JPH0468333A - 磁気ヘッド付きオートローディングカメラ - Google Patents

磁気ヘッド付きオートローディングカメラ

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JPH0468333A
JPH0468333A JP18187290A JP18187290A JPH0468333A JP H0468333 A JPH0468333 A JP H0468333A JP 18187290 A JP18187290 A JP 18187290A JP 18187290 A JP18187290 A JP 18187290A JP H0468333 A JPH0468333 A JP H0468333A
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JP
Japan
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film
magnetic head
cartridge
spool
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP18187290A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Yoshinobu Kudo
工藤 吉信
Manabu Inoue
学 井上
Shigeru Wada
滋 和田
Michihiro Iwata
岩田 道広
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/727,008 priority patent/US5221939A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、撮影データを記録するための磁性面を有する
フィルムに対してそのデータの書き込み及び読み取りを
行なうための磁気ヘッドを備え、且つ、フィルムを、カ
ートリッジから送り出してスプールに巻き付lすること
で、自動的に撮影位置に設定できるオートローディング
カメラに関する。
【従来の技術】
従来、撮影データの読み取りや書き込みを行なうことが
できるように、磁性材料によって形成された磁性面を持
ったフィルムが、特開昭59−79236号公報や特開
昭60−17447号公報において開示されている。こ
のようなフィルムを使用して撮影データを処理するカメ
ラには磁気ヘッドが必要であり、また、磁気ヘッドをフ
ィルムの磁性面に密着させてデータ処理を行なえるよう
にするために、例えば、磁気ヘッドとの間でフィルムを
挟みつけるようなパッドを設けておく必要もある。 ところで、このようなフィルムをカメラに装填する場合
、フィルムをパトローネから一定量たけ引き出し、その
先端部のパーフォレーションをスプール側のスプロケッ
トと噛み合わせて蓋を閉しるようなこれまで一般的に用
いられていた方式では、使用者が磁性面に直接手を触れ
る可能性があり、そのことが原因で、誤動作等が発生す
る虞かある。そこで、このようなフィルムを用いる場合
には、カメラに駆動されることによってフィルムを先端
部から送り出せるように構成されたカートリッジを用い
、このカートリッジを、フィルムか完全に収納されたま
まの状態てボディの所定位置に入れて蓋を閉じるだけで
、フィルムをカートリッジから送り出すとともにスプー
ルに巻き付けて自動的に撮影位置にセットできるような
オートローディング機構をカメラに備えておくことか好
ましい。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、磁性面を持っ1こフィルムを使用するカメラ
では、上述したように磁気ヘッドが設けられるため、こ
のようにフィルムをカートリッジから送り出してスプー
ルに巻き付けて行(際に、フィルムの先端が磁気ヘッド
やパッドに引っ掛かって進行が妨げられ、オートローデ
ィングか正常に機能しないことが考えられる。このよう
なことは、フィルム自体にとって好ましくないことであ
るから当然に避けるへきであるし、また、実際にそのよ
うなローディングミスが発生した場合には、フィルムを
カメラから取り出して再装填するなどの煩わしい作業も
必要となる。 したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、磁性面
を有するフィルムを使用するカメラにおけるフィルムの
オートローディング時に、磁気ヘッドやパッドがフィル
ムの進行を妨害することによるローディングミスの発生
を未然に防止することである。
【課題を解決するための手段] 本発明に係る磁気ヘッド付きオートローディングカメラは、上記技術的課題を解決するために以下のように構成されている。 すなわち、撮影データを記録するための磁性面を有するフィルムに対してそのデータの書き込み及び読み取りを行なうため、例えば磁気ヘッドとその磁気ヘッドにフィルムの磁性面を密着させるためのパッドとからなる磁気ヘッド部と、フィルムが収納されたカートリッジを装填することによりフィルムをカートリッジから自動的に送り出すとともにスプールに巻き付けて撮影位置にセットするように構成されたオートローディング機構とを備えており、さらに、上述のように磁気ヘッド部が磁気ヘッドとバットとから構成された場合は、磁気ヘッド部を、フィルムに対して磁気ヘッドとパッドの両方が密着したデータ処理位置と、磁気ヘッドとパッドのいずれか一方もしくは両方がフィルムから離れた退避位置とに設定するための磁気ヘッド駆動機構を備えている。そして、スプールに対するフィルムの巻き付き状態を検出する検出手段と、検出手段からの検出信号によって上記磁気ヘッド部をデータ処理位置に設定すへく駆動機構を制御する制御手段とを備えている。 【作用・効果】
上記構成においては、磁気ヘッド部は、カートリッツが
装填されてもフィルムか確実にスプールに巻き付けられ
るまでは、例えば磁気ヘッド部を構成する磁気ヘッドと
バットの両方らしくは一方がフィルムから離れた退避位
置に設定された状態を維持する。したがって、磁気ヘッ
ド部がその位置にあれば、オートローディング機構によ
ってフィルムかカートリッジからスプール側へ送り出さ
れても、フィルムの先端部の進行が磁気ヘッド部に妨げ
られることはない。したがって、フィルムをオートa−
ディングする際に、磁気ヘッドか設けられたことを原因
としてローディングミスか発生することはない。 また、フィルムがスプールに巻き付けられた後は、その
巻き付き状態を検出手段が検出して信号を制御手段に送
り、制御手段が駆動機構を駆動して、磁気ヘッド部をデ
ータ処理位置に設定する。 したかって、オートローディング時にはフィルムと接し
ていなかったヘッド部かフィルムと密着するようになる
ことで、フィルムに対する撮影データの読み書きを確実
に行なうことができる。 (以下余白)
【実施例】
以下に、本発明に係る磁気ヘッド付きオートローディン
グカメラの実施例について、第1図から第27図を用い
て詳細に説明する。なお、本実施例のカメラには、詳細
は後述するが、フィルムかケースの内部に収納された状
態でボディの所定位置に入れることにより、カメラに駆
動されてフィルムをスプールに巻き付けるために送り出
せるように構成されたカートリッジが用いられる。 このカメラは、磁性材料によって形成された磁性面を有
するフィルムに対して撮影情報の読み書きを行なうため
、第1図に示すように、カメラのボディ側に固定された
磁気ヘッド2と、この磁気ヘッド2に対して押圧された
位置とそこから少し離れた位置との間を駆動機構4に駆
動されて移動するパッド3とから構成された磁気ヘッド
IIIを備えている。この磁気ヘッド部lがフィルムに
対して撮影情報を読み書きするのは、磁気ヘッド2に対
してパッド3が押圧されてその間にフィルムが挟まれた
データ処理位置においてであり、それ以外の場合は、磁
気ヘッド部Iは、パット3か′磁気ヘッド2から離れて
位置することによりその間をフィルムが移動自在となる
退避位置に設定される。なお、この磁気ヘッド部1は、
フィルムのカートリッツ6とそのフィルムか巻き付けら
れるスプール7との間の所定の位置に設けられてこ)る
。 パット3を上記の各位置間で移動させてヘッド部Iをデ
ータ処理位置と退避位置のいずれかに設定する駆動機構
4は、パッド3が一端に固定されるとともにフィルム面
に対して直角方向へ移動できるように構成された第1c
ツト8と、この第10ツド8を移動させてその位置を設
定するための第20ツド9と、さらにこの第20ツド9
を移動させるために揺動する駆動レバー10と、駆動レ
バー10の駆動力に抗して第2oツト9の移動を規制す
るためのストッパー夏1とから構成されている。 第10ツド8は、ボディ側に設けられた2本の固定ビン
夏2がはまり込む長穴13を有していて、それにより、
移動方向が規制されているのと同時に、各ピン12間の
距離と長穴13の長さの差かその移動量として設定され
ている。また、この第10−y F’ 8とボディ5a
f)間には引っ張りばね14か設けられているため、通
常は、このばね】4の作用によりパッド3かヘッド2か
ら離れた位置に設定される。第20ソド9は、2本の固
定ビンj5か長大16にはまり込む状態て装着されてい
ることで、移動方向と移動量か規制されている。また、
この第20ツド9は、第10ツド8に形成された爪8a
と、この第20ツド9に形成された爪9aとを当接させ
て、第10ツド8との相対的な位置関係を一方向に規制
するように、引っ張りばねI7を介して第10ツド8と
連結されている。この第20ツド9を長大16に沿って
磁気ヘッド2側へ移動させるため、駆動レバー10は、
駆動源であるモータ(第2図、符号24)から摩擦伝動
機構を介して駆動されるように構成されている。また、
上記ストッパー11は、第30ツド18と、レバー22
及びプランジャ23とから構成されている。 第30ツト18は、第20ツド9に形成された爪9bと
係合することにより第2C7ツト9の移動を規制する爪
18aを宵しており、且つ、これらの爪9b、18aを
相互に保合・解除させるようにその移動方向と移動量を
規制するために、2本の固定ピン19がはめ込まれる長
穴20を有している。 そして、第30ツド18は、そのような動作を実際に行
なうために、支点21を中心として揺動するレバー22
を介とてプランジャ237こ連結されている。 このカメラでは、カートリッジ6に収納されたフィルム
を予めスプールに巻き取った上で、そのフィルムを撮影
されたコマから順にカートリッジ6内に巻き上げて行く
プリワインド方式が採用されている。このフィルムのプ
リワインド及び巻き上げの各動作と、上述の駆動機構4
の動作とは同一のモータで行なわれるが、これらを駆動
するモータを含めたプリワインド及び巻き上げ動作に関
する駆動系の構成を第2図に示しているので、ここでそ
の構成について説明する。 図において、24は上述した各動作の駆動源であるモー
タを示している。このモータ24は、減速系25を介し
て入力ギヤ26と接続されている(図中、ギヤは全て簡
略化のfこめにピッチ円直径のみか実線で表されている
)。この入力ギヤ26には、入力ギヤ26と同一の回転
中心を持つ出力ギヤ27が装着されている。入力ギヤ2
6には、第2図の■−■線断面を示す第3図に表されて
いるように、回転中心と、そこから少し偏心した位置と
の2箇所に突起26a、26bが形成されており、出力
ギヤ27には、突起26aにはめられる穴27aと、入
力ギヤ26の回転に伴う突起26bの軌跡に沿う円弧状
の溝27bが形成されている。 出力ギヤ27の回転は、スプールの駆動用人力ギヤ28
と、フィルムを動作させるフォーク36の駆動用入力ギ
ヤ39のそれぞれへ、不図示のギヤ列(破線で示してい
る)を介して伝達される。スプール用入力ギヤ28を支
持する軸37には、このギヤ28を太陽ギヤとする遊星
ギヤ29を保持する遊星キャリア31が回転自在に装着
されており、スプール用入力ギヤ28の回転に応して遊
星ギヤ29かスプールギヤ30に対して噛合・解除する
ことで、スプール7の駆動・非駆動を選択できるように
構成されている。また、フォーク用入力ギヤ39を支持
する軸38には、このギヤ39を太陽ギヤとする2つの
遊星ギヤ32.33を保持するL字状の遊星キャリア3
4が回転自在に装着されており、フォーク用入力ギヤ3
9の回転に応じてこれらの遊星ギヤ32.33かフォー
クギヤ35に対して噛合・解除することで、フォーク3
6の駆動・非駆動及び駆動された場合の回転方向を選択
できるように構成されている。 以上説明した機構部の動作状態として、第4図から第1
7図には、フィルムのプリワインド状態及び巻き上げ状
態を示しているが、第23図から第27図に示したフロ
ーチャートを併用してこれらの動作を説明するために、
まず、第18図に示したブロック部を用いて、このカメ
ラの電気回路の構成について説明する。 図の中央に示されたCPは、このカメラの動作を制御す
るマイクロコンピュータ(以下、マイクツという)を表
している。マイコンCPの」二方に示されたF L S
はフラッシュ制御部であり、マイコンCPを通してフラ
ノツユの発光動作を制御する。また、フラノツユ制御部
F L Sの右下方に示されたLMとAPは、それぞれ
測光部及び測距部を表しており、これらはマイコンCP
からの命令により測光及び測距を行なうとともに測定デ
ータをマイコンCPにフィードバックする。そのさらに
下方のDSは表示制@部を示しており、カメラのボディ
に設けられる表示窓における各種データの表示を制御す
る。 表示制御部DSの下方に示されIコS。からS9jす各
種スイッチを示しており、これらのスイツチのオン・オ
フ状態に応してカメラの動作か決定される。Soはオン
状態でカメラを動作させるたぬのメインスイッチてあり
、S、はオン状態で測光が行なわれる測光スイッチ、S
、はオン状態てツヤツタ−レリーズが行なわれるレリー
ズスイッチである。ま1こ、このカメラはズーミングか
電動で行なわれるカメラであって、S3は、そのために
カメラのボディに設けられ1こズームスイッチ釦を広角
側へ操作することによりオンとなってファインダーをテ
レ側からワイド側へ変更するズームアウトスイッチであ
り、S4は、ズームスイッチ釦を逆にテレ側へ操作する
ことによりオンとなってファインダーをワイド側からテ
レ側へ変更するズームインスイッチである。なお、この
ファイング−の動作に応じて撮影範囲を変化させるため
、撮影レンズもそれに伴ってズーミングされたり、また
は、撮影レンズ自体はズーミングされずに、変化する撮
影範囲に対応するためにプリント範囲を制限するための
トリミング情報が撮影時にフィルムに与えられたりする
。また、S4の下方に示されたS5は、カートリッジを
ボディ内に入れるための開閉蓋が閉じた状態でオンとな
るカートリッジ蓋スィッチを示している。S、は、フィ
ルムがスプールに巻き付いた状態を検出するために設け
られた検出手段からの信号によってその巻き付き状態に
おいてオンとなるフィルム巻き付き検知スイッチであり
、S7は、上述の磁気ヘッド部1かデータ処理位置にあ
るときにオフとなる磁気ヘッド位置検知スイッチである
。そ(2て、S8はオン・オフ状態に対応してフラッシ
ュの発光オン・オフを制御するフラッシュスイッチであ
り、S9は、装填されたフィルムが未使用のものである
場合にオフとなり、使用済みの場合にオンとなるフィル
ム使用表示検知スイッチである。 ここで、このフィルム使用表示検知スイッチのオン・オ
フによりフィルムが使用されたものであるかどうかを検
出するための構成について、このカメラで使用されるフ
ィルムのカートリッジと合わせて説明する。まず、この
カメラで使用されるカートリッジ6は第19図に示すよ
うな外観形状を呈しており、図示するように、ケース6
aの一端にはフィルムが使用されたものであるかどうか
に関するフィルム状態表示手段50が設けられている。 このフィルム状態表示手段50により、撮影者は一見し
てフィルムの使用・未使用を区別することができ、また
、その使用・未使用をマイコンCPに判断させることで
その状態に応じた動作が行なわれる。このフィルム状態
表示手段50は、カメラに対するカートリッジ6の装着
状態を表す第20図から第22図に示すように、凹部5
Iと、その内部を横方向へ移動可能なスライド部材52
とから構成されており、上述のフィルムの使用・未使用
は、このスライド部材52の位置に応して判断される。 そして、このスライド部材52の位置を検出するために
カメラ側に設けられる検出手段55は、フィルム使用表
示検知スイッチ58(第18図にはS8で示している)
と、カートリッジ6が装着された状態で凹部51内に差
し込まれるようにボディ53に設けられた突起53aと
、貫通穴53bから検出片54aをカートリッジ6側へ
突出させた状態でボディ53に装着されたL字状の検出
レバー54とから構成されている。検出レバー54は、
固定ピン57が長穴56にはめ込まれ、且つ引っ張りば
ね59に上り長穴に沿って付勢された状態でボディ53
に装着されており、上記フィルム表示検知スイッチ58
はこのレバー54の直ぐ側方に設けられている。 第20図は、未使用カートリノンをカメラのボディ53
に装着する直前の状態を示している。未使用カートリッ
ジでは、スライド部材52かボディ53の突起53a側
に位置しているので、図示するように、その突起53a
かスライド部材52のテーパ部52aと当接し、同時に
検出レバー54の検出片54aがカートリッジの凹部5
1に差し込まれる。したがって、第21図に示すように
、さらにカートリッジ6の装着を進めた段階では、突起
53aの作用でスライド部材52か移動して検出レバー
54を検知スイッチ58側へ押し付け、検知スイッチ5
8がオン状態に変化する。また、フィルムが途中まで撮
影された使用途中のカートリッジもしくは最後まで撮影
された使用済みのカートリッジの装着状態を第22図に
示しているが、その場合には、スライド部材52が検出
レバー54側に位置しているので、カートリッジ6を装
着する際にはスライド部材52が検出片54aと当接し
て検出レバー54を傾動させ、検知スイッチ58を動作
させないので、検知スイッチ58はオフの状態に維持さ
れる。このように、フィルム状態表示手段50は、フィ
ルムか未使用の状態でカメラに装着されると検出手段5
5を動作させると同時にそれ自体の状態が変化するよう
に構成されており、フィルムか゛使用途中か使用済みの
場合7こは、検出手段55を動作させず、それ自体の状
態も変化しないように構成されている。 一方、第18図に示すブロック図において、マイコンC
Pの下方に示されたDTCは、フィルムに対する撮影デ
ータの処理を行なうために磁気ヘッドHDと接続された
データ制御部である。 また、マイコンCPの左側に示されたACはアクチュエ
ータ駈動部であり、フィルムのプリワインドと巻き上げ
及び磁気ヘッド部Iの駆動を行なうための第1モータM
、(第2図の符号24)、ファインダーを広角位置と望
遠位置の間で動作させる第2モータM3、及び上述した
パッド3の位置を規制するためのプランジャPL(第1
図の符号23)をそれぞれ制御する。なお、ブランンヤ
PLは、正のパルス電圧が印加されることにより第2.
第30ソド9,18の6爪9b、18aの間の係合を解
除してパット3のヘッド2側への移動を可能とし、負の
パルス電圧が印加されることにより6爪9b18aを係
合させてパッド3のヘッド2側への移動を禁止する。ま
た、ACの下方に示されたEXは露出制御部であり、撮
影レンズのピント合わせとシャッターの駆動を行なう第
3モータM3の動作を制御する。さらに下方に示された
ENは、ファインダーのズーム位置を検出するためのズ
ームエンコーグである。そして、その下方のPIは、フ
ィルムか送られ1こかどうかを1コマ毎に検出するたぬ
のフォトインタラプタを示している。 次に、以上のように構成されたこのカメラの動作につい
て、第23図から第27図に示したフローチャート、及
び第4図から第17図に示した動作状態図を用いて説明
する。なお、これらのフローチャートでは、各動作のス
テップは記号Sによって示している。 第23図は、このカメラの全体的な動作についてのメイ
ンルーチンを示している。ステップ001はカメラの動
作か停止した状態であって入力待もの状態である。この
状態で何等かの操作が行なわれると、ステップ002に
おいて、カートリッジ蓋スィッチS5がオフからオンに
切り替えられfこかどうか、つまりカートリッジ蓋が閉
しられたかようかか判別される。カートリッジ蓋が閉し
られることによ位スイッチS5かオフからオンに変化し
たのであれば、次にステップ003において、第24図
から第26図に示すプリワインドのサブルーチンに従っ
て、フィルムのプリワインドか行なわれる。このブリワ
インド後、及びスイッチs5がオンに切替わらなかった
場合には、ステップ004において、メインスイッチS
、がオンであってシャッターレリーズが可能な状態であ
るがとうかが判別される。そして、メインスイッチS。 がオフであるか、またはレリーズ禁止フラグが設定され
ている場合には、ステップ005において主電源オフの
表示か行なわれた後に、ステップ001の戻って再び入
力待ちの状態に設定される。 一方、ステップ004での判別の結果、メインスイッチ
S。かオンで、しからレリーズが可能な状態だと判断さ
れると、ステップ006において主電源かオンである旨
の表示か行なわれ、次に測光スイッチS1がオフからオ
フ/\切り替えられ1こかどうかか判別される(ステッ
プ007)。測光スイッチS1に変化かな(士むば、ス
テップ008てズームアウトスイッチS、かオフとなっ
ているかとうかが判別され、オンであれば、それに応し
てズームアウトのサブルーチンが実行されて、ファイン
ダーのズームアウトか行なわれる(ステップ009)。 一方、ズームアウトスイッチS3かオフであれば、ステ
ップ010において、ズームインスイッチS4がオンで
あるかとうかが判別される。 そして、オンであると判断されればステップIIにおい
てズームインのサブルーチンか実行されてファインダー
のズームインが行なわれる。これらのスイッチS、、S
、かいずれもオフであればステップ012においてデー
タ表示かなされた後、ステップ001に戻って人力待ち
の状態に復帰する。 上述したステップ007において測光スイッヂSlがオ
フからオフに切り替えられr二と判断されると、ステッ
プ013で測光を行なうためのサブルーチンか実行され
る。そして、ステップ014において、測光が行なわれ
た後に依然として測光スイッチS1がオンの状態に維持
されているかどうかか判別され、もしオフに切替わって
いれば、ステップ012を経てステップ001へ戻り、
再度入力待ちの状態となる。逆に測光スイッチSがオン
状態に維持されていれば、ステップ015てレリーズス
イッチS、がオンへ変化したかどうかが判別され、オフ
の場合は、ステップ013〜015が繰り返される。一
方、レリーズスイッチS、がオンに設定されると、ピン
ト合わせを確実にするために、ステップ016において
焦点検出ルーチンがシャッターレリーズ直前の動作とし
て行なわれ、次に、上述の第3モータM、lにより、検
出された焦点位置に合わせて撮影レンズのピント合わせ
が行なわれるとともに(ステップ017)、ンヤッター
が駆動されて露出制御か行なわれる(ステップ018)
。そして、露出制御が終了すると、ステップ019にお
いて、フィルムの1コマ巻き上げとフィルムへの撮影情
報の記録か第27図に示すサブルーチンに従って実行さ
れた後、ステップ012から001へ戻って入力待ちの
状態となる。 次に、このメインルーチン中においてステップ003で
示したフィルムのプリワインド動作について、第24図
から第26図に示したフローチャート、及び第1図から
第13図に示した動作状態図を用いて説明する。 プリワインドルーチンが実行されると、まず、ステップ
101においてフィルムのオートローディング時のエラ
ー回数をカウントするため、2種類のエラー回数カウン
タEFLI、EFL2か、それぞれ0にリセットされる
。そして、プリワインド中の撮影を禁止するため、ステ
ップ102においてレリーズ禁止フラグがセットされる
。次に、ステップ103において、装填されたフィルム
が未使用のものであるか既に使用されたしのであるかが
判断されるとともに、使用・未使用を区別するfこめに
、フラグNFLか、未使用カートリッジであればOに、
使用されfこカートリッツであればlにセットされる。 たたし、既に使用されたフィルムであることか検知され
てNFLが1にセットされても、フィルムが撮影途中に
取り出されて再装填されたのか、全コマ撮影済みのもの
か再装填されたのかは、この時点においては不明である
。 以上の設定が終了すると、次jこステップ104におい
て、磁気ヘッド位置検知スイッチS7のオン・オフ状態
から磁気ヘッド部1がデータ処理位置にあるか退避位置
にあるかが判別される。そして67がオンの場合、つま
り磁気ヘッド部lか退避位置にあると判断された場合に
は、ステップ105でプランジャPLに負のパルス電圧
が印加されることで、まずバッド3のヘッド2側への移
動が禁止される。第1図に示したヘッド部l及び駆動機
構4は、このときの状態を表している。 このようにしてパッド3の移動が禁止された状態で、次
に、ステップ+06において第1モータM、が正転を開
始する。このときの動作状態を第4図及び第5図に示し
ているようjこ、モータ24(第1モータM、)の回転
により駆動レノ・−1Oか揺動して第20ツト9をヘッ
ド2側へ押し込むか、爪9bと18aか係合している関
係で摩擦伝動機構に滑りか発生して第20ツト9はその
位置に止どまり、ヘッド部1の退避位置か維持される。 一方、モータ24の回転は各入力ギヤ28.39へも伝
達され、さらに、その回転に応して遊星ギヤ2932を
介してスプールギヤ30及びフォークギヤ35か回転す
ることにより、スプール7及びフォーク36が駆動され
る。したかって、フィルムは、フォーク36が回転する
ことでカートリッジ6から徐々に押し出され、第4図に
示すように磁気ヘッド2とバット3の間を通ってスプー
ル側へ進んで行く。 続いて、ステップ107において、ローディングミスか
所定時間内に発生するかどうかを検出するためにタイマ
ーかスタートする。その上で、ステップ10gにおいて
磁気ヘッド部1か依然として退避位置に維持されている
かどうかが磁気ヘッド位置検知スイッチS7の状態から
判別され、さらに、ステップ109と110で、所定時
間内にフィルム巻き付き検知スイッチS8がオンになる
かどうか、つまりフィルムがスプール7に巻き付くかと
うかが判別される。その結果、フィルムがスプール7に
巻き付けられたことか検出されると、ステップ111に
おいて第1モータM、か−旦停止する。そして、ステッ
プ112においてプランジャPLに正のパルス電圧が印
加されて第30ノド18が第20yド9との係合位置か
ら退避し、ステップ】13において、フォトインタラプ
タPIと連動するPIカウンタが0にリセットされた上
で、ステップ114において、再び第1モータM、が正
転を開始する(第6,7図)。このとき、第30ツド1
8は第20ツド9との係合位置から退避しているので、
モータM1の回転による駆動し/<−10の動作で第2
0ツド9が磁気ヘッド2側へ移動し、ばね14及び17
の作用により、磁気ヘッド2とパット3とが所定の力で
相互に押し付けられて、磁気ヘッド部Iがデータ処理位
置に移行する(第8.9図)。なお、スプール7は、そ
の周速がフォーク36の周速よりも常に速くなるように
ギヤ列によって駆動されており、フィルムかスプール7
に巻き付いた後は、遊星ギヤ32とフォークギヤ35の
噛合状聾は、第7図及び第9図に示すように解除される
。また、磁気ヘッド部lかモータの正転によって所定時
間内にデータ処理位置に設定されたかとうかをチエツク
するため、ステップ115.116,117において、
タイマーで設定された時間内に磁気ヘッド位置検知スイ
ッチS7がオフとなったかどうかが判別される。このス
イッチS7かオフとなれば、プリワインド時における磁
気ヘッド部lのデータ処理位置への位置設定が完了しに
こととなるが、オンのまま変化しなければ、異常が発生
したものとして、ステップ118においてカメラの動作
が停止する。 このように、上記構成では、ヘッド部1は、カートリッ
ジ6を装填してフィルムを送り出す時にはフィルムが通
過しやすい退避位置に設定され、フィルムが確実にスプ
ール7に巻き付いてからデータ処理位置に設定される。 したかって、その送り出しのときにフィルムの先端が磁
気ヘッド部lを構成する磁気ヘッド2やパット3に引っ
掛かってフィルムのローディングにミスか生しるのか効
果的に防止される。 ところで、このブリワインドのサブルーチンに入った後
にエラーカウンタ等が既述のように設定された上で、ス
テップ104において磁気ヘッド部1がデータ処理位置
にあると判断された場合には、まずステップ+19で第
1モータM、が逆転を開始し、同時にタイマーをスター
トさせた上で磁気ヘッド位置検知スイッチS7の状態を
検出することにより、所定時間内にヘッド部lが退避位
置に変化したかどうかが判別される(ステップ! 20
.121.122)。ヘッド部1が退避位置に変化すれ
ば、ステップ+23で第■モータMが停止してからステ
ップ105以下の動作が既に説明した通りに行なわれる
が、ヘッドIIIが退避位置に変化しない場合は、異常
の発生として、ステップ124でカメラの全機能が停止
する。 まfこ、ステップ+08において、フィルムのスプール
7への巻き付き前であるにら拘わらずヘッド部lかデー
タ処理位置に変化したと判断されると、ステップ125
てエラー回数カウンタE F I=1か1つカウントさ
れ、そのカウントされた数か4以上となったかとうか、
つまりエラーを4回以上起こしているかとうかか、ステ
ップ126で判別される。もしエラーか4回未満てあれ
ばステップ+19ヘンヤノブして既述しfコそれ以降の
動作が行なわれ、エラーか4同辺上発生していれば、ス
テッカ27て異常の発生として動作か停止子る。 また、ステップ10Bにおζ)てヘッド部1か退避位置
を維持していることは確認さ君たか次のステップ109
において所定時間内にフィルムがスプール7に巻き付か
なかったと判断された場合には、もう一つのエラー回数
カウンタEFL2が1つカウントされる(ステップ12
8)。この場合にもエラーが4回以上であるかどうかか
ステップ129で判別され、その結果、エラーか4回以
上発生していると判断された場合には異常としてステッ
プ+33においてカメラの機能か停止する。 一方、エラーが4回未満の場合には、それ以前の動作で
フィルムが多少送り出されている可能性かあるため、ス
テップ+30.+3]132でモータM1を所定時間逆
転させてから、再びステップ104以降の動作が実行さ
れる。 以上のような流れて、磁気ヘッド部1かステップ+16
においてデータ処理位置に設定されてブリワインドか開
始されると、それ以降は、第25図に示されたフローチ
ャートに沿った動作か順次行なわれる。まず、ステップ
134で、データ読取・処理のサブルーチンに入り、そ
こで、フィルムの感度や撮影枚数などのデータがマイコ
ンに読み込まれて処理される。次いて、ステップ114
でのモータの動作によってフォトインタラプタPIが切
替わってフィルムが1コマ送られたかとうか、そしてそ
の場合にはフィルムが規定枚数に達したかどうかがステ
ップ135及び136て判別され、まだ規定枚数に達し
、ていない場合には、PIカウンタか1つカウントされ
る(ステップ137)。 一4撮影が行なわれたフィルムでは、撮影済みのコマに
はその旨のデータが書き込まれているので、ステップ+
38において、切替わったコマについて撮影データか記
録されているかとうかが検出され、ステップ139にお
いてそのデータの有無が判別される。その結果、そのコ
マに撮影データか記録されていなくて撮影か可能である
ことか確認されると、ステップ140で、そのPIカウ
ンタに対応するコマが撮影可能であることを記憶するた
めに、メモリマツプとして領域分けされたメモリ中の所
定のメモリエリアにおいて撮影可フラグがセットされ、
再びステップ+35以降の動作が規定枚数となるまで行
なわれる。一方、ステップ139においてそのコマにデ
ータが記録されていることが認められると、ステップ1
41においてフラグNFLがlであるかどうかにより、
そのカートリッジが再装填されたものかどうかがチエツ
クされる。そして再装填カートリッツであれば、そのコ
マに撮影データか記録されていて当然であるから、ステ
ップ142て、そのPIカウンタに対応するコマか撮影
不可であることを記憶するため、メモリ中の所定のメモ
リエリアにおいて撮影可フラグがリセットされfこ上で
、再びステップ+35以降の動作か規定枚数まで実行さ
れる。 このようにして撮影データの読み取りが行なわれながら
フィルムが規定枚数までプリワインドされると、ステッ
プ143及び144で、モータMは、−旦停止した後、
通常の巻き上げのために逆転を開始する。この場合には
、第11図に示すように、スプールギヤ30は遊星ギヤ
29が離れることでフリーになり、フォークギヤ35は
、遊星ギヤ33の作用で逆転してフィルムを巻き上げる
ことができる。また、これと同時に、ステップ145て
は、装填されたフィルムに撮影できるコマがあるかどう
かを調べるため、メモリ中における撮影可フラグの有無
かチエツクされる。撮影可フラグかある場合は、ステッ
プ146でそのコマまでの送り枚数がセットされ、ステ
ップ147〜+49でその枚数分たけフィルムか送られ
る。この状襟を第10図に示してL)るか、図示するよ
うに、駆動レバーIOは、モータM、(24)の逆転時
にも第20ツト9をヘッド2側へ押し付けてヘッド部1
をデータ処理位置に維持するように構成されている。 この構成では、データの読み取りかプリワインド中にフ
ィルムの全コマに対して行なわれるので、撮影可能なコ
マが確実に検出され、且つ、そのコマから撮影が続行さ
れるので、フィルムか無駄にならず、撮影の途中でフィ
ルムを交換しても次の撮影を簡単に行なうことができる
。また、各コマに対する撮影可能であるかどうかの判別
かブリワインドを利用して行なわれるから、その検出の
ために特別な時間を費やすこともない。 以上のようにして撮影可のコマまでフィルムが送られる
と、ステップ150においてモータMが正転を開始し、
同時にステップ151.152153で、所定時間内に
ヘッド部1が退避位置に切替わったかどうかの判別が行
なわれる。もし、ヘッド$1が退避位置に切替わらなけ
ればステップ154で異常としてカメラの全機能が停止
するが、正規に切替わった場合には、ステップ155で
モータM1が停止し、次いでステップ+56においてレ
リーズ禁止フラグがリセットされる。以上で撮影状態の
設定が完了し、その結果、機構部は第12図及び第13
図に示した状態に設定される。なお、ヘッド部1を退避
位置に設定するのは、第13図に動作状態を示すように
、出力ギヤ27を回転させずに溝27b内を入力ギヤ2
6の突起26bが摺動する範囲内での入力ギヤ26の回
転により行なわれ、それ以上回転した場合には、出力ギ
ヤ27が入力ギヤ26と同時に回転してフィルム送りが
行なわれ、同時に、駆動レバーlOも第20ツド9をヘ
ッド2側へ押し付けるように揺動する。 ところで、ステップ145における判別の結果、撮影可
のコマがないと判断された場合は、撮影済みのフィルム
が誤って装填されたことになるので、ステップ144で
開始されたモータM1の逆転により、まずPIカウンタ
か0になるまてフィルムの巻き戻しが行なわれる(ステ
ップ157〜159)。そして、さらにステップ160
.161において、オートローディング時に送られたフ
ィルムが所定時間だけ巻き戻され、次いで、ステップ+
62で、装填されているのが使用済みカートリッジであ
ることか警告として表示された後、メインルーチンに戻
る。したがってこの場合、撮影者は、そのカートリッジ
を取り出して新しいカートリッツを装填することができ
る。 一方、フィルムのプリワインド時における各コマ毎のデ
ータ判断の際、ステップ139ではそのコマに撮影デー
タがあると判断されたのに反してステップ+41におい
てフラグNFLが1ではないと判断されると、カートリ
ッジのフィルム状態表示手段50が未使用を示している
にも拘わらず撮影データが記録されていることになる。 このようなことが生じるのは、カメラに設けられたフィ
ルムの使用・未使用に関する検出手段55が正常に動作
していないことや、カートリッジに設けられた表示手段
50のスライド部材52か誤って動かされたことなどが
その原因として考えられるが、そのまま撮影を行なった
のでは例えば二重撮影などの撮影ミスが発生する虞かあ
るため、その場合には以下のように対応される。 すなわち、ステップ163及び164でモータM、を停
止・逆転させて、まずそのコマからPIカウンタが0に
なるコマまで、送ったコマ数だけフィルムの巻き戻しが
行なわれる(ステップ165〜167)。そして、ステ
ップ168,169において、オートローディング時に
送った分だけフィルムがさらに巻き戻され、ステップ+
70において、装填されたカートリッジが適切なもので
ないことが表示された後、メインルーチンに戻る。した
がって、この場合にも、撮影者はそのカートリッジを取
り出して新しいカートリッジを装填することができるか
ら、撮影ミスを未然に防止できる。 また、このようにカートリッジが未使用であるにも拘わ
らずに撮影データが記録されていると判断された場合に
、撮影を行なえるよう?こプログラムすることら可能で
ある。その場合のフローを第26図に示しているか、そ
の対応の異なる部分を除いては第25図と全く同様の動
作が行なわれる。 また、その同し動作については、第25図と同しステッ
プ数で示している。 このフローにおいては、ステップ139及び141てそ
のような矛盾した判断が行なわれると、ステップ171
において、取り合えず、フィルムにそのような異常のあ
ることが表示される。そして、その表示に続き、ステッ
プ142において、PIカウンタに対応するコマが撮影
不可であることを記憶するため、メモリ中の所定のメモ
リエリアにおいて撮影可フラグがリセットされた上で、
再びステップ135以降の動作が規定枚数に達するまで
実行される。つまり、このフローでは、撮影者に対する
一応の警告は行なわれるが、判定されたデータの方が優
先されて、撮影は可能なように設定される。このように
プログラムすれば、フィルム状態表示手段50が誤って
動かされたカートリッジ6が装填された場合でも、撮影
を通常通り行なうことかできる。以上か、このカメラに
おけるブリワインドの動作である。 次に、第23図に示したメインルーチンにおいて、ステ
ップ019として実行される1コマ巻上及び情報処理の
サブルーチンについて、第27図に示すフォローチャー
ト及び第14図から第17図に示す動作状態図を用いて
詳細に説明する。 まず、フィルムの巻き上げ中にレリーズか行なわれない
ようにするため、ステップ201でレリーズ禁止フラグ
が設定される。次いて、ステップ202においてモータ
M1か逆転を開始し、同時に、ステップ203でタイマ
ーがスタートする。 そして、ステップ204,205において、磁気ヘッド
位置検知スイッチS7の状態を判別することによりヘッ
ド部lがデータ処理位置に設定されたかどうかがチエツ
クされる。ヘッド部1が退避位置から変化していなけれ
ば、ステップ206において、異常の発生としてカメラ
の全機能が停止する。 一方、ヘッド部1かデータ処理位置に設定されると、ス
テップ207て、フィルムに対して撮影情報の書き込み
か行なわれる。この状態が、第14図及び第15図に示
されている。そして、ステップ208及び209に示す
ように、PI倍信号切替わることでフィルムが1コマ送
られたと判断されたときにモータM、が停止する。 フィルムは、ブリワインドされてから撮影される場合と
ブリワインドされずに普通に撮影される場合とでは、そ
れぞれ反対側の端部から撮影が開始されるため、現在装
填されているフィルムが、ブリワインドされずに途中ま
で撮影されたものや、普通の撮影とプリワインF後の撮
影とを両方行なうことによりフィルムの両端部で撮影さ
れたものの場合には、1コマ巻き上げた次のコマが既に
撮影済みの場合がある。そこで、そのコマが撮影可能で
あるかどうかが、メモリ中における撮影可フラグの有無
から判別される(ステップ21O)。その結果、撮影可
フラグが設定されている場合は、そこでそのカートリッ
ジのフィルムが全て取り終わるかどうかがステップ2+
1で判別される。そこて、またフィルムが終了しなけれ
ば、ステップ212てモータM1か正転を開始し、次に
、ステップ213〜2+5において、所定時間内に磁気
ヘッド位置検知スイッチS7がオンになって、磁気ヘッ
ド部lが退避位置に切り替えられたかとうかの確認が行
なわれる。もし依然として切り替えられていなければ、
ステップ216において異常としてカメラの全機能が停
止し、逆に、切り替えられていれば、ステップ217で
モータM、が停止し、且つステップ218でレリーズ禁
止フラグがリセットされて、撮影可能な状態に設定され
る。この状態を第16図及び第17図に示している。 以上説明したように、ヘッド部lは、通常は退避位置に
設定されていてフィルムの巻き上げ(ブリワインドも含
む)時にのみ巻き上げ用モータの駆動力を利用してデー
タ処理位置に設定されるので、これをそれぞれの位置に
保持するための特別な手段や電力等が必要ではなく、こ
のヘッドIIの位置の制御も簡単な機構で行なえるから
、省スペース及びコスト低減を図ることができる。 一方、上述したステップ210で、設定されたコマか撮
影可能であるかとうかか判別された際、撮影可フラグか
設定されていないことが確認されると、ステップ219
てPIカウンタにその時点てのコマ番号かセットされる
。そして、ステップ220から223までの間てPIカ
ウノタが0のところまでフィルムが巻き戻され、ステッ
プ224.225で、オートローディング時の送り分が
巻き戻される。そして、フィルムが終了したことが表示
され(ステップ226)、メインルーチンの動作ノこ戻
って行く。 また、ステップ2+1においてフィルムが終了したと判
断された場合には、そこからステップ227を経てステ
ップ224ヘジヤンプしてオートローディング時の送り
分が巻き戻されてから、フィルムが終了したことが表示
され(ステップ226)、メインルーチンの動作に戻っ
て行く。 このように、ブリワインド中に未撮影のコマが全て検出
されており、そのデータに基づいて全コマの撮影が終了
した時点でフィルムが巻き戻されるので、途中まて撮影
したフィルムでも無駄にならず、2重撮影が生しること
なく簡単にフィルムを交換できる。 なお、このカメラでは、l\ツド部lのうちパッド3が
可動式に構成されているが、パッド3を固定にして磁気
ヘッド2を可動式に構成することも可能である。また、
ヘッド部1の位置を制御するために設けられたプランジ
ャ23の代わりに、フィルムの送り量を検出してその位
置を機械的に切り替えるような機構を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気ヘッド付きオートローディン
グカメラのヘッド部及び駆動機構を示す構成図、第2図
はフィルムのブリワインド及び巻き上げ用駆動系の構成
図、第3図は第2図のI[[−■線断面図、第4図から
第17図は第1図または第2図に示した機構部の動作状
聾図、第18図はこのカメラの電気回路を示すブロック
図、第19図はこのカメラに使用されるカートリッジの
外観図、第20図から第22図はフィルムの使用・未使
用検出部の構成及び作動状態を示す部分断面図、第23
図から第27図はこのカメラの動作を示すフローチャー
トである。 磁気ヘッド部、2 磁気ヘッド、3.パッド、4 駆動
機構、5−ボディ、6・カートリッツ、7 スプール、
8 第10ツト、9・第20ツト、10・駆動レバー、
11・−ストッパー12・・固定ピン、13・・・長穴
、14・・・引っ張りばね、15・固定ピン、16・・
長穴、17 引っ張りばね、18・・第30フト、I9
・固定ピン、20・・長穴、2I・・支点ピン、22・
レバー23・・・プランツヤ、24・・・モータ、25
・・減速系、26・入力ギヤ、27・−・出力ギヤ、2
8・スプール用入力ギヤ、29・・遊星ギヤ、3o・ス
プールギヤ、31・・・遊星キャリア、32.33・・
・遊星ギヤ、34・・遊星キャリア、35・・フォーク
ギヤ、36・・フォーク、37.38 −軸、39・ 
フォーク用入力ギヤ、50・フィルム状態表示手段、5
1・・凹部、52・スライド部材、53 ボデ化54・
・検知レバー、55・検出手段、56 長穴、57 ・
ピン、58 検知スイッチ、59・・引っ張りばね 特 許 出 願 人 ミノルタカメラ株式会社代 理 
人 弁理士 前出 葆 (ほか1名)第3図 第4図 第8図 第9図 5ソ 第6図 纂1o図 f d 第12図 第16図 第14図 第18図 第19図 第21図 第22図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、撮影データを記録するための磁性面を有するフ
    ィルムに対してそのデータの書き込み及び読み取りを行
    なうための磁気ヘッド部(1)と、フィルムが収納され
    たカートリッジ(6)を装填することにより該フィルム
    をカートリッジ(6)から自動的に送り出すとともにス
    プール(7)に巻き付けて撮影位置にセットするように
    構成されたオートローディング機構(24〜37)と、 上記磁気ヘッド部(1)を、フィルムに対して密着した
    データ処理位置と、フィルムから離れた退避位置とに設
    定するための磁気ヘッド駆動機構(4)と、 スプール(7)に対するフィルムの巻き付き状態を検出
    する検出手段と、 該検出手段からの検出信号によって上記磁気ヘッド部(
    1)をデータ処理位置に設定すべく上記駆動機構(4)
    を制御する制御手段(CP)と、を備えたことを特徴と
    する磁気ヘッド付きオートローディングカメラ。
JP18187290A 1990-07-09 1990-07-09 磁気ヘッド付きオートローディングカメラ Pending JPH0468333A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18187290A JPH0468333A (ja) 1990-07-09 1990-07-09 磁気ヘッド付きオートローディングカメラ
US07/727,008 US5221939A (en) 1990-07-09 1991-07-08 Photographic camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18187290A JPH0468333A (ja) 1990-07-09 1990-07-09 磁気ヘッド付きオートローディングカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0468333A true JPH0468333A (ja) 1992-03-04

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ID=16108329

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18187290A Pending JPH0468333A (ja) 1990-07-09 1990-07-09 磁気ヘッド付きオートローディングカメラ

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JP (1) JPH0468333A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5361116A (en) * 1992-04-27 1994-11-01 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera having device for writing information onto film
US6125241A (en) * 1992-04-27 2000-09-26 Minolta Co., Ltd. Camera

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5361116A (en) * 1992-04-27 1994-11-01 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera having device for writing information onto film
US6125241A (en) * 1992-04-27 2000-09-26 Minolta Co., Ltd. Camera

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