JP2810555B2 - カメラ及びフィルム送り装置 - Google Patents
カメラ及びフィルム送り装置Info
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- JP2810555B2 JP2810555B2 JP3095352A JP9535291A JP2810555B2 JP 2810555 B2 JP2810555 B2 JP 2810555B2 JP 3095352 A JP3095352 A JP 3095352A JP 9535291 A JP9535291 A JP 9535291A JP 2810555 B2 JP2810555 B2 JP 2810555B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム供給スプール
を回転させることによりフィルムを送り出すと共に前記
フィルム供給スプールと一体的に回転する指標により前
記フィルムに関する情報を示すフィルムカートリッジに
適用されるカメラ及び、フィルム送り装置に関するもの
である。
を回転させることによりフィルムを送り出すと共に前記
フィルム供給スプールと一体的に回転する指標により前
記フィルムに関する情報を示すフィルムカートリッジに
適用されるカメラ及び、フィルム送り装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、カートリッジ内にフィルムを完全
に収納し、フィルム供給スプールを回転させることでフ
ィルム先端部をカートリッジ内より押出す所謂押出し式
フィルムカートリッジがUSP4,834,306によ
り提案されている。
に収納し、フィルム供給スプールを回転させることでフ
ィルム先端部をカートリッジ内より押出す所謂押出し式
フィルムカートリッジがUSP4,834,306によ
り提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の押出し式フィ
ルムカートリッジに於ては、カートリッジ内からのフィ
ルムの押出しに際して、フィルムの先端が、カートリッ
ジに引掛かり、フィルムの押出しが出来なくなることが
考えられる。この場合、フィルム供給スプールはカメラ
のフォークによって、強い力で強制的に回転させられる
為、フィルムの先端が損傷したり、上記フォークを駆動
するカメラのギヤ系を破損する事故につながる恐れがあ
った。本発明は以上の事情に鑑みなされたもので、フィ
ルム供給スプールを回転させることによりフィルムを送
り出すと共に前記フィルム供給スプールと一体的に回転
する指標により前記フィルムに関する情報を示すフィル
ムカートリッジに適用されるカメラ及び、フィルム送り
装置において、フィルムカートリッジのフィルム供給ス
プールの駆動が適切に行われなかった場合には、簡単な
構成で速やかにその状態を判定し、フィルムや、フィル
ム供給スプールの駆動系の破損を防止できるようにしよ
うとするものである。
ルムカートリッジに於ては、カートリッジ内からのフィ
ルムの押出しに際して、フィルムの先端が、カートリッ
ジに引掛かり、フィルムの押出しが出来なくなることが
考えられる。この場合、フィルム供給スプールはカメラ
のフォークによって、強い力で強制的に回転させられる
為、フィルムの先端が損傷したり、上記フォークを駆動
するカメラのギヤ系を破損する事故につながる恐れがあ
った。本発明は以上の事情に鑑みなされたもので、フィ
ルム供給スプールを回転させることによりフィルムを送
り出すと共に前記フィルム供給スプールと一体的に回転
する指標により前記フィルムに関する情報を示すフィル
ムカートリッジに適用されるカメラ及び、フィルム送り
装置において、フィルムカートリッジのフィルム供給ス
プールの駆動が適切に行われなかった場合には、簡単な
構成で速やかにその状態を判定し、フィルムや、フィル
ム供給スプールの駆動系の破損を防止できるようにしよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、フィルム供給スプールを回転させることに
よりフィルムを送り出すと共に前記フィルム供給スプー
ルと一体的に回転する指標により前記フィルムに関する
情報を示すフィルムカートリッジを使用することのでき
るカメラにおいて、フィルムカートリッジのフィルム供
給スプールを駆動することによりフィルムカートリッジ
からフィルムを送り出す駆動手段と、フィルムカートリ
ッジの前記指標の回転状態を検出する回転検出手段と、
前記駆動手段によりフィルムカートリッジのフィルム供
給スプールの駆動が開始された後所定時間経過するまで
に前記回転検出手段により前記指標の回転が検出できる
か否かによってフィルムカートリッジのフィルム供給ス
プールの回転状態を判定する判定手段とを有するカメラ
とするものである。また、上記目的を達成するために本
発明は、フィルム供給スプールを回転させることにより
フィルムを送り出すと共に前記フィルム供給スプールと
一体的に回転する指標により前記フィルムに関する情報
を示すフィルムカートリッジに適用されるフィルム送り
装置において、フィルムカートリッジのフィルム供給ス
プールを駆動することによりフィルムカートリッジから
フィルムを送り出す駆動手段と、フィルムカートリッジ
の前記指標の回転状態を検出する回転検出手段と、前記
駆動手段によりフィルムカートリッジのフィルム供給ス
プールの駆動が開始された後所定時間経過するまでに前
記回転検出手段により前記指標の回転が検出できるか否
かによってフィルムカートリッジのフィルム供給スプー
ルの回転状態を判定する判定手段とを有するフィルム送
り装置とするものである。
に本発明は、フィルム供給スプールを回転させることに
よりフィルムを送り出すと共に前記フィルム供給スプー
ルと一体的に回転する指標により前記フィルムに関する
情報を示すフィルムカートリッジを使用することのでき
るカメラにおいて、フィルムカートリッジのフィルム供
給スプールを駆動することによりフィルムカートリッジ
からフィルムを送り出す駆動手段と、フィルムカートリ
ッジの前記指標の回転状態を検出する回転検出手段と、
前記駆動手段によりフィルムカートリッジのフィルム供
給スプールの駆動が開始された後所定時間経過するまで
に前記回転検出手段により前記指標の回転が検出できる
か否かによってフィルムカートリッジのフィルム供給ス
プールの回転状態を判定する判定手段とを有するカメラ
とするものである。また、上記目的を達成するために本
発明は、フィルム供給スプールを回転させることにより
フィルムを送り出すと共に前記フィルム供給スプールと
一体的に回転する指標により前記フィルムに関する情報
を示すフィルムカートリッジに適用されるフィルム送り
装置において、フィルムカートリッジのフィルム供給ス
プールを駆動することによりフィルムカートリッジから
フィルムを送り出す駆動手段と、フィルムカートリッジ
の前記指標の回転状態を検出する回転検出手段と、前記
駆動手段によりフィルムカートリッジのフィルム供給ス
プールの駆動が開始された後所定時間経過するまでに前
記回転検出手段により前記指標の回転が検出できるか否
かによってフィルムカートリッジのフィルム供給スプー
ルの回転状態を判定する判定手段とを有するフィルム送
り装置とするものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基に説明す
る。
る。
【0006】図6、図7は本発明の実施例のカメラに用
いられる押出し式フィルムカートリッジの斜視図及び上
面図である。
いられる押出し式フィルムカートリッジの斜視図及び上
面図である。
【0007】図6、図7に於て、1はフィルムカートリ
ッジ、2はフィルム供給スプールで、カメラのフォーク
と係合するフォーク係合穴2aを有する。3はフィルム
感度、フィルム規定駒数等のカートリッジ内のフィルム
に関する情報を示すバーコードを備えた、フィルム供給
スプール2と一体的に回転する、コード部材としての円
盤である。
ッジ、2はフィルム供給スプールで、カメラのフォーク
と係合するフォーク係合穴2aを有する。3はフィルム
感度、フィルム規定駒数等のカートリッジ内のフィルム
に関する情報を示すバーコードを備えた、フィルム供給
スプール2と一体的に回転する、コード部材としての円
盤である。
【0008】図2は、本発明の実施例に係わるカメラを
背蓋を外した状態で裏側から見た背面図である。
背蓋を外した状態で裏側から見た背面図である。
【0009】図2中、11はレリーズ・ボタン、12は
ファインダー、13はカメラ本体、14はスプール室、
15はフィルム巻取りスプール、16はフィルムガイド
レール、17はフィルムのパーフォレーションを検出す
るフオトリフレクタ、18はフィルム露光の為のアパー
チャ、19は図6、図7に示した円盤3のバーコードの
明暗を検出するフオトリフレクタ、20は図6のフィル
ムカートリッジ1のフォーク係合穴2aと係合して、フ
ィルム供給スプールを回転させる為のフォーク、21は
フィルムカートリッジ室、22はフィルムカートリッジ
室蓋23の開閉を検出する為のピンであり、後述する図
3のカートリッジ室蓋スイッチ33と連動する。
ファインダー、13はカメラ本体、14はスプール室、
15はフィルム巻取りスプール、16はフィルムガイド
レール、17はフィルムのパーフォレーションを検出す
るフオトリフレクタ、18はフィルム露光の為のアパー
チャ、19は図6、図7に示した円盤3のバーコードの
明暗を検出するフオトリフレクタ、20は図6のフィル
ムカートリッジ1のフォーク係合穴2aと係合して、フ
ィルム供給スプールを回転させる為のフォーク、21は
フィルムカートリッジ室、22はフィルムカートリッジ
室蓋23の開閉を検出する為のピンであり、後述する図
3のカートリッジ室蓋スイッチ33と連動する。
【0010】図3は、図2のカメラの電気回路を示すブ
ロック図である。図3中31は、カメラのシーケンス全
体を制御するマイコン、32は図2のレリーズボタン1
1に連動するレリーズスイッチ、33は前記図2のピン
22に連動してオン、オフするカートリッジ室蓋スイッ
チ、34は測光回路、35は測距回路、36は、前記フ
オトリフレクタ19より前記バーコードの信号を検出す
るバーコードエンコーダー回路、37は前記フオトリフ
レクタ17よりフィルムのパーフォレーションの信号を
検出するエンコーダー回路、38はフィルム給送用のモ
ータ制御回路で、前記フォーク20及びフィルム巻取り
スプール15を駆動して、フィルムの押出し、差上げ、
巻戻しの制御を行う。尚、本実施例の給送系は、特開平
2−67534号等に示されるように、まずフォーク2
0によってフィルムのカートリッジ内からの押出しが行
われ、その後フィルムの先端部がフィルム巻取りスプー
ル15に巻き付くと、フィルムはフィルム巻取りスプー
ル15により、フォーク20より速い速度で巻上げら
れ、その際、フォーク20の駆動力はワンウェイクラッ
チ系により無効化されるものである。39はシャッタ制
御回路、40はレンズ制御回路、41は表示回路であ
る。
ロック図である。図3中31は、カメラのシーケンス全
体を制御するマイコン、32は図2のレリーズボタン1
1に連動するレリーズスイッチ、33は前記図2のピン
22に連動してオン、オフするカートリッジ室蓋スイッ
チ、34は測光回路、35は測距回路、36は、前記フ
オトリフレクタ19より前記バーコードの信号を検出す
るバーコードエンコーダー回路、37は前記フオトリフ
レクタ17よりフィルムのパーフォレーションの信号を
検出するエンコーダー回路、38はフィルム給送用のモ
ータ制御回路で、前記フォーク20及びフィルム巻取り
スプール15を駆動して、フィルムの押出し、差上げ、
巻戻しの制御を行う。尚、本実施例の給送系は、特開平
2−67534号等に示されるように、まずフォーク2
0によってフィルムのカートリッジ内からの押出しが行
われ、その後フィルムの先端部がフィルム巻取りスプー
ル15に巻き付くと、フィルムはフィルム巻取りスプー
ル15により、フォーク20より速い速度で巻上げら
れ、その際、フォーク20の駆動力はワンウェイクラッ
チ系により無効化されるものである。39はシャッタ制
御回路、40はレンズ制御回路、41は表示回路であ
る。
【0011】次に以上の構成の動作をマイコン31の動
作を示す図1のフローチャートに従って説明する。
作を示す図1のフローチャートに従って説明する。
【0012】#1で、カートリッジ室蓋23が閉められ
たかどうかをピン22に連動するカートリッジ室蓋スイ
ッチ33の状態により判別し、カートリッジ室蓋23が
閉められたことを判別すると#2に進み、内部のタイマ
の計時をスタートさせ#3でモータ制御回路38により
フォーク20、フィルム巻取りスプール15の駆動を開
始する。これにより、まずフォーク20によってカート
リッジ室21に装填されたフィルムカートリッジよりフ
ィルムの押出しが行われる。#4では、バーコードエン
コーダ回路36よりフオトリフレクタ19が検出する円
盤3のバーコード信号を入力する。#5では、#4で入
力したバーコード信号に基づいてバーコードの明暗信号
が存在するか否か(バーコードの明暗変化があるか否
か)を判別し、無ければ、円盤3は回転していないとし
て#6に進み、#2で計時を開始したタイマが所定時間
のカウントを終了したか否を判別し終了してないければ
#4に戻り、バーコードエンコーダ回路36よりのバー
コード信号の入力を繰り返す。#6で上記所定時間のカ
ウントを終了したことを判別すると、円盤3は回転不能
であるとして、#7で巻上げ停止を行い、#8で表示回
路41により押出し失敗又はオートローディング(A
L)失敗の表示を行ない#20に進む。
たかどうかをピン22に連動するカートリッジ室蓋スイ
ッチ33の状態により判別し、カートリッジ室蓋23が
閉められたことを判別すると#2に進み、内部のタイマ
の計時をスタートさせ#3でモータ制御回路38により
フォーク20、フィルム巻取りスプール15の駆動を開
始する。これにより、まずフォーク20によってカート
リッジ室21に装填されたフィルムカートリッジよりフ
ィルムの押出しが行われる。#4では、バーコードエン
コーダ回路36よりフオトリフレクタ19が検出する円
盤3のバーコード信号を入力する。#5では、#4で入
力したバーコード信号に基づいてバーコードの明暗信号
が存在するか否か(バーコードの明暗変化があるか否
か)を判別し、無ければ、円盤3は回転していないとし
て#6に進み、#2で計時を開始したタイマが所定時間
のカウントを終了したか否を判別し終了してないければ
#4に戻り、バーコードエンコーダ回路36よりのバー
コード信号の入力を繰り返す。#6で上記所定時間のカ
ウントを終了したことを判別すると、円盤3は回転不能
であるとして、#7で巻上げ停止を行い、#8で表示回
路41により押出し失敗又はオートローディング(A
L)失敗の表示を行ない#20に進む。
【0013】すなわち、これはフィルム先端が、フィル
ムカートリッジ内又はフィルムカートリッジの出口部分
で引掛かり、供給スプール15による押出しが出来ず、
フォーク20の回転も強制的に停止されたと判定するも
のである。
ムカートリッジ内又はフィルムカートリッジの出口部分
で引掛かり、供給スプール15による押出しが出来ず、
フォーク20の回転も強制的に停止されたと判定するも
のである。
【0014】一方、#5でバーコードの明暗が検出され
てた場合はフォーク20が回転しているので#9に進
み、#2のタイマをリセットし#10に進む。
てた場合はフォーク20が回転しているので#9に進
み、#2のタイマをリセットし#10に進む。
【0015】#10では#4で検出されたバーコードの
明暗より、フィルムの規定駒数、フィルム感度等のフィ
ルム情報を入力する。
明暗より、フィルムの規定駒数、フィルム感度等のフィ
ルム情報を入力する。
【0016】#11では、エンコーダ回路37から、フ
ィルムのパーフォレーションの信号を受けて、フィルム
が1駒目まで送られたか否かを判別し、1駒目になると
#12でフィルムの給送を停止する。
ィルムのパーフォレーションの信号を受けて、フィルム
が1駒目まで送られたか否かを判別し、1駒目になると
#12でフィルムの給送を停止する。
【0017】#13ではレリーズボタン11が押された
か否かを検出しており、レリーズスイッチ32がオンに
なると、#14に進む。#14では測光回路34によっ
て、被写体輝度が測定される。#15では測距回路35
によって被写体までの距離が測定される。
か否かを検出しており、レリーズスイッチ32がオンに
なると、#14に進む。#14では測光回路34によっ
て、被写体輝度が測定される。#15では測距回路35
によって被写体までの距離が測定される。
【0018】#16では#15で測定した距離にピント
が合うようにレンズ制御回路15によって不図示のレン
ズを制御する。
が合うようにレンズ制御回路15によって不図示のレン
ズを制御する。
【0019】#17ではシャッタ制御回路39によっ
て、シャッタが制御され、#12で測光した値に応じて
フィルムの露光が行なわれる。
て、シャッタが制御され、#12で測光した値に応じて
フィルムの露光が行なわれる。
【0020】#18では、モータ制御回路38と、エン
コーダ回路38の出力よりフィルムの1駒巻上げを行な
う。
コーダ回路38の出力よりフィルムの1駒巻上げを行な
う。
【0021】#19では内部のカウンタにより撮影でき
るフィルムの駒が全て終了したか否かを判別しており、
終了していなければ#13に戻り、終了していれば#2
0に進む。
るフィルムの駒が全て終了したか否かを判別しており、
終了していなければ#13に戻り、終了していれば#2
0に進む。
【0022】#20ではモータ制御回路38によって、
フィルムの巻戻しが開始され、#21でフオトリフレク
タ17よりエンコーダ回路37に入力されるフィルムの
パーフォレーションの信号に基づいてフィルムがアパー
チャ18上に無くなったか否かを検出し、フィルムが無
くなったことが検出されると#22でフィルムが全てフ
ィルムカートリッジ内に巻き込まれるように所定時間カ
ウントし、その後#23で巻戻し動作を停止する。
フィルムの巻戻しが開始され、#21でフオトリフレク
タ17よりエンコーダ回路37に入力されるフィルムの
パーフォレーションの信号に基づいてフィルムがアパー
チャ18上に無くなったか否かを検出し、フィルムが無
くなったことが検出されると#22でフィルムが全てフ
ィルムカートリッジ内に巻き込まれるように所定時間カ
ウントし、その後#23で巻戻し動作を停止する。
【0023】#24ではカートリッジ室蓋スイッチ33
によりカートリッジ室蓋23が開かれるまで待ち、カー
トリッジ室蓋23が開かれると#1に戻る。
によりカートリッジ室蓋23が開かれるまで待ち、カー
トリッジ室蓋23が開かれると#1に戻る。
【0024】図4は、図1のフローチャートを一部変更
した他の実施例を示すもので、図1のステップと同一の
ステップには同一のステップ番号を付し、説明は省略す
る。
した他の実施例を示すもので、図1のステップと同一の
ステップには同一のステップ番号を付し、説明は省略す
る。
【0025】本実施例のカメラは前述した様にまず、フ
ォーク20で、フィルムカートリッジの供給スプールを
回転させてフィルム先端部をカートリッジ内から押出
し、その後フィルム先端部がカメラのフィルム巻取りス
プール15に巻き付くとフィルムはフォーク20より速
い速度でフィルム巻取りスプール15に巻き取られる。
ォーク20で、フィルムカートリッジの供給スプールを
回転させてフィルム先端部をカートリッジ内から押出
し、その後フィルム先端部がカメラのフィルム巻取りス
プール15に巻き付くとフィルムはフォーク20より速
い速度でフィルム巻取りスプール15に巻き取られる。
【0026】従ってフィルム先端部がカメラの巻取りス
プール15に巻き付いたことはフィルムの給送スピード
が増加したことよって検出することができる。
プール15に巻き付いたことはフィルムの給送スピード
が増加したことよって検出することができる。
【0027】このことに鑑み、図4のフローチャートで
は、#11で1駒目を検出すると、#101に進み、バ
ーコードエンコーダ回路36により検出されるバーコー
ド信号に基づいて、円盤3の回転速度が所定速度より速
くなったか否かを判別し、速くなっていればフィルムが
カメラの巻き取りスプール15に巻き付いたものとして
#12へ進み、速くなっていなければフィルムのスプー
ル15への巻き付きがうまくいかず、ぶか巻き等が発生
したとして#102に進み#8と同様のAL失敗表示を
行ない。#103で巻上げを停止して#20に進む。
は、#11で1駒目を検出すると、#101に進み、バ
ーコードエンコーダ回路36により検出されるバーコー
ド信号に基づいて、円盤3の回転速度が所定速度より速
くなったか否かを判別し、速くなっていればフィルムが
カメラの巻き取りスプール15に巻き付いたものとして
#12へ進み、速くなっていなければフィルムのスプー
ル15への巻き付きがうまくいかず、ぶか巻き等が発生
したとして#102に進み#8と同様のAL失敗表示を
行ない。#103で巻上げを停止して#20に進む。
【0028】図6は、図1のフローチャートを一部変更
した更に他の実施例を示すもので図1のステップと同一
のステップには同一のステップ番号を付し、説明は省略
する。
した更に他の実施例を示すもので図1のステップと同一
のステップには同一のステップ番号を付し、説明は省略
する。
【0029】本実施例に於いては、#201でタイマ
1、タイマ2の計時を、スタートさせる。タイマ1は図
1のタイマと同じである。#202でタイマ1が所定時
間の計時を終了したか否かを判別し、図1の#6と同様
の処理を行なう。#203では図1の#9と同様にタイ
マの計時をリセットする。
1、タイマ2の計時を、スタートさせる。タイマ1は図
1のタイマと同じである。#202でタイマ1が所定時
間の計時を終了したか否かを判別し、図1の#6と同様
の処理を行なう。#203では図1の#9と同様にタイ
マの計時をリセットする。
【0030】#11で1駒目が検出されないと#204
に進みタイマ2の所定時間の計時が終了したか否かを判
定する。終了していなければ、#4に戻り、終了である
と#205に進む。
に進みタイマ2の所定時間の計時が終了したか否かを判
定する。終了していなければ、#4に戻り、終了である
と#205に進む。
【0031】上記タイマ2が計時する所定時間はフィル
ムの押出し開始から1駒目となるまで送られるのに要す
ると予想される時間より多少時間が設定されている。#
205では図1の#8と同様にAL失敗表示を行ない#
206に進む。
ムの押出し開始から1駒目となるまで送られるのに要す
ると予想される時間より多少時間が設定されている。#
205では図1の#8と同様にAL失敗表示を行ない#
206に進む。
【0032】#206では図1の#7と同様に巻上げを
停止し#20に進む。これは、フォーク20が回転して
いてもフィルム先端部がカートリッジ内から出てこない
時、或いはフィルム先端がカメラ内に引掛かりながらも
フォーク20が回転し続けて、フィルムがカートリッジ
内で切れたような場合にAL失敗と判別できるようにし
ている。
停止し#20に進む。これは、フォーク20が回転して
いてもフィルム先端部がカートリッジ内から出てこない
時、或いはフィルム先端がカメラ内に引掛かりながらも
フォーク20が回転し続けて、フィルムがカートリッジ
内で切れたような場合にAL失敗と判別できるようにし
ている。
【0033】以上の実施例に於いて、フォーク20及び
モータ制御回路38が本発明の駆動手段に、フォトリフ
レクタ19及びバーコードエンコーダー回路36が本発
明の回転検出手段に、マイコン31が本発明の判定手段
に、それぞれ相当するが、本発明はこれら実施例に限ら
れるものではなく同様の機能を有するものであればどの
ようなものであってもよいことは言うまでもない。
モータ制御回路38が本発明の駆動手段に、フォトリフ
レクタ19及びバーコードエンコーダー回路36が本発
明の回転検出手段に、マイコン31が本発明の判定手段
に、それぞれ相当するが、本発明はこれら実施例に限ら
れるものではなく同様の機能を有するものであればどの
ようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィルム供給スプールを回転させることによりフィルムを
送り出すと共に前記フィルム供給スプールと一体的に回
転する指標により前記フィルムに関する情報を示すフィ
ルムカートリッジに適用されるカメラ及び、フィルム送
り装置において、フィルムカートリッジのフィルム供給
スプールの駆動が適切に行われなかった場合には、簡単
な構成で速やかにその状態を判定し、フィルムや、フィ
ルム供給スプールの駆動系の破損を防止できるものであ
る。
ィルム供給スプールを回転させることによりフィルムを
送り出すと共に前記フィルム供給スプールと一体的に回
転する指標により前記フィルムに関する情報を示すフィ
ルムカートリッジに適用されるカメラ及び、フィルム送
り装置において、フィルムカートリッジのフィルム供給
スプールの駆動が適切に行われなかった場合には、簡単
な構成で速やかにその状態を判定し、フィルムや、フィ
ルム供給スプールの駆動系の破損を防止できるものであ
る。
【図1】図3のマイコン31の動作を示すフローチャー
ト。
ト。
【図2】本発明の実施例に係わるカメラの背面図。
【図3】図2のカメラの回路を示す回路ブロック図。
【図4】図3のマイコン31の他の動作を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図5】図3のマイコン31の更に他の動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図6】図2のカメラに用いられる押出し式フィルムカ
ートリッジの斜視図。
ートリッジの斜視図。
【図7】図6のフィルムカートリッジの上面図。
1 フィルムカートリッジ 15 フィルム巻取りスプール 17 フォトリフレクタ 19 フォトリフレクタ 20 フォーク 22 ピン 31 マイコン 32 レリーズスイッチ 33 カートリッジ室蓋スイッチ 36 バーコードエンコーダー回路 38 モータ制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 フィルム供給スプールを回転させること
によりフィルムを送り出すと共に前記フィルム供給スプ
ールと一体的に回転する指標により前記フィルムに関す
る情報を示すフィルムカートリッジを使用することので
きるカメラにおいて、フィルムカートリッジのフィルム
供給スプールを駆動することによりフィルムカートリッ
ジからフィルムを送り出す駆動手段と、フィルムカート
リッジの前記指標の回転状態を検出する回転検出手段
と、前記駆動手段によりフィルムカートリッジのフィル
ム供給スプールの駆動が開始された後所定時間経過する
までに前記回転検出手段により前記指標の回転が検出で
きるか否かによってフィルムカートリッジのフィルム供
給スプールの回転状態を判定する判定手段とを有するこ
とを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 フィルム供給スプールを回転させること
によりフィルムを送り出すと共に前記フィルム供給スプ
ールと一体的に回転する指標により前記フィルムに関す
る情報を示すフィルムカートリッジに適用されるフィル
ム送り装置において、フィルムカートリッジのフィルム
供給スプールを駆動することによりフィルムカートリッ
ジからフィルムを送り出す駆動手段と、フィルムカート
リッジの前記指標の回転状態を検出する回転検出手段
と、前記駆動手段によりフィルムカートリッジのフィル
ム供給スプールの駆動が開始された後所定時間経過する
までに前記回転検出手段により前記指標の回転が検出で
きるか否かによってフィルムカートリッジのフィルム供
給スプールの回転状態を判定する判定手段とを有するこ
とを特徴とするフィルム送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3095352A JP2810555B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | カメラ及びフィルム送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3095352A JP2810555B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | カメラ及びフィルム送り装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8325329A Division JPH09171209A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | カメラ及びフィルム送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04324432A JPH04324432A (ja) | 1992-11-13 |
JP2810555B2 true JP2810555B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=14135275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3095352A Expired - Fee Related JP2810555B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | カメラ及びフィルム送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2810555B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5580011A (en) * | 1995-05-24 | 1996-12-03 | Eastman Kodak Company | Film spool with built-in audible indicator for verifying film loading in a camera |
JPH09274232A (ja) * | 1996-04-02 | 1997-10-21 | Minolta Co Ltd | フィルムカートリッジを使用するカメラ |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP3095352A patent/JP2810555B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04324432A (ja) | 1992-11-13 |
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