内壁には、フィルムのDXコ
ードを読み取るための接点群118が設けられている。な
お、符号142はフィルムを巻取りスプール115側に押圧し
てフィルム案内をするためのフィルム押えである。
そして、カメラ本体101内には第5図に示すフィルム給
送機構が設けられている。即ち、巻取りスプール兼用の
モータ115(32)の回転軸に固定されたモータピニオン1
24の回転は、ギア125,126,127に伝達される。このギア1
27の下面には同軸的にギア(図示しない)が固定されて
おり、このギアの回転はギア128を介してギア129に伝達
される。上記ギア129は巻戻しクラッチ137に対し同軸上
に配置されており、ギア129が回転すると巻戻しクラッ
チ137を介してスプロケット116に回転が伝えられる。こ
のギア129はギア130に噛合っており、同ギア130には、
ギア軸133が固定されている。また、ギア軸133にはギア
レバー131が固定され、このギアレバー131には上記ギア
130に遊星動作的に噛合うギア132が設けられ、このギア
132によって選択的に回転が伝えられるとギア列138を介
してギア139に伝達され、ギア139に固定された巻戻し軸
117が回転されるようになっている。
一方、上記巻戻し釦114の上部には勾配が付けられ、同
釦が矢印方向にスライドされると巻戻しクラッチ137を
作動させてスプロケット116とギア129との結合を断つ。
上記巻戻し釦114には更にレバー部114aが設けられ、そ
の端部にはピン135が植設される。このピン135はギアレ
バー134の長孔134aに嵌合する。ギアレバー134の長孔13
4aと反対側の端部には、上記ギア軸133が固定されてい
る。
従って、巻戻し釦114をスライドさせるとピン135が矢印
方向にスライドし、ギアレバー134によってギア軸133が
回転され、それに固定されたギアレバー131が回動し、
ギア132が巻戻し用のギア138に噛合うことになる。
なお符号123はモータ115(32)に電源供給を行なうため
のブラシで、符号140はスプロケット116の1回転検出を
行なうためのブラシで、符号141は導体部で、符号136は
巻戻し釦114の作動を検出するためのスイッチである。
従って、第6図に示すように、パトローネ143のパトロ
ーネ軸143aには巻戻し軸117が係合できるようになって
いて、パーフォレーション144aを有するフィルム144の
リーダー部144bの先端は巻取りスプール兼用のモータ11
5の外周にフィルム押え142によって押さえ付けられる。
また、フィルム144のパーフォレーション144aはスプロ
ケット116の爪に係合し、上部のパーフォレーション144
aが移動する線上には光源119と受光素子120の光軸が一
致し、この光軸を通過するパーフォレーション144aの数
がカウントできるようになっている。
次に本実施例の電気回路を第7図を用いて説明する。図
において、DXコード(詳細は後述する)を有するパトロ
ーネ143のDXコードを読取るためのDXコード読取り回路1
2の出力端は、DXコードに基づくISO感度値,枚数,ラチ
チュードを記憶する記憶回路13の入力端と、DXコード比
較回路14の一方の入力端と、シャッタ制御回路15の入力
端とに共通的に接続されている。
またプルアップ抵抗が接続された押し釦型式のメモスイ
ッチ111のMEMO・SW信号はインバータを介してアンドゲ
ート18の一方の入力端と4入力形のアンドゲート19の入
力端とに接続されている。スイッチ136も上記スイッチ1
11と同様に巻戻し検出用のもので、このスイッチ136は
インバータを介してアンドゲート18の他方の入力端とモ
ータ制御回路20の制御入力端とに接続されている。ま
た、発光源119と受光素子120で形成されるパーフォレー
ション検出回路21の出力端は、駒数カウンタ回路22の入
力端に接続され、同回路22の出力端には、駒数表示回路
23を介して表示素子105に接続されている。また、上記
駒数カウンタ回路22の出力端はモータ制御回路20の制御
入力端と、駒数比較回路25の一方の入力端とに共通的に
接続されている。
また、MEMO表示回路26には記憶回路13からのDXコード信
号とフィルムカウンタ信号(FC信号)が供給されるよう
になつていて、同回路26の出力端は、フィルムのISO感
度値,枚数,ラチチュード,フィルムカウンタ等の表示
を行なう表示素子104が接続されている。
また、上記アンドゲート18の出力端はフリップフロップ
回路28のセット入力端に接続され、そのQ出力端はアン
ドゲート19の入力端と、MEMO表示回路26の入力端と、ア
ンドゲート33を介してMEMO・SET表示回路29の入力端に
それぞれ接続されている。また、上記アンドゲート18の
出力端は、上記アンドゲート33の入力端に接続されると
共に、インバータを介してアンドゲート35とナンドゲー
ト30をそれぞれ介して上記記憶回路13の書込信号入力端
に接続されている。上記ナンドゲート30の一方の入力端
にはMEMO・SET表示回路29の書込信号が供給されるよう
になっている。また、モータ制御回路20の出力端にはモ
ータ32が接続されている。
このように構成されたメモリーボタン方式の電気回路の
動作を第7図の電気回路図と第8図に示すフローチャー
トを用いて説明する。
カメラにパトローネを装填し後蓋を閉じると、その時点
で、通常は、表示部材104のフィルムカウンタ部105が
「0」になるまで空送りをするか、撮影済駒数を記憶し
ておいたパトローネが装填されたならば撮影済の所まで
自動的にフィルム給送を行なったらいいかの判断をしな
ければならない。この判断はアンドゲート19によってな
され、その時のAND条件は下記(I)〜(IV)のように
なる。
(I)後蓋が閉じていること。
(II)装填されているフィルムのDXコードが読取り回路
12の出力データと記憶回路13に記憶出力データが一致し
ているとDXコード比較回路14が判断した場合。
(III)スイッチ111がオンとなっている場合。
(IV)フリップフロップ回路28がセットされているこ
と、即ち、過去にDXコードが記憶されていること。
そして、上記(I)〜(IV)のAND条件がアンドゲート1
9によってなされると、同ゲート19の出力がHレベルに
なり、このHレベル信号によってモータ制御回路20がモ
ータ32を正転させフィルム送りが行なわれる。
このとき、フィルムの送り量は、フィルムのパーフォレ
ーションをパーフォレーション検出回路21によって検出
し、そのパルス出力信号は駒数カウンタ22によって8カ
ウントが1駒分としてカウントされる。すると、駒数比
較回路25では現在の駒数データ(駒数カウンタ回路22の
出力)が記憶回路13に記憶しておいた駒数データが一致
した所で、駒数比較回路25の出力端からMEMO送り終了が
送出され、モータ制御回路20を介してモータ32の回転が
停止されると共にフリップフロップ回路28がリセットさ
れる。例えば、7駒目まで撮影されているパトローネを
装填した場合には、未露光の8駒目が露光用の開口160
に正確に位置するまでモータ32を駆動してフィルムが給
送される。
上記フリップフロップ回路28がリセットされると、アン
ドゲート33が閉じられるので、MEMO・SET表示回路29の
表示が消え、以降は通常のカメラとして駒数カウンタ回
路22の出力で1駒づつシャッターレリーズ毎にフィルム
給送を行なう。
次にパトローネのフィルムの全駒を撮影しない時に途中
で巻戻す場合には、巻戻し用スイッチ136とMEMO用スイ
ッチ111の両方を押すことによってアンドゲート18の出
力がHレベルになって、そのときのフィルムのISO感
度,枚数,ラチチュードと何駒目まで撮影したのかが記
憶回路13に記憶される。そして、この記憶情報は、途中
まで撮影したパトローネを次に使用する時スイッチ111
をオンしながら後蓋を閉じることによってすでに撮影さ
れた駒を送った状態でセットすることができる。
スイッチ111,136を共にオンさせると、上述のようにフ
ィルム情報が記憶され、同時にモータ32が逆転してフィ
ルムを巻戻していく。この時駒数カウンタ回路22は減算
カウントを行ない、フィルム装填時における状態になっ
たところでモータ32が停止される。
また、フィルム情報を記憶しようとした時、すでに別の
フィルム情報が記憶されている時(フリップフロップ回
路28がセット状態にある時)には、MEMO・SET表示回路2
9が作動してすでに記憶されていることを表示する。そ
の場合一定時間後(例えば約3秒間)にも継続してスイ
ッチ111を押し続けていた場合のみ古い情報を消去して
新しいフィルム情報を記憶する。そうでない場合は古い
情報をそのままにしておく。いずれの場合もその動作の
後、フィルムを巻戻していく。そのときの警告表示は赤
色LEDの点滅あるいは、ピエゾ・エレクトリック素子(P
CV)による発音等が考えられる。
上述のDXコードは第9図及び第10図に示すようにフィル
ム144が収納されたパトローネ143の外周面の一部に情報
パターン145が設けてある。この情報パターン145には、
パトローネ143をカメラに装填したときにコード読取り
用の接点118が接触されるようにつていて(第4図参
照)、同パターン145は12の領域1′〜12′に分割さ
れ、領域1′,7′は共通端で第11図に示すように領域
2′〜6′でISO感度を表し、領域8′〜10′で枚数を
表し、領域11′,12′でラチチュードをそれぞれ表すよ
うになっている。これらの各領域は選択的に絶縁層(斜
線で示す)が形成され、ISO感度が24種,枚数が7種,
ラチチュードが4種のそれぞれの分類がなされるように
なっている。
なお、この第1実施例では、フィルムパーフォレーショ
ンをその始端より検出しているので、フィルムを再装填
し所定の駒位置に給送するときに、正確な位置決めを行
なうことができる。
次に、本発明のオートメモリー方式である第2実施例を
第12図ないし第14図を用いて説明する。
第12図においてカメラ本体101は上記第1の実施例と同
様に撮影レンズ102とレリーズ釦103が設けられると共
に、その上面には表示部材146が設けられている。この
例では表示部材146には、フィルムのISO感度,枚数,ラ
チチュード,撮影済枚数の記憶データが,,の3
系統とフィルムカウンタ部155でフィルム駒数が表示で
きるようになっていて、最新のフィルム情報147と、そ
の次に新しいフィルム情報148と、いちばん古いフィル
ム情報149とがそれぞれ表示されるようになっている。
また、表示部材146の左側にはNO釦151が設けられ、右側
にはYES釦150が設けられている。他の機械的構成は上記
第3図〜第6図と同様である。その電気回路図である第
13図において、符号44は、記憶回路13のアドレス指定
(3系統のフィルム情報)を行なうセレクタ回路で、YE
Sスイッチ150とNOスイッチ151は撮影者の選択意志を入
力するスイッチで、YESスイッチ150が「YES」でNOスイ
ッチ151が「NO」にそれぞれ対応する。両スイッチ150,1
51は、MEMO送りの開始やMEMO表示を制御する制御回路47
に入力されている。その他モータ制御回路20に巻戻し信
号を入力する巻戻しスイッチ136が接続されている。そ
の他は上記第7図に示すものと同一であり、同一部材に
は同一符号を付しその説明は省略する。
従って、この例の動作は第14図のフローチャートに示す
ように、新しいパトローネを装填する前に、すでに表示
素子146に3本のフィルム情報を記憶表示している。フ
ィルムカウンタ155の番号は、何駒撮影完了でそのパト
ローネのフィルムを巻戻したかを表わしている。
新しいパトローネ143を装填して後蓋を閉じると、セレ
クタ回路44の出力で記憶回路13に3種のフィルム情報
,,を順次指定して新たに装填したフィルムのDX
コードと比較して同じフィルムかどうかをDXコード比較
回路14で判断する。
今、仮に図の示すように表示素子146のの「ISO100,24
EXP,L2」のフィルム情報が新たに装填したフィルムの情
報と一致したとすると、MEMO表示回路26は表示素子146
のうちの「ISO100,24EXP,L2」の表示のみ点滅させ、
撮影者に「以前、途中で巻戻したパトローネと同じでは
ないか。MEMO送りしますか。」という問いかけをする。
これに対し、撮影者が、これはそのフィルムとは違うか
ら最初から撮影するという場合はNOスイッチ151を押す
と、カメラは通常の空送りを行なう。また、MEMO送りを
したい場合にYESスイッチ150を押すと、カメラはMEMO送
りモードになり、記憶しておいたフィルムカウンタ155
に表示されたFC=15にフィルムカウンタが達するまでフ
ィルムを送り続ける。そして、駒数カウンタ22の内容が
「15」になったところでモータ32にブレーキをかけてフ
ィルム供給を停止する。このとき、制御回路47は記憶回
路13に対してMEMO送りを行なったのフィルム情報の消
去と、シフト命令で空になった番地に次の番地の記憶内
容をシフトする。表示素子146の表示内容もそれに連動
しての表示内容が消去され、の内容がの位置へシ
フトする。このようなMEMO送りが終了した後は、通常の
1駒撮影に入る。
次に、途中巻戻し時の動作について説明する。フィルム
の撮影が全部終了しないときに巻戻しスイッチ136がオ
ンされると、駒数比較回路25が現在のフィルムカウンタ
(FC)155のデータとフィルムのEXP情報を比較してEXP
>FCであれば途中巻戻しであると判断し、制御回路47に
信号を送り、同回路47は、新たなフィルムのDXコードと
現在の駒数を空の番地に記憶させる。もし共に埋
まっている場合にはシフト命令を実行し、の内容を空
にしてから記憶を行なう。
なお、本実施例においては、第14図に示す破線部分をジ
ャンプ実行させても良いこと勿論である。
次に、本発明のマニュアル方式である第3実施例を第15
図〜第17図を用いて説明する。
第15図において、カメラ本体101には上述同様に撮影レ
ンズ102とレリーズ釦103が設けられていて、同カメラ本
体101の上面には、枚数表示部153とフィルムカウンタ部
156が表示される表示部材152が設けられ、この表示部材
152の左側には枚数表示部153をセットするためのセット
釦154が設けられている。その他の構成は上記第1実施
例と同様である。この例の場合DXコード用のフィルム情
報接点118は無くても良い。
また、その電気回路を示す第16図において、スイッチ15
4はカウンタ回路58を介して記憶回路59に接続されてい
る。この記憶回路59はセット釦154をオンさせることに
より任意の駒数をセットし後蓋を閉じることによって後
蓋スイッチ31がオンとされ、上記の駒数(FCM)になる
までMEMO送りを実行するようになっている。
従って、この例の場合は全てマニュアルのみでメモ送り
を実行させる。その動作は、第17図のフローチャートに
示すように、例えば予じめ途中まで撮影したフィルムを
使用する場合、撮影者が撮影された枚数を表示部152の
枚数表示部153の表示を確認しながらセット釦154をオン
させて駒数(FCM)までメモ送りを実行する。フィルム
カウンタ(FC)が上記設定された駒数(FCM)になった
ときに後蓋スイッチ31をオンさせてフィルムを新たに撮
影できる駒まで自動的にモータ32を正転させてフィルム
が設定される。なお、セット釦154は押し続けていても
0.5秒間以上になると自動的にカウントアップされるよ
うになっている。
なお、上記各実施例における各部はカメラ本体のみに構
成することなく、例えばデータバック,モータドライブ
装置等に設けるか、または各々に分散して設けるように
しても良いこと勿論である。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように本発明によれば、撮影済枚
数の記憶が簡単に行なえ、かつ途中駒まで撮影されたフ
ィルムをカメラに再セットする際に未露光の所定駒まで
正確にフィルム移送を行なうことができ、フィルムの再
装填の頭出しが自動的に行なわれ、フィルムを無駄なく
露光することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を説明するための概略図 第2図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
を有するカメラの上面図、 第3図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
を有するカメラの斜視図、 第4図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
を有するカメラの裏蓋を開けた状態を示す背面図、 第5図は、本発明の一実施例を示すカメラのフィルム給
送機構の斜視図、 第6図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
のフィルムパーフォレーション検出部を示す斜視図、 第7図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
の電気回路図、 第8図は、本発明の一実施例の作動を示すフローチャー
ト、 第9〜第11図は、DXコード付パトローネの概要を示すた
めの説明図、 第12図は、本発明の第2実施例を示すフィルム巻上げ装
置を有するカメラの上面図、 第13図は、本発明の第2実施例を示すフィルム巻上げ装
置の電気回路図、 第14図は、本発明の第2実施例の作動を示すフローチャ
ート、 第15図は、本発明の第3実施例を示すフィルム巻上げ装
置を有するカメラの上面図、 第16図は、本発明の第3実施例を示すフィルム巻上げ装
置の電気回路図、 第17図は、本発明の第3実施例の作動を示すフローチャ
ートである。 1,32,115……駆動用モータ 2,13,59……記憶手段 3,22……駒数計数手段 4,25……判定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム巻上げ用のモータと、 前回途中まで露光されたフィルムの駒数を記憶する記憶
    手段と、 装填されたフィルムが前回途中まで露光されたフィルム
    か否かを識別する識別手段と、 上記モータにより巻き上げられているフィルムの駒数を
    計数する駒数計数手段と、 上記記憶手段の出力と上記駒数計数手段の出力とが所定
    の関係になったことを判定する判定手段と、 を具備しており、装填されたフィルムが前回途中まで露
    光されたフィルムであることを上記識別手段が識別した
    際には、上記判定手段の出力に基づいて上記モータを制
    御することを特徴とするフィルム巻上げ装置。
  2. 【請求項2】上記フィルム識別手段は、フィルムパトロ
    ーネに付与されたDXコードを読み取ることによりフィル
    ムの識別を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のフィルム巻上げ装置。
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