JPS61284736A - フイルム巻上げ装置 - Google Patents

フイルム巻上げ装置

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JPS61284736A
JPS61284736A JP12589885A JP12589885A JPS61284736A JP S61284736 A JPS61284736 A JP S61284736A JP 12589885 A JP12589885 A JP 12589885A JP 12589885 A JP12589885 A JP 12589885A JP S61284736 A JPS61284736 A JP S61284736A
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Tamotsu Koiwai
保 小岩井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、カメラのフィルム巻上げ装置に関し、詳しく
は、パトローネに収納されたフィルムを巻上げる装置に
関する。
[従来の技術] 一般に、撮影を行なう場合には、天候状態、被写体の輝
度や作画意図に応じて最適なフィルムを用いる必要があ
る。また、所望のフィルムを途中の駒数(例えば24枚
どりフィルムを15駒)まで撮影した後、他種のフィル
ムを用いて撮影を行ないたいことがしばしば生じる。即
ち、白黒フィルムからカラーフィルムに取換えたり、低
感度フィルムから高感度フィルムに取換えたり、ネガテ
ィブフィルムからポジティブフィルムに取換えたりする
ことが生じる。そして、途中まで撮影したフィルムをカ
メラに再装置して残りの未露光部に撮影してフィルムを
無駄なく利用することが望ましい。
この場合、撮影者は、途中まで撮影したフィルムの露光
済駒数をメモ書等で記憶し、再びそのフィルムを使用す
るときには、露光済駒数までフィルム露光させることな
しにフィルム給送を行なった後、同フィルムを用いて撮
影を行なうことが要求される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、撮影者が露光済駒数をいちいち記憶する
こと自体撮影中にはかなり困難であり、かつ、途中駒ま
で露光済のフィルムを再びカメラにセットする際に撮影
済フィルムに誤って露光させたり、フィルムリーダ一部
の巻取りスプールに対するセットの仕方によっては所定
の駒位置にフィルムを正確に給送することが困難なこと
である。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的は
、撮影済駒数の記憶が簡単に行なえ、かつ途中駒まで撮
影されたフィルムをカメラに再セットする際に未露光の
所定駒まで正確にフィルム給送を行なうことができるカ
メラのフィルム巻上げ装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用]上記の目的
を達成するために本発明に係るカメラのフィルム巻上げ
装置は、第1図に示すようにフィルム巻上げ駆動用モー
タ1と、撮影開始のフィルム駒数を記憶する記憶手段2
と、上記モータ1により巻上げられたフィルム駒数を計
数する駒数計数手段3と、上記記憶手段2の出力と上記
駒数計数手段3の出力が所定の関係になったことを判定
する判定手段4とを具備し、上記判定手段の出力に基づ
いて上記モータを停止することを特徴とするものである
フィルムを途中で巻き戻すとき、そのときの撮影駒数を
記憶して表示部材に表示させる。そのフィルムをカメラ
に再装填するときは、前の撮影駒の次の駒から撮影でき
るように正確にフィルムを巻上げ、かつ、不要なシャッ
ターレリーズは必要としない。再セットが完了すると記
憶・表示はクリアーされる。記憶はフィルム情報がパト
ローネに設けられているものについてはその内容を記憶
し、再セツト時のデータとして使用する。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第1実施例のメモリーボタン方式のフィルム巻上
げ装置を第2図ないし第7図を用いて説明する。
第2図ないし第4図において、カメラ本体101の前面
には、撮影レンズ102が設けられ、上面には、レリー
ズ釦1032表示部材104.メモリー釦111が配設
されている。上記表示部材104は液晶等からなる表示
素子から構成され、セットされたフィルムの現在の撮影
駒数を表示するフィルムカウンタ部105と、メモリー
表示部106と、メモリーしたフィルムのISO感度表
示部107と、同フィルムが何枚どりであるかの枚数表
示部108と、同フィルムのラチチュード表示部109
と、メモリ一枚数表示部110とが有りそれぞれの数値
が表示されるようになっている。また、上記メモリー釦
111は不用意に押されないようにカメラ本体101の
溝の中にその上面と略同−面か、若干低くなるように設
けられている。なお、上記表示部材104には使用フィ
ルムのISO感度値、シャッタースピード、絞り値等の
データが表示される場合もある。
一方、カメラ本体101の下面には、巻戻し釦114が
設けられ、これを矢印方向(第3図参照)にスライドす
ることによってフィルム巻戻しが行なわれるよう−にな
っている。また、カメラ本体101の背面には後蓋11
2が開閉自在に設けられ、この後蓋112は後蓋開閉釦
113によってロック及びロック解除がなされるように
なっている。
また、カメラ本体101には軸内にモータが一体に組込
まれた巻取りスプール115が回動自在に取付けられ、
この巻取りスプール115の下流側にはフィルム巻上げ
用のスプロケット116が配設され、このスプロケット
116と巻取りスプール115との間には、光電式にパ
ーフォレーションを検出するための、フィルムを露光し
ない例えば赤外発光をする光源119が埋め込まれてい
る。また、カメラ本体101の略中夫には露光用開口1
60が設けられ、この開口160の上流側にはパトロー
ネ収納室161が設けられている。
このパトローネ収納室161には巻戻し駆動軸117が
設けられている。上記後蓋112には、フィルム圧板1
12aが取り付けられ、上記光源119に対応する部位
には受光素子120が取り付けられている。また、この
後M112には、カメラ本体101の接点122に接触
する接点+21が設けられている。
上記パトローネ収納室161の内壁には、フィルムのD
Xコードを読み取るための接点群118が設けられてい
る。なお、符号142はフィルムを巻取りスプール11
5側に押圧してフィルム案内をするためのフィルム押え
である。
そして、カメラ本体101内には第5図に示すフィルム
給送機構が設けられている。即ち、巻取りスプール兼用
のモータ115(32)の回転軸に固定されたモータピ
ニオン124の回転は、ギア125,126,127に
伝達され、ギア127の下面に同軸的に固定されたギア
128に伝達され、更に、ギア128の下面に同軸的に
固定されたギア(図示せず)を介してギア129に伝達
される。上記ギア129は、巻戻しクラッチ137を介
してスプロケット116に回転が伝えられる。
このギア129のギア130に噛合っており、同ギア1
30には、ギア軸133が固定されている。
また、ギア軸133にはギアレバー131が固定され、
このギアレバー131には上記ギア130に遊星動作的
に噛合うギア132が設けられ、このギア132によっ
て選択的に回転が伝えられるとギア列138を介してギ
ア139に伝達され、ギア139に固定された巻戻し軸
117が回転されるようになっている。
一方、上記巻戻し釦114の上部には勾配が付けられ、
間知が矢印方向にスライドされると巻戻しクラッチ13
7を作動させてスプロケット 11Bとギア129との
結合を断つ。上記巻戻し釦114には更にレバ一部11
4aが設けられ、その端部にはピン135が植設される
。こ、のピン135はギアレバー134の長孔134a
に嵌合する。ギアレバー134の長孔134aと反対側
の端部には、上記ギア軸133が固定されている。
従って、巻戻し釦114をスライドさせるとピン135
が矢印方向に回動し、ギアレバー134によってギア軸
133が回転され、それに固定されたギアレバー131
が回動し、ギア132が巻戻し用のギア13gに噛合う
ことになる。
なお符号123はモータ115(32)に電源供給を行
なうためのブラシで、符号140はスプロケット116
の1回転検出を行なうためのブラシで、符号141は導
体部で、符号136は巻戻し釦114の作動を検出する
ためのスイッチである。
従って、第6図に示すように、パトローネ14gのパト
ローネ軸143aには巻戻し軸117が係合できるよう
になっていて、パーフォレーション144aを有するフ
ィルム144のリーダ一部144bの先端は巻取りスプ
ール兼用のモータ115の外周にフィルム押え142に
よって押さえ付けられる。
また、フィルム144のパーフォレーション144aは
スプロケット116の爪に係合し、上部のパーフォレー
ション144aが移動する線上には光源119と受光素
子120の光軸が一致し、この先軸を通過するパーフォ
レーション144aの数がカウントできるようになって
いる。
次に本実施例の電気回路を第7図を用いて説明する。図
において、DXコード(詳細は後述する)を有するパト
ローネ143のDXコードを読取るためのDXコード読
取り回路12の出力端は、DXコードに基づ<ISO感
度感度値数枚数チチュードを記憶する記憶回路13の入
力端と、DXコード比較回路14の一方の入力端と、シ
ャッタ制御回路15の入力端とに共通的に接続されてい
る。
またプルアップ抵抗が接続された押し釦型式のメモスイ
ッチ111のMEMO−SW倍信号インバータを介して
アンドゲート18の一方の入力端と4人力形のアンドゲ
ート19の入力端とに接続されている。スイッチ136
も上記スイッチI11と同様に巻戻し検出用のもので、
このスイッチ136はインバータを介してアンドゲート
18の他方の入力端とモータ制御回路20の制御入力端
とに接続されている。また、発光源119と受光素子1
20で形成されるパーフォレーション検出回路21の出
力端は、駒数カウンタ回路22の入力端に接続され、同
回路22の出力端には、駒数表示回路23を介して表示
素子105に接続されている。また、上記駒数カウンタ
回路22の出力端はモータ制御回路20の制御入力端と
、駒数比較回路25の一方の入力端とに共通的に接続さ
れている。
また、MEMO表示回路26には記憶回路13からのD
Xコード信号とフィルムカウンタ信号(FC信号)が供
給されるようになっていて、同回路26の出力端は、フ
ィルムのISO感度値。
枚数、ラチチュード、フィルムカウンタ等の表示を行な
う表示素子104が接続されている。
また、上記アンドゲート18の出力端はフリップフロッ
プ回路28のセット入力端に接続され、そのQ出力端は
アンドゲート19の入力端と、MEMO表示回路26の
入力端と、アンドゲート33を介してMEMOφSET
表示回路29の入力端にそれぞれ接続されている。また
、上記アンドゲート18の出力端は、上記アンドゲート
33の入力端に接続されると共に、インバータを介して
アンドゲート35とナントゲート30をそれぞれ介して
上記記憶回路13の書込信号入力端に接続されている。
上記ナントゲート30の一方の入力端にはMEMO−S
ET表示回路29の書込信号が供給されるようになって
いる。また、モータ制御回路20の出力端にはモータ3
2が接続されている。
このように構成されたメモリーボタン方式の電気回路の
動作を第7図の電気回路図と第8図に示すフローチャー
トを用いて説明する。
カメラにパトローネを装填し後蓋を閉じると、その時点
で、通常は、表示部材104のフィルムカウンタ部10
5が「0」になるまで空送りをするか、撮影済駒数を記
憶しておいたパトローネが装填されたならば撮影済の所
まで自動的にフィルム給送を行なったらいいかの判断を
しなければならない。この判断はアンドゲート19によ
ってなされ、その時のAND条件は下記(I)〜(IV
)のようになる。
(I)後蓋が閉じていること。
(n)装填されているフィルムのDXコードが読取り回
路12の出力データと記憶回路13に記憶出力データが
一致しているとDXコード比較回路14が判断した場合
(m)撮影者が後蓋を閉じる時、スイッチ111をオン
させながら閉じた場合。
(IV)フリップフロップ回路28がセットされている
こと、即ち、過去にDXコードが記憶されていること。
そして、上記(1)〜(mV)のAND条件がアンドゲ
ート19によってなされると、同ゲート19の出力がH
レベルになり、このHレベル信号によってモータ制御回
路20がモータ32を正転させフィルム送りが行なわれ
る。
このとき、フィルムの送り量は、フィルムのパーフォレ
ーションをパーフォレーション検出回路21によって検
出し、そのパルス出力信号は駒数カウンタ22によって
8カウントが1駒分としてカウントされる。すると、駒
数比較回路25では現在の駒数データ(駒数カウンタ回
路22の出力)が記憶回路13に記憶しておいた駒数デ
ータが一致した所で、駒数比較回路25の出力端からM
EMO送り終了信号が送出され、モータ制御回路20を
介してモータ32の回転が停止されると共にフリップフ
ロップ回路28がリセットされる。
例えば、7駒目まで撮影されているパトローネを装填し
た場合には、未露光の8駒目が露光用の開口160に正
確に位置するまでモータ32を駆動してフィルムが給送
される。
上記フリップフロップ回路28がリセットされると、ア
ンドゲート33が閉じられるので、MEMO・SET表
示回路29の表示が消え、以降は通常のカメラとして駒
数カウンタ回路22の出力で1駒づつシャッターレリー
ズ毎にフィルム給送を行なう。
次ニパトローネのフィルムの全駒を撮影しない時に途中
で巻戻す場合には、巻戻し用スイッチ136とMEMO
用スイッチ111の両方を押すことによってアンドゲー
ト18の出力がHレベルになって、そのときのフィルム
のISO感度9枚数、ラチチュードと何駒目まで撮影し
たのかが記憶回路13に記憶される。そして、この記憶
情報は、途中まで撮影したパトローネを次に使用する時
スイッチ111をオンしなから後蓋を閉じることによっ
てすでに撮影された駒を送った状態でセットすることが
できる。
スイッチ111,136を共にオンさせると、上述のよ
うにフィルム情報が記憶され、同時にモータ32が逆転
してフィルムを巻戻していく。この時駒数カウンタ回路
22は減算カウントを行ない、フィルム装填時における
状態になったところでモータ32が停止される。
また、フィルム情報を記憶しようとした時、すでに別の
フィルム情報が記憶されている時(フリップフロップ回
路28がセット状態にある時)には、MEMO−SET
表示回路29が作動してすでに記憶されていることを表
示する。その場合一定時間後(例えば約3秒間)にも継
続してスイッチ111を押し続けていた場合のみ古い情
報を消去して新しいフィルム情報を記憶する。そうでな
い場合は古い情報をそのままにしておく。いずれの場合
もその動作の後、フィルムを巻戻していく。
そのときの警告表示は赤色LEDの点滅あるいは、ピエ
ゾ・エレクトリック素子(PCV)による発音等が考え
られる。
上述のDXコードは第9図及び第10図に示すようにフ
ィルム144が収納されたパトローネ143の外周面の
一部に情報パターン145が設けである。この情報パタ
ーン145には、パトローネ143をカメラに装填した
ときにコード読取り用の接点118が接触されるように
っていて(第4図参照)、同パターン145は12の領
域1′〜12′に分割され、領域1’、7’ は共通端
で第11図に示すように領域2′〜6′でISO感度を
表し、領域8′〜10′で枚数を表し、領域11’、1
2’でラチチュードをそれぞれ表すようになっている。
これらの各領域は選択的に絶縁層(斜線で示す)が形成
され、ISO感度が24種2枚数が7種、ラチチュード
が4種のそれぞれの分類がなされるようになっている。
次に、本発明のオートメモリ一方式である第2実施例を
第12図ないし第14図を用いて説明する。
第12図においてカメラ本体101は上記第1の実施例
と同様に撮影レンズ102とレリーズ釦103が設けら
れると共に、その上面には表示部材146が設けられて
いる。この例では表示部材146には、フィルムのIS
O感度1枚数、ラチチュード、撮影済枚数の記憶データ
が■、■、■の3系統とフィルムカウンタ部155でフ
ィルム駒数が表示できるようになっていて、最新のフィ
ルム情報147と、その次に新しいフィルム情報148
と、いちばん古いフィルム情報149とがそれぞれ表示
されるようになっている。
また、表示部材146の左側にはNO釦151が設けら
れ、右側にはYES釦150が設けられている。他の機
械的構成は上記第3図〜第6図と同様である。その電気
回路図である第13図において、符号44は、記憶回路
13のアドレス指定(3系統のフィルム情報)を行なう
セレクタ回路で、YESスイッチ150とNoスイッチ
151は撮影者の選択意志を入力するスイッチで、YE
Sスイッチ150がrYESJでNoスイッチ151が
rNOJにそれぞれ対応する。両スイッチ150゜15
1は、MEMO送りの開始やMEMO表示を制御する制
御回路47に人力されている。その他モータ制御回路2
0に巻戻し信号を入力する巻戻しスイッチ136が接続
されている。その他は」−2第7図に示すものと同一で
あり、同一部材には同一符号を付しその説明は省略する
従って、この例の動作は第14図のフローチャートに示
すように、新しいパトローネを装填する前に、すでに表
示素子146に3本のフィルム情報を記憶表示している
。フィルムカウンタ155の番号は、何駒撮影完了でそ
のパトローネのフィルムを巻戻したかを表わしている。
新しいパトローネ143を装填して後蓋を閉じると、セ
レクタ回路44の出力で記憶回路13に3種のフィルム
情報■、■、■を順次指定して新たに装填したフィルム
のDXコードと比較して同じフィルムかどうかをDXコ
ード比較回路14で判断する。
今、仮に図の示すように表示素子146の■のrIsO
loo、24EXP、L2Jのフィルム情報が新たに装
填したフィルムの情報と一致したとすると、MEMO表
示回路26は表示素子148のうち■のrlsOloo
、24EXP、L2Jの表示のみ点滅させ、撮影者に「
以前、途中で巻戻ししたパトローネと同じではないか。
MEMO送りしますか。」という問いかけをする。これ
に対し、撮影者が、これはそのフィルムとは違うから最
初から撮影するという場合はNOスイッチ151を押す
と、カメラは通常の空送りを行なう。
また、MEMO送りをしたい場合にYESスイッチ15
0を押すと、カメラはMEMO送りモードになり、記憶
しておいたフィルムカウンタ155に表示されたFC−
15にフィルムカウンタが達するまでフィルムを送り続
ける。そして、駒数カウンタ22の内容が「15」にな
ったところでモータ32にブレーキをかけてフィルム供
給を停止する。このとき、制御回路47は記憶回路13
に対してMEMO送りを行なった■のフィルム情報の消
去と、シフト命令で空になった番地に次の番地の記憶内
容をシフトする。表示素子146の表示内容もそれに連
動して■の表示内容が消去され、■の内容が■の位置ヘ
シフトする。このようなMEMO送りが終了した後は、
通常の1駒撮影に入る。
次に、途中巻戻し時の動作について説明する。
フィルムの撮影が全部終了しないときに巻戻しスイッチ
13Bがオンされると、駒数比較回路25が現在のフィ
ルムカウンタ(FC)155のデータとフィルムのEX
P情報を比較してEXP>FCであれば途中巻戻しであ
ると判断し、制御回路47に信号を送り、同回路47は
、新たなフィルムのDXコードと現在の駒数を空の番地
に記憶させる。もし■■■共に埋まっている場合にはシ
フト命令を実行し、■の内容を空にしてから記憶を行な
う。
なお、本実施例においては、第14図に示す破線部分を
ジャンプ実行させても良いこと勿論である。
次に、本発明のマニュアル方式であ乞第3実施例を第1
5図〜第17図を用いて説明する。
第15図において、カメラ本体101には上述同様に撮
影レンズ102とレリーズ釦103が設けられていて、
同カメラ本体101の上面には、枚数表示部153とフ
ィルムカウンタ部15.6が表示される表示部材152
が設けられ、この表示部材152の左側には枚数表示部
153をセットするためのセット釦154が設けられて
いる。その他の構成は上記第1実施例゛と同様である。
この例の場合DXコード用のフィルム情報接点118は
無くても良い。
また、その電気回路を示す第16図において、スイッチ
154はカウンタ回路58を介して記憶回路59に接続
されている。この記憶回路59はセット釦154をオン
させることにより任意の駒数をセットし後蓋を閉じるこ
とによって後蓋スイッチ31がオンとされ、上記の駒数
(FCM)になるまでMEMO送りを実行するようにな
っている。
従って、この例の場合は全てマニュアルのみでメモ送り
を実行させる。その動作は、第17図のフローチャート
に示すように、例えば予じめ途中まで撮影したフィルム
を使用する場合、撮影者が撮影された枚数を表示部15
2の枚数表示部153の表示を確認しながらセット釦1
54をオンさせて駒数(FCM)までメモ送りを実行す
る。フィルムカウンタ(F C)が上記設定された駒数
(FCM)になったときに後蓋スイッチ31をオンさせ
てフィルムを新たに撮影できる駒まで自動的にモータ3
2を正転させてフィルムが設定される。なお、セット釦
154は押し続けていても0.5秒間以上になると自動
的にカウントアツプされるようになっている。
なお、上記各実施例における各部はカメラ本体のみに構
成することなく、例えばデータパック。
モータドライブ装置等に設けるか、または各々に分散し
て設けるようにしても良いこと勿論である。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように本発明によれば、撮影済駒
数の記憶が簡単に行なえ、かつ途中駒まで撮影されたフ
ィルムをカメラに再セットする際に未露光の所定駒まで
正確にフィルム移送を行なうことができ、フィルムの再
装填の頭出しが自動的に行なわれ、フィルムを無駄なく
露光することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を説明するための概略図第2図は、本
発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置を有するカメ
ラの上面図、 第3図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
を有するカメラの斜視図、 第4図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
ををするカメラの裏蓋を開けた状態を示す背面図、 第5図は、本発明の一実施例を示すカメラのフィルム給
送機構の斜視図、 第6図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
のフィルムパーフォレーション検出部を示す斜視図、 第7図は、本発明の一実施例を示すフィルム巻上げ装置
の電気回路図、 第8図は、本発明の一実施例の作動を示すフローチャー
ト、 第9〜第11図は、DXコード付パトローネの概要を示
すための説明図、 第12図は、本発明の第2実施例を示すフィルム巻上げ
装置を有するカメラの上面図、第13図は、本発明の第
2実施例を示すフィルム巻上げ装置の電気回路図、 第14図は、本発明の第2実施例の作動を示すフローチ
ャート、 第15図は、本発明の第3実施例を示すフィルム巻上げ
装置を有するカメラの上面図、第16図は、本発明の第
3実施例を示すフィルム巻上げ装置の電気回路図、 第17図は、本発明の第3実施例の作動を示すフローチ
ャートである。 1.32,115・・・・・・駆動用モータ2.13.
59・・・・・−・・・記憶手段3.22・・・・・・
・・・・・・・・・・・・駒数計数手段4.25・・・
・・・・・・・・・・・・・・・判定手段方9閃 ち12図 策15 [Z 手  続  補  正  書 (自発)昭和60年 7
月8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フィルム巻上げ駆動用モータと、 撮影開始のフィルム駒数を記憶する記憶手段と、上記モ
    ータにより巻上げられたフィルム駒数を計数する駒数計
    数手段と、 上記記憶手段の出力と上記駒数計数手段の出力が所定の
    関係になったことを判定する判定手段とを具備し、上記
    判定手段の出力に基づいて上記モータを停止することを
    特徴とするカメラのフィルム巻上げ装置。
JP60125898A 1985-06-10 1985-06-10 フイルム巻上げ装置 Expired - Fee Related JPH0772782B2 (ja)

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JP (1) JPH0772782B2 (ja)

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JPH0772782B2 (ja) 1995-08-02

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